JP4069905B2 - 共有ファイル管理システムおよびサーバー - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク上で共有されるファイルを管理するシステムに関する。
複数のユーザーによりネットワーク上で共有されるファイルを管理する現在の多くのシステムでは、一人のユーザーが、ネットワーク上で共有されるファイルを編集していると、他のユーザーはこのファイルを読み取り専用で開くしかなく、編集することは不可能である。これは、同時に同一箇所を編集すると情報の不整合が発生するという問題を避けるための処置である。たとえば、先に保存された内容が後に保存された内容によって上書きされてしまうと、先に保存したユーザーにとっては加えた変更が失われてしまう。このように、ファイルを共有する多くのシステムは、異なる箇所を同時に編集することを許さない。
しかし、ファイル上の異なる箇所を同時に編集する上では、いずれのユーザーの編集内容も後先関係なく保存でき、この問題は回避できる。また、ファイルが小規模であれば、同一箇所が同時に編集される可能性は高いが、ファイルが大規模になるにつれてその可能性は低くなる。また、それに加えて、異なる箇所を同時に編集する必要性は高くなるものと推測される。そこで、ネットワーク上でファイルを共有するシステムにおいて、共有されるファイルの編集の管理について多くの提案がされている。
たとえば、1つのファイルの中の部分的な領域ごとに管理する種々の手法が提案されている。特開平10−55300号公報に記載されたシステムでは、管理手段が、ファイルを複数の領域に分割し、各領域のアクセス状況とアクセス元を管理テーブルに保持しておく。ファイルアクセス要求があると、そのアクセス要求元に対してアクセス領域を指定させ、指定されたアクセス領域が未使用であればアクセスを許可し、管理テーブルを更新する。こうして、ファイルを破壊することなく、複数のコンピュータから1つのファイルを異なる領域に対して同時にアクセスでき、参照/更新できる。また、特開平6−295299号公報に記載されたシステムでは、文書ファイルの電子編集作業において、ページごとに複数の作業者を共同して同時に編集作業に投入できるようにするため、文書ファイルをページごとに分割し、ページごとに並列編集フラグ、ユーザー管理テーブル、アクセスエリアマップを用意するとともに、ユーザー管理テーブルに登録したユーザーごとに編集対象データを管理するオブジェクトテーブルを設け、マスタファイルとデータファイルの間で更新データを自動的に交換する。こうして、ファイルの全編集者の編集する領域があらかじめ決められて、同一箇所を編集する危険をあらかじめ回避している。また、特開平6−12310号公報に記載されたシステムでは、ファイルの部分領域の単位で、一人の使用者のみに編集を許可する排他制御をする。このため、排他管理テーブルに、すべての被編集ファイルの部分領域についての排他管理情報を記憶し、また、関連情報テーブルに、被編集ファイルの部分領域の関連情報を同一または他のファイルに持つという情報を記憶する。1つの編集装置が1つのファイルの部分領域の編集作業を開始するときに排他管理テーブルを参照して編集作業が行えるかを調べ、編集可能である場合には、排他管理がされていることを示すように排他管理テーブルを更新する。続いて関連情報テーブルを参照してそのファイルのその部分領域の関連領域部分の有無を調べ、有った場合にはそれも排他管理の対象として排他管理テーブルを更新する。そして編集作業を行い、終了時に排他管理テーブルを元に戻し排他管理を解除する。こうして、1つのファイルに対して情報の整合性を保ちつつ同時に複数の部分領域で変更を行うことを可能にし、かつ、編集作業時に変更対象のファイルの部分領域と変更対象でない部分領域との情報の整合性を保つ。
また、最新の情報に更新して禁止制御をほとんど意識することなく、データへのアクセスを可能にすることが提案されている。特開平5−225028号公報に記載されたシステムでは、複数のユーザーにより共有されるファイルに対する同時のアクセスを排他制御しつつ、各ユーザーによるファイル内の情報の読み出し及び書き込みを統括管理する。ここで、現在参照している情報が最新の情報であるか否かを所定時間ごとに判断管理して、現在参照している情報が最新の情報でないときには最新の参照情報を読み出して表示手段に表示する。また、継続的な変更が行われる可能性のあるデータの場合は、ロックをかけ、データに対する矛盾が生じないようにするが、最後に変更した時点から一定時間が経過するとロックを解除する。
特開平10−55300号公報 特開平6−295299号公報 特開平6−12310号公報 特開平5−225028号公報
しかし、ネットワーク上で共有されるファイルを管理する従来のシステムにおいて、複数のユーザーが異なる箇所を編集することは可能ではあるが、使い勝手がよくない。たとえば特開平10−55300号公報や特開平6−12310号公報に記載されたファイル同時編集では、ファイルの編集権をもっているのがシステム自体であるので、先にファイルにアクセスしている人がいなくても、アクセス領域を指定しなければならず、操作性が悪いという問題がある。また、特開平6−295299号公報に記載されたシステムでは、ファイルの部分領域の単位で、一人の使用者のみに編集を許可する排他制御をする。したがって、編集者の編集領域があらかじめ決まっていない場合には対応できない。また、特開平5−225028号公報に記載されたシステムでは、所定時間ごとに最新情報を更新するので、ネットワークリソースを消費している。
この発明の目的は、同時にファイルの同一箇所を編集することは禁じたまま異なる箇所の同時編集を許可する使い勝手のよいファイル共有システムを提供することである。
本発明に係る共有ファイル管理方法は、数のクライアント装置にネットワークを介して接続されているサーバー装置により実行される、複数のクライアント装置により共有されているファイルを管理する方法である。この方法では、受付ステップで、ネットワーク上で共有されているファイルへの第1のクライアント装置のアクセスを受け付け、判断ステップで、アクセスが受け付けられた前記ファイルについて、ファイルへのアクセス状況(編集領域を含む)を記憶するファイル管理データを参照して、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置があるか否かを判断する。第1の許可ステップでは、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する。第1の許可ステップでは、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、第2のクライアント装置に、第1のクライアント装置のユーザにより指定された前記ファイルの一部の領域である編集予定領域についての第1のクライアント装置による編集の許可/拒絶を第2のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示する。そして、前記第2のクライアント装置において前記編集予定領域の編集許可を受け付けると、第1のクライアント装置に前記ファイルの前記編集予定領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する。
