JP5373723B2 - 共有ファイル管理システム、その制御方法、およびプログラム - Google Patents
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- G06F16/17—Details of further file system functions
- G06F16/176—Support for shared access to files; File sharing support
- G06F16/1767—Concurrency control, e.g. optimistic or pessimistic approaches
- G06F16/1774—Locking methods, e.g. locking methods for file systems allowing shared and concurrent access to files
Description
まず、図1〜3を参照して、本発明の実施の形態に係る共有ファイル管理システム100の構成を説明する。本実施の形態に係る共有ファイル管理システム100は、図1に示すように、サーバ10と、N台のクライアント20(20−1〜20−N)と、これらを相互に接続するLAN(Local Area Network)30とから構成されている。
記憶部11は、クライアント20(20−1〜20−N)の各々がアクセス可能な共有ファイルなどのデータを格納するものである。ここで、共有ファイルとは、複数のコンピュータ(クライアント20)の各々がネットワーク(LAN30)を介してアクセスできるファイルのことをいう。
状態制御部12は、クライアント20からの編集開始要求に応じて共有ファイルをクライアント20−1〜20−Nのうち一のクライアントしか編集することができないロック状態にしたり、そのクライアントからの編集終了要求に応じてその共有ファイルのロック状態が解除されたアンロック状態とするものである。
状態情報記憶部13は、記憶部11に記憶された共有ファイルがロック状態であるかアンロック状態であるかを含む共有ファイルの状態情報を記憶するものである。
予約部14は、ロック状態とされている共有ファイルに対してクライアント20から編集開始要求があったときに、その共有ファイルのロック状態が解除され次第そのクライアント20が編集できるよう予約を行なうものである。
状態情報出力部15は、状態情報記憶部13に記憶されている状態情報を読み出してクライアント20に出力させるものである。
強制終了部16は、共有ファイルがクライアント20−1〜20−Nのうち一のクライアントによりチェックアウトされてロック状態のまま長時間(たとえば、10時間や20時間など)が経過したときには、その共有ファイルを強制的にアンロック状態とするものである。
通信部17は、LAN30を介してクライアント20−1〜20−Nと間で通信を行う機能を実現する。
表示部21は、ディスプレイ装置など、各種画面を表示するものである。
操作部22は、キーボードやマウスなど、ユーザの操作に基づいて、文字や数字、記号、方向などの信号をクライアント20が備える図示しないCPUへと入力するものである。
通信連絡部23は、LAN30を介してサーバ10や他のクライアント20との間で通信を行なう機能を実現するものである。
図4は、状態情報記憶部13が格納する共有ファイル管理テーブルの構造の一例を示す図である。状態情報記憶部13が格納する共有ファイル管理テーブルは、図4に示すように、「共有ファイルID」、「フラグF1」、「編集者ID」、「フラグF2」、「予約者ID」、および「更新時刻」というフィールドからなるレコードを含んでいる。
「共有ファイルID」は、共有ファイルを一意に特定するためのIDであり、たとえば各共有ファイルのパスや各共有ファイルに対して一意に付された文字列などを用いることができる。
「フラグF1」は、対応する共有ファイルがクライアント20によって編集がなされているか否か、すなわちその共有ファイルがロック状態であるかアンロック状態であるかを示すものである。具体的には、その共有ファイルがアンロック状態であるときには値「0」が入力され、ロック状態であるときには値「1」が入力される。
