JP4059198B2 - マイクロリレーおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロリレーおよびその製造方法に関するものである。
従来から、静電駆動型のマイクロリレーに比べて駆動力を大きくできるマイクロリレーとして、電磁石装置の電磁力を利用してアーマチュアを駆動し接点を開閉するようにしたマイクロリレーが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここにおいて、上記特許文献1に開示されたマイクロリレーは、厚み方向の一表面側において長手方向の両端部に各一対の固定接点が設けられ且つ2つの電磁石装置が挿入される2つの挿入孔が長手方向に離間して形成された矩形板状のセラミック基板からなるベース基板と、矩形枠状のフレーム部およびフレーム部の内側に配置されて一対の枢支部を介してフレーム部に揺動自在に支持され各電磁石装置に対向する部位それぞれに永久磁石が設けられたアーマチュアおよびアーマチュアの両端部に固着された可動接点を有するアーマチュアブロックと、ベース基板の周部とアーマチュアブロックのフレーム部との間に介在する矩形枠状のスペーサとを備えている。なお、上記特許文献1に開示されたマイクロリレーでは、静電駆動型のマイクロリレーに比べて駆動力を大きくできるので、接点圧を大きくできて耐衝撃性および信頼性を高めることができるという利点や、アーマチュアの駆動ストロークを大きくできて接点開成時の可動接点と固定接点との間の距離を大きくすることができて高周波特性(アイソレーション特性)の向上を図れるという利点や、低電圧駆動が可能となるという利点などがある。
特開平5−114347号公報(段落番号〔0033〕−〔0036〕、図11−図13参照)
ところで、上記特許文献1に開示されたマイクロリレーでは、アーマチュアにおいて各電磁石装置との対向面に2つの永久磁石を設けてあり、ベース基板の周部とアーマチュアブロックのフレーム部との間に厚み寸法の比較的大きなスペーサを介在させる必要があるので、リレー全体としての厚み寸法が大きくなってしまう。また、上記特許文献1に開示されたマイクロリレーでは、アーマチュアおよび固定接点および可動接点が外気に曝されて酸化したり固定接点と可動接点との間に異物などが侵入する恐れがあるので、アーマチュアブロックにおけるベース基板とは反対側にカバーを設けて、アーマチュアおよび固定接点および可動接点が密閉空間内に配置されるようにすることが望ましいと考えられる。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、アーマチュアおよび固定接点および可動接点が密閉空間内に配置され且つリレー全体としての薄型化が可能なマイクロリレーおよびその製造方法を提供することにある。
請求項1の発明は、ヨークに巻回されたコイルへの励磁電流に応じて磁束を発生する電磁石装置を収納する収納部が形成され且つ厚み方向の一表面側に固定接点が設けられたベース基板と、ベース基板の前記一表面側に固着される枠状のフレーム部およびフレーム部の内側に配置されて支持ばね部を介してフレーム部に揺動自在に支持され電磁石装置により駆動されるアーマチュアおよびアーマチュアに接圧ばね部を介して支持され可動接点が設けられた可動接点基台部を有するアーマチュアブロックと、アーマチュアブロックにおけるベース基板とは反対側で周部がフレーム部に固着されたカバーとを備え、電磁石装置は、ベース基板の厚み寸法内でアーマチュアとヨークとにより形成される磁路中に永久磁石を設けてなり、ヨークは、コイルが巻回される細長のコイル巻回部と、コイル巻回部の両端部それぞれからアーマチュアに近づく向きに延設されコイルへの励磁電流に応じて互いの先端面が異極に励磁される一対の脚片とを備え、前記収納部は、ベース基板の厚み方向に貫通し電磁石装置を収納する収納孔の内周面とベース基板の前記一表面側で収納孔を閉塞する薄膜からなる蓋体とで囲まれる空間により構成され、永久磁石は、コイル巻回部の長手方向の中央部におけるアーマチュア側に重ねて配置され重ね方向の両面が異極に着磁されてなり、一方の磁極面がヨークのコイル巻回部に当接し、他方の磁極面がヨークの両脚片の先端面と同一平面上に位置するように厚み寸法を設定してあり、永久磁石の前記他方の磁極面およびヨークの両脚片の先端面が蓋体に接していることを特徴とする。
