JP4057116B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、穿孔製版したマスターを多孔性円筒状の版胴に巻装し、該版胴に印刷用紙を押圧して印刷を行う孔版印刷装置に関し、特に、印刷用紙の押圧手段にローラー状の押圧部材を備えた孔版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、孔版印刷装置としては例えば感熱デジタル方式のものが知られており、この感熱デジタル方式の孔版印刷装置は、原稿画像の読み取り情報に基づいてサーマルヘッド等により溶融穿孔されたマスターを多孔性円筒状の版胴の外周面に巻装した後、版胴内部に配置されたインキ供給機構によりインキを供給すると共に、該インキを版胴の開孔部及びマスターの穿孔部より滲出させ、給紙手段から給紙され押圧手段で上記版胴に押圧された印刷用紙にインキを転移させることにより印刷を行うものである。
より具体的に述べると、孔版印刷装置の機体上部には原稿読み取り部があり、その原稿読み取り部で読み取られた画像信号は画像信号処理部によって画像処理されて製版部に伝えられ、マスターロールから搬送されてくるマスターにサーマルヘッド等を用いた熱溶融穿孔により製版を行う。製版されたマスターの先端はローラー対によってドラムユニットの版胴に向けて送出され、版胴外周面上に配設されているマスター先端を保持するクランパにクランプされ、製版されたマスターは版胴の回転により版胴の外周面上に巻装される。そして印刷動作が開始されると、給紙手段から1枚ずつ印刷用紙が印刷部(版胴と押圧手段とが接触する部分)へ搬送され、印刷用紙が版胴と押圧手段との間に挾まれ、版胴内部に配置されたインキ供給機構によりインキが供給され、マスターの熱溶融穿孔された開孔から用紙にインキが転写される。インキの転写によって画像形成された用紙は分離爪によって版胴から分離され排紙台上に排紙される。
【0003】
以上のような構成の孔版印刷装置に用いられる押圧手段の一つとして、版胴に対して接離自在に設けられたローラー状の押圧部材、所謂プレスローラーが知られており、このプレスローラーは一般に金属製の芯金の外周面にゴム層を被着したものとなっている。
また、通常のプレスローラーの外形及び硬度は長さ方向(軸方向)に一様に作られていたが、両端にテーパーを付けた金属製の芯金を用いてその芯金の外周面にゴム層を被着し、プレスローラーの外径は等径であるが硬度がその両端より中心に近づくほど小さくなるように構成し、プレスローラーの外径は変えずに硬度をその両端より中心に近づくほど柔らかく変化させることによって、印刷圧を用紙の幅方向(プレスローラーの長さ方向)で均一化し、版胴から押し出されるインキの量が版胴の有効幅方向にわたり均一で必要最小限に制御されるようにしたものが提案されている(特開平4−105983号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の孔版印刷装置に用いられるプレスローラーは、一様の太さの金属製の芯金の外周面にゴム層を被着したものや、特開平4−105983号公報に見られるように、両端にテーパーを付けた金属製の芯金の外周面にゴム層を被着したものとなっており、芯金としては金属製のロッドを用い、ゴム層の材料としては、天然ゴム、ウレタンゴム、クロロプレーンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、シリコンゴム等が用いられていた。
【0005】
しかしながら、従来のプレスローラーは芯金に均一の太さの金属製のロッドや、テーパーを形成した金属製のロッドを用いているため重量が大きく、印圧時にプレスローラーが版胴の周面へ当接した際に衝撃音が発生したり、また、プレスローラーが版胴の周面へ当接した直後にバウンドすることがあり、このバウンドにより印刷用紙が版胴から浮き上がり、画像の先端に白抜けが発生するという不具合がある。
