JP4054594B2 - 光源装置及びプロジェクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザダイオードを用いた光源装置及びプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光源装置としては、一般に高圧水銀ランプやメタルハライドランプなどの放電系光源を用いたものが知られているが、光源の集光効率が悪い。そこで、特許第2567552号公報、特開平10−269802号公報、特開昭61−41133号公報に記載されるように、固体光源である発光ダイオードを光源とする光源装置が知られている。また、固体光源としては、エレクトロルミネッセンスやレーザダイオードも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、光源として発光ダイオードを用いた場合、1つの発光ダイオードから出射される光量は一般にきわめて小さいため、高い出力を必要とする光源装置では、発光ダイオードを複数個使用する必要があり、光源装置の小型化に限界があるという問題があった。また、エレクトロルミネッセンスは、低輝度面発光であるため、投射照明用の光源装置には適さないという問題があった。
【0004】
一方、レーザダイオードは、電力・光変換効率が発光ダイオードの数倍高いため、レーザダイオードを用いれば十分な出力が得られるが、レーザダイオードから出射されるレーザ光はコヒーレント光であるため、人の眼に対する安全性の面で問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、小型でしかも十分な出力を有し、かつ人の眼に対して安全な光源装置と、該光源装置を使用したプロジェクタとを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の光源装置は、短波長のレーザ光を出射するレーザダイオードと、該レーザダイオードからのレーザ光を平行光線束とするコリメータと、該コリメータからの平行光線束のレーザ光を集光するコンデンサと、該コンデンサで集光したレーザ光を吸収し自然放出光としてインコヒーレント光を放出する蛍光体と、所定の方向に開口した放物反射面又は楕円反射面を備える可視光反射鏡と、該可視光反射鏡の開口側にあって前記蛍光体を通過したレーザ光を反射して該蛍光体に集中させるレーザ光反射鏡とを有し、前記可視光反射鏡は、前記蛍光体が前記放物反射面又は楕円反射面のほぼ焦点に位置するように設けられ、前記自然放出光を前記所定の方向への平行光線束とすることを特徴とする。
【0007】
本発明における蛍光体とは、通常の蛍光物質の他に色素や固体レーザ媒質等、短波長光を吸収してそれより長い波長の可視域の蛍光を発するものを含む。
【0008】
本発明によれば、レーザダイオードの前方にコリメータとコンデンサおよび蛍光体が設けられているため、レーザダイオードから出射されたコヒーレント光であるレーザ光は、コリメータを通過することによって平行光線束となり、コンデンサによって集中して蛍光体に入射する。レーザ光が蛍光体に入射することによって、蛍光体内で励起が起こり、蛍光体内のエネルギーは高いエネルギー準位(励起準位)に遷移するが、この状態は不安定であるため一定時間経過後もとの基底準位または励起準位と基底準位の間の準安定準位に遷移し、自然放出がなされる。ここで、蛍光体は、短波長光を吸収してそれより長い波長の可視域の蛍光を発するものであるため、蛍光体からは自然放出光としてインコヒーレント光が放出される。そして、可視光反射鏡の放物反射面又は楕円反射面のほぼ焦点に蛍光体が位置しているため、蛍光体から四方に自然放出されるインコヒーレント光(可視光)が放物反射面又は楕円反射面で反射し、所望の方向に出射する光線となる。更に、レーザ光反射鏡が蛍光体の前方に設けられているため、一旦蛍光体から出射したレーザ光はレーザ光反射鏡で反射して、蛍光体に集中して再び入射し、吸収作用を受ける。
【0009】
