JPH05128117A - 文書編集システム - Google Patents

文書編集システム

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JPH05128117A
JPH05128117A JP3287941A JP28794191A JPH05128117A JP H05128117 A JPH05128117 A JP H05128117A JP 3287941 A JP3287941 A JP 3287941A JP 28794191 A JP28794191 A JP 28794191A JP H05128117 A JPH05128117 A JP H05128117A
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JP3287941A
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English (en)
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Tomoya Ozaki
友哉 尾崎
Hideki Kuwamoto
英樹 桑本
Takao Iwatani
隆雄 岩谷
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
Masaki Fujiwara
正樹 藤原
Hitoshi Tamura
等 田村
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】文書編集処理を行う複数の情報処理装置と、複
数の情報処理装置に少なくとも文書データを供給するデ
ータベースシステムと、複数の情報処理装置とデータベ
ースシステムとを互いに接続する通信網とからなる文書
編集システムにおいて、複数の情報処理装置が同時に同
一文書を編集処理することを可能とする。 【構成】データベースシステム(サーバ202)は、通
信網(LAN203)を介して、他の情報処理装置(ク
ライアント201)に文書データを提供する。文書中に
は1つ以上の領域が存在し、1つの領域に対して1つの
ファイルが割り当てられており、クライアント201a
およびクライアント201bは、サーバ202内の同一
文書を、該文書中の領域ごとに同時に編集処理し、ファ
イル保存する。 【効果】複数の情報処理装置が同時に同一文書を領域単
位で編集することが可能となるので、複数のユーザで効
率のよい文書編集作業を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書編集処理を行う複
数の情報処理装置と、複数の情報処理装置に少なくとも
文書データを供給するデータベースシステムと、複数の
情報処理装置とデータベースシステムとを互いに接続す
る通信網とからなり、複数の情報処理装置が同時に同一
文書を編集処理することを可能とする文書編集システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の情報処理装置とデータベー
スシステムとをLAN(ローカルエリアネットワーク)
等の通信網で接続し、該複数の情報処理装置間でデータ
を共有する通信システムが広く普及している。
【0003】このようなシステムにおいては、各情報処
理装置が、通信網を介して、データベースシステムに格
納されたデータにアクセスすることができるので、各情
報処理装置にそれぞれデータを記憶する記憶装置等を設
ける必要がないという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記システムにおいて
は、データベースシステムに文書ファイルを記憶させる
ことにより、複数のユーザが、それぞれ、情報処理装置
を用いて、同一文書を編集することができる。ところ
が、1つの文書が1つのファイルとなっているので、同
一文書を複数のユーザが同時に編集しても、ファイル保
存時には、後から保存された文書の編集内容のみが有効
となり、別のユーザが先に保存した編集内容が破棄され
てしまうという問題点があった。
【0005】例えば、ユーザAがある文書の部分aを編
集し、ユーザBが該文書の部分bを編集したい場合に、
まず、ユーザAおよびユーザBは、それぞれ、情報処理
装置で該文書を呼び出す。このとき、呼び出された文書
の内容は元のままで同一である。その後、ユーザAおよ
びユーザBは、それぞれ、部分aおよび部分bを編集
し、データベースシステムに編集後の文書をファイル保
存するが、ユーザBの保存時点がユーザAの保存時点よ
りも後であったとすると、データベースシステムにおけ
る文書の内容は、ユーザBの編集内容となる。ユーザB
の編集内容は、部分bについてのみ編集した内容であ
り、部分aについては元のままである。そこでユーザA
による部分aの編集内容は反映されないことになってし
まう。
【0006】一般に、1つの文書を複数のユーザで編集
する場合、効率よく編集するには、並列に文書の編集を
行う必要がある。ところが、上述したように、従来技術
では、複数のユーザが1つの文書を同時に編集できない
という問題点があった。
【0007】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
め、複数の情報処理装置が同時に同一文書を編集するこ
とを可能とすることにより、複数のユーザで効率のよい
文書編集作業を行うことを可能とする文書編集システム
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、文書データを複数の領域に分割し、各領
域内のデータを1つのファイルとして管理するように
し、文書データは、複数の領域ファイルとそれらを格納
するホルダとから構成されるようにしている。そして、
各情報処理装置が、それぞれ、上記データベースシステ
ムから読み込んだ同一の文書データのうち、異なる領域
内のデータを編集し、編集された領域内のデータのみを
上記データベースシステムに書き込むようにすることに
より、複数の情報処理装置が1つの文書を同時に編集処
