JP2000294878A - 半導体レーザ素子及びその製造方法 - Google Patents

半導体レーザ素子及びその製造方法

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JP2000294878A
JP2000294878A JP11099464A JP9946499A JP2000294878A JP 2000294878 A JP2000294878 A JP 2000294878A JP 11099464 A JP11099464 A JP 11099464A JP 9946499 A JP9946499 A JP 9946499A JP 2000294878 A JP2000294878 A JP 2000294878A
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ridge
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの発光領域の位置決めをセルフアライン
で行って、少ない結晶成長回数により、1つのチップで
2つの波長の光を発生する半導体レーザ素子を作製す
る。 【解決手段】 基板1上に、一対のクラッド層4、6で
挟まれた活性層5上にリッジ8、9埋め込み構造を有す
る第1の半導体積層構造が設けられ、その上に、一対の
クラッド層11、13で挟まれた活性層12を有する第
2の半導体積層構造が設けられている。活性層12は、
リッジの形状を反映し、屈折率の高い部分を有して成長
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報記録再生装
置に用いられる半導体レーザ素子及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、光情報記録再生システムのキーデ
バイスとして、半導体レーザ素子は積極的に研究開発さ
れている。
【0003】そして、従来のコンパクトディスク(C
D)からさらに高密度化及び大容量化が要請されている
ことから、デジタルバーサタイルディスク(DVD)が
実用化されてきている。このDVDには、従来の光情報
システムや現在までのデータを継承及び活用する必要性
から、CDの再生及びデータ読み出しが行えることが要
望されている。
【0004】ところで、DVD用のピックアップでは波
長635nm〜650nm帯の半導体レーザ素子が用い
られ、CD用のピックアップでは波長780nm帯の半
導体レーザ素子が用いられている。一般に、波長が短い
場合には読み出し光のビーム径が小さくなるので、63
5nm〜650nm帯の半導体レーザ素子でもほとんど
のCD、例えば音楽用のCDやCD−ROMの再生及び
データの読み出しは可能である。しかし、CD−Rにつ
いては、記録ディスクの反射率が635nm〜650n
mの波長の光に対して低いため、再生及びデータの読み
出しが不可能である。
【0005】そこで、DVD及びCDの両方に対して再
生及びデータ読み出しを可能にするために、1つのピッ
クアップ内にCD用とDVD用の2つの半導体レーザ素
子を内蔵したピックアップが考案されて実用化されてい
る。
【0006】しかしながら、このピックアップは、1つ
のピックアップ内に2つの半導体レーザ素子を内蔵して
いるためにサイズが大きくなり、さらに、部品点数の増
加によりコストが高くなるという問題があった。
【0007】これを解決するために、例えば特開平3−
30388号公報には、図3に示すように、1チップ内
に各々異なる波長の光を発生する2つの発光領域を備え
た半導体レーザ素子が提案されている。なお、この図に
おいて、101はn型GaAs基板、102はn型Ga
Asバッファー層、103はn型AlGaAsクラッド
層、104はAlGaAs活性層、105はp型AlG
aAsクラッド層、106はp型GaAsコンタクト
層、108はZnSSe層、109はp型GaAsコン
タクト層、110はp型AlGaAsクラッド層、11
1はGaAs活性層、112はn型AlGaAsクラッ
ド層、113はn型GaAsコンタクト層、115はZ
nSSe層、116は第1電極、117は第2電極、1
18は第3電極を示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