ここで、光源装置をより小型化するために、請求項2記載の光源装置は、短波長のレーザ光を出射するレーザダイオードと、該レーザダイオードのレーザ光出射端に密着して設けられレーザダイオードから出射されたレーザ光を吸収し自然放出光としてインコヒーレント光を放出する蛍光体と、所定の方向に開口した放物反射面又は楕円反射面を備える可視光反射鏡と、該可視光反射鏡の開口側にあって前記蛍光体を通過したレーザ光を反射して該蛍光体に集中させるレーザ光反射鏡とを有し、前記可視光反射鏡は、前記蛍光体が前記放物反射面又は楕円反射面のほぼ焦点に位置するように設けられ、前記自然放出光を前記所定の方向への平行光線束とすることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、蛍光体がレーザダイオードのレーザ光出射端に密着して設けられているため、レーザダイオードから出射されたレーザ光は蛍光体に入射し、蛍光体内で吸収され波長が弱められて、蛍光体からはインコヒーレント光が自然放出される。そして、可視光反射鏡の放物反射面又は楕円反射面のほぼ焦点に蛍光体が位置しているため、蛍光体から四方に自然放出されるインコヒーレント光(可視光)が放物反射面又は楕円反射面で反射し、所望の方向に出射する光線となる。更に、レーザ光反射鏡が蛍光体の前方に設けられているため、一旦蛍光体から出射したレーザ光はレーザ光反射鏡で反射して、蛍光体に集中して再び入射し、吸収作用を受ける。
【0013】
ここで、請求項1又は2記載の光源装置においては、前記レーザダイオードから出射されるレーザ光を放物反射面又は楕円反射面の中心軸に沿って導入することが好ましい。
【0016】
請求項4記載のプロジェクタは、請求項1〜3いずれか記載の光源装置を備えることを特徴とする。
【0017】
本発明によれば、請求項1〜3いずれか記載の光源装置を備えるため、小型でしかも十分な出力を有し、かつ人の眼に対して安全な光源装置を有するプロジェクタの実現が図れる。
【0018】
請求項5記載のプロジェクタは、請求項4記載のプロジェクタにおいて、赤緑青の三原色の光を出射する光源装置を備えることを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、請求項1〜3いずれか記載の光源装置であってR(赤)、G(緑)、B(青)の三原色の光を出射するものを備えるため、小型でしかも十分な出力を有し、人の眼に対して安全な光源装置を備え、かつ、ダイクロイックミラーなどにより3原色に分光することなくカラー表示をすることができるプロジェクタの実現が図れる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明による光源装置は、レーザダイオードである紫外線LD素子1と、紫外線LD素子1の前方に設けられたコリメータであるコリメートレンズ3と、コリメートレンズ3の前方に設けられたアパーチャ4と、アパーチャ4の前方に設けられたコンデンサであるコンデンサレンズ5と、コンデンサレンズ5の前方に設けられた蛍光体6と、蛍光体6の前方に設けられたレーザ光反射鏡である紫外線反射鏡7と、放物反射面の内側にコンデンサレンズ5,蛍光体6および紫外線反射鏡7が配置されるように設けられた可視光反射鏡9とによって構成されている。
【0021】
紫外線LD素子1は、コヒーレント光である紫外線レーザ光を出射するものである。レーザ光2はコリメートレンズ3に向けて出射される。
【0022】
コリメートレンズ3は、光を平行にする機能を有する平凸レンズであり、レンズの平坦面を外側に向けた状態で、紫外線LD素子1の前方に所定の距離をおいて配置されている。これにより、紫外線LD素子1から出射されたレーザ光2は、コリメートレンズ3を通過して平行光線束となり、アパーチャ4に向けて出射される。
【0023】
アパーチャ4は、後述の可視光反射鏡9に設けられた紫外線LD素子1からのレーザ光2を通す孔9bに、コリメートレンズ3によって平行光線束となったレーザ光2を通過させることが出来るように調節するためのものである。これにより、レーザ光2が可視光反射鏡9に設けられた孔9bを通過し、可視光反射鏡9の放物反射面の内面に設けられているコンデンサレンズ5に照射される。
【0024】
コンデンサレンズ5は、集光機能を有する凸レンズであり、アパーチャ4を通過したレーザ光2の平行光線束をコンデンサレンズ5の前方に設けられている蛍光体6に集中させうる形状を有するとともに、所定の位置に設けられている。これにより、平行光線束であったレーザ光2が蛍光体6に集中して入射される。
