JP4046896B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技の統括的制御を行い、所要の遊技価値を遊技者へ付与可能な遊技を制御する遊技制御装置と、賞球を排出することにより、遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与装置と、上記遊技制御装置から送信される遊技価値付与情報に基づく所要の遊技価値を遊技者に付与するように、遊技価値付与装置の動作制御を行う遊技価値付与制御装置と、を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、小球を遊技媒体として用いたパチンコ遊技を行えるパチンコ機等の遊技機は、種々の遊技装置等が設けられた遊技盤の遊技領域へ遊技店から借り受けた遊技球を弾発し、所定の入賞領域に入賞することで所定数の賞球が賞遊技価値として遊技者に与えられ、また、特別な入賞口等への球入賞に基づいて各種遊技装置が作動して、異なる遊技状態に変換したりするものである。
【0003】
そして、遊技盤面における入賞領域に入賞した遊技球は、遊技盤の裏面側に導かれて入賞球集合樋により整列状に集められ、入賞球を1個宛て検出するセーフセンサを備えたセーフユニットへ導かれてゆき、セーフユニットに設けられた停留機構によって入賞球は一時的に停留され、このセーフセンサからの入賞球検出信号が各種遊技装置の動作制御を行う遊技制御装置へ供給されると、遊技制御装置から適宜な賞球数情報が排出制御装置へ送信され、この賞球数情報を受けた排出制御装置が球排出装置を作動させることで賞球が遊技者に供給され、球排出装置による賞球排出動作の完了に伴って排出制御装置はセーフユニットの停留機構を作動させ、賞球排出動作の完了した入賞球を1個宛て遊技機外へ排出するものとなっていた。
【0004】
なお、遊技盤面に分散して設けた各入賞領域に応じて遊技者が獲得できる賞球数を異ならしめるような場合には、適宜な入賞口には入賞球検出器を設けておくことで、入賞球検出器を設けた入賞口を通ってセーフユニットへ至った入賞球の数と、入賞球検出器を設けていない入賞口を通ってセーフユニットへ至った入賞球の数とを遊技制御装置が識別できるように構成しておき、それに応じた賞球数情報(例えば、入賞球検出器のある入賞口への入賞球に対しては7個の賞球、入賞球検出器のない入賞口への入賞球に対しては13個の賞球)を排出制御装置へ送信するものとなっていた。
【0005】
上記のような賞球排出の手順を実行する遊技機では、入賞球1個毎に賞球排出動作を行わせるものであったことから、比較的短時間に多くの入賞球が発生する可能性のある特別な遊技状態になった場合など、多くの入賞球が未処理のままセーフユニット内に滞留してしまうので、迅速な賞球排出動作を行える遊技機の要望があった。
【0006】
このような事情から、賞球排出動作を高速に行うべく、セーフ球を1個宛て停留させて1個宛て排出するセーフユニットを設けずに、例えば、遊技盤面に設けた各種入賞領域に各々セーフセンサを設けるものとし、各入賞領域へ遊技球が入賞することに基づいてセーフセンサより出力される入賞球検出信号を賞球数情報として排出制御装置へ送信し、各セーフセンサより受けた賞球数情報を排出制御装置が順次記憶してゆき、この記憶していった賞球数情報に基づいて排出制御装置が球排出装置を駆動させて賞球を排出する遊技機が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような賞球排出動作の高速化を企図した遊技機では、遊技制御装置から排出制御装置へ賞遊技価値情報を単方向通信するだけの構成を採用しているため、実際に排出制御装置側で適正な賞球排出動作が行われているかどうか遊技制御装置側では確認できず、例えば、信号線から混入したノイズで送信データが化けたような場合には、異常に大量の賞球が遊技者に付与されたり、逆に、遊技者が本来受けられる筈の賞球に満たなかったりする可能性があり、必ずしも信頼性の高いものではなかった。
【0008】