3に示した半導体レーザ素子においては、2つの発光領
域を形成するために結晶成長の回数が4回と多い。さら
に、2つの発光領域の位置関係を決定するのがセルフア
ラインではないので、位置合わせが非常に煩雑になると
いう問題がある。
【0009】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたものであり、2つの波長帯の光を
発生することができ、簡単に作製することができる半導
体レーザ素子及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザ素
子は、1チップ内に、各々異なる波長の光を発生する2
つの発光領域を備えている半導体レーザ素子であって、
基板上に、一対のクラッド層で挟まれた活性層上にリッ
ジ埋め込み構造を有する第1の半導体積層構造が設けら
れ、該第1の半導体積層構造上に、一対のクラッド層で
挟まれた活性層を有する第2の半導体積層構造が設けら
れ、該第2の半導体積層構造の活性層が該リッジの形状
を反映し、屈折率の高い部分を有して成長され、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0011】前記第1の半導体積層構造の活性層及びク
ラッド層がAlGaInP系材料からなり、前記第2の
半導体積層構造の活性層及びクラッド層がAlGaAs
系材料からなっていてもよい。
【0012】前記第1の半導体積層構造の活性層が量子
井戸活性層であるのが好ましい。
【0013】本発明の半導体レーザ素子の製造方法は、
1チップ内に、各々異なる波長の光を発生する2つの発
光領域を備えている半導体レーザ素子を製造する方法で
あって、第1導電型の基板上に、少なくとも第1導電型
のクラッド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層、
エッチングストップ層、第2導電型の第2クラッド層及
び第2導電型の中間バンドギャップ層を成長させる工程
と、該中間バンドギャップ層及び該第2クラッド層をエ
ッチングしてリッジを形成する工程と、該リッジ上及び
その両側にわたって第2導電型の接続層、第2導電型の
クラッド層、活性層、第1導電型のクラッド層及び第1
導電型のキャップ層を液相成長法により成長させる工程
と、該キャップ層側のリッジ上部分と該基板側に第1導
電型の電極を形成し、該接続層のリッジ上でない部分を
一部露出させるように該第1導電型のキャップ層から該
第2導電型の接続層上のクラッド層までをエッチングす
る工程と、露出された接続層部分上に第2導電型の電極
を形成する工程とを含み、そのことにより上記目的が達
成される。
【0014】以下、本発明の作用について説明する。
【0015】本発明にあっては、リッジ埋め込み構造を
有する第1の半導体積層構造の上に、LPE(液相成
長)法で成長を行う。例えばAppl.Phys.Le
tt.,Vol.34.No.4, 15 Febru
ary 1979のP.271に示されるように、LP
E法によればリッジ側面の方がそれ以外の部分に比べて
成長レートが大きい。従って、屈曲部の層厚が厚くな
り、屈曲部の形状が平坦化されずにリッジ形状が反映さ
れる。これにより、後述する実施形態において図1
(d)に示すように、第2の半導体積層構造の活性層1
2がリッジの形状を反映して屈曲部を有する形状に成長
する。
【0016】第1の半導体積層構造では、リッジ埋め込
み構造によるロスガイドによって光が閉じ込められ、さ
らに、リッジとそれを埋め込む層とのヘテロバリヤによ
り、電流狭窄の機能も与えることができる。例えば、後
述する実施形態において図1(d)に示すように、リッ
ジをp型AlGaInP第2クラッド層8及びp型Ga
InP中間バンドギャップ層9とし、それを埋め込むp
型GaAs接続層10を形成すれば、リッジ部のAlG
aInP第2クラッド層8とGaAs接続層10との境
界にはホールに対するヘテロバリヤが存在するので、図
2に示すように、電流がp型GaInP中間バンドギャ
ップ層9にしか流れずに導波路部に閉じ込められる。
【0017】第2の半導体積層構造では、上記屈曲部の
層厚が他の部分よりも厚くなるので屈折率も高くなり、
光の導波路として機能させることができる。さらに、電
極を屈曲部の上部のみに形成することにより、その部分
に電流が流れやすくなる。