理することができるようにしている。
【0009】すなわち、本発明は、文書編集処理を行う
複数の情報処理装置と、上記複数の情報処理装置に少な
くとも文書データを供給するデータベースシステムと、
上記複数の情報処理装置と上記データベースシステムと
を互いに接続する通信網とからなる文書編集システムに
おいて、上記複数の情報処理装置に、上記データベース
システムから文書データを読み込む第1の読み込み手段
と、読み込まれた文書データのうちの任意の領域内のデ
ータを編集する編集手段と、編集された領域内のデータ
のみを上記データベースシステムに書き込む第1の書き
込み手段とを具備させている。
【0010】また、上記複数の情報処理装置に、外部か
ら編集対象として指定された領域を上記データベースシ
ステムに通知する通知手段を具備させ、上記データベー
スシステムに、上記複数の情報処理装置の通知手段から
通知された領域を他の情報処理装置が編集処理中でない
場合に、該情報処理装置に編集を許可する許可手段を具
備させている。このとき、上記複数の情報処理装置の編
集手段は、上記データベースシステムの許可手段により
編集が許可された場合に、上記編集対象として指定され
た領域を編集するようにする。
【0011】さらに、領域ごとに、該領域を編集できる
ユーザまたはユーザグループを識別する識別子を設ける
ようにし、この識別子によって、編集できるユーザを制
限することができるようにしている。
【0012】すなわち、本発明は、上記構成に加えて、
上記データベースシステムに、上記複数の領域ごとに、
該領域を読み込み可能なユーザまたはユーザグループを
識別する識別子、および、書き込み可能なユーザまたは
ユーザグループを識別する識別子を記憶する第1の記憶
手段を具備させ、上記複数の情報処理装置に、上記デー
タベースシステムの第1の記憶手段の内容を読み込む第
2の読み込み手段と、読み込まれた内容および該情報処
理装置を使用しているユーザにより入力された識別子に
基づいて、上記複数の領域ごとに、該情報処理装置を使
用しているユーザが、該領域を読み込み可能なユーザで
あるか否か、および、書き込み可能なユーザであるか否
かを判定する判定手段とを具備させている。このとき、
上記複数の情報処理装置の第1の読み込み手段は、上記
複数の情報処理装置の判定手段により読み込み可能なユ
ーザであると判定された領域のデータのみを読み込み、
上記複数の情報処理装置の第1の書き込み手段は、上記
複数の情報処理装置の判定手段により書き込み可能なユ
ーザであると判定された領域のデータのみを書き込むよ
うにする。
【0013】
【作用】例えば、ユーザAがある文書の領域aを編集
し、ユーザBが該文書の領域bを編集したい場合に、ま
ず、ユーザAおよびユーザBは、それぞれ、情報処理装
置で該文書を呼び出す。このとき、呼び出された文書の
内容は元のままで同一である。その後、ユーザAおよび
ユーザBは、それぞれ、領域aおよび領域bを編集し、
データベースシステムに編集後の文書をファイル保存す
る。
【0014】このとき、ユーザAが使用している情報処
理装置は、ユーザAが編集した領域a内のデータのみを
保存し、ユーザBが使用している情報処理装置は、ユー
ザBが編集した領域b内のデータのみを保存するので、
たとえ、ユーザBの保存時点がユーザAの保存時点より
も後であっても、データベースシステムにおける文書デ
ータの内容は、ユーザAおよびユーザBの編集内容が反
映されたものとなる。
【0015】このように、複数の情報処理装置が同時に
同一文書を編集処理することができるので、複数のユー
ザが並行して1つの文書を編集することができ、効率の
よい文書編集作業を行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0017】図5は本実施例の文書編集システムのシス
テム構成を示す図である。
【0018】図中、201a,201bは文書の編集処
理を行う複数の情報処理装置(以下、クライアントと称
す。)であり、202はクライアント201a,201
bに文書等のデータを供給するデータベースシステム
(以下、サーバと称す。)である。クライアント201
a,201bは、LAN203によりサーバ202に接
続されている。これにより、クライアント201とサー
バ202との間の通信が可能となる。
【0019】図6は図5に示したクライアント201お
よびサーバ202のハードウェア構成を示すブロック図
である。
【0020】まず、クライアント201のハードウェア
構成について、図6(a)を用いて説明する。
【0021】図中、301は中央処理ユニット(CP
U)であり、データの要求,処理,通信に係る各種プロ
グラムの実行、および、周辺機器の制御を行う。302
は主メモリ(MM)であり、データの要求,処理,通信
に係る各種プログラム、および、データが格納される。
303はキーボード(KB)であり、ユーザによる入力
はKB303を介して行われる。304はビデオメモリ
(VRAM)であり、その内容がディスプレイ表示装置
(CRT)305に表示される。306は通信制御ユニ
ット(CDRV)であり、LAN203を介してサーバ
202と通信を行う。307はこれらの周辺機器302
〜306とCPU301との間のデータ転送を行うため
のバスである。
【0022】次に、サーバ202のハードウェア構成に
ついて、図6(b)を用いて説明する。
【0023】図中、311は中央処理ユニット(CP
U)であり、データの要求,処理,通信に係る各種プロ
グラムの実行、および、周辺機器の制御を行う。312
は主メモリ(MM)であり、データの要求,処理,通信
に係る各種プログラム、および、データが格納される。
313は固定ディスク装置(HDD)であり、クライア
ント201に提供する各種データの読み出しおよび保存
を行う。314は通信制御ユニット(CDRV)であ
り、LAN203を介してサーバ202と通信を行う。
315はこれらの周辺機器312〜314とCPU31
1との間のデータ転送を行うためのバスである。
【0024】次に、文書の形式およびデータ構造につい
て説明する。
【0025】図7は文書の形式を示す図である。
