JP4068190B2 - 半導体装置の多層配線形成方法 - Google Patents

半導体装置の多層配線形成方法 Download PDF

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    • H01L21/76819Smoothing of the dielectric

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置の製造方法に係り、特にSOG (spin on glass)を平坦化層として用いる半導体装置の多層配線形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の速度、収率及び信頼性に大きな影響を与える半導体装置の配線は、半導体装置の高集積化及びその内部回路が複雑になることによって多層の構造を有する。このような多層配線の形成方法はフォトリソグラフィ工程における解像度及び焦点深度(depth of focus)を向上させるために必然的に平坦化工程を伴う。特に、SOGを利用した平坦化工程は他の平坦化工程に比べてコストが低く、工程が簡単であり、且つ有毒な気体を用いなくても良く、形成されたSOG膜が小さな欠陥密度を有する長所があるため、最近半導体装置の製造工程に広く適用されている。
【0003】
一般に、SOGを使用する平坦化工程は液状のSOGを半導体基板上に塗布した後、溶媒及び水分を除去するために150乃至400℃の温度範囲でべークする工程を含む。この工程でSOGの凝縮現象が生じてSOG膜に引張り応力が作用し、よってSOG膜に微細亀裂が生じてしまう。特に、SOG膜の厚さが約3000Å以上の場合にこのような現象が著しく現れる。SOG膜は主に、半導体ウェーハのエッジ部位に隣接して半導体装置(チップ)が形成される領域に厚く形成される。半導体ウェーハのエッジ部位はフォトリソグラフィ工程で露光されないため薄膜が続けて積層され、よって半導体ウェーハのエッジ部位とこれに隣接して半導体装置が形成される領域との境界には2.0μm以上の非常に大きい段差が形成される。従って、この部分に形成されたSOG膜は2.0μm以上の厚さを有することによって亀裂がよく生ずる。
【0004】
このような微細亀裂の発生を減すためにSOGにメチル基(CH3 −) またはフェニル基(C6H5 −) などの有機基を含有した化合物の添加されたSOGが多く使われる。前記の有機基を含有した化合物の添加されたSOGを有機SOGといい、有機基の含まれていないSOGを前記有機SOGと区別するために無機SOGという。有機SOGは無機SOGに比べ揮発性が大きく保管し難い短所があるが、最近ではこのような問題点が克服されたため無機SOGを使用する平坦化技術に比べ単純なる工程でより広い範囲に亘って平坦化が可能な有機SOGを使用する平坦化技術が半導体装置の多層配線形成方法に広く適用されつつある。
【0005】
図1乃至図3は従来の半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。 図1は、第1絶縁膜20、導電膜パターン30、第2絶縁膜40、下部導電膜パターン50a、50b、50c、第3絶縁膜60及びSOG層70を形成する段階を示す。
まず、第1絶縁膜20の形成された半導体基板10上に導電膜パターン30を形成する。次に、前記導電膜パターン30の形成された結果物の全面に均一の厚さの第2絶縁膜40を形成する。この際、前記導電膜パターン30の厚さにより前記第2絶縁膜パターン40の表面に段差が生じる。従って、前記第2絶縁膜40の形成された結果物は前記半導体基板10の表面から前記第2絶縁膜40の表面までの高さが相対的に高い第1領域Hと相対的に低い第2領域Lとに分けられ。前述したように、前記第2絶縁膜40において段差の形成される代表的な部分として半導体ウェーハのエッジ部位とこれに隣接して半導体装置が形成される領域との境界が挙げられる。
【0006】
次いで、前記第2絶縁膜40上に下部導電膜パターン50a、50b、50cを形成するものの、前記第1領域Hには第1下部導電膜パターン50aを、前記第2領域Lには第2下部導電膜パターン50b及び第3下部導電膜パターン50cを形成する。この際、前記第2下部導電膜パターン50bは前記第1下部導電膜パターン50aと前記第3下部導電膜パターン50cとの間に位置する。
【0007】
次いで、前記下部導電膜パターン50a、50b、50cの形成された結果物の全面に均一の厚さの第3絶縁膜60を形成する。次いで、前記第3絶縁膜60上にスピンオン(spin on) 方法で無機SOGまたは有機SOGを塗布してSOG層70を形成する。この際、SOGは非常に良好な流動性を有するので前記第2領域Lに流れ込んで前記第1領域Hより前記第2領域Lに相対的にさらに厚く前記SOG層70が形成される。従って、前記SOG層70は比較的平坦な表面を有し、前記第1領域Hと隣接する前記第2領域Lに前記SOG層70が最も厚く形成される。前記第1領域Hと隣接する前記第2領域Lを参照符号”A”で示し、以下、”A領域”と称する。
【0008】
次に、前記SOG層70内に含まれている溶媒及び水分を取り除くために150乃至400℃の温度範囲でべーク工程を行う。この際、前記A領域の前記SOG層70に微細亀裂が生じやすい。勿論、無機SOGを用いる場合より有機SOGを用いて前記SOG層70を形成する場合にこのような微細亀裂は少なく発生するが、前記A領域の前記SOG層70の厚さが縮まらない限り凝縮現象による微細亀裂の発生は効果的に減せない。
【0009】
図2は平坦化層70a、第4絶縁膜80及び感光膜パターン90aを形成する段階である。
まず、前記第3下部導電膜パターン50c上の前記第3絶縁膜60が露出し始まるまで前記SOG層70の全面を所定厚さほど均一にエッチバックして平坦化層70aを形成する。ここで、エッチバック工程を行う理由は、前記SOG層70の表面をさらに平坦化し、後続工程で形成されるブァイアホールのアスペクト比を減少させるためである。
