JP4065168B2 - 電池収納パック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電池収納パックに関し、さらに詳しくは、例えば複数本の円筒型電池の収納後の回転などを防止し、安定に保持できる収納パックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、円筒型の物品、例えば円筒型電池を1個または複数個一組として販売するためのパッケージとして、電池収納パックいわゆるブリスタパックが一般的に使用されている。このブリスタパックは、電池を収納する機能に加えて、販売を目的とする陳列、展示などの機能を持たせるために、例えば、合成樹脂製の電池収納用透明収納体と、この透明収納体の収納部に電池を収納した後開口を閉塞するための台紙から構成される。
【0003】
このブリスタパックは、開封時に収納されている電池が脱落することを防止するために、以下のように個々の電池を保持する電池保持手段が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、図5に示すように、ブリスタパック1は電池2を収納する凹部3aが膨出形成された収納部3と、この凹部3aの周縁部3bに接着されてこの凹部3aの開口を閉塞する台紙4とから構成される。
【0004】
凹部3aの開口部近傍には、電池2の長手方向に沿って、内方に突出する電池保持部すなわち突起3cが2箇所形成されている。図6はこの突起3c付近の断面を示し、図中上下の突起3cの間の距離D2が電池2の外径D1よりも小さくなっているため、電池2を収納する際は、この突起3cを外方に拡開変形させながら電池2を収納部3内に押し込むことになり、収納後は元の位置に復帰した突起3cにより電池2が収納部3の凹部3aの湾曲面に押し付けられて固定される。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−281129号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成のブリスタパックにおいては、以下に述べるような問題がある。すなわち、収納部3は前述したように、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)などのフィルムを金型を用いて熱成形して製造されるが、その場合、収納部3の凹部3aに内方に向かって突出する突起3c部分(いわゆるアンダーカット部分)の離型性が悪いため、この収納部3の成型不良が起こりやすい。
【0007】
さらに、この収納部3は電池の長手方向の変形に弱いため、例えば、複数の電池を一括して収納できるように凹部3aを作製すると、とくに中央付近のフィルムの変形によりそこに収納されている電池の保持力が低下してしまい、その結果、台紙との接着箇所に浮きが生じたり、電池が回転して、電池表面に印刷された製造者名や電池の種類などが視認できなくなったり、あるいは、外観を著しく損なうという問題が生じる。
【0008】
本発明は上記の問題を解決し、成型が容易であり、しかも、安定した電池保持力を有する電池収納パックを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、一面が開口し、電池を収納する収納部が膨出形成された皿状の収納ケースと、この収納ケースの開口周縁部に貼着されてこの開口部を閉塞する台紙とからなる電池収納パックにおいて、前記電池の端面に対向する前記収納部側面には、電池と電池とを区画する位置に、前記側面から前記収納部の内方に向かい前記電池の長手方向に突出する電池保持部が形成され、この電池保持部は、隣接する電池保持部間が電池の外径よりも狭幅で、前記電池を前記収納部に収納したときに電池の端面および側周面が当接して変形する変形領域を備えているものが提供される。
【0010】
上記の構成において、前記電池保持部は前記収納ケース内方に膨出する湾曲面を有していることが好ましく、また、前記収納ケースの前記開口周縁部では、前記電池保持部の端部と前記収納部の側面との間に、前記電池収納時に前記収納部側面の変形を防止するための補強部が形成されていることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図4を参照しながら本発明の一実施形態として、円筒型電池収納パックについて説明する。
図1および図2に示すように、電池収納パック11は、透明な収納ケース12とこの収納ケース12の開口を閉塞するための台紙13とから構成される。収納ケース12は、電池14を収納する収納部12aと、この収納部12aの開口12bの周縁全周に亘って形成されたつば状の接着部12cとから構成される。通常この収納ケース12は、例えば、PETのような熱可塑性樹脂を成型して得ることができる。
【0012】
図2はこの収納ケース12を紙面において上下方向に裏返した状態を示したものである。収納ケース12の収納部12aは、仮想線で示したように、複数の電池(ここでは4個)14を一括して収納可能な皿状に形成されている。収納部12aの全体の底面12dは平坦であってもよいが、図1および図2に示すように収納される個々の電池14の側周面に対応する形状すなわち円弧状の湾曲面12eが連続する、いわば、かまぼこ形状とすることも可能である。その場合には、電池14の保持力がさらに向上するという点で有利である。
【0013】
収納部12の両端面12fにおいて、2個の電池14を区画する位置すなわち隣接する湾曲面12eの間、ならびに、収納部12の両端部には、電池14の半径方向すなわち電池14の端面14aと平行な方向に、収納部12a内に突出する電池保持部12gが形成されている。図2の拡大部からも明らかなように、この電池保持部12gはその中央部分が最も突出するような湾曲面となるように形成されることが好ましい。これは以下のような理由による。
【0014】
