JP4068127B2 - 除電装置及び除電方法並びにプログラム記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、除電装置及び除電方法並びにプログラム記録媒体に関し、更に詳しくは、被検査体の電気的特性検査を行う際に被検査体に帯電する静電気の影響をなくすことができる除電装置及び除電方法並びにプログラム記録媒体に関する。
半導体製造の後工程には検査装置を用いて複数のデバイスが形成された被検査体(例えば、ウエハ)をそのまま検査する工程がある。この検査装置は、カセット内に収納されたウエハを一枚ずつ搬送するためのローダ室と、このローダ室から受け取ったウエハの電気的特性検査を行うためのプローバ室とを備えている。
ローダ室は、ウエハを一枚ずつ搬送するウエハ搬送機構と、ウエハ搬送機構を介してウエハを搬送する間にウエハのオリフラまたはノッチを基準にしてウエハの向きを揃えるプリアライメント機構(以下、「サブチャック」と称す。)と、を備えている。一方、プローバ室は、ウエハを載置してX、Y、Z方向に移動すると共にθ方向で正逆回転する載置台(以下、「メインチャック」と称す。)と、メインチャックの上方に配置されたプローブカードと、プローブカードのプローブとメインチャック上のウエハとのアライメントを行うアライメント機構と、を備えている。また、プローバ室のヘッドプレートにはプローブカードと電気的に接触するテストヘッドが配置され、テストヘッドを介してテスタとプローブカードとの間で所定の信号を送受信する。
ウエハの検査を行う場合には、ローダ室内ではウエハ搬送機構がカセット内のウエハを搬送し、サブチャックを介してプリアライメントを行った後、ウエハ搬送機構がプローバ室内のメインチャック上にウエハを載置する。プローバ室内ではメインチャックがX、Y、Z及びθ方向へ移動する間にアライメント機構を介してウエハとプローブカードのプローブとのアライメントを行う。その後、メインチャックがX、Y方向へ移動し、最初のデバイスをプローブの真下に位置させた後、メインチャックがZ方向に上昇してデバイスとプローブを電気的に接触させてデバイスの検査を行う。検査後にはメインチャックが下降し、メインチャックがウエハのインデックス送りを行い、他のデバイスの検査を順次行う。ウエハの検査後、メインチャック及びウエハ搬送機構を介してウエハをカセット内の元の位置へ戻し、残りのウエハの検査を順次行う。
ところで、検査を行っている時にメインチャックの移動時の空気との摩擦等によりメインチャックやウエハに静電気が帯電する。この現象は避けがたく、そのまま放置すると静電気の影響で検査中にデバイスの配線構造が損傷する虞があった。特に、デバイスの微細構造化によりこのような現象が顕著になりつつある。そこで、本出願人は、特許文献1においてメインチャックの除電機構を提案した。この除電機構では、ウエハ搬送機構とメインチャックとの間でウエハの受け渡しをする間にメインチャックの静電気を除去している。
特開2003−218175
しかしながら、特許文献1の除電機構は、一枚のウエハの検査を開始してから終了するまでのウエハの検査中にはメインチャックから静電気を除去することができないため、一枚のウエハの検査中にウエハ及びメインチャックに静電気が徐々に蓄積され、検査の進行に連れてデバイス間の検査結果に違いが生じ、検査の信頼性が低下する虞があった。殊に、最近のようにデバイスの配線構造が65nmプロセス以降のものになると検査時の印加電流が極めて小さいため、ウエハの静電気の影響が顕著になって検査結果への影響が大きくなって信頼性が低下し、極端な場合にはデバイスの配線構造が損傷する虞すらある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、静電気の影響を無くし、65nmプロセス以降の超微細構造の被検査体であっても被検査体の検査の信頼性を向上させると共にデバイスの損傷を確実に防止することができる除電装置及び除電方法並びにプログラム記録媒体を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載の除電装置は、被検査体の載置台とプローブカードとが相対的に移動して、上記載置台上の上記被検査体と上記プローブカードとが電気的に接触して上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記載置台を介して上記被検査体の静電気を除去する除電装置であって、上記載置台を接地する接地用配線と、この接地用配線に設けられたリレースイッチと、このリレースイッチを開閉制御するスイッチコントローラと、を備え、且つ、上記載置台は上記被検査体の載置面となるトッププレートを有し、上記接地用配線は上記トッププレートの上面に載置面として形成された第1導体膜に接続されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の除電装置は、被検査体の載置台とプローブカードとが相対的に移動して、上記載置台上の上記被検査体と上記プローブカードとが電気的に接触して上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記載置台を介して上記被検査体の静電気を除去する除電装置であって、上記載置台を接地する接地用配線と、この接地用配線に設けられたリレースイッチと、このリレースイッチを開閉制御するスイッチコントローラと、を備え、且つ、上記載置台はケーブルを介してテストヘッドに接続され、上記接地用配線は上記ケーブルの中心導体に電気的に接続されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の除電装置は、請求項2に記載の発明において、上記ケーブルの外部導体は、上記トッププレートの下面に形成された第2導体膜に電気的に接続されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の除電装置は、請求項2に記載の発明において