JP6104019B2 - 物品収納ケース - Google Patents
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Description
して、その収納された物品を開示して陳列等に供することのできる物品収納ケースに関す
るものである。
店頭において、その新製品を顧客の目を引くように陳列する他、そのサンプルを街頭や店
頭で配布したりダイレクトメールで顧客に送付したりする等、さまざまな販促活動が展開
されるようになっている。そのような販促活動の一環として、化粧品メーカー専属のビュ
ーティーアドバイザーが、新製品をテスターととも顧客宅に持参し、顧客宅において新製
品を紹介したりテスターを用いて実際に化粧を試すことが行われている。
プレゼンタティブ)やプロパーとよばれる営業担当者が、新製品やサンプルを病院や企業
、研究所等に持参して販促活動を行うことも、よく知られている。
称する)を収納するケースとしては、携帯に便利でコンパクトであるだけでなく、顧客の
目の前でこれらを見栄えよく見せることができ、またテスター品等を出し入れしやすいも
のが求められている。
特許文献1を参照)。
と、同じく型成形された透明プラスチック製の蓋部2とで構成されており、上記台部1に
は、化粧料等の物品を収納保持するために、その物品の形状に合わせた凹部3が適宜の配
置で設けられている。また、上記蓋部2は、上記台部1に被せて、蓋部2の内面2aを台
部1の上面1aに重ねることによって、台部1の凹部3内に保持された物品をがたつくこ
となく収納保持した状態で持ち歩くことができるようになっている。なお、4は、台部1
に収納された物品の突出部に対応する凸部である。
ケースに収納する物品の説明やキャッチフレーズ等を表示した広告パネル5と、台部1を
手前側に傾斜させて物品収納面を見えやすくする支受ガイド6とが用意されており、上記
台部1の後端部に設けられた隙間部7を利用して、上記支受ガイド6が差し込み保持され
るようになっている。なお、上記支受ガイド6の中央部分は上方に延設されており、その
延設部6aが台部1の隙間部7に設けられた切欠き部8から上方に突出して、広告パネル
5と係合するようになっている。
とにより、物品収納ケースを物品陳列台として用いることができ、利用の幅が拡がる。ま
た、客先を訪問して商品説明を行う際、ケースを図6に示す形にして説明を行うと、顧客
が、その物品の特徴を理解しやすく、販促効果が高まるという利点を有する。
必要があるため、コスト高になるという問題がある。また、上記物品収納ケースを店頭で
物品陳列台として用いる場合は問題にならないが、携帯して客先に持ち歩く場合、台部1
と蓋部2の間に、上記広告パネル5と支受ガイド6とを収納して携帯することになるため
、客先で、蓋部2を外す際に、これらが中からすべり落ちやすいという問題を有する。ま
た、広告パネル5と支受ガイド6を、いちいち付けたり外したりしなければならないため
、顧客に煩わしい印象を与えるという問題もある。
兼ね備え、しかも全体が一つになっていて取り扱いやすく、別部材を製作する手間とコス
トも不要となる物品収納ケースの提供を、その目的とする。
二の膨出パーツの被係合部D′とを係合することにより、第一の膨出パーツに対し第二の
膨出パーツが90°を超え100°以下の角度をなす姿勢で係止されるようになっている
物品収納ケースを第2の要旨とする。
、第二の膨出パーツと対峙する側の立ち上がり部に、第二の膨出パーツとの係合部Dとし
て凹部が設けられ、上記第二の膨出パーツにおける膨出部の、第一の膨出パーツと対峙す
る側の立ち上がり部に、第一の膨出パーツとの被係合部D′として凸部が設けられている
とともに、上記ヒンジ部内側に、両側の折り目と平行に延びる補助折り目が設けられてお
り、蓋部を開いた後、上記ヒンジ部の補助折り目を回転軸として上記ヒンジ部と蓋部との
境界線上の折り目を谷折りから山折りに反転させ、上記第二の膨出パーツの凸部を第一の
膨出パーツの凹部に差し込むことにより、第二の膨出パーツが第一の膨出パーツに対して
