JP4062648B2 - 半導体レーザ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光情報記録再生装置に用いられる半導体レーザ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
次世代の光ディスクであるデジタルバーサタイルディスク(DVD)は、映像記録として135分の動画を再生可能であること、また、情報記録として4.7GByteの容量が記録できることから、従来のコンパクトディスク(CD)を受け継いで発展することが期待されている。
【0003】
このDVDの再生装置においては、DVD(映像記録)、DVD−ROM(情報記録)、DVD−R(一回書き込みの情報記録)の再生及びデータ読み出しに加えて、CD(映像記録)、CD−ROM(情報記録)、CD−R(一回書き込みの情報記録)の再生及びデータ読み出しを行うことが要望されており、このことは従来のCDからDVDに移行するためにも必要な事項である。
【0004】
ところで、DVDには、従来のCDと比較して以下の2点で大きな違いが存在する。
【0005】
第1の違いは、光ディスクの基板の厚さである。CDでは基板の厚さが1.2mmであったが、DVDでは0.6mmとしている。これは、記録密度の向上をねらって集光用のレンズの開口数NAを大きくしたときに、光ディスクの傾きに対する許容度を大きくするためである。
【0006】
第2の違いは、ピックアップで使用する半導体レーザの波長である。従来のCDでは半導体レーザの波長は780nmであり、DVDでは波長650nmの半導体レーザを使用する。これは、集光スポットの大きさが波長に比例するためである。
【0007】
情報を読み取るピックアップにとって、基板の厚さが異なる2種類の光ディスクを読み取る事は、収差の点で難しい。よって、基板厚さ0.6mmを読み取るために設計されたレンズ系をそのまま用いたのでは、基板厚さ1.2mmのディスクを読み取ることはできない。
【0008】
そこで、厚みの異なるディスクを読み取る方法として、各種の方法が考えられている。例えば、「電子材料、1996年6月、38頁)に記載されているように、CD用とDVD用の2種類の対物レンズを切り替えて使用する方法、2焦点のレンズを対物レンズとして用いる方法、液晶シャッタを使用する方法等が挙げられる。これらの方法により、基板厚さが異なる2種類のディスクを読み出すことが可能となり、DVD再生装置を用いて従来のCDやCD−ROMを読み出し可能となる。
【0009】
しかしながら、上記方法では、現在流通しているCD−Rを読み出すことは困難である。その理由は、一回書き込みのCD−Rは記録方式として780nmの波長の光に反応する色素を使用しているためである。このタイプのCD−Rを読み取るためには、波長780nmの半導体レーザが必要である。
【0010】
このCD−Rを読み出すことも可能なDVD用ピックアップとしては、以下のような構成が考えられる。
【0011】
まず、CD用のピックアップとDVD用のピックアップの2個のピックアップを再生装置内に備えることが考えられる。この場合、各ピックアップは独立しており、DVD専用のピックアップには発光波長650nmの半導体レーザ及びNA0.6の対物レンズを用い、CD専用のピックアップには発光波長780nmの半導体レーザ及びNA0.45の対物レンズを用いることになる。しかしながら、この方法では、再生装置の大型化及びコストアップにつながる。
【0012】
ところが、DVD装置は発売当初から低価格化が必要とされており、コスト低減が重要なキーポイントである。このためには、DVD装置には1個のピックアップを搭載し、発光波長780nm及び650nmの2種類の光を使用する方法が必要である。そこで、2種類の波長の光を発生する半導体レーザをピックアップ内に組み込むことで、低コストで、かつ、CD−Rも含めた全てのCD、CD−ROMを読み出すことが可能なピックアップ装置を得ることができる。
【0013】
このような2種類の波長の光を発生することが可能な半導体レーザとしては、従来、以下のようなものが提案されている。
【0014】
(1)半導体レーザパッケージ内部に2種類の半導体レーザチップを組み込み、2種類の光を出射する方法。
【0015】