「編集者ID」は、該当する共有ファイルが編集中であるときに、その共有ファイルを編集しているクライアントを一意に特定するためのIDを示すものであり、たとえばクライアントのIPアドレスや、MACアドレス、認証したユーザ名などが入力される。このため、「フラグF1」の値が「1」であるときには、「編集者ID」によって特定されるクライアント20以外の他のクライアント20はその共有ファイルを編集することができない。なお、この共有ファイルが編集中ではないときには「フラグF1」の値は「0」、「編集者ID」のフィールドの値はNULLとなる。
「フラグF2」は、その共有ファイルがあるクライアントによって編集中であるとき、すなわち「フラグF1」の値が「1」とされてロック状態となっているときに、他のクライアントが次に編集する権利の予約をしているか否かを示すものである。具体的には、その共有ファイルが予約されてないときには値「0」が入力され、すでに予約済みであるときには値「1」が入力される。
「予約者ID」は、この共有ファイルの編集権が予約されているときに、その共有ファイルの編集権を予約しているクライアントを一意に特定するためのIDを示すものであり、たとえばクライアントのIPアドレスや、MACアドレス、認証したユーザ名などが入力される。したがって、この「フラグF2」の値が「1」である共有ファイルについて、編集作業が終了してそのロック状態が解除され次第、「予約者ID」により特定されるクライアント20がその共有ファイルを編集することができることになる。なお、この共有ファイルが予約がなされていなければ、「フラグF2」の値は「0」、「予約者ID」のフィールドの値はNULLとなる。
「更新時刻」は、該当するレコードに対応する共有ファイルの編集作業を開始した時刻、または編集作業の途中に保存された共有ファイルにあっては最後に保存された時刻を示すものである。これは、強制終了部16が、共有ファイルがロック状態のまま長時間が経過したか否かを調べる際に用いられる。なお、該当するレコードに対応する共有ファイルが編集中でないときには、このフィールドの値はNULLとなる。
状態情報記憶部13は、この共有ファイル管理テーブルにデータを入力することによって共有ファイルの状態情報を記憶しているのである。
はじめに、サーバ10が、クライアント20から共有ファイルIDおよびそのクライアント20を特定するID(以下、「クライアントID」という。)とともに、共有ファイルの編集開始要求を受け付けると、クライアント20は共有ファイル管理テーブルを参照し、該当する共有ファイルに対応するレコードの「フラグF1」および「フラグF2」を読み込み(ステップS100)、「フラグF1」の値が「0」であるか否かを調べる(ステップS110)。
具体的には、まず、状態制御部12が、共有ファイルIDで紐づけられたレコードの「フラグF1」の値を「1」に更新すると共に「編集者ID」にこのクライアント20のクライアントIDを入力し、「更新時刻」に現在時刻を入力する(ステップS120)。このように、「フラグF1」の値を「1」に更新することにより、状態制御部12は「編集者ID」によって特定されるクライアント20以外のクライアント20がこの共有ファイルへアクセスするのを制限する。
次いで、通信部17が、このクライアント20に対して該当する共有ファイルをダウンロードし(ステップS130)、この共有ファイルが編集中となった旨をすべてのクライアント20−1〜20−Nに対して通知して(ステップS140)、編集開始ルーチンを終了する。
図6に、ビル管理システムに関わる複数の共有ファイルを対象とする場合を例にとって、本発明の実施の形態に係る共有ファイル管理システム100においてクライアント20の表示部21に表示される共有ファイルの状態を確認するための監視画面の一例を示す。図6(a)はすべての共有ファイルについてアンロック状態であるときの監視画面、図6(b)はある共有ファイルがロック状態であるときの監視画面を示している。図6に示すように、ビルのエリア毎に表示された各共有ファイルの共有ファイル名の横にはその共有ファイルの状態を示すアイコンがついており、アンロック状態であるときは白抜きの四角形だったアイコンが、ロック状態となることにより「×」印のついた四角形のアイコンに変化している。このため、クライアント20を操作するユーザはこの画面を開いて共有ファイルの前にあるアイコンの状態を確認することによって、この共有ファイルが編集中であるか否かを確認することができるのである。
また、クライアント20を操作しているユーザは、たとえば、編集中でロック状態となっている共有ファイルの共有ファイル名をクリックすることにより、通信連絡部23の機能を用いてその共有ファイルを編集しているクライアント20に対してメッセージを送信したり通話を行なうこともできる。このように、クライアント20で共有ファイルの監視画面を開いてその画面上で所定の操作をすることにより、共有ファイルの編集を希望するユーザ同士で連絡を取り合い、共有ファイルのロック状態を解除するよう交渉することができる。