また、厚紙や更紙等の紙粉が出やすい印刷用紙を大量に印刷すると、図11に示すように、版胴に巻装されたマスターの表面に紙粉が付着するが、さらに印刷を続け、プレスローラーにより印圧をかけると、紙粉により版胴表面のマスターの画像以外の部分に孔が空き、印刷用紙に点状の画像が現れることがあり(これを砂目と言う)、また、厚紙等を大量に印刷した場合にも、印刷用紙のバリ等で版胴表面のマスターの画像以外の部分に孔が空き、印刷用紙の先端及び印刷用紙の周囲がマスターに接触していた部分に点状の画像(砂目)が現れることがあるが、この砂目の発生は、プレスローラーによる印圧が強すぎたり、プレスローラーの重量が大きく、版胴の周面へ当接した際の衝撃やバウンドが大きいときに発生しやすい。尚、図11は図を見やすくするために、実際の寸法ではなく、誇張して描いてある。
さらに別の問題として、プレスローラーを構成するゴム層表面と印刷用紙との摩擦係数が、印刷用紙とマスターとの摩擦係数よりも小さいと、プレスローラー上で印刷用紙が滑り、給紙レジストのバラツキが大きくなり、印刷用紙にシワが発生する等の不具合もあった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、プレスローラー等の押圧部材が版胴に当接する際の衝撃音の発生や、押圧部材のバウンドにより画像先端に白抜けや砂目等が生じるという不具合を解消すると共に、給紙レジストのバラツキの問題も解消した孔版印刷装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、穿孔製版されたマスターを外周面に巻装して回転する多孔性円筒状の版胴と、該版胴に対して接離自在に設けられた押圧手段を備え、給紙手段から供給された印刷用紙を上記版胴に上記押圧手段で押圧し、上記版胴の内部からマスターの穿孔部を介して滲出するインキを上記印刷用紙に転移させて印刷を行う孔版印刷装置において、上記押圧手段は、芯金の外周面にゴム層を被着して形成されたローラー状の押圧部材であり、上記芯金を中空アルミニウムで構成したことを特徴とするものである。すなわち、本発明では、ローラー状の押圧部材の芯金にアルミニウムの中空パイプを使用したので、押圧部材の重量を軽くでき、版胴の周面へ当接した際の衝撃音の発生やバウンドの発生による不具合の防止が可能となる。また、芯金の外径が長さ方向に一様で、その外周面に被着されるゴム層の厚さが一様でも、芯金の内部が中空であるので、芯金を構成する中空アルミニウムの肉厚を調整することにより、印刷圧を幅方向(長さ方向)で均一化することが可能となる。
【0008】
また、本発明は、上記の孔版印刷装置において、上記押圧部材のゴム層を発泡ゴムにしたことを特徴とするものである。このようにゴム層を発泡ゴムとすることにより、押圧部材の軽量化をより一層図れると共にその衝撃吸収作用により、版胴の周面へ当接した際の衝撃音の発生やバウンドの発生を防止できる。
【0009】
さらに本発明は、上記の孔版印刷装置において、上記発泡ゴムからなるゴム層の外周面にシリコンゴム層を被着したことを特徴とするものである。押圧部材のゴム層を発泡ゴムで形成した場合、ゴム層表面の摩擦係数が若干下がり、給紙レジストのバラツキが生じる可能性があるが、発泡ゴムからなるゴム層の外周面にシリコンゴム層を被着することにより、ゴム層表面の摩擦係数を高くして給紙レジストのバラツキを小さくすることが可能となる。
【0010】
さらに本発明では、上記の孔版印刷装置において、上記発泡ゴム層の外周面にシリコンゴム層を被着したことにより、印刷用紙に対するゴム層表面の摩擦係数を、印刷用紙に対するマスター表面の摩擦係数よりも大きくしたことを特徴とするものである。印刷用紙が版胴と押圧部材の間に進入する際、押圧部材のゴム層表面の摩擦係数が低いと用紙が滑り、給紙レジストのバラツキが大きくなるが、印刷用紙に対するゴム層表面の摩擦係数を、印刷用紙に対するマスター表面の摩擦係数よりも大きくすることにより、印刷用紙の滑りが少なくなり、給紙レジストのバラツキを小さくすることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