【0026】文書450は、複数のページ460a〜4
60mから構成されている。図7において、460aは
文書の1ページを示す。1つのページ460a内に、破
線で示す矩形の領域461を設定し、各領域461ごと
に、その中に、様々な形式のデータを入れることができ
る。具体的には、文章領域461a,イメージ領域46
1b,図形領域461cなどである。各領域461は、
1つのページ内に、自由な位置および大きさで設定する
ことができる。
【0027】図8は文書150の物理的なデータ構造を
示す図である。
【0028】図中、402a〜402nは文書450中
の特定の領域461に対応するデータを保存する領域フ
ァイルである。各領域461内の文字データや図形デー
タ等が領域ファイル402内に格納される。401は領
域ファイル402a〜402nを格納する文書ホルダで
ある。文書ホルダ401の名称には、文書450を識別
する文書識別子(文書名)が用いられる。このように、
本実施例においては、文書は、階層構造となっている。
【0029】また、領域ファイル402a〜402n内
には、それぞれ、図9(a)に示す競合情報430が存
在している。競合情報430は、いずれかのクライアン
ト201が該領域ファイル402を編集処理中であるか
否かを示す競合フラグ431から構成されている。
【0030】なお、文書450は、サーバ202のHD
D313に格納されている。
【0031】新聞や社内報などを作成する場合、予め文
書450中に領域461が決められており、それぞれの
領域461に当てはまるように、複数の人が、それぞ
れ、記事やイラストなどを書き込む。
【0032】本実施例においては、このように、特定の
ユーザが予め領域461を設定した文書450を、複数
のユーザが、それぞれ、複数のクライアント201を用
いて、LAN203を介して、サーバ202のHDD3
13から読み込み、文書450中の文章領域461a,
図形領域461bなどの領域461単位で編集し、領域
ファイル402単位で保存するようにしているので、同
一文書を同時に編集することができる。なお、同一文書
450中の同一領域461については、同時に編集を行
うことはできない。
【0033】さて、上述した構成の本実施例の文書編集
システムにおいて、クライアント201が行う文書編集
処理について、図1〜図10を用いて説明する。
【0034】図1は文書編集処理の概要フローチャート
である。
【0035】クライアント201は、ユーザからの文書
編集要求が生じた場合は、文書編集処理100を起動す
る。文書編集処理100においては、まず、LAN20
3を介して、サーバ202のHDD313から文書を読
み込み、クライアント201のMM302に格納する
(ステップ110)。ユーザは、サーバ202から読み
込まれた文書をKB303等を用いて編集し(ステップ
120)、編集終了後、クライアント201は、LAN
203を介して、編集終了後の文書をサーバ202のH
DD313に書き込んで保存する(ステップ130)。
【0036】次に、ステップ120の処理について、図
2を用いて説明する。
【0037】ユーザは、サーバ202から読み込まれた
文書のうち、編集したい領域をKB303等を用いて指
定する(ステップ121)。クライアント201は、ユ
ーザにより指定された編集対象領域を、LAN203を
介して、サーバ202に通知し(ステップ122)、サ
ーバ202から編集が許可された場合に(ステップ12
3)、該領域について、ユーザによる編集を受付け、文
書編集プログラムを起動する(ステップ124)。ま
た、サーバ202から編集が許可されなかった場合は
(ステップ123)、その旨をユーザに通知する(ステ
ップ125)。
【0038】なお、ステップ121の処理において、ユ
ーザが編集したい領域を編集開始することで、上記指定
とみなすようにしてもよい。
【0039】次に、ステップ122の処理を受けてサー
バ202が行う編集許可判定処理200について、図4
を用いて説明する。
【0040】サーバ202は、クライアント201から
編集対象領域を通知されると(ステップ210)、該領
域の領域ファイル402内に存在している競合情報43
0の競合フラグ431を参照し(ステップ211)、い
ずれかのクライアント201が該領域ファイル402を
編集処理中でないならば、編集処理中に設定して(ステ
ップ212)、編集を許可する旨を通知し(ステップ2
13)、いずれかのクライアント201が該領域ファイ
ル402を編集処理中であるならば、編集を許可しない
旨を通知する(ステップ214)。
【0041】次に、ステップ130の処理について、図
3を用いて説明する。
【0042】まず、文書中に存在する領域の数を変数n
に設定し(ステップ131)、次に、カウンタiを初期
化する(ステップ132)。その後、カウンタiの値と
変数nとを比較し(ステップ133)、カウンタiの値
が変数nより小さくない場合は、処理を終了する。カウ
ンタiの値が変数nより小さい場合は、i番目の領域が
ユーザにより編集されたか否かを判定する(ステップ1
34)。編集された場合は、該i番目の領域に対応する
領域ファイル402を、LAN203を介して、サーバ
202のHDD313に保存する(ステップ135)。
編集されなかった場合は、ステップ135の処理を行わ
ない。最後に、カウンタiの値をカウントアップする
(ステップ136)。以降は、ステップ133〜ステッ
プ136の処理を繰り返す。
【0043】次に、クライアント201aおよびクライ
アント201bが同時に同一文書の文書編集処理を行っ
た場合の例を説明する。
【0044】図10は、サーバ202のHDD313か
ら読み込まれた文書をクライアント201a,201b
のCRT305に表示している画面の一例である。
【0045】図中、500,510はクライアント20
1a,201bの表示画面、501a〜501c,51
1a〜511cは、クライアント201a,201bに
おける上記文書中の領域である。
【0046】ここで、例えば、領域501a,511a
は、上記文書の文書ホルダ401内の0番目の領域ファ
イル402aの内容を表示し、領域501b,511b
