JP2003134910A - 側条施肥機 - Google Patents

側条施肥機

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JP2003134910A JP2002166019A JP2002166019A JP2003134910A JP 2003134910 A JP2003134910 A JP 2003134910A JP 2002166019 A JP2002166019 A JP 2002166019A JP 2002166019 A JP2002166019 A JP 2002166019A JP 2003134910 A JP2003134910 A JP 2003134910A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗用田植機の運転席と植付部の間に配設した
側条施肥機において、ステップの形成された車体カバー
より下方に配置した肥料繰出量調量のための無段変速装
置を車体カバー上方から操作可能とする。 【解決手段】 無段変速装置34を介して伝動すること
で肥料繰出の調量を行う構成の肥料繰出装置を備えたミ
ッドマウント式の側条施肥機30において、調量操作部
材(29)と無段変速装置34の操作部材(34a)を
同軸上に構成し、これらの操作部材を接続する伝動部材
(52)の中途部に設けたギヤ28と、肥料繰出量のイ
ンジケータ23に形成したギヤ部23aが噛合するよう
に構成し、車体カバー20のインジケータ23が視認可
能な切欠部20aを伝動部材(52)が貫通し、車体カ
バー20より調量操作部材(29)が上方に位置するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、田植機に搭載し、
移植と同時に施肥するための側条施肥機の構造に関し、
特に、条止めクラッチの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行車両の後部に植付部を昇降自
在に連結し、走行車両の後部且つ植付部の前方に側条施
肥機を装備して、植付作業と同時に施肥作業を行う乗用
型田植機が存在している。一般的に、施肥機は肥料ホッ
パと、その下部に位置する肥料繰出装置と、該肥料繰出
装置に接続された施肥用ホースを具備し、施肥用ホース
先端に設けた側条作溝器より泥土層に施肥するように構
成されている。施肥繰出装置から供給される肥料の調量
機構として、特開平8−224005号公報では、繰出
量調整レバー及び螺子軸を施肥機前方から後方へ突出す
るように設け、該繰出量調整レバー及び螺子軸と施肥繰
出装置を駆動する繰出軸とをリンクで連結し、このリン
ク比を調整することによって調量する構成としたものが
提案されている。しかしながら、このようにリンク比を
調整することで供給される肥料を調量する構成では、微
調整が困難であり、構造も複雑となってしまっていた。
そこで、施肥繰出装置を駆動する繰出軸の駆動源に無段
変速装置を備えて、繰出軸に伝達する動力を変速するこ
とで、肥料繰出装置から供給される肥料の調量を行うよ
う構成して、微調整を可能とすることが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く無段変速装
置を利用した場合、車体カバーの運転席周辺に形成され
たステップを足場として行う苗継ぎ作業や肥料補給作
業、並びに、植付部やその周辺に配設される構成部品の
多さを考慮すれば、該無段変速装置は施肥機前方であっ
て車体カバー下方に配置するのが最適である。しかしな
がら、無段変速装置を車体カバー下方に配設すると、繰
出量調整の度に作業者は機体を降りて調量作業をしなけ
ればならなくなり、手間のかかる作業となってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、走行車両の後
部に植付部を昇降自在に連結した田植機の、走行車両の
後部且つ植付部の前方に装備した側条施肥機において、
駆動源側より無段変速装置を介して肥料繰出装置に伝動
すると共に、無段変速装置を変速することで肥料繰出の
調量を行うように構成し、車体カバー上面と略同一又は
車体カバー上面より上方に前記無段変速装置の操作部材
を延出し、車体カバーよりも下方に肥料繰出量のインジ
ケータを設けたものである。
【0006】請求項2においては、前記車体カバーにイ
ンジケータが視認可能な切欠部を設けたものである。
【0007】請求項3においては、調量操作部材と無段
変速装置の操作部材を同軸上に構成し、これらの操作部
材を接続する伝動部材の中途部に設けたギヤと、肥料繰
出量のインジケータに形成したギヤ部が噛合するように
したものである。
