JP5240521B2 - 発光装置及び光源装置並びにこの光源装置を用いたプロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、発光装置と、複数個のこの発光装置或いは複数種の波長帯域光を射出可能に構成された一個の発光装置から成る光源装置と、この光源装置を内蔵するプロジェクタに関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、更にメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置としてのプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から射出された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させるものである。
このようなプロジェクタにおいて、従来は高輝度の放電ランプを光源とするものが主流であったが、近年、光源として赤、緑、青の発光ダイオードやレーザーダイオード等の固体発光素子を用いるための開発がなされており、更に、固体発光素子から射出する励起光を吸収して所定の波長帯域光に変換する蛍光体を用いた様々な発光装置が開発されている。例えば、特開2003−295319号公報(特許文献1)では、励起光源としてのレーザーダイオードからのレーザー光を集光して蛍光体に照射して、蛍光体から発光する光をリフレクタによって平行光として射出する光源装置の提案がなされている。又、特開2004−341105号公報(特許文献2)では、励起光源としての発光ダイオードから射出する紫外光を可視光に変換する蛍光体層と透明基材と励起光源から成る光源装置についての提案がなされている。
特開2003−295319号公報 特開2004−341105号公報
特許文献1の提案は、赤色、緑色、青色の波長帯域光を射出する三個の発光装置が、励起光を受けて所定の波長帯域光を発光する部材である蛍光体がプロジェクタ内において移動することのないように固定されているため、励起光の照射位置が変わることなく蛍光体の温度が上昇してしまい、これにより、蛍光体の温度上昇に起因する波長変換効率の低下や、経年的な性能劣化を生じてしまうといった問題点があった。
又、特許文献2の提案は、蛍光体の層を配置したホイールを回転させることで励起光の照射位置を変化させ、照射される蛍光体の層の面積を拡張することができるが、ホイールを光透過性を有する材料によって形成する必要があると共にホイール自体の熱伝導率が低いため効率的な冷却を行うことができないといった問題点があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、蛍光体層を移動させて励起光の照射位置を変化させると共に放熱効果を高めることで蛍光体の温度上昇を抑制することができるため、発光効率の低下を抑制し、長期間に渡って性能を維持することのできる発光装置と、複数個或いは一個の発光装置により構成される光源装置と、当該光源装置を備えたプロジェクタを提供することを目的としている。
本発明の発光装置は、外周面に所定の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された回転制御可能な円柱形状の回転体と、該回転体を回転させる駆動源と、前記蛍光体の層の所定位置に励起光を照射する励起光源と、を備え、回転体が熱伝導部材として形成されていることを特徴とするものである。
そして、この発光装置は、前記蛍光体の層が配置される面に反射層が形成されている。
又、この発光装置は、前記回転体が放熱フィンを備えていることもある。
そして、この発光装置は、前記駆動源がモータであることを特徴とする。
又、この発光装置は、前記駆動源が送風機であり、前記放熱フィンが受風板として形成されていることもある。
そして、この発光装置は、前記回転体を中空の長円柱形状のヒートパイプとして形成することもできる。
又、この発光装置は、前記回転体が端部を開口とする中空の長円柱形状の水冷パイプとして形成され、冷却器及びポンプが接続されることもある。
又、この発光装置は、前記回転体を短円柱形状に形成することもできる。
そして、前述の発光装置が、複数種類の波長帯域光を生成可能な光源装置として構成されることもある。本発明のこの光源装置は、前記回転体の外周面に異なる波長帯域光を発光する複数種類の蛍光体の層が周方向に配置され、前記回転体を回転させることで順次異なる波長帯域光を射出可能に構成されていることを特徴とするものである。
そして、この光源装置は、前記回転体の外周面に、赤色の波長帯域光を発光する蛍光体の層と、緑色の波長帯域光を発光する蛍光体の層と、青色の波長帯域光を発光する蛍光体の層を配置して、前記励起光源を発光ダイオード又はレーザー発光器とすることができる。
又、この光源装置は、前記回転体の外周面に、赤色の波長帯域光を発光する蛍光体の層と、緑色の波長帯域光を発光する蛍光体の層と、前記励起光源からの光を拡散させる拡散層を配置して、前記励起光源を青色の波長帯域光を射出する発光ダイオード又はレーザー発光器とすることもできる。
そして、本発明の光源装置は、各々波長帯域の異なる光を発光する少なくとも三個の発光装置を有し、各発光装置の光軸をダイクロイックミラーで合成して同一の光軸とし、前記発光装置の内の少なくとも一個が前述した発光装置として構成されることもある。
そして、この光源装置は、前記励起光源が発光ダイオード又はレーザー発光器とされた発光装置を三個備え、該三個の発光装置を、前記回転体に赤色の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された発光装置と、前記回転体に緑色の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された発光装置と、前記回転体に青色の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された発光装置として構成することができる。
又、この光源装置を構成する三個の発光装置の内の二個の発光装置は、前記励起光源が青色の波長帯域光を射出する発光ダイオード又はレーザー発光器であり、前記回転体に赤色の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された発光装置と、前記回転体に緑色の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された発光装置とされ、三個の発光装置の内の一個の発光装置は、光を拡散させる拡散層が外周面に配置された回転制御可能な円柱形状の回転体と該回転体を回転させる駆動源と前記拡散層の所定位置に青色の波長帯域光を照射する光源とを備えた発光装置とされることもある。