は、1番目の領域ファイル402bの内容を表示し、領
域501c,511cは、2番目の領域ファイル402
cの内容を表示しているとし、また、例えば、クライア
ント201aが領域501aの編集処理を行い、クライ
アント201bが領域511bの編集処理を行ったとす
ると、クライアント201aが行う文書編集処理によ
り、0番目の領域ファイル402aが保存され、クライ
アント201bが行う文書編集処理により、1番目の領
域ファイル402bが保存されることとなり、サーバ2
02に保存される文書は、0番目の領域ファイル402
aおよび1番目の領域ファイル402bの両方が編集さ
れた内容となる。
【0047】このように、本実施例によれば、複数のク
ライアント201が同時に同一文書の編集処理を行うこ
とができるので、複数のユーザは、複数のクライアント
201を用いて、並行して同一文書の編集作業を行うこ
とができ、効率のよい文書編集作業を行うことができ
る。
【0048】なお、サーバ202は、各領域について、
該領域に対する競合情報430の競合フラグ431が編
集処理中に設定されたとき、および、編集処理中が解除
されたときに、その旨をクライアント201に通知する
ようにすることができ、この場合は、クライアント20
1は、通知された領域に、図18(a)に示すように、
編集中である旨を表示するようにすれば、利用者の使い
勝手が向上する。
【0049】さて、上記実施例では、文書中の1つの領
域に対して1つの領域ファイル402を割り当てている
ので、さらに、特定のユーザが読み書きできる領域を限
定することができる。以下に、その実施例を説明する。
【0050】本実施例においては、領域ファイル402
a〜402n内には、それぞれ、図9(a)に示す競合
情報430に加えて、図9(b)に示すアクセス権情報
410が存在している。アクセス権情報410は、ユー
ザを識別するユーザID411と、ユーザID411で
特定されるユーザによる読み込みを許可するか否かを示
すユーザ読み込みフラグ412と、上記ユーザによる書
き込みを許可するか否かを示すユーザ書き込みフラグ4
13と、上記ユーザ以外のユーザによる読み込みを許可
するか否かを示すユーザ外読み込みフラグ414と、上
記ユーザ以外のユーザによる書き込みを許可するか否か
を示すユーザ外書き込みフラグ415とから構成されて
いる。
【0051】さて、本実施例の文書編集システムにおい
て、クライアント201が行う文書編集処理について、
図5〜図9および図11〜図14を用いて説明する。
【0052】図11は文書編集処理の概要フローチャー
トである。
【0053】クライアント201は、ユーザからの文書
編集要求が生じた場合は、文書編集処理600を起動す
る。文書編集処理600においては、まず、ユーザを識
別するために、ログインを行う(ステップ610)。す
なわち、ユーザは、該ユーザを識別するユーザIDをK
B303から入力し、クライアント201は、入力され
たユーザIDをMM302に記憶する。次に、LAN2
03を介して、サーバ202のHDD313から文書を
読み込み、クライアント201のMM302に格納する
(ステップ620)。ユーザは、サーバ202から読み
込まれた文書をKB303等を用いて編集し(ステップ
630)、編集終了後、クライアント201は、編集終
了後の文書をサーバ202のHDD313に書き込んで
保存する(ステップ640) 次に、ステップ620の処理について、図12を用いて
説明する。
【0054】まず、領域数を変数nに設定し(ステップ
621)、次に、カウンタiを初期化する(ステップ6
22)。その後、カウンタiの値と変数nとを比較し
(ステップ633)、カウンタiの値が変数nより小さ
くない場合は、文書編集プログラムを起動して(ステッ
プ627)、処理を終了する。カウンタiの値が変数n
より小さい場合は、i番目の領域ファイル402が読み
込み可能であるか否かを判定する(ステップ624)。
【0055】この判定は、ステップ610の処理で入力
されたユーザIDとi番目の領域ファイル402内のユ
ーザID411とが等しい場合には、ユーザ読み込みフ
ラグ412およびユーザ外読み込みフラグ414のどち
らか一方が許可であるならば、該領域ファイル402が
読み込み可能であると判定し、ユーザ読み込みフラグ4
12およびユーザ外読み込みフラグ414の両方が許可
でないならば、該領域ファイル402が読み込み不可能
であると判定する。また、ステップ610の処理で入力
されたユーザIDとi番目の領域ファイル402内のユ
ーザID411とが等しくない場合は、ユーザ外読み込
みフラグ414が許可であるならば、該領域ファイル4
02が読み込み可能であると判定し、ユーザ外読み込み
フラグ414が許可でないならば、該領域ファイル40
2が読み込み不可能であると判定する。
【0056】ステップ624で読み込み可能であると判
定された場合は、i番目の領域に対応する領域ファイル
402を、LAN203を介してサーバ202のHDD
313からMM302に読み込む(ステップ625)。
読み込み不可能であると判定された場合は、ステップ6
25の処理を行わない。最後に、カウンタiの値をカウ
ントアップする(ステップ626)。以降は、ステップ
623〜ステップ626の処理を繰り返す。
【0057】なお、本実施例では、読み込み不可能であ
ると判定された場合は読み込みを行わないとしたが、そ
の場合に、i番目の領域ファイル402を読み込み、該
領域ファイル402に対応する領域を枠のみを表示し、
領域の内容は表示しないようにしてもよい。
【0058】次に、ステップ630の処理について、図
13を用いて説明する。
【0059】ユーザによる編集は、該ユーザが書き込み
可能である領域に対してのみ、行うことが可能である。
【0060】ユーザは、サーバ202から読み込まれた
文書のうち、編集したい領域をKB303等を用いて指
定する(ステップ631)。クライアント201は、ユ
ーザにより指定された編集対象領域の領域ファイル40
2が書き込み可能であるか否かを判定する(ステップ6
32)。
【0061】この判定は、ステップ610の処理で入力