なお、本実施の形態ではツリー構造の監視画面を例にとって説明しているが、共有ファイルの状態が確認できる出力状態であれば表示の形態はどのようなものであってもよく、たとえばテーブル形状で表示してもよい。
ステップS110の処理において、「フラグF1」の値が「1」であるときは(ステップS110;NO)、この共有ファイルは編集中であると判断し、「フラグF2」の値が「0」であるか否かをさらに判断する(ステップS150)。
「フラグF2」の値が「0」であるときは(ステップS150;YES)、この共有ファイルは未だ予約がなされていないと判断して予約部14は予約処理を行なう。具体的には、「フラグF2」の値を「1」に更新すると共に「予約者ID」にこのクライアント20のクライアントIDを入力して(ステップS160)、編集開始ルーチンを終了する。現在編集をしているクライアント20から予約処理を行なったクライアント20へ、共有ファイルの編集をする権限が移動するタイミングについては、後述することにする。なお、ステップS160の予約処理を行なう前に、クライアント20の表示部21にポップアップを表示して予約を行なうか否かについてユーザの意志を確認する処理を行なってもよい。
これに対して「フラグF2」の値が「1」であるときは(ステップS150;NO)、この共有ファイルはすでに予約済みであると判断し、予約部14は予約処理を行なわずに編集開始ルーチンを終了する。
まず、状態制御部12が、所定時間(たとえば、10秒や20秒など)以内に再び同じクライアント20から編集開始要求(すなわち、編集終了要求のキャンセル)がないかを確認する(ステップS200)。
所定時間以内に同じクライアント20から再び編集開始要求があったときには(ステップS200;NO)、後述するチェックインをせずに、編集終了ルーチンを終了する。このため、共有ファイルのロック状態は解除されず、同じクライアントが継続してその共有ファイルを編集することができる。
このように、状態制御部14が所定時間にわたって同じクライアント20からの編集開始要求のみを受け付けることとしたのは、クライアント20を操作しているユーザが誤ってプログラムを終了するなどして共有ファイルの編集作業を終了してしまったときに、他のクライアント20によりその共有ファイルがロック状態とされて編集ができなくなってしまうのを防ぐためである。
まず、共有ファイル管理テーブルを参照して、該当する共有ファイルのレコードの「フラグF2」を読み込み(ステップS210)、この「フラグF2」の値が「0」であるか否かを判断する(ステップS220)。
読み込んだ「フラグF2」の値が「0」であるときには(ステップS220;YES)、この共有ファイルは予約されていないものと判断し、状態制御部12はチェックインの処理を行なう。
具体的には、状態制御部12が「フラグF2」の値を「0」に更新し、「編集者ID」の値をNULLに更新し、「更新時刻」の値をNULLに更新する(ステップS230)。また、通信部17がこの共有ファイルが編集可能となった旨を全クライアントに対して通知し(ステップS240)、編集終了ルーチンを終了する。ここで、通信部17が共有ファイルが編集可能となった旨をクライアント20−1〜20−Nに対して通知すると、上述したように、クライアント20−1〜20−Nの表示部21にて、共有ファイルの状態の監視画面を開いて共有ファイルの共有ファイル名の横にあるアイコンを確認すれば、「×」印のついた四角形から白抜きの四角形に変化しているのが分かる。このため、ユーザはこの監視画面を開けば該当する共有ファイルが編集中であるか否かを容易に判断することができるのである。
具体的には、状態制御部12は、「編集者ID」に「予約者ID」を入力し、「予約者ID」をNULLに更新し、「フラグF2」の値を「0」に更新する(ステップS250)。通信部17は予約していたクライアント20に対して共有ファイルのダウンロードを実行すると共にこの共有ファイルに対する編集要求が承認された旨を通知し(ステップS260)、編集終了ルーチンを終了する。ここで、予約していたクライアント20に対して編集要求が承認された旨を通知する方法としては、たとえば予約をしたクライアント20の表示部21にて上述した共有ファイルの監視画面を開いたときに、編集要求が承認された旨をポップアップにより表示したり、あるいはチャイムを生成したりする方法が挙げられる。このように、予約していたクライアント20に対して編集要求が承認された旨を通知する処理を行なうので、クライアント20を操作しているユーザは、共有ファイルの状態を確認するためにわざわざサーバ10にアクセスする必要がなくなり、共有ファイルの編集要求が承認された旨の通知を待ちながら、他の作業に集中することができるのである。