この発明によれば、アーマチュアブロックにおけるベース基板とは反対側で周部がフレーム部に固着されたカバーを備えていることにより、アーマチュアおよび固定接点および可動接点が密閉空間内に配置され、電磁石装置は、ベース基板の厚み寸法内でアーマチュアとヨークとにより形成される磁路中に永久磁石を設けてあるので、従来のようにアーマチュアブロックとベース基板との間にスペーサを介在させる必要がなく、リレー全体の薄型化が可能となる。
また、この発明によれば、アーマチュアの長手方向の中心部を中心としてアーマチュアが揺動可能となり、耐衝撃性が向上する。
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記フレーム部と前記ベース基板との間および前記フレーム部と前記カバーとの間にはそれぞれ前記フレーム部の全周に亙って接合用金属薄膜を介在させてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記ベース基板と前記カバーと前記フレーム部とで囲まれる空間の気密性を向上できる。
請求項の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記ベース基板は、厚み方向の他表面側に形成された接続用電極と、厚み方向に貫設したスルーホールの内周面に被着され前記固定接点と接続用電極とを電気的に接続する導体層と、スルーホールを閉塞する閉塞手段とが設けられてなることを特徴とする。
この発明によれば、外部から不要な気体や異物がスルーホールを通って内部空間へ侵入するのを防ぐことができ、前記固定接点、前記可動接点の表面の酸化や異物の侵入による接点信頼性の低下を防止することができる。また、内部空間の気圧を適宜設定することにより前記アーマチュアの動作速度を変更でき、例えば、リレー動作速度の速い用途に用いる場合には内部空間の圧力を比較的低圧に設定し、動作速度は遅くてよいが接点バウンスを少なくしたい用途に用いる場合には内部空間の圧力を比較的高圧に設定すればよい。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記閉塞手段は、前記ベース基板の前記一表面側において前記スルーホールの開口面を閉塞するように前記ベース基板に固着されたシリコン薄膜からなる蓋体であることを特徴とする。
この発明によれば、前記スルーホールの開口面を容易に安定して閉塞することができる。
請求項の発明は、請求項1ないし請求項の発明において、前記アーマチュアは、前記フレーム部の内側に配置され前記支持ばね部を介して前記フレーム部に支持された薄板状の可動基台部と、可動基台部において前記電磁石装置側に固着された磁性体材料からなる薄板状の磁性体部とで構成され、前記アーマチュアブロックは、前記フレーム部、前記支持ばね部、可動基台部、前記接圧ばね部、前記可動接点基台部が1枚の半導体基板を加工することにより形成されてなることを特徴とする。
この発明によれば、半導体基板に対して半導体微細加工プロセスを行うことによって前記アーマチュアブロックの大部分を形成することができ、前記支持ばね部および前記接圧ばね部の機械的な寿命を向上させることができる。
請求項の発明は、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のマイクロリレーの製造方法であって、半導体基板を加工してフレーム部、支持ばね部、接圧ばね部、可動接点基台部、アーマチュアの一部を構成する可動基台部を形成した後で可動基台部においてベース基板側となる一面に磁性体からなる磁性体部を固着し且つ可動接点基台部に可動接点を固着することでアーマチュアブロックを形成するアーマチュアブロック形成工程と、アーマチュアブロック形成工程にて形成したアーマチュアブロックとベース基板およびカバーを固着することでベース基板とカバーとアーマチュアブロックのフレーム部とで囲まれる空間を密封する密封工程と、密封工程の後でベース基板の収納部に電磁石装置を収納する電磁石装置配設工程とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、アーマチュアおよび固定接点および可動接点が密閉空間内に配置され且つリレー全体としての薄型化が可能なマイクロリレーを提供することができる。
