JP2579938Y2 - ブリスター・パック - Google Patents

ブリスター・パック

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JP2579938Y2
JP2579938Y2 JP8215792U JP8215792U JP2579938Y2 JP 2579938 Y2 JP2579938 Y2 JP 2579938Y2 JP 8215792 U JP8215792 U JP 8215792U JP 8215792 U JP8215792 U JP 8215792U JP 2579938 Y2 JP2579938 Y2 JP 2579938Y2
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JP
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cap body
sheet
blister pack
cap
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真一 村上
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Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ブリスター・パック
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりブリスター・パックが知られて
いる。図4に示すように、ブリスター・パック(バブル
・パックともいう)とは比較的折れ曲がりやすいシート
状部材1に、開放側を固着部20としたキャップ体2
(この明細書では一端開放の容器形状の商品収容体をい
う)を固着し、シート状部材1とキャップ体2との間で
形成される空間を商品収容部3としたものであり、スー
パー・マーケット等の店舗に於ける商品販売の一形態と
してよく用いられている。
【0003】ところで、上記ブリスター・パックを使用
して2個以上の商品を一体として販売する場合には次の
ような2つの方法(図示せず)があった。第1の方法
は、2個以上のキャップ体のそれぞれに商品を収容して
前記シート状部材の上下方向に配列固着する方法であ
る。上下方向に配列するのは、図4からも把握できるよ
うに左右横方向に配列する場合よりも陳列時のスペース
面に於いて有利だからである。しかし、商品を上下方向
に配列すると上方の商品の重みによりシート状部材の商
品相互間の部分で折れ曲がることがあった。これでは、
店舗での陳列時に顧客に対してマイナス・イメージを与
え購買意欲を萎えさせてしまい具合が悪い。最悪の場合
には、シート状部材が折れ曲がった部分からキャップ体
が剥離してしまい、商品価値を喪失することすらある。
【0004】第2の方法は第1の方法を一歩進めたもの
であり、2個以上の商品の一括収容が可能な大きさのキ
ャップ体を別個に形成し、このキャップ体をシート状部
材に固着する方法である。この方法によると、シート状
部材の折れ曲がりは非常に生じにくくなるという利点が
ある。しかし、これによると収容された全部の商品を一
遍に取り出さざる負えず実用上不便な場合が生じうると
ともに、1個の商品販売用以外に2個以上の商品販売用
のキャップ体を形成しなければならないので、 2個以上の商品収容用のキャップ体の形成用金型の
新設が必要となり且つ、 1個用と2個以上用とのキャップ体で複数品種の製
造管理が必要となり実際上煩雑となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこで、この考案では
商品を上下方向に配列してもシート状部材が折れ曲がり
にくいブリスター・パックを提起することを課題とす
る。更に、この考案では金型の新設の必要がなく製造管
理も煩雑とならないキャップ体を有するブリスター・パ
ックを提起することを他の課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この考案では次のような技術的手段を講じている。 (請求項1記載の考案の手段) この考案のブリスター・パックは、比較的折れ曲がりや
すいシート状部材に開放側を固着部とした複数のキャッ
プ体を上下方向に配列固着し、シート状部材と各キャッ
プ体との間にできる空間を商品収容部としたブリスター
・パックに於いて、対向するキャップ体のうち、一方の
キャップ体の固着部及びその近傍の少なくとも一部に凸
状の部分を形成し、他方のキャップ体の固着部及びその
近傍の少なくとも一部に凹状の部分を形成し、前記凸状
部を凹状部に挿入したことを特徴とする。 (請求項2記載の考案の手段) この考案の請求項2記載のブリスター・パックは、前記
一方のキャップ体と他方のキャップ体とを同一サイズ、
同一形状としたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の手段を採用した結果、この考案は以下の
ような作用を有する。 (請求項1記載の考案の作用) 対向するキャップ体のうち一方の凸状部を他方の凹状部
に挿入することにより、シート状部材の商品相互間の部
分に対して所謂リブ(補強)機能を付与できる。よっ
て、従来は折れ曲がりやすい部分であったシート状部材
の商品相互間の部分は前記リブ機能により補強され、そ
の耐折り曲げ強度が向上する。 (請求項2記載の考案の作用) 上記作用を有するとともに次の作用を有する。
【0008】一方のキャップ体と他方のキャップ体とを
