JP4068968B2 - シラン末端化ポリジオルガノシロキサン−ウレタンコポリマー - Google Patents

シラン末端化ポリジオルガノシロキサン−ウレタンコポリマー Download PDF

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Description

本発明は、湿分硬化シラン末端基を有するポリジオルガノシロキサン−ウレタンコポリマーを基礎とするシラン末端化ハイブリッドポリマー、その製造方法および使用に関する。
ポリウレタンおよびシリコーンエラストマーの特性は広い範囲で補足しあっている。従って2つの系の組み合わせは際立った特性を有する材料を達成すべきである。ポリウレタンは良好な機械的強度、弾性およびきわめて良好な接着性および耐摩耗性により際立っている。これに対してシリコーンエラストマーは際立った熱安定性、UV安定性および耐候性を有する。その際シリコーンエラストマーは低い温度で柔軟性を有し、従って脆化傾向を示さない。そのほかにシリコーンエラストマーは固有の撥水性および付着防止性表面特性を有する。
2つの系の利点の組み合わせは、低いガラス温度、低い表面エネルギー、改良された熱安定性および光化学安定性、少ない水吸収力および生理的に不活性な材料を有する新しい化合物を生じるだけでなく、シリコーン成分およびポリウレタン成分の割合および化学的組成により特性が調節できる材料を生じる。
2つの系の劣悪な相相溶性を克服するために、試験を実施した。ポリマーブレンドの製造によりわずかの特別な場合にのみ十分な相溶性を達成することができた。まずポリジオルガノシロキサン−ウレタンコポリマーの製造により(J.Kozakiewicz、Prog。Org.Coat.1996(27)、123)、更にポリジオルガノシロキサン−尿素コポリマーの製造により(I.Yilgoer、Polymer、1984(25)、1800)、この目的を達成することができた。ポリマー成分の反応は最終的にポリウレタンの製造に使用されるようなかなり簡単な重付加により行われる。その際シロキサン成分の出発物質としてヒドロキシアルキル末端化ポリシロキサン(シロキサン−ウレタンコポリマー)およびアミノアルキル末端化ポリシロキサン(シロキサン−尿素コポリマー)を使用する。これらは純粋なポリウレタン系中のポリエーテルと同様にコポリマー中に軟質セグメントを形成する。硬質セグメントとして通常のジイソシアネートを使用し、その際これは、より高い強度を達成するために、1,4−ブタンジオールのような短鎖ジオールの添加によりなお変性されていてもよい。その際アミノ化合物とイソシアネートの反応は自然に行われ、すべての場合に触媒が必要でない。ヒドロキシ化合物の反応は触媒、多くの場合に錫化合物の添加により行う。
シリコーンポリマー成分およびイソシアネートポリマー成分は広い範囲で問題なく混合できる。機械的特性は種々のポリマーブロックの比(シリコーン軟質セグメントおよびウレタン/尿素硬質セグメント)によりおよび主に使用されるジイソシアネートにより決定される。尿素コポリマーの場合はほとんど熱可塑性材料のみが得られる。これらの化合物は尿素単位の間の水素橋の強い相互作用により決められた溶融温度または軟化温度を有する。この温度はウレタンコポリマーの場合は明らかに低く、これによりこの材料は多くの場合に高い粘性の液体を形成する。
従来のポリシロキサンはチキソトロープペーストの形でエラストマー、パッキング、接着剤およびシール材料または付着防止被覆に使用される。所望の最終強度を達成するために、所望の構造体を固定し、機械的特性を調節する目的で前記材料の種々の硬化法が開発された。多くの場合にポリマーは、十分な機械的特性を得るために、例えば高分散ケイ酸のような強化作用する添加剤の添加により混合されなければならない。
硬化剤系においては実質的に高温加硫系(HTV)および室温加硫系(RTV)の間に相違が存在する。RTV材料においては一成分系および二成分系が存在する。二成分系においては2つの成分を混合し、これにより触媒活性化し、硬化する。その際硬化メカニズムおよび必要な触媒は異なっていてもよい。一般に硬化は過酸化物の架橋により、白金触媒作用によるヒドロシリル化によりまたはシラン縮合により行う。その際処理時間と硬化時間の間に妥協が成立しなければならない。一成分系はもっぱらシラン縮合を介して空気湿分の浸入により硬化する。この硬化メカニズムは接着剤およびシール材料に必要であるような材料の簡単な処理のために有利である。一成分系は湿分を排除した状態で長い時間にわたり貯蔵安定である。硬化は大部分縮合架橋性アルコキシ、アセトキシまたはオキシモ末端化化合物を介して行う。