前記共有ファイル管理方法において、たとえば、前記第2の許可ステップにおいて、第1のクライアント装置により指定された前記編集予定領域がすでに第2のクライアント装置によって編集されていた領域である場合には、前記領域を除いた前記編集予定領域について編集の許可/拒絶を通知するためのGUIを第1のクライアント装置に提示する。したがって、前記編集予定領域内に編集可能な領域を持つ第2のクライアント装置に編集予定領域の指定を通知することなく、第1のクライアント装置による当該編集予定領域の編集を拒絶する。
前記共有ファイル管理方法において、たとえば、前記第2の許可ステップにおいて、第1のクライアント装置により指定された前記編集予定領域がすでに第2のクライアント装置によって編集されていた領域である場合には、その領域を上書き保存した後で、当該ファイルを開くことを許可する。
前記共有ファイル管理方法において、たとえば、前記第2の許可ステップにおいて、第1のクライアント装置により指定された前記編集予定領域がすでに第2のクライアント装置によって編集されていた領域である場合には、前記領域を除いた前記編集予定領域について編集の許可/拒絶を通知し、かつ、第2のクライアント装置のユーザから前記編集予定領域の中の一部についてのみの編集の拒絶通知を受け付けるためのGUIを第2のクライアント装置に提示し前記第2のクライアント装置において前記編集予定領域の中の一部についてのみの編集の拒絶通知を受け付けると、前記一部の編集を許可しない状態で前記ファイルを開くことを許可する
前記共有ファイル管理方法において、たとえば、前記第2の許可ステップにおいて、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、第1のクライアント装置に、前記編集予定領域指定を第1のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示し、前記第1のクライアント装置において前記編集予定領域の指定を受け付ける。また、前記共有ファイル管理方法において、たとえば、前記第1のクライアント装置に提示されるGUIは、第1のクライアント装置のユーザから前記編集予定領域の開始点と終了点の指定を受け付ける。また、たとえば、前記第1のクライアント装置に提示されるGUIは、複数の前記編集予定領域の指定を受け付け可能である。
前記共有ファイル管理方法において、たとえば、前記受付ステップにおいて、第1のクライアント装置に、前記編集予定領域指定を第1のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示し、前記第1のクライアント装置において前記編集予定領域の指定を受け付ける。
前記共有ファイル管理方法において、第1のクライアント装置によりアクセスされた前記ファイルについて前記ファイルを開くことを許可する場合、好ましくは、前記第1の許可ステップにおいて、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置に前記ファイルの編集予定領域指定を第1のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを表示する。そして、前記第1のクライアント装置において編集予定領域指定を受け付けると、前記ファイルの前記編集予定領域について第1のクライアント装置による編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する。
また、前記アクセス管理手段は、たとえば、前記第1のクライアント装置に提示されるGUIにおいて、第1のクライアント装置のユーザから前記編集予定領域の開始点と終了点の指定を受け付ける。また、好ましくは、前記アクセス管理手段は、前記第1のクライアント装置に提示されるGUIにおいて、複数の前記編集予定領域の指定を受け付け可能である。
また、好ましくは、前記第1の許可ステップにおいて、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの全領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する。
前記共有ファイル管理方法において、たとえば、前記第2の許可ステップにおいて、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、前記のすべての第2のクライアント装置から前記編集予定領域の編集許可通知を受け取る前は、アクセスが受け付けられた前記ファイルの全領域を読み取り専用で開くことを許可する。
本発明に係るサーバー装置は、複数のクライアント装置にネットワークを介して接続されていて、複数のクライアント装置により共有されるファイルを管理するサーバー装置である。このサーバー装置は、ネットワーク上で共有されるファイルを記憶する第1記憶手段と、第1記憶手段に記憶されているファイルへのアクセス状況を含むファイル管理データを記憶する第2記憶手段と、第1記憶手段に記憶されているファイルへの第1のクライアント装置のアクセスを受け付ける受付手段と、アクセスが受け付けられた前記ファイルについて、前記ファイル管理データを参照して、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置があるか否かを判断し、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可し、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、第2のクライアント装置に、第1のクライアント装置のユーザにより指定された前記ファイルの一部の領域である編集予定領域についての第1のクライアント装置による編集の許可/拒絶を第2のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示し、前記第2のクライアント装置において前記編集予定領域の編集許可を受け付けると、第1のクライアント装置に前記ファイルの前記編集予定領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可するアクセス管理手段とを備える。
本発明に係る共有ファイル管理システムは、複数のクライアント装置と、前記複数のクライアント装置にネットワークを介して接続されていて、前記複数のクライアント装置によりネットワーク上で共有されるファイルを管理するサーバー装置とからなる。このサーバー装置は、ネットワーク上で共有されるファイルを記憶する第1記憶手段と、第1記憶手段に記憶されているファイルへのアクセス状況を含むファイル管理データを記憶する第2記憶手段と、第1記憶手段に記憶されているファイルへの第1のクライアント装置のアクセスを受け付ける受付手段と、アクセスが受け付けられた前記ファイルについて、前記ファイル管理データを参照して、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置があるか否かを判断し、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可し、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、第2のクライアント装置に、第1のクライアント装置のユーザにより指定された前記ファイルの一部の領域である編集予定領域についての第1のクライアント装置による編集の許可/拒絶を第2のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示し、前記第2のクライアント装置において前記編集予定領域の編集許可を受け付けると、第1のクライアント装置に前記ファイルの前記編集予定領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可するアクセス管理手段とを備える。