まず、本発明が実施される孔版印刷装置の全体構成について図1を参照して説明する。図1において、この孔版印刷装置は、機体部の上部に配置されコンタクトガラス12上に置かれた原稿の表面(画像面)の画像を読み取る読み取り装置10と、この読み取り装置10の下方で機体部の一側部に配置されロール状に巻回したマスターロール20から順次繰り出されるマスターを順次製版する製版装置19と、機体部の中央部に配置され製版済みのマスターを外周面に巻装する版胴30を有するドラムユニット29と、版胴30に対して接離自在に設けられ版胴30の外周面へ印刷用紙を押圧する押圧部材であるプレスローラー47と、製版装置19の下方に配置され給紙台36上に積載した印刷用紙37を印刷部(版胴30とプレスローラー47とが接触する部分)に送出する給紙装置35と、この給紙装置35に対向する機体部の下方に配置され、上記印刷部にて印刷された印刷用紙を搬送ベルト59で搬送し排紙台61上に排出する排紙装置56と、この排紙装置56と読み取り装置10との間に配置され、版胴30の外周面から使用済みのマスターを剥ぎ取り排版ボックス70内に収納する排版装置62とを具備している。
【0013】
次に、この孔版印刷装置の動作について説明する。
まず、オペレータが読み取り装置10のコンタクトガラス12上に原稿を配置して圧板11を閉じた後、図示しない操作パネルの製版スタートキーを押す。すると以前の印刷時に使用され、ドラムユニット29の版胴30に巻装されたままの状態の使用済みのマスターを版胴30の外周面から剥離する工程、すなわち排版工程を開始する。
【0014】
排版工程が開始されると、排版装置62の駆動ローラー上67と駆動ローラー下68が回転し、ゴムベルト上63とゴムベルト下64を介して従動ローラー上65と従動ローラー下66が回転する。そして、版胴30は図の反時計回りに回転し、マスターの後端(図示しない)が従動ローラー上65に近づいたところで従動ローラー下66は回転しながら従動ローラー上65の回転軸を中心として揺動し版胴30の外周面に当接し、マスターの後端部をすくい上げ従動ローラー上65と協働して図の左方向へ搬送する。この時、版胴30も合わせて図の反時計回りの回転を維持する。従動ローラー上65と従動ローラー下66により搬送されるマスターはゴムベルト上63とゴムベルト下64の間を通り駆動ローラー上67と駆動ローラー下68に至り、駆動ローラー上67と駆動ローラー下68によりその下流に設置されている排版ボックス70に排版され収納される。排版ボックス70に一版分のマスターが収納されると、排版ボックス70の上方から圧縮板69が降下してきてマスターを圧縮する。圧縮が終了すると圧縮板69は図示の定位置まで上昇して停止する。また、従動ローラー下66も図示の定位置まで戻され、駆動ローラー上67と駆動ローラー下68の回転が停止する。
【0015】
上記排版工程と並行して読み取り装置10では、コンタクトガラス12上の原稿の画像が読み取られる。この読み取り装置10は所謂縮小光学系になっていて、光源13から原稿へ照射された光は原稿の画像面により反射され、第一ミラー14、第二ミラー15、第三ミラー16と順に反射されてレンズ17を通りCCD(Charge Coupled Devices)等の撮像素子18に入射し、撮像素子18により原稿画像が画像信号へと変換される。
【0016】
読み取り装置10により原稿の画像が読み取られると、製版装置19では製版工程が行われる。すなわち、読み取り装置10で読み取られた画像信号は図示しない画像処理装置によってデジタル処理され、2値化された画像信号として製版装置19に送出される。製版装置19は読み取り装置10からの画像信号をもとにサーマルヘッド22の直線上に並んだ複数の発熱素子を選択的に発熱させて、プラテンローラー21によりサーマルヘッド22へ押圧されるマスターを選択的に熱溶融穿孔する。そのマスターはロール状に巻回したマスターロール20から供給されていて、画像信号と同期して回転するプラテンローラー21によって図の左方向へ穿孔されながら搬送される。この時、マスターの先端は反転ローラー対27,28によって挾持されており、順次製版されるマスターはたわみボックス25内に格納される。尚、たわみボックス25にはマスターをたわみボックス25内に吸引すると共に冷却するたわみファン26が設けられている。
【0017】
一方、ドラムユニット29の版胴30は前述の排版工程が終了すると所定の位置(図示の位置)で停止し、版胴30の外周面上に配設されたクランパ31がマスターを受け入れるために図示しない駆動装置により開動作する。
【0018】