しかも、セーフユニットを廃した遊技機において、全ての入賞球に基づく賞球排出動作が完了していない状態で電源断が生じたような場合には、賞球排出装置が記憶していた賞球数情報が全て消えてしまうことから、遊技者が本来受ける筈の賞球を獲得できず、遊技者に少なからぬ損害を与えてしまうこともあるので、遊技店との間でトラブルとなる可能性もあり、遊技機としての動作上の信頼性に欠けるという問題がある。なお、セーフユニットを設けて賞球排出を行っていた旧来の遊技機では、稼働中に遊技機の電源が突然断たれた場合でも、賞球排出動作の完了していない賞球はセーフユニット内で停留されたまま残っているので、遊技店としても遊技者が十分納得のゆくような対応を採ることができ、遊技者とのトラブル回避に有効である。
【0009】
また、セーフユニットを廃して賞球排出動作の高速化を図った遊技機における上記のような問題点を回避する方法として、例えば、賞球排出装置が賞球数情報を順次記憶して行く記憶手段を突然の電源断から守るために、給電を要しない不揮発性のメモリ手段等を用いて記憶を保持する事も考えられるが、安易に記憶を保持する機能を設けると、悪意の第三者が遊技機から排出制御装置を取り外して、賞球数の記憶手段に対して不当な賞球数を書き込み、この賞球数情報が改竄された排出制御装置を再び遊技機に取り付けることで、不正に賞球を排出させるような不正行為が行われる可能性があるので、必ずしも望ましい解決策とは言えない。
【0010】
そこで、本発明は上記に鑑みなされたもので、遊技者に付与する賞遊技価値の情報として遊技制御装置から遊技価値付与情報を受ける排出制御装置が、ノイズ等によってデータ化けした遊技価値付与情報に基づいて遊技者に賞遊技価値を付与してしまうような誤動作を効果的に回避でき、また、突然の電源断によっても、遊技者に付与する遊技価値の情報が失われて遊技者に不利益を与えることをできるだけ抑制すると共に、遊技価値情報の不正改竄行為を不可能ならしめ得る遊技機の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る遊技機は、遊技の統括的制御を行い、遊技盤の遊技部に設けられた入賞口への遊技球の入賞に基づいて遊技価値付与情報を送信する遊技制御装置と、賞球を排出することにより、遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与装置と、上記遊技制御装置から送信される遊技価値付与情報に基づく所要の遊技価値を遊技者に付与するように、上記遊技価値付与装置の動作制御を行う遊技価値付与制御装置と、を備えた遊技機であって、上記遊技制御装置は、上記入賞口への遊技球の入賞に応じて特定される賞遊技価値データを累計し、累計する毎に、該賞遊技価値データの累計値を上記遊技価値付与情報として上記遊技価値付与制御装置へ送信する遊技価値付与情報送信制御手段を備え、上記遊技価値付与制御装置は、上記遊技制御装置から送信された遊技価値付与情報を受信累計賞遊技価値データとして記憶する受信累計賞遊技価値データ記憶手段と、上記遊技価値付与装置により遊技者に付与済みの遊技価値の累計値を、処理済み累計賞遊技価値データとして記憶する処理済み累計賞遊技価値データ記憶手段と、上記受信累計賞遊技価値データと上記処理済み累計賞遊技価値データとの差を演算賞遊技価値データとして算出し、該演算賞遊技価値データが予め定めた所定値を越える異常データでないと判定された場合には、算出した演算賞遊技価値データに応じた賞遊技価値を遊技者に付与するよう、上記遊技価値付与装置の動作制御を行う遊技価値演算・付与動作制御手段と、上記遊技価値演算・付与動作制御手段による遊技価値付与装置の動作制御が完了したことに基づいて、処理済み累計賞遊技価値データ記憶手段の記憶内容を、上記受信累計賞遊技価値データに書き換えて更新する処理済み累計賞遊技価値データ更新手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の遊技機において、上記遊技価値演算・付与動作制御手段は、算出した演算賞遊技価値データが負の値であると判定された場合には、当該演算賞遊技価値データを異常データとして上記遊技価値付与装置の動作制御を行わないものとしたことを特徴とする。
【0013】
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、上記遊技価値演算・付与動作制御手段は、異常データと判定した演算賞遊技価値データを所定回数連続して算出した場合には、当該異常状態を報知するようにしたことを特徴とする。