されたユーザIDと編集対象領域の領域ファイル402
内のユーザID411とが等しい場合には、ユーザ書き
込みフラグ412およびユーザ外書き込みフラグ414
のどちらか一方が許可であるならば、該領域ファイル4
02が書き込み可能であると判定し、ユーザ書き込みフ
ラグ412およびユーザ外書き込みフラグ414の両方
が許可でないならば、該領域ファイル402が書き込み
不可能であると判定する。また、ステップ610の処理
で入力されたユーザIDと編集対象領域の領域ファイル
402内のユーザID411とが等しくない場合は、ユ
ーザ外書き込みフラグ414が許可であるならば、該領
域ファイル402が書き込み可能であると判定し、ユー
ザ外読書き込みフラグ414が許可でないならば、該領
域ファイル402が書き込み不可能であると判定する。
【0062】ステップ632で書き込み可能であると判
定された場合は、さらに、該領域を、LAN203を介
して、サーバ202に通知し(ステップ633)、サー
バ202から編集が許可された場合に(ステップ63
4)、該領域について、ユーザによる編集を受付け、文
書編集プログラムを起動する(ステップ635)。ま
た、サーバ202から編集が許可されなかった場合は
(ステップ634)、その旨をユーザに通知する(ステ
ップ636)。また、ステップ632で書き込み不可能
であると判定された場合は、その旨をユーザに通知する
(ステップ637)。
【0063】なお、ステップ633の処理を受けてサー
バ202が行う編集許可判定処理210については、図
4と同様である。
【0064】次に、ステップ640の処理について、図
14を用いて説明する。
【0065】まず、領域数を変数nに設定し(ステップ
641)、次に、カウンタiを初期化する(ステップ6
42)。その後、カウンタiの値と変数nとを比較し
(ステップ643)。カウンタiの値が領域数nより小
さくない場合は、処理を終了する。カウンタiの値が領
域数nより小さい場合は、i番目の領域が編集されたか
否かを判定する(ステップ644)。編集された場合
は、上記i番目の領域に対応する領域ファイル402
を、LAN203を介してサーバ202のHDD313
に保存する(ステップ645)。編集されなかった場合
は、上記保存処理を行わない。最後に、カウンタiの値
をカウントアップする(ステップ646)。以降は、ス
テップ643〜ステップ646の処理を繰り返す。
【0066】このように、本実施例によれば、文書中の
領域を編集できるユーザを限定できるので、指定された
ユーザ以外のユーザが領域を編集することを防止するこ
とができる。また、特定のユーザ以外のユーザに領域の
内容を見せないようにすることができ、機密保護にも役
立つ。
【0067】なお、上記実施例と同様に、サーバ202
は、各領域について、該領域に対する競合情報430の
競合フラグ431が編集処理中に設定されたとき、およ
び、編集処理中が解除されたときに、その旨をクライア
ント201に通知するようにすることができ、この場合
は、クライアント201は、通知された領域に、図18
(a)に示すように、編集中である旨を表示するように
すれば、利用者の使い勝手が向上する。
【0068】また、競合情報430の内容を、対応する
領域を編集しているユーザIDとするようにしてもよ
く、同様に、サーバ202は、各領域について、該領域
に対する競合情報430に編集中のユーザIDが設定さ
れたとき、および、ユーザIDが解除されたときに、内
部に格納したテーブルに基づいてユーザIDをユーザ名
に変換してから、その旨をクライアント201に通知す
るようにすると、クライアント201は、通知された領
域に、図18(b)に示すように、編集中のユーザを表
示するようにすれば、利用者の使い勝手が向上する。
【0069】また、アクセス権情報410を文書ホルダ
410に付けるようにすれば、領域の大きさを変更でき
るユーザを限定することができる。これは、ステップ6
10の処理で入力されたユーザのユーザIDとi番目の
領域ファイル402内のユーザID411とが等しい場
合で、かつ、ユーザ書き込みフラグ413がである場合
のみ、領域の大きさを変更できるとし、それ以外の場合
は、大きさを変更できないとすればよい。
【0070】さて、上記実施例では、特定の領域を編集
できるユーザを限定したが、複数のユーザをまとめてグ
ループとし、特定の領域を編集できるグループを限定す
ることもできる。以下、その実施例を図4〜図9および
図11〜図15を用いて説明する。
【0071】まず、本実施例で用いるユーザ管理テーブ
ル700について図15を用いて説明する。
【0072】ユーザ管理テーブル700は、ユーザID
701と、グループID702とから構成されている。
ユーザID701は、ステップ610の処理で、ユーザ
がKB303から入力するユーザ識別名である。グルー
プID702は、各ユーザが所属するグループを識別す
る識別子である。全てのユーザは、いずれかのグループ
に属している。なお、ユーザ管理テーブル700は、サ
ーバ202のHDD313に記憶されており、全てのク
ライアント201からアクセスすることができる。
【0073】また、本実施例においては、領域ファイル
402a〜402n内には、それぞれ、図9(a)に示
す競合情報430に加えて、図9(c)に示すアクセス
権情報420が存在している。アクセス権情報420
は、ユーザを識別するユーザID411と、ユーザID
411で特定されるユーザが属するグループを識別する
グループID421と、ユーザIDで特定されるユーザ
による読み込みを許可するか否かを示すユーザ読み込み
フラグ412と、上記ユーザによる書き込みを許可する
か否かを示す書き込みフラグ413と、グループID4
21で特定されるグループに属するユーザによる読み込
みを許可するか否かを示すグループ読み込みフラグ42
2と、上記グループに属するユーザによる書き込みを許
可するか否かを示すグループ書き込みフラグ433と、
上記グループに属さないユーザによる読み込みを許可す
るか否かを示すグループ外読み込みフラグ424と、上
記グループに属さないユーザによる書き込みを許可する
か否かを示すグループ外書き込みフラグ425とから構