請求項の発明は、請求項記載のマイクロリレーの製造方法であって、半導体基板を加工してフレーム部、支持ばね部、接圧ばね部、可動接点基台部、アーマチュアの一部を構成する可動基台部を形成した後で可動基台部においてベース基板側となる一面に磁性体からなる磁性体部を固着し且つ可動接点基台部に可動接点を固着することでアーマチュアブロックを形成するアーマチュアブロック形成工程と、アーマチュアブロック形成工程にて形成したアーマチュアブロックとベース基板およびカバーを固着することでベース基板とカバーとアーマチュアブロックのフレーム部とで囲まれる空間を密封する密封工程と、密封工程の後でベース基板の収納部に電磁石装置を収納する電磁石装置配設工程とを備え、ベース基板の形成にあたっては、ベース基板の基礎となる基板において収納部に対応する部位に厚み方向に貫通する収納孔を形成するのと同時にスルーホールを形成した後、基板において固定接点を設ける側の表面に収納孔およびスルーホールの両方を覆う薄膜を固着し、当該薄膜をパターニングすることによって収納孔およびスルーホールそれぞれの開口面を個別に閉塞する複数の蓋体を形成することを特徴とする。
この発明によれば、アーマチュアおよび固定接点および可動接点が密閉空間内に配置され且つリレー全体としての薄型化が可能なマイクロリレーを提供することができ、しかも、収納孔およびスルーホールを同時に閉塞することができるので、別々の工程で閉塞する場合に比べて工程数を削減できて低コスト化を図れる。
請求項1の発明では、アーマチュアおよび固定接点および可動接点を密閉空間内に配置することができ且つリレー全体としての薄型化を図ることが可能となるという効果がある。また、請求項1の発明では、アーマチュアの長手方向の中心部を中心としてアーマチュアが揺動可能となり、耐衝撃性が向上するという効果がある。
請求項の発明では、アーマチュアおよび固定接点および可動接点が密閉空間内に配置され且つリレー全体としての薄型化が可能なマイクロリレーを提供することができるという効果がある。
請求項の発明では、アーマチュアおよび固定接点および可動接点が密閉空間内に配置され且つリレー全体としての薄型化が可能なマイクロリレーを提供することができ、しかも、収納孔およびスルーホールを同時に閉塞することができるので、別々の工程で閉塞する場合に比べて工程数を削減できて低コスト化を図れるという効果がある。
以下、本実施形態のマイクロリレーについて図1〜図7を参照しながら説明する。
本実施形態のマイクロリレーは、ヨーク20に巻回されたコイル22,22への励磁電流に応じて磁束を発生する電磁石装置2と、矩形板状のガラス基板からなり厚み方向の一面側において長手方向の両端部それぞれに各一対の固定接点14が設けられたベース基板1と、ベース基板1の上記一表面側に固着される枠状(矩形枠状)のフレーム部31およびフレーム部31の内側に配置されて4本の支持ばね部32を介してフレーム部31に揺動自在に支持され電磁石装置2により駆動されるアーマチュア30およびアーマチュア30にそれぞれ2本の接圧ばね部35を介して支持されそれぞれ可動接点39が設けられた2つの可動接点基台部34を有するアーマチュアブロック3と、アーマチュアブロック3におけるベース基板1とは反対側で周部がフレーム部31に固着された矩形板状のガラス基板からなるカバー4とを備えている。
電磁石装置2におけるヨーク20は、2つのコイル22,22が直接巻回される細長の矩形板状のコイル巻回部20aと、コイル巻回部20aの長手方向の両端部それぞれからアーマチュア30に近づく向きに延設されコイル22,22への励磁電流に応じて互いの先端面が異極に励磁される一対の脚片20b,20bと、ヨーク20の両脚片20b,20bの間でコイル巻回部20aの長手方向の中央部に重ねて配置された矩形板状の永久磁石21と、細長の矩形板状であってヨーク20のコイル巻回部20aにおける永久磁石21との対向面とは反対側でコイル巻回部20aと直交するようにコイル巻回部20aに固着されるプリント基板23とを備えている。なお、ヨーク20は、電磁軟鉄などの鉄板を曲げ加工あるいは鋳造加工することにより形成されており、両脚片20b,20bの断面が矩形状に形成されている。
永久磁石21は、コイル巻回部20aとの重ね方向(厚み方向)の両面それぞれの磁極面21a,21bが異極に着磁されており、一方の磁極面21bがヨーク20のコイル巻回部20aに当接し、他方の磁極面21aがヨーク20の両脚片20b,20bの先端面と同一平面上に位置するように厚み寸法を設定してある。なお、図4中の矢印Aは磁化方向を示している。
また、各コイル22,22はそれぞれ、永久磁石21とヨーク20の脚片20b,20bとによって口軸方向(つまり、コイル巻回部20aの長手方向)への移動が規制される。プリント基板23は、絶縁基板23aの一表面における長手方向の両端部に導体パターン23bが形成されており、各導体パターン23bにおいて円形状に形成された部位が外部接続用電極を構成し、矩形状に形成された部位がコイル接続部を構成している。ここにおいて、コイル接続部には、コイル22,22の端末が接続されるが、コイル22,22は、外部接続用電極間に電源を接続してコイル22,22へ励磁電流を流したときにヨーク20の両脚片20b,20bの先端面が互いに異なる磁極となるように接続されている。なお、各導体パターン23bにおける外部接続用電極には、導電性材料(例えば、Au,Ag,Cu,半田など)からなるバンプ24が適宜固着されるが、バンプ24を固着する代わりに、ボンディングワイヤをボンディングしてもよい。