係止されるようになっている物品収納ケースを第3の要旨とする。
て一続きに形成されているため、蓋部を開閉するだけで、簡単に、携帯に適した形態と陳
列に適した形態とを切り換えることができ、取り扱いが簡単である。しかも、この物品収
納ケースを、陳列に適した形態にする際、台部として用いる第一の膨出パーツに対し、蓋
部として用いる第二の膨出パーツを直立姿勢もしくは傾斜姿勢に係止するための係合部D
と被係合部D′が設けられているため、わざわざ陳列用の別部材を差し込んだりしなくて
も、蓋部を開いて陳列に適し形態にした状態を安定的に保持することができる。したがっ
て、訪問先で蓋部を開閉するだけで、簡単かつ迅速に商品説明やテスターの試用を行うこ
とができ、顧客に煩わしい印象を与えることがない。また、陳列用の別部材を製作する手
間とコストが不要となり、経済的である。
膨出パーツの被係合部D′とを係合することにより、第一の膨出パーツに対し第二の膨出
パーツが90°を超え100°以下の角度をなす姿勢で係止されるようにしたものは、蓋
部を開いた状態で、物品収納ケース全体を安定して保持することができ、好適である。
パーツと対峙する側の立ち上がり部に、第二の膨出パーツとの係合部Dとして凹部を設け
、上記第二の膨出パーツにおける膨出部の、第一の膨出パーツと対峙する側の立ち上がり
部に、第一の膨出パーツとの被係合部D′として凸部を設け、さらに上記ヒンジ部内側に
、両側の折り目と平行に延びる補助折り目を設けたものは、蓋部を開いた後、上記ヒンジ
部の補助折り目を回転軸として、上記ヒンジ部と蓋部との境界線上の折り目を谷折りから
山折りに反転させて、上記第二の膨出パーツの凸部を第一の膨出パーツの凹部に差し込む
ことにより、蓋部を台部に簡単に係止することができ、好適である。
品収納ケースは、台部10と、その上面を蓋する蓋部11と、この蓋部11を台部10に
対し開閉自在に連結するヒンジ部12とを備え、全体が、厚紙(厚み:1.0mm)から
なる一枚の帯状シート材13によって一体的に連結されている。
す図2(a)に示すように、平面視長方形状の帯状シート材13の一端側に、型成形によ
って凹凸形状が付与された透明樹脂シート製の第一の膨出パーツ14を、その膨出部14
aを上向きにして取り付けることによって構成されている。
ツ14の型成形時にその周縁に形成されるフランジ部14bを帯状シート材13に接着剤
もしくは両面テープ等を用いて接合することにより行われる。また、膨出パーツ14およ
び帯状シート材13の材質によっては、両者を熱圧着してもよい。
小さな円形の開口を有する小凹部20が二つ並んで設けられている。また、その右側に、
アイライナー等の棒状の化粧料(もしくはそのテスター)を収納保持するための、左右に
細長い開口を有する凹部21が設けられている。なお、この凹部21の底面には、凹部2
1内を前後に仕切る突条21aが設けられており、また底面左側には、凹部21内に収納
された化粧料を取り出しやすくするための深凹部22が設けられている。
二つの凹部23、24が並んで形成されており、これらの凹部23、24には、色の異な
る複数のアイカラー等が並べて収容されたテスターパレットが嵌入されるようになってい
る。
おり、この段落とし部25〜28を利用して、アイカラー等の化粧料がこぼれて周囲を汚
すことを防止するためのカバー29が取り付けられている(図1を参照。凹部24に取り
付けられるカバーも同様の構成になっており、その図示と説明を省略)。すなわち、上記
凹部23の奥側の段落とし部25には、左右方向に延びる帯状の切欠き穴30が設けられ
ており、この切欠き穴30に、上記カバー29の奥側に設けられた左右のガイド片29b
を嵌め込むことにより、上記カバー29を、凹部23の開口に取り付けるようになってい
る。このとき、カバー29の、手前に突出する延長部29aが、上記凹部23の手前側の
段落とし部26の上に乗り、カバー29が開口内に落ち込むことを防止するようになって
いる。
台部10を水平面に載置した状態で、上記膨出部14aの頂面が、手前から見やすいよう