【0018】従って、2つの発光部の位置関係をセルフ
アラインにより決定することができ、位置合わせのため
に製造工程が複雑になることはない。さらに、1つの発
光領域を有する半導体レーザ素子を2つ並べた場合に比
べて発光領域を近づけることができ、2つの半導体レー
ザ素子を内蔵したピックアップに比べてサイズを小さく
することも可能である。
【0019】第1の半導体積層構造の活性層及びクラッ
ド層にAlGaInP系材料を用い、第2の半導体積層
構造の活性層及びクラッド層にAlGaAs系材料を用
いることにより、波長635nm〜650nm帯及び波
長780帯の光を出射する半導体レーザ素子が得られる
ので、DVDの再生や読み出しと共に、CD−R及びC
D−ROMを含むCDの再生及びデータ読み出しが可能
となる。
【0020】本発明の半導体レーザ素子の製造にあって
は、例えば、後述する実施形態において図1に示すよう
に、第1の成長工程によりn型クラッド層4からp型中
間バンドギャップ層9までを成長させ、p型クラッド層
及び中間バンドギャップ層9をエッチングしてリッジを
形成する。ここで、p型クラッド層として第1クラッド
層6と第2クラッド層8とを形成し、両者の間にエッチ
ングストップ層7を設ければ、エッチングの制御が容易
である。そして、第2の成長工程によりp型接続層10
からn型キャップ層14までを成長させる。そして、キ
ャップ層14側のリッジ上部分及び基板側1にn型電極
15、16を形成し、キャップ層14からp型クラッド
層11までを一部エッチングして、露出された接続層1
0部分上にp型電極17を形成する。このように、2回
の結晶成長により異なる波長の光を発生する2つの発光
領域を備え、後述する図2に示すように、各発光領域か
ら独立して光を出射させることができる半導体レーザ素
子が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0022】図1(d)に、実施形態1の半導体レーザ
素子の構造を示す。
【0023】この半導体レーザ素子は、波長635nm
〜650nm帯の光を出射する発光領域と波長780帯
の光を出射する発光領域とを備えている。
【0024】n−GaAs基板1上には、n型GaAs
バッファー層2、n型GaInPバッファー層3が設け
られ、その上にn型AlGaInPクラッド層4、Ga
InP/AlGaInP歪み量子井戸活性層5及びp型
AlGaInP第1クラッド層6が設けられている。そ
の上にはGaInPエッチングストップ層7を介してp
型AlGaInP第2クラッド層8及びp型GaInP
中間バンドギャップ層9からなるリッジが設けられ、リ
ッジ上及びその両側にわたってp型GaAs接続層10
が設けられている。その上にp型AlGaAsクラッド
層11、AlGaAs活性層12及びn型AlGaAs
クラッド層13及びn型GaAsキャップ層14が設け
られ、キャップ層14側のリッジ上部分及び基板1側に
はn型電極15、16が設けられている。さらに、n型
GaAsキャップ層14からp型AlGaAsクラッド
層11までがエッチングにより一部除去されてp型Ga
As接続層11のリッジ上でない部分が一部露出されて
おり、その露出部上にp型電極17が設けられている。
活性層12はリッジ形状を反映して屈曲部を有する形状
に形成されている。
【0025】この半導体レーザは、例えば以下のように
して作製することができる。
【0026】まず、図1(a)に示すように、n−Ga
As基板1上に、n型GaAsバッファー層2、n型G
aInPバッファー層3、n型AlGaInPクラッド
層4、GaInP/AlGaInP歪み量子井戸活性層
5、p型AlGaInP第1クラッド層6、GaInP
エッチングストップ層7、p型AlGaInP第2クラ
ッド層8及びp型GaInP中間バンドギャップ層9を
順次積層する。本実施形態では、n−GaAs基板1上
に、MBE法により厚み0.25μmのn型GaAsバ
ッファー層2、厚み0.25μmのn型GaInPバッ
ファー層3、厚み1.2μmのn型(Al0.72Ga)I
nPクラッド層4、歪み量子井戸活性層5として(Al
0.5Ga)InP(厚み500オングストローム)+
[GaInP(厚み50オングストローム×4、Δa/
a=+0.22%)+(Al0.5Ga)InP(厚み5
0オングストローム×3)]+(Al0.5Ga)InP