(2)特開平3−9589号公報に開示されているように、同一ウェハーの隣接する半導体レーザチップに対して、各々コート膜の膜厚を変えて異なる波長発振させる方法。
【0016】
(3)特開昭61−19186号公報に開示されているように、同一ウェハーの隣接する半導体レーザにおいて、活性層下部の溝の幅を変えることにより活性層のAl含有量を異ならせて発振波長を変える方法。
【0017】
(4)特開平3−30388号公報に開示されているように、基板上に第1の活性層と第2及び第3のクラッド層からなるダブルヘテロ接合を形成し、その上に第2の活性層と第4及び第5のクラッド層からなるダブルヘテロ接合を形成する方法。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の(1)の方法では、発光スポットの距離が問題となる。ピックアップにおいて同一のレンズ系を用いて2つの異なる波長の光を扱う場合には、発光スポット間の距離を少なくとも100μm以下にする必要がある。通常の形状のパッケージでは、半導体レーザチップを並べて置くため、発光スポット間の距離は100μm以上となり、さらに、チップのパッケージへの貼り付けによって数10μm程度の誤差が生じる。
【0019】
上述の(2)及び(3)の方法では、波長差が大きく取れないという問題がある。いずれの方法でも、各活性層を1回の成長工程で形成するため、材料系が同一の系統のものとなる。例えば、多少のAl混晶比の差はあるものの、780nm帯であればAlGaAs系材料であり、その波長差は高々10nm程度である。DVD用ピックアップにおいてCD−Rとの互換性を得るためには、780nm帯と650nm帯の発光波長を発生させる必要がある。そこで、650nm帯の光を発生させるためには、活性層及びクラッド層としてGaInP系材料及びAlGaInP系材料を用いる必要がある。従って、2種類の波長を得るためには、活性層及びクラッド層からなるダブルヘテロ接合を全く異なる材料を用いて構成する必要がある。
【0020】
さらに、上述の(4)の方法では、以下のような問題がある。
【0021】
まず、特開平3−30388号公報の第1の実施例に示されている半導体レーザは、リッジ構造と称されるタイプのものである。この構造は、気相成長法(有機金属気相成長法:MOCVD法)及び分子線エピタキシー法(MBE法)により成長させる。本発明者らの同様な実験によれば、この構造では、ZnSSe層を成長させてSiO2を除去した後のZnSSe層の表面は平坦ではなく凸型の形状となる。その上にMOCVD法又はMBE法によりp−GaAsコンタクト層、クラッド層、活性層及びクラッド層を順次成長させると、その下地であるp−GaAsコンタクト層及びZnSSe層の形状をそのまま保って成長が行われるため、活性層が湾曲した構造となる。このように活性層が湾曲した構造では、半導体レーザを高温にて動作させた場合の信頼性が悪くなり、実際のピックアップに組み込んで使用することはできない。
【0022】
次に、特開平3−30388号公報の第2の実施例に示されている半導体レーザは、VSIS構造と称されるタイプのものである。この構造は、気相成長法では作製が困難であるので、液相成長法(LPE法)で成長させる。しかしながら、この構成では、必要とされる650nm帯のレーザ光を得ることができない。その理由は、650nm帯の波長の光を発生するダブルヘテロ接合ではクラッド層としてAlGaInP層を用いる必要があるが、LPE法ではAlGaInPを成長させることができないからである。
【0023】
上記(4)の方法のもう1つの問題点は、成長温度である。活性層又はクラッド層の材料が異なる場合には、通常、最適成長温度が異なる。例えば、半導体基板上にGaInP/AlGaInP系の材料で活性層及びクラッド層を成長し、次にAlGaAs系材料で活性層及びクラッド層を成長する場合、GaInP/AlGaInP系の材料では最適成長温度が約600℃であり、AlGaAs系材料では最適成長温度が約800℃と高くなる。従って、GaInP/AlGaInP系の材料からなる活性層又はクラッド層は、最適成長温度以上の温度に曝されることになる。そして、最適成長温度以上の温度で長時間保持された場合には、素子内部の不純物等が拡散して素子特性(閾値電流密度や信頼性)が悪くなるという問題点がある。