、上記ケーブルの外部導体は、配線を介して上記リレースイッチの収納ケースに接続されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載の除電装置は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発明において、上記リレースイッチは、手動操作可能に構成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載の除電装置は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発明において、上記被検査体の帯電状態を確認する帯電確認装置を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載の除電装置は、請求項6に記載の発明において、上記帯電確認装置は、帯電電位の許容範囲を設定する手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8に記載の除電装置は、請求項7に記載の発明において、上記帯電確認装置は、上記帯電電位の許容範囲を外れたこと判定する手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項9に記載の除電装置は、請求項7または請求項8に記載の発明において、上記帯電確認装置は、上記帯電電位を表示する手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項10に記載の除電方法は、被検査体の載置台とプローブカードとが相対的に移動して、上記載置台上に載置された上記被検査体と上記プローブカードとが電気的に接触して上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記載置台の載置面を形成する導体膜に接続された接地用配線に設けられたリレースイッチを用いて上記被検査体の静電気を除去する方法であって、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記リレースイッチを閉じることにより上記載置台を、上記導体膜及び上記接地用配線を介して接地して上記被検査体の静電気を除去する第1の工程と、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触している時に上記リレースイッチを開くことにより上記載置台の上記導体膜の接地を解除する第2の工程と、備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項11に記載の除電方法は、被検査体の載置台とプローブカードとが相対的に移動して、上記載置台上に載置された上記被検査体と上記プローブカードとが電気的に接触して、テストヘッドからの信号に基づいて上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記テストヘッドとケーブルを介して接続された上記載置台の接地用配線に設けられたリレースイッチを用いて上記被検査体の静電気を除去する方法であって、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記リレースイッチを閉じることにより上記載置台を、上記ケーブル及び上記接地用配線を介して接地して上記被検査体の静電気を除去する第1の工程と、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触している時に上記リレースイッチを開くことにより上記載置台の接地を解除する第2の工程と、備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項12に記載の除電方法は、請求項10または請求項11に記載の発明において、上記第1の工程は、上記プローブカードと上記載置台が相対的に移動する工程であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項13に記載の除電方法は、請求項10または請求項11に記載の発明において、上記第1の工程は、上記載置台上に上記被検査体を載置する工程と、上記被検査体と上記プローブカードとをアライメントする工程と、を含むことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項14に記載の除電方法は、請求項10または請求項11に記載の発明において、上記第1の工程は、上記載置台上から上記被検査体を除去する工程を含むことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項15に記載の除電方法は、請求項10または請求項11に記載の発明において、上記第2の工程は、上記載置台がオーバードライブする工程を含むことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項16に記載の除電方法は、請求項10〜請求項15のいずれか1項に記載の発明において、上記被検査体の帯電状態を確認する工程を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項17に記載の除電方法は、請求項16に記載の発明において、上記帯電状態を確認する工程は、上記アライメント工程の後工程であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項18に記載のプログラム記録媒体は、コンピュータが駆動して、被検査体の載置台とプローブカードとを相対的に移動させて、上記載置台上の被検査体と上記プローブカードとを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記載置台の載置面を形成する導体膜に接続された接地用配線に設けられたリレースイッチを用いることにより、上記載置台を介して上記被検査体の静電