(厚み500オングストローム)、厚み0.17μmの
p型AlGaInP第1クラッド層6、厚み80オング
ストロームのGaInPエッチングストップ層7、厚み
1.03μmのp型AlGaInP第2クラッド層8及
び厚み0.05μmのp型GaInP中間バンドギャッ
プ層9を順次積層した。成長条件は、n型GaAsバッ
ファー層2の成長は基板温度600℃、成長レート1μ
m/hr、V/IIIフラックス比はIII族リッチの値の3
倍〜4倍を行い、n型GaInPバッファー層3からp
型GaInP中間バンドギャップ層9までの成長は基板
温度480℃〜490℃、成長レート1μm/hr、V
/IIIフラックス比はIII族リッチの値の1.5倍で行っ
た。
【0027】次に、図1(b)に示すように、フォトリ
ソグラフィー及びエッチングにより第2クラッド層8及
び中間バンドギャップ層9をリッジ形状に形成する。こ
のとき、第2クラッド層8とエッチングストップ層7と
の選択エッチングによりエッチングを制御性良く停止さ
せることができる。リッジの幅は2μm〜5μmにする
のが好ましく、リッジの高さは0.5μm〜1.5μm
にするのが好ましい。本実施形態では、幅4μm、高さ
1.08μmのリッジを形成した。
【0028】続いて、図1(c)に示すように、LPE
法によりp型GaAs接続層10、p型AlGaAsク
ラッド層11、AlGaAs活性層12、n型AlGa
Asクラッド層13及びn型GaAsキャップ層14を
成長させる。本実施形態では、厚み0.2μmのn−G
aAs接続層10、厚み0.5μmのp型Al0.55Ga
Asクラッド層11、屈曲部の厚みが800オングスト
ロームのAl0.1GaAs活性層12、厚み1μmのn
型Al0.55GaAsクラッド層13及び厚み0.5μm
のn型GaAsキャップ層14を順次積層した。LPE
法による成長条件は、基板温度800℃、ソーク温度8
00℃、ソーク時間2hr、温度勾配1℃/minとし
た。
【0029】次に、キャップ層14側のリッジ上部分及
び基板1側にn型電極15、16を形成する。
【0030】その後、フォトリソグラフィー及びエッチ
ングによりキャップ層14からp型クラッド層11まで
を一部除去して接続層11のリッジ上でない部分を一部
露出させ、その露出部上にp型電極17を形成する。
【0031】このようにして作製された半導体レーザ素
子において、下部の発光領域では、リッジ埋め込み構造
によるロスガイドによって光が閉じ込められる。さら
に、リッジ部のAlGaInP第2クラッド層8とGa
As接続層10との境界にはホールに対するヘテロバリ
ヤが存在するので、電流がp型GaInP中間バンドギ
ャップ層9にしか流れずに導波路部に閉じ込められる。
【0032】上部の発光領域では、活性層12の屈曲部
の層厚が他の部分よりも厚くなるので屈折率が高くな
り、光の導波路として機能させることができる。さら
に、n型電極15が屈曲部の上のみに形成されているの
で、その部分に電流が流れやすくなる。
【0033】この半導体レーザ素子においては、図2
(a)に示すように、n型電極15とp型電極17との
間に電流(図中、矢印で示す)を流すことで780nm
の波長の光が出射され、図2(b)に示すように、n型
電極16とp型電極17との間に電流(図中、矢印で示
す)を流すことで635nm〜650nmの波長の光が
出射される。
【0034】2つの発光領域はセルフアラインにより制
御性良く位置決めすることができ、発光領域間の間隔を
1.2μm程度と小さくすることができる。
【0035】さらに、この実施形態では、2回の結晶成
長により異なる波長の光を出射可能な2つの発光領域を
有する半導体レーザ素子を作製することができる。な
お、1回目の結晶成長をMOCVD法により行ってもよ
く、各層の層厚や混晶比、材料系等も上述したものに限
られず、適宜変更可能である。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による場合
には、異なる波長の光を発生する2つの発光領域を有す
る半導体レーザ素子を2回という少ない結晶成長回数で
作製することができる。また、2つの発光領域の位置決
めをセルフアラインにより容易に行うことができる。
【0037】さらに、AlGaAs系材料とAlGaI
nP系材料を用いることにより、波長635nm〜65