従来のポリウレタンは一成分系としてまたは二成分系として使用される。その際一成分材料はイソシアネート含有プレポリマーが湿分と接触することにより硬化する。その際イソシアネート基がアミノ基および二酸化炭素に分解する。形成されるアミノ化合物はすぐにほかのイソシアネートと反応する。遊離する二酸化炭素はスプレーフォームの場合は推進ガスと並んでフォーム形成に好ましいが、接着剤およびシール材料においては使用する場合に気泡形成により問題を生じることがある。更に有利な処理のために一般に低い粘度を設定しなければならないことが欠点である。ポリウレタンプレポリマーは多くの場合にきわめて高い粘度を示すので、高い温度で処理を行うかまたは粘度を低下するためにポリマーにモノマーまたは短鎖オリゴマーを添加しなければならない。
なお自由なイソシアネート基はその高い反応性により顕著な刺激作用および毒性作用を発揮することが問題である。モノマーのイソシアネートから形成される一部のアミンは発ガン性の疑いがある。従って残留モノマー含量またはモノマーの添加物は将来毒物的見地から問題になることがある。従ってイソシアネート不含のポリウレタンプレポリマーを製造する多数の試験が行われる。多く期待される解決手段としてシラン架橋性プレポリマーの製造が示された。その際一般にイソシアネート含有プレポリマーをアミノシランと反応させる。これによりシラン末端化ポリマーが得られ、その際シラン基がアルコキシ基、アセトキシ基またはオキシメート基のような、湿分の侵入下で架橋するほかの反応性の置換基を有することができる。この場合にこれらの材料の硬化は前記シリコーンと同様に行われる。しかしながらこれらのポリマーの場合は、分子量により広い範囲で決定される機械的特性とこれと結びついた粘度の妥協を達成しなければならない。高い分子量は良好な引裂き強さにとって重要であるが、これらの系はきわめて高い粘度を有し、なお高い温度でのみまたは溶剤または軟化剤の添加によってのみ処理できる。
シラン縮合による硬化メカニズムは、ポリジオルガノシロキサン−尿素コポリマーが知られており、特定の付着防止被覆の製造に使用される(WO96/34030号明細書および欧州特許(EP−A)第250248号明細書)。この種のポリマーの製造は、得られるポリマーがほとんど固体のみであり、架橋の前に熱可塑性を有するので、溶液中でまたは同時押し出しによってのみ行うことができる。従ってこれらのポリマーは高い温度でまたは溶液を排出してのみ処理することができる。
イソシアネート末端化されたポリウレタン/シリコーン/ポリエーテルプレポリマーを、ジアミン連鎖延長剤およびアミノシランと、水性分散液中で反応させることにより製造される、加水分解可能なシランで末端化されたポリウレタンコポリマーは開示されている(WO95/21206号明細書)。このポリウレタンコポリマーは分散液としてのみ処理することができる。水の存在により、例えば水と反応しやすい製剤成分と混合する場合の多くの処理の問題または乾燥後の収縮による塗装の際の損傷が生じる。
本発明の課題は、高い分子量およびこれにより有利な機械的特性を有し、低い粘度を示し、溶剤および水が存在しないような良好な処理特性を有する、シラン基を介して縮合できるポリジオルガノシロキサン−ウレタンコポリマーを提供することである。
前記課題は、本発明により、一般式1:
Figure 0004068968
[式中、
Rは1〜20個の炭素原子を有する一価の、置換されていないかまたはフッ素または塩素により置換された炭化水素基であり、
Xは1〜20個の炭素原子を有するアルキレン基であり、アルキレン基中の互いに隣接しないメチレン単位が−O−基により置換されていてもよく、
Aは酸素原子またはアミノ基−NR′−であり、
R′は水素または1〜10個の炭素原子を有するアルキル基であり、
Yは1〜20個の炭素原子を有する置換されていないかまたはフッ素または塩素により置換された炭化水素基であり、
Dは1〜700個の炭素原子を有する置換されていないかまたはフッ素、塩素、C〜C−アルキルまたはC〜C−アルキルエステルにより置換されたアルキレン基であり、アルキレン基中で互いに隣接しないメチレン単位は−O−、−COO−、−OCO−または−OCOO−基により置換されていてもよく、
Bは一般式2:
−Z−Si(R(R′′)3−m (2)
の基であり、
Zは1〜10個の炭素原子を有するアルキレン基であり、