【0025】
蛍光体6は、入射するレーザ光2の波長が該蛍光体6の吸収スペクトル領域に存在する特性を有する材料により作られている。蛍光体6は、集光したレーザ光2が入射しうる面積を有し、次式を勘案して設定された所定の長さ(厚さ)を有する。
【0026】
吸収強度:A0−A=A0(1−exp[−αL])
ここで、Aは蛍光体6のレーザ光透過強度、A0は蛍光体6への入射光強度、αは吸収係数、Lは蛍光体6の長さを表す。レーザ光2が蛍光体6に入射されると、これによって蛍光体6内で励起が起こり、蛍光体6内のエネルギーは高いエネルギー準位(励起準位)に遷移するが、不安定であるため一定時間経過後もとの基底準位または励起準位と基底準位の間の準安定準位に遷移する。このとき、レーザ光2は蛍光体6内で吸収され強度が弱められるため、蛍光体6からは自然放出光8aとしてインコヒーレント光が放出される。これを蛍光体6の吸収・発光に関する利得スペクトルで表したものが図3である。すなわち、蛍光体6は(B)に示すような吸収スペクトルを有するため、(A)に示すようなスペクトルを有するレーザ光を吸収し、(C)に示すようなスペクトルを有する自然放出光を放出する。ここで、蛍光体6の長さや蛍光体6の種類によっては、レーザ光2の一部が蛍光体6内で吸収されずに紫外線反射鏡7に向けて出射する。
【0027】
紫外線反射鏡7は、放物面を有し、蛍光体6を通過したレーザ光2を後方に設けられている蛍光体6に集中させうる形状を有するとともに、所定の位置に設けられている。これにより、蛍光体6に吸収されずに蛍光体6から出射されたレーザ光2が全反射して再び蛍光体6に入射される。なお、蛍光体6がレーザ光2を十分に吸収しうる長さを有する場合には、紫外線反射鏡7は省略することができる。
【0028】
可視光反射鏡9は、放物反射面9aを有し、蛍光体6からほぼ全立体角に出射される自然放出光8aを所望の方向の平行光線束8bとしうる形状とし、蛍光体6が放物反射面9aのほぼ焦点に位置するように設けられている。この放物反射面9aの一部には、紫外線LD素子1からのレーザ光2をコンデンサレンズ5さらには蛍光体6へ導く孔9bが、レーザ光2が放物反射面9aの中心軸に沿って導入されるように設けられている。
【0029】
本発明による光源装置は、以上のような構成であるため、紫外線LD素子1から出射されたコヒーレント光であるレーザ光2は、コリメートレンズ3を通過することによって平行光線束となり、アパーチャ4,コンデンサレンズ5を通過することによって蛍光体6に集中する。レーザ光2が蛍光体6に入射されると、蛍光体6内で励起が起こり、レーザ光2は蛍光体6内で吸収され強度が弱められて、蛍光体6からは自然放出光8aとしてインコヒーレント光が自然放出される。ここで、蛍光体6に吸収されなかったレーザ光2は蛍光体6から漏れ出すが、このレーザ光2は紫外線反射鏡7で反射し、再び蛍光体6に入射して吸収作用を受け、自然放出光8aが放出される。蛍光体6から自然放出された自然放出光8aであるインコヒーレント光は、可視光反射鏡9で反射し、所定の方向に進む平行光線束8bとなる。
【0030】
以上より、本発明による光源装置によれば、紫外線LD1からの十分な光量をもつコヒーレント光であるレーザ光2をインコヒーレント光(自然放出光8a)に変換することによって、小型でかつ光量が大きく安全性の高い光束を得ることが出来る。
【0031】
本実施の形態による光源装置の数値例として、紫外線LD素子1から出射されるレーザ光2の出力Pin=50mW、蛍光体6の長さL=1mm、蛍光体6のレーザ光2の吸収係数α=2.0/mmとした場合、紫外線LD素子1からのレーザ光2が蛍光体6に吸収されずに一旦は蛍光体6から出射され紫外線反射鏡7によって反射されて、再び蛍光体6に入射されることによって吸収されるものを含めると、紫外線LD素子1から出射されたレーザ光2の約98%が蛍光体6により吸収される。ところで、蛍光体6に入射されたレーザ光2は、蛍光体6内物質の価電子の励起に用いられそのほとんどがより波長の長い光として再放出されるが、励起された一部の価電子はその励起エネルギーを非放射過程で物質内に散逸する。この際の蛍光体6に入射されるレーザ光2が再放出に寄与する確率をηとすると、