本発明に係るプログラムは、複数のクライアント装置にネットワークを介して接続されているサーバー装置により実行される、複数のクライアント装置により共有されているファイルを管理するプログラムであって、ネットワーク上で共有されているファイルへの第1のクライアント装置のアクセスを受け付ける受付ステップと、アクセスが受け付けられた前記ファイルについて、ファイルへのアクセス状況を記憶するファイル管理データを参照して、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置があるか否かを判断する判断ステップと、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する第1の許可ステップと、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、第2のクライアント装置に、第1のクライアント装置のユーザにより指定された前記ファイルの一部の領域である編集予定領域についての第1のクライアント装置による編集の許可/拒絶を第2のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示し、前記第2のクライアント装置において前記編集予定領域の編集許可を受け付けると、第1のクライアント装置に前記ファイルの前記編集予定領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する第2の許可ステップとをサーバー装置に実行させるためのプログラムである。本発明に係るコンピュータ読み出し可能な記憶媒体は、前記のプログラムを記憶する。
ネットワーク上でファイルを共有するシステムにおいて、システムが共有ファイルの編集権を持っているユーザーとその編集可能領域を管理する。実際に編集を許可するのは編集権を持っているユーザーなので、複数のユーザーが、同一領域を同時に編集することなく、同一ファイルの異なる領域を同時に編集でき、また、先に保存された変更内容が後に別のユーザーによって保存された変更内容によって上書きされてしまうことがない。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して説明する。なお、図面において、同じ参照記号は同一または同等のものを示す。以下の実施の形態は請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、ネットワーク(たとえばLAN)上でファイルを共有するシステム全体の概念図を示す。ネットワーク10上には、共有ファイルを保持するサーバー装置20と、このサーバー装置が管理する共有ファイルにアクセス可能な複数のクライアント装置(たとえばパーソナルコンピュータ)30が接続されており、サーバー装置20上に、ファイル管理プログラムがインストールされている。ユーザーはクライアント装置30を操作してサーバー装置20上の共有ファイルにアクセスし、編集する。なお、図には2台のクライアント装置30が記載されているが、クライアント装置30の数は2に限られない。
図2はサーバー装置20の構成を示す。サーバー装置20において、全体を制御するCPU200は、ハードディスクドライブなどの記憶装置202、外部のネットワーク10を介するデータ送受信のための通信装置204などに接続される。記憶装置202には、ネットワークを介して共有されるファイル210や、共有ファイル210についてのファイル管理テーブル212、共有ファイル210を管理するファイル管理プログラム214や、外部からファイル210へのアクセスを可能とするウェブサーバ216が記憶されている。ウェブサーバ216は、ファイル管理プログラム214にアクセスするための各種GUIを記憶し、ファイル管理プログラム214を介して共有ファイル210へのアクセスを可能にする。
図3はクライアント装置30の1例の構成を示す。クライアント装置30において、全体を制御するCPU300は、キーボード、マウスなどの入力装置306、表示手段であるディスプレイ装置308、ハードディスクドライブなどの記憶装置302、外部のネットワークを介するデータ送受信のための通信装置304などに接続される。記憶装置には、共有ファイルを扱う各種アプリケーション310や、サーバー装置20などにネットワーク10を介してアクセス可能なブラウザ312が記憶されている。なお、この実施の形態では、サーバー装置20とクライアント装置30はウェブサーバ216とブラウザ312を用いて通信するが、通信方法はこれに限られない。ユーザーは、いずれかのクライアント装置30からアプリケーション310を用いてサーバー装置20内の共有ファイルを編集できる。ここで、「編集」とは、文書に対する追加、削除、変更などの広い意味での作業をいう。
サーバー装置20のファイル管理プログラム214は、ネットワーク上で共有されるファイル210について、同時に同一箇所を編集することは禁じたまま、異なる箇所の同時編集は許可できるようにする。共有ファイル管理に用いる共有ファイル管理テーブル212には、ファイル210へのアクセス状況(各ファイルにアクセスしているユーザーの名前と、そのユーザーが編集権を持っている編集領域を含む)が記憶されている。この文書管理システムは、共有ファイル管理テーブル212を参照して、共有ファイルの編集権を持っているユーザーとその編集可能領域を管理する。この文書管理システム内のファイルは、一番初めにアクセスしたユーザーが、ファイルの全領域を編集する権限を持つものとする。また、そのファイルの中の編集予定領域を指定できるようにしてもよい。この編集権限のことを「編集権」と記述する。
ファイルへのアクセス要求があると、ファイル管理プログラム214は、共有ファイル管理テーブル212を参照してファイルの編集を許可する。すなわち、1人のユーザーしかアクセスしていない場合は、上述したように、そのユーザーがファイルの全領域を編集する権限を持つ。あるユーザーが編集権を持っているファイルに他のユーザーがアクセスしようとする場合、編集権を持っているユーザーが、他のユーザーによる編集を許可または拒絶するようにする。他のユーザーが異なる領域で編集する権限を編集中のユーザーが許可した場合、すなわち、現在編集中のユーザーが一部の編集領域について他のユーザーに編集権を譲渡した場合は、複数のユーザーが異なる編集領域を編集できる。共有ファイル管理テーブル212は編集権の状況を更新して記憶する。したがって、編集権を持っているユーザーにより編集権を持つ領域が変更できるので、先に編集をはじめたユーザーが編集予定であった領域を、後から編集をはじめたユーザーによって編集できなくなることは起こらない。ここで、編集中のユーザーの編集権譲渡において、そのユーザーが既に編集をしていた部分の取り扱いについては、後に説明するように種々の形態を採ることができる。