気を除去する方法を実行するプログラムが記録された記録媒体であって、上記コンピュータを駆動させて、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記リレースイッチを閉じることにより上記載置台を、上記導体膜を介して接地して上記被検査体の静電気を除去する第1の工程と、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触している時に上記リレースイッチを開くことにより上記載置台の上記導体膜の接地を解除する第2の工程と、を実行させることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項19に記載のプログラム記録媒体は、コンピュータが駆動して、被検査体の載置台とプローブカードとを相対的に移動させて、上記載置台上の被検査体と上記プローブカードとを電気的に接触させて、テストヘッドからの信号に基づいて上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記テストヘッドとケーブルを介して接続された上記載置台の接地用配線に設けられたリレースイッチを用いることにより、上記載置台を介して上記被検査体の静電気を除去する方法を実行するプログラムが記録された記録媒体であって、上記載置台はケーブルを介してテストヘッドに接続され、上記接地用配線は上記ケーブルの中心導体に電気的に接続されており、上記コンピュータを駆動させて、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記リレースイッチを閉じることにより上記載置台を上記接地用配線及び上記ケーブルを介して接地して上記被検査体の静電気を除去する第1の工程と、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触している時に上記リレースイッチを開くことにより上記載置台の接地を解除する第2の工程と、を実行させることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項20に記載のプログラム記録媒体は、請求項18または請求項19に記載の発明において、上記被検査体の帯電状態を確認する第3の工程を実行させることを特徴とするものである。
本発明によれば、検査段階であっても載置台上の被検査体とプローブカードが電気的に接触していない時には静電気を除去して被検査体に静電気が帯電する機会を極力なくし、検査時に静電気の影響を無くし、65nmプロセス以降の超微細構造の被検査体であっても被検査体の検査の信頼性を向上させると共にデバイスの損傷を確実に防止することができる除電装置及び除電方法並びにプログラム記録媒体を提供することができる。
以下、図1〜図6に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明の除電装置の一実施形態を適用した検査装置の構造の一例を部分的に破断して示す正面図、図2は図1に示す検査装置のトッププレートを示す断面図、図3は図1の示す除電装置を示すブロック図、図4は図1に示す検査装置のアライメントブリッジに取り付けられた帯電確認装置を示すブロック図、図5は図4に示す帯電確認装置のコントローラを示すブロック図、図6の(a)〜(c)はそれぞれウエハの除電方法を示すタイミングチャートである。
本実施形態の除電装置を備えた検査装置10は、例えば図1に示すように、ローダ室11及びプローバ室12を備え、制御装置(図示せず)の制御下でウエハWの電気的特性検査を行うように構成されている。
ローダ室11は、図1に示すように、複数のウエハWを収納する収納部(図示せず)と、収納部にウエハWを搬出入するウエハ搬送機構(図示せず)と、ウエハWのプリアライメントを行うサブチャック(図示せず)と、を備えている。ローダ室11内では、ウエハ搬送機構がウエハWを搬送する間にサブチャックにおいてプリアライメントした後、プローバ室12との間でウエハWの受け渡しを行う。
プローバ室12は、図1に示すように、ウエハWを載置し水平方向及び上下方向に移動する載置台(以下、「メインチャック」と称す。)14と、このメインチャック14の上方に配置されたプローブカード15と、このプローブカード15の複数のプローブ15Aとメインチャック14上のウエハWとのアライメントを行うアライメント機構(図示せず)と、を備えている。プローバ室12内では、アライメント機構によってメインチャック14上のウエハWとプローブカード15の複数のプローブ15Aとのアライメントを行った後、複数のプローブ15AとウエハWとを電気的に接触させてウエハWの電気的特性検査を行う。ウエハWの電気的特性検査を行う際、プローブカード15の上面に配置されたテストヘッドTを介してテスタ(図示せず)とプローブカード15との間で所定の信号を送受信する。尚、プローブカード15は、ヘッドプレート16の開口部に固定されている。
メインチャック14は、図1に示すように、例えばウエハWを真空吸着できるトッププレート14Aと、トッププレート14Aを昇降させる昇降機構14Bと、を備え、XYテーブル17を介して水平方向に移動すると共に昇降機構14Bを介してトッププレート14Aが昇降するように構成されている。トッププレート14Aは、例えば図2に模式的に示すようにセラミック等の絶縁基板によって形成されており、その上面に第1導体膜14Cが形成されていると共にその下面には第2導体膜14Dが形成されている。第1、第2導体膜14C、14Dは、例えば金の薄膜によって形成されている。
また図1に示すように、トッププレート14Aには測定用として用いられるケーブル18を介してテストヘッドTが電気的に接続されている。ケーブル18は、例えば図3に示すように、測定電圧、測定電流の伝送路となる中心導体18Aと、中心導体18Aを絶縁材を介して被覆する第1外部導体(例えば網状の第1シールド導体)18Bと、第1シールド導体18Bを絶縁材を介して被覆する第2外部導体(例えば網状の第2シールド導体)18Cと、を有し、第1コネクタ19Aを介してテストヘッドTに電気的に接続されていると共に第2コネクタ19Bを介してトッププレート14A側に電気的に接続されている。