そして、本発明のプロジェクタは、光源装置と、表示素子と、冷却ファンと、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から射出された画像をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記光源装置や表示素子を制御するプロジェクタ制御手段と、を備え、前記光源装置が前述した何れかの光源装置であることを特徴とするものである。
本発明によれば、この発光装置は、回転制御可能な回転体に所定の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置され、この蛍光体の層の所定位置に励起光を照射する励起光源を備え、励起光源から励起光を射出する際、この回転体を回転させることにより蛍光体の層における励起光の照射位置を変化させ、励起光の照射される面積を円周方向に拡張することで蛍光体の温度上昇を抑制することができ、熱伝導部材により局所的に高温になることを防止することができるため、発光効率の低下を抑制し、長期間に渡って性能を維持することのできる発光装置と、複数個のこの発光装置或いは複数種の波長帯域光を射出可能に構成された一個の発光装置から成る光源装置と、この光源装置を備えたプロジェクタを提供することができる。
本発明の実施例に係るプロジェクタの外観を示す斜視図である。 本発明の実施例に係るプロジェクタの機能回路ブロックを示す図である。 本発明の実施例に係るプロジェクタの上面板を取り除いた平面図である。 本発明の実施例に係る光源装置の平面図である。 本発明の実施例に係る回転体を中空長円柱形状とした発光装置の平面模式図である。 本発明の実施例に係る回転体を中空長円柱形状とした発光装置の一部断面を示す模式図である。 本発明の実施例に係る放熱フィンの形状を示す斜視図である。 本発明の実施例に係る回転体を中空長円柱形状とした発光装置の一部断面を示す模式図である。 本発明の実施例に係る回転体を中空長円柱形状とした発光装置の一部断面を示す模式図である。 本発明の実施例に係る水冷パイプを用いた発光装置の平面模式図である。 本発明の実施例に係る回転体を短円柱形状とした発光装置の側面模式図である。 本発明の実施例に係る回転体を短円柱形状とした光源装置の実装例を示す平面模式図である。 本発明の実施例に係る回転体を短円柱形状とした発光装置の側面模式図である。 本発明の実施例に係る回転体を短円柱形状とした発光装置の平面模式図及び側面模式図である。
本発明を実施するための形態を述べる。プロジェクタ10は、光源装置63と、表示素子51と、冷却ファンと、光源装置63からの光を表示素子51に導光する光源側光学系61と、表示素子51から射出された画像をスクリーンに投影する投影側光学系62と、光源装置63や表示素子51を制御するプロジェクタ制御手段と、を備えるものである。
そして、この光源装置63は、複数種類の波長帯域を生成可能な発光装置64であって、外周面に所定の波長帯域光を発光する蛍光体の層131が配置された回転制御可能な円柱形状の回転体130と、該回転体130を回転させる駆動源としてのモータ73と、蛍光体の層131の所定位置に励起光として紫外領域の波長帯域光を照射する励起光源72としてのレーザー発光器と、を備えているものである。
そして、この光源装置63としての発光装置64は、回転体130が中空長円柱形状の熱伝導部材としてのヒートパイプとして形成され、この回転体130は、内壁に毛細管構造を持ち、内部が真空の金属パイプに純水、パーフルオロカーボン等の作動液133が密封されているものである。更に、この回転体130は、端部近傍に放熱フィンを備えている。
又、この光源装置63としての発光装置64は、蛍光体の層131が配置される面に反射層が形成されている。
そして、この回転体130の外周面には異なる波長帯域光を発光する3種類の蛍光体の層131が周方向に配置されている。具体的には、赤色の波長帯域光を発光する赤色蛍光体の層131Rと、緑色の波長帯域光を発光する緑色蛍光体の層131Gと、青色の波長帯域光を発光する青色蛍光体の層131Bの3種類の蛍光体の層131が回転体130の外周面に配置されている。
これにより、この光源装置63(発光装置64)は、回転体130をモータ73によって回転させるとともに、回転体130の外周面に配置される蛍光体の層131に励起光源72によって励起光を照射することで、順次赤色、緑色、青色の波長帯域光を射出することができる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。本発明の一つの実施例に係るプロジェクタ10は、図1に示すように、略直方体形状であって、本体ケースの前方の側板とされる前面板12の側方に投影口を覆うレンズカバー19を有すると共に、この前面板12には複数の排気孔17を設けている。
又、本体ケースである上面板11にはキー/インジケータ部37を有するものであり、このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、光源装置等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータを備えているものである。
更に、本体ケースの背面には、背面板にUSB端子や画像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子20、図示しないメモリカードスロット、リモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を有しているものである。
尚、この背面板、及び、図示しない本体ケースの側板である右側板、並びに、図1に示した側板である左側板15の下部近傍には、各々複数の吸気孔18を有しているものである。
そして、このプロジェクタ10のプロジェクタ制御手段は、図2に示すように、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等を有するものであって、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に送られる。
又、表示エンコーダ24は、送られてきた画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力するものである。
そして、表示エンコーダ24からビデオ信号が入力される表示駆動部26は、送られてくる画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動するものであり、光源装置63からの光を光源側光学系を形成する照明用ユニットを介して表示素子51に入射することにより、表示素子51の反射光で光像を形成し、投影側光学系を形成する投影ユニットを介して図示しないスクリーンに画像を投影表示するものであり、この投影側光学系の可動レンズ群97は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われるものである。