ベース基板1は、パイレックス(R)のような耐熱ガラスにより形成されており、外周形状が矩形状であって、中央部には厚み方向に貫通し電磁石装置2を収納する収納孔16が貫設され、四隅の各近傍には厚み方向に貫通するスルーホール10が貫設されている。また、ベース基板1の厚み方向の両面であって各スルーホール10それぞれの周縁にはランド12が形成されている。ここに、ベース基板1の厚み方向において重なるランド12同士はスルーホール10の内周面に被着された導電性材料(例えば、Cu,Cr,Ti,Pt,Co,Ni,Au,あるいはこれらの合金など)からなる導体層(図示せず)により電気的に接続されている。また、ベース基板1の厚み方向の他表面側の各ランド12にはバンプ13が適宜固着されており、バンプ13をランド12に固着することによって、ベース基板1の上記他表面側ではスルーホール10の開口面がバンプ13により覆われる。スルーホール10の開口面は円形状であって、ベース基板1の上記一表面には、それぞれスルーホール10の開口面およびランド12を覆う4枚のシリコン薄膜からなる蓋体19が固着されている。
また、上述の各一対の固定接点14は、ベース基板1の長手方向の両端部においてベース基板1の短手方向に離間して形成された2つのスルーホール10の間で上記短手方向に並設されており、上記短手方向において隣り合うスルーホール10の周縁に形成されたランド12と導電パターン18を介して電気的に接続されている。ここに、固定接点14および導電パターン18およびランド12の材料としては、例えば、Cr,Ti,Pt,Co,Cu,Ni,Au,あるいはこれらの合金などの導電性材料を採用すればよく、バンプ13の材料としては、例えば、Au,Ag,Cu,半田などの導電性材料を採用すればよい。なお、上述のスルーホール10および収納孔16は、例えば、サンドブラスト法やエッチング法などによって形成すればよく、上述の導体層は、例えば、めっき法、蒸着法、スパッタ法などによって形成すればよい。なお、本実施形態では、蓋体19がスルーホール10の開口面を閉塞する閉塞手段を構成し、ベース基板1の上記他表面側におけるランド12が接続用電極を構成している。
また、収納孔16の開口面は十字状であって、ベース基板1の上記一表面側には、収納孔16を閉塞するシリコン薄膜からなる蓋体17が固着されている。すなわち、電磁石装置2は、ヨーク20の両脚片20b,20bの各先端面が蓋体17と対向する形で収納孔16に挿入される。なお、本実施形態では、収納孔16の内周面と蓋体17とで囲まれる空間が電磁石装置2を収納する収納部を構成しており、電磁石装置2は、永久磁石21がベース基板1の厚み寸法内でアーマチュア30とヨーク20とにより形成される磁路中に設けられ、プリント基板23における絶縁基板23aの表面がベース基板1の上記他表面と略面一となっている。なお、蓋体17,19は、シリコン基板をエッチングや研磨などで薄膜化することにより形成したシリコン薄膜により構成されており、厚み寸法を20μmに設定してある。ここに、蓋体17の厚み寸法は20μmに限定するものではなく、例えば、5μm〜50μm程度の範囲内で適宜設定すればよい。また、蓋体17,19は、シリコン薄膜に限らず、ガラス基板をエッチングや研磨などで薄膜化することにより形成したガラス薄膜により構成してもよい。
収納孔16は、ベース基板1の上記一表面から上記他表面に近づくにつれて徐々に開口面積が大きくなるテーパ形状となっており、ベース基板1の上記他表面側から電磁石装置2を挿入しやすく、且つ、ベース基板1の上記一表面における収納孔16の開口面積を比較的小さくすることができる。
アーマチュアブロック3は、シリコン基板からなる半導体基板を半導体微細加工プロセスにより加工することによって、上述の矩形枠状のフレーム部31と、上述の4本の支持ばね32と、フレーム部31の内側に配置されアーマチュア30の一部を構成する矩形板状の可動基台部30aと、上述の4本の接圧ばね35と、上述の2つの可動接点基台部34とを形成してあり、可動基台部30aと、可動基台部30aにおけるベース基板1との対向面に固着された磁性体(例えば、軟鉄、電磁ステンレス、パーマロイなど)からなる矩形板状の磁性体部30bとでアーマチュア30を構成している。したがって、アーマチュア30が4本の支持ばね部32を介してフレーム部31に揺動自在に支持されている。なお、可動基台部30aはフレーム部31よりも薄肉であり、アーマチュア30の厚み寸法は、アーマチュアブロック3とベース基板1とを固着した状態においてアーマチュア30の磁性体部30bと蓋体17との間に所定のギャップが形成されるように設定されている。