【0014】
また、請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の遊技機において、上記受信、演算、累計、処理を問わず賞遊技価値データ記憶手段の記憶内容を保持するためのバックアップ電力を供給可能なバックアップ電源手段を、上記遊技価値付与制御装置の外部に設けたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る遊技機の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
【0016】
遊技媒体としての遊技球を弾発する弾球遊技を行える遊技機1は、図1に示すように、遊技ユニット2とカードユニット3とから構成してあり、遊技ユニット2には遊技に関連した各種機能(後に詳述)を付加し、カードユニット3にはプリペイドカード(所定の金額で予め販売される弾球遊技用のカードであって、通貨と等価な有価データを記憶させたものをいう)の使用を可能ならしめるカード制御機能や球貸制御機能等を付加してある。
【0017】
上記遊技ユニット2は、中空箱枠状の機枠4の前面側へ額縁状の前面枠5を回動可能に設けることで構成してある。更に、上記前面枠5にはガラス枠6および前面パネル7を回動可能に設けてある。また、透明なガラスが配設されるガラス枠6の後方には、ガイドレール8で囲まれた遊技部9を有する遊技盤10を配設してある。上記遊技盤10は弾球遊技の主体となるもので、ロータリーソレノイド等の電気的駆動源によって弾発された遊技球が上記ガイドレール8に沿って遊技部9内へ到達すると、遊技釘に当たったり風車によって流下方向を変えられたりして流下して行き、遊技部9内に設けた入賞領域たる各種入賞口9a…の何れかに入賞すると、各入賞口9a…毎に設けた入賞センサ(図示省略)によって各入賞球が検出され、この検出信号に基づいて入賞(遊技価値付与状態の発生)に対する遊技価値としての賞球(賞遊技価値)が遊技者に与えられ、入賞口9a…の何れにも入賞しなかった球は、アウト口9bより外れ球として回収される。
【0018】
なお、遊技者が付与される賞遊技価値は賞球に限定されるものではない。例えば、封入球式の遊技機(遊技者が実際の球を取り扱うことなく、機内に封入された球を循環させて弾球遊技を行えるようにした遊技機)においては、仮想的な球数データを追加するような形態で遊技価値の付与動作が行われることとなる。また、遊技者への付与対象となる遊技価値も、パチンコ球やメダル等の遊技媒体に限らず、種々の景品等を遊技者に与えるようにしても良い。
【0019】
また、遊技部9には、その他に、比較的大型の表示器を備える特別図柄表示装置9c、比較的小型の表示器(7セグメント式可変表示器等)を備える普通図柄表示装置9d、一対の可動翼片が開成することで遊技球を受け入れやすい状態に変換する普通電動役物9e、遊技盤面上を流下してくる球を受け止めない遊技者にとって不利な第1状態から遊技盤面上を流下してくる球を受け止めて内部へ招じ入れる遊技者にとって有利な第2状態に変換する球受け扉を有する大入賞口9fを設けてある。
【0020】
一方、上記ガラス枠6の下方に位置する前面パネル7には、賞球(遊技部9内の各種入賞口9a…に入賞することに基づいて遊技者が獲得する球)や貸球(当該遊技店から遊技者に貸し出された球)を貯留する球供給皿11を設けてあり、この球供給皿11より発射球待機部へ球を供給し、この発射球待機部に待機している遊技球を弾発ユニットの弾発機構によって弾発するのである。また、前面枠5の下部適所には、上記弾発ユニットの作動・停止や弾発勢の調整等を操作するための操作ハンドル12や、上記球供給皿11に貯留できずに溢れた球(後に詳述)を受け入れる球受皿13等を適宜に設けてある。
【0021】
なお、上記した遊技ユニット2において、機枠4,前面枠5,ガラス枠6,前面パネル7等よりなる本体枠は、遊技機1で弾球遊技を行うための共通機能を備えたものであり、この本体枠に対して遊技盤10は着脱分離可能な構成としてある。すなわち、遊技内容の異なる弾球遊技を行えるように、異なる盤面構成の遊技盤10に交換することができるのである。