0nm帯及び波長780nm帯の光を出射可能な半導体
レーザ素子が得られる。この半導体レーザ素子を使用す
ることにより、DVDのみでなく、CD−ROM及びC
D−Rを含むCDの再生及びデータ読み出しが可能とな
る。さらに、各発光領域の間隔を小さくすることができ
るので、ピックアップのサイズを小さくし、部品点数を
少なくして製造コストの低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の半導体レーザ素子の製造工程を説明
するための断面図である。
【図2】実施形態の半導体レーザ素子の電流経路を説明
するための断面図である。
【図3】従来の半導体レーザ素子の断面図である。
【符号の説明】
1 n−GaAs基板 2 n型GaAsバッファー層 3 n型GaInPバッファー層 4 n型AlGaInPクラッド層 5 GaInP/AlGaInP歪み量子井戸活性層 6 p型AlGaInP第1クラッド層 7 GaInPエッチングストップ層 8 p型AlGaInP第2クラッド層 9 p型GaInP中間バンドギャップ層 10 p型GaAs接続層 11 p型AlGaAsクラッド層 12 AlGaAs活性層 13 n型AlGaAsクラッド層 14 n型GaAsキャップ層 15、16 n型電極 17 p型電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1チップ内に、各々異なる波長の光を発
    生する2つの発光領域を備えている半導体レーザ素子で
    あって、 基板上に、一対のクラッド層で挟まれた活性層上にリッ
    ジ埋め込み構造を有する第1の半導体積層構造が設けら
    れ、該第1の半導体積層構造上に、一対のクラッド層で
    挟まれた活性層を有する第2の半導体積層構造が設けら
    れ、該第2の半導体積層構造の活性層が該リッジの形状
    を反映し、屈折率の高い部分を有して成長されている半
    導体レーザ素子。
  2. 【請求項2】 前記第1の半導体積層構造の活性層及び
    クラッド層がAlGaInP系材料からなり、前記第2
    の半導体積層構造の活性層及びクラッド層がAlGaA
    s系材料からなる請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  3. 【請求項3】 前記第1の半導体積層構造の活性層が量
    子井戸活性層である請求項1または請求項2に記載の半
    導体レーザ素子。
  4. 【請求項4】 1チップ内に、各々異なる波長の光を発
    生する2つの発光領域を備えている半導体レーザ素子を
    製造する方法であって、 第1導電型の基板上に、少なくとも第1導電型のクラッ
    ド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層、エッチン
    グストップ層、第2導電型の第2クラッド層及び第2導
    電型の中間バンドギャップ層を成長させる工程と、 該中間バンドギャップ層及び該第2クラッド層をエッチ
    ングしてリッジを形成する工程と、 該リッジ上及びその両側にわたって第2導電型の接続
    層、第2導電型のクラッド層、活性層、第1導電型のク
    ラッド層及び第1導電型のキャップ層を液相成長法によ
    り成長させる工程と、 該キャップ層側のリッジ上部分と該基板側に第1導電型
    の電極を形成し、該接続層のリッジ上でない部分を一部
    露出させるように該第1導電型のキャップ層から該第2
    導電型の接続層上のクラッド層までをエッチングする工
    程と、 露出された接続層部分上に第2導電型の電極を形成する
    工程とを含む半導体レーザ素子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6771586B2 (en) 2001-01-19 2004-08-03 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor laser element, method for manufacturing the same, and optical pickup using the same
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