又、画像圧縮伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADTC及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理や、再生モード時はメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長して画像変換部23を介して表示エンコーダ24に送り、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とするものである。
そして、制御部38は、プロジェクタ10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPUや各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
又、本体ケースの上面板11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出され、リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に送られるものである。
尚、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されており、音声処理部47はPCM音源等の音源回路を備え、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させることができるものである。
又、この制御部38は、電源制御回路41を制御しており、この電源制御回路41は、電源スイッチキーが操作されると光源装置63を点灯させる。更に、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43も制御しており、この冷却ファン駆動制御回路43は、光源装置63等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせて、冷却ファンの回転速度を制御させ、又、タイマー等により光源装置63の消灯後も冷却ファンの回転を持続させるものであり、更に、温度センサによる温度検出の結果によっては光源装置63を停止してプロジェクタ本体の電源をOFFにする等の制御も行うものである。
又、このプロジェクタ10の内部構造は、図3に示したように、光源用電源回路ブロック101等を取付けた電源制御回路基板102を右側板14の近傍に配置し、筐体内を区画用隔壁120により背面板13側の吸気側空間室121と前面板12側の排気側空間室122とを気密に形成し、プロジェクタ10の中央近傍にシロッコファンタイプのブロア110を冷却ファンとして配置し、吸気側空間室121にブロア110の吸込み口111を排気側空間室122にブロア110の吐出口113を位置させている。
更に、排気側空間室122内に光源装置63を配置し、左側板15に沿って照明側ブロック78及び画像生成ブロック79並びに投影側ブロック80で構成する光学ユニットブロック77を配置し、光学ユニットブロック77の照明側ブロック78を排気側空間室122に開口連通させて照明側ブロック78に設ける照明用ユニットの一部が排気側空間室122に位置するように配置し、排気側空間室122の前面板12に沿って排気温低減装置114を配置している。
そして、光源装置63等を冷却する冷却ファンとしてのブロア110は、中心部に吸込み口111を有し、吐出口113は略正方形断面であって、区画用隔壁120に接続され、区画用隔壁120によって区画された排気側空間室122にブロア110からの排風を排出するものであって、ブロア110の吸込み口111の近傍には制御回路基板103が配設されるものである。
そして、光学ユニットブロック77は、光源装置63の近傍に配置され、照明用ユニットの一部を備えて光源装置63からの射出光を画像生成ブロック79に向けて射出する照明側ブロック78と、照明用ユニットの一部と表示素子51を備えて照明側ブロック78からの射出光を画像データに合わせて投影側ブロック80に向けて反射する画像生成ブロック79と、投影ユニットを備えて左側板15の近傍に配置され、画像生成ブロック79で反射した光を投影する投影側ブロック80との三つのブロックから構成されているものである。
この照明側ブロック78が備える光源側光学系61を形成する照明用ユニットの一部としては、光源装置63から射出された光を均一な強度分布の光束とする導光装置75等がある。
又、画像生成ブロック79が備える光源側光学系61を形成する照明用ユニットの一部としては、導光装置75から射出された光の向きを変更する反射ミラー74や、この反射ミラー74により反射した光を表示素子51に集光させる集光レンズ群83及びこの集光レンズ群83を透過した光を表示素子51に所定の角度で照射する照射ミラー84がある。そして、画像生成ブロック79は、表示素子51も備えており、表示素子51としてはDMDを採用している。更に、この表示素子51の背面板13側には表示素子51を冷却するための表示素子放熱板53が配置されている。
このDMDは、複数のマイクロミラーがマトリックス状に配置され、正面方向に対して一方向に傾いた入射方向から入射した光を、複数のマイクロミラーの傾き方向の切換えにより正面方向のオン状態光線と斜め方向のオフ状態光線とに分けて反射することにより画像を表示するものであり、一方の傾き方向に傾動されたマイクロミラーに入射した光をこのマイクロミラーにより正面方向に反射してオン状態光線とし、他方の傾き方向に傾動されたマイクロミラーに入射した光をこのマイクロミラーにより斜め方向に反射してオフ状態光線とすると共に、このオフ状態光線を吸光板で吸収し、正面方向への反射による明表示と、斜め方向への反射による暗表示とにより画像を生成するものである。
そして、投影側ブロック80は、画像を形成する明表示の光線束を図示しないスクリーン等に照射する投影側光学系62を形成する固定レンズ群93や可動レンズ群97を有する投影ユニットを備えているものである。そして、これらの投影側光学系62のレンズ群によりズーム機能を備えた可変焦点型レンズとしているものであり、光学ユニットブロック77と左側板15の間に配置された光学系制御基板86により前述したレンズモータ45を制御して可動レンズ群97を光軸に沿って移動させ、ズーム調整やフォーカス調整を可能としているものである。
そして、本発明に係る光源装置63は、励起光源72からの励起光を受けて各々波長帯域の異なる光を導光装置75に射出する三個の発光装置64から構成されるものであり、赤色の波長帯域光を射出する赤色発光装置64Rと、緑色の波長帯域光を射出する緑色発光装置64Gと、青色の波長帯域光を射出する青色発光装置64Bとから構成されているものである。