次に反転ローラー対27,28が回転を開始し給版工程が開始される。すなわち反転ローラー対27,28の回転によりたわみボックス25内に格納されていたマスターを順次繰り出しながらマスター先端を開位置にあるクランパ31へ向かって送出する。そしてマスター先端部がクランパ31に到達する所定のタイミングでクランパ31はクランパ軸31aを中心として閉動作し、マスターの先端部がクランパ31に保持される。マスターの先端部がクランパ31に保持されると、版胴30は図の時計回りに回転しながらマスターを版胴30の外周面に巻装していく。そして一版分の製版が完了すると回転刃24と固定刃23とからなるカッターによってマスターが所定の長さに切断される。製版済みの一版分のマスターが版胴30の外周面への巻装を終えると給版工程が終了する。
【0019】
マスターの巻装を終えた後も版胴30は継続して時計回りの回転を続け、次に、給紙動作を伴った版付け工程が開始される。すなわち、呼び出しコロ38、給紙ローラー上39とが図の時計回り方向へ回転することにより、給紙台36上に積載された印刷用紙37を一枚分離し、給紙ガイド板42を介してフィードローラー対43,44のニップ部へ送出する。次にフィードローラー対43,44が、版胴30の回転と同期した所定のタイミングで版胴30とプレスローラー47との間(印刷部)へ印刷用紙を送出する。印刷用紙を版胴30に押圧する押圧手段であるプレスローラー47は、プレスローラー揺動軸48に軸支されたプレスローラーアーム46の一端側に回転可能に支持され、プレスローラー揺動軸48を中心として揺動可能となっており、印刷用紙が送出されるまでは版胴30の外周面から離間した図示の位置に停止している。また、プレスローラーアーム46の他端側にはカムフォロワ49が設けられ、このカムフォロワ49はプレスローラーカム50と係合されている。印刷用紙がフィードローラー対43,44から送出されると、版胴30の外周面から離間していたプレスローラー47は、版胴30と同期してカム軸51を中心に回転するプレスローラーカム50とカムフォロワ49との協働により所定のタイミングで上方に移動される。すなわち、版胴30の外周面に巻装された製版済みのマスターが印刷用紙を介してプレスローラー47によって版胴外周面へ押圧されることで版胴外周面上のインキによって密着し、所謂版付けが行われる。そして印刷用紙が分離爪53によってマスターと分離され、排紙装置56の搬送ベルト59によって排紙台61上へ排出されると版付け工程が終了する。尚、この版付け工程は複数回行われる場合もある。
【0020】
次に印刷工程を説明する。
オペレータによって図示しない操作パネル上で希望印刷枚数の数値が入力され、印刷スタートキーが押されると、版胴が図の時計回りの回転を開始し、所定のタイミングで呼び出しコロ38と給紙ローラー上39とが図の時計回りの方向へ回転する。そして、給紙ローラー上39、給紙ローラー下40及びサバキ板41の協働により給紙台36上に積載された印刷用紙37を一枚分離し、給紙ガイド板42を介して、回転停止しているフィードローラー対43,44のニップ部へ送出する。次にフィードローラー対43,44が、版胴30の回転と同期した所定のタイミングで版胴30とプレスローラー47との間(印刷部)へ印刷用紙を送出する。この時、版胴30の外周面から離間した位置にあるプレスローラー47は、版胴30と同期して回転するプレスローラーカム50とカムフォロワ49との協働によりプレスローラー揺動軸48を中心として所定のタイミングで図の上方に移動する。すると、版胴30の外周面に巻装され上述のように版付けされたマスターの外周面へ印刷用紙が押圧されることになる。ここでプレスローラー47の外周面はゴムによって形成され、またその中心軸はプレスローラーアーム46によって回転可能に支持されているので、プレスローラー47は印刷用紙を介して版胴外周面の周速度で連れ回りする。また、プレスローラー47が印刷用紙を押圧する力は、プレスローラーアーム46と機体の固定部との間に設けられた引張りの印圧バネ52によって発生する。
【0021】
マスターの外周面へ印刷用紙が押圧され、版胴30の回転がさらに進むと、版胴30の内部からマスターの穿孔された開孔部分にインキが滲出し、印刷用紙の表面に転移して印刷が行われる。この時、版胴30の内部にはインキローラー32とドクタローラー33とが主であるインキ供給装置が配設されていて、インキローラー32が版胴30の回転方向と同一方向に版胴30の周速度に対して所定の周速度で回転し、インキローラー外周面とドクタローラー外周面とによって形成されたくさび部分に生じるインキ溜まり34から、インキローラー外周面とドクタローラー外周面との間に設けられた所定の隙間によって計量されるインキを版胴30の内周面に供給するようになっている。