になっている。したがって、上記膨出部14aの凹部21、23、24に保持された各種
化粧料を一目で見ることができ、またその出し入れがしやすいようになっている。
底面を構成する帯状シート材13に当接するようになっており、膨出部14aの頂面が凹
んで形が崩れるのを防止するガイドの作用を果たしている。また、同様の理由から、膨出
部14aの手前側の凹部23、24の底面にも、その底面が帯状シート材13に当接する
小凹部31がそれぞれ設けられている。そして、上記左奥の小凹部20は、物品の収納や
陳列に利用することができる。
段差部32が形成されている。この段差部32は、台部10に対して蓋部11を閉じる際
に、第一の膨出パーツ14を、後述する第二の膨出パーツ40と係合させるための係合部
Eとなるもので、段差部32の左右両側の前後2個所に、上記第二の膨出パーツ40側に
設けられた凹部(図1参照)42と係合するための突起33が、それぞれ形成されている
。
個所に、やや幅の広い凹部35が設けられており、その左右両側の開口縁部は、補強のた
めにやや前後に盛り上がった形状になっている。これら凹部35は、蓋部11を開く際に
、第一の膨出パーツ14に対し、蓋部11側の第二の膨出パーツ40を直立姿勢もしくは
傾斜姿勢に係止するための係合部Dとなるもので、この凹部35内に、上記第二の膨出パ
ーツ40側に設けられた凸部44が差し込み保持されるようになっている。
端部に、台部10と同様、型成形によって凹凸形状が付与された第二の膨出パーツ40を
、その膨出部40aを上向きに取り付けることによって構成されている。
の場合と同様、第二の膨出パーツ40の型成形時にその周縁に形成されるフランジ部40
bを帯状シート材13に接着剤もしくは両面テープ等を用いて接合することにより行われ
る。また、膨出パーツ40および帯状シート材13の材質によっては、両者を熱圧着して
もよい。
に賦形され、全周にわたって枠状に突出している。この枠状部41は、蓋部11を閉じる
際に、上記第一の膨出パーツ14の係合部E(具体的には段差部32)と係合しうる被係
合部E′となるもので、この枠状部41の左右の内側には、上記第一の膨出パーツ14に
設けられた段差部32の突起33と係合しうる凹部42が設けられている(図1参照)。
立ち上がり面43には、図2に示すように、左右2個所に、やや幅の広い凸部44が設け
られており、その左右両側の縁部は、前記第一の膨出パーツ14側に設けられた凹部35
の開口縁部の形状に合わせて、やや凹んだ形状になっている。これら凸部44は、蓋部1
1を開く際に、第一の膨出パーツ14に対し、蓋部11側の第二の膨出パーツ40を直立
姿勢もしくは傾斜姿勢に係止するための被係合部D′となるもので、上記凸部44を、第
一の膨出パーツ14側に設けられた凹部35内に差し込むことにより、蓋部11を起立姿
勢に保持できるようになっている。
して、蓋部11を閉じた状態〔図3(a)を参照〕で手前になる側が厚く、奥側が薄い、
傾斜した形状になっている。これにより、蓋部11を台部10に重ねて閉じた状態におい
て、物品収納ケースがどの部分も同じ厚みの、本のような形状になる。
に取り付けられた第一の膨出パーツ14と、第二の膨出パーツ40との間に挟まれた所定
幅領域によって構成されている。そして、上記ヒンジ部12と台部10との境界線上に、
谷折りとなる折り目〔図2(a)において鎖線Pで示す〕が形成されており、上記ヒンジ
部12と蓋部11との境界線上に、同じく谷折りとなる折り目とそれに重なるミシン目〔
図2(a)において破線Qで示す〕が形成されている。また、上記ヒンジ部12の内側に
も、上記折り目P、Qと平行に延びる補助折り目とそれに重なるミシン目〔図2(a)に
おいて破線Rで示す)が形成されている。なお、本発明において、折り目について、「谷
折り」、「山折り」という場合は、この物品収納ケースの内側から帯状シート材13をみ
た状態を基準にしている。
ようにして蓋部11を開閉することができる。すなわち、まず、蓋部11を台部10に重
ねて閉じた状態を図3(a)に示す。そして、上記ヒンジ部12の折り目P、Qを回転軸