【0010】
この際、前記第3下部導電膜パターン50cの上部より前記第1下部導電膜パターン50aの上部に前記SOG層70がより薄く形成されているため前記第1下部導電膜パターン50a上の前記第3絶縁膜60も当然露出される。しかし、前記第2下部導電膜パターン50bの上部には前記第3下部導電膜パターン50cの上部に比べ前記SOG膜70が相対的に厚く形成されているため、前記第2下部導電膜パターン50B上の前記第3絶縁膜60は露出されない。前記A領域には依然として前記平坦化層70aが最も厚く形成されているので、図1で説明したべーク工程の場合と同様に後続く熱処理工程によって前記A領域の前記平坦化層70aに微細亀裂が発生しやすい。次いで、前記平坦化層70aの形成された結果物の全面に第4絶縁膜80を形成し、前記第4絶縁膜80上に前記第2下部導電膜パターン50b及び前記第3下部導電膜パターン50c上部の前記第4絶縁膜80を露出させる感光膜パターン90aを形成する。
【0011】
図3は第4絶縁膜パターン80a、平坦化層パターン70b、第3絶縁膜パターン60a及び上部導電膜パターン100a、100bを形成する段階を示す。まず、前記感光膜パターン90aを食刻マスクとして前記第4絶縁膜80、前記平坦化層70a及び前記第3絶縁膜60を順次に食刻することで前記第2下部導電膜パターン50b及び前記第3下部導電膜パターン50cを各々露出させるブァイアホールを有する第4絶縁膜パターン80a、平坦化層パターン70b及び第3絶縁膜パターン60aを形成する。
【0012】
この際、前記第2下部導電膜パターン50b及び前記第3下部導電膜パターン50cを同時に露出させるためには前記第2下部導電膜パターン50bの上部をより多く食刻すべきである。従って、前記第3下部導電膜パターン50cを露出させるための前記食刻工程時、露出されるべき前記第2下部導電膜パターン50bが露出されない恐れもある。さらに、前記第2下部導電膜パターン50bを露出させるための前記食刻工程時、前記第3下部導電膜パターン50cの上部が過度に食刻されることもある。前記第3下部導電膜パターン50cの上部が過度食刻される場合には前記第3下部導電膜パターン50cを露出させるブァイアホールの幅が広がって前記第3下部導電膜パターン50cを露出させるブァイアホールが隣接した他のブァイアホール(図示せず)と相互連結してしまったり、露出されてはならない他の導電層が露出されてしまう問題が生ずる。
【0013】
また、前記A領域の前記平坦化層70aに微細亀裂が発生するのを減らすために図1で説明したように、有機SOGより前記SOG層70を形成する場合には前記第2下部導電膜パターン50bを露出させるブァイアホールの形成過程で高分子物が発生し、この高分子物が前記第2下部導電膜パターン50b上に局部的に積もって接触抵抗が増加する問題が生じる。上記のように高分子物が形成される理由は、有機SOG内のSi及びO 成分は前記にエッチバック工程で通常、食刻気体として用いられるCF4 またはC2F6などの弗化炭素機体によってSiF4及びCO2 などの状態で気化されて除去されるに対し、前記有機SOG内の有機成分は前記弗化炭素機体により取り除かれないからである。次に、前記第4絶縁膜パターン80上に前記ブァイアホールを通じて前記第2下部導電膜パターン50b及び前記第3下部導電膜パターン50cと各々接触される第1上部導電膜パターン100a及び第2上部導電膜パターン100bを形成する。
【0014】
前述の如く、従来の半導体装置の多層配線形成方法によれば、前記A領域の前記平坦化層70aに微細亀裂が存在しやすく、前記第2下部導電膜パターン50bが前記第1上部導電膜パターン100aとろくに接触されなかったり、前記第3下部導電膜パターン50cを露出させるブァイアホールが余計に大きくなる問題が生ずる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の技術的課題は、段差部位に厚い平坦化層が形成されるのを防止し得る半導体装置の多層配線形成方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記技術的課題を達成するために本発明の一例による半導体装置の多層配線形成方法は、第1絶縁膜の形成された半導体基板上にYの厚さを有する導電膜パターンを形成する。前記導電膜パターンの形成された結果物の全面に第2絶縁膜を形成する。前記第2絶縁膜上に前記導電膜パターンから少なくとも3×Yの距離ほど離隔されながら前記導電膜パターンより小さな厚さを有する下部導電膜パターンを形成する。前記下部導電膜パターンの形成された結果物全面に第3絶縁膜を形成する。前記導電膜パターン及び前記下部導電膜パターン上部の第3絶縁膜を露出させるよう前記第3絶縁膜上にSOGからなる平坦化層を形成する。前記平坦化層上に第4絶縁膜を形成する。前記第4絶縁膜及び前記第3絶縁膜を食刻して前記下部導電膜パターンを露出させるブァイアホールを形成した後、前記ブァイアホールを通じて前記下部導電膜パターンと接触される上部導電膜パターンを形成する。
【0017】
さらに、本発明の他の例による半導体装置の多層配線形成方法によれば、前記第2絶縁膜上に形成される前記下部導電膜パターンは、前記導電膜パターンを覆いながら前記導電膜パターンから少なくとも3×Yの距離まで延長された第1下部導電膜パターンと、前記第1下部導電膜パターンから所定間隔離隔された第2下部導電膜パターンとから形成し得る。
【0018】
また、本発明のさらに他の例による半導体装置の多層配線形成方法によれば、前記導電膜パターンの幅をZほど大きく形成し、前記第2絶縁膜上に形成される下部導電膜パターンは、前記導電膜パターンの上部に前記導電膜パターンの端部から少なくとも3×Yの距離ほど離隔された第1下部導電膜パターンと、前記導電膜パターンの端部から少なくとも3×Yの距離ほど離隔された第2下部導電膜パターンとから形成し得る。