ケーブル18の中心導体18Aは、図1〜図3に示すように、トッププレート14Aの第1導体膜14Cに対して電気的に接続され、第1シールド導体18Bはトッププレート14Aの第2導体膜14Dに対して電気的に接続されている。また、ケーブル18の第2シールド導体18Cは、図3に示すように接地されている。従って、テストヘッドTは、プローブカード15がウエハWと電気的に接触した時にプローブカード15を介してウエハWに検査信号を送信すると共にトッププレート14A上面の第1導体膜14Cにもケーブル18の中心導体18Aを介して検査信号を送信し、ウエハWの電気的特性検査を行うように構成されている。
ウエハWの検査を行う際に、ウエハWに形成された多数のデバイスには静電気が帯電するため、この静電気によって個々のデバイスの検査に悪影響を及ぼすことがある。そこで、本実施形態では図1、3に示す除電装置20を設け、ウエハWに帯電する静電気を除去するようにしている。そこで、この除電装置20及び除電装置20を用いる本発明の除電方法の一実施形態について説明する。本発明の除電方法を実施するためのプログラムは、制御装置であるコンピュータの記憶部に格納され、コンピュータを駆動することによって実行される。
本実施形態の除電装置20は、図1、図3に示すように、両端がケーブル18の中心導体18Aとアース21にそれぞれ接続された接地用配線22と、接地用配線22の途中に設けられたリレースイッチ23と、アース21とリレースイッチ23との間に設けられた接地抵抗24と、リレースイッチ23及び接地抵抗24を支持する支持基板25と、リレースイッチ23を開閉制御するスイッチコントローラ26と、スイッチコントローラ26以外の部品を収納するハウジング27と、を備え、ウエハWの検査を実行している時にスイッチコントローラ26の制御下で規則的にリレースイッチ23を開閉制御してトッププレート14に帯電した静電気を除去するように構成されている。この除電装置20は、図1に示すようにハウジング27を介してヘッドプレート16に装着されている。
リレースイッチ23は、図3に示すように、コイル23Aと、コイル23A内に軸芯に沿って配置されたスイッチ23Bと、コイル23Aを収納するケース23Cと、を有し、スイッチコントローラ26からの信号に基づいて作動する。また、コイル23Aは配線23Dを介してコントローラケーブル28に電気的に接続されている。コントローラケーブル28はI/Oボード28Aを介してスイッチコントローラ26に電気的に接続されている。また、スイッチ23Bの一端は、接地用配線22に電気的に接続され、スイッチコントローラ26からの信号に基づいてコイル23Aが付勢された時にケーブル18の中心導体18Aとアース21とを電気的に接続し、コイル23Aが消勢された時に中心導体18Aとアース21との接続を解除するようになっている。ケーブル18の第1シールド導体18Bは、配線22Aを介してスイッチ23Bの近傍まで延長され、ケース23Cと電気的に接続されているため、スイッチ23Bとケース23Cを略等電位に設定することにより、接地用配線22やスイッチ23Bからのリーク電流や電気的ノイズを抑制することができる。更に、ケーブル18の第1シールド導体18Bは、トッププレート14下面の第2導体膜18Dに電気的に接続されているため、第2導体膜14Dにも第1導体膜14Cと略同じ電圧を印加することができる。これにより第1導体膜14Cからのリーク電流を抑制してデバイスの測定精度を高めることができる。
スイッチコントローラ26は、コンピュータからなる制御装置の一部として構成されている。このスイッチコントローラ26は、本発明の除電方法を実行するプログラムが記録された記録媒体を介して制御装置に格納されている。
また、除電装置20のハウジング27にはボタンスイッチ29が装着され、オペレータがボタンスイッチ29を押圧操作することにより、リレースイッチ23を付勢し、除電できるようにしてある。このボタンスイッチ29は、図3に示すように、ダイオード29Aを介してコイル23Aの配線23Dに電気的に接続されている。ボタンスイッチ29は、ウエハWの検査を行う時には使用せず、例えばメンテナンス時に使用するようにしてある。更に、この除電装置20は、図5、図6に示すようにウエハWの帯電状態を確認するための帯電確認装置30を備えている。この帯電確認装置30は、ウエハWの帯電状態を確認し、ウエハWにおける静電気の帯電による検査への悪影響を防止するために用いられる。
次いで、帯電確認装置30について説明する。帯電確認装置30は、図4に示すようにアライメント機構を構成するアライメントブリッジ40に装着された表面電位センサ31と、表面電位センサ31に接続されたコントローラ32とを備え、表面電位センサ31によってウエハWの表面電位を検出するように構成されている。表面電位センサ31は、ウエハWの測定対象表面Mから所定距離(例えば、数mm)だけ離間して配置され、測定対象表面Mの表面電位を検出するように構成されている。この帯電確認装置30を使用する際には、予めコントローラ32に対して表面電位の閾値を設定すると共にゼロアジャスト調整を施しておく必要がある。
表面電位センサ31は、図5に示すように、センサ部31A及びA/D変換器31Bを有し、センサ部31AによってウエハWの表面電位を測定し、その測定信号を、A/D変換器31Bを介してコントローラ32へ送信する。コントローラ32は、図5に示すように、入力、補正処理部32A、比較判定処理部32B、表示処理部32C及び出力処理部32Dを備え、表面電位センサ31において測定したウエハWの表面電位を確認できるようになっている。以下、コントローラ32の各構成要素について説明する。