すなわち、収納部12aに電池14を収納した場合、図2の拡大部に示すように、電池保持部12gの湾曲面のうち図中斜線で示した領域Aに電池14の端面14aおよび側周面14bの一部が当接し、収納ケースと電池の剛性の差により領域Aが押圧されて変形し、図2の斜線で示したような凹部が形成される。
この変形領域Aを詳細に説明すると、電池14の端面14aに押圧されて電池14の長手方向すなわち図中X方向に変形する領域A1と、電池14の側周面14bに押圧されて電池14の半径方向すなわち図中Y方向に変形する領域A2とに分かれている。つまり、領域Aにおいては、電池14による押圧力がX方向とY方向とに適度に分散されることになる。
【0015】
この電池保持作用を図4により具体的に説明する。図4は4箇所の電池保持部12gでに囲まれた領域に電池14を収納した状態を示し、図中、図1および図2と同一の構成要素には同一の符号を付して示してある。電池14を収納しない状態では、電池14の外径E1よりも、隣接する電池保持部12gの間の距離E2の方が小さく、すなわち、隣接する電池保持部12g間は電池14の外径よりも狭幅となっている。したがって、ここに電池14を収納した際には、電池保持部12gの領域A2が電池14の外径方向に変形し、その結果、電池14が安定に保持される。
【0016】
さらに、このA2領域がY方向に変形することにより、A1領域がX方向に極端に変形して収納ケース12の側面12fのみに過度な押圧力が加えられることが防止される。その結果、側面12fの開口部端部にこれと連続して一体に形成されている周縁接着部12cが上記側面12fの外方への変形に連動して移動し、台紙13との接着箇所において台紙13から浮き上がったりすることが有効に防止されるという効果がある。
【0017】
つまり、電池保持部12gの領域A2の変形は、押圧力の分散と電池の保持という2つの機能を併せ持つことになる。
さらに、図2に示すように、この電池保持部12gの端部と収納部12の開口周縁部12cとの間には補強部すなわちリブ12が形成されていることが好ましい。このリブ12hは具体的には、図2に斜線で示すように電池保持部12g端部の湾曲した縁部と収納部12の側面12fとにより囲繞された面に形成され、このリブ12hにより電池14を収納した際に、収納ケース12の側面12fが電池14の長手方向に変形することを防止できる。
【0018】
このリブ12hが形成されていない場合には、図3に示すように、収納ケース12の端面12fの中央付近の領域Bの変形量が、端面12fの両端部の領域Cの変形量に比べて大きくなる、収納ケース12の側面12fが中央付近で外方に湾曲して、その結果、電池の保持力が低下し、収納ケース12内で電池の回転などが生じる場合がある。
【0019】
上記のような電池収納パック11により、電池14を収納する場合には、まず、収納ケース12の開口12aから電池14を収納部14に押し込む。図4に示すように、このとき、1個の電池14に対し、その両端面14aがそれぞれ2箇所ずつ合計4箇所が電池保持部12gに当接して、上述したような電池保持部12gの領域A2の変形により各電池14が安定に保持される。
【0020】
このようにして、全ての電池14を収納ケース12内に所定の向きとなるように嵌め込んだのち、収納ケース開口周縁の接着部12を台紙13の周縁部接着面に接着することにより、収納ケース12の開口12bを台紙13により閉塞する。
本発明の電池収納パックは、このように複数個の電池14を収納した場合に、電池の配置される位置によらず安定な保持力を実現できる。また、収納ケースの形状も従来のようないわゆるアンダーカット部分が形成されていないため、例えば熱成型時の離型性も良好で製造歩留まりも向上する。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の電池収納パックは単純な形状を有し、熱成型時の離型性が良好で製造が容易であり、しかも、電池の収納位置によらず安定な電池保持力を有するため、電池の収納、陳列、展示など各種の用途に非常に有用であり、その工業的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電池収納パックの一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1の電池収納パックの収納ケースの収納部を説明するための概念的斜視図である。
【図3】電池保持部にリブが形成されていない場合の収納ケースの変形を説明するための概念図である。
【図4】図1の収納ケースに電池を収納した状態を示す概念図である。
【図5】従来の電池収納パックに電池を収納した状態を示す分解斜視図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
11 電池収納パック
12 収納ケース
12a 収納部
12b 開口
12c 接着部
12e 湾曲面
12f 収納部側面
12g 電池保持部
12h リブ(補強部)
13 台紙
14 電池
14a 電池端面
A 変形領域

Claims (3)

  1. 一面が開口し、電池を収納する収納部が膨出形成された皿状の収納ケースと、この収納ケースの開口周縁部に貼着されてこの開口部を閉塞する台紙とからなる電池収納パックにおいて、前記電池の端面に対向する前記収納部側面には、電池と電池とを区画する位置に、前記側面から前記収納部の内方に向かい前記電池の長手方向に突出する電池保持部が形成され、この電池保持部は、隣接する電池保持部間が電池の外径よりも狭幅で、前記電池を前記収納部に収納したときに電池の端面および側周面が当接して変形する変形領域を備えていることを特徴とする電池収納パック。
  2. 前記電池保持部が前記収納ケース内方に膨出する湾曲面を有している請求項1記載の電池収納パック。
  3. 前記収納ケースの前記開口周縁部では、前記電池保持部の端部と前記収納部の側面との間に、前記電池収納時に前記収納部側面の変形を防止するための補強部が形成されている請求項1または2記載の電池収納パック。
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