は1〜12個の炭素原子を有する一価の、置換されていないかまたはフッ素または塩素により置換された炭化水素基であり、
R′′はC〜C−アルコキシ基、C〜C20−アシル基、C〜C−アルキルアミノオキシ基およびC〜C−アルキルオキシモ基から選択される、湿分と反応する基であり、
Wは基Bまたは水素であり、
mは0、1または2であり、
nは1〜2000の整数であり、
aは1以上の整数であり、
bは0または1〜30の整数であり、
cは1〜30の整数であり、
dは0または1であり、ただしウレタン基および尿素基の合計に対して少なくとも30モル%のウレタン基が含まれている]のシラン末端化ポリジオルガノシロキサン−ウレタンコポリマーにより解決される。
一般式1のシラン末端化ポリジオルガノシロキサン−ウレタンコポリマーは高い分子量を示し、良好な加工特性を示す。ポリマーの弾性および引き裂き強さのような加硫化されたポリマーの最終特性はウレタン単位および尿素単位およびポリジオルガノシロキサン鎖および場合によりアルキレン鎖Dの比により達成される。本発明によるポリマーはポリウレタンおよびポリシロキサンまたはこれらから製造したコポリマーに関してすでに知られているような特性を有する。これらの特性はコポリマーの架橋および硬化のために同時にシランを縮合させて達成される。
一般式1のシラン末端化ポリジオルガノシロキサン−ウレタンコポリマーはイソシアネート架橋性ポリウレタン化合物とシラン架橋性シリコーン系の結合成分である。ポリジオルガノシロキサン−ウレタンコポリマーは、粘度のような加工特性を容易にかつ変動可能に調節できるので、その特別な構成によりすでに知られたポリジオルガノシロキサン−尿素コポリマーと異なり明らかに拡大された使用分野が可能である。これは多くの使用に関して特に有利である。
特に尿素基の代わりにウレタン基を使用することにより、明らかな粘度の低下を達成することができる。この寸法に合わせて仕上げられたコポリマーは、例えば接着剤およびシール材料の様な使用においてまたは室温で処理するために十分に低い粘性のポリマーが求められる表面被覆のために水および溶剤不含の使用を可能にする。
有利にはRは1〜6個の炭素原子を有する一価の炭化水素基であり、特に置換されていない。特に有利にはRはメチル、エチル、ビニルおよびフェニルである。
有利にはXは2〜10個の炭素原子を有するアルキレン基である。有利にはアルキレン基Xは中断されていない。
有利にはAは酸素原子である。
有利にはR′は水素または1〜3個の炭素原子を有するアルキル基、特に水素である。有利にはAは酸素原子である。有利にはYは3〜13個の炭素原子を有する炭化水素基であり、有利には置換されていない。
有利にはDは少なくとも10個、特に少なくとも20個の炭素原子および多くても100個、特に多くても50個の炭素原子を有するアルキレン基である。同様にDは有利には少なくとも20個、特に少なくとも100個の炭素原子および多くても800個、特に多くても200個の炭素原子を有するポリオキシアルキレン基、特にポリオキシエチレン基またはポリオキシプロピレン基である。有利には基Dは置換されていない。
Zは有利には1〜6個の炭素原子を有するアルキレン基、特にメチレン、エチレンおよびプロピレンである。
は有利には1〜4個の炭素原子を有する置換されていない炭化水素基、特にメチルまたはエチルである。
有利にはR′′はメトキシ基、エトキシ基またはアセトキシ基である。
nは有利には少なくとも3、特に少なくとも25および有利には多くても800、特に多くても400の整数である。
aは有利には多くても10、特に多くても5の整数である。
bが0でない場合は、bは有利には多くても10、特に多くても5、特に有利には多くても10の整数である。
cは有利には多くても10、特に多くても5の整数である。
有利には一般式1のコポリマーにおいて、ウレタン基および尿素基の合計に対して少なくとも50モル%、特に少なくとも75モル%のウレタン基が含まれている。
一般式1のコポリマーは、一般式3:
Figure 0004068968
のアミノアルキル末端化またはヒドロキシアルキル末端化ポリジオルガノシロキサンを、一般式4:
OCN−Y−NCO (4)
のジイソシアネートおよび一般式5:
E[−Z−Si(R(R′′)3−m (5)
のシランおよびbが1以上の数である場合は、付加的に一般式6:
HO−D−OH (6)
のα、ω−OH−末端化アルキレンと反応させることにより製造することができ、
上記式中、R、X、A、R′、Y、D、B、Z、R、R′′、W、m、n、a、b、cおよびdは一般式1および2に記載されたものを表し、