そして、赤色発光装置64Rは、ブロアの吐出口113の近傍において当該赤色発光装置64Rの光軸が導光装置75の光軸と直交するように配置され、緑色発光装置64Gは、該緑色発光装置64Gの光軸が赤色発光装置64Rの光軸と平行となるように赤色発光装置64Rよりも前面板12側に配置され、青色発光装置64Bは、前面板12の近傍において当該青色発光装置64Bの光軸が導光装置75の光軸と一致するように配置されているものである。
又、この光源装置63は、図4に示すように、励起光源72からの励起光を各発光装置64が備える蛍光体の層131の所定位置に導く反射ミラー143、集光レンズ群148等により構成される励起光源側光学系を備えるとともに、所定の波長帯域光を反射又は透過させて各発光装置64の光軸を合成して同一の光軸とするダイクロイックミラー141、及び、発光装置64から射出され導光装置75へ入射する光線束を集光する集光レンズ等により構成される集光光学系を備えている。
この励起光源側光学系は、励起光源72の出射側に配置されて励起光源72からの励起光を平行光とするコリメータレンズ142と、コリメータレンズ142からの平行光を反射する反射ミラー143と、反射ミラー143によって反射した光を屈折させて蛍光体の層131に照射させる集光レンズ群148と、から成るものである。
そして、集光光学系は、赤色発光装置64Rから射出される赤色の波長帯域光を導光装置75の光軸方向と同一の光軸方向となるように反射し、赤色光以外の光を透過する第一ダイクロイックミラー141aと、緑色発光装置64Gから射出された緑色の波長帯域光を導光装置75の光軸方向と同一の光軸方向となるように反射し、緑色光以外の光を透過する第二ダイクロイックミラー141bと、各発光装置64から射出された光を導光装置75に入射させるために集光する集光レンズ群148、補助集光レンズ163、集光レンズ164と、を備えるものである。
そして、この第一ダイクロイックミラー141aは、赤色発光装置64Rと導光装置75の光軸とが交差する位置において該光軸とのなす角が45度となるように配置され、第二ダイクロイックミラー141bは、緑色発光装置64Gと導光装置75の光軸とが交差する位置において該光軸とのなす角が45度となるように配置されているものである。
又、赤色発光装置64Rからの射出光を集光する第一集光レンズ群148aは、該第一集光レンズ群148aの光軸が赤色発光装置64Rの光軸と一致するように赤色発光装置64Rと第一ダイクロイックミラー141aとの間に配置され、緑色発光装置64Gからの射出光を集光する第二集光レンズ群148bは、該第二集光レンズ群148bの光軸が緑色発光装置64Gの光軸と一致するように緑色発光装置64Gと第二ダイクロイックミラー141bとの間に配置され、青色発光装置64Bからの射出光を集光する第三集光レンズ群148cは、該第三集光レンズ群148cの光軸が青色発光装置64Bの光軸と一致するように青色発光装置64Bと第二ダイクロイックミラー141bとの間に配置されるものである。
そして、第一集光レンズ群148aを介して第一ダイクロイックミラー141aに入射する赤色光を集光する第一補助集光レンズ163aは、該第一補助集光レンズ163aの光軸が赤色発光装置64Rの光軸と一致するように第一集光レンズ群148aと第一ダイクロイックミラー141aとの間に配置され、第二ダイクロイックミラー141bを介して第一ダイクロイックミラー141aに入射する光を集光する第二補助集光レンズ163bは、該第二補助集光レンズ163bの光軸が導光装置75の光軸と一致するように第一ダイクロイックミラー141aと第二ダイクロイックミラー141bとの間に配置されるものである。又、第一ダイクロイックミラー141aを介して導光装置75に入射する光を集光する集光レンズ164は、該集光レンズ164の光軸が導光装置75の光軸と一致するように第一ダイクロイックミラー141aと導光装置75との間に配置されるものである。
そして、各発光装置64は、図5に示すように、熱伝導性の高い銅から成る円柱形状の回転体130と、この回転体130の端部に取り付けられて回転体130を回転させる駆動源としてのモータ73と、回転体130より外方に垂設される環状の放熱フィン136と、回転体130が具備する蛍光体の層131の所定位置に励起光を照射する励起光源72と、を備えるものであり、プロジェクタ制御手段によって時分割制御される励起光源72からの励起光が各発光装置64の回転体130に順次照射されると、回転体130に配置される蛍光体層131に含有される蛍光体から所定の波長帯域光が生成され、各発光装置64から順次射出された各色光が前述した集光光学系を介して導光装置75に入射されることとなる。
即ち、図4に示したように、赤色発光装置64Rから射出された赤色光は、第一集光レンズ群148aにより集光され第一補助集光レンズ163aに照射され、該第一補助集光レンズ163aによって集光された光が第一ダイクロイックミラー141aで反射した後、集光レンズ164によって導光装置75の入射面に集光されることとなる。
又、緑色発光装置64Gから射出された緑色光は、第二集光レンズ群148bにより集光されて第二ダイクロイックミラー141bに入射し、第二ダイクロイックミラー141bで反射した後、第二補助集光レンズ163bにより集光されて第一ダイクロイックミラー141aに照射され、第一ダイクロイックミラー141aを透過した後、集光レンズ164によって導光装置75の入射面に集光されることとなる。
そして、青色発光装置64Bから射出された青色光は、第三集光レンズ群148cにより集光されて第二ダイクロイックミラー141bに照射され、第二ダイクロイックミラー141bを透過した後、第二補助集光レンズ163bにより集光されて第一ダイクロイックミラー141aに照射され、第一ダイクロイックミラー141aを透過した後、集光レンズ164によって導光装置75の入射面に集光されることとなる。
そして、回転体130は、図5及び図6に示すように、中空の長円柱形状であって、内壁に毛細管構造を持ち、内部に純水、パーフルオロカーボン等の作動液133が真空状態で密封された熱伝導部材としてのヒートパイプとして形成されているものである。又、この回転体130は、端部に駆動源としてのモータ73を備えている。したがって、この回転体130は、プロジェクタ制御手段の制御部38によって駆動制御されるモータ73によって回転制御可能とされているものである。
又、この回転体130は、モータ73の取り付けられる端部の反対側の端部近傍の外周面に蛍光体の層131が配置されている。この各蛍光体の層131は、励起光源72から発せられる励起光を受けて所定の波長帯域光を発光するものであり、蛍光体結晶とバインダから構成されるものである。つまり、この発光装置64は、回転体130の回転軸と平行な面に蛍光体層131が配置されているため、回転体130を回転させることで、蛍光体の層131を周方向に移動させて、蛍光体の層131における励起光の照射位置を変化させることができるようになっている。