【0019】
本発明による半導体装置の多層配線形成方法によれば、前記下部導電膜パターン、第1下部導電膜パターン及び前記第2下部導電膜パターンが各々2×Y/3以下の厚さを有する。
また、本発明のさらに他の例による半導体装置の多層配線形成方法は第1絶縁膜の形成された半導体基板上にダミーパターンを形成する。前記ダミーパターンの形成された結果物の全面に第2絶縁膜を形成する。前記ダミーパターンの形成されない部分の前記第2絶縁膜上に前記ダミーパターンより厚いYの厚さを有する導電膜パターンを形成する。前記導電膜パターンの形成された結果物の全面に第3絶縁膜を形成する。前記導電膜パターン上の前記第3絶縁膜上に前記導電膜パターンより薄い厚さで第1下部導電膜パターンを形成すると同時に、前記ダミーパターンを間において前記導電膜パターンと対向するよう前記第3絶縁膜上に前記第1下部導電膜パターンと同一の厚さの第2下部導電膜パターンを形成する。前記第1及び第2下部導電膜パターンの形成された結果物の全面に第4絶縁膜を形成する。前記第1及び第2下部導電膜パターン上の前記第4絶縁膜を露出させるよう前記第4絶縁膜上にSOGからなる平坦化層を形成する。前記平坦化層上に第5絶縁膜を形成し、前記第5絶縁膜及び前記第4絶縁膜を食刻して前記第2下部導電膜パターンを露出させるブァイアホールを形成した後、前記ブァイアホールを通じて前記第2下部導電膜パターンと接触する上部導電膜パターンを形成する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
(実施例1)
図4乃至図6は本発明の第1実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【0021】
図4は第1絶縁膜120、導電膜パターン130、第2絶縁膜140及び下部導電膜パターン150a、150bを形成する段階を示す。まず、1000乃至5000Åの厚さを有する第1絶縁膜120の形成された半導体基板110上にY1の厚さ、例えば5000乃至10000Åの厚さを有する導電膜パターン130を形成する。次に、前記導電膜パターン130の形成された結果物の全面に1000乃至5000Åの厚さを有する第2絶縁膜140を形成する。この際、前記導電膜パターン130の厚さにより前記第2絶縁膜パターン140の表面に段差が生ずる。従って、前記第2絶縁膜140の形成された結果物は前記半導体基板110の表面から前記第2絶縁膜140の表面までの高さが相対的に高い第1領域H1と、相対的に低い第2領域L1とに分けられる。次いで、前記第2絶縁膜140上に2×Y1/3以下の厚さY2を有する下部導電膜を形成する。
【0022】
次いで、前記第2絶縁膜140が露出されるよう前記下部導電膜をパタニングして前記導電膜パターン130から少なくとも3×Y1の距離Z1ほど離隔された第1下部導電膜パターン150aと、前記第1下部導電膜パターン150aから所定間隔離隔された第2下部導電膜パターン150bとを形成する。ここで、前記第1下部導電膜パターン150aは前記導電膜パターン130と前記第2下部導電膜パターン150bとの間に位置する。
【0023】
図5は第3絶縁膜160及び平坦化層170aを形成する段階を示す。まず、前記下部導電膜パターン150a、150bの形成された結果物の全面に均一の厚さの第3絶縁膜160を形成する。次いで、前記第3絶縁膜160上にスピンオン方法で無機SOGまたは有機SOGを塗布してSOG層170を形成する。次に、前記SOG層170を150乃至400℃の温度範囲でべークする。
【0024】
前記SOG層170は比較的平坦な表面を有し、前記第1領域H1と隣接する前記第2領域L1の境界部に前記SOG層170が最も厚く形成される。しかし、前記導電膜パターン130の上部には下部導電膜パターン50a(図1)が形成されていないので前記第3絶縁膜160の段差が従来より低くなり、よって前記第1領域H1に隣接する前記第2領域L1の境界部に形成された前記SOG層170の厚さは従来に比し薄くなる。従って、前記SOG層170をべークする工程で前記SOG層170に微細亀裂が発生することが防止される。勿論、べーク工程の外に、後続く熱処理工程で微細亀裂が発生するのも防止される。
【0025】
次いで、前記第2下部導電膜パターン150b上の前記第3絶縁膜160が露出し始まるまで前記SOG層170の全面を所定厚さほど均一にエッチバックして平坦化層170aを形成する。この際、前記第2下部導電膜パターン150bの上部より前記導電膜パターン130の上部に前記SOG層170がさらに薄く形成されているため、前記導電膜パターン130上の前記第3絶縁膜160も当然露出される。そして、前記第3絶縁膜160の段差が従来より減少しただけではなく、前記第1下部導電膜パターン150aが前記導電膜パターン130から最小限3×Y1の距離ほど離隔されるよう形成されているため前記第1下部導電膜パターン150aと前記第2下部導電膜パターン150bの上部に形成された前記SOG層170の厚さがほぼ同一である。従って、前記第2下部導電膜パターン150b上の前記第3絶縁膜160が露出される際に前記第1下部導電膜パターン150a上の前記第3絶縁膜160も露出されることによって前記第1下部導電膜パターン150a上に前記平坦化層170aが存在しなくなる。
【0026】