pは1の値であり、
Eはイソシアネート基またはアミノ基−NHR′′′であり、R′′′は水素または1〜12個の炭素原子を有する一価の、置換されていないかまたはフッ素または塩素により置換された炭化水素基であるか、または
pは2の値であり、
Eは−NH−基である。
一般式3のポリジオルガノシロキサンは、有利には多官能性成分および一官能性成分からなる汚染物を十分に含んでいない。一官能性成分はポリマーを生じる反応の際に反応しない末端基を生じ、これは末端基中でシランによりもはや反応することができない。硬化不可能な成分は多くは粘着性生成物を生じ、これは一部分加硫物中で好ましくない色あせを生じることがある。多官能性ポリジオルガノシロキサンは、ジイソシアネートと反応する際に架橋生成物を形成し、これが材料の粘度を明らかに高め、部分的にすでに合成の間に材料の前架橋を引き起こすので、同様に好ましくない。適当なアミノアルキルポリジオルガノシロキサンの製造は知られており、例えばα、ω−ジヒドロキシアルキレンを用いるα、ω−ジヒドリドポリジオルガノシロキサンのヒドロシリル化を介して行われる、ヒドロキシアルキルポリジオルガノシロキサンの製造と同様である。この種の生成物は、例えばシリコーン油、Tegomer(登録商標)H−Si2111/2311/2711、Goldschmidt社、ドイツまたはIM15,IM22、Wacker−Chemie社、ドイツのように市販されている。
一般式4のジイソシアネートの例は、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、テトラメチレン−1,4−ジイソシアネートおよびメチレンジシクロヘキシル−4,4′−ジイソシアネートのような脂肪族化合物またはメチレンジフェニル−4,4′−ジイソシアネート、2,4−トルエンジイソシアネート、2,5−トルエンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、m−キシレンジイソシアネート、テトラメチル−m−キシレンジイソシアネートのような芳香族化合物またはこれらのイソシアネートの混合物である。市販されている化合物の例は、DESMODUR(登録商標)の系列(H、I、M、T、W)のジイソシアネート、Bayer社、ドイツ、である。Yがアルキレン基である脂肪族ジイソシアネートが有利である、それは、これが明らかに低い粘性の材料を生じ、前記材料が更になお改良されたUV安定性を示し、これがポリマーを外部で使用する場合に有利であるからである。芳香族ジイソシアネートを有する標準的ポリウレタン系は一般に黄変傾向を示してポリマーが分解し、費用をかけてUV作用および光の作用に対して保護しなければならない。
一般式6のα、ω−OH末端化アルキレンは有利にはポリアルキレンまたはポリオキシアルキレンである。これらはポリジオルガノシロキサンの場合に記載されたのと同じ理由から一官能性、三官能性または多官能性ポリオキシアルキレンからの汚染物を十分に含まないべきである。この場合にポリエーテルポリオール、ポリテトラメチレンジオール、ポリエステルポリオール、ポリカプロラクトンジオール、およびポリ酢酸ビニル、ポリ酢酸ビニルエチレンコポリマー、ポリ塩化ビニルコポリマー、ポリイソブチルジオールを基礎とするα、ω−OH−末端化ポリアルキレンを使用することができる。この場合に有利にはポリオキシアルキレンを使用し、特に有利にはポリプロピレングリコールを使用する。この種の化合物は特にポリウレタン軟質フォームおよび被覆の適用のための基礎材料として10000より大きいまでの分子量Mnを有して商業的に得られる。これに関する例は、BAYCOLL(登録商標)ポリエーテルポリオールおよびポリエステルポリオール、Bayer社、ドイツまたはAcclaim(登録商標)ポリエーテルポリオール、Lyondell社、米国である。エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオールまたはヘキサンジオールのようなモノマーのα、ω−アルキレンジオールも使用することができる。