【0008】請求項4においては、調量操作部材と無段
変速装置の操作部材を別軸上に構成し、これらの軸上に
それぞれ設けられたギヤと、肥料繰出量のインジケータ
に設けたギヤ部が噛合するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を基に説明する。図1は本発明に係る乗用
田植機の全体側面図、図2は同じく平面図、図3は車体
フレームとミッションケースの概略斜視図である。図4
は側条施肥機の正面図、図5は同じく概略平面図、図6
は同じく左側面図、図7は同じく左側面拡大図、図8は
同じく左側面断面図、図9は側条施肥機の動力取り出し
構成を示す左側面図、図10は側条施肥機の伝動機構を
示す正面断面図である。図11は施肥量の調量操作機構
を示す左側面図、図12は同じく図11におけるX矢視
図、図13は同じく図11におけるY矢視図である。図
14は駆動ケースを逆向きに取り付けた状態を示す図、
図15はベベルギヤを逆向きに取り付けた状態を示す図
である。図16は施肥量の調量操作機構の第2実施例を
示す左側面図、図17は同じく平面図、図18は車体カ
バーを示す平面図である。図19は施肥量の調量操作機
構の誘導溝をC字状に形成した状態を示す平面図であ
る。図20は安全クラッチ装置を示す拡大断面図であ
る。
【0010】初めに、本実施例に係る乗用田植機の全体
構成について、図1乃至図3を用いて説明する。但し、
本実施例は四条植え式の植付部9を搭載する乗用田植機
であり、従って、後述する側条施肥機30には四組の施
肥ユニット48・48・・が具備されるが、これに限定
されるものではなく、植付部9は六条植え式や八条植え
式であってもよく、このとき側条施肥機30には条数に
対応する施肥ユニット48・48・・を備えるものとす
る。
【0011】乗用田植機は、走行車両1と、該走行車両
1の後部に連結した植付部9とで構成されている。そし
て、走行車両1の前部及び後部にはそれぞれ前輪2・2
と後輪3・3とが懸架され、車体フレーム4の前部には
動力部であるエンジン5が搭載されてボンネット22で
覆われている。前記ボンネット22の両側には予備苗載
台90が配設され、同じくボンネット22の後上方には
操向ハンドル8が配設されている。そして、操向ハンド
ル8の周囲であってボンネット22には主変速レバー7
5、全動力を入切操作可能な苗継ぎレバー76、アクセ
ルレバー72等が配設され、該操向ハンドル8の左側下
方には主クラッチペダル74、同じく右側下方にブレー
キペダル73が配設されている。
【0012】エンジン5後方であって車体フレーム4の
左右略中央には前後方向に長く形成したミッションケー
ス6が配置されており、該ミッションケース6の前部で
前輪2・2が支持され、後部で後輪3・3が支持されて
いる。ミッションケース6は、ボンネット22後方且つ
運転席7前方に位置するステップ20c、運転席の側方
に位置するステップ20b・20b及び運転席7を設置
するための台座を一体的に形成した車体カバー20によ
って覆われており、該車体カバー20の後上部には運転
席7が設けられている。さらに、車体カバー20の運転
席7側方には植付部9の昇降・植付の入切・植付時の変
速・線引きマーカ等の操作を行うシフトレバー77や油
圧感度調節レバー141等が設けられている。
【0013】前記走行車両1の後部には、植付部9を構
成する植付伝動フレーム92が、該植付伝動フレーム9
2の前部にローリング支点軸17を介して設けられたヒ
ッチ94の上部に枢支されたトップリンク11と、同じ
くヒッチ94の下部に枢支されたロワリンク12とで構
成された昇降リンク機構10を介して連結されている。
【0014】前記昇降リンク機構10を構成するトップ
リンク11は、車体フレーム4を構成する背面視逆U字
状のリアフレーム43の上部に固設された取付部43a
に軸支される。一方、ロワリンク12は、該ロワリンク
12の前部に設けられた側面視三角状の支持体12aの
前部が、前記リアフレーム43の下部に軸支され、該支
持体12aの上部には、昇降リンク機構10を昇降駆動
させる昇降シリンダ15が連結されている。
【0015】なお、リアフレーム43は昇降リンク機構
10の支持部として利用されると共に、取付プレート3
9を介して前記ミッションケース6の後部に一体的に設
けられているリアアクスルケース38が連結されてい
る。そして、リアフレーム43の上方であって、運転席
7と植付部9の間には後述する側条施肥機30が配設さ
れている。
【0016】上述の如く走行車両1の後部に連結された
植付部9は、四条植え式の苗載台91や複数の植付爪9
3・93・・・等から構成されており、前高後低に配設
した苗載台91を、下部レール95及びガイドレール9
6を介して植付伝動フレーム92に左右往復摺動自在に