成されている。
【0074】本実施例における文書編集処理の概要は、
特定領域を編集できるユーザを限定した場合と同様であ
る。ただし、ステップ610の処理,ステップ624の
処理,ステップ632の処理が異なる。
【0075】ステップ610の処理では、ユーザは、K
B303からユーザID701を入力する。クライアン
ト201は、LAN203を介して、サーバ202のH
DD313内に記憶されているユーザ管理テーブル70
0を参照し、入力されたユーザID701を持つグルー
プID702を、該クライアント201のMM302に
読み込む。
【0076】ステップ624の処理では、ステップ61
0の処理で入力されたユーザID701とi番目の領域
ファイル402内のユーザID411とが一致する場合
には、ユーザ読み込みフラグ412,グループ読み込み
フラグ422,グループ外読み込みフラグ424のうち
のいずれか1つが許可であるならば、読み込み可能であ
ると判定し、全てが許可でないならば、読み込み不可能
であると判定する。また、ステップ610の処理で入力
されたユーザID701とi番目の領域ファイル402
内のユーザID411とが一致せず、かつ、ステップ6
10で読み込まれたグループID702とi番目の領域
ファイル402内のグループID421とが一致する場
合は、グループ読み込みフラグ422およびグループ外
読み込みフラグ424のいずれか一方が許可であるなら
ば、読み込み可能であると判定し、両方とも許可でない
ならば、読み込み不可能であると判定する。さらに、ス
テップ610で入力されたユーザID701,ステップ
610で読み込まれたグループID702と、i番目の
領域ファイル402内のユーザID411,グループI
D421とがそれぞれ一致しない場合は、グループ外読
み込みフラグ424が許可であるならば、読み込み可能
であると判定し、グループ外読み込みフラグ424が許
可でないならば、読み込み不可能であると判定する。
【0077】また、ステップ632の処理では、ステッ
プ610の処理で入力されたユーザID701とi番目
の領域ファイル402内のユーザID411とが一致す
る場合は、ユーザ書き込みフラグ412,グループ書き
込みフラグ422,グループ外書き込みフラグ424の
うちのいずれか1つが許可であるならば、書き込み可能
であると判定し、全てが許可でないならば、書き込み不
可能であると判定する。また、ステップ610の処理で
入力されたユーザID701とi番目の領域ファイル4
02内のユーザID411とが一致せず、かつ、ステッ
プ610で読み込まれたグループID702とi番目の
領域ファイル402内のグループID421とが一致す
る場合は、グループ書き込みフラグ422およびグルー
プ外書き込みフラグ424のいずれか一方が許可である
ならば、書き込み可能であると判定し、両方とも許可で
ないならば、書き込み不可能であると判定する。さら
に、ステップ610の処理で入力されたユーザID70
1,ステップ610の処理で読み込まれたグループID
702と、i番目の領域ファイル402内のユーザID
411,グループID421とがそれぞれ一致しない場
合は、グループ外書き込みフラグ424が許可であるな
らば、書き込み可能であると判定し、グループ外書き込
みフラグ424が許可でないならば、書き込み不可能で
あると判定する。
【0078】以上のように、文書中の特定の領域を編集
できるユーザを、特定の複数のユーザの集まりであるグ
ループに限定することもでき、悪意あるユーザに文書を
編集されるのを防止することができる。本実施例は、回
覧文書など不特定多数のユーザに読み書きされる電子化
された文書に対して有効である。
【0079】ところで、文書中の特定の領域に対して、
該領域を編集するユーザを指定し、該ユーザに対して電
子メイルを送ることも可能である。以下、その実施例を
図5〜図6および図10〜図17を用いて説明する。
【0080】まず、本実施例で用いるメイル管理テーブ
ル800について、図16を用いて説明する。
【0081】メイル管理テーブル800は、ユーザID
801と、ユーザ名802と、文書名803と、領域番
号804とから構成されている。ユーザID801に
は、メイルを送信する相手のユーザを識別するユーザI
Dが格納される。ユーザ名802には、メイルを送信す
る相手のユーザ名が格納される。文書名803には、文
書ホルダ401を識別する文書識別子(文書名)が格納
される。領域番号804には、文書名803によって特
定される文書中の領域を識別する識別子(領域番号)が
格納される。なお、メイル管理テーブル800は、サー
バ202のHDD313に格納されており、全てのクラ
イアント201からアクセスすることができる。
【0082】次に、特定の領域を編集するユーザを指定
する処理について説明する。
【0083】例えば、クライアント201aにおいて、
特定のユーザAが文書Aを編集中であるとし、文書Aの
中に、表示画面500のように領域501a〜501c
を設定したとすると、ユーザAは、これらの領域501
a〜501cを編集すべきユーザを指定することができ
る。例えば、ユーザAは、KB303から、領域501
aを編集するユーザとして、ユーザBを指定したとす
る。クライアント201aは、文書Aの領域501aを
ユーザBが編集すべき旨を、サーバ202に通知する。
【0084】サーバ202は、クライアント201aか
らの通知を受け取ると、メイル管理テーブル800のユ
ーザ名802に、ユーザBを格納し、ユーザID801
に、ユーザ名802(ユーザB)に対応するユーザID
を内部のテーブルで変換して格納し、文書名803に、
文書Aを格納し、領域番号804に、領域501aの番
号を格納する。
【0085】次に、メイルの受け取りについて説明す
る。
【0086】メイルの受け取りは、ステップ610の処
理で、ユーザBがクライアント201bでログインした
際に、クライアント201bは、LAN203を介し
て、サーバ202のHDD313内に記憶されているメ
イル管理テーブル800を参照し、KB303から入力
されたユーザIDと一致するユーザID801がメイル