この共有ファイル管理システムにおいて、サーバー装置20とクライアント装置30の間の通信は、クライアント装置30のディスプレイ装置308の画面での表示(GUI)と、その画面での入力により行う。あるユーザー(ユーザーB)が編集中のファイルに他のユーザー(ユーザーA)がアクセスした場合でも、そのファイルについて異なる領域の同時編集は許可するようにするため、共有ファイル管理システムは、ユーザーAに、そのクライアント装置30のディスプレイ装置308の画面(GUI)において、そのファイルが現在他のユーザーBによって編集されている旨を通知する。そして、編集しようとしているファイルの編集予定領域を指定するように促す。画面においてユーザーAが編集予定領域を指定すると、共有ファイル管理システムは、ユーザーBのクライアント装置30のディスプレイ装置308の画面(GUI)において、この編集予定領域の編集権を持っているユーザーBに、他のユーザーAが編集を望んでいる領域がある旨を通知し、その編集予定領域を示す。そして、編集権を持っているユーザーBがその編集予定領域について編集の拒絶/許可を通知する。ユーザーBが編集許可を通知した場合、ユーザーAはその領域に限り編集権を得て、編集を開始できる。しかし、ユーザーBが編集権を手放さなかった場合は、ユーザーAはそのファイルを編集できない。編集中のユーザーBが編集権を手放せないときに、その理由をユーザーAに通知できる。
次に、本発明の第1の実施の形態について説明する。ここで、ファイルに1人のユーザーしかアクセスしていない場合は、そのユーザーにファイルの全領域を編集する権限を与える。また、他のユーザーがそのファイルの中の編集予定領域を指定した場合は、編集中のユーザーに許可/拒絶の権限を与える。なお、第1の実施の形態では、ユーザーAが編集要望を出した領域(またはその一部)がすでにユーザーBによって変更されていた場合は、文書管理システムは、ユーザーBによって変更されていた領域については、ユーザーBに確認の通知は出さず、ユーザーAに直接要望を拒否する通知を出す。すなわち、ユーザーAが編集要望を出した領域の一部がすでにユーザーBによって変更されていた場合は、その領域を除いた編集予定領域に対して編集を望んでいると取り扱う。これは、先に編集権を持っていたユーザーBの編集作業を優先するようにしたものである。
図4は本実施の形態によるサーバー装置20のファイル管理プログラム214の編集権に関する部分のフローチャートを示す。クライアント装置30からのユーザーAによる共有ファイル管理システムへのログインが受け付けられ、1つの共有ファイル210へのアクセスがあると(S10)、ファイル管理テーブル212を参照して、そのファイルが他のユーザーによって編集中であるか否かをチェックする(S12)。その結果、他のユーザーは誰も編集していないと判断する場合(S12でNO)、そのファイルの全領域を編集する権利をユーザーAに与えた上で、ユーザーAのクライアント装置30のディスプレイ装置308でファイルを開くことを許可する(S14)。これにより、ユーザーAはファイルのどの領域でも編集することが可能となる。これに応じてファイル管理テーブル212は更新される。
一方、他のユーザーがそのファイルを編集中であると判断する場合は(S12でYES)、そのファイルを読み取り専用で開くことを許可する(S16)。そして、ユーザーAのクライアント装置30のディスプレイ装置308に提示する画面(GUI)において、他のユーザーがそのファイルを編集中である旨を通知し、これと同時に、編集予定領域を指定すれば現在編集中のユーザーに編集可能かどうか問い合わせることができることを伝える(S18)。図5は、ユーザーAに編集予定領域があるかどうかの確認を求めるダイアログを示す。このダイアログには、「このファイルは現在他のユーザーが編集中のため、読み取り専用で聞かれています。このまま読み取り専用で聞きますか?編集予定領域を指定して、現在編集中のユーザーにその領域が編集可能かどうか問い合わせることもできます。」とのメッセージが表示される。ユーザーAは、「読み取り専用で開く」ボタンまたは「編集予定領域を指定する」ボタンを選択できる。図5では、「読み取り専用で開く」ボタンがクリックされている。
ユーザーAにより「読み取り専用で聞く」ボタンがクリックされた場合は(S20でNO)、そのまま読み取り専用でそのファイルを開く。しかし、ユーザーAにより「編集予定領域を指定する」ボタンがクリックされた場合は(S20でYES)、編集領域指定用GUI(図6)をユーザーAのディスプレイ装置308の画面に提示する(S22)。詳細は次に述べるが、ユーザーAはこのGUIにおいて、1以上の編集しようとしている領域(「編集予定領域」という)を指定できる(S24、図7〜図11参照)。各編集予定領域は、その開始点と終了点を設定することにより指定できる。
図6は、図5のGUIにおいて「編集予定領域を指定する」ボタンが押された場合に提示される編集予定領域指定GUIである。このGUIにおいて、「編集予定領域を指定してください。指定ボタンを押して、開始点および終了点にカーソルを移動し、確定ボタンを押すことで領域を指定します。複数の領域を指定することもできます。」とのメッセージが表示される。(なお、このGUIにおいて、「別の領域を追加指定」ボタンと「OK」ボタンは非アクティブ状態である。)ここで、「開始点」テキストボックスの右にある「指定」ボタンを押すと、ファイルを表示しているウィンドウがアクティブになり、図7のようにテキストボックス内に「○ページ、○行、○桁」の形式で、ファイルを表示しているウィンドウ上の現在のカーソル位置情報が表示される。また、「指定」ボタンのキャプションは「確定」に変化する。意図する開始点にマウスカーソルを移動し、「確定」ボタンを押すと、図8のダイアログのように、テキストボックスが編集できない状態になる。(なお、図示されていないが、確定ボタンが押されるとテキストボックスの色が変わるので、ユーザーは、確定された入力データであることを容易に判断できる。)「確定」ボタンのキャプションは「再指定」に変化し、これを押すと、再度図7の状態に戻る。また、このテキストボックスにはキーボードからの直接入力も可能であり、開始点の位置情報が把握できている場合は、ファイルを表示しているウィンドウでカーソルを移動しなくても、キーボードから直接指定できる。このとき、ページを指定しなかった場合は「1ページ」が自動的に指定され、行を指定しなかった場合は「1行」が自動的に指定され、桁を指定しなかった場合は「1桁」が自動的に指定される。
同様にして終了点も指定できる。ただし、開始点よりも前を指定するとエラーになる。または、開始点より前はカーソルが移動できないようにしてもよい。正しく終了点を設定できれば、図9のダイアログのように、「OK」ボタンがアクティブになる。
このとき、図9のダイアログにおいて、同時に「別の領域を追加指定」ボタンもアクティブになり、編集予定領域を他にも指定したい場合はこのボタンをクリックする。このボタンをクリックすると、図10のようにダイアログが拡張され、別の領域が指定できるようになる。ここで、開始点2と終了点2を設定するテキストボックスが表示される。(このGUIにおいて、「別の領域を追加指定」ボタンは非アクティブ状態になる。)図11は、2つの領域を指定した状態のダイアログを示す。