【0024】
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、2つの波長の光を発生することができ、良好な素子特性が得られ、ピックアップに組み込んで使用可能な半導体レーザ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体レーザは、第1の半導体基板と、該第1の半導体基板上に設けられ、第1導電型の第1クラッド層と第2導電型の第2クラッド層とで第1活性層を挟んだダブルヘテロ接合を有し、該ダブルヘテロ接合がInGaP系材料又はInGaAlP系材料からなる第1の発光部と、該第1の発光部に対して前記第1基板とは反対側に設けられた第1電流ブロック層と、該第1電流ブロック層によって両側が挟まれており、コンタクト層を有する第1メサ部と、該第1電流ブロック層の表面から前記第1活性層に達するように拡散された第2導電型の第1不純物と、該第1不純物よりも深く拡散された第1導電型の第2不純物と、前記第1メサ部上、および、前記第1電流ブロック層における前記第2不純物が拡散された領域上にそれぞれ設けられた電極と、前記第1の半導体基板に結合された第2の半導体基板と、該第2の半導体基板上に設けられ、第1導電型の第3クラッド層と第2導電型の第4クラッド層とで第2活性層を挟んだダブルヘテロ接合を有し、該ダブルヘテロ接合がGaAs系材料又はAlGaAs系材料からなる第2の発光部と、該第2の発光部に対して前記第2基板とは反対側に設けられた第2電流ブロック層と、該第2電流ブロック層によって両側が挟まれており、コンタクト層を有する第2メサ部と、前記第2メサ部上に設けられた電極と、を備えており、そのことにより上記目的が達成される。
【0027】
前記第1の発光部および第2の発光部に対して前記第1基板および第2基板とは反対側に電流ブロック層がそれぞれ設けられていてもよい。
【0029】
前記第1の発光部のダブルヘテロ接合がInGaP系材料又はInGaAlP系材料からなり、前記第3クラッド層または第4クラッド層のp型不純物がBeであってもよい。
【0030】
本発明の半導体レーザの製造方法は、前記半導体レーザを製造する方法であって、前記第1の半導体基板上に、InGaP系材料又はInGaAlP系材料によって、第1導電型の第1クラッド層と第2導電型の第2クラッド層とで第1活性層を挟んだダブルヘテロ接合を有する第1の発光部を形成する工程と、前記第1の発光部に対して前記第1基板とは反対側に、コンタクト層を有する第1メサ部と、該第1メサ部を両側から挟む第1電流ブロック層とを形成する工程と、前記第2の半導体基板上に、GaAs系材料又はAlGaAs系材料によって、第1導電型の第3クラッド層と第2導電型の第4クラッド層とで第2活性層を挟んだダブルヘテロ接合を有する第2の発光部を形成する工程と、前記第2の発光部に対して前記第2基板とは反対側に、コンタクト層を有する第2メサ部と、該第2メサ部を両側から挟むように第2電流ブロック層を形成する工程と、前記第1および第2の発光部がそれぞれ形成された前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板とを重ね合わせ、熱処理によって接合する工程と、前記第1電流ブロック層から、前記第1活性層に達するように、第2導電型の第1不純物を打ち込む工程と、次いで、前記第1電流ブロック層から、前記第1不純物よりも深い場所に達するように第1導電型の第2不純物を打ち込む工程と、次いで、前記第1不純物および前記第2不純物をアニールして前記第1不純物を前記第2不純物よりも広く拡散させる工程と、その後に、前記第1メサ部上および前記第1電流ブロック層における前記第2不純物が拡散した領域上に電極をそれぞれ設けるとともに、前記第2メサ部上に電極を設ける工程とを含み、そのことにより上記目的が達成される。
【0031】
以下、本発明の作用について説明する。
【0032】
本発明にあっては、別々の基板上にダブルヘテロ接合や電流ブロック層等を含む発光部を各々形成し、基板側同士、発光部側同士、又は一方の基板側と他方の発光部側とを重ね合わせて熱処理することにより接合しているので、材料によって決まる発光波長を各発光部で任意に選択することが可能であり、各半導体層の成長も各々最適な温度で行うことができる。