一般式5のシランはイソシアネート基と反応する反応性基を有してもよい。この場合に相当するアミノシランが有利である。更にプレポリマーのOH官能基およびNH官能基と相当して反応することができるイソシアネートシランを使用することができる。湿分で硬化する反応性基として特別のアルコキシ基を有するシランを使用する。適当なシランの例は、アミノプロピルトリエトキシシラン、アミノプロピルトリメトキシシラン、アミノプロピルメチルジエトキシシラン、アミノプロピルメチルジメトキシシラン、アミノプロピルジメチルメトキシシラン、アミノプロピルジメチルエトキシシラン、アミノプロピルトリ(メチルエチルケトキシモ)シラン、アミノプロピルメチルジ(メチルエチルケトキシモ)シラン、ビス−(トリエトキシシリルプロピル)アミン、ビス−(トリメトキシシリルプロピル)アミン、アミノメチルトリエトキシシラン、アミノメチルトリメトキシシラン、アミノメチルメチルジエトキシシラン、アミノメチルメチルジメトキシシラン、イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、イソシアネートプロピルトリメトキシシラン、イソシアネートプロピルメチルジエトキシシラン、イソシアネートプロピルメチルジメトキシシラン、イソシアネートメチルトリメトキシシラン、イソシアネートメチルトリエトキシシラン、イソシアネートメチルメチルジエトキシシラン、イソシアネートメチルメチルジメトキシシラン、イソシアネートメチルジメチルメトキシシラン、イソシアネートメチルジメチルエトキシシランである。一般式3のヒドロキシアルキルポリジオルガノシロキサンおよび一般式6のポリエーテルから製造したOH/NH末端化プレポリマーを一般式4のジイソシアネートと反応するために、イソシアネートジメトキシシランおよびイソシアネートトリメトキシシランが特に有利である。イソシアネート末端化プレポリマーおよび一般式5のアミノシランを介した合成も同様に可能である。一般式5のイソシアネートシランを使用することが有利であり、これにより尿素単位より低い粘度を生じるウレタン単位が導入されるからである。
一般式1のコポリマーを製造する場合に、Aがアミノ基−NR′−を表す一般式3のアミノアルキルポリジオルガノシロキサンまたはAがヒドロキシ基−OHを表す一般式3のヒドロキシアルキルポリジオルガノシロキサンまたはアミノアルキルポリジオルガノシロキサンとヒドロキシアルキルポリジオルガノシロキサンの混合物を、一般式6のα、ω−OH−末端化アルキレンと一緒にまたはこれなしで使用することができる。
一般式1のコポリマーを製造する場合に、一般式3のヒドロキシアルキル末端化ポリジオルガノシロキサンおよび場合により一般式6のα、ω−OH−末端化アルキレンのHA基およびHO基の合計に対する、使用される一般式4のジイソシアネートのNCO基の割合は有利には0.5〜1.5,特に0.8〜1.2である。
一般式1のコポリマーを製造する場合に、反応温度は有利には0〜150℃、特に20〜100℃、特に有利には50〜90℃である。
前記プレポリマーの製造および引き続く末端化は溶液の形でおよび固体物質の形で行うことができる。その際選択されたポリマー混合物のために反応条件下で成分の最適なおよび均一な混合が行われ、場合による溶解助剤による相の相溶性が妨害されない。その際製造は使用される溶剤に依存する。ウレタン単位または尿素単位のような硬質セグメントの割合が多い場合は、場合により、例えばDMFのような高い溶解パラメーターを有する溶剤を選択しなければならない。多くの合成のためにTHFが十分に良好に適していることが示された。有利にはすべての成分が不活性溶剤に溶解する。特に有利には溶剤なしで合成する。
一般式1のコポリマーを製造する場合の1つの有利な実施態様において、一般式3のポリジオルガノシロキサンを一般式4のジイソシアネートと不活性溶剤中で反応させ、引き続き一般式6のジヒドロキシアルキレンおよび選択的に一般式4の他のジイソシアネートと更に反応させ、引き続きOH−末端化プレポリマーの場合は一般式5のイソシアネートシランで、またはNCO−末端化プレポリマーの場合は一般式5のアミノシランで末端化を行い、その際一般式3のポリジオルガノシロキサンおよび一般式6のジヒドロキシアルキレンの順序を逆転することができる。
一般式1のコポリマーを製造する場合の他の有利な実施態様において、一般式3のポリジオルガノシロキサンを一般式4のジイソシアネートとまず反応させ、引き続き一般式6のジヒドロキシアルキレンおよび選択的に一般式4の他のジイソシアネートと更に反応させ、引き続きOH−末端化プレポリマーの場合は一般式5のイソシアネートシランで、またはNCO−末端化プレポリマーの場合は一般式5のアミノシランで末端化を行い、その際一般式3のポリジオルガノシロキサンおよび一般式6のジヒドロキシアルキレンの順序を逆転することができる。
溶剤を使用しない反応には混合物の均一化が反応の際には決定的に重要である。更に段階的製造の場合に反応順序の選択により重合を調節することができる。