上述の支持ばね部32は、可動基台部30aの短手方向の両側面側で可動基台部30aの長手方向に離間して2箇所に形成されている。各支持ばね部32は、一端部がフレーム部31に連続一体に連結され他端部が可動基台部30aに連続一体に連結されている。なお、各支持ばね部32は、平面形状において上記一端部と上記他端部との間の部位を同一面内で蛇行した形状に形成することにより長さ寸法を長くしてあり、アーマチュア30が揺動する際に各支持ばね部32にかかる応力を分散させることができ、各支持ばね部32が破損するのを防止することができる。
また、可動基台部30aは、短手方向の両側縁の中央部から矩形状の突片36が連続一体に延設され、フレーム部31の内周面において突片36に対応する部位からも矩形状の突片37が連続一体に延設されている。すなわち、可動基台部30aから延設された突片36とフレーム部31から延設された突片37とは互いの先端面同士が対向している。ここに、可動基台部30aから延設された各突片36の先端面には凸部36aが形成されており、フレーム部31から延設された各突片37の先端面には、凸部36aが入り込む凹部37aが形成されている。したがって、凸部36aが凹部37aの内周面に当接することでフレーム部31の厚み方向に直交する面内におけるアーマチュア30の移動が規制される。なお、アーマチュア30の同一の側縁側に配設される2つの支持ばね部32は、突片36の両側に位置している。
また、アーマチュアブロック3は、アーマチュア30の長手方向においてアーマチュア30の両端部とフレーム部31との間にそれぞれ可動接点基台部34が配置されており、各可動接点基台部34におけるベース基板1との対向面に導電性材料からなる可動接点39が固着されている。ここに、可動接点基台部34は上述の2本の接圧ばね部35を介して可動基台部30aに支持されている。なお、可動基台部30aは上述のように矩形板状に形成されており、磁性体部30bの変位量を制限するストッパ部33が四隅それぞれから連続一体に延設されており、接圧ばね部35の平面形状は、ストッパ部33の外周縁の3辺に沿ったコ字状に形成されている。このストッパ部33は、ベース基板1の上記一表面と接触することにより磁性体部30bの変位量を制限する。
なお、アーマチュアブロック3は、上述の説明から分かるように、フレーム部31、可動基台部30a、支持ばね部32、可動接点保持部34、接圧ばね部35が上述の半導体基板の一部により構成されている。半導体基板としては、例えば厚み寸法が200μm程度のシリコン基板を用いればよいが、当該厚み寸法は特に限定するものではなく、例えば、50μm〜300μm程度の範囲で適宜設定すればよい。
また、可動接点基台部34の厚み寸法と可動接点39の厚み寸法との合計寸法についても、接点開成状態において可動接点39と固定接点14との間の距離が所定距離となるように設定されている。
カバー4は、パイレックス(R)のような耐熱ガラスにより構成されており、アーマチュアブロック3との対向面にアーマチュア30の揺動空間を確保する凹所4aが形成されている。
ところで、上述のアーマチュアブロック3のフレーム部31におけるベース基板1との対向面の周部には全周に亙って接合用金属薄膜38bが形成され、カバー4との対向面の周部には全周に亙って接合用金属薄膜38aが形成されている。また、ベース基板1におけるアーマチュアブロック3との対向面の周部にも全周に亙って接合用金属薄膜15が形成され、カバー4におけるアーマチュアブロック3との対向面の周部にも全周に亙って接合用金属薄膜42が形成されている。したがって、アーマチュアブロック3とベース基板1およびカバー4とを圧接または陽極接合により気密的に接合することができ、ベース基板1とカバー4とフレーム部31とで囲まれる空間の気密性を向上できる。
その結果、本実施形態のマイクロリレーは、ベース基板1と、カバー4と、ベース基板1とカバー4との間に介在するフレーム部31とで囲まれる気密空間内に、アーマチュア30、可動接点33、固定接点14が収納される。なお、上述の接合用金属薄膜15,38a,38b,42の材料としては、例えば、Au,Al−Siなどを採用すればよい。