図6は第4絶縁膜パターン180、第3絶縁膜パターン160a及び上部導電膜パターン190a、190bを形成する段階である。まず、平坦化層170a上に4000乃至7000Åの厚さを有する第4絶縁膜を形成する。次いで、前記下部導電膜パターン150a、150b上部の前記第4絶縁膜180及び前記第3絶縁膜160を順次に食刻することによって前記下部導電膜パターン150a、150bを各々露出させるブァイアホールを有する第4絶縁膜パターン180及び第3絶縁膜パターン160aを形成する。この際、前記第1下部導電膜パターン150aの上部には前記平坦化層170aが存在しないので前記ブァイアホールの形成時に従来のような問題点は発生しない。次に、前記第4絶縁膜パターン180上に前記ブァイアホールを通じて前記下部導電膜パターン150a、150bと各々接触される上部導電膜パターン190a、190bを形成する。
【0027】
(実施例2)
図7乃至図9は本発明の第2実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
本発明の第2実施例は前記第1実施例とは違って前記第2絶縁膜上に形成される下部導電膜パターンは、導電膜パターンを覆いながら前記導電膜パターンから少なくとも3×Y3の距離まで延びた第1下部導電膜パターンと、前記第1下部導電膜パターンから所定間隔離隔された第2下部導電膜パターンとを含む。
【0028】
図7は第1絶縁膜220、導電膜パターン230、第2絶縁膜240及び下部導電膜パターン250a、250b、250cを形成する段階である。まず、1000乃至5000Åの厚さを有する第1絶縁膜220の形成された半導体基板210上にY3の厚さ、例えば5000乃至10000Åの厚さを有する導電膜パターン230を形成する。次に、前記導電膜パターン230が形成された結果物全面に1000乃至5000Åの厚さを有する第2絶縁膜240を形成する。この際、前記導電膜パターン230の厚さにより前記第2絶縁膜パターン240の表面に段差が生ずる。従って、前記第2絶縁膜240の形成された結果物は前記半導体基板210の表面から前記第2絶縁膜240の表面までの高さが相対的に高い第1領域H2と、相対的に低い第2領域L2とに区分される。次いで、前記第2絶縁膜240上に2×Y3/3以下の厚さY4を有する下部導電膜を形成する。
【0029】
次いで、前記第2絶縁膜240が露出されるように、前記下部導電膜をパタニングして前記導電膜パターン230を覆いながら前記導電膜パターン230から少なくとも3×Y3の距離Z2まで延びた第1下部導電膜パターン250a、前記第1下部導電膜パターン250aから各々所定間隔離隔された第2下部導電膜パターン250b及び第3下部導電膜パターン250cを形成する。ここで、前記第2下部導電膜パターン250bは前記第1下部導電膜パターン250aと前記第3下部導電膜パターン250cとの間に位置する。
【0030】
図8は第3絶縁膜260及び平坦化層270aを形成する段階を示す。まず、前記下部導電膜パターン250a、250b、250cの形成された結果物の全面に均一の厚さの第3絶縁膜260を形成する。次いで、前記第3絶縁膜260上にスピンオン方法で無機SOGまたは有機SOGを塗布してSOG層270を形成する。次に、前記SOG層270を150乃至400℃の温度範囲でべークする。
【0031】
この際、前記第1下部導電膜パターン250aが前記導電膜パターン230を覆いながら前記導電膜パターン230から少なくとも3×Y3ほど延びるよう形成されているので、前記第1領域H2とこれに隣接する前記第2領域L2の前記第3絶縁膜260の段差が従来より低くなる。従って、前記第1領域H2と隣接する前記第2領域L2に形成された前記SOG層270の厚さが従来より薄くなって前記SOG層270をべークする過程で前記SOG層270に微細亀裂が発生することが防止される。勿論、べーク工程に加えて、後続く熱処理工程における微細亀裂の発生も防止される。
【0032】
次いで、前記第3下部導電膜パターン250c上の前記第3絶縁膜260が露出し始まるまで前記SOG層270の全面を所定厚さほど均一にエッチバックして平坦化層270aを形成する。この際、前記第3下部導電膜パターン250cの上部より前記導電膜パターン230の上部に前記SOG層270がより薄く形成されるため、前記導電膜パターン230上の前記第3絶縁膜260も当然露出される。そして、前記第3絶縁膜260の段差が従来より小さくなった以外に、前記第2下部導電膜パターン250bが前記第1下部導電膜パターン250aによって前記導電膜パターン230と十分に離隔されているので前記第2下部導電膜パターン250bと前記第3下部導電膜パターン250cの上部に形成された前記SOG層270の厚さがほぼ同一である。従って、前記第3下部導電膜パターン250c上の前記第3絶縁膜260が露出される時前記第2下部導電膜パターン250b上の前記第3絶縁膜260も露出されることによって前記第2下部導電膜パターン250b上に前記平坦化層270aが存在しなくなる。
【0033】
図9は第4絶縁膜パターン280、第3絶縁膜パターン260a及び上部導電膜パターン290a、290bを形成する段階を示す。まず、平坦化層270a上に3000乃至7000Åの厚さを有する第4絶縁膜を形成する。次いで、前記第2下部導電膜パターン250b及び前記第3下部導電膜パターン250c上部の前記第4絶縁膜及び前記第3絶縁膜260を順次に食刻することによって前記第2下部導電膜パターン250b及び前記第3下部導電膜パターン250cを各々露出させるブァイアホールを有する第4絶縁膜パターン280及び第3絶縁膜パターン260aを形成する。この際、前記第2下部導電膜パターン250bの上部には前記平坦化層270aが存在しないので前記ブァイアホールの形成時に従来のような問題は発生しない。次に、前記第4絶縁膜パターン280上に前記ブァイアホールを通じて前記第2下部導電膜パターン250bび前記第3下部導電膜パターン250cと各々接触される上部導電膜パターン290a、290bを形成する。
【0034】
(実施例3)
図10乃至図12は本発明の第3実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