【0033】
各半導体基板上にダブルヘテロ接合や電流ブロック層を形成した後で、両基板を重ね合わせて接合することにより、各発光部の発光スポットを数10μmから約100μm以下の距離とすることができる。
【0034】
さらに、ダブルヘテロ接合や電流ブロック層を通常の半導体レーザと同様に、例えばGaAs基板のような実績のある基板上に成長させることができるので、ダブルヘテロ接合や電流ブロック層を従来の半導体レーザにおいて実績のある構造や構成とすることができる。また、半導体レーザの初期特性や信頼性は、通常の半導体レーザと同様にすることができる。
【0035】
第1の基板上の発光部と第2の基板上の発光部の位置は、基板の特定の場所を使用して位置決めを行い、フォトリソグラフィにより作製することができる。また、基板や発光部の接合も基板の特定の場所を利用して高精度に位置合わせすることができる。
【0036】
一方の発光部のダブルヘテロ接合にInGaP系材料又はInGaAlP系材料を用い、他方の発光部のダブルヘテロ接合にGaAs系材料又はAlGaAs系材料を用いることにより、650nm帯及び780帯の光を出射する半導体レーザが得られるので、DVDのピックアップに使用可能である。この半導体レーザを使用した光ディスクピックアップにより、DVD用ディスクのみでなく、CD用ディスク、CD−ROM用ディスク、さらにCD−R用ディスクを読み出すことが可能である。
【0037】
クラッド層のp型不純物をBeとした場合、Znに比べて拡散係数が低いので、接合時の熱処理で閾値電流が上昇しない。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0039】
(実施形態1)
図1に本発明の正面図を示す。
【0040】
この半導体レーザは、波長780nm帯の光を発生する第1の発光部1が設けられた第1の基板6と、波長650nm帯の光を発光する第2の発光部2が設けられた第2の基板7とが接合されてなる半導体レーザチップ52を有する。
【0041】
第1の発光部1は、n−GaAs基板6上にn−クラッド層8、活性層9及びp−クラッド層10からなるダブルヘテロ接合が設けられている。その上にエッチングストップ層11を介してp−クラッド層12及びp−コンタクト層13からなるストライプ状メサ部24が設けられている。メサ部24の両側には電流ブロック層25が設けられている。
【0042】
第2の発光部1は、n−GaAs基板7上にn−クラッド層21、活性層41及びp−クラッド層14からなるダブルヘテロ接合が設けられ、各クラッド層21、14と活性層との間に光ガイド層43、42が設けられている。その上にエッチングストップ層11を介してp−クラッド層16、p−中間バンドギャップ層17及びp−コンタクト層18からなるストライプ状メサ部31が設けられている。メサ部31の両側には電流ブロック層20が設けられている。
【0043】
第1の発光部1の上には電極34が設けられ、n−GaAs基板6の露出部上には共通電極50が設けられてリードワイヤ3が接続されている。第2の発光部2の上には電極33が設けられ、ステム100の上に融着されている。そして、共通電極50とステム100との間に電流を流すことで635nmの波長の光を出射し、共通電極50と電極34との間に電流を流すことで780nmの波長の光を出射する。
【0044】
この半導体レーザは、例えば以下のようにして作製することができる。
【0045】
まず、第1の発光部1の作製について説明する。
【0046】
図2(a)に示すように、厚さ100μmのn−GaAs基板6上に、MOCVD法によりn−AlGaAs(例えばAl0.45Ga0.55As)クラッド層8、AlGaAs(Al0.15Ga0.85As)活性層9、p−AlGaAs(例えばAl0.45Ga0.55As)クラッド層10、p−AlGaAsエッチングストップ層11、p−AlGaAs(例えばAl0.45Ga0.55As)クラッド層12及びp−GaAsコンタクト層13を順次成長する。このときの基板温度は800℃とし、p型ドーパントとしてZnを用い、n型ドーパントとしてSiを用いる。
【0047】