このように、各発光装置64の回転体130に単色光を生成する蛍光体の層131を配置すれば、小型のプロジェクタ10においても蛍光体の層131における励起光照射位置を回転体130を回転させることで変化させて、励起光の照射される面積を円周方向に拡張することができるため、温度上昇を効果的に抑制することができる。
そして、図6(a)に示すように、赤色発光装置64Rの回転体130の外周面には、原色である赤色の波長帯域光を発光する赤色蛍光体の層131Rが固着され、同様に、図6(b)に示すように、緑色発光装置64Gの回転体130には原色である緑色の波長帯域光を発光する緑色蛍光体の層131Gが固着され、図6(c)に示すように、青色発光装置64Bの回転体130には原色である青色の波長帯域光を発光する青色蛍光体の層131が固着されている。
そして、この回転体130は、図6に示されるように、蛍光体の層131が配置される面に励起光と蛍光体が発する波長帯域光を反射する反射層134がコーティングにより形成され、この反射層134の上に蛍光体の層131が形成されているものである。尚、この反射層134は、回転体130の部材を金属として鏡面に仕上げる或いは銀蒸着等を施すことで形成されることもある。
そして、励起光源72は、図5に示したように、回転体130の外周面に配置される蛍光体の層131の所定位置に励起光を照射するものであって、各回転体130の赤色、緑色及び青色蛍光体の層131が発する赤色、緑色及び青色の波長帯域光よりも波長の短い不可視光である紫外の波長帯域光を発する発光ダイオード又はレーザー発光器とするものである。
尚、各励起光源72を全て同一仕様とする場合に限らず、この励起光源72は各蛍光体から所定の波長帯域光が生成されるような励起光を射出することができるものであればよく、例えば、赤色及び緑色発光装置64R,64Gには赤色及び緑色の波長帯域よりも波長の短い青色や紫色の波長帯域光を励起光として射出可能な励起光源72を採用してもよい。又、青色発光装置64Bには青色の波長帯域よりも波長の短い紫色の波長帯域光を励起光として射出可能な励起光源72を採用してもよい。更に、単一の発光装置64に複数種の励起光源72を配置して、状況に応じて切り換えて使うこととしてもよい。
次に、発光装置64から射出され導光装置75に入射される光について説明する。励起光源72から励起光が発光装置64の回転体130の外周面に照射されると、図6に示したように、当該励起光は、先ず回転体130の蛍光体の層131に照射される。この蛍光体層131の蛍光体は、当該励起光を吸収して所定の波長帯域光を全方位に射出するものである。即ち、赤色発光装置64Rの赤色蛍光体層131Rの蛍光体からは赤色の波長帯域光が射出され、緑色発光装置64Gの緑色蛍光体の層131Gからは緑色の波長帯域光が射出され、青色発光装置64Bの青色蛍光体の層131Bからは青色の波長帯域光が射出される。
そして、図4に示したように、蛍光体から射出され集光レンズ群148に入射される光は集光光学系を介して導光装置75に入射される。又、図6に示したように、蛍光体層131を透過して回転体130に射出された励起光は反射層134によって反射され、再び蛍光体の層131に吸収され、更に、蛍光体により生成され回転体130側に射出された光も反射層134によって反射し、発光装置64を効果的に明るく発光させることができ、導光装置75に多くの光を入射させることができる。
そして、本実施例における導光装置75は、図4に示したように、中空の略四角錐台形状に形成されたテーパーライトトンネルとするものである。このテーパーライトトンネルは、光軸と垂直な入射面及び出射面を備え、上下左右の面を形成する台形状の4枚の板を有し、各板の稜線近傍でそれぞれを接着固定することにより入射面から出射面にかけて断面積が拡がる略四角錐台形状に形成され、内面を反射面とするものである。又、このテーパーライトトンネルの入射面の縦幅及び横幅の長さに対して出射面の縦幅及び横幅の長さを約2倍とすることにより、入射した拡散光は出射面から光軸に対して約30度の広がりを持つ光束とすることができる。
尚、導光装置75をテーパーライトトンネルとせずに、入射面及び出射面の縦幅及び横幅の長さを同一なライトトンネルとし、このライトトンネルの入射面側に集光レンズ群を配置して発光装置64から射出された拡散光を集光レンズ群により集光させてライトトンネルに入射することとしてもよい。又、導光装置75はライトトンネルに限るものでなく中実のガラスロッドを用いることもある。
このように、この発光装置64は、回転制御可能な回転体130に所定の波長帯域光を発光する蛍光体の層131を配置し、この蛍光体の層131の所定位置に励起光を照射する励起光源72を備え、励起光源72から励起光を射出する際、この回転体130を回転させることにより蛍光体の層131における励起光の照射位置を変化させて励起光が照射される面積を円周方向に拡張することで蛍光体の温度上昇を抑制することができ、熱伝導部材により局所的に高温になることを防止することができるため、発光効率の低下を抑制し、長期間に渡って性能を維持することのできる発光装置64と、複数個の発光装置64により構成される光源装置63と、この光源装置63を備えたプロジェクタ10を提供することができる。
そして、このプロジェクタ10は、プロジェクタ10に内蔵される光源装置63として、赤色、緑色及び青色の波長帯域光を射出可能とする三個の発光装置64R,64G,64Bで構成し、各発光装置64の回転体130を回転させると共に各発光装置64の励起光源72から射出する励起光を順次点滅させると、赤色、緑色及び青色の波長帯域光が各回転体130の蛍光体層131から導光装置75に順次入射され、各励起光源72の照射タイミングに合せてプロジェクタ10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を生成することができる。
尚、各発光装置64は、プロジェクタ制御手段によって順次点滅するように構成する場合に限ることなく、組み合わせて各色光を合成して導光装置75に照射させることとしてもよい。例えば、赤色、緑色、青色発光装置64R,64G,64Bから同時に各色光を射出すれば、各色光が合成されて形成される白色光を導光装置75に照射させることにより輝度を向上させることができる。更に、赤色、緑色、青色の点灯時間比率を変更して輝度の低い色の点灯時間を長くするなどにより、色の配合等の色合いを調整することも容易に可能となる。
又、回転体130を熱伝導部材であるヒートパイプとして形成すると共に、熱伝導部材から成る放熱フィン136を蛍光体からの発光を遮ることのないようにモータ73の近傍に備えているため、蛍光体層131からの熱をヒートパイプから成る回転体130の長手方向に分散させ、放熱フィン136から放熱を行うことで、効率よく放熱を行うことができる。そして、冷却ファンからの風を放熱フィン136に当てるように配置することで、効果的に放熱を行うことができる。尚、この回転体130は、熱伝導部材として銅パイプから成るヒートパイプを用いているが、これに限られることなく、例えば、アルミニウムや熱伝導率の高い硝子材、樹脂材から成る中実の円柱形状に形成するなど、様々な熱伝導部材として形成することができる。