本発明の第3実施例は第1実施例と違って前記導電膜パターンの幅をZ3ほど大きく形成し、前記第2絶縁膜上に形成される下部導電膜パターンは前記導電膜パターンの上部に前記導電膜パターンの端部から少なくとも3×Y5の距離ほど離隔された第1下部導電膜パターンと、前記導電膜パターンの端部から少なくとも3×Y5の距離ほど離隔された第2下部導電膜パターンとを含む。
【0035】
図10は第1絶縁膜320、導電膜パターン330、第2絶縁膜340及び下部導電膜パターン350a、350b、350cを形成する段階を示す。まず、1000乃至5000Åの厚さを有する第1絶縁膜320の形成された半導体基板310上にY5の厚さ、例えば5000乃至10000Åを有する導電膜パターン330を形成する。次に、前記導電膜パターン330の形成された結果物の全面に1000乃至5000Åの厚さを有する第2絶縁膜340を形成する。この際、前記導電膜パターン330の厚さにより前記第2絶縁膜パターン340の表面に段差が生ずる。従って、前記第2絶縁膜340の形成された結果物は前記半導体基板310の表面から前記第2絶縁膜340の表面までの高さが相対的に高い第1領域H3と、相対的に低い第2領域L3とに分けられる。次いで、前記第2絶縁膜340上に2×Y5/3より薄い厚さY6の下部導電膜を形成する。
【0036】
次いで、前記第2絶縁膜340が露出されるよう前記下部導電膜をパタニングして前記導電膜パターン330の端部から少なくとも3×Y5の距離Z3ほど離隔されるよう前記導電膜パターン330上の前記第2絶縁膜340上に第1下部導電膜パターン350aを形成すると共に、前記導電膜パターン330から少なくとも3×Y5の距離(Z3’)ほど離隔された第2下部導電膜パターン350bと前記第2下部導電膜パターン350bから所定間隔離隔された第3下部導電膜パターン350cを前記第2絶縁膜340上に形成する。ここで、前記第2下部導電膜パターン350bは前記第1下部導電膜パターン350aと前記第3下部導電膜パターン350cとの間に位置する。
【0037】
図11は第3絶縁膜360及び平坦化層370aを形成する段階を示す。まず、前記下部導電膜パターン350a、350b、350cの形成された結果物の全面に均一の厚さの第3絶縁膜360を形成する。次いで、前記第3絶縁膜360上にスピンオン方法で無機SOGまたは有機SOGを塗布してSOG層370を形成する。次に、前記SOG層370を150乃至400℃の温度範囲でべークする。
【0038】
この際、前記第1下部導電膜パターン350aがたとえ前記導電膜パターン330の上部に形成されているものの、従来と違って、前記導電膜パターン330の端部から少なくとも3×Y5の距離ほど離隔されるよう形成されているため前記第2領域L3と隣接した前記第1領域H3には前記第1下部導電膜パターン350aが形成されない。従って、実施例1で説明したように、前記第1領域H3と隣接する前記第2領域L3に形成された前記SOG層370の厚さが従来より縮まって前記SOG層370をべークする過程で前記SOG層370に微細亀裂が発生するのが防止される。勿論、べーク工程に加えて、後続く熱処理工程で微細亀裂が発生することも防止される。
【0039】
次いで、前記第3下部導電膜パターン350c上の前記第3絶縁膜360が露出し始まるまで前記SOG層370の全面を所定厚さほど均一にエッチバックして平坦化層370aを形成する。この際、前記第2下部導電膜パターン350bが前記導電膜パターン330から最小3×Y5の距離ほど離隔されるよう形成されているため、実施例1で説明したように、前記第3下部導電膜パターン350c上の前記第3絶縁膜360が露出される時に前記第2下部導電膜パターン350b上の前記第3絶縁膜360も露出され、よって前記第2下部導電膜パターン350b上に前記平坦化層370aが存在しなくなる。
【0040】
図12は第4絶縁膜パターン380、第3絶縁膜パターン360a及び上部導電膜パターン390a、390bを形成する段階を示す。まず、平坦化層370a上に3000乃至7000Åの厚さを有する第4絶縁膜を形成する。次いで、前記第2下部導電膜パターン350b及び前記第3下部導電膜パターン350c上部の前記第4絶縁膜及び前記第3絶縁膜360を順次に食刻することによって前記第2下部導電膜パターン350b及び前記第3下部導電膜パターン350cを各々露出させるブァイアホールを有する第4絶縁膜パターン380及び第3絶縁膜パターン360aを形成する。前記第2下部導電膜パターン350bの上部には前記平坦化層370aが存在しないので前記ブァイアホールなどの形成時に従来のような問題点は生じない。次に、前記第4絶縁膜パターン380上に前記ブァイアホールを通じて前記第2下部導電膜パターン350b及び前記第3下部導電膜パターン350cと各々接触する上部導電膜パターン390a、390bを形成する。
【0041】
(実施例4)
図13乃至図15は本発明の第4実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
本発明の第4実施例は第3実施例と違って第1絶縁膜上にダミーパターンが形成されており、前記導電膜パターン上の前記第3絶縁膜上に前記導電膜パターンより薄い厚さで第1下部導電膜パターンを形成すると同時に前記ダミーパターンを間において前記導電膜パターンと対向するよう前記第3絶縁膜上に前記第1下部導電膜パターンと同一の厚さの第2下部導電膜パターンが形成されている。
【0042】