また、版胴30は図示しないが金属からなる円筒体状に形成された多孔性薄板とその外周面にメッシュスクリーンが一枚乃至複数枚巻装された構成であり、さらにその外周面にマスターが上述のように巻装されている。よって、版胴30の内周面すなわち円筒状の多孔性薄板にインキローラー32によって供給されたインキは、プレスローラー47の押圧によって、多孔性薄板の開孔を通り、メッシュスクリーンにより拡散し、さらにマスターの多孔質支持体によって均一に拡散し、マスターのマスターフィルムの開孔から印刷用紙へ到達する。すなわち、印刷が行われる。
【0022】
版胴30の継続的な回転により、印刷用紙は図の左方向の排紙装置56へ進行し、分離爪53及びエアーナイフ54によって版胴30の外周面上のマスターと分離される。分離爪53は、分離爪軸53aを中心に回転可能に支持され、また分離爪53の先端と版胴30の外周面上のクランパ31との干渉を避けるために所定のタイミングで駆動され、分離爪53の先端が版胴外周面上に近接した位置と離間した位置との間を揺動する。また、エアーナイフ54は吹き出し用のエアーナイフファン55とダクトとから形成され、印刷用紙の分離のために分離爪53の上方から分離爪53の先端部付近へ向けて送風し、印刷用紙上面へエアーを吹き付ける。
【0023】
さらに印刷用紙は吸着ファン60によって吸引されることで、図の左方向へ回転している搬送ベルト59の上面へ吸着されて搬送される。搬送ベルト59は駆動ローラー58と従動ローラー57により張架され、駆動ローラー58が反時計回りに回転駆動されることにより回転するが、版胴30の周速度より大きい所定の周速度に設定されているので、印刷用紙の後端部が印刷部(版胴30とプレスローラー47との接触部)を抜けると、印刷用紙は搬送ベルト59の周速度に増速されて搬送される。よって印刷用紙は駆動ローラー58の上部から排紙台61のエンドプレート61aへ向けて排出され、用紙先端がエンドプレート61aに衝突し、その進行が止められると、印刷用紙は自由落下し排紙台61上に積載される。
【0024】
以上の印刷動作が順次繰り返され、入力された数値と同じ印刷枚数の印刷が行われると、版胴30が所定の位置で停止し、印刷工程が終了する。
尚、上述した孔版印刷装置の動作は、メインモータ45や図示しない種々の駆動機構からなる駆動装置と、図示しない制御装置などによって行われる。
【0025】
以上、孔版印刷装置の構成及び動作の一例について説明したが、この種の孔版印刷装置に用いられるプレスローラー47としては、一様の太さの金属製の芯金の外周面にゴム層を被着したものや、図5に示すように、両端にテーパーを付けた金属製の芯金の外周面にゴム層を被着したもの(特開平4−105983号公報)が用いられていた。しかし、従来のプレスローラーは芯金に均一の太さの金属製のロッドや、テーパーを形成した金属製のロッドを用いていたため重量が大きく、印圧時にプレスローラーが版胴の周面へ当接した際に衝撃音が発生したり、また、プレスローラーが版胴の周面へ当接した直後にバウンドすることがあり、このバウンドにより画像の先端に白抜けが発生したり、砂目が発生するという不具合があった。
【0026】
そこで本発明では、プレスローラー47の芯金を中空アルミニウムで構成してプレスローラーの軽量化を図り、版胴30の周面へ当接した際の衝撃音の発生やバウンドの発生による不具合の防止を図るものである。以下、本発明の具体的な実施例について説明する。
【0027】
(実施例1)
図2は本発明の一実施例を示すプレスローラーの構造、材質の説明図であり、プレスローラーの軸に平行な断面と軸に直交する断面とを併せて示している。図2に示すように、本実施例のプレスローラーは、アルミニウムの中空パイプ(中空アルミニウム)からなる芯金の外周面にゴム層を被着したものである。また、本実施例では、芯金となる中空アルミニウムの径を図5に示した従来のプレスローラーの芯金の最大径aまでの大きさとし、ゴム層の厚さ(プレスローラー径b−中空アルミニウム径a)を全体に薄く均一にすることでプレスローラーをさらに軽量化し、前述の不具合を解消した。尚、ゴム層の材料としては、シリコンゴム、天然ゴム、ウレタンゴム、クロロプレーンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム等がある。