次に、この上にマスク層としてAl2O3膜を蒸着し、フォトリソグラフィ法によりAl2O3膜をストライプ状にパターン加工する。このとき、ウェハーのオリエンテーションフラットを基準としてストライプ部の位置を決定する。その後、Al2O3膜をマスクとして湿式エッチングを行って、コンタクト層13及びクラッド層12のうち、Al2O3膜の両側に相当する部分を除去する。これによりAl2O3膜の直下にメサ部24を形成する。なお、クラッド層12を除去する際には、エッチングストップ層11との選択エッチングを行って、エッチングを確実に停止させる。
【0048】
その後、MOCVD法により第2回目の成長を行って、メサ部24の両側にn−GaAs電流ブロック層25を形成する。このときの成長は、n−GaAs層がAl2O3膜上に生成しない条件で行う。
【0049】
次に、第2の発光部2の作製について説明する。
【0050】
図2(b)に示すように、n−GaAs基板7上に、MOCVD法によりn−(Al0.7Ga0.3)0.52In0.48Pクラッド層21、(Al0.5Ga0.5)0.52In0.48P光ガイド層43、多重量子井戸活性層(4層)41、(Al0.5Ga0.5)0.52In0.48P光ガイド層42、p−(Al0.7Ga0.3)0.52In0.48Pクラッド層14、p−GaInPエッチングストップ層15、p−AlGaInPクラッド層16及びp−GaInP中間バンドギャップ層17及びp−GaAsコンタクト層18を順次成長する。このときの成長温度は740℃とし、p型ドーパントとしてZnを用い、n型ドーパントとしてSiを用いる。ここで、活性層及びクラッド層の材料によって最適成長温度は異なるが、各発光部を別々の基板上に形成するため、各々最適な温度で成長が可能である。
【0051】
次に、この上にマスク層としてAl2O3膜を蒸着し、フォトリソグラフィ法によりAl2O3膜をストライプ状にパターン加工する。このとき、発光部1の作製時と同様に、ウェハーのオリエンテーションフラットを基準としてストライプ部の位置を決定する。これにより、発光部1と発光部2のストライプ状メサ部24、31の位置を正確に合わせることができる。その後、Al2O3膜をマスクとして湿式エッチングを行って、コンタクト層18、中間バンドギャップ層17及びクラッド層16のうち、Al2O3膜の両側に相当する部分を除去する。これによりAl2O3膜の直下にメサ部31を形成する。なお、クラッド層16を除去する際には、エッチングストップ層15との選択エッチングを行って、エッチングを確実に停止させる。
【0052】
その後、MOCVD法により第2回目の成長を行って、メサ部31の両側にn−GaAs電流ブロック層20を形成する。このときの成長は、n−GaAs層がAl2O3膜上に生成しない条件で行う。
【0053】
次に、この発光部1が設けられた第1の基板6と発光部2が設けられた第2の基板7とを以下のようにして接合する。
【0054】
まず、各基板をH2SO4、H2O2及びH2Oの混合液で第1の基板6と第2の基板7の表面をエッチングし、フッ化水素酸処理を行い、次に水洗及び乾燥を行う。そして、図2(c)に示すように、ストライプ方向を第1の基板6と第2の基板7とで同一の方向として第1の基板6と第2の基板とを重ね合わせる。このとき、オリエンテーションフラットを合わせることで位置のアライメントを行う。
【0055】
次に、重ね合わせた2枚の基板をボート61に搭載し、その上に20g/cm2のカーボンからなる重り60を載せてH2雰囲気下、温度600℃で30分間放置する。これにより、n−GaAs基板6とn−GaAs基板7とが原子レベルで結合し、図2(d)に示すように、発光部1と発光部2とが基板側で接合されたウェハーが得られる。
【0056】
次に、共通電極50を形成するために、フォトリソグラフィ法によりn−GaAs電流ブロック層25、p−AlGaAsエッチングストップ層11、p−AlGaAsクラッド層10、AlGaAs活性層9及びn−AlGaAsクラッド層8の一部を除去する。
【0057】
そして、図2(e)に示すように、n−GaAsコンタクト層18の表面、エッチングで露出したGaAs基板6上及びn−GaAsコンタクト11上に各々電極33、34及び共通電極50を形成する。
【0058】
作製したウェハーを分割してパッケージに装着し、半導体レーザ装置が完成する。
【0059】