【0022】
上記のような盤面構成の遊技機1における遊技の流れを簡単に説明すると、球供給皿11から遊技球を入れ、操作ハンドル12を適宜回動させると遊技球が弾発されて遊技部9内へ入って行き、遊技部9内を流下して行く過程で、何れかの入賞口9aに入賞すれば、当該入賞に基づく賞球が球貯留皿11もしくは球受皿13へ排出され、何れの入賞口9a…にも入賞しなかった球はアウト口9bから回収される。また、多数の入賞口9a…のうち予め定めた入賞口もしくは通過チャッカには普図始動ゲートセンサ(図示省略)を設けてあり、該普図始動ゲートセンサが遊技球を検出すると、普通図柄表示装置9dによる普通図柄表示ゲームが開始され、普通図柄表示ゲームの停止結果として予め定めた特別の図柄(例えば、数字の「3」「7」等)が表示されると、普通電動役物9eが比較的短時間だけ1〜2回程度開く。そして、普通電動役物9e内には特図始動センサ(図示省略)を設けてあり、特図始動センサが入賞球を検出すると、特別図柄表示装置9cによる特別図柄表示ゲームが開始され、特別図柄表示ゲームの停止結果が、予め定めた特別態様(例えば、3桁の数字が「777」や「333」に揃った表示態様)に該当すると、大入賞口9fが所定条件に基づいて球受け扉を開くことで比較的短時間に多くの入賞球を発生させる可能性の高い特別遊技が開始されるのである。
【0023】
一方、上記カードユニット3内には、球貸制御に関連した諸機能を持たせてあり、カード挿排口14より挿入されたプリペイドカードの有価データを読み取ると共に、例えば上記球供給皿11の適所に設けた球貸ボタンを遊技客が操作することに応じて所定数の遊技球を貸し出し、貸し出した遊技球に相当する通貨を減算した値にプリペイドカードの有価データを書き換え、返却ボタンを遊技客が操作するか、もしくはプリペイドカードの有価データの残数が“0”になった場合に、内部に取り込んでいたプリペイドカードをカード挿排口14より排出するのである。
【0024】
なお、本実施形態として示す遊技機1は、上述したように、別体のカードユニット3を備えることで遊技球の貸出機能を含むものとし、遊技ユニット2の遊技球排出装置から賞球用の遊技球と貸出用の遊技球を排出する構造ものであるが、このようなカードユニット側に設ける遊技球の貸出機能やカード制御機能等を遊技ユニット側に包含させた構造の遊技機としても良い。
【0025】
上記した遊技機1の裏面側は、図2に示すようになっており、機枠4に対して開閉可能な前面枠5を備える遊技ユニット2では、遊技盤10を安定に保持して収納する遊技盤収納フレーム15が前面枠5の裏面側に開閉可能に取り付けてあると共に、該遊技盤収納フレーム15の裏面側には裏機構盤16が開閉可能に取り付けてある。
【0026】
上記裏機構盤16の上部には遊技媒体たる球を貯留するための貯留タンク17を設けてあり、該貯留タンク17内の球は誘導樋18および流路変換樋19を経て、遊技媒体たる球を排出する球排出装置20へ供給される。上記貯留タンク17へは遊技機列より構成された島設備の球供給樋より球供給されるものとしてあり、例えば各遊技機1…を総括的に管理するべく遊技店に設置されている管理装置の制御によって、球が適宜に補給される。なお、本実施形態においては、遊技価値としての賞球を排出する動作を行う球排出装置20が、遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与装置として機能する。
【0027】
また、上記誘導樋18には2条の球流路が形成されるように、下流側に向けて徐々に起立するような仕切り壁を設けてあり、該誘導樋18の下流側に生ぜしめた2条の各球流路から流路変換樋19の各球入口へ遊技球が誘導され、該流路変換樋19内に設けた2条の球流路を介して球排出装置20の各球入口へ遊技球を導き、球排出装置20が備える2つの球排出機能部の動作により、これらの球が賞球もしくは貸球として排出されるのである。なお、上記流路変換樋19の適所には排出待機球を検出するための半端センサ19aを設けてあり、排出用の遊技球が極端に減少している状態(球貸要求に対する十分な排出球が残存していない状態や、入賞球に対する賞球用の球が十分に残存していない状態)を検出する。
【0028】