【0028】
(実施例2)
図3は本発明の別の実施例を示すプレスローラーの構造、材質の説明図である。図3に示すように、本実施例のプレスローラーは、中空アルミニウムからなる芯金の外周面に発泡ゴム層を被着したものである。本実施例では、実施例1と同様に芯金となる中空アルミニウムの径を図5に示した従来のプレスローラーの芯金の最大径aまでの大きさとしてゴム層の厚さを全体に薄く均一にし、さらにゴム層を発泡ゴムにすることにより、プレスローラーがより軽量化され、前述の不具合が解消される。尚、発泡ゴム層の材料としては、EPDM系、天然ゴム系、シリコンゴム系、ウレタンゴム系等がある。
【0029】
(実施例3)
図4は本発明のさらに別の実施例を示すプレスローラーの構造、材質の説明図である。図4に示すように、本実施例のプレスローラーは、中空アルミニウムからなる芯金の外周面に発泡ゴム層を被着し、さらにその発泡ゴム層の外周面にシリコンゴム層を被着(シリコンコート)したものである。プレスローラーのゴム層を発泡ゴムで形成した場合、プレスローラーの軽量化が達成されるが、ゴム層表面の摩擦係数が若干下がり、給紙レジストのバラツキが生じる可能性がある。そこで本実施例のように、発泡ゴム層の外周面にシリコンゴム層を被着することにより、ゴム層表面の摩擦係数を高くして給紙レジストのバラツキを小さくすることが可能となる。尚、シリコンゴム層の被着方法としては、芯金の外周面に一体成形等により発泡ゴム層を被着した後、その発泡ゴム層の外周面にシリコンゴムのチューブをかぶせる方法、あるいは、発泡ゴム層の外側にシリコンゴム層を一体成形する方法、あるいは、発泡ゴム層の外周面に1液型又は2液型の液状シリコンゴムをコーティングする方法等がある。
【0030】
次に、図2、図3、図4に示す実施例のプレスローラーと図5に示す従来のプレスローラーとを比較した結果について述べる。図5に示す従来のプレスローラーでは、芯金の両端にテーパーが付けられているが、これは印刷用紙を版胴側のマスターに押圧する際にローラー両端の印圧を上げ、画像両端に十分にインキを付着させ、有効画像幅を確保するためである。図2,3,4に示すプレスローラーの芯金の両端にはテーパーは付けられていないが、芯金となる中空アルミニウムの径を図5に示した従来のプレスローラーの芯金の最大径aまでの大きさとしているので、ゴム層の肉厚は従来品の両端部と同じであり、版胴にかかる印圧は従来品と同じである。また、図2,3,4に示すプレスローラーでは、芯金の外径が長さ方向に一様で、その外周面に被着されるゴム層の厚さが一様であるが、芯金の内部が中空であるので、芯金となる中空アルミニウムの肉厚を調整することにより、プレスローラーの外径は等径であるが硬度がその両端より中心に近づくほど小さくなるように構成することができ、プレスローラーの外径は変えずに硬度をその両端より中心に近づくほど柔らかく変化させることができ、印刷圧を用紙の幅方向(プレスローラーの長さ方向)で均一化し、版胴から押し出されるインキの量が版胴の有効幅方向にわたり均一で必要最小限に制御されるようにすることができる。従って、中空アルミニウムの肉厚のみを適宜に設定するという簡単な変更だけで、使用する用紙の幅に対応した最適なプレスローラーを製作することが可能となり、印刷品質を向上することができる。
【0031】
また、孔版印刷装置に図2,3,4に示す各実施例のプレスローラーと図5に示す従来のプレスローラーをそれぞれ取り付けて、プレスローラーが版胴に当接する際の状況を高速度カメラにより撮影して確認したところ、図5に示す従来のプレスローラーでは重量が大きいため、図7(a)に示すように、版胴30と当接する際に3回ほどバウンドしていたが、図2,3,4に示す実施例のプレスローラーでは軽量化の効果により、図7(b)に示すようにバウンド数が減少し、衝撃音や画像先端の白抜けも減少した。
【0032】