本実施形態において、波長780nmで発光する発光部1では閾値が52mAであり、波長650nmで発光する発光部2では閾値が50mAであった。さらに、高温一定出力における通電テストを行って信頼性をテストしたところ、70℃、5mWの条件で約3000時間のMTTFを得ることができた。
【0060】
さらに、発光部1のみ及び発光部2のみを作製して電極を形成し、発振閾値を調べたところ、波長780nmで発光する発光部1では閾値が50mAであり、波長650nmで発光する発光部2では閾値が38mAであった。これらの結果から、直接結合を行うことにより、650nmで発光する発光部2の閾値が約12mA上昇することがわかる。
【0061】
そこで、以下の実施形態2では、発光部2をMBE法により作製した例について説明する。
【0062】
(実施形態2)
この実施形態2において、発光部1は実施形態1と同様に作製し、発光部2を以下のようにして作製する。なお、同じ機能を有する層には実施形態1と同じ番号を付して説明する。
【0063】
n型GaAs基板7上に、MBE法によりn型AlGaInPクラッド層21、AlGaInP光ガイド層43、多重量子井戸活性層41、AlGaInP光ガイド層42、p−AlGaInPクラッド層14、p−GaInPエッチングストップ層15、p−AlGaInPクラッド層16及びp−GaInP中間バンドギャップ層17及びp−GaAsコンタクト層18を順次成長する。このときの成長温度は600℃とし、p型ドーパントとしてBeを用い、n型ドーパントとしてSiを用いる。
【0064】
以降の作製方法は実施形態1と同様に行い、作製したウェハーを分割してパッケージに装着し、半導体レーザ装置が完成する。
【0065】
本実施形態において、波長780nmで発光する発光部1では閾値が51mAであり、波長650nmで発光する発光部2では閾値が39mAであった。さらに、高温一定出力における通電テストを行って信頼性をテストしたところ、70℃、5mWの条件で約5000時間のMTTFを得ることができた。
【0066】
本実施形態2と実施形態1を比較すると、波長650nmで発光する発光部2をMOCVD法で作製した場合、接合時の熱処理によって閾値電流(Ith)が上昇するのに対し、MBE法で作製した場合にはその影響を受けないと考えられる。
【0067】
波長650nmで発光する発光部2をMOCVD法で作製した場合とMBE法で作製した場合の違いは、p型ドーパントがMBE法ではBeであり、MOCVD法ではZnであるという点である。
【0068】
これは、Znの拡散係数に比べてBeの拡散係数が低いためと考えられる。すなわち、本実施形態の接合温度では、Znは半導体中で拡散してIthが上昇するのに対し、Beは拡散しないので単独の発光部で半導体レーザを作製した場合に比べてほぼ同様の閾値電流が得られる。
【0069】
なお、上記実施形態1及び実施形態2では発光部1と発光部2の共通電極50を作製するためにn−クラッド層8までエッチングしているが、n側の半導体層までエッチングしてコンタクトを行えばよい。具体的には、n−クラッド層12からn−クラッド層8までの間のいずれかの部分でエッチングを停止し、電極を形成してコンタクトを行えばよい。
【0070】
このように、共通電極を取り出すためにGaAs基板まで達するように発光部の一部をエッチング除去した場合には、ウェハー表面に凹凸が形成される。さらに、ウェハーが100μm以下と薄いため、作製工程でウェハーが割れることがある。
【0071】
そこで、以下の実施形態3では、共通電極を作製するために不純物拡散を行った例について説明する。
【0072】
(実施形態3)
この実施形態3において、GaAs基板6及びGaAs基板7上に各々発光部1及び発光部2を形成して基板側を接合させるまでは実施形態1及び実施形態2と同様に作製し、共通電極を以下のようにして作製してする。なお、同じ機能を有する層には実施形態1と同じ番号を付して説明する。
【0073】