図13は第1絶縁膜420、ダミーパターン425、第2絶縁膜427、導電膜パターン430、第3絶縁膜440及び下部導電膜パターン450a、450b、450cを形成する段階を示す。まず、1000乃至5000Åの厚さを有する第1絶縁膜420の形成された半導体基板410上に1000乃至5000Åの厚さを有するダミーパターン425を形成する。ここで、前記ダミーパターン425を一体型に形成しても良い。次いで、前記ダミーパターン425の形成された結果物の全面に1000乃至5000Åの第2絶縁膜427を形成する。次に、前記ダミーパターン425の形成されない部分の前記第2絶縁膜427上に前記ダミーパターン425より厚いY7、例えば5000乃至10000Åの厚さを有する導電膜パターン430を形成する。ここで、前記導電膜パターン430から最も遠く離れた前記ダミーパターン425の終わり部分が前記導電膜パターン430から少なくとも3×Y7の距離Z4ほど離隔されるよう前記導電膜パターン430を形成する。
【0043】
次いで、前記導電膜パターン430の形成された結果物の全面に第3絶縁膜440を形成する。この際、前記導電膜パターン430の厚さにより前記第3絶縁膜パターン440の表面に段差が生じる。従って、前記第3絶縁膜440の形成された結果物は前記半導体基板410の表面から前記第3絶縁膜440の表面までの高さが相対的に高い第1領域H4と、相対的に低い第2領域L4とに分けられる。次いで、前記第3絶縁膜440上に2×Y7/3より薄い厚さY8の下部導電膜を形成する。
【0044】
次いで、前記第3絶縁膜440が露出されるよう前記下部導電膜をパタニングして前記導電膜パターン430上の前記第3絶縁膜440上に第1下部導電膜パターン450aを形成すると同時に前記第3絶縁膜440上に前記導電膜パターン430と対向しながら前記導電膜パターン430と最も遠く離れた前記ダミーパターン425から所定間隔離隔された第2下部導電膜パターン450b及び第3下部導電膜パターン450cを形成する。ここで、前記第2下部導電膜パターン450bは前記第1下部導電膜パターン450aと前記第3下部導電膜パターン450cとの間に位置する。
【0045】
図14は第4絶縁膜460及び平坦化層470aを形成する段階を示す。まず、前記下部導電膜パターン450a、450b、450cの形成された結果物の全面に均一の厚さの第4絶縁膜460を形成する。次いで、前記第4絶縁膜460上にスピンオン方法で無機SOGまたは有機SOGを塗布してSOG層470を形成する。次に、前記SOG層470を150乃至400℃の温度範囲でべークする。
【0046】
この際、前記第1領域H4と前記第2領域L4との境界部における前記第4絶縁膜460の段差が前記ダミーパターン425により従来より小さくなる。従って、前記第1領域H4と隣接した前記第2領域L4に形成された前記SOG層470の厚さが従来より薄くなって前記SOG層470をべークする過程で前記SOG層470に微細亀裂が発生することが防止される。勿論、べーク工程に加えて、後続く熱処理工程で微細亀裂が発生するのも防止される。
【0047】
次いで、前記第3下部導電膜パターン450c上の前記第4絶縁膜460が露出し始まるまで前記SOG層470の全面を所定厚さほど均一にエッチバックして平坦化層470aを形成する。この際、前記第1下部導電膜パターン450a上部には前記第3下部導電膜パターン450c上部より薄いSOG層470が形成されているので前記第1下部導電膜パターン450a上の前記第4絶縁膜460も当然露出される。そして、前記第2下部導電膜パターン450bは前記ダミーパターン425により前記導電膜パターン430と十分に離隔されているので前記第2下部導電膜パターン450bと前記第3下部導電膜パターン450cの上部に形成された前記SOG層470の厚さがほぼ同一である。従って、前記第3下部導電膜パターン450c上の前記第4絶縁膜460が露出される時に前記第2下部導電膜パターン450b上の前記第4絶縁膜460も露出され、よって前記第2下部導電膜パターン450b上に前記平坦化層470aが存在しなくなる。
【0048】
図15は第5絶縁膜パターン480、第4絶縁膜パターン460a及び上部導電膜パターン490a、490bを形成する段階を示す。まず、平坦化層470a上に3000乃至7000Åの厚さを有する第5絶縁膜を形成する。次いで、前記第2下部導電膜パターン450b及び前記第3下部導電膜パターン450c上部の前記第3絶縁膜及び前記第4絶縁膜460を順次に食刻することによって前記第2下部導電膜パターン450b及び前記第3下部導電膜パターン450cを各々露出させるブァイアホールを有する第5絶縁膜パターン480及び第4絶縁膜パターン460aを形成する。この際、前記第2下部導電膜パターン450bの上部には前記平坦化層470aが存在しないので前記ブァイアホールなどの形成時に従来のような問題点は生じない。次に、前記第5絶縁膜パターン480上に前記ブァイアホールを通じて前記第2下部導電膜パターン450b及び前記第3下部導電膜パターン450cと各々接触する上部導電膜パターン490a、490bを形成する。
【0049】
【発明の効果】
前述したように、本発明の半導体装置の多層配線形成方法によれば、段差部位にSOG層が厚く形成されないのでべーク工程または後続く熱処理工程でこの部分に形成されたSOG層に微細亀裂が発生することが防止される。また、上部導電膜パターンと接触される下部導電膜パターンの上部に平坦化層が存在しないので下部導電膜パターンが上部導電膜パターンとまともに接触されなかったりブァイアホールの大きさが余計に大きくなる現象を防止し得る。
【0050】