以上説明した本実施形態のマイクロリレーをプリント基板のような実装基板に実装する際には、例えばベース基板1の上記他表面側において露出した2個のバンプ24および4個のバンプ13それぞれを上記実装基板の一表面側に形成された導体パターンに接続すればよい。
次に、本実施形態のマイクロリレーの製造方法について簡単に説明する。
本実施形態のマイクロリレーの製造にあたっては、半導体基板たるシリコン基板をリソグラフィ技術、エッチング技術などの半導体微細加工プロセス(マイクロマシンニング技術)により加工してフレーム部31、支持ばね部32、接圧ばね部35、可動接点基台部34、アーマチュア30の一部を構成する可動基台部30aを形成した後で可動基台部30aにおいてベース基板1側となる一面に磁性体からなる磁性体部30bを固着し且つ可動接点基台部34に可動接点39を固着することでアーマチュアブロック3を形成するアーマチュアブロック形成工程と、アーマチュアブロック形成工程にて形成したアーマチュアブロック3とベース基板1およびカバー4を圧接または陽極接合により固着することでベース基板1とカバー4とアーマチュアブロック3のフレーム部31とで囲まれる空間を密封する密封工程と、密封工程の後でベース基板1の収納部に電磁石装置2を収納してベース基板1に固定する電磁石装置配設工程とを備えている。
ここにおいて、ベース基板1の形成にあたっては、ベース基板1の基礎となる基板たるガラス基板において収納部に対応する部位に厚み方向に貫通する収納孔16を形成するとともにガラス基板の四隅近傍に厚み方向に貫通するスルーホール10を形成した後、ランド12、固定接点14、導電パターン18、導体層などを形成してから、上記ガラス基板において固定接点14を設けた側の表面に収納孔16およびスルーホール10の両方を覆う薄膜(例えば、シリコン薄膜、ガラス薄膜など)を固着し、当該薄膜をパターニングすることによって収納孔16およびスルーホール10それぞれの開口面を個別に閉塞する蓋体17,19を形成すればよい。なお、収納孔16およびスルーホール10はエッチング法やサンドブラスト法などにより形成すればよい。
また、カバー4の形成にあたっては、カバー4の基礎となる基板たるガラス基板において凹所4aを形成した後、接合用金属薄膜42を形成すればよい。ここに、凹所4aはエッチング法やサンドブラスト法などにより形成すればよい。
なお、本実施形態では、ベース基板1およびカバー4それぞれがガラス基板を加工することにより形成されているが、ベース基板1とカバー4との一方あるいは両方を、シリコン基板を加工することにより形成してもよい。また、ベース基板1およびカバー4をそれぞれガラス基板に限定し、アーマチュアブロック3の元となる半導体基板をシリコン基板に限定すれば、上記接合用金属薄膜15,38a,38b,42を設けなくてもアーマチュアブロック3とベース基板1およびカバー4とを陽極接合によって気密的に接合することも可能である。なお、上述のアーマチュアブロック3を多数形成したウェハと、上述のベース基板1を多数形成したウェハおよび上述のカバー4を多数形成したウェハとを圧接または陽極接合により固着してからダイシング工程などによって個々のマイクロリレーに分割してもよいことは勿論である。
以下、本実施形態のマイクロリレーの動作について説明する。
本実施形態のマイクロリレーでは、コイル22,22への通電が行われると、磁化の向きに応じて磁性体部30bの長手方向の一端部がヨーク20の一方の脚片20bに吸引されてアーマチュア30が揺動しアーマチュア30の一端側の可動接点基台部34に固着された可動接点39が対向する一対の固定接点14,14に所定の接点圧で接触する。この状態で通電を停止しても、永久磁石21の発生する磁束により、吸引力が維持され、そのままの状態が保持される。
また、コイル22,22への通電方向を逆向きにすると、アーマチュア30の磁性体部30bがヨーク20の他方の脚片20bに吸引されてアーマチュア30が揺動しアーマチュア30の他端側の可動接点基台部34に保持された可動接点39が対向する一対の固定接点14,14に所定の接点圧で接触する。この状態で通電を停止しても、永久磁石21の発生する磁束により、吸引力が維持され、そのままの状態が保持される。
なお、本実施形態のマイクロリレーは、永久磁石21による磁性体部30bの吸引力が支持ばね32による復帰力よりも強くなるように支持ばね32のばね定数を設定してあるが、永久磁石21による磁性体部30bの吸引力が支持ばね32による復帰力よりも弱くなるように支持ばね32のばね定数を設定してもよい。