入力、補正処理部32Aは、表面電位センサ31から所定時間内に入力した測定信号に基づいて表面電位の平均値を算出し、その平均値に所定の補正を施して本来の表面電位を求め、その表面電位を表わす処理信号として比較判定処理部32Bへ送信する。比較判定処理部32Bは、予め設定された表面電位の閾値と入力、補正処理部32Aからの処理信号の表わす表面電位とを比較し、その表面電位がマイナス側の閾値とプラス側の閾値の範囲(許容範囲)内にあるか否かを判定し、その判定信号を表示処理部32Cへ送信する。表示処理部32Cは、比較判定処理部32Bからの判定信号をLED表示部32Eに表示するための処理を行う。LED表示部32Eは、許容範囲内にある表面電位と許容範囲内にない表面電位を色分け表示する。表示部は、LED表示部32E以外の表示手段を用いることもできる。出力処理部32Dは、判定信号の表わす表面電位が許容範囲内であるか否かによって異なる出力ポート32F、32Gへ出力すると共にD/A変換器32Hを介してアナログ信号として表面電位を出力する。出力ポート32Fは、許容範囲内の表面電位でONになり、それ以外の表面電位でOFFになり、それぞれのON、OFF信号を出力する。逆に出力ポート32Gは、許容範囲内の表面電位でOFFになり、それ以外の表面電位でONになり、そのON、OFF信号を出力する。
また、コントローラ32は、図5に示すようにキー入力部32Iを有している。キー入力部32Iは、閾値等を入力するために用いられる。
次いで、図6の(a)〜(c)を参照しながら除電装置20を用いる本発明の除電方法の一実施形態について説明する。本発明の除電方法は、そのプログラムによって実行される。
ウエハWの検査を行う場合には、ローダ室11内でウエハ搬送機構がウエハWを収納部から搬出し、サブチャックにおいてプリアライメントを行った後、プローバ室12内で待機するメインチャック14上にウエハWを載置(ロード)する。ウエハWが収納部からメインチャック14のトッププレート14A上にロードされるまでの間に、図6の(a)に示すようにスイッチコントローラ26が起動し、リレースイッチ23を付勢する。リレースイッチ23の付勢によりスイッチ23Bが閉じ、トッププレート14Aの第1導体膜14Cがケーブル18の中心導体18A及び接地用配線22を介して接地される。これによりトッププレート14Aに帯電する静電気が除去される。
ウエハ搬送機構がウエハWをトッププレート14A上にロードすると、トッププレート14A上でウエハWを真空吸着した後、メインチャック14が水平方向に移動する。トッププレート14AにウエハWが吸着固定されると、トッププレート14Aを介してそれまでにウエハWに帯電した静電気が、トッププレート14Aを介して除去される。メインチャック14が移動する間に、メインチャック14はアライメント機構と協働してウエハWとプローブカード15のプローブ15Aとのアライメントを行う。この間にも静電気がウエハW及びトッププレート14Aに帯電しようとするが、トッププレート14Aが接地されているため、ウエハWがプローブ15Aと接触するまでの間、ウエハW及びトッププレート14Aの静電気はトッププレート14Aを介して除去されるため静電気がウエハWに帯電することはない。
しかし、場合によってはウエハWから静電気が十分に除去されないことも想定される。ウエハWから静電気が十分に除去されず、帯電したウエハWをそのまま検査に供すると、正確な検査を行えず、帯電状態によってはデバイスを損傷することにもなりかねない。そこで、本実施形態ではアライメント終了時に、除電方法の一環としてアライメントブリッジ40に付設された帯電確認装置30が作動し、アライメント終了後のウエハWの帯電状態を確認する。この時にはメインチャック14が帯電確認装置30の表面電位センサ31の真下で移動し、所定距離ずつ離間した複数箇所でそれぞれ停止して、それぞれの位置でセンサ部31AによってウエハWの帯電電位を測定する。表面電位センサ31において表面電位を測定すると、その測定信号がA/D変換器31Bを介してコントローラ32へ出力される。
コントローラ32の入力、補正処理部32Aに測定信号が入力する。入力、補正処理部32Aでは、表面電位センサ31からの測定信号に基づいて表面電位の平均値を算出し、その平均値に所定の補正を施して本来の表面電位を求め、その処理信号を比較判定処理部32Bへ送信する。比較判定処理部32Bでは、予め設定された表面電位の閾値と入力、補正処理部32Aからの処理信号の表わす表面電位とを比較し、その表面電位が許容範囲内にあるか否かを判定し、その判定信号を表示処理部32Cへ送信する。
表示処理部32Cでは、比較判定処理部32Bからの判定信号を信号処理し、その表面電位をLED表示部32Eに表示する。オペレータは、LED表示部32Eを見ることによってウエハWの現在の表面電位が許容範囲内にある否かを表示色によって簡単に確認することができると共に表面電位の数値を具体的に知ることができる。
出力処理部32Dは、判定信号の表わす表面電位が許容範囲内である時には出力ポート32FからON信号を出力させ、表面電位が許容範囲を外れた時には出力ポート32FからOFF信号を出力させる。出力処理部32Dは、判定信号の表わす表面電位が許容範囲内である時には出力ポート32GからOFF信号を出力させ、表面電位が許容範囲を外れた時には出力ポート32GからON信号を出力させる。更に、出力処理部32Dは、判定信号をD/A変換器32Hからアナログ信号として出力させる。
従って、アライメント後のウエハWが帯電している場合には帯電確認装置30によってウエハWの帯電状態を簡単且つ迅速に確認することができる。ウエハWの帯電状態によっては再度除電した後、検査工程へ移行する。
ウエハWのアライメント後、ウエハWが帯電していないか、帯電していても許容範囲内の時には次の検査工程へ移行する。検査工程では、ウエハW内の最初のデバイスがプローブ15Aの真下に位置し、この位置でメインチャック14の昇降機構14Bが駆動してウエハWが上昇し、デバイスとプローブ15Aとが接触する。この接触と同時にスイッチコントローラ26が作動してリレースイッチ23が消勢してスイッチ23Bが開き、トッププレート14Aの接地を解除し、ウエハW及びトッププレート14Aからの除電を中断する。