そして、回転体130の蛍光体層131が配置される面には、反射層134が形成されているため、回転体130側に射出される光を導光装置75側へ反射して導光装置75に入射する光量を増加させることができる。
更に、回転体130の駆動源をモータ73とすることで、回転体130の回転制御を容易に行うことができる。尚、このモータ73は、回転体130の端部に接続されることなく歯車列やベルトを介して回転体130と接続することもできる。又、駆動源はモータ73に限ることなく様々な駆動源を採用することができる。
例えば、駆動源を送風機として備え、図7に示すように、放熱フィン136を受風板として形成することにより、送風機からの送風によって回転体130を回転させることができる。又、送風機を駆動源とすることでモータ73を設置不要となるため、コンパクト化及びコストの低減を図ることができる。更に、この送風機をプロジェクタ10の冷却ファンとして、風を冷却ファンから放熱フィン136に導く送風路を形成すれば、送風機を新設することなく冷却ファンの送風によって回転体130を回転させることができる。
更に、励起光源72として発光ダイオード又はレーザー発光器を採用することにより、従来の放電ランプ等を光源装置とするプロジェクタに比べて、電力消費を抑えることができると共に小型化を図ることができる。
又、発光装置64は、原色である赤色、緑色及び青色の波長帯域光を生成する三個の発光装置64で構成する場合に限定することなく、様々な組み合わせを採用することができる。例えば、黄色等の補色の波長帯域光を生成する発光装置64を光源装置63に更に組込んでもよい。これにより、光源装置63の輝度を上げて色再現性の向上を図ることもできる。
又、図8に示すように、この光源装置63を構成する複数個の発光装置64のうちの所定の発光装置64の回転体130の外周面に、蛍光体層131を配置せずに、照射される波長帯域光に拡散効果を付与する光学物質を拡散層135として配置することもある。具体的には、この光源装置63は、三個の発光装置64から構成され、二個の発光装置64が励起光源72を備える赤色発光装置64R及び緑色発光装置64Gであり、一個の発光装置64が青色波長帯域光を射出する光源70を備えて外周面に拡散層135を配置した青色発光装置64Bとされるものである。
つまり、この青色発光装置64Bは、図8(c)に示すように、前述の励起光源72と同様に配置される光源70を青色の波長帯域光を射出する発光ダイオードやレーザー発光器として、当該光源70からの青色光を拡散層135によって拡散して光を射出し、この光をそのまま利用することができるものである。
尚、拡散層135としては、光学物質である固体物を固着する場合の他、当該回転体130の表面にブラスト加工などによる目粗し処理等の光学処理を施すことにより形成してもよい。そして、この拡散層135の配置される回転体130は、図5で示した回転体130と同様の構成とされるものでも構わない。尚、拡散層135の青色光の光透過率が非常に高く、青色の光源光を拡散して射出するにあたり、光拡散物質が冷却を要さないほど昇温しない場合は、回転体130は、ヒートパイプの機能を持たなくても良く、回転する円柱体の構成でも構わない。
又、光源70から青色の波長帯域光が拡散層135の所定位置に照射されると、この拡散層135は、当該拡散層135に入射した光を、拡散光として射出する。したがって、このように拡散層135の形成された回転体130においては、光源70からの光が拡散された青色拡散光として集光光学系を介して導光装置75に入射されることとなる。
このように、光源70から射出される光を拡散させて、当該発光装置64も一つの単色光源として利用することができるため、比較的高価な蛍光体の層131の設置面積を低減することができ、安価な光源装置63及び当該光源装置63を備えたプロジェクタ10を提供することができる。
そして、光源装置63を、青色光を励起光とする当該励起光源72を備えて回転体130に赤色蛍光体層131Rを配置させた赤色発光装置64Rと、回転体130に緑色蛍光体層131Gを配置させた緑色発光装置64Gと、この赤色及び緑色発光装置64R,64Gに備えられる励起光源72と同一仕様の光源70を備えて回転体130に拡散効果を付与する拡散層135が形成されている青色発光装置64Bと、から構成することにより、前述と同様に、各発光装置64から赤色、緑色及び青色の波長帯域光を順次生成し、DMD等に入射させることで、カラー画像をスクリーンに投影することができると共に、各発光装置64の発光効率の低下を抑制し、長期間に渡って性能を維持することができる光源装置63及びプロジェクタ10を提供することができる。
尚、青色発光装置64Bには青色の波長帯域光を射出する光源70を用いたが、赤色及び緑色発光装置64R,64Gに当該青色光源70を励起光源72として用いずに、夫々異なる波長帯域光を射出する励起光源72を備え付けることもできる。例えば、赤色発光装置64Rには、紫外光を射出する励起光源72を備え付け、緑色発光装置64Gには、紫の波長帯域光を射出する励起光源72を備え付けることもできる。
そして、発光装置64は、図9に示すように、単一の発光装置64によって複数種類の波長帯域光を生成可能とする光源装置63として構成されることもある。具体的には、図9(a)に示すように、この光源装置63としての発光装置64は、回転体130の外周面に異なる波長帯域光を発光する複数種類の蛍光体の層131として赤色の波長帯域光を発光する赤色蛍光体の層131R、緑色の波長帯域光を発光する緑色蛍光体の層131G、青色の波長帯域光を発光する青色蛍光体の層131Bが周方向に配置され、回転体130を回転させることで異なる波長帯域光として赤色、緑色及び青色の波長帯域光を順次射出可能に構成されているものである。
又、励起光源72を青色の波長帯域光を射出する発光ダイオード又はレーザー発光器とすると共に、図9(a)に示した青色蛍光体の層131Bに代えて、図9(b)に示すように励起光源72からの光を拡散させる拡散層135を配置すれば、拡散層135においては励起光源72を光源70として、励起光源72(70)からの青色の波長帯域光をそのまま拡散して出射させ、赤色及び緑色蛍光体の層131R,131Gからは、赤色及び緑色の波長帯域光に変換された光を出射させることができる。