以上説明した本実施形態のマイクロリレーによれば、アーマチュアブロック3におけるベース基板1とは反対側で周部がフレーム部31に固着されたカバー4を備えていることにより、アーマチュア3および固定接点14および可動接点39が密閉空間内に配置され、電磁石装置2は、ベース基板1の厚み寸法内でアーマチュア30とヨーク20とにより形成される磁路中に永久磁石21を設けてあるので、従来のようにアーマチュアブロックとベース基板との間にスペーサを介在させる必要がなく、リレー全体の薄型化が可能となる。すなわち、リレー全体の厚み寸法をベース基板1の厚み寸法とアーマチュアブロック3のフレーム部31の厚み寸法とカバー4の厚み寸法との合計寸法によって規定することができ、ベース基板1とカバー4とフレーム部31とで構成される器体の薄型化が可能となる。
また、本実施形態のマイクロリレーでは、永久磁石21がコイル巻回部20aの長手方向の中央部におけるアーマチュア30側に重ねて配置され重ね方向の両面が異極に着磁されているので、アーマチュア30の長手方向の中心部を中心としてアーマチュア30が揺動可能となり、耐衝撃性が向上する。また、アーマチュア30の可動基台部30aから延設した各突片36におけるベース基板1との対向面から支点突起36bを突設してあるので、このような一対の支点突起36bを設けることでアーマチュア30の揺動動作をより安定させることができる。
ところで、上述のマイクロリレーにおいて、図8に示すように、アーマチュア30が揺動自在に載置される一対の錘状の支点突起17bを蓋体17に突設してもよく、このような一対の支点突起17bを設けることでアーマチュア30の揺動動作をより安定させることができる。
また、上述のマイクロリレーにおいて、図9に示すように、アーマチュア30の変位量を制限するストッパ17cを、蓋体17において磁性体部30bの両端部に対応する部位に突設するようにしてよく、このようなストッパ17cを設けた場合にも、磁性体部30bが蓋体17に衝突して磁性体部30bや蓋体17が破損するのを防止することができる。
また、上述の例ではアーマチュア30の磁性体部30bが永久磁石21の磁気吸引力によって蓋体17に衝突して磁性体部30bや蓋体17が破損するのを防止するためにアーマチュア30における可動基台部30aの四隅からストッパ部33を延設してあるが、図10に示すように、蓋体17において磁性体部30bの両端部に対向する部位上に金属膜からなるストッパ17dを形成してもよい。なお、ストッパ17dを構成する金属膜の材料としては、例えば、Al,Cu,Cr,Ni,Auなどの金属あるいはこれらの合金などを採用すればよい。
また、上述のマイクロリレーにおいて、図11に示すように、プリント基板23における絶縁基板23aの長手方向の両端部に幅寸法を他の部位に比べて小さくする切欠部23c,23cを設けることにより、コイル22,22の末端を巻きつける処理が容易になる。
また、上述のマイクロリレーでは、、電磁石装置2におけるヨーク20としてコ字状の形状のものを用いていたが、コ字状に限らず、図12に示すようなH字状の形状のものを用いてもよい。
実施形態を示す分解斜視図である。 同上を示す斜視図である。 同上の要部分解斜視図である。 同上の要部拡大図である。 同上におけるアーマチュアブロックを示し、(a)は平面図、(b)は下面図である。 同上におけるアーマチュアブロックの分解斜視図である。 同上に用いるカバーの斜視図である。 同上の他の構成例の要部断面図である。 同上の他の構成例の要部断面図である。 同上の他の構成例の要部説明図である。 同上の他の構成例の要部斜視図である。 同上の他の構成例の要部説明図である。
符号の説明
1 ベース基板
2 電磁石装置
3 アーマチュアブロック
4 カバー
10 スルーホール
14 固定接点
16 収納孔
17 蓋体
20 ヨーク
20a コイル巻回部
20b 脚片
21 永久磁石
22 コイル
23 プリント基板
30 アーマチュア
30a 可動基台部
30b 磁性体部
31 フレーム部
32 支持ばね部
34 可動接点基台部
35 接圧ばね部

Claims (7)