支持させると共に、ロータリケース93a・93a・・
の回転により先端が楕円状軌跡を描いて回転しながら苗
を植え付ける植付爪93・93・・・を、植付伝動フレ
ーム92の後部に配設している。
【0017】植付部9の下部には、センターフロート9
7とサイドフロート98・98が配設されている。前記
センターフロート97は、走行車両1の左右中心線上に
配置され、センターフロート97の左右対称位置にサイ
ドフロート98・98が配設されて、植付部9の左右の
バランスを良好に保ち、植え付け姿勢を安定させて、正
確に植え付けができるようにしている。そして、前記サ
イドフロート98・98には各植付条における苗の植え
付け部位に隣接する側条作溝器33・33・・が設けら
れ、該側条作溝器33・33・・は接地面よりも下方側
に向けて泥土層に入り込み、肥料を供給するための溝を
形成しながら、前記側条施肥機30から搬送ホース32
・32・・を介して送られた肥料を泥土層に施肥するよ
うにしている。
【0018】このようにして、上述の乗用田植機は、エ
ンジン5の動力を利用して前輪2・2及び後輪3・3を
走行駆動して走行移動させると共に、左右に往復摺動可
能な苗載台91から一株分の苗を植付爪93・93・・
・によって取り出して連続的に苗を植え付け、さらに、
植え付けと同時に施肥できるように構成されている。
【0019】ここで、本発明に係る側条施肥機30につ
いて説明する。まず、側条施肥機30の支持構成から説
明する。図3に示す如く、前記車体フレーム4の構成部
材である左右の前後フレーム44・44の後部には背面
視逆U字状のリアフレーム43が固設されており、該リ
アフレーム43左右両側部には、平面L字状のステップ
支持フレーム109・109が固設され、その連結部は
それぞれ支持ブラケット108・108によって補強さ
れている。そして、左右の支持ブラケット108・10
8にステーを介して機体左右方向に施肥下部フレーム1
06cを横架している。なお、側条施肥機30を田植機
に装備しないときは前記支持ブラケット108・108
に図示せぬリヤデッキを支持させて車体カバー20を後
方へ延設することができる。
【0020】さらに、施肥下部フレーム106cの左右
両端には、施肥サイドフレーム101L・101Rが設
けられ、施肥下部フレーム106cと同様に施肥前部フ
レーム106a及び施肥後部フレーム106bがそれぞ
れ施肥サイドフレーム101L・101R間に架設され
ている。そして、施肥前部フレーム106aで後述する
肥料繰出ケース47の前部を、施肥後部フレーム106
bで肥料繰出ケース47の後部を、施肥下部フレーム1
06cで肥料繰出ケース47の下部を支持している。そ
して、これら施肥前部フレーム106a、施肥後部フレ
ーム106b、施肥下部フレーム106c及び施肥サイ
ドフレーム101L・101R等で施肥フレーム106
を構成している。
【0021】前記左右の施肥サイドフレーム101L・
101Rにはエアタンク51を貫入するための孔が穿設
されており、また、左側の施肥サイドフレーム101L
には送風機50を支持するための取付部103が固設さ
れており、ここに送風機50の前部に設けたステー10
4が着脱自在且つ回動自在に取り付けられている。ま
た、送風機50の側部に設けた固定プレート102をサ
イドフレーム101Lに螺結して、送風機50とサイド
フレーム101Lとを固定している。エアタンク51と
送風機50は施肥サイドフレーム101Lを介して内部
で連通している。このようにして、上述の如く構成され
た施肥フレーム106にエアタンク51及び送風機50
を装備し、さらに、肥料ホッパ49・49・・及び肥料
繰出ケース47・47・・等を装備して側条施肥機30
を構成する。
【0022】図1、図4及び図5に示す如く、側条施肥
機30には、粉粒状の肥料を貯溜する肥料ホッパ49
と、肥料繰出部であって肥料を所定量ずつ繰り出す肥料
繰出装置を内装する肥料繰出ケース47と、フロート9
7・98・98の側条作溝器33にフレキシブル型搬送
ホース32を介して肥料を排出させるターボブロワ型の
送風機50と、円筒形のエアタンク51とを備えると共
に、該エアタンク51一側端(本実施例においては左
側)に前記送風機50を取り付け、四条分四組の肥料繰
出ケース47・47・・をエアタンク51上方に配設し
ている。そして、前記肥料ホッパ49、肥料繰出ケース
47、及び搬送ホース32などから施肥ユニット48が
構成され、該施肥ユニット48は機体左右方向に並設し
て配置されている。
【0023】ここで、前記施肥ユニット48・48・・
について説明する。但し、施肥ユニット48・48・・
は略等しい構成であるので、そのうち一組の施肥ユニッ
ト48を用いてその構造を詳細に説明する。図6乃至図
