JP4047730B2 - 車両用液圧マスタシリンダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両のクラッチやブレーキを液圧作動するマスタシリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】
マスタシリンダの一つであるプランジャ型マスタシリンダは、シリンダボディに設けた貫通孔の一端開口部を蓋部材で塞いで有底のシリンダ孔を形成し、該シリンダ孔内に円筒状のピストンガイドを嵌入し、該ピストンガイドに摺動可能にピストンを内挿して、ピストンとシリンダ孔底部との間に液圧室を画成し、シリンダ孔内壁に弾接する外周リップ部と、ピストン外壁に弾接する内周リップ部と、両リップ部を後端側で連結するベース部とを有する環状のカップシールを、両リップ部を液圧室側へ向けてシリンダ孔内に配置し、両リップ部間の凹部に進入するピストンガイドにてカップシールを保持している。
【0003】
前記ピストンガイドと前記ピストンとには、それぞれリザーバと液圧室とを連通する作動液供給孔が穿設され、ピストンの液圧室側への移動に伴って、ピストンの作動液供給孔がカップシールによって塞がれると、液圧室とリザーバとの連通が遮断され、さらなるピストンの液圧室方向への移動により液圧室内を昇圧させる。この際に、カップシールの両リップ部は、液圧室の昇圧によってシリンダ孔内壁とピストン外壁とへの圧接力を増大させる。そして、ピストンの後退により液圧室内が負圧気味になると、リザーバ側の作動液がカップシールの両リップ部を撓ませて液圧室内に補給される(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−59161号公報(第2〜6頁、図1〜9)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のカップシール保持構造では、内周リップ部の外側をピストンガイドでピストン外壁方向に押さえているので、内周リップ部のピストン外壁への弾接力が強く、ピストンが移動する際に、内周リップ部がピストンの作動液供給孔に喰われるおそれがあり、また、ピストン外壁方向に押さえているだけで、ピストンの移動方向である軸方向に押さえていないので、ピストンの移動に伴ってカップシールも移動し、ピストンの無効ストロークが大きくなる。
【0006】
そこで本発明は、カップシールをピストンの移動に伴って動かないようにシリンダ孔内に保持固定して、ピストンの無効ストロークを小さくした車両用液圧マスタシリンダを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本発明は、シリンダ孔内壁に弾接する外周リップ部と、ピストン外壁に弾接する内周リップ部と、両リップ部を基部で連結するベース部とを有する環状のカップシールをシリンダ孔内に配置し、該カップシールを両リップ部間の凹部に進入するピストンガイドにて保持する車両用液圧マスタシリンダにおいて、前記ベース部の両リップ部の中間よりも内周リップ部側に複数個の凸部を周状に形成するとともに、シリンダ孔の内部圧力が減少してリザーバ内の作動液に対してシリンダ孔内の圧力が負圧になったときに、前記外周リップ部が撓んで作動液の補給性を確保するように、前記ベース部の背面を前記外周リップ部の先端側へ向けて傾斜させて形成し、前記凸部を前記ピストンガイドの端面に当接して、前記カップシールを前記シリンダ孔内に保持することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、タンデムマスタシリンダに適用した一実施形態例を図面に基づいて、さらに詳細に説明する。マスタシリンダ1のシリンダ本体2は、両端が開口した円筒状に形成され、前方に形成されるピストン挿通孔2aと、該ピストン挿通孔2aよりやや大径の小径孔2bと、シリンダ本体後方に形成される中径孔2cと大径孔2dとを備えている。該中径孔2cと大径孔2dとには、スリーブ3とプラグ4とで構成される蓋部材5が装着される。前記スリーブ3は、周壁3bと底壁3aとを有した有底円筒状に形成されている。周壁3b内周は、前記小径孔2bと同径に形成されており、該スリーブ3の周壁3b内周と小径孔2bとでシリンダ孔6が形成される。
【0009】