本発明は前記実施例に限定されず、本発明の技術的思想内で当業者により多くの変形が可能なのは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図2】従来の半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図3】従来の半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図4】本発明の第1実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図5】本発明の第1実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図6】本発明の第1実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図7】本発明の第2実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図8】本発明の第2実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図9】本発明の第2実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図10】本発明の第3実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図11】本発明の第3実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図12】本発明の第3実施例による半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図13】本発明の第4実施例よる半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図14】本発明の第4実施例よる半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【図15】本発明の第4実施例よる半導体装置の多層配線形成方法を説明するための断面図である。
【符号の説明】
110 半導体基板
120 第1絶縁膜
130 導電膜パターン
140 第2絶縁膜
150a 第1下部導電膜パターン
150b 第2下部導電膜パターン
160a 第3絶縁膜パターン
170a 平坦化層
180 第4絶縁膜パターン
190a 上部導電膜パターン

Claims (24)

  1. 第1絶縁膜の形成された半導体基板上にY1の厚さを有する導電膜パターンを形成する段階と、
    前記導電膜パータンの形成された結果物の全面に第2絶縁膜を形成する段階と、
    前記第2絶縁膜上に前記導電膜パターンから少なくとも3×Y1の距離ほど離隔されながら前記導電膜パターンより薄い厚さを有する下部導電膜パターンを形成する段階と、
    前記下部導電膜パターンの形成された結果物の全面に第3絶縁膜を形成する段階と、
    前記導電膜パターン及び前記下部導電膜パターン上部の第3絶縁膜を露出させるよう前記第3絶縁膜上にSOGからなる平坦化層を形成する段階と、
    前記平坦化層上に第4絶縁膜を形成する段階と、
    前記第4絶縁膜及び前記第3絶縁膜を食刻して前記下部導電膜パターンを露出させるブァイアホール形成する段階と、
    前記ブァイアホールを通じて前記下部導電膜パターンと接触される上部導電膜パターンを形成する段階とを含むことを特徴とする半導体装置の多層配線形成方法。
  2. 前記導電膜パターンが5000乃至10000Åの厚さを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  3. 前記下部導電膜パターンが2×Y1/3以下の厚さを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  4. 前記平坦化層を形成する段階が、前記第3絶縁膜上にSOG膜を形成する段階と、前記SOG膜をべークする段階と、前記導電膜パターン及び前記下部導電膜パターン上部の前記第3絶縁膜が露出されるよう前記SOG膜をエッチバックする段階とを含めてなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  5. 前記べークする段階が150乃至400℃温度の範囲で行われることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  6. 前記SOGが有機基を含有することをことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  7. 第1絶縁膜の形成された半導体基板上にY3の厚さを有する導電膜パターンを形成する段階と、
    前記導電膜パターンの形成された結果物の全面に第2絶縁膜を形成する段階と、
    前記導電膜パターンを覆いながら前記導電膜パターンから少なくとも3×Y3の距離まで延長された第1下部導電膜パターンと、前記第1下部導電膜パターンから所定間隔離隔された第2下部導電膜パターンを各々前記導電膜パターンより薄い厚さで前記第2絶縁膜上に形成する段階と、
    前記第1及び第2下部導電膜パターンの形成された結果物の全面に第3絶縁膜を形成する段階と、
    前記導電膜パターン及び前記第2下部導電膜パターン上部の第3絶縁膜を露出させるよう前記第3絶縁膜上にSOGからなる平坦化層を形成する段階と、
    前記平坦化層上に第4絶縁膜を形成する段階と、
    前記第4絶縁膜及び第3絶縁膜を食刻して前記第2下部導電膜パターンを露出させるブァイアホールを形成する段階と、
    前記ブァイアホールを通じて前記第2下部導電膜パターンと接触される上部導電膜パターンを形成する段階とを含むことを特徴とする半導体装置の多層配線形成方法。