ユーザーにより指定された編集予定領域を受け取ると、ファイル管理テーブル212において、その領域の編集権がどのユーザーに渡っているのかを検索する(S26、図12参照)。その結果、すでに指定された領域に変更(編集)が加えられていた場合(S28でYES)、ユーザーAのディスプレイ装置308の画面(図13)上でその領域は編集できないことを表示する(S30)。
図11のダイアログのように2つの編集予定領域を指定した状態で「OK」ボタンを押すと、図12のような通信ログのウィンドウが立ちあがる。このウィンドウには編集権の譲渡を要求した編集予定領域に関する情報が表示される。共有ファイル管理システムは、すでに変更が加えられている領域については編集権の譲渡を許可しないようになっているため、図12のダイアログのように、「指定した編集予定領域がすでに変更されていないかチェックしています…。」とのメッセージを表示し、指定した編集予定領域にすでに変更が加えられていないかどうかをチェックする。その結果、変更が加えられている領域があった場合、図13のウィンドウのように、その領域は編集権が得られないことを通知する。このチェックが終了すると、その他にも指定した編集予定領域がある場合は、その領域について、編集権を保持するユーザーを検索する。そして、編集予定領域の編集権を保持するユーザーに、図14のようなダイアログを用いて他のユーザーが編集権の譲渡を求めている編集予定領域を通知する。ここで、指定された編集予定領域から、すでに編集が加えられている領域を自動的に除いて通知する。図11の例では、このユーザーへは「開始点2」を「24ページ10行1桁」と指定しているが、図13のダイアログで、「24ページ10行1桁〜26ページ18行24桁」が編集済みの領域と通知されていて、図14のダイアログでは、この領域を除き、新たな開始点2として「26ページ18行25桁」が表示されている。
変更が加えられていない領域については、その領域の編集権を持っているユーザーBに、ディスプレイ装置308の画面において、編集権の譲渡を希望しているユーザーがいることを通知する(S32、図14〜図17参照)。ここで、編集予定領域の編集権を持っているユーザーに対し、図14のダイアログのように、「以下の領域について、他のユーザーが編集権の譲渡を要求しています。すべての領域について、拒絶か許可かを選択ください.拒絶の場合、拒絶理由を通知することもできます。」とのメッセージが表示される。ユーザーAは、ダイアログ上で表示されるすべての領域について編集権の譲渡を許可するか拒絶するかを決定するまで編集できない状態となる。ユーザーAは、編集しようとしている領域の編集権を持っているユーザーからの通知待ち状態となる(S34でNO、S40)。編集予定領域通知ダイアログにおいて、すべての領域について「拒絶」ボタンと「許可」ボタンのいずれかがクリックされると、図14のダイアログは閉じる。
たとえば図15のように、編集権を持っているユーザーBが、開始点1〜終了点1の領域については許可し、開始点2〜終了点2の領域について拒絶したとする。拒絶した領域について、図16のような編集権譲渡拒絶理由記述のダイアログが表示され、ユーザーBは拒絶理由を入力し送信できる。この例では、「現在編集中です.考察の修正でしたら、こちらで行います。」との拒絶理由が送られる。また、「キャンセル」ボタンを押すことで、拒絶理由なしに拒絶することも可能である。この後、図17の通信ログGUIのように、以上の情報が、編集予定領域を指定したユーザーAに通知される。
編集予定領域について編集権を譲渡され次第(S34でYES)、その領域の編集権をユーザーAに与え(S36)、この領域のみの編集を許可する状態でファイルを開くことを可能にする。これにより、ユーザーAはその領域の編集が可能になる。これに応じてファイル管理テーブル212は更新される。編集権を譲渡されなかった領域については、読み取り専用の状態が維持され、編集はできない。
ユーザーAが要求している領域が他にもある場合は(S38でYES)、その領域の編集権がユーザーAに譲渡されるのを待機する(S40)。ユーザーAからの譲渡要求のキャンセルがなければ(S42でNO)、ステップS34に戻り、待機を続ける。ユーザーAからの編集権譲渡要求のキャンセルがあれば(S42でYES)、処理を終了する。
なお、上述の実施の形態では、ユーザーが共有ファイルにアクセスしたときに他のユーザーがそのファイルを編集中の時に、編集予定領域の指定をする編集予定領域指定GUIを表示するようにしている。しかし、ファイルにアクセスする際に、同時に編集予定領域の指定をできるようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態の共有ファイル管理システムについて説明する。第2の実施の形態は、多くは第1の実施の形態に同じであるが、先に編集を開始したユーザーが編集した領域でも、後にアクセスしたユーザーAが編集することを可能にする。すなわち、第2の実施の形態では、ユーザーAが編集要望を出した領域(またはその一部)がすでに他のユーザーによって変更されていた場合でも、そのユーザーに確認の通知を出し、指示を待つ。これは、そのユーザーが、その領域への編集処理が終了している場合などにおいて編集権を手放す可能性があることを考慮したものである。
図18は、第2の実施の形態のファイル管理プログラムのフローチャートを示す。以下では主に第1の実施の形態のファイル管理プログラムと異なる点のみを述べる。ユーザーAが編集予定領域指定GUIで編集予定領域を指定すると、指定された領域の編集権を持っているユーザーを検索する(S26)。ここまでは第1の実施の形態の処理に同じである。その後、第1の実施の形態では、指定した領域の中に編集済みの領域があれば、編集権の譲渡を他のユーザーに問い合わせることなく、ユーザーAは編集権を得ることはできなかった。これに対し、第2の実施の形態では、検索されたユーザーに編集権の譲渡を希望しているユーザーがいることを通知し、問い合わせを行う(S33)。ユーザーAが指定した領域の中に他のユーザーにより編集権がユーザーAに譲渡された領域がなければ(S34でNO)、第1の実施の形態と同様に、編集権がユーザーAに譲渡されるのを待機する(S40)。また、ユーザーAが指定した領域の中に編集権がユーザーAに譲渡された領域があるとき(S34でYES)、その領域が編集ずみであれば(S35でYES)、その領域を上書き保存して、ユーザーAはファイルのその領域のみ(または全体)をリロードする(S35a)。そして、この領域の編集権をユーザーAに与え、この領域のみの編集を許可する(S36)。これに応じてファイル管理テーブル212を更新する。これにより、ユーザーAは、その領域を最新の状態にした上で編集を開始することができ、情報の不整合を防げる。これ以降は第1の実施の形態に同じである。