8に示す如く、施肥ユニット48に具備される肥料繰出
ケース47の上面前側の入口47aには、肥料ホッパ4
9の下部出口49aを嵌着させる一方、肥料繰出ケース
47の下面には、前傾状(上端側が前、下端側が後方向
に傾斜)の底蓋56を着脱自在に固定させている。該底
蓋56は、硬質合成樹脂製で漏斗型(逆円錐型)に形成
されると共に、底蓋56下部には、ジョイント部56b
が一体成形されており、底蓋56とジョイント部56b
は小さな口面積の出口56aを介して連通されている。
【0024】そして、該ジョイント部56b前端部は、
前記エアタンク51に前端部を嵌着させる接合パイプ5
9後端部に連結接続されると共に、ジョイント部56b
後端部には、前記搬送ホース32が嵌着されており、前
記送風機50からの空気をエアタンク51からジョイン
ト部56b及び搬送ホース32に吹き出させ、底蓋56
の出口56aからジョイント部56b中間に落下する肥
料を、搬送ホース32を介して側条作溝器33位置まで
空気搬送するように構成している。
【0025】さらに、肥料繰出装置として、取入口61
aを有する入口板61と、同一円周上に複数の繰出口6
3a・63a・・を有する繰出板63と、排出口65a
を有する出口板65とを備え、略円形平板状の前記各板
61・63・65を肥料繰出ケース47と底蓋56との
間に前傾且つ多層状に配設させている。
【0026】そして、肥料繰出ケース47の内部に繰出
軸66を前傾姿勢で回転自在に軸支させ、各板61・6
3・65の中央部に繰出軸66下端側を貫通させ、入口
板61と出口板65を肥料繰出ケース47に係止させ、
各板61・65に対して繰出軸66を遊転させると共
に、繰出板63を繰出軸66に係合軸支させ、繰出軸6
6によって繰出板63を強制的に回転させて、取入口6
1aから繰出口63aに入った肥料を排出口65aに移
動させて出口56a方向に落下させるように構成してい
る。
【0027】また、肥料繰出ケース47前部には残留肥
料取出口47eを開設しており、ここから施肥作業終了
後に肥料ホッパ49及び肥料繰出ケース47内の残留肥
料を外部に確実に排出除去するようにしている。図8に
示す如く、残留肥料取出口47eにはシャッター82が
備えられており、シャッター操作レバー84を操作する
ことによってシャッター82を開閉できるように構成し
ている。このようにして、シャッター82を開閉するこ
とで残留肥料取出口47eの開閉を行うようにしてい
る。
【0028】前記残留肥料取出口47eには、合成樹脂
素材(例えば、硬質ゴム等)で構成されたエルボ管85
が連結され、該エルボ管85には、フレキシブル型排出
用ホース86が連結されており、残留肥料排出作業時に
は、排出用ホース86を機体側方に延ばした状態にして
排出する。また、施肥フレーム106左右両側下部より
前下方へ突出した状態に設けたホースクランプ105・
105で排出用ホース86・86・・を支持させて該排
出用ホース86・86・・を機体側方へ保持させた状態
で残留肥料排出作業を行うこともでき、このときホース
クランプ105・105により排出用ホース86・86
・・が拘持されることで排出用ホース86・86・・が
安定した状態で残留肥料が排出される。なお、排出用ホ
ース86・86・・を収納するときには、図4及び図5
に示す如く、該排出用ホース86・86・・を曲げて前
記施肥前部フレーム106aに固定したホースクランプ
89・89・・にその先端を挟持させて車体カバー20
後端上方であって側条施肥機30の前方に収納する。
【0029】次に、側条施肥機30の肥料繰出装置への
伝動機構について説明する。図8乃至図10に示す如
く、側条施肥機30を駆動する駆動源となるエンジン5
からの出力は、ミッションケース6の前後中途部に設け
られた動力取り出し機構31によって植付部9側と側条
施肥機30側とに分岐して取り出される。中間軸35に
より取り出された側条施肥機30への動力は中間軸35
後端に連結された無段変速装置入力軸34bによって後
述する無段変速装置34に入力され、該無段変速装置3
4により変速された動力は、無段変速装置出力軸34c
に連結された伝動軸37bに伝達され、さらに、該伝動
軸37b後端に設けたベベルギヤ37aと変速出力軸3
6上に設けられたベベルギヤ36aを介して変速出力軸
36に伝達される。この間に、無段変速装置34により
肥料繰出ケース47より繰り出される肥料の繰出量を調
整し、さらに、安全クラッチ装置37が伝動軸37bに
作用するようにしている。
【0030】前記安全クラッチ37にはトルクリミッタ
ーが使用されており、側条施肥機30に設定以上のトル
クがかかると動力の伝達を断ち、大きな負荷により部品
が破損することを防止するようにしている。安全クラッ