図3(a)に示すように発光部1及び発光部2を有する基板6、7で接合されたウェハーに対して、発光部1の隣接するストライプ状メサ部24間の真ん中に選択イオン打ち込み法によりZnを打ち込む。このとき、加速電圧を調整して活性層9付近にZnが達するようにする。次に、選択イオン打ち込み法によりSiを打ち込む。このとき、SiはZnよりも深い場所まで打ち込まれるようにする。各不純物を打ち込んだ後、N2雰囲気中でアニールを行う。このアニールにより不純物が拡散し、Znの方が拡散しやすいため、図3(b)に示すようにZnが拡散されたp型不純物拡散領域152及びSiが拡散されたn型不純物拡散領域153が形成される。ここで、n型不純物としてSiを用いたが、n型となる不純物であれば他の不純物でも適用可能である。また、p型不純物としてZnを用いたが、p型となる不純物であれば他の不純物でも適用可能である。
【0074】
次に、コンタクト層18の表面全面に電極33を形成し、不純物拡散を行った部分上に選択的に共通電極50を形成し、コンタクト層13の上及び不純物拡散が行われていない電流ブロック層25上にわたって選択的に電極34を形成する。共通電極50及び電極34を選択的に形成するためには、電極の不要な部分にフォトレジストを残し、その上から電極膜を形成してフォトレジスト上の部分を有機溶剤中で除去するリフトオフ法を用いることができる。
【0075】
その後、作製したウェハーを分割してパッケージに装着し、半導体レーザ装置が完成する。
【0076】
本実施形態の半導体レーザは、共通電極51と電極34との間に電流を流すことにより発光部1から発振し、共通電極51と電極33との間に電流を流すことにより発光部2から発振する。この半導体レーザはウェハー表面に凹凸が無く、作製工程でのウェハーの割れを防いで生産性を向上することができる。
【0077】
なお、上記実施形態1〜実施形態3ではGaAs系の材料とAlGaInP系の材料について例を挙げたが、他の材料、例えばInGaAsP、ZnSSe、GaN等の他の系の材料を用いてもよい。また、発光部1にAlGaAs系材料を用い、発光部2にAlGaInP系材料を用いているが、逆に発光部1にAlGaInP系材料を用い、発光部2にAlGaAs系材料を用いてもよい。さらに、成長方法もMBE法やMOCVD法に限らず、MOMBE法やCBE法等の方法を用いてもよい。発光部1、2において、p−コンタクト層及び電流ブロック層の上に第2コンタクト層を形成してもよい。発光部の構造は、上記実施形態1〜実施形態3に示したものに限られず、従来実績のある種々の構造が適用可能である。
【0078】
上記実施形態1〜実施形態3では接合を行う面をGaAs基板側としたが、発光部1の電流ブロック層25と発光部2のGaAs基板7とを接合してもよい。その場合、各々の発光部分の距離は、ほぼ発光部2のGaAs基板7の厚みとなるので、発光スポットの距離を基板の厚さである約100μmとすることができる。又は、発光部2の電流ブロック層20と発光部1のGaAs基板6とを接合してもよい。或いは、発光部1の電流ブロック層25と発光部2の電流ブロック層20とを接合してもよい。この場合、発光スポットの距離を約4μmとすることができる。
【0079】
さらに、上記実施形態1〜実施形態3の半導体レーザを組み込んだピックアップは、2重焦点のレンズを用いることにより、単一の行路で650nmの光と780nmの光を発生させることが可能となる。従って、現在流通しているCD−Rを含めた全てのDVD及びCD関連のディスクを読み出すことが可能である。
【0080】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明による場合には、材料によって決まる発光波長を各発光部で任意に選択することが可能であり、各半導体層の成長も各々最適な温度で行うことができる。よって、2種類の波長の光を発生し、優れた初期特性及び信頼性を有する半導体レーザを得ることができる。
【0081】
さらに、各発光部の発光スポットを数10μmから約100μm以下の距離とすることができる。よって、ピックアップにおいて同一のレンズ系を用いて2つの異なる波長の光を用いることができる。
【0082】
第1の発光部のダブルヘテロ接合にInGaP系材料又はInGaAlP系材料を用い、第2の発光部のダブルヘテロ接合にGaAs系材料又はAlGaAs系材料を用いることにより、650nm帯及び780帯の光を出射する半導体レーザが得られる。よって、この半導体レーザを使用した光ディスクピックアップにより、DVD用ディスクのみでなく、CD用ディスク、CD−ROM用ディスク、さらにCD−R用ディスクを読み出すことが可能であり、次世代の光ディスクであるDVDを発展させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の半導体レーザの正面図である。