デバイスとプローブ15Aとの接触後、メインチャック14の昇降機構14Bを介してウエハWがオーバードライブして、ウエハWとプローブ15Aとが電気的に接触し、テスタからプローブカード15へテストヘッドTを介して検査用信号を送信すると共にテストヘッドTからケーブル18の中心導体18Aを介してトッププレート14Aの上面の第1導体膜14Cへも検査用信号としての電圧を印加してデバイスの電気的特性検査を行う。この時、トッププレート14Aの下面の第2導体膜14Dには第1導体膜14Cと略同じ電圧が印加される。これにより第1導体膜14Cからのリーク電流を抑制し、デバイスの測定精度を高めることができる。また、トッププレート14Aの下面の第2導体膜14Dがケーブル18の第1シールド導体18B及び配線22Aを介してケース23Cに電気的に接続されているため、接地用配線22に設けられたスイッチ23Bとケース23Cを略等電位とすることができ、接地配線22やスイッチ23Bからのリーク電流や電気的ノイズを抑制することができる。
最初のデバイスの検査を終えると、トッププレート14Aが昇降機構14Bを介して下降してデバイスとプローブ15Aの接触が解除される。この下降動作と同時にスイッチコントローラ26からの指令信号に基づいてリレースイッチ23が作動してスイッチ23Bを閉じてトッププレート14の第1導体膜14Cを接地し、図6の(b)に示すように検査中にウエハW及びトッププレート14Aに帯電した静電気を、トッププレート14Aを介して除去する。
そして、メインチャック14がX方向またはY方向へ移動してウエハWをインデックス送りし、次のデバイスがプローブ15Aの真下に達した後、トッププレート14Aが昇降機構14Bを介して上昇し、デバイスとプローブ15Aが電気的に接触する。トッププレート14Aの下降動作から接触動作までの間にウエハW及びトッププレート14Aの静電気を、トッププレート14Aを介して除電する。デバイスとプローブ14Aとの接触と同時にスイッチコントローラ26からの指令信号に基づいてリレースイッチ23を作動してスイッチ23Bを開き、トッププレート14Aからの除電を中断する。この状態でテストヘッドTからプローブ15Aを介して検査用信号を送信し、上述のデバイスの電気的特性検査を繰り返す。
ウエハW内の最後のデバイスの検査を終了すると、トッププレート14Aが下降する。この下降動作と同時にスイッチコントローラ26からの指令信号に基づいてリレースイッチ23のスイッチ23Bが閉じてウエハW及びトッププレート14Aの除電を行う(図6の(c)参照)。そして、メインチャック11が検査、除電済みのウエハWを受け渡すためにローダ室11側へ移動し、ローダ室11で待機しているウエハ搬送機構がメインチャック14上のウエハWをアンロードする。ウエハWをアンロードした後、ウエハ搬送機構は検査済みのウエハWを収納部へ戻した後、次のウエハWを収納部から搬出する。
更に、ウエハ搬送機構はサブチャックでプリアライメントされたウエハWをプローバ室12内で待機するメインチャック14へウエハWを引き渡す。メインチャック14上にウエハWをロードした後は、上述の動作を繰り返してウエハWの検査を行うと共にウエハWとプローブ15Aとが非接触の時にウエハW及びトッププレート14Aからの除電を行う。尚、上下二枚のアームを有するウエハ搬送機構を用い、一方のアームで収納部からウエハWを搬出し、プリアライメントを行って検査済みのウエハWを待機し、検査済みのウエハWがウエハ搬送機構に達した時点で、他方のアームでウエハWのアンロードした後、一方のアームでロードを行うようにしても良い。
上述ようにウエハWとプローブ15Aとが接触している時以外は、ウエハW及びトッププレート14Aの静電気を、トッププレート14Aを介して除去するため、ウエハWに静電気が帯電する機会が極めて少なく、最初のデバイスから最後のデバイスまで略同一の少ない電荷量を維持することができるため、検査の最初から最後までデバイス間の検査結果にズレがなく、信頼性の高い検査を行うことができる。また、ウエハWでの電荷量が少ないため、検査中にデバイスを損傷する虞もない。
仮に、検査直前のウエハWの除電が十分でなく、帯電電荷が許容範囲を超えるようなことがあっても、アライメント直後に帯電確認装置30を用いて検査直前にウエハWの帯電異常を確認することができるため、検査中にデバイスを損傷させることがなく、常に信頼性の高い検査を行うことができる。
以上説明したように本実施形態によれば、除電装置20は、メインチャック14を接地する接地用配線22と、この接地用配線22に設けられたリレースイッチ23と、このリレースイッチ23を開閉制御するスイッチコントローラ26と、を備え、ウエハWとプローブ15Aが電気的に接触していない時にリレースイッチ23を閉じることによりメインチャック14のトッププレート14Aを接地してウエハW及びトッププレート14Aの静電気を除去する工程と、ウエハWとプローブ15Aが電気的に接触している時にリレースイッチ23を開くことによりトッププレート14Aの接地を解除する工程と、を実行することができるため、ウエハWの検査中にウエハWに静電気が殆ど蓄積されることがなく、65nmプロセス以降の超微細構造のウエハWであっても検査の信頼性を向上させると共にデバイスの配線構造の損傷を確実に防止することができる。
また、本実施形態によれば、メインチャック14のトッププレート14Aはケーブル18を介してテストヘッドTに接続され、接地用配線22はケーブル18の中心導体18Aに電気的に接続されているため、ケーブル18の中心導体18Aを除電装置20の接地用配線として利用することができる。