  1. ヨークに巻回されたコイルへの励磁電流に応じて磁束を発生する電磁石装置を収納する収納部が形成され且つ厚み方向の一表面側に固定接点が設けられたベース基板と、ベース基板の前記一表面側に固着される枠状のフレーム部およびフレーム部の内側に配置されて支持ばね部を介してフレーム部に揺動自在に支持され電磁石装置により駆動されるアーマチュアおよびアーマチュアに接圧ばね部を介して支持され可動接点が設けられた可動接点基台部を有するアーマチュアブロックと、アーマチュアブロックにおけるベース基板とは反対側で周部がフレーム部に固着されたカバーとを備え、電磁石装置は、ベース基板の厚み寸法内でアーマチュアとヨークとにより形成される磁路中に永久磁石を設けてなり、ヨークは、コイルが巻回される細長のコイル巻回部と、コイル巻回部の両端部それぞれからアーマチュアに近づく向きに延設されコイルへの励磁電流に応じて互いの先端面が異極に励磁される一対の脚片とを備え、前記収納部は、ベース基板の厚み方向に貫通し電磁石装置を収納する収納孔の内周面とベース基板の前記一表面側で収納孔を閉塞する薄膜からなる蓋体とで囲まれる空間により構成され、永久磁石は、コイル巻回部の長手方向の中央部におけるアーマチュア側に重ねて配置され重ね方向の両面が異極に着磁されてなり、一方の磁極面がヨークのコイル巻回部に当接し、他方の磁極面がヨークの両脚片の先端面と同一平面上に位置するように厚み寸法を設定してあり、永久磁石の前記他方の磁極面およびヨークの両脚片の先端面が蓋体に接していることを特徴とするマイクロリレー。
  2. 前記フレーム部と前記ベース基板との間および前記フレーム部と前記カバーとの間にはそれぞれ前記フレーム部の全周に亙って接合用金属薄膜を介在させてなることを特徴とする請求項1記載のマイクロリレー。
  3. 前記ベース基板は、厚み方向の他表面側に形成された接続用電極と、厚み方向に貫設したスルーホールの内周面に被着され前記固定接点と接続用電極とを電気的に接続する導体層と、スルーホールを閉塞する閉塞手段とが設けられてなることを特徴とする請求項1または請求項2記載のマイクロリレー。
  4. 前記閉塞手段は、前記ベース基板の前記一表面側において前記スルーホールの開口面を閉塞するように前記ベース基板に固着されたシリコン薄膜からなる蓋体であることを特徴とする請求項3記載のマイクロリレー。
  5. 前記アーマチュアは、前記フレーム部の内側に配置され前記支持ばね部を介して前記フレーム部に支持された薄板状の可動基台部と、可動基台部において前記電磁石装置側に固着された磁性体材料からなる薄板状の磁性体部とで構成され、前記アーマチュアブロックは、前記フレーム部、前記支持ばね部、可動基台部、前記接圧ばね部、前記可動接点基台部が1枚の半導体基板を加工することにより形成されてなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のマイクロリレー。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のマイクロリレーの製造方法であって、半導体基板を加工してフレーム部、支持ばね部、接圧ばね部、可動接点基台部、アーマチュアの一部を構成する可動基台部を形成した後で可動基台部においてベース基板側となる一面に磁性体からなる磁性体部を固着し且つ可動接点基台部に可動接点を固着することでアーマチュアブロックを形成するアーマチュアブロック形成工程と、アーマチュアブロック形成工程にて形成したアーマチュアブロックとベース基板およびカバーを固着することでベース基板とカバーとアーマチュアブロックのフレーム部とで囲まれる空間を密封する密封工程と、密封工程の後でベース基板の収納部に電磁石装置を収納する電磁石装置配設工程とを備えることを特徴とするマイクロリレーの製造方法。
  7. 請求項4記載のマイクロリレーの製造方法であって、半導体基板を加工してフレーム部、支持ばね部、接圧ばね部、可動接点基台部、アーマチュアの一部を構成する可動基台部を形成した後で可動基台部においてベース基板側となる一面に磁性体からなる磁性体部を固着し且つ可動接点基台部に可動接点を固着することでアーマチュアブロックを形成するアーマチュアブロック形成工程と、アーマチュアブロック形成工程にて形成したアーマチュアブロックとベース基板およびカバーを固着することでベース基板とカバーとアーマチュアブロックのフレーム部とで囲まれる空間を密封する密封工程と、密封工程の後でベース基板の収納部に電磁石装置を収納する電磁石装置配設工程とを備え、ベース基板の形成にあたっては、ベース基板の基礎となる基板において収納部に対応する部位に厚み方向に貫通する収納孔を形成するのと同時にスルーホールを形成した後、基板において固定接点を設ける側の表面に収納孔およびスルーホールの両方を覆う薄膜を固着し、当該薄膜をパターニングすることによって収納孔およびスルーホールそれぞれの開口面を個別に閉塞する複数の蓋体を形成することを特徴とするマイクロリレーの製造方法。
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