【図2】実施形態1の半導体レーザの製造工程を示す断面図である。
【図3】実施形態3の半導体レーザの製造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1、2 発光部
3 リードワイヤー
6、7 n−GaAs基板
8 n−AlGaAsクラッド層
9 AlGaAs活性層
10、12 p−AlGaAsクラッド層
11 p−AlGaAsエッチングストップ層
13、18 p−GaAsコンタクト層
14、16 p−AlGaInPクラッド層
15 p−GaInPエッチングストップ層
17 p−GaInP中間バンドギャップ層
20、25 n−GaAs電流ブロック層
24、31 メサ部
33、34 電極
41 多重量子井戸活性層
42、43 AlGaInP光ガイド層
60 おもり
61 ボート
Claims (2)
- 第1の半導体基板と、
該第1の半導体基板上に設けられ、第1導電型の第1クラッド層と第2導電型の第2クラッド層とで第1活性層を挟んだダブルヘテロ接合を有し、該ダブルヘテロ接合がInGaP系材料又はInGaAlP系材料からなる第1の発光部と、
該第1の発光部に対して前記第1基板とは反対側に設けられた第1電流ブロック層と、
該第1電流ブロック層によって両側が挟まれており、コンタクト層を有する第1メサ部と、
該第1電流ブロック層の表面から前記第1活性層に達するように拡散された第2導電型の第1不純物と、
該第1不純物よりも深く拡散された第1導電型の第2不純物と、
前記第1メサ部上、および、前記第1電流ブロック層における前記第2不純物が拡散された領域上にそれぞれ設けられた電極と、
前記第1の半導体基板に結合された第2の半導体基板と、
該第2の半導体基板上に設けられ、第1導電型の第3クラッド層と第2導電型の第4クラッド層とで第2活性層を挟んだダブルヘテロ接合を有し、該ダブルヘテロ接合がGaAs系材料又はAlGaAs系材料からなる第2の発光部と、
該第2の発光部に対して前記第2基板とは反対側に設けられた第2電流ブロック層と、
該第2電流ブロック層によって両側が挟まれており、コンタクト層を有する第2メサ部と、
前記第2メサ部上に設けられた電極と、
を備えた半導体レーザ。 - 請求項1に記載の半導体レーザを製造する方法であって、
前記第1の半導体基板上に、InGaP系材料又はInGaAlP系材料によって、第1導電型の第1クラッド層と第2導電型の第2クラッド層とで第1活性層を挟んだダブルヘテロ接合を有する第1の発光部を形成する工程と、
前記第1の発光部に対して前記第1基板とは反対側に、コンタクト層を有する第1メサ部と、該第1メサ部を両側から挟む第1電流ブロック層とを形成する工程と、
前記第2の半導体基板上に、GaAs系材料又はAlGaAs系材料によって、第1導電型の第3クラッド層と第2導電型の第4クラッド層とで第2活性層を挟んだダブルヘテロ接合を有する第2の発光部を形成する工程と、
前記第2の発光部に対して前記第2基板とは反対側に、コンタクト層を有する第2メサ部と、該第2メサ部を両側から挟むように第2電流ブロック層を形成する工程と、
前記第1および第2の発光部がそれぞれ形成された前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板とを重ね合わせ、熱処理によって接合する工程と、
前記第1電流ブロック層から、前記第1活性層に達するように、第2導電型の第1不純物を打ち込む工程と、
次いで、前記第1電流ブロック層から、前記第1不純物よりも深い場所に達するように第1導電型の第2不純物を打ち込む工程と、
次いで、前記第1不純物および前記第2不純物をアニールして前記第1不純物を前記第2不純物よりも広く拡散させる工程と、
その後に、前記第1メサ部上および前記第1電流ブロック層における前記第2不純物が拡散した領域上に電極をそれぞれ設けるとともに、前記第2メサ部上に電極を設ける工程と、
を含む半導体レーザの製造方法。
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