管理テーブル800内に存在する場合は、該ユーザID
801に対応するユーザ名802,文書名803および
領域番号804をメイル管理テーブル800から読み出
し、例えば、図17に示すようなメイルを、クライアン
ト201bのCRT305に表示することで行う。
【0087】メイルが表示された後、ユーザBは、「編
集する」/「編集しない」のいずれかをKB303から
入力し、「編集する」と入力した場合は、文書編集プロ
グラムが起動され、文書名802で特定される文書の編
集画面510がCRT305に表示され、領域番号80
3で特定される領域の編集が可能な状態となる。編集終
了後、メイル管理テーブル800のメイルの表示に用い
たレコードを初期化する。
【0088】なお、メイル管理テーブル800に、特定
の領域を編集するユーザを指定したユーザのユーザ名を
格納するようにすることもでき、この場合は、メイルの
表示画面に依頼者のユーザ名を表示することが可能とな
る。
【0089】また、上述した領域を編集するユーザを指
定する処理において、領域番号804に対応する領域フ
ァイル402内のアクセス権情報410を用いれば、指
定されたユーザ以外のユーザによる領域番号804に対
応する領域の編集を禁止することもできる。その場合、
アクセス権情報410内のユーザID411にユーザB
を識別するユーザIDを設定し、ユーザ読み込みフラグ
412およびユーザ書き込みフラグ413を共に許可と
し、ユーザ外読み込みフラグ414およびユーザ外書き
込みフラグ415を共に不許可とすればよい。また、ア
クセス権権情報420を用いた場合は、アクセス権情報
420内のユーザID411にユーザBを識別するユー
ザIDを設定し、ユーザBの属するグループのグループ
ID703をユーザ管理テーブル700より取得し、グ
ループID421に設定する。また、ユーザ読み込みフ
ラグ412およびユーザ書き込みフラグ413を共に許
可とし、グループ外読み込みフラグ424およびグルー
プ外書き込みフラグ425を共に不許可とする。グルー
プ読み込みフラグ422,グループ書き込みフラグ42
3については、例えば、グループ読み込みフラグ422
を許可、グループ書き込みフラグ423を許可とすれ
ば、ユーザBと同じグループに属するユーザは、ユーザ
Bに指定された領域の内容を見ることができるが、編集
はできないようにすることもできる。
【0090】以上説明したように、上記実施例は、新聞
など多数のユーザで文書編集を行う場合に有効である。
例えば、新聞や社内報などの編集においては、まず、編
集者が全体のレイアウト、すなわち、文書中の領域の位
置および大きさを決める。その後、上記編集者は、各領
域ごとに、文章や図形を作成する人を割り振り、割り振
られた複数の人が、各領域の内容を作成/編集すること
により、全体の文書ができあがる。このように、文書の
一元管理ができると共に、各領域の編集を並行して行う
ことができるので、効率よく文書の作成を行うことがで
きる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のユーザが、複数の情報処理装置を用いて、同時に
同一文書を領域単位で編集することが可能となり、効率
のよい文書編集作業を行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の文書編集システムの文書編集処理の
概要フローチャート。
【図2】本実施例の文書編集システムの文書編集処理の
概要フローチャート。
【図3】本実施例の文書編集システムの文書編集処理の
概要フローチャート。
【図4】本実施例の文書編集システムの編集許可判定処
理の概要フローチャート。
【図5】本実施例の文書編集システムのシステム構成
図。
【図6】クライアントおよびサーバのハードウェア構成
図。
【図7】本実施例に係る文書の形式を示す説明図。
【図8】本実施例に係る文書のデータ構造図。
【図9】本実施例に係る文書のデータ構造図。
【図10】文書編集画面の表示例を示す説明図。
【図11】本実施例の文書編集システムの文書編集処理
の概要フローチャート。
【図12】本実施例の文書編集システムの文書編集処理
の概要フローチャート。
【図13】本実施例の文書編集システムの文書編集処理
の概要フローチャート。
【図14】本実施例の文書編集システムの文書編集処理
の概要フローチャート。
【図15】ユーザ管理テーブルの構成図。
【図16】メイル管理テーブルの構成図。
【図17】メイルを表示する表示例を示す説明図。
【図18】文書編集画面の表示例を示す説明図。
【符号の説明】
201…クライアント、202…サーバ、203…LA
N、301,302…中央処理ユニット(CPU)、3
02,312…主メモリ(MM)、304…ビデオメモ
リ(VRAM)、305…ディスプレイ表示装置(CR
T)、306,314…通信制御ユニット(CDR
V)、307,315…バス、313…固定ディスク装
置(HDD)、401…文書ホルダ、402…領域ファ
イル、410,420…アクセス権情報、430…競合
情報、450…文書、461…領域、700…ユーザ管
理テーブル、800…メイル管理テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩谷 隆雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 桑原 禎司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 藤原 正樹 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 田村 等 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書編集処理を行う複数の情報処理装置
    と、上記複数の情報処理装置に少なくとも文書データを
    供給するデータベースシステムと、上記複数の情報処理
    装置と上記データベースシステムとを互いに接続する通
    信網とからなる文書編集システムにおいて、 上記文書データは、複数の領域に分割されており、 上記複数の情報処理装置のうちの少なくとも2つの情報