なお、説明の便宜上、このシーケンス図ではクライアント20−1およびクライアント20−2という2台のクライアントのみが描かれているが、クライアント20の台数が2台に限られないのは言うまでもない。
なお、上述したように、共有ファイルのアップロード(ステップS370)と、共有ファイルの編集終了要求(ステップS380)とは互いに独立した処理となっている。これは、クライアント20がシステムダウンしたときに備えて、ユーザは、共有ファイルの編集作業の途中であっても、それまで編集した内容をこまめにサーバ10にアップロードしたいという要望があるためである。
図9は、サーバ10が実行する強制終了ルーチンを示すフローチャートである。このフローチャートは、所定時間毎(たとえば、数十分毎や数時間毎)に実行される。
次いで、このレコードの「更新時刻」を読み出し、「更新時刻」からの経過時間ΔTを演算する(ステップS410)。この「更新時刻」は、対応する共有ファイルの編集作業が開始された時刻、または編集作業の途中に上書き保存された共有ファイルにあっては最後に上書きされた時刻が入力されている。このため、経過時間ΔTは、編集中の共有ファイルが一度も上書き保存されていないときにはその編集作業を開始してからの経過時間を示し、編集作業の途中に上書き保存された共有ファイルについては最後に上書き保存されてからの経過時間を示すこととなる。
経過時間ΔTが閾値T1以上かつ閾値T2未満であるときには(ステップS420;T1≦ΔT<T2)、しばらくすると経過時間ΔTが閾値T2以上となり、後述するように共有ファイルの編集処理を強制終了することとなるため、このレコードに対応する共有ファイルを編集しているユーザに対して共有ファイルの保存を促すポップアップを表示する(ステップS430)。なお、ポップアップの表示内容として、共有ファイルの保存を促すメッセージとともに、強制終了処理が実行されるまでの残り時間を表示させるようにしてもよい。
経過時間ΔTが閾値T2以上となったときには(ステップS420;T2<ΔT)、すでに共有ファイルの編集作業が終了しているにもかかわらず共有ファイルがロック状態のまま放置されていると判断し、強制終了処理を実行する。具体的には、図7を用いて説明した編集終了ルーチンを実行することによって(ステップS440)、その共有ファイルに対して予約がないときにはロック状態を解除してアンロック状態とし、その共有ファイルに対して予約があるときには予約をしたクライアントに対して編集作業の承認をする。このような処理を実行することにより、共有ファイルが一のクライアント20によって長時間にわたってロック状態とされ、他のクライアント20が編集できなくなる事態を抑制できる。この際、所定時間にかぎり編集をしているクライアントから編集要求を受け付ける図7のステップS200は省略してもよい。編集終了ルーチンを実行した後、共有ファイルを長時間にわたってロック状態としていたユーザに対して、共有ファイルの編集作業を強制終了した旨をポップアップにより通知する(ステップS450)。
なお、上述した実施の形態に係る共有ファイル管理システム100では、記憶部11と、状態制御部12、状態情報記憶部13、予約部14、状態情報出力部15、および強制終了部16とは、いずれも同一のサーバ10に備わるものとして説明したが、図10に示すように、それぞれ別々のサーバに備わるものとしてもよい。
図10に示した例では、サーバ10−1が記憶部11を備え、サーバ10−2が状態制御部12、状態情報記憶部13、予約部14、状態情報出力部15、および強制終了部16を備えている。
この場合、図5のステップS130や図7のステップS260で説明した共有ファイルをクライアント20に対してダウンロードする処理についてはサーバ10−1が実行し、それ以外の処理についてはサーバ10−2が行なうこととなる。
あるいは、サーバ10から全てのクライアント20に対する通知は、共有ファイル管理テーブルに変動があった旨だけであり、これを引き金としてクライアント20(20−1〜20−N)の各々がその具体的な内容を問い合わせるSQL文をサーバ10に対して送信するものとしてもよい。