シラン基の加水分解による早すぎる硬化を回避するために、再現可能性の改良のために、一般に保護ガス、一般に窒素またはアルゴン下で湿分を排除してコポリマーの製造を行うべきである。更に低分子不純物および微量の水を除去するために、使用されるポリマー成分を予め加熱すべきである。
反応を、有利にはポリウレタンの製造の際に一般的であるように、触媒の添加により行う。製造に適した触媒はジアルキル錫化合物、例えばジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、または第三級アミン、例えばN,N−ジメチルシクロヘキサンアミン、2−ジメチルアミノエタノール、4−ジメチルアミノピリジンである。
触媒の量は、それぞれ一般式4のジイソシアネート、一般式3のヒドロキシアルキル末端化ポリジオルガノシロキサン、一般式5のシランおよび場合により一般式6のα、ω−OH末端化アルキレンの質量の合計に対して、有利には0.01〜5質量%、特に0.01〜2質量%、特に有利には0.01〜0.5質量%である。
種々の分析法により反応の追跡を行うことができる。赤外線スペクトルでNCOバンドがもはや検出されない場合に、反応を終了する。
一般式1のシラン末端化ポリジオルガノシロキサン−ウレタンコポリマーの有利な使用は、純粋な形の湿分硬化性ポリマー、接着剤およびシール材料の成分として、熱可塑性エラストマーおよび加硫エラストマーの基礎材料として、選択的ガス透過性膜のような膜、ポリマー混合物の硬化性添加剤として、または被覆の使用のために、例えば付着防止性被覆、織物と適合する被膜、難燃性被膜に、および生体適合性材料としてである。
前記式のすべての記載された記号はそれぞれ互いに独立にその意味を表す。
以下の実施例において、ほかに記載されない限り、すべての量および%の表示は質量に関し、すべての圧力は0.10MPa(絶対圧力)である。すべての粘度は20℃で測定した。分子量はトルエン(0.5ml/分)中23℃でGPCにより決定した(カラム:PLゲル混合C+PLゲル100A、Detector:RI ERC7515)。
例1(参考例):溶剤を使用しないシラン末端化PDMS−ウレタンコポリマーの製造
a)1工程でのシリコーン油とジイソシアネートおよびイソシアネートシランの反応によるコポリマーの製造
ビス−ヒドロキシヘキシルポリジメチルシロキサン(Mn=5600)392.0gを真空下、60℃で1時間加熱し、窒素で覆い、引き続きジブチル錫ジラウレート250ppm(錫50ppmに相当)と混合し、80〜85℃でヘキサメチレンジイソシアネート9.4gおよびイソシアネートプロピルトリエトキシシラン7.0gの急激な滴下により反応させ、更に3時間撹拌する。粘度46000mPasを有し、Mn23600の無色の清澄なポリマーが得られる。
b)1工程でのシリコーン油とジイソシアネートおよびアミノシランの反応によるコポリマーの製造
ビス−ヒドロキシヘキシルポリジメチルシロキサン(Mn=5600)252.0gを、真空下、60℃で1時間加熱し、窒素で覆い、引き続きジブチル錫ジラウレート250ppm(錫50ppmに相当)と混合し、80〜85℃でイソホロンジイソシアネート13.3gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン6.6gの急激な滴下により反応させ、更に3時間撹拌する。粘度28000mPasを有し、Mn13400の無色の清澄なポリマーが得られる。コポリマーにウレタン基および尿素基の合計に対してウレタン基75モル%が含まれる。
c)シリコーン油とジイソシアネートおよびイソシアネートシランの段階的反応によるコポリマーの製造
ビス−ヒドロキシヘキシルポリジメチルシロキサン(Mn=5600)392.0gを、真空下、60℃で1時間加熱し、窒素で覆い、ジブチル錫ジラウレート250ppm(錫50ppmに相当)と混合し、引き続きヘキサメチレンジイソシアネート9.4gと80〜85℃で2時間反応させる。引き続きプレポリマーを80〜85℃で更に2時間反応させる。引き続きプレポリマーをイソシアネートプロピルトリメトキシシラン5.8gと80〜85℃で更に2時間反応させる。粘度43700mPasを有し、Mn18500の無色の清澄なポリマーが得られる。
例2(参考例):溶剤を使用しない、シラン末端化PDMS−ウレタン−尿素コポリマーの製造