前記ピストン挿通孔2aの内側には、係合溝にシールリング7が嵌着され、小径孔2bにはシール支持体8に支持される第1カップシール9と、第1ピストンガイド10とが装着される。小径孔2bと中径孔2cとの間にはシール支持部材11が装着され、該シール支持部材11の両側に、第2カップシール12と第3カップシール13とが支持される。スリーブ3の周壁3b内周には第2ピストンガイド14が装着される。
【0010】
前記第1ピストンガイド10は円筒状に形成されて、両端にカップ抑え10a,10bを有しており、第1カップシール9と第2カップシール12との間に配置されている。また、第2ピストンガイド14も円筒状に形成され、シール支持部材11側にカップ抑え14aを有しており、第3カップシール13とスリーブ3の底壁3aとの間に配置されている。これら第1ピストンガイド10と第2ピストンガイド14の内部には、プライマリピストン15とセカンダリピストン16とが挿入され、これらピストン15,16の間に第1液圧室17が、また、セカンダリピストン16とスリーブ3の底壁3aとの間に第2液圧室18がそれぞれ画成される。
【0011】
前記スリーブ3は、周壁3b外周の開口側と底壁側とに、周溝3c,3cが形成され、この周溝3c,3cに同径のシールリング19,19が嵌着されている。このスリーブ3は、開口側をシリンダ本体内部に向けて、シリンダ本体2の大径孔2dより中径孔2cに向けて挿入され、シールリング19,19によって中径孔2cとスリーブ3とが液密にシールされる。また、周溝3c,3c間の周壁3bには、シリンダ本体2の中径孔2cに穿設された吐出ポートPに連通する出力ポート3dが穿設されている。第2液圧室18の作動液は、第2ピストンガイド14に形成された溝部14bから出力ポート3dを介して吐出ポートPより、図示しない車輪のブレーキ装置へ供給される。
【0012】
前記プラグ4は、外周に雄ねじ部4aを有した円盤体で、外面中央部には、工具を挿入する六角孔4bが形成されている。前記大径孔2dには雌ねじが形成されており、スリーブ3をシリンダ本体2に挿入後、プラグ4の雄ねじ部4aを大径孔2dの雌ねじに、プラグ4の端面がスリーブ3の底壁3aに当接するまでねじ込むことによって、スリーブ3がプラグ4によって抜け止めされる。
【0013】
前記第1カップシール9、第2カップシール12及び第3カップシール13は略同一の構成をしているので、図1乃至図3に示される第3カップシール13を代表例として説明する。第3カップシール13は、シリンダ孔6内壁に弾接する外周リップ部13aと、プライマリピストン15外壁に弾接する内周リップ部13bと、両リップ部13a,13bを基部で連結するベース部13cとを有する環状に形成されている。該ベース部13cには、図2に示されるように、両リップ部13a,13bの中間よりも内周リップ部13b側に複数個の凸部13dが等間隔に、内周リップ部13bの周囲を周状に囲んで形成されている。また、ベース部13cの背面は、図3に示されるように、内周側よりも外周側を前記外周リップ部13aの先端側へ向けて所定角度傾斜して形成されている。
【0014】
第1カップシール9は、ベース部9cの背面を前記シール支持体8に当接するとともに、両リップ部9a,9bを第1液圧室17側へ向け、前記凸部9dを第1ピストンガイド10のカップ抑え10aに当接してシリンダ孔6に保持される。また、第2カップシール12は、ベース部12cの背面を前記シール支持体11に当接するとともに、両リップ部12a,12bを第1液圧室17側へ向け、前記凸部12dを第1ピストンガイド10のカップ抑え10bに当接してシリンダ孔6に保持され、第3カップシール13は、ベース部13cの背面を前記シール支持体11に当接するとともに、両リップ部13a,13bを第2液圧室18側へ向け、前記凸部13dを第2ピストンガイド14のカップ抑え14aに当接してシリンダ孔6に保持されている。前記カップ抑え10a,10b,14aは、各カップシール9,12,13の外周リップ部9a,12a,13a及び内周リップ部9b,12b,13bの撓みに影響を与えないように、両リップ部の間隔よりも薄く形成されている。
【0015】
前記シリンダ孔6の先端側には、前記プライマリピストン15が、後端側には前記セカンダリピストン16がそれぞれ配設される。プライマリピストン15は、先端側にプッシュロッド20の収容孔15aが、また、後端側に大径凹部15bが形成され、シリンダ本体2の先端部に取り付けたブーツ21及びシールリング7,第1カップシール9によって、シリンダ孔6内に液密に収容される。また、大径凹部15bを内部に備えたプライマリピストン15の後端側周壁には、複数の作動液供給孔15cが穿設され、大径凹部15bの内部には、プライマリピストン15とセカンダリピストン16とを繋ぐガイドピン22のリテーナ23が収容される。リテーナ23はガイドピン22を収容できる長さを有したコップ状に形成され、その周壁には、リテーナ内外を連通させる複数の通孔23aが穿設されている。