Claims (6)
- 複数のクライアントの各々がネットワークを介してアクセス可能な共有ファイルについて、一のクライアントの編集開始要求に基づいてこの一のクライアントのみが前記共有ファイルを編集できるロック状態とするとともに、前記一のクライアントからの編集終了要求に基づいて前記共有ファイルをロック状態が解除されたアンロック状態とする状態制御手段と、
前記共有ファイルがロック状態またはアンロック状態であるかを表わす状態情報を記憶する状態情報記憶手段と、
前記状態情報記憶手段に記憶された前記共有ファイルの状態情報を前記複数のクライアントの各々に出力させる状態情報出力手段と
を備え、
前記状態制御手段は、
前記一のクライアントから前記編集終了要求がなされた後、この編集終了要求がなされて所定時間が経過するまでに、前記一のクライアントから前記編集開始要求がなされない場合にはこの共有ファイルをアンロック状態とし、前記一のクライアントから前記編集開始要求がなされた場合にはこの共有ファイルをロック状態とする
ことを特徴とする共有ファイル管理システム。 - 請求項1に記載の共有ファイル管理システムにおいて、
前記複数のクライアントの各々は、
前記複数のクライアントのうち前記共有ファイルを編集している前記一のクライアントと前記ネットワークを介して通信する通信手段
をさらに備えることを特徴とする共有ファイル管理システム。 - 請求項1または2に記載の共有ファイル管理システムにおいて、
ロック状態とされた前記共有ファイルに対する他のクライアントからの編集開始要求を予め受け付け、前記状態制御手段に前記共有ファイルがアンロック状態となり次第この共有ファイルをロック状態として前記他のクライアントのみにその共有ファイルを編集させる予約手段
をさらに備えることを特徴とする共有ファイル管理システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の共有ファイル管理システムにおいて、
前記共有ファイルが前記ロック状態とされてからの経過時間が閾値に達したときには、この共有ファイルを強制的に前記アンロック状態とする強制終了手段
をさらに備えることを特徴とする共有ファイル管理システム。 - 複数のクライアントの各々がネットワークを介してアクセス可能な共有ファイルについて、前記複数のクライアントのうち一のクライアントの編集開始要求または編集終了要求に基づいてそれぞれこの一のクライアントのみが前記共有ファイルを編集できるロック状態またはこのロック状態が解除されたアンロック状態とする状態制御ステップと、
前記共有ファイルが前記ロック状態または前記アンロック状態であるかを少なくとも含む状態情報を記憶手段に記憶するステップと、
前記記憶手段に記憶された前記共有ファイルの状態情報を前記複数のクライアントの各々に出力させるステップと
を備え、
前記状態制御ステップは、
前記一のクライアントから前記編集終了要求がなされた後、この編集終了要求がなされて所定時間が経過するまでに、前記一のクライアントから前記編集開始要求がなされない場合にはこの共有ファイルをアンロック状態とし、前記一のクライアントから前記編集開始要求がなされた場合にはこの共有ファイルをロック状態とする
ことを特徴とする共有ファイル管理システムの制御方法。 - 複数のクライアントの各々がネットワークを介してアクセス可能な共有ファイルについて、前記複数のクライアントのうち一のクライアントの編集開始要求または編集終了要求に基づいてそれぞれこの一のクライアントのみが前記共有ファイルを編集できるロック状態またはこのロック状態が解除されたアンロック状態とする状態制御機能と、
前記共有ファイルが前記ロック状態または前記アンロック状態であるかを少なくとも含む状態情報を記憶手段に記憶する機能、
前記記憶手段に記憶された前記共有ファイルの状態情報を前記複数のクライアントの各々に出力させる機能と
をコンピュータに実現させ、
前記状態制御機能は、
前記一のクライアントから前記編集終了要求がなされた後、この編集終了要求がなされて所定時間が経過するまでに、前記一のクライアントから前記編集開始要求がなされない場合にはこの共有ファイルをアンロック状態とし、前記一のクライアントから前記編集開始要求がなされた場合にはこの共有ファイルをロック状態とする
ことを特徴とするプログラム。
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