として蓋部11を上方に開く。この状態を図3(b)に示す。
折りから山折りに反転させて、図4(a)に示すように、蓋部11側の凸部44を手前に
押し出すようにする。そして、その状態で蓋部11を下方に下げることにより、図4(b
)に示すように、上記蓋部11側の凸部44を、台部10側の凹部35内に差し込んで保
持させる。これによって、蓋部11を、台部10に対し、略垂直の起立姿勢で安定的に保
持することができる。
部10と蓋部11とをつなぐ一枚の帯状シート材13を利用したヒンジ部12を介して、
一続きに形成されているため、蓋部11を開閉するだけで、簡単に、携帯に適した形態〔
図3(a)に示す形態〕と陳列に適した形態〔図1、図4(b)に示す形態〕とを切り換
えることができ、取り扱いが簡単である。そして、上記蓋部11の内側面に、予め物品の
広告や商品説明に関する表示を印刷しておくか、同様の表示が印刷されたカードを差し込
み保持するようにしておけば、上記陳列形態にする際、蓋部11を開くだけで、陳列用の
別部材を取り付ける必要がないため、顧客に煩わしい印象を与えることがなく、販促効果
の高い、優れたものとなる。また、陳列用の別部材を製作する手間とコストが不要となり
、経済的である。
付与された膨出パーツ14、40を用いて構成されているため、全体が軽量で取り扱いやすい。そし
て、型成形による凹凸の賦形は、複雑な形状であっても短期間で美麗に仕上げることがで
きるため、収納する物品の形状や陳列の仕方に応じた、さまざまなバリエーションのケー
スを短い納期で提供することができる。このため、上記物品収納ケースは、化粧料の販促
の他、医薬品、食品、文房具等、各種商品の販促用として、広く用いることができる。
クシート、複合シート等、各種のものを用いることができる。そして、その厚みも、適宜
に設定されるが、例えば0.1〜2.0mm程度に設定することが好適である。すなわち
、帯状シート材13の厚みが薄すぎると、ケースの強度が低下して保形性が悪くなるおそ
れがあり、逆に、厚みが厚すぎると、開閉動作がスムーズにいかず、ヒンジ部12に無理
な力がかかって折り目(ミシン目を含む)P等が外れやすくなるおそれがある。
模様を印刷する場合は、その表面が平滑で、印刷特性に優れているものが好適である。も
ちろん、デザイン的な点から、和紙テイストのもの、毛羽立ったもの、凹凸模様が付与さ
れたもの等を用いてもよい。
明である必要はなく、型成形によって賦形できる樹脂材料であればどのようなものであっ
てもよい。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)の他、ポリプロピレン(PP
)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)等の熱可塑性樹脂があげられる。なか
でも、再生PETを用いることが、コストおよび省資源の点で好適である。また、透明な
樹脂製シート材の片面に、異なる材質のシートやフィルムを積層して強度を高くしたり、
色や柄のついたシートやフィルムを積層して、より印象的なデザインのケースとしたりす
ることができる。
パーツ14、40の大きさ等によって適宜に設定されるが、通常、0.1〜0.8mmの
範囲に設定することが好適である。すなわち、厚みが薄すぎると型成形が容易でなく、保
形性の点でも好ましくない。逆に、厚みが厚すぎると、物品収納ケース全体が重たいもの
となり、携帯に不便となり、また省資源の点からも好ましくない。
他、圧空成形やプレス成形等、樹脂製シート材を型成形によって凹凸形状を賦形する各種
の成形方法を用いることができる。
くなるように、台部10の膨出部14aの頂面を、手前に向かって下り傾斜にするととも
に、蓋部11の膨出部40aの頂面も、それに合わせた傾斜にしたが、このように傾斜形
状にすることは必ずしも必要なく、台部10も蓋部11も、その頂面は水平であってもよ
い。
合部D′、E′の形状は、上記の例に限らず、互いに係合保持できるものであれば、どの
ような形状になっていてもよい。