編集予定領域指定GUIについて、ユーザーA(後にアクセスしたユーザー)が指定した編集予定領域の一部が他のユーザー(先に編集を開始したユーザー)によってすでに編集されていた状況で、第1の実施の形態との相違点を説明する。図6から図12における操作と表示の流れは第1の実施の形態と同様である。共有ファイル管理システムが、すでに編集されている領域を検出した後、他のユーザーBに図19のダイアログを提示する。第1の実施の形態の図14のダイアログと異なるのは、開始点2の内容が、ユーザーBが編集している、いないに関わらず、ユーザーAの要求した通りになっている点である。ここで、他のユーザーが、図20のように、いずれの領域も「許可」ボタンをクリックして編集権の譲渡を通知したとする。すると、第2の編集予定領域の開始点2[24ページ10行1桁〜26ページ18行24桁]が編集された後であることを認識しているので、この領域を上書き保存して、ユーザーA側でリロードする。これによって、編集権を持つユーザーが開いているファイルを最新の状態に保つようにする。また、ユーザーA側では、図21の通信ログウィンドウにおいて、メッセージを表示して、システムがどのような処理を行っているのかが分かるようにする。この例では、「領域[開始点2(24ページ10行1桁)〜26ページ18行24桁)]の編集権を保持するユーザーはこの領域をすでに変更していましたが、編集権が譲渡されました。この変更を反映します.お待ちください・・・。」などのメッセージが表示される。
次に、本発明の第3の実施の形態の共有ファイル管理システムについて説明する。第3の実施の形態は、多くは第1および第2の実施の形態と同じなので異なる点のみ述べる。第3の実施の形態では、編集権を譲渡する際、ユーザーが編集を要求している編集予定領域内の一部の領域に対しては譲渡するが、それ以外の領域については譲渡しないことを可能にする。すなわち、編集予定領域の一部だけについて編集中のユーザーが編集権を手放すことも可能にする。この場合、第2の実施の形態と異なるのは、図18のファイル管理プログラムのフローチャートにおいて、ステップS36の処理において、編集予定領域に対して部分的に編集権を与えることである。
図22は、ユーザーA(後からアクセスしたユーザー)が編集権の譲渡を要求した際に、システムが他のユーザー(先に編集を開始した編集権を持つユーザー)のディスプレイ装置に提示する通知ダイアログである。このダイアログには、「拒絶」ボタン、「許可」ボタン、「すべて拒絶」ボタン、「すべて許可」ボタンの他に「一部拒絶」ボタンが用意される。「一部拒絶」ボタンは、編集予定領域の一部だけ編集を拒絶する場合に用いる。
いま他のユーザーが現在26ページ18行24桁目を編集中であるとする。そして、ここまでの編集は完了しているので編集権を譲渡できるが、それ以降はこれから編集していくので編集権を譲渡したくないという場合、「一部拒絶」ボタンをクリックする。するとテキストボックスが編集可能状態になり、拒絶する領域を指定できるようになる。また、「一部拒絶」ボタンのキャプションは「確定」に変化する。テキストボックスにカーソルを表示させたまま、ファイルを表示するウィンドウ内で指定すべき点にカーソルを合わせると、その位置情報がテキストボックスに表示される。もちろん、キーボードから直接入力してもいい。この、「一部拒絶」ボタンを押して指定した領域以外の領域は編集権譲渡許可領域として扱われる。すべての領域が「拒絶」ボタン、「許可」ボタン、「確定」ボタンのいずれかがクリックされると、このダイアログが閉じる。拒絶した領域がある場合は、図16と同じダイアログを表示し、拒絶理由を記入させることも可能である。ユーザーAは一部拒絶した領域の拒絶理由として、図16と同じ理由を入力したものとする。この場合、他のユーザーに表示される通信ログは図24のようになる。一部拒絶については、「領域[26ページ18行25桁〜終了点2(28ページ24行38桁)]の編集権を得られませんでした。この領域の編集権を保持するユーザーより次のメッセージを受信しました。「現在編集中です。考察の修正でしたら、こちらで行います。」」などのメッセージが表示される。
次に、本発明の第4の実施の形態の共有ファイル管理システムについて説明する。上述の実施の形態では、第1のユーザーがファイルにアクセスしたとき、他の編集中のユーザーがいない場合、ファイルの全領域の編集権をすべて第1のユーザーに渡している。しかし、あらかじめ複数のユーザーによりこのファイルを編集することがわかっている場合、特に編集箇所をあらかじめ分担しているような場合には、第2以降のユーザーが常に第1のユーザーに編集権の譲渡を行う必要があり、このため第1のユーザーに多くの操作を要求するという問題があった。これを避けるため、この実施の形態では、最初の共有ファイルにアクセスする第1のユーザーが、ファイルを開く際に、あらかじめ予定している編集領域を指定できるようにする。したがって、第2以降のユーザーが第1のユーザーの指定領域を指定しない限り、第1のユーザーの編集権譲渡の操作を必要としないので、第1のユーザーの負担を減らすことができる。
図25と図26は、第4の実施の形態のファイル管理プログラムのフローチャートを示す。第1の実施の形態のファイル管理プログラム(図4)と異なるのは、共有ファイルに最初にアクセスした場合(すなわち、ステップS12でNOと判断された場合)の処理(図26)である。この場合、まず、図27に示される編集予定領域指定GUIをユーザーAの画面に提示する(S44)。このGUIは、第1の実施の形態で表示されるGUI(図6)と同様に編集予定領域を指定できるが、さらに、「全領域を指定」ボタンと「読取専用で開く」ボタンを追加している。そのファイルを編集する他のユーザーが現れる可能性が低い場合や、最初のユーザーが編集を予定している領域がファイル全体にわたる場合、「全領域を指定」ボタンを押すと、ファイルの全領域を編集予定領域に設定できる。また、編集をしない場合は、「読取専用で開く」ボタンを押せばよい。
いま「全領域を指定」ボタンが押された場合(S46でYES)、ユーザーAにこの共有ファイルの全領域の編集権を与え、そのファイルをオープンする(S14)。また、「読取専用で開く」ボタンが押された場合(S48でYES)、読取専用でファイルを開く(S50)。その他の場合、ユーザーAによる編集指定領域の指定があると(S52)、指定された領域の編集権をユーザーAに与えて、そのファイルをオープンする(S54)。
なお、第2と第3の実施の形態の共有ファイル管理システムでも、変形例として上述の図26に示される編集予定領域指定処理を採用できるのはいうまでもない。
上述のいずれの実施の形態でも、1つの共有ファイルについて先に編集しているユーザーが1人である場合について説明しているが、1つの共有ファイルを複数のユーザーが編集している場合も、その編集領域は重複しないように設定されるので、図4、図18、図25〜図26のフローチャートで同様に対処できる。
また、上述の実施の形態ではいずれも文章が主体のファイルを対象としているが、領域(範囲)を一意に指定する方法が存在するファイルであれば、本発明を適用できる。たとえば、表計算ソフトなどで、ある範囲のセル(値を入力するエリアの最小単位)を指定し、その領域の編集権を持つユーザーに編集権の譲渡を要求すると、編集権が譲渡された場合に編集できるようになる。すなわち、複数のユーザーが1つのファイルの中の異なる箇所を同時に編集することが本発明の適用により可能となる。