そして、このように、発光装置64単体で複数種類の波長帯域光を生成可能な光源装置63として構成することで、赤色、緑色、青色等の異なる波長帯域光を順次射出して、この射出タイミングに合わせてDMDを制御することにより、カラー画像をスクリーンに投影することができる。そして、発光装置64の配置スペースを考慮して、発光装置64の員数を決めることができるため、光源装置63の配置スペースをコンパクトにすることができる。例えば、プロジェクタ10は、三原色を射出可能な発光装置64を一つだけ備えることができ、又、二種類の原色を射出可能な発光装置64と、一種類の原色を射出可能な発光装置64を一つずつ備えることもできる。
又、発光装置64は、図10に示すように、回転体130が端部を開口とする中空の長円柱形状の水冷パイプとして形成され、この回転体130が水冷パイプ内の冷媒としての水を冷却する冷却器と、水を循環させるポンプと該冷却器やポンプ等によって固定される接続管を介して回転可能に接続されることで構成されていることもある。尚、この冷却器は、例えば、空冷式のラジエータ(放熱器)であって、プロジェクタ10の冷却ファンからの送風によって冷媒を冷却可能に構成されているものである。
この発光装置64は、前述と同様に、励起光源72を備えて回転体130の外周面に蛍光体の層131が配置されているものである。そして、この回転体130には、図示しない歯車列を介してモータが接続されており、モータを制御することにより回転体130が回転制御される。尚、回転体130の回転方法としては、歯車列を用いずにベルトを介してモータによって回転させることとしてもよいし、水冷パイプとしての回転体130の内側に羽根を設けて、水流により回転させる構成を採用してもよい。
このように、回転体130を通過した水を冷却器によって冷却し、冷却された冷媒としての水をポンプによって循環させて回転体130に導くような系統を構成することで、より効率よく蛍光体の温度上昇を抑制することができるため、各発光装置64の発光効率の低下を抑制し、より長期間に渡って性能を維持することができる発光装置64及び光源装置63並びにこの光源装置63を備えるプロジェクタ10を提供することができる。尚、冷媒は水に限られるものではない。
そして、この発光装置64は、水冷パイプの水密構造にOリング137を採用している。このOリング137は、接続管の端部に形成される溝において、当該溝の内周面と回転体130の端部の外周面に密着した状態で設置されているものである。これにより、回転体130の回転の際においても、水冷パイプとしての回転体130と接続管との接続部である軸受部からの水漏れを確実に防止することができる。
又、この発光装置64は、図11に示すように、回転体130を銅等の熱伝導部材から成る中実の短円柱形状に形成することもできる。このように回転体130の高さ(厚み)よりその直径を大きくすることで、蛍光体の層131を配置する外周面の面積をより大きくとることができる。これにより、蛍光体への熱集中を低減させることができるため、より長期間に渡って性能を維持することができる発光装置64及び光源装置63並びにこの光源装置63を備えたプロジェクタ10を提供することができる。
又、熱伝導部材は銅に限定されることなく、アルミニウムや樹脂材等様々な材料から形成される円板とすることができ、又、回転体130を中空の短円柱形状に形成して内部に作動液を封入したベーパーチャンバーとして形成してもよい。
そして、この発光装置64は、蛍光体の層131の配置面積を増加させる際にも、円柱の高さを短くして製品の厚みを保持することができるため、当該発光装置64によって構成される光源装置63を実装するプロジェクタ10のコンパクト化を図ることができる。例えば、図1に示したプロジェクタ10に当該発光装置64の外周面に三原色の蛍光体の層131を配置させて光源装置63として構成した発光装置64を実装する場合の例を図12に示す。図12(a)は、回転体130の回転軸を縦方向としたときの配置構成を示す図であり、図12(b)は、回転体130の回転軸を横方向としたときの配置構成を示す図である。つまり、図12(a)に示すように、回転体130の回転軸を縦方向としてプロジェクタ10に実装すればプロジェクタ10の高さ方向に発光装置64が大きくなることがないため、容易に蛍光体層131の配置面積を増加させることができる。
尚、縦長のプロジェクタ10に実装する場合などには、図12(b)に示すように、回転体130の回転軸を横方向にして発光装置64を配置することで製品幅の厚みを変えることなく蛍光体層131の配置面積を増加させることができる。したがって、この発光装置64は、様々な配置の態様を採用することができるため、プロジェクタ10の設計自由度を向上させることができる。
又、この発光装置64は、放熱フィン136を備えて、冷却効率を向上させることもできる。そして、この放熱フィン136の形状及び配置は種々の態様を採用することができる。例えば、図13に示すように、薄肉リング状に形成された放熱フィン136が円柱の端面より垂設されることもある。
更に、図14に示すように、回転体130を端部を開口とする中空の短円柱形状であるリング状に形成し、内周面より内方に突出するように放熱フィン136を垂設することもある。このように、内周面に多数の放熱フィン136を持たせることで、伝熱面積を増加させることができる。更に、蛍光体層131の近傍に放熱フィン136を配置することができるため、蛍光体の熱を効率よく放熱することができ、回転体130が端部を開口とする中空形状であるため、中実円板のように熱が円板内部にこもることもない。
尚、この放熱フィン136を受風板として形成すれば、送風機によって駆動可能とされる発光装置64を構成することができる。又、この放熱フィン136を羽根として形成すれば、モータ73による回転体130の回転によって風の流れを作ることもできる。これにより、回転体130に絶えず風を当てて、冷却効率をより向上させることができると共に、冷却ファンとして当該発光装置64を用いることができる。
又、上記実施例はプロジェクタ10に発光装置64を組み込むこととしたが、プロジェクタに実装する場合に限られることなく、露光装置などの様々な機器に実装して用いることができる。そして、赤色、緑色及び青色を組み合わせて用いることに限定されるものでもなく、単色を発光する発光装置64を照明装置に組み込んで、多数の単色発光装置64から構成されるイルミネーション照明装置や単色のスポットライトを照射可能な照明装置、液晶パネルのバックライトとしての照明装置等として用いてもよい。
そして、本発明は、以上の実施例に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
10 プロジェクタ 11 上面板
12 前面板 13 背面板
14 右側板 15 左側板
17 排気孔 18 吸気孔
19 レンズカバー 20 各種端子
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
31 画像圧縮伸長部 32 メモリカード
35 Ir受信部 36 Ir処理部
37 キー/インジケータ部 38 制御部