チ37は、図20に示したように、固定側クラッチ体5
8、摺動側クラッチ体60、該両クラッチ体58・60
が係合するように付勢する弾性部材となるバネ62等で
構成されている。固定側クラッチ体58は前記無段変速
装置出力軸34cの後端延長上に連結固定され、該固定
側クラッチ体58の後端のフランジ部後面にクラッチボ
ール67が嵌合されている。また、摺動側クラッチ体6
0は前端のフランジ部前面に前記クラッチボール67を
係合可能とする凹部が形成されるとともに、伝動軸37
b上にスプライン嵌合されて軸方向に摺動自在に嵌合さ
れ、該伝動軸37bの前端は固定側クラッチ体58の軸
心部に回転自在に遊嵌されている。該伝動軸37b上に
バネ62を外嵌して摺動側クラッチ体60を固定側クラ
ッチ体58に押しつけてクラッチ「入」側に付勢してい
る。該伝動軸37bの後端にベベルギヤ37aを形成し
て、ベベルギヤ36aと噛合して変速出力軸36に動力
を伝える構成としている。このような構成において、伝
動トルクが設定値以下の場合は、両クラッチ体58・6
0が係合して伝動軸37bへ動力が伝達される。しか
し、側条施肥機30への伝動トルクが設定値以上になる
と、バネ62の弾性力に抗して摺動側クラッチ体60が
移動され、両クラッチ体58・60の噛合が外れて、伝
動軸37bへ動力が伝達されなくなる。
【0031】そして、変速出力軸36は、回転軸40を
介して施肥フレーム106の左右略中央に配設した支持
プレート106dに固定した駆動ケース46より突設し
た繰出入力軸41に連結連動される。該繰出入力軸41
の他端は、図10、図14に示すように、駆動ケース4
6内においてベベルギヤ42aが固設され、該ベベルギ
ヤ42aは機体左右方向に延設された繰出駆動軸45上
に固設されたベベルギヤ42bと噛合して連結連動され
て繰出駆動できるようにしている。
【0032】そして、図14、図15に示したように、
前記ベベルギヤ42b(または駆動ケース46ととも
に)は図10のベベルギヤ42bに対して左右逆向きに
取り付け可能となっている。これは設計上、走行車両1
の動力取出軸または伝動軸の回転方向が逆になった場
合、そのまま動力を伝達すると繰出駆動できなくなるの
で、伝達回転方向が逆の場合には、このベベルギヤ42
bを逆向きに取り付けて、繰出駆動軸45に伝達される
回転を逆向きとするのである。なお、図15は、駆動ケ
ース46の向きは変えずに、駆動ケース46内部のベベ
ルギヤ42bのみ逆向きに取り付けた構成を示してい
る。このように、ベベルギヤ42(と駆動ケース46)
を逆向きに取り付けることで、伝達する側と伝達される
側の回転方向を変えることができ、部品を変更すること
なく、PTO軸の回転が逆向きの田植え機にも、駆動ケ
ース46やベベルギヤ42の取り付け方向の変更のみ
で、容易に対応させることができる。
【0033】そして、前記繰出駆動軸45より伝達され
てきた動力が、一対のベベルギヤ68を介して、前記繰
出軸66を駆動すると、肥料ホッパ49内の肥料は所定
の繰出量だけジョイント部56b中間に落下し、落下し
た肥料は、そのまま搬送ホース32を介して側条作溝器
33位置まで空気搬送される。
【0034】なお、繰出駆動軸45は複数の軸45a・
45b・45c・・・から成り、これらは連結具69に
より連結されると共に、隣接する各施肥ユニット48・
48・・間には、軸間にクラッチ装置70が介設されて
おり、側条施肥機30の前方に位置するユニットクラッ
チレバー81・81によって、左右二条分の施肥ユニッ
ト48・48を選択的に駆動可能な構成としている。
【0035】ここで、前記無段変速装置34の変速操
作、すなわち、肥料繰出ケース47内部に構成された肥
料繰出装置による肥料の繰出量の調量操作機構53につ
いて説明する。図11乃至図13に示す如く、無段変速
装置34には前上方に向かって延出する操作部材である
変速操作軸34aが設けられている。そして、変速操作
軸34aには伝動軸52が連結されて、その上端には調
量操作部材である調量ダイヤル29が嵌装されている。
従って、調量ダイヤル29を回動操作すると、変速操作
軸34aも同様に回動して、無段変速装置34の変速の
調整をすることができるようにしている。
【0036】無段変速装置34の前面に固定されたブラ
ケット26には側断面コ字状のステー25が固定され、
該ステー25には、繰出量のインジケータ23が支承さ
れている。そして、断面コ字状に形成された前記ステー
25の開放側には、ステー25を上下に貫通する筒状部
材25aが固定されており、該筒状部材25aに前記伝
動軸52が貫入している。このように、ブラケット26
及びステー25で、伝動軸52や変速操作軸34a等の
伝達部材を上方まで支持することで、これらの撓みやガ