a)ビス−ヒドロキシヘキシルポリジメチルシロキサン(Mn=5600)224.0gおよびビス−アミノプロピルポリジメチルシロキサン(Mn=1600)16.0gを、真空下、60℃で1時間加熱し、窒素で覆い、引き続きジブチル錫ジラウレート250ppm(錫50ppmに相当)と混合し、80〜85℃でイソホロンジイソシアネート7.4gおよびイソシアネートプロピルトリエトキシシラン8.3gの急激な滴下により反応させ、更に3時間撹拌する。粘度18000mPasを有し、Mn10200の無色の清澄なポリマーが得られる。コポリマーにウレタン基および尿素基の合計に対してウレタン基85モル%が含まれる。
b)ビス−ヒドロキシヘキシルポリジメチルシロキサン(Mn=5600)168.0gおよびビス−アミノプロピルポリジメチルシロキサン(Mn=1600)48.0gを、真空下、60℃で1時間加熱し、窒素で覆い、ジブチル錫ジラウレート250ppm(錫50ppmに相当)と混合し、80〜85℃でイソホロンジイソシアネート8.8gおよびイソシアネートプロピルトリエトキシシラン9,9gの急激な滴下により反応させ、更に3時間撹拌する。粘度150000mPasを有し、Mn8000の無色の清澄なポリマーが得られる。コポリマーにウレタン基および尿素基の合計に対してウレタン基62モル%が含まれる。
例3(参考例):溶剤を使用するシラン末端化PDMS−ウレタンコポリマーの製造
ビス−ヒドロキシヘキシルポリジメチルシロキサン(Mn=5600)392.0gを真空下、60℃で1時間加熱し、窒素で覆い、無水THF200mlおよびジブチル錫ジラウレート250ppm(錫50ppmに相当)と混合し、引き続きヘキサメチレンジイソシアネート9.4gと65〜70℃で2時間反応させる。引き続きプレポリマーをイソシアネートプロピルトリメトキシシラン5.8gと更に2時間反応させる。溶剤を蒸発後、粘度25600mPasを有し、Mn13900の無色の清澄なポリマーが得られる。
例4:溶剤を使用しないシラン末端化PDMS−ウレタン−ポリエーテルコポリマーの製造
a)2つのポリマー成分の混合物の反応による、シリコーン油およびポリエーテルからなるプレポリマーの製造
ポリプロピレングリコール(Mn=425)21.3gをビス−ヒドロキシヘキシルポリジメチルシロキサン(Mn=2000)211.8gと混合し、真空下、60℃で1時間加熱し、窒素で覆い、引き続きジブチル錫ジラウレート250ppm(錫50ppmに相当)と混合し、80〜85℃でイソホロンジイソシアネート16.7gと急激な滴下により反応させ、更に2時間撹拌する。こうして得られたOH末端化プレポリマーを引き続きイソシアネートプロピルトリエトキシシラン37.1gと80〜85℃で更に2時間反応させる。粘度5000mPasを有し、Mn11000の無色の清澄なポリマーが得られる。
b)2つのポリマー成分の段階的反応によるシリコーン油およびポリエーテルからなるプレポリマーの製造
ポリプロピレングリコール(Mn=425)42.5gを真空下、60℃で1時間加熱し、窒素で覆い、ジブチル錫ジラウレート250ppm(錫50ppmに相当)と混合し、引き続きイソホロンジイソシアネート44.4gと80〜85℃で2時間反応させる。ビス−ヒドロキシヘキシルポリジメチルシロキサン(Mn=5600)106.4g(予め同様に真空下、60℃で1時間加熱する)を急激に添加し、80℃で更に2時間撹拌する。引き続きプレポリマーを80〜85℃でイソシアネートプロピルトリエトキシシラン49.5gと更に2時間反応させる。粘度4100mPasを有し、Mn12000の無色の清澄なポリマーが得られる。
例5;溶剤を使用するシラン末端化PDMS−ウレタン−ポリエーテルコポリマーの製造
ポリプロピレングリコール(Mn=425)10.6gを、真空下、60℃で1時間加熱し、窒素で覆い、無水THF300mlおよびジブチル錫ジラウレート250ppm(錫50ppmに相当)と混合し、引き続きイソホロンジイソシアネート11.1gを加えて沸騰するまで加熱し(65〜70℃)、2時間反応させる。ビス−ヒドロキシヘキシルポリジメチルシロキサン(Mn=5600)280.0g(予め同様に真空下、60℃で1時間加熱する)を急激に添加し、沸騰するTHF中で65〜70℃で更に2時間撹拌する。引き続きプレポリマーをイソシアネートプロピルトリエトキシシラン12.4gと更に2時間反応させる。溶剤を蒸発後、粘度2400mPasを有し、Mn10500の無色の清澄なポリマーが得られる。
例6:溶剤を使用するシラン末端化PDMS−尿素コポリマーの製造(比較例)