【0016】
前記セカンダリピストン16は、後端側に大径凹部16a,先端側に中径凹部16bがそれぞれ形成され、前記第2カップシール12及び第3カップシール13を介して、シリンダ孔6に液密に収容され、大径凹部16aには、前記ガイドピン22の先端頭部を固定したリテーナ24が取り付けられる。プライマリピストン15の大径凹部15bとセカンダリピストン16の大径凹部16aとの間には前記第1液圧室17が画成され、前記リテーナ23,24間に、第1リターンスプリング25が縮設されている。中径凹部16bを内部に備えたセカンダリピストン16の後端側周壁には複数の作動液供給孔16cが穿設され、中径凹部16bと前記スリーブ3の底壁3aとの間には前記第2液圧室18が画成され、中径凹部16bと前記スリーブ3の底壁3a間に、第2リターンスプリング26が縮設される。
【0017】
シリンダ本体2の上部には一対のボス部2e,2fが突設され、該ボス部2e,2fにはグロメットシール27,27を介してリザーバ28が設けられる。シリンダ本体2の前部側周壁には、シリンダ本体前部側に形成されたボス部2eの底壁と連通する液通孔2gが穿設され、前記シール支持体8には、液通孔2gとシリンダ孔6内とに連通する連通孔8aが穿設され、第1液圧室17は、プライマリピストン15に形成した作動液供給孔15cと、前記連通孔8a及び前記液通孔2gとを介して、リザーバ28と連通している。また、シリンダ本体2の後部側周壁には、シリンダ本体後部側に形成されたボス部2fの底壁と連通する液通孔2hが穿設され、前記シール支持部材11には、液通孔2hとシリンダ孔6内とに連通する連通孔11aが穿設され、第2液圧室18は、セカンダリピストン16に形成した作動液供給孔16cと、前記連通孔11a及び前記液通孔2hとを介してリザーバ28と連通している。リザーバ28は、樹脂で形成されるもので、作動液の貯液室を内部に備えたリザーバ本体28aと、該リザーバ本体28aの上部開口を覆うキャップ28bとを備えている。
【0018】
プライマリピストン15とセカンダリピストン16とは、非作動時には、リターンスプリング25,26の弾発力によって、図4に示される位置に配設され、第1液圧室17及び第2液圧室18は、リザーバ28とそれぞれ連通している。作動時にプッシュロッド20がプライマリピストン15を押動すると、プライマリピストン15とセカンダリピストン16とが第2液圧室18内の第2リターンスプリング26を圧縮しながらシリンダ孔6の底部方向へ前進する。この前進に伴いプライマリピストン15の作動液供給孔15cが第1カップシール9の内周リップ部9bに塞がれ、第1液圧室17とリザーバ28との連通が遮断されると同時に、セカンダリピストン16の作動液供給孔16cが第3カップシール13の内周リップ部13bに塞がれ、第2液圧室18とリザーバ28との連通が遮断されることにより、第2液圧室18に液圧を発生させ、この発生液圧が一方のブレーキ系統に供給される。
【0019】
第2液圧室18の発生液圧と第2リターンスプリング26の弾発力が第1リターンスプリング25のセット荷重を超えると、プライマリピストン15がシリンダ孔6の底部方向へ前進し、第1液圧室17に液圧を発生させ、この発生液圧が他方のブレーキ系統に供給される。また、制動を解除すると、プライマリピストン15とセカンダリピストン16とは各リターンスプリング25,26により初期の位置に復帰する。
【0020】
第1液圧室17が昇圧すると、その圧力により、第1カップシール9及び第2カップシール12は、外周リップ部9a,12aがシリンダ孔6内壁への圧接力を増大させ、内周リップ部9bがプライマリピストン15外壁への圧接力を増大させ、第2カップシール12の内周リップ部12bがセカンダリピストン16外壁への圧接力を増大させて、第1液圧室17をシールする。この第1液圧室17の昇圧時に、第1カップシール9は、ベース部9cの各凸部9dを第1ピストンガイド10のカップ抑え10aに当接してシリンダ孔6に保持されているから、プライマリピストン15の前進に伴って動くことはない。したがって、プライマリピストン15の作動液供給孔15cが内周リップ部9bによって塞がれれば、第1液圧室17が昇圧するので、プライマリピストン15の無効ストロークは小さくなる。また、内周リップ部9bは、プライマリピストン15の作動液供給孔15cを塞いだ後に、プライマリピストン15外壁への圧接力を増大させるから、内周リップ部9bが作動液供給孔15cに喰われることもない。