部Dとして凹部35を設け、蓋部側に被係合部D′として凸部44を設けるとともに、ヒ
ンジ部12に補助折り目Rを設けて、蓋部11を開いて台部10側に差し込むようにした
ものは、その作業がしやすく、しかも蓋部11を非常に安定した形で保持することができ
るため、好適である。
0の第一の膨出パーツ14に対する蓋部11の第二の膨出パーツ40の角度〔図4(b)
においてθで示す)が、90°を超え100°以下となるように設定することが、とりわ
け好適である。なお、場合によっては、両者の係合部D、被係合部D′に傾斜を設ける等
して、蓋部11を、もっと後方に傾斜した状態で保持するようにしても差し支えない。た
だし、その場合は、蓋部11を開いたとき、蓋部11の重みでケース全体が後方にひっく
り返らないように、台部10の底面に厚板を貼付する等の調整が必要となる。
11の凹凸形状も、上記の例に限らず、目的とする物品の形状やケース全体のデザインや
機能に合わせて、適宜に設定することができる。
して、その収納された物品を開示して陳列等に供することのできる物品収納ケースに好適
に用いられる。
11 蓋部
12 ヒンジ部
13 帯状シート材
14 第一の膨出パーツ
21、23、24 凹部
40 第二の膨出パーツ
Claims (3)
- 上面に物品保持用の凹凸形状が設けられた台部と、その上面を蓋する蓋部と、上記台部に対し上記蓋部を開閉自在に連結するヒンジ部とを備え、上記蓋部を閉じた状態で物品を台部上に収納し、蓋部を開きその姿勢を固定した状態で上記物品を開示できるようにした物品収納ケースであって、
上記台部が、帯状シート材の一端側に、型成形によって片側に膨出し凹凸形状が付与された膨出部とその周縁に形成されたフランジ部とを有する第一の膨出パーツを、その膨出部を上向きにして取り付けることによって構成され、上記蓋部が、上記帯状シート材の他端側に、型成形によって片側に膨出し凹凸形状が付与された膨出部とその周縁に形成されたフランジ部とを有する第二の膨出パーツを、その膨出部を上向きにして取り付けることによって構成され、上記ヒンジ部が、上記帯状シート材の、上記台部と蓋部との間に挟まれた所定幅領域によって構成され、上記ヒンジ部と台部との境界線上および上記ヒンジ部と蓋部との境界線上のそれぞれに、谷折りとなる折り目が形成されており、
上記第一の膨出パーツの膨出部には、物品保持用の凹凸形状と、蓋部を開いた状態でこの第一の膨出パーツに対し第二の膨出パーツを直立姿勢もしくは傾斜姿勢に係止するための係合部Dと、蓋部を閉じた状態でこの第一の膨出パーツと第二の膨出パーツとを係止するための係合部Eとが設けられており、
上記第二の膨出パーツの膨出部には、上記第一の膨出パーツの上面を蓋するための凹凸形状と、蓋部を開いた状態で上記第一の膨出パーツの係合部Dと係合しうる被係合部D′と、蓋部を閉じた状態で上記第一の膨出パーツの係合部Eと係合しうる被係合部E′とが設けられていることを特徴とする物品収納ケース。 - 蓋部を開いて第一の膨出パーツの係合部Dと第二の膨出パーツの被係合部D′とを係合することにより、第一の膨出パーツに対し第二の膨出パーツが90°を超え100°以下の角度をなす姿勢で係止されるようになっている請求項1記載の物品収納ケース。
- 上記第一の膨出パーツにおける膨出部の、第二の膨出パーツと対峙する側の立ち上がり部に、第二の膨出パーツとの係合部Dとして凹部が設けられ、上記第二の膨出パーツにおける膨出部の、第一の膨出パーツと対峙する側の立ち上がり部に、第一の膨出パーツとの被係合部D′として凸部が設けられているとともに、上記ヒンジ部内側に、両側の折り目と平行に延びる補助折り目が設けられており、
蓋部を開いた後、上記ヒンジ部の補助折り目を回転軸として上記ヒンジ部と蓋部との境界線上の折り目を谷折りから山折りに反転させ、上記第二の膨出パーツの凸部を第一の膨出パーツの凹部に差し込むことにより、第二の膨出パーツが第一の膨出パーツに対して係止されるようになっている請求項1または2記載の物品収納ケース。
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