更に、本実施形態によれば、ケーブル18の第1シールド導体18Bは、配線22Aを介してリレースイッチ23の収納ケース23Cに電気的に接続されているため、スイッチ23Bとケース23Cを略等電位に設定することにより、接地用配線22やスイッチ23Bからのリーク電流や電気的ノイズを抑制することができる。また、ケーブル18の第1シールド導体18Bは、トッププレート14Aの下面の第2導体膜14Dに接続されているため、第2導体膜14Dに第1導体膜14Cと略同じ電圧を印加することができ、これにより第1導体膜14Cからのリーク電流を抑制し、デバイスの測定精度を高めることができる。また、リレースイッチ23は、ボタンスイッチ29に接続されて、手動操作可能に構成されているため、検査時に静電気による異常が発生した場合に等にはボタンスイッチ29を操作することにより緊急避難的にウエハWの静電気を除去することができる。
また、本実施形態によれば、ウエハWのアライメント直後に帯電確認装置30を用いてウエハWの帯電状態を確認するようにしたため、検査の直前にウエハWの帯電状態を確認することができ、帯電異常がなければそのまま検査を行うことができる。ウエハWに帯電異常があれば検査の前に除電処理を行って信頼性の高い検査を行うことができ、検査時に帯電異常によるデバイスの損傷を防止することができる。
また、本実施形態によれば、帯電確認装置30は、ウエハWの帯電電位の許容範囲を設定するキー入力部32Iを有するため、比較判定処理部32Bにおいて閾値に基づいてウエハWの帯電電位が正常であるか否かを判定することができる。比較判定処理部32Bの判定結果は、表示処理部32Cを介してLED表示部32Eに表示されるため、オペレータはLED表示部32EによってウエハWの帯電の程度を確認することができる。比較判定処理部32Bにおける判定結果がウエハWの帯電電位の許容範囲を外れた時にはLED表示部32Eに表示され、除電するなどの対策を講じることができる。
尚、上記実施形態ではプローブカードに対してメインチャック(載置台)が移動する検査装置について説明したが、載置台に対してプローブカードが移動する検査装置であっても良い。また、上記実施形態ではウエハWを検査する検査装置に適用する除電装置について説明したが、本発明はウエハ以外の検査装置にも適用することができる。また、上記実施形態では除電装置をアライメントブリッジに取り付け、帯電確認をアライメント直後に行っているが、必要に応じて適宜のタイミングで行っても良い。また、除電装置の取付部位は、被検査体表面の表面電位を確認できる部位であればアライメントブリッジに制限されるものではない。
本発明は、半導体製造分野の検査装置に好適に利用することができる。
本発明の除電装置の一実施形態を適用した検査装置の構造の一例を部分的に破断して示す正面図である。 図1に示す検査装置のトッププレートを示す断面図である。 図1の示す除電装置を示すブロック図である。 図1の示す検査装置のアライメントブリッジに取り付けられた帯電確認装置を示すブロック図である。 図4に示す帯電確認装置のコントローラを示すブロック図である。 (a)〜(c)はそれぞれウエハの除電方法を示すタイミングチャートである。
符号の説明
10 検査装置
14 メインチャック(載置台)
14A トッププレート
14C 第1導体膜
14D 第2導体膜
15 プローブカード
15A プローブ
18 ケーブル
20 除電装置
22 接地用配線
23 リレースイッチ
23C ケース
26 スイッチコントローラ
30 帯電確認装置
32B 比較判定処理部(帯電電位の許容範囲を外れたことを判定する手段)
32I キー入力部(帯電電位の許容範囲を設定する手段)
W ウエハ

Claims (20)

  1. 被検査体の載置台とプローブカードとが相対的に移動して、上記載置台上の上記被検査体と上記プローブカードとが電気的に接触して上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記載置台を介して上記被検査体の静電気を除去する除電装置であって、上記載置台を接地する接地用配線と、この接地用配線に設けられたリレースイッチと、このリレースイッチを開閉制御するスイッチコントローラと、を備え、且つ、上記載置台は上記被検査体の載置面となるトッププレートを有し、上記接地用配線は上記トッププレートの上面に載置面として形成された第1導体膜に接続されていることを特徴とする除電装置。
  2. 被検査体の載置台とプローブカードとが相対的に移動して、上記載置台上の上記被検査体と上記プローブカードとが電気的に接触して上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記載置台を介して上記被検査体の静電気を除去する除電装置であって、上記載置台を接地する接地用配線と、この接地用配線に設けられたリレースイッチと、このリレースイッチを開閉制御するスイッチコントローラと、を備え、且つ、上記載置台はケーブルを介してテストヘッドに接続され、上記接地用配線は上記ケーブルの中心導体に電気的に接続されていることを特徴とする除電装置。
  3. 上記ケーブルの外部導体は、上記トッププレートの下面に形成された第2導体膜に電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の除電装置。
  4. 上記ケーブルの外部導体は、配線を介して上記リレースイッチの収納ケースに接続されていることを特徴とする請求項2に記載の除電装置。
  5. 上記リレースイッチは、手動操作可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の除電装置。
  6. 上記被検査体の帯電状態を確認する帯電確認装置を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の除電装置。
  7. 上記帯電確認装置は、帯電電位の許容範囲を設定する手段を有することを特徴とする請求項6に記載の除電装置。
  8. 上記帯電確認装置は、上記帯電電位の許容範囲を外れたこと判定する手段を有することを特徴とする請求項7に記載の除電装置。
  9. 上記帯電確認装置は、上記帯電電位を表示する手段を有することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の除電装置。