  8. 前記導電膜パターンが5000乃至10000Åの厚さを有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  9. 前記第1下部導電膜パターン及び前記第2下部導電膜パターンが各々2×Y3/3以下の厚さを有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  10. 前記平坦化層を形成する段階が、前記第3絶縁膜上にSOG膜を形成する段階と、前記SOG膜をべークする段階と、前記第1下部導電膜パターン及び前記第2下部導電膜パターン上の前記第3絶縁膜が露出されるよう前記SOG膜をエッチバックする段階とを含めてなることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  11. 前記べークする段階が150乃至400℃温度の範囲で行われることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  12. 前記SOGが有機基を含有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  13. 第1絶縁膜の形成された半導体基板上にY5の厚さを有する導電膜パターンを形成する段階と、
    前記導電膜パターンの形成された結果物の全面に第2絶縁膜を形成する段階と、
    前記導電膜パターンの上部に前記導電膜パターンの端部から少なくとも3×Y5の距離ほど離隔された第1下部導電膜パターンと、前記導電膜パターンの端部から少なくとも3×Y5の距離ほど離隔された第2下部導電膜パターンを各々前記導電膜パターンより薄い厚さで前記第2絶縁膜上に形成する段階と、
    前記第1及び第2下部導電膜パターンの形成された結果物の全面に第3絶縁膜を形成する段階と、
    前記導電膜パターン及び前記第2下部導電膜パターン上部の第3絶縁膜を露出させるよう前記第3絶縁膜上にSOGからなる平坦化層を形成する段階と、
    前記平坦化層上に第4絶縁膜を形成する段階と、
    前記第4絶縁膜及び第3絶縁膜を食刻して前記第2下部導電膜パターンを露出させるブァイアホールを形成する段階と、
    前記ブァイアホールを通じて前記第2下部導電膜パターンと接触する上部導電膜パターンを形成する段階とを含むことを特徴とする半導体装置の多層配線形成方法。
  14. 前記導電膜パターンが5000乃至10000Åの厚さを有することを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  15. 前記第1下部導電膜パターン及び前記第2下部導電膜パターンが2×Y5/3以下の厚さを有することを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  16. 前記平坦化層を形成する段階が、前記第3絶縁膜上にSOG膜を形成する段階と、前記SOG膜をべークする段階と、前記第1下部導電膜パターン及び前記第2下部導電膜パターン上の前記第3絶縁膜が露出されるよう前記SOG膜をエッチバックする段階とを含めてなることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  17. 前記べークする段階が150乃至400℃温度の範囲で行われることを特徴とする請求項16に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  18. 前記SOGが有機基を含有することを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  19. 第1絶縁膜の形成された半導体基板上にダミーパターンを形成する段階と、
    前記ダミーパターンの形成された結果物の全面に第2絶縁膜を形成する段階と、
    前記ダミーパターンの形成されない部分の前記第2絶縁膜上に前記ダミーパターンより一層厚いY7の厚さを有する導電膜パターンを形成する段階と、
    前記導電膜パターンの形成された結果物の全面に第3絶縁膜を形成する段階と、
    前記導電膜パターン上の前記第3絶縁膜上に前記導電膜パターンより薄く第1下部導電膜パターンを形成すると共に、前記ダミーパターンを間において前記導電膜パターンと対向するよう前記第3絶縁膜上に前記第1下部導電膜パターンと同一の厚さの第2下部導電膜パターンを形成する段階と、
    前記第1及び第2下部導電膜パターンの形成された結果物の全面に第4絶縁膜を形成する段階と、
    前記第1及び第2下部導電膜パターン上の前記第4絶縁膜を露出させるよう前記第4絶縁膜上にSOGからなる平坦化層を形成する段階と、
    前記平坦化層上に第5絶縁膜を形成する段階と、
    前記第5絶縁膜及び前記第4絶縁膜を食刻することで前記第2下部導電膜パターンを露出させるブァイアホールを形成する段階と、
    前記ブァイアホールを通じて前記第2下部導電膜パターンと接触される上部導電膜パターンを形成する段階とを含むことを特徴とする半導体装置の多層配線形成方法。
  20. 前記導電膜パターンが5000乃至10000Åの厚さを有することを特徴とする請求項19に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  21. 前記第1下部導電膜パターン及び第2下部導電膜パターンが2×Y7/3以下の厚さを有することを特徴とする請求項19に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  22. 前記平坦化層を形成する段階が、前記第4絶縁膜上にSOG膜を形成する段階と、前記SOG膜をべークする段階と、前記第1下部導電膜パターン及び前記第2下部導電膜パターン上の前記第4絶縁膜が露出されるよう前記SOG膜をエッチバックする段階とを含めてなることを特徴とする請求項19に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  23. 前記べークする段階が150乃至400℃の温度範囲で行われることを特徴とする請求項22に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
  24. 前記SOGが有機基を含有することを特徴とする請求項19に記載の半導体装置の多層配線形成方法。
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