【0021】
第2液圧室18が昇圧すると、その圧力により、第3カップシール13の外周リップ部13aがシリンダ孔6内壁への圧接力を増大させ、内周リップ部13bがセカンダリピストン16外壁への圧接力を増大させて、第2液圧室18をシールする。この第2液圧室18の昇圧時に、第3カップシール13は、ベース部13cの各凸部13dを第2ピストンガイド14のカップ抑え14aに当接してシリンダ孔6に保持されているから、セカンダリピストン16の前進に伴って動くことはなく、セカンダリピストン16の作動液供給孔16cが内周リップ部13bに塞がれれば第2液圧室18が昇圧するから、セカンダリピストン16の無効ストロークは小さくなる。また、第1カップシール9と同様の理由で内周リップ部13bが作動液供給孔16cに喰われることもない。
【0022】
次に、制動を解除して、プライマリピストン15とセカンダリピストン16とが初期位置に復帰するときには、第1液圧室17及び第2液圧室18の内部圧力が減少してリザーバ28内の作動液に対して負圧気味になり、リザーバ28内の作動液が第1カップシール9の両リップ部9a,9b及び第3カップシール13の両リップ部13a,13b(主として外周リップ部9a,13a)を撓ませて第1液圧室17及び第2液圧室18内に補給される。この際に、第1カップシール9及び第3カップシール13は、ベース部9c、13cの背面が外周リップ部9a,13aの先端側へ向けて傾斜して形成されているから、容易に撓んで作動液の補給性を確保する。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、ピストンの液圧室方向への移動に伴ってカップシールが動かないので、ピストンの無効ストロークを小さくすることができる。また、カップシールが複数の凸部をピストンガイドに当接してシリンダ孔内に保持されているから、カップシールが変形する虞はない。さらに、カップシールのベース部背面を外周リップ部先端方向へ傾斜させることにより、リップ部が容易に撓んで作動解除時の液圧室への作動液の補給性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カップシールの保持状態を示す拡大断面図
【図2】 カップシールの正面図
【図3】 カップシールのベース部背面の形状を示す拡大断面図
【図4】 本発明の一実施形態例のタンデムマスタシリンダの断面図
【図5】 同じくマスタシリンダ底部の拡大断面図
【符号の説明】
1…マスタシリンダ、2…シリンダ本体、3…スリーブ、4…プラグ、6…シリンダ孔、9…第1カップシール、9a…第1カップシールの外周リップ部、9b…第1カップシールの内周リップ部、9c…第1カップシールのベース部、9d…第1カップシールの凸部、10…第1ピストンガイド、10a…第1ピストンガイドのカップ抑え、13…第3カップシール、13a…第3カップシールの外周リップ部、13b…第3カップシールの内周リップ部、13c…第3カップシールのベース部、13d…第3カップシールの凸部、14…第2ピストンガイド、14a…第2ピストンガイドカップ抑え、15…プライマリピストン、16…セカンダリピストン
Claims (1)
- シリンダ孔内壁に弾接する外周リップ部と、ピストン外壁に弾接する内周リップ部と、両リップ部を基部で連結するベース部とを有する環状のカップシールをシリンダ孔内に配置し、該カップシールを両リップ部間の凹部に進入するピストンガイドにて保持する車両用液圧マスタシリンダにおいて、前記ベース部の両リップ部の中間よりも内周リップ部側に複数個の凸部を周状に形成するとともに、シリンダ孔の内部圧力が減少してリザーバ内の作動液に対してシリンダ孔内の圧力が負圧になったときに、前記外周リップ部が撓んで作動液の補給性を確保するように、前記ベース部の背面を前記外周リップ部の先端側へ向けて傾斜させて形成し、前記凸部を前記ピストンガイドの端面に当接して、前記カップシールを前記シリンダ孔内に保持することを特徴とする車両用液圧マスタシリンダ。
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