a)ビス−アミノプロピルポリジメチルシロキサン(Mn=1600、EP−A250248号により製造)100.0gを、真空下、60℃で1時間加熱し、窒素で覆い、無水THF80mlと混合し、引き続きヘキサメチレンジイソシアネート8.4gおよびイソシアネートプロピルトリエトキシシラン6.5gを急激に供給し、室温で反応させる。その後更に1時間沸騰するまで加熱する(65〜70℃)。THFを真空下で蒸発させ、軟化範囲80〜90℃を有する無色のわずかに黄味がかったポリマーが得られる。
b)ビス−アミノプロピルポリジメチルシロキサン(Mn=7600、EP−A250248号により製造)100.0gを、真空下、60℃で1時間加熱し、窒素で覆い、無水THF150mlと混合し、引き続きヘキサメチレンジイソシアネート1.77gおよびイソシアネートプロピルトリエトキシシラン1.48gを急激に供給し、室温で反応させる。その後更に1時間沸騰するまで加熱する(65〜70℃)。THFを真空下で蒸発させ、軟化範囲90〜95℃を有する無色のわずかに黄味がかったポリマーが得られる。

Claims (8)

  1. 一般式1:
    Figure 0004068968
    [式中、
    Rは1〜20個の炭素原子を有する一価の、置換されていないかまたはフッ素または塩素により置換された炭化水素基であり、
    Xは1〜20個の炭素原子を有するアルキレン基であり、アルキレン基中の互いに隣接しないメチレン単位が−O−基により置換されていてもよく、
    Aは酸素原子またはアミノ基−NR′−であり、
    R′は水素または1〜10個の炭素原子を有するアルキル基であり、
    Yは1〜20個の炭素原子を有する置換されていないかまたはフッ素または塩素により置換された炭化水素基であり、
    Dは10〜100個の炭素原子を有するアルキレン基または20〜800個の炭素原子を有するポリオキシアルキレン基であり、
    Bは一般式2:
    −Z−Si(R(R′′)3−m (2)
    の基であり、
    Zは1〜10個の炭素原子を有するアルキレン基であり、
    は1〜12個の炭素原子を有する一価の、置換されていないかまたはフッ素または塩素により置換された炭化水素基であり、
    R′′はC〜C−アルコキシ基、C〜C20−アシル基、C〜C−アルキルアミノオキシ基およびC〜C−アルキルオキシモ基から選択される、湿分と反応する基であり、
    Wは基Bまたは水素であり、
    mは0、1または2であり、
    nは25〜2000の整数であり、
    aは1以上の整数であり、
    bは1〜30の整数であり、
    cは1〜30の整数であり、
    dは0または1であり、ウレタン基および尿素基の合計に対して少なくとも30モル%のウレタン基が含まれている]のシラン末端化ポリジオルガノシロキサン−ウレタンコポリマー。
  2. aが多くても10の整数である請求項1記載のコポリマー。
  3. Yがアルキレン基である請求項1または2記載のコポリマー。
  4. ウレタン基および尿素基の合計に対して少なくとも50モル%のウレタン基が含まれている請求項1からまでのいずれか1項記載のコポリマー。
  5. Aが酸素原子である請求項1からまでのいずれか1項記載のコポリマー。
  6. 請求項1からまでのいずれか1項記載のコポリマーを製造する方法において、一般式3:
    Figure 0004068968
    のアミノアルキル末端化またはヒドロキシアルキル末端化ポリジオルガノシロキサンを、一般式4:
    OCN−Y−NCO (4)
    のジイソシアネートおよび一般式5:
    E[−Z−Si(R(R′′)3−m (5)
    のシランおよび付加的に一般式6:
    HO−D−OH (6)
    のα、ω−OH−末端化アルキレンと反応させ、
    式中、R、X、A、Y、D、Z、R、R′′、mnは一般式1および2に記載されたものを表し、
    pは1の値であり、
    Eはイソシアネート基またはアミノ基−NHR′′′であり、R′′′は水素または1〜12個の炭素原子を有する一価の、置換されていないかまたはフッ素または塩素により置換された炭化水素基であるか、または
    pは2の値であり、
    Eは−NH−基であることを特徴とする、コポリマーの製造方法。
  7. Eがイソシアネート基である請求項記載の方法。
  8. 請求項1からまでのいずれか1項記載のまたは請求項または記載の方法により製造されたコポリマーの、接着剤およびシール物質の成分としての使用。
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