上記のような球流路を経て、球排出装置20から排出された球は、球排出樋21を介して球供給皿11へ排出される。なお、球排出樋21の下方部には、落下してきた球を球供給皿11へ導く調流樋(図示省略)と、この調流樋に至る直前で分岐して球受皿13につながる分配樋(図示省略)とを備え、球供給皿11が遊技球で一杯になると上記調流樋にも球が貯まり、この貯まった球が分配樋との分岐部にまで達すると、調流樋22b内に溢れた遊技球がこの分配樋を介して球受皿13へ排出されるのである。更に、球受皿13も球で一杯となって分配樋内にまで球が溢れるようになった場合には、分配樋内適所に設けたオーバーフローセンサ(図示省略)によって、該状態を検出する。
【0029】
なお、遊技店の営業終了時や遊技機1の修理・保守時には、上記のような球排出装置20によって遊技球を排出せずに、貯留タンク17から流路変換樋19にかけて待機させてある遊技球を効率よく排出することが望ましいので、遊技店員等が球抜動作を指示する球抜操作手段(図示省略)を設けておき、この球抜操作手段が操作されたことを球抜センサ(図示省略)が検出することで、例えば、流路変換樋19の下流側適所の待機球流路から球抜流路へ分岐させるような流路変換動作が実行され、待機球が球抜流路から機外排出口へ効率よく排出されるように構成してある。
【0030】
また、裏機構盤16の裏面側には、普通電動役物9eや大入賞口9f等の遊技装置を制御すると共に他の制御装置へ適宜な指令を行うことで統括的に遊技進行を制御する遊技制御装置22と、該遊技制御装置22からの指令を受けて各種遊技装置等を制御する排出制御装置23,発射制御装置24,表示制御装置25,装飾制御装置26,音制御装置27等と、遊技機1の外部からのAC電源の入力や管理装置との間における信号の授受などの中継を行う外部ターミナル28と、該ターミナル28を介して供給される電源(AC24V)を適宜に変換して各種の制御装置や遊技装置等へ供給する電源供給ユニット29を設けてある。
【0031】
上記の電源供給ユニット29は、図3に示すように、外部ターミナル28よりAC24Vを受けて、所要電圧の直流に変換した後、各制御装置等へ電源供給する。例えば、DC32V,DC24V,DC12Vを遊技制御装置22に、DC24V,DC12Vを排出制御装置23に、DC30V,DC12Vを発射制御装置24に、DC12Vを表示制御装置25に、DC30V,DC24V,DC12Vを装飾制御装置26に、DC12Vを音制御装置27に、各々供給するものとしてある。
【0032】
遊技制御装置22は、遊技の統括的制御を行う制御装置であり、遊技盤10に設けた普通電動役物9eや大入賞口9f等の電気装置の動作を制御すると共に、各種入賞口9a…等への入賞に基づく遊技価値付与情報としての賞球累計値データを排出制御装置23へ送信し、特別図柄表示装置に表示させる図柄やその変換態様等の情報に関する表示データを表示制御装置25へ送信し、遊技状態に応じた各種の装飾表示を行わせるための装飾データを装飾制御装置26へ送信し、遊技状態に応じた各種の交換を出力させるための音データを音制御手段27へ送信する。
【0033】
発射制御装置24は、球の発射動作を行う発射ユニット(球供給皿11より1個宛て供給された球を発射レールからガイドレール8へ打ち出す機構部)の動作制御を行うもので、適宜な収納ケース内に制御機能を実現する制御基盤を収納したものである。
【0034】
表示制御装置25は、遊技制御装置22からの指令信号(表示データを制御情報として含む信号)に従って、特別図柄表示装置9cを制御して、その表示器に所定の画像を表示させるもので、適宜な収納ケース内に制御機能を実現する制御基盤を収納したものである。
【0035】
装飾制御装置26は、遊技制御装置22からの指令信号(装飾データを制御情報として含む信号)に従って、遊技機1の前面等に配設された装飾用ランプ類の作動(点灯または消灯)を制御するもので、適宜な収納ケース内に制御機能を実現する制御基盤を収納したものである。
【0036】
音制御装置27は、遊技制御装置22からの指令信号(音データを制御情報として含む信号)に従って、遊技機1の前面等に配設されたスピーカより遊技状態に応じた各種の効果音を出力させる制御を行うもので、適宜な収納ケース内に制御機能を実現する制御基盤を収納したものである。