タつきを防止している。なお、ブラケット26とステー
25をボルト27・27により締結しているが、ステー
25に穿設された螺合孔に幾分の調節代をもたせること
で、無段変速装置34の取付誤差を吸収することがで
き、また、伝動軸52や変速操作軸34a等の伝達部材
を両持ち支持することでこじれを防ぎ、調量ダイヤル2
9の回動操作に必要な力を必要以上に増加させることを
防止している。
【0037】そして、前記ステー25の上方において伝
動軸52に駆動ギヤ28が嵌装され、伝動軸52上端を
後述する切欠孔20aより上方に突出して調量ダイヤル
29を固設して、車体カバー20上面よりも上方に位置
するようにしている。該調量ダイヤル29を回動させる
と伝動軸52と駆動ギヤ28と変速操作軸34aとが同
様に同軸上で回動するように構成されている。前記駆動
ギヤ28は、円盤状をしたインジケータ23の外周部に
一体的に形成されたギヤ部23aに噛合しており、駆動
ギヤ28の回動によりステー25に枢支されたインジケ
ータ23が回動するように構成されている。すなわち、
調量ダイヤル29を回動すると、インジケータ23と変
速駆動軸が連動して回動するように構成されているので
ある。そして、該ギヤ部23aは前記駆動ギヤ28より
大径として、その歯数も多くして、駆動ギヤ28を一回
転してもギヤ部23aは一回転しないようして、つま
り、大きく減速できるようにして、調節するために調量
ダイヤル29を多く回転してもインジケータ23は少量
しか回転せず、微調節ができるようにして調節精度が高
くなるようにしている。
【0038】なお、前記インジケータ23の上面には目
盛りが付される。インジケータ23裏面には、インジケ
ータ23と同心円状の誘導溝23bが形成されている。
誘導溝23bには、前記ステー25から略上方へ向かっ
て突出するよう設けられたピン24aが嵌入し、インジ
ケータ23の回動を安定させると共に、ピン24aによ
り下方からインジケータ23を支持して、駆動ギヤ28
の回動がインジケータ23のギヤ部23aに良好に伝達
されるようにしている。なお、図19に示すように、イ
ンジケータ23は設定範囲角度以上に回転できないよう
に、誘導溝23bを形成することもできる。つまり、前
記誘導溝23bをC字状に形成して遊動溝23b’と
し、該嵌合溝23b’の末端部分にピン24aが当接す
ることでインジケータ23の回転が規制されて、インジ
ケータ23が360°以上回転できないようにしてい
る。よって、必要以上に回転して、無段変速装置に支障
をきたさないようにし、また、インジケータ23の回転
範囲が限定され、施肥量の調整範囲を限定することがで
きる。また、前記ピン24aはボルトにより構成するこ
とができ、着脱可能とし、ボルトを外すことで、規制を
解除することもできる。そして、目盛り指示部材25c
が、ステー25の一部を下方へ曲折させて形成したブラ
ケット25dに螺設されており、該目盛り指示部材25
cが指し示す数値を目安に調量ダイヤル29を回動して
調量操作する。
【0039】上述の如く構成した調量操作機構53は、
非常に簡易な構成でありながら確実に動作し、さらに、
部品点数が少なく組み立ても簡単であり、安価に製造す
ることが可能となる。そのうえ、インジケータ23に一
体的にギヤ部23aを形成しているので、構造をより簡
易なものにしている。
【0040】そして、上述の如く配設されたインジケー
タ23は車体カバー20上面より下方に配設されるが、
インジケータ23を車体カバー20の上方から目視でき
るように、図5に示す如く、車体カバー20には目視孔
としての切欠部20aが形成されている。該切欠部20
aからインジケータ23の目盛りを確認することがで
き、また、切欠部20aの開口径は調量ダイヤル29の
径より大きく、該切欠部20aから伝動軸52とその先
端に設けられた調量ダイヤル29が突出している。従っ
て、作業者は車体カバー20に形成された運転席7側方
のステップ20b・20bを足場にして車体カバー20
の上方から、切欠部20aを覗き込みながら調量ダイヤ
ル29を回動させて、施肥される肥料の調量を行うので
ある。
【0041】なお、インジケータ23は車体カバー20
上面より下方に配設され、調量ダイヤル29は車体カバ
ー20上面と略同一高さ又は車体カバー20上面より上
方に配設されるが、調量ダイヤル29はそれよりも十分
径の大きい切欠部20aを通ることができるので、車体
カバー20を車体フレーム4より外すときに、インジケ
ータ23や調量ダイヤル29がこれを阻害することがな
い。また、車体カバー20より下方に配設されたインジ
ケータ23は、車体カバー20に形成された運転席7側
方のステップ20b・20bを足場にして行う苗継ぎ作
業や施肥機への肥料補給作業において作業者に踏まれて