共有ファイル管理システム全体の構成を示す図 サーバー装置の構成を示す図 クライアント装置の構成を示す図 第1の実施の形態の共有ファイル管理のフローチャート 編集予定領域があるかどうかの確認のためのGUIの図 編集予定領域指定GUI(1)の図 編集予定領域指定GUI(2)の図 編集予定領域指定GUI(3)の図 編集予定領域指定GUI(4)の図 編集予定領域指定GUI(5)の図 編集予定領域指定GUI(6)の図 通信ログウィンドウの図 通信ログウィンドウの図 編集予定領域通知GUI(1)の図 編集予定領域通知GUI(2)の図 編集権譲渡拒絶理由記述GUIの図 通信ログウィンドウの図 第2の実施の形態の共有ファイル管理のフローチャート 編集予定領域通知GUI(3)の図 編集予定領域通知GUI(4)の図 通信ログウィンドウの図 第3の実施の形態の編集予定領域通知GUI(5)の図 編集予定領域通知GUI(6)の図 通信ログウィンドウの図 第4の実施の形態の共有ファイル管理の一部のフローチャート 第4の実施の形態の共有ファイル管理の残りの部分のフローチャート 編集予定領域指定GUI(7)の図
符号の説明
10 ネットワーク、 20 サーバー装置、 30 クライアント装置、 300 CPU、 202 記憶装置、 210 共有ファイル、 212 ファイル管理テーブル、 214 ファイル管理プログラム、 300 CPU、 308 ディスプレイ装置、 302 記憶装置、 310アプリケーション。

Claims (24)

  1. 複数のクライアント装置にネットワークを介して接続されているサーバー装置により実行される、複数のクライアント装置により共有されているファイルを管理する方法であって、
    ネットワーク上で共有されているファイルへの第1のクライアント装置のアクセスを受け付ける受付ステップと
    アクセスが受け付けられた前記ファイルについて、ファイルへのアクセス状況を記憶するファイル管理データを参照して、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置があるか否かを判断する判断ステップと
    前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する第1の許可ステップと
    前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、第2のクライアント装置に、第1のクライアント装置のユーザにより指定された前記ファイルの一部の領域である編集予定領域についての第1のクライアント装置による編集の許可/拒絶を第2のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示し、前記第2のクライアント装置において前記編集予定領域の編集許可を受け付けると、第1のクライアント装置に前記ファイルの前記編集予定領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する第2の許可ステップと
    からなる共有ファイル管理方法。
  2. 前記受付ステップにおいて、第1のクライアント装置に、前記編集予定領域指定を第1のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示し、前記第1のクライアント装置において前記編集予定領域の指定を受け付ける
    請求項に記載された共有ファイル管理方法。
  3. 前記第1の許可ステップにおいて、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置に前記ファイルの編集予定領域指定を第1のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを表示し、前記第1のクライアント装置において編集予定領域指定を受け付けると、前記ファイルの前記編集予定領域について第1のクライアント装置による編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する
    請求項1又は2に記載された共有ファイル管理方法。
  4. 前記第1の許可ステップにおいて、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの全領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する、
    請求項1又は2に記載された共有ファイル管理方法。
  5. 前記第2の許可ステップにおいて、第1のクライアント装置により指定された前記編集予定領域がすでに第2のクライアント装置によって編集されていた領域である場合には、前記領域を除いた前記編集予定領域について編集の許可/拒絶を通知するためのGUIを第1のクライアント装置に提示する
    請求項1〜4のいずれかに記載された共有ファイル管理方法。
  6. 前記第2の許可ステップにおいて、第1のクライアント装置により指定された前記編集予定領域がすでに第2のクライアント装置によって編集されていた領域である場合には、その領域を上書き保存した後で、当該ファイルを開くことを許可する
    請求項1〜4のいずれかに記載された共有ファイル管理方法。
  7. 前記第2の許可ステップにおいて、第1のクライアント装置により指定された前記編集予定領域がすでに第2のクライアント装置によって編集されていた領域である場合には、前記領域を除いた前記編集予定領域について編集の許可/拒絶を通知し、かつ、第2のクライアント装置のユーザから前記編集予定領域の中の一部についてのみの編集の拒絶通知を受け付けるためのGUIを第2のクライアント装置に提示し前記第2のクライアント装置において前記編集予定領域の中の一部についてのみの編集の拒絶通知を受け付けると、前記一部の編集を許可しない状態で前記ファイルを開くことを許可する
    請求項1〜4のいずれかに記載された共有ファイル管理方法。
  8. 前記第2の許可ステップにおいて、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、第1のクライアント装置に、前記編集予定領域指定を第1のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示し、前記第1のクライアント装置において前記編集予定領域の指定を受け付け
    請求項1〜7のいずれかに記載された共有ファイル管理方法。
  9. 前記第1のクライアント装置に提示されるGUIは、第1のクライアント装置のユーザから前記編集予定領域の開始点と終了点の指定を受け付ける、
    請求項1〜8のいずれかに記載された共有ファイル管理方法。
  10. 前記第1のクライアント装置に提示されるGUIは、複数の前記編集予定領域の指定を受け付け可能である、
    請求項1〜9のいずれかに記載された共有ファイル管理方法。
  11. 前記第2の許可ステップにおいて、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、前記のすべての第2のクライアント装置から前記編集予定領域の編集許可通知を受け取る前は、アクセスが受け付けられた前記ファイルの全領域を読み取り専用で開くことを許可する
    請求項1〜10のいずれかに記載された共有ファイル管理方法。
  12. 複数のクライアント装置にネットワークを介して接続されていて、複数のクライアント装置により共有されるファイルを管理するサーバー装置であって、
    ネットワーク上で共有されるファイルを記憶する第1記憶手段と、
    第1記憶手段に記憶されているファイルへのアクセス状況を含むファイル管理データを記憶する第2記憶手段と、