同一サイズ、同一形状としたので、1個の商品販売用と
2個以上の商品販売用のキャップ体を1個の商品販売用
のもので共用できる。
【0009】
【実施例】以下この考案の構成を好適な実施例として示
した図面を参照して説明する。図1乃至図3に示すよう
に、この実施例のブリスター・パックは、比較的折れ曲
がりやすいシート状部材1に、開放側を固着部20とし
た2個のキャップ体2を上下方向に配列固着している。
【0010】シート状部材1としてこの実施例ではボー
ル紙を使用しているが、合成樹脂等でもよい。2個のキ
ャップ体2は同一サイズ、同一形状とし、塩化ビニール
を用いて一端開放の中空の断面星型形状に成型してい
る。また、この実施例では2個のキャップ体2を同一形
状としたが、異なる形状としてもよい。キャップ体2の
材質としては透明の合成樹脂が好ましいが、その他のも
のでもよい。また、キャップ体2に空気を連通させるた
めの小孔を形成しておいてもよい。
【0011】キャップ体2の開放側には外方に向かう突
出片を形成してシート状部材1への固着部20としてい
る。そして、シート状部材1へは次のようにして固着し
ている(図示せず)。シート状部材1の表面全体にホッ
ト・メルト型接着剤を塗布し、シート状部材1の表面の
所定の箇所に型枠でずれを防止したキャップ体2を配置
せしめて固定し、前記シート状部材1の裏面から熱プレ
スする。キャップ体2の固着部20に対応する箇所のシ
ート状部材1の表面に塗布されたホット・メルト型接着
剤は溶融し、これによりキャップ体2の固着部20はシ
ート状部材1の表面の所定の箇所に接着する。キャップ
体2の固着部20に接着剤を塗布してシート状部材1へ
と固定する方法を用いてもよい。
【0012】また、シート状部材1と各キャップ体2と
の間にできる空間を商品収容部3(図3参照)としてお
り、この実施例ではそれぞれの空間に水洗トイレ用芳香
洗浄剤4(図1参照)を1個づつ収容している。商品と
しては、電池、鋏、爪切り、ゴルフボール、カスタネッ
トなどのおもちゃ等適宜のものを収納できる。シート状
部材1に固着した対向するキャップ体2のうち、一方の
キャップ体2の固着部20及びその近傍(キャップ体2
の立体的に立ち上がる部分)の5箇所に凸状部21(星
型形状の突き出た部分)を形成し、他方のキャップ体2
の固着部20及びその近傍の5箇所に凹状部22(星型
形状の股の部分)を形成し、下方側に位置するキャップ
体2の凸状部21(頭部21a)を上方側に位置するキ
ャップ体2の凹状部22(股部22a)に挿入してい
る。
【0013】上述のように構成したこの実施例のブリス
ター・パックは、対向する断面星型形状のキャップ体2
のうち上方側の股部22aに下方側の頭部21aに挿入
することによりボール紙に対して所謂リブ(補強)機能
を付与している。よって、従来は折れ曲がりやすい部分
であったボール紙の商品相互間の部分は前記リブ機能に
より補強され、その耐折り曲げ強度が向上している。従
って、上下方向に商品を配列し、上方の商品の重みがボ
ール紙の商品相互間の部分に作用しても折れ曲がりにく
いという利点がある。
【0014】また、キャップ体を2個以上の商品を収納
できるように一体的に成型した場合と比較すると次のよ
うな利点がある。即ち、このように成型すると全部の商
品を一遍に取り出さざるおえず実用上不便な場合が生じ
うるが、この実施例のものでは必要に応じて1個づつ別
々に取り出すことが出来るという利点がある。
【0015】
【考案の効果】この考案は上述のような構成を有するも
のであり、次の効果を有する。 (請求項1記載の考案の効果) 従来は折れ曲がりやすい部分であったシート状部材の商
品相互間の部分はリブ機能により補強されてその耐折り
曲げ強度が向上するので、上下方向に商品を配列しても
シート状部材が折れ曲がりにくいブリスター・パックを
提供することが出来る。 (請求項2記載の考案の効果) 上記効果とともに次の効果を有する。1個の商品販売用
と2個以上の商品販売用のキャップ体を1個の商品販売
用のもので共用できるので、金型の新設の必要がなく、
製造管理も煩雑とならないキャップ体を有するブリスタ
ー・パックを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のブリスター・パックの実施例を示す
斜視図。
【図2】図1のブリスター・パックの正面図。
【図3】図1のブリスター・パックの側面図。
【図4】ブリスター・パックの一般的な販売形態を説明
する斜視図。
【符号の説明】
1 シート状部材 2 キャップ体 3 商品収容部 20 固着部 21 凸状部 22 凹状部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的折れ曲がりやすいシート状部材に
    開放側を固着部とした複数のキャップ体を上下方向に配
    列固着し、シート状部材と各キャップ体との間にできる
    空間を商品収容部としたブリスター・パックに於いて、 対向するキャップ体のうち、一方のキャップ体の固着部
    及びその近傍の少なくとも一部に凸状の部分を形成し、
    他方のキャップ体の固着部及びその近傍の少なくとも一
    部に凹状の部分を形成し、前記凸状部を凹状部に挿入し
    たことを特徴とするブリスター・パック。
  2. 【請求項2】 前記一方のキャップ体と他方のキャップ
    体とを同一サイズ、同一形状としたことを特徴とする請
    求項1記載のブリスター・パック。
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