損傷することなく、作業者の足元の邪魔となることがな
い。
【0042】また、図9に示す64は燃料タンクであ
り、該燃料タンク64のキャップ64も、前記調量ダイ
ヤル29と同様に、車体カバー20より突出した状態で
あって運転席7の下方に配設されている。燃料タンク6
4のキャップ64aは運転席7の下方に位置するため、
雨等の水が掛かることを防ぐように配置され、さらに、
車体カバー20を車体フレーム4より外さずとも、運転
席7を前方へ回動させるだけで燃料タンクへの燃料補給
作業ができるようにしている。
【0043】また、例えば、乗用田植機が八条植え式や
十条植え式等の大型であるときには、無段変速装置34
が運転席7から大きく外れた位置に配設されることがあ
る。このとき、上述の実施例の如く、無段変速装置34
の変速操作軸34aと調量ダイヤル29とを同軸上に構
成すると、調量ダイヤル29が運転席7から大きく外れ
て、調量ダイヤル29の操作がし難くなることがある。
そこで、調量ダイヤル29と無段変速装置34の変速操
作軸34aとを別軸上に設けて、調量ダイヤル29の配
置を比較的自由に選択することができるようにすること
もできる。このときの調量操作機構53aを第2実施例
として以下に示す。
【0044】図16及び図17に示す如く、無段変速装
置34から上方に突出した変速操作軸34aの上端に伝
動軸52を延設し、該伝動軸52上にギヤ55を嵌装す
る。そして、該ギヤ55はインジケータ23の外周部に
一体的に形成されたギヤ部23aに噛合して、すなわ
ち、インジケータ23の回動によりギヤ55が回動して
変速操作軸34aが回動するように構成されている。一
方、上端部に調量ダイヤル29を嵌装した伝動軸57を
変速操作軸34aと並行に配置し、該伝動軸57上にも
ギヤ54を嵌装し、該ギヤ54をインジケータ23の外
周部に一体的に形成されたギヤ部23aに噛合させる。
つまり、調量ダイヤル29の伝動軸57は前記伝動軸5
2に対してオフセットして配置される。従って、調量ダ
イヤル29を回動すると、該調量ダイヤル29と同軸上
に位置するギヤ54が回動し、該ギヤ54によって回転
駆動されたインジケータ23によって変速操作軸34a
と同軸上に配設されたギヤ55が回動して変速操作軸3
4aを回動させる。すなわち、調量ダイヤル29の回動
は、インジケータ23のギヤ部23aに噛合する二個の
ギヤ54・55によって変速操作軸34aに伝達される
のである。
【0045】なお、調量ダイヤル29と変速操作軸34
aの相対的な配置は本実施例に限定されるものではな
く、調量ダイヤル29と同軸上に設けられたギヤ55
と、変速操作軸34aと同軸上に設けられたギヤ54が
インジケータ23のギヤ部23aと噛合する位置にあれ
ば構わない。すなわち調整ダイヤル29は、インジケー
タ23の外周上で任意に位置選択可能である。なお、イ
ンジケータ23の径を変えて、外周の位置を変更するこ
ともできる。さらに、構造は多少複雑になるが、調量ダ
イヤル29と同軸上に設けられたギヤ55とインジケー
タ23のギヤ部23a、又は、変速操作軸34aと同軸
上に設けられたギヤ54とインジケータ23のギヤ部2
3aの間にさらなるギヤを介せば、必ずしも調量ダイヤ
ル29と同軸上に設けられたギヤ55と、変速操作軸3
4aと同軸上に設けられたギヤ54がインジケータ23
のギヤ部23aと噛合する位置にある必要はなく、調量
操作機構53aにおける調量ダイヤル29と変速操作軸
34aの配置を自由に決定することができる。また、ベ
ベルギヤやウォームギヤ等を用いることにより変速操作
軸34aの突出方向を変更して、座席7側へ向けたり、
近づけたりすることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0047】即ち、請求項1に示す如く、走行車両の後
部に植付部を昇降自在に連結した田植機の、走行車両の
後部且つ植付部の前方に装備した側条施肥機において、
駆動源側より無段変速装置を介して肥料繰出装置に伝動
すると共に、無段変速装置を変速することで肥料繰出の
調量を行うように構成し、車体カバー上面と略同一又は
車体カバー上面より上方に前記無段変速装置の操作部材
を延出し、車体カバーよりも下方に肥料繰出量のインジ
ケータを設けたので、作業者は機体から降りることなく
車体カバー上方から調量操作を行うことができ、また、
車体カバーに形成された運転席側方のステップを足場に
して行う苗継ぎ作業や施肥機への肥料補給作業において
インジケータが作業者に踏まれて損傷することなく、作
業者の足元の邪魔となることがない。
【0048】請求項2に示す如く、前記車体カバーにイ
ンジケータが視認可能な切欠部を設けたので、作業者は
機体から降りることなく車体カバー上方からインジケー