ところで、印刷用紙が印刷部(版胴30とプレスローラー47とが接触する部分)に進入する際に、図8(a)に示すように用紙先端がプレスローラー47に先に接触してから印刷部に進入する場合があるが、表面の摩擦係数が低いプレスローラーの場合、図8(b)に示すように、プレスローラーの摩擦係数が低いために用紙が滑り、用紙が印刷部に進入するタイミングが遅れ、給紙レジストのバラツキが大きくなる。一方、表面の摩擦係数が高いプレスローラーの場合は、図8(c)に示すように、プレスローラーの摩擦係数が高いために用紙の滑りは少なく、給紙レジストのバラツキは小さい。従って、プレスローラーは、印刷用紙に対するゴム層表面の摩擦係数が高い程、給紙レジストのバラツキを小さくすることができる。
【0033】
また図9に示すように、印刷用紙とプレスローラー47との摩擦係数をμ、印刷用紙と版胴30側のマスター表面との摩擦係数をμとした場合、μ>μの時、給紙レジストのバラツキは小さいが、μ<μの場合、給紙レジストのバラツキが大きく、プレスローラー上で印刷用紙が滑り、シワが発生する等の不具合が生じた。従って本発明では、印刷用紙に対するプレスローラーのゴム層表面の摩擦係数μが、印刷用紙に対するマスター表面の摩擦係数μよりも大きくなるように設定した。
【0034】
次に、以上に述べたことを確認するために従来のプレスローラーと本発明の実施例1,2,3のプレスローラーとの比較試験を行った。比較試験としては、孔版印刷装置として市販のプリポートVT−3950((株)リコー製孔版印刷機)を用い、この孔版印刷機に実施例1,2,3のプレスローラーと従来のプレスローラーをそれぞれ取り付け、印刷用紙にA3版のリコー製PPC用紙TYPE6200を用いて印刷試験を行った。その結果を下記の表1及び図10に示す。
【0035】
尚、表1において、タイプAは図5に示す従来構造のプレスローラーであり、テーパー部を有する金属製の芯金にシリコンゴム層を被着形成したものである。
タイプBは図2に示す実施例1のプレスローラーであり、中空アルミニウムパイプの芯金にシリコンゴム層を被着形成したものである。
タイプCは図3に示す実施例2のプレスローラーであり、中空アルミニウムパイプの芯金に発泡ゴム層を被着形成したものである。
タイプDは図4に示す実施例3のプレスローラーであり、中空アルミニウムパイプの芯金に発泡ゴム層を被着形成し、さらにその発泡ゴム層の外周面にシリコンゴム層を被着形成したものである。
タイプEは比較例として示したものであり、その構造は図6に示すように、タイプA(図5)のシリコンゴム層の外周面に摩擦係数の小さいPFAチューブをかぶせて被着させたものである。
【0036】
また、印刷用紙に対するプレスローラーの摩擦係数μP の測定は、表面性測定機TYPE:HEIDON−14D(HEIDON社製)により測定した。
尚、マスターとしてはリコー製VT−IIを用い、印刷用紙に対するマスター表面の摩擦係数μM を表面性測定機TYPE:HEIDON−14D(HEIDON社製)により測定した結果、μM=0.24であった。
【0037】
【表1】
Figure 0004057116
【0038】
表1の結果より明らかなように、本発明の実施例1,2,3のプレスローラーでは、プレスローラーのバウンドが減少し、版胴に当接する際の衝撃音や、プレスローラーのバウンドによる画像先端の白抜け、砂目の何れもが従来品よりも減少し、その効果が確認できた。
また、表1及び図10のグラフ(μP と給紙レジストのバラツキの関係)より明らかなように、印刷用紙に対するプレスローラーのゴム層表面の摩擦係数μP が高い程、給紙レジストのバラツキ幅が小さくなることが解る。さらに表1に示したタイプE(比較例)の試験結果から明らかなように、印刷用紙に対するプレスローラーのゴム層表面の摩擦係数μP が、印刷用紙に対するマスター表面の摩擦係数μM より小さい場合には、印刷用紙にシワが発生するという不具合が生じるので、μP>μMとした方が良い。
【0039】
尚、砂目の発生に関してより詳しく試験した結果を下記の表2に示す。課題のところで述べたように、砂目は厚紙等を大量に印刷した場合に発生しやすいが、表2の結果より明らかなように、本発明の実施例であるタイプB,C,Dは、何れも従来品であるタイプAと比較して重量が軽いため、版胴との衝撃が小さく、砂目が発生しづらいことが解る。
【0040】
【表2】
Figure 0004057116