41 電源制御回路 43 冷却ファン駆動制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ 51 表示素子
53 表示素子放熱板 61 光源側光学系
62 投影側光学系 63 光源装置
64 発光装置 64R 赤色発光装置
64G 緑色発光装置 64B 青色発光装置
70 光源 72 励起光源
73 モータ 74 反射ミラー
75 導光装置 77 光学ユニットブロック
78 照明側ブロック 79 画像生成ブロック
80 投影側ブロック 83 集光レンズ群
84 照射ミラー 86 光学系制御基板
93 固定レンズ群 97 可動レンズ群
101 光源用電源回路ブロック 102 電源制御回路基板
103 制御回路基板 110 ブロア
111 吸込み口 113 吐出口
114 排気温低減装置 120 区画用隔壁
121 吸気側空間室 122 排気側空間室
130 回転体 131 蛍光体の層
131R 赤色蛍光体の層 131G 緑色蛍光体の層
131B 青色蛍光体の層 133 作動液
134 反射層 135 拡散層
136 放熱フィン 137 Oリング
141 ダイクロイックミラー 141a 第一ダイクロイックミラー
141b 第二ダイクロイックミラー 142 コリメータレンズ
143 反射ミラー 148 集光レンズ群
148a 第一集光レンズ群 148b 第二集光レンズ群
148c 第三集光レンズ群 163 補助集光レンズ
163a 第一補助集光レンズ 163b 第二補助集光レンズ
164 集光レンズ

Claims (15)

  1. 外周面に所定の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された回転制御可能な円柱形状の回転体と、
    該回転体を回転させる駆動源と、
    前記蛍光体の層の所定位置に励起光を照射する励起光源と、を備え、
    前記回転体が熱伝導部材として形成されていることを特徴とする発光装置。
  2. 前記蛍光体の層が配置される面に反射層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記回転体が放熱フィンを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記駆動源がモータであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の発光装置。
  5. 前記駆動源が送風機であり、前記放熱フィンが受風板として形成されていることを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
  6. 前記回転体が中空の長円柱形状のヒートパイプとして形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の発光装置。
  7. 前記回転体が端部を開口とする中空の長円柱形状の水冷パイプとして形成され、冷却器及びポンプが接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の発光装置。
  8. 前記回転体が短円柱形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の発光装置。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の発光装置が、複数種類の波長帯域光を生成可能な光源装置として構成され、前記回転体の外周面に異なる波長帯域光を発光する複数種類の蛍光体の層が周方向に配置され、前記回転体を回転させることで順次異なる波長帯域光を射出可能に構成されていることを特徴とする光源装置。
  10. 前記回転体の外周面に、赤色の波長帯域光を発光する蛍光体の層と、緑色の波長帯域光を発光する蛍光体の層と、青色の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置され、前記励起光源が発光ダイオード又はレーザー発光器とされていることを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
  11. 前記回転体の外周面に、赤色の波長帯域光を発光する蛍光体の層と、緑色の波長帯域光を発光する蛍光体の層と、前記励起光源からの光を拡散させる拡散層が配置され、前記励起光源が青色の波長帯域光を射出する発光ダイオード又はレーザー発光器とされていることを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
  12. 各々波長帯域の異なる光を発光する少なくとも三個の発光装置を有し、各発光装置の光軸をダイクロイックミラーで合成して同一の光軸とし、前記発光装置の内の少なくとも一個が請求項1乃至請求項8の何れかに記載の発光装置であることを特徴とする光源装置。
  13. 前記励起光源が発光ダイオード又はレーザー発光器とされた発光装置を三個備え、該三個の発光装置が、前記回転体に赤色の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された発光装置と、前記回転体に緑色の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された発光装置と、前記回転体に青色の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された発光装置とされていることを特徴とする請求項12に記載の光源装置。
  14. 三個の発光装置の内の二個の発光装置は、前記励起光源が青色の波長帯域光を射出する発光ダイオード又はレーザー発光器であり、前記回転体に赤色の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された発光装置と、前記回転体に緑色の波長帯域光を発光する蛍光体の層が配置された発光装置とされ、三個の発光装置の内の一個の発光装置は、光を拡散させる拡散層が外周面に配置された回転制御可能な円柱形状の回転体と該回転体を回転させる駆動源と前記拡散層の所定位置に青色の波長帯域光を照射する光源とを備えた発光装置とされていることを特徴とする請求項12に記載の光源装置。
  15. 光源装置と、表示素子と、冷却ファンと、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から射出された画像をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記光源装置や表示素子を制御するプロジェクタ制御手段と、を備え、
    前記光源装置が請求項9乃至請求項14の何れかに記載の光源装置であることを特徴とするプロジェクタ。
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