タを視認することができる。
【0049】請求項3に示す如く、調量操作部材と無段
変速装置の操作部材を同軸上に構成し、これらの操作部
材を接続する伝動部材の中途部に設けたギヤと、肥料繰
出量のインジケータに形成したギヤ部が噛合するように
したので、簡易な構成により無段変速装置の操作部材と
調量操作部材とインジケータとを確実に連動させること
ができる。
【0050】請求項4に示す如く、調量操作部材と無段
変速装置の操作部材を別軸上に構成し、これらの軸上に
それぞれ設けられたギヤと、肥料繰出量のインジケータ
に設けたギヤ部が噛合するようにしたので、調量操作部
材と無段変速装置の操作部材を離れた位置に構成するこ
とができ、すなわち、調量操作部材の配置を比較的自由
に選択することができ、より作業者の操作しやすい位置
に調量操作部材を配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗用田植機の全体側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】車体フレームとミッションケースの概略斜視
図。
【図4】側条施肥機の正面図。
【図5】同じく概略平面図。
【図6】同じく左側面図。
【図7】同じく左側面拡大図。
【図8】同じく左側面断面図。
【図9】側条施肥機の動力取り出し構成を示す左側面
図。
【図10】側条施肥機の伝動機構を示す正面断面図。
【図11】施肥量の調量操作機構を示す左側面図。
【図12】同じく図11におけるX矢視図。
【図13】同じく図11におけるY矢視図。
【図14】駆動ケースを逆向きに取り付けた状態を示す
図。
【図15】ベベルギヤを逆向きに取り付けた状態を示す
図。
【図16】施肥量の調量操作機構の第2実施例を示す左
側面図。
【図17】同じく平面図。
【図18】車体カバーを示す平面図。
【図19】施肥量の調量操作機構の誘導溝をC字状に形
成した状態を示す平面図。
【図20】安全クラッチ装置を示す拡大断面図。
【符号の説明】
20 車体カバー 20a 切欠部(目視孔) 20b・20c ステップ 23 インジケータ 23a ギヤ部 28 駆動ギヤ 29 調量ダイヤル(調量操作部材) 30 側条施肥機 34 無段変速装置 34a 変速操作軸(操作部材) 47 肥料繰出ケース 47e 残留肥料取出口 48 施肥ユニット 49 肥料ホッパ 52 伝動軸(伝動部材) 53(53a) 調量操作機構 54 ギヤ 55 ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B052 BC05 BC08 BC09 BC16 DB08 DC07 EA02 EB02 EB09 EB12 2B060 AA10 AC03 AD09 BA04 BA09 BB06 CB18 CC08 2B062 AA02 AB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両の後部に植付部を昇降自在に連
    結した田植機の、走行車両の後部且つ植付部の前方に装
    備した側条施肥機において、駆動源側より無段変速装置
    を介して肥料繰出装置に伝動すると共に、無段変速装置
    を変速することで肥料繰出の調量を行うように構成し、
    車体カバー上面と略同一又は車体カバー上面より上方に
    前記無段変速装置の操作部材を延出し、車体カバーより
    も下方に肥料繰出量のインジケータを設けたことを特徴
    とする側条施肥機。
  2. 【請求項2】 前記車体カバーにインジケータが視認可
    能な切欠部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    側条施肥機。
  3. 【請求項3】 調量操作部材と無段変速装置の操作部材
    を同軸上に構成し、これらの操作部材を接続する伝動部
    材の中途部に設けたギヤと、肥料繰出量のインジケータ
    に形成したギヤ部が噛合するようにしたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の側条施肥機。
  4. 【請求項4】 調量操作部材と無段変速装置の操作部材
    を別軸上に構成し、これらの軸上にそれぞれ設けられた
    ギヤと、肥料繰出量のインジケータに設けたギヤ部が噛
    合するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の側条施肥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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