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の孔版印刷装置では、ローラー状の押圧部材の芯金にアルミニウムの中空パイプを使用したので、押圧部材の重量を軽くでき、押圧部材が版胴の周面へ当接した際の衝撃音や、押圧部材のバウンドによる画像先端の白抜け、砂目の発生等の不具合を防止することができる。また、芯金の外径が長さ方向に一様で、その外周面に被着されるゴム層の厚さが一様でも、芯金の内部が中空であるので、芯金を構成する中空アルミニウムの肉厚を調整することにより、印刷圧を幅方向(長さ方向)で均一化することが可能となる。
【0042】
また、本発明では、上記の孔版印刷装置において、押圧部材のゴム層を発泡ゴムとしたことにより、押圧部材の軽量化をより一層図れると共にその衝撃吸収作用により、版胴の周面へ当接した際の衝撃音の発生やバウンドの発生を確実に防止でき、画像先端の白抜け、砂目の発生等の不具合を防止することができる。
【0043】
さらに本発明では、上記の孔版印刷装置において、発泡ゴムからなるゴム層の外周面にシリコンゴム層を被着したことにより、上記の効果に加え、ゴム層表面の摩擦係数を高くして給紙レジストのバラツキを小さくすることができる。
【0044】
本発明では、上記のように発泡ゴム層の外周面にシリコンゴム層を被着して、印刷用紙に対するゴム層表面の摩擦係数を、印刷用紙に対するマスター表面の摩擦係数よりも大きくしたことにより、印刷部に進入する印刷用紙の滑りが少なくなり、給紙レジストのバラツキを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る孔版印刷装置の構成例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例(実施例1)を示すプレスローラーの構造、材質の説明図である。
【図3】本発明の別の実施例(実施例2)を示すプレスローラーの構造、材質の説明図である。
【図4】本発明の別の実施例(実施例3)を示すプレスローラーの構造、材質の説明図である。
【図5】従来技術の一例を示すプレスローラーの構造、材質の説明図である。
【図6】本発明との比較例を示すプレスローラーの構造、材質の説明図である。
【図7】プレスローラーが版胴に当接する際のバウンドの説明図であり、(a)は従来のプレスローラーの例、(b)は本発明の実施例によるプレスローラーの例を示す図である。
【図8】印刷用紙が印刷部(版胴とプレスローラーの間)に進入する際の、プレスローラーの摩擦係数と給紙レジストのバラツキとの関係を示す説明図である。
【図9】印刷用紙に対するマスター表面の摩擦係数とプレスローラーの摩擦係数の関係を示す説明図である。
【図10】印刷用紙に対するプレスローラーの摩擦係数μP と給紙レジストのバラツキの関係を示す図である。
【図11】砂目の発生原因の説明図である。
【符号の説明】
10 読み取り装置
19 製版装置
20 マスターロール
22 サーマルヘッド
29 ドラムユニット
30 版胴
32 インキローラー
35 給紙装置
37 印刷用紙
47 プレスローラー(押圧部材)
53 分離爪
56 排紙装置
61 排紙台
62 排版装置

Claims (2)

  1. 穿孔製版されたマスターを外周面に巻装して回転する多孔性円筒状の版胴と、該版胴に対して接離自在に設けられた押圧手段を備え、給紙手段から供給された印刷用紙を上記版胴に上記押圧手段で押圧し、上記版胴の内部からマスターの穿孔部を介して滲出するインキを上記印刷用紙に転移させて印刷を行う孔版印刷装置において、
    上記押圧手段は、芯金の外周面にゴム層を被着して形成されたローラー状の押圧部材であり、上記芯金を中空アルミニウムで構成し、該中空アルミニウムの芯金に発泡ゴム層を被着し、さらに上記発泡ゴム層の外周面にシリコンゴム層を被着したことを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 上記発泡ゴム層の外周面にシリコンゴム層を被着したことにより、印刷用紙に対するゴム層表面の摩擦係数を、印刷用紙に対するマスター表面の摩擦係数よりも大きくしたことを特徴とする請求項記載の孔版印刷装置。
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