Eph=ηEab
である。ここで、Ephは蛍光体6から放出される自然放出光8aの強度、Eabは蛍光体6に入射されるレーザ光2の強度を表す。そこで、η=0.9とすると、蛍光体6からの自然放出光8aの出力Pout=45mWとなる。この値は、通用の発光ダイオード約10〜15個分の出力である。したがって、発光ダイオード約10〜15個分の光源と同じ出力を1個の紫外線LD素子1と1個の蛍光体6からなる光源によって実現することができ、部品点数が少なくてすむ。また、1個の紫外線LD素子1と1個の蛍光体6の体積は、発光ダイオード10個の集積体の体積よりはるかに小さいため、同じ出力でより小さい光源を実現することができる。
【0032】
図2は、上記光源装置であってR(赤)、G(緑)、B(青)の三原色を発光するものを用いたプロジェクタの構成を表す図である。
【0033】
このプロジェクタは、R(赤)、G(緑)、B(青)の三原色をそれぞれ発光する光源装置11,12,13と、これらの光源装置11,12,13を三方から向かい合わせたその中央に設けられた色合成プリズム14と、色合成プリズム14の前方に設けられたインテグレータ15と、偏光変換素子16とフィールドレンズ17、及び集光レンズ18、液晶表示パネル19と投射レンズ20とによって構成されている。
【0034】
光源装置11,12,13は、上述の光源装置を用いるが、光源装置11,12,13を構成する蛍光体11a,12a,13aの材質として、蛍光体11a,12a,13aが自然放出する際にそれぞれR(赤)、G(緑)、B(青)を発光するものを採用したものとする。例えば、R(赤)を発光させるためには蛍光体11aの材質を硼酸カドミウムに、G(緑)を発光させるためには蛍光体12aの材質を珪酸亜鉛に、B(青)を発光させるためには蛍光体13aの材質をタングステン酸カルシウムにするとよい。これにより、紫外線LD素子1から出射されたコヒーレント光であるレーザ光2は、コリメートレンズ3、アパーチャ4、コンデンサレンズ5を通過することによって蛍光体11a,12a,13aに集中して入射し、蛍光体11a,12a,13a内で吸収され強度が弱められて、蛍光体11a,12a,13aからはそれぞれR(赤)、G(緑)、B(青)のインコヒーレント光が放出される。各光源装置11,12,13は三方から向かい合って配置されており、その中央には色合成プリズム14が設けられているため、各光源装置11,12,13から放出された光は色合成プリズム14に入射する。
【0035】
色合成プリズム14は、三方から入射したR(赤)、G(緑)、B(青)の光を合成された状態で所定の方向へ放出しうる形状を有する。これにより、各光源装置11,12,13から放出されたR(赤)、G(緑)、B(青)の光は、色合成プリズム14によってそれぞれ屈折し、三原色が合成された状態で色合成プリズム14の前方に設けられたインテグレータ15に入射する。
【0036】
インテグレータ15は、入射光の照度分布を均一化して出射させ、インテグレータ15から出射された光は偏光変換素子16に入射する。偏光変換素子16は、インテグレータ15からの出射光を特定の直線偏光方向に揃えて出射させる。偏光変換素子16から出射された光は、光を液晶表示パネル19に集光するためのフィールドレンズ17、集光レンズ18を介して、液晶表示パネル19に照射され、ここで形成された画像が投影レンズ20で図示しないスクリーンに拡大投影される。
【0037】
以上より、本実施の形態によれば、小型でしかも十分な出力を有し、かつ人の眼に対して安全な光源装置11,12,13を有し、かつ、ダイクロイックミラーなどにより3原色に分光することなくカラー表示をすることができるため、安全で小型なプロジェクタが実現できる。
【0038】
なお、紫外線とは一般に波長400nm以下の光をいうが、本発明における紫外線には400nmから410nm程度の波長の光も含まれる。
【0039】