    第1記憶手段に記憶されているファイルへの第1のクライアント装置のアクセスを受け付ける受付手段と、
    アクセスが受け付けられた前記ファイルについて、前記ファイル管理データを参照して、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置があるか否かを判断し、
    前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可し、
    前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、第2のクライアント装置に、第1のクライアント装置のユーザにより指定された前記ファイルの一部の領域である編集予定領域についての第1のクライアント装置による編集の許可/拒絶を第2のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示し、前記第2のクライアント装置において前記編集予定領域の編集許可を受け付けると、第1のクライアント装置に前記ファイルの前記編集予定領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可するアクセス管理手段と
    を備えるサーバー装置。
  13. 前記アクセス管理手段は、前記第1のクライアント装置に提示されるGUIにおいて、第1のクライアント装置のユーザから前記編集予定領域の開始点と終了点の指定を受け付ける、
    請求項12に記載されたサーバー装置。
  14. 前記アクセス管理手段は、前記第1のクライアント装置に提示されるGUIにおいて、複数の前記編集予定領域の指定を受け付け可能である、
    請求項12または13に記載されたサーバー装置。
  15. 前記アクセス管理手段は、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの全領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する、
    請求項12〜14のいずれかに記載されたサーバー装置。
  16. 複数のクライアント装置と、
    前記複数のクライアント装置によりネットワーク上で共有されるファイルを管理するサーバー装置とからなり、
    前記サーバー装置は、
    ネットワーク上で共有されるファイルを記憶する第1記憶手段と、
    第1記憶手段に記憶されているファイルへのアクセス状況を含むファイル管理データを記憶する第2記憶手段と、
    第1記憶手段に記憶されているファイルへの第1のクライアント装置のアクセスを受け付ける受付手段と、
    アクセスが受け付けられた前記ファイルについて、前記ファイル管理データを参照して、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置があるか否かを判断し、
    前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可し、
    前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、第2のクライアント装置に、第1のクライアント装置のユーザにより指定された前記ファイルの一部の領域である編集予定領域についての第1のクライアント装置による編集の許可/拒絶を第2のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示し、前記第2のクライアント装置において前記編集予定領域の編集許可を受け付けると、第1のクライアント装置に前記ファイルの前記編集予定領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可するアクセス管理手段と
    を備える共有ファイル管理システム。
  17. 前記アクセス管理手段は、前記第1のクライアント装置に提示されるGUIにおいて、第1のクライアント装置のユーザから前記編集予定領域の開始点と終了点の指定を受け付ける、
    請求項16に記載された共有ファイル管理システム。
  18. 前記アクセス管理手段は、前記第1のクライアント装置に提示されるGUIにおいて、複数の前記編集予定領域の指定を受け付け可能である、
    請求項16または17のいずれかに記載された共有ファイル管理システム。
  19. 前記アクセス管理手段は、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの全領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する、
    請求項16〜18のいずれかに記載された共有ファイル管理システム。
  20. 複数のクライアント装置にネットワークを介して接続されているサーバー装置により実行される、複数のクライアント装置により共有されているファイルを管理するプログラムであって、
    ネットワーク上で共有されているファイルへの第1のクライアント装置のアクセスを受け付ける受付ステップと、
    アクセスが受け付けられた前記ファイルについて、ファイルへのアクセス状況を記憶するファイル管理データを参照して、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置があるか否かを判断する判断ステップと、
    前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する第1の許可ステップと、
    前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がある場合、第2のクライアント装置に、第1のクライアント装置のユーザにより指定された前記ファイルの一部の領域である編集予定領域についての第1のクライアント装置による編集の許可/拒絶を第2のクライアント装置のユーザから受け付けるためのGUIを提示し、前記第2のクライアント装置において前記編集予定領域の編集許可を受け付けると、第1のクライアント装置に前記ファイルの前記編集予定領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する第2の許可ステップと
    前記サーバー装置に実行させるためのプログラム。
  21. 前記第1の許可ステップにおいて、前記ファイルを編集中の第2のクライアント装置がない場合、第1のクライアント装置による前記ファイルの全領域の編集を許可する状態で前記ファイルを開くことを許可する、
    請求項20に記載されたプログラム。
  22. 前記第2の許可ステップにおいて、前記第1のクライアント装置に提示されるGUIは、第1のクライアント装置のユーザから前記編集予定領域の開始点と終了点の指定を受け付ける、
    請求項20または21に記載されたプログラム。
  23. 前記第2の許可ステップにおいて、前記第1のクライアント装置に提示されるGUIは、複数の前記編集予定領域の指定を受け付け可能である、
    請求項20〜22のいずれかに記載されたプログラム。
  24. 請求項20〜23のいずれかに記載のプログラムを記憶する、コンピュータ読み出し可能な記憶媒体。
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