  10. 被検査体の載置台とプローブカードとが相対的に移動して、上記載置台上に載置された上記被検査体と上記プローブカードとが電気的に接触して上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記載置台の載置面を形成する導体膜に接続された接地用配線に設けられたリレースイッチを用いて上記被検査体の静電気を除去する方法であって、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記リレースイッチを閉じることにより上記載置台を、上記導体膜及び上記接地用配線を介して接地して上記被検査体の静電気を除去する第1の工程と、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触している時に上記リレースイッチを開くことにより上記載置台の上記導体膜の接地を解除する第2の工程と、備えたことを特徴とする除電方法。
  11. 被検査体の載置台とプローブカードとが相対的に移動して、上記載置台上に載置された上記被検査体と上記プローブカードとが電気的に接触して、テストヘッドからの信号に基づいて上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記テストヘッドとケーブルを介して接続された上記載置台の接地用配線に設けられたリレースイッチを用いて上記被検査体の静電気を除去する方法であって、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記リレースイッチを閉じることにより上記載置台を、上記ケーブル及び上記接地用配線を介して接地して上記被検査体の静電気を除去する第1の工程と、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触している時に上記リレースイッチを開くことにより上記載置台の接地を解除する第2の工程と、備えたことを特徴とする除電方法。
  12. 上記第1の工程は、上記プローブカードと上記載置台が相対的に移動する工程であることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の除電方法。
  13. 上記第1の工程は、上記載置台上に上記被検査体を載置する工程と、上記被検査体と上記プローブカードとをアライメントする工程と、を含むことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の除電方法。
  14. 上記第1の工程は、上記載置台上から上記被検査体を除去する工程を含むことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の除電方法。
  15. 上記第2の工程は、上記載置台がオーバードライブする工程を含むことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の除電方法。
  16. 上記被検査体の帯電状態を確認する工程を備えたことを特徴とする請求項10〜請求項15のいずれか1項に記載の除電方法。
  17. 上記帯電状態を確認する工程は、上記アライメント工程の後工程であることを特徴とする請求項16に記載の除電方法。
  18. コンピュータが駆動して、被検査体の載置台とプローブカードとを相対的に移動させて、上記載置台上の被検査体と上記プローブカードとを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記載置台の載置面を形成する導体膜に接続された接地用配線に設けられたリレースイッチを用いることにより、上記載置台を介して上記被検査体の静電気を除去する方法を実行するプログラムが記録された記録媒体であって、上記コンピュータを駆動させて、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記リレースイッチを閉じることにより上記載置台を、上記導体膜を介して接地して上記被検査体の静電気を除去する第1の工程と、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触している時に上記リレースイッチを開くことにより上記載置台の上記導体膜の接地を解除する第2の工程と、を実行させることを特徴とするプログラム記録媒体。
  19. コンピュータが駆動して、被検査体の載置台とプローブカードとを相対的に移動させて、上記載置台上の被検査体と上記プローブカードとを電気的に接触させて、テストヘッドからの信号に基づいて上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記テストヘッドとケーブルを介して接続された上記載置台の接地用配線に設けられたリレースイッチを用いることにより、上記載置台を介して上記被検査体の静電気を除去する方法を実行するプログラムが記録された記録媒体であって、上記載置台はケーブルを介してテストヘッドに接続され、上記接地用配線は上記ケーブルの中心導体に電気的に接続されており、上記コンピュータを駆動させて、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触していない時に上記リレースイッチを閉じることにより上記載置台を上記接地用配線及び上記ケーブルを介して接地して上記被検査体の静電気を除去する第1の工程と、上記被検査体と上記プローブカードが電気的に接触している時に上記リレースイッチを開くことにより上記載置台の接地を解除する第2の工程と、を実行させることを特徴とするプログラム記録媒体。
  20. 上記被検査体の帯電状態を確認する第3の工程を実行させることを特徴とする請求項18または請求項19に記載のプログラム記録媒体。
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