また、発明の実施の形態では、本発明による光源装置を利用するものとしてプロジェクタを記載したが、これに限るものではなく、本発明による光源装置は、車載のヘッドランプやサーチライト等にも利用することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、レーザダイオードの前方にコリメータとコンデンサおよび蛍光体が設けられているため、光量が大きいがコヒーレント光であるレーザ光が、コリメータ,コンデンサを通過することによって集中して蛍光体に入射し吸収作用を受け、蛍光体からはインコヒーレント光が自然放出されるので、小型でしかも十分な出力を有し、かつ人の眼に対して安全な光源装置が実現できる。ここで、コリメータ,コンデンサを省略しレーザダイオードに密接して蛍光体を設ければ、さらに小型化することができる。
【0041】
また、レーザ光が集中して蛍光体に入射し吸収作用を受け、蛍光体からインコヒーレント光が四方に自然放出されるため、蛍光体が放物反射面又は楕円反射面のほぼ焦点に位置するように可視光反射鏡を設ければ、蛍光体から四方に放出されるインコヒーレント光が可視光反射鏡で反射するので、容易に平行光線束を得ることができる。
【0042】
また、蛍光体のレーザ光の進行方向の大きさや蛍光体の種類によっては、レーザ光の一部が蛍光体で吸収されずに出射するするが、レーザ光反射鏡を蛍光体の前方に設けることにより、一旦蛍光体から出射したレーザ光がレーザ光反射鏡で反射して、蛍光体に再び入射し吸収作用を受けるため、より効率的で安全な光源装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光源装置の構成を示した図である。
【図2】本発明に係るR(赤)、G(緑)、B(青)の各色を発光する光源装置を組み合わせたプロジェクタの構成を示した図である。
【図3】本発明に係る光源装置を構成する蛍光体の吸収・発光に関する利得スペクトルで表した図であり、(A)はレーザダイオードから出力される光のスペクトルを表したもので、(B)は蛍光体の吸収スペクトルを表したもので、(C)は蛍光体から出力される光のスペクトルを表したものである。
【符号の説明】
1 紫外線LD素子
2 レーザ光
3 コリメートレンズ
4 アパーチャ
5 コンデンサレンズ
6 蛍光体
7 紫外線反射鏡
8 インコヒーレント光(可視光)
9 可視光反射鏡
11 赤色発光光源装置
12 緑色発光光源装置
13 青色発光光源装置
14 色合成プリズム
15 インテグレータ
16 偏光変換素子
17 フィールドレンズ
18 集光レンズ
19 液晶表示パネル
20 投射レンズ
Claims (5)
- 短波長のレーザ光を出射するレーザダイオードと、
該レーザダイオードからのレーザ光を平行光線束とするコリメータと、
該コリメータからの平行光線束のレーザ光を集光するコンデンサと、
該コンデンサで集光したレーザ光を吸収し自然放出光としてインコヒーレント光を放出する蛍光体と、
所定の方向に開口した放物反射面又は楕円反射面を備える可視光反射鏡と、
該可視光反射鏡の開口側にあって前記蛍光体を通過したレーザ光を反射して該蛍光体に集中させるレーザ光反射鏡とを有し、
前記可視光反射鏡は、前記蛍光体が前記放物反射面又は楕円反射面のほぼ焦点に位置するように設けられ、前記自然放出光を前記所定の方向への平行光線束とすることを特徴とする光源装置。 - 短波長のレーザ光を出射するレーザダイオードと、
該レーザダイオードのレーザ光出射端に密着して設けられレーザダイオードから出射されたレーザ光を吸収し自然放出光としてインコヒーレント光を放出する蛍光体と、
所定の方向に開口した放物反射面又は楕円反射面を備える可視光反射鏡と、
該可視光反射鏡の開口側にあって前記蛍光体を通過したレーザ光を反射して該蛍光体に集中させるレーザ光反射鏡とを有し、
前記可視光反射鏡は、前記蛍光体が前記放物反射面又は楕円反射面のほぼ焦点に位置するように設けられ、前記自然放出光を前記所定の方向への平行光線束とすることを特徴とする光源装置。 - 前記レーザダイオードから出射されるレーザ光を放物反射面又は楕円反射面の中心軸に沿って導入することを特徴とする請求項1又は2記載の光源装置。
- 請求項1〜3いずれか記載の光源装置を備えることを特徴とするプロジェクタ。
- 赤緑青の三原色の光を出射する光源装置を備えることを特徴とする請求項4記載のプロジェクタ。
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