    処理装置は、それぞれ、上記データベースシステムから
    読み込んだ同一の文書データのうち、異なる領域内のデ
    ータを編集し、編集された領域内のデータのみを上記デ
    ータベースシステムに書き込むことを特徴とする文書編
    集システム。
  2. 【請求項2】文書編集処理を行う複数の情報処理装置
    と、上記複数の情報処理装置に少なくとも文書データを
    供給するデータベースシステムと、上記複数の情報処理
    装置と上記データベースシステムとを互いに接続する通
    信網とからなる文書編集システムにおいて、 上記文書データは、複数の領域に分割されており、 上記複数の情報処理装置は、上記データベースシステム
    から文書データを読み込む第1の読み込み手段と、読み
    込まれた文書データのうちの任意の領域内のデータを編
    集する編集手段と、編集された領域内のデータのみを上
    記データベースシステムに書き込む第1の書き込み手段
    とを備えたことを特徴とする文書編集システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の文書編集システムにおい
    て、 上記複数の情報処理装置は、外部から編集対象として指
    定された領域を上記データベースシステムに通知する通
    知手段を備え、 上記データベースシステムは、上記複数の情報処理装置
    の通知手段から通知された領域を他の情報処理装置が編
    集処理中でない場合に、該情報処理装置に編集を許可す
    る許可手段を備え、 上記複数の情報処理装置の編集手段は、上記データベー
    スシステムの許可手段により編集が許可された場合に、
    上記編集対象として指定された領域を編集することを特
    徴とする文書編集システム。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の文書編集システム
    において、 上記データベースシステムは、上記複数の領域ごとに、
    該領域を読み込み可能なユーザまたはユーザグループを
    識別する識別子、および、書き込み可能なユーザまたは
    ユーザグループを識別する識別子を記憶する第1の記憶
    手段を備え、 上記複数の情報処理装置は、上記データベースシステム
    の第1の記憶手段の内容を読み込む第2の読み込み手段
    と、読み込まれた内容および該情報処理装置を使用して
    いるユーザにより入力された識別子に基づいて、上記複
    数の領域ごとに、該情報処理装置を使用しているユーザ
    が、該領域を読み込み可能なユーザであるか否か、およ
    び、書き込み可能なユーザであるか否かを判定する判定
    手段とを備え、 上記複数の情報処理装置の第1の読み込み手段は、上記
    複数の情報処理装置の判定手段により読み込み可能なユ
    ーザであると判定された領域のデータのみを読み込み、
    上記複数の情報処理装置の第1の書き込み手段は、上記
    複数の情報処理装置の判定手段により書き込み可能なユ
    ーザであると判定された領域のデータのみを書き込むこ
    とを特徴とする文書編集システム。
  5. 【請求項5】文書編集処理を行う複数の情報処理装置
    と、上記複数の情報処理装置に少なくとも文書データを
    供給するデータベースシステムと、上記複数の情報処理
    装置と上記データベースシステムとを互いに接続する通
    信網とからなる文書編集システムにおいて、 上記文書データは、複数の領域に分割されており、 上記複数の情報処理装置は、上記複数の領域のうちの任
    意の領域および該領域を編集すべきユーザの識別子を外
    部から指定された場合に、指定されたユーザが使用して
    いる情報処理装置に対して、指定された領域および該領
    域を含む文書データを編集する要請を伝える電子メイル
    を送信することを特徴とする文書編集システム。
  6. 【請求項6】請求項2,3または4記載の文書編集シス
    テムにおいて、 上記データベースシステムは、ユーザの識別子,該ユー
    ザが編集すべき文書データおよび領域を記憶する第2の
    記憶手段を備え、 上記複数の情報処理装置は、上記データベースシステム
    の第2の記憶手段の内容を読み込む第3の読み込み手段
    と、読み込まれた識別子と該情報処理装置を使用してい
    るユーザにより入力された識別子とが一致した場合に、
    読み込まれた文書データおよび領域を編集する要請を表
    示する表示手段を備えたことを特徴とする文書編集シス
    テム。
  7. 【請求項7】請求項6記載の文書編集システムにおい
    て、 上記複数の情報処理装置は、上記複数の領域のうちの任
    意の領域および該領域を編集すべきユーザの識別子を外
    部から指定された場合に、指定されたユーザの識別子,
    指定された領域および該領域を含む文書データを、上記
    データベースシステムの上記第2の記憶手段に書き込む
    第2の書き込み手段を備えたことを特徴とする文書編集
    システム。
  8. 【請求項8】請求項6または7記載の文書編集システム
    において、 上記複数の情報処理装置の表示手段は、上記第3の読み
    込み手段により読み込まれた文書データの領域を、編集
    可能な状態で表示することを特徴とする文書編集システ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項1,2,3,4,5,6,7または
    8記載の文書編集システムにおいて、 上記複数の領域の各々に1つのファイルを対応させ、上
    記文書データは、上記複数の領域内のデータを格納する
    複数の領域ファイルと、該複数の領域ファイルを格納す
    るホルダとから構成されていることを特徴とする文書編
    集システム。
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