【0037】
排出制御装置23は遊技制御装置22から送信された賞球累計値データ(遊技価値付与情報)と、球排出装置20の排出センサからの検出信号に基づいて、球排出装置20の排出ソレノイドへの通電を制御し、所定数の遊技球を排出させる制御を行う。また、排出制御装置23はカードユニット3との間で信号の授受を行いながら、球貸しに伴う制御を行う。以下に、カードユニット3と排出制御装置23との間で行われる球貸し制御手順について説明する。便宜上、信号の授受は正論理で説明する。
【0038】
カードユニット32は、遊技ユニット2の排出制御装置23から出力されるPRDY信号がHiの状態であれば、排出制御装置23が球の排出制御が行える状態と判断する。カードユニット3は、排出制御装置23が球の排出制御を行える状態であれば、球貸釦(図示省略)の操作を受け付け、球貸釦からの入力があれば、排出制御装置23にこれから球貸要求(BRQ信号)が行われる旨を連絡するBRDY信号をHiにする。排出制御装置23は、BRDY信号がHiになると、球貸しのための球の排出制御を行う準備を行い、球貸要求信号であるBRQ信号の監視を行う。
【0039】
続いて、カードユニット3は、BRDY信号をHiにしてから所定時間経過後に、BRQ信号をHiにし、排出制御装置23はこのBRQ信号のHiを受けると、カードユニット3にBRQ信号を受信したことを連絡するEXS信号をHiにするとともに、所定単位(例えば、BRQ信号1パルスで25個)の球の排出を行い、この排出が終了すると、排出制御装置23はカードユニット3へ出力しているEXS信号をLoにしてBRQ信号に基づく球の排出が終了したことをカードユニット3に連絡し、いまだBRDY信号がHiを継続していれば再びBRQ信号の監視を行い、BRDY信号がLoになった場合は球貸し排出制御処理を終了する。一方、カードユニット3はBRQ信号をHiにした後、出力されたEXS信号のHiを確認すると、BRQ信号をLoにして、EXS信号の監視を行う。このEXS信号のLoを確認すると、続けて球貸要求を行う場合は、上記同様にBRQ信号をHiにし、また、球貸要求を行わない場合はBRDY信号をLoにする。
【0040】
次に、遊技制御装置22と排出制御装置23についての詳細な構成を図4に基づき説明する。
【0041】
遊技制御装置22は、弾球遊技に必要な各種の電気装置(普通電動役物9eや大入賞口9f等)の動作制御を行うワンチップマイコンからなる遊技用演算処理装置である遊技用マイクロコンピュータ30と、水晶の発信周波数を分周して所定時間幅のクロックを生成するクロック生成回路であるCLK31と、各種センサ等からの検出信号を受ける入力インターフェース32と、各種の電気装置や制御装置へ指令信号等を出力するための出力インターフェース33とを含む。なお、遊技用マイクロコンピュータ30は、CPU30a,ROM30b,RAM30cを内蔵したアミューズチップ用のICとしてワンチップに集積されたものである。
【0042】
上記入力インターフェース32には、入賞口9a…の各々に設けた第1入賞センサ341 〜第N入賞センサ34N からの信号、普通電動役物9e内に設けた特図始動センサ35からの信号、所定の入賞領域に設けた普図始動ゲートセンサ36からの信号、大入賞口9f内の特別な入賞領域に設けた継続センサ37からの信号、大入賞口9f内に入った全ての球を検出するカウントセンサ38からの信号が、各々入力される。
【0043】
上記出力インターフェース33からは、表示制御装置25、装飾制御装置26、音制御装置27、発射制御装置24、普通図柄表示装置9d、普通電動役物9eの電気的駆動源である普通電動役物ソレノイド39、大入賞口9fの電気的駆動源である大入賞口ソレノイド40へ、各々適宜な指令信号等を出力し、更に、排出制御装置23に対しては、遊技価値付与情報としての賞球累計値データを出力するものとしてある。
【0044】
ここで、遊技制御装置22の遊技用マイクロコンピュータ30におけるRAM30cの遊技価値付与情報に関連した記憶部のイメージ構造を図5に基づいて説明する。RAM30cには、少なくとも、「種々の入賞球(遊技価値付与の対象として予め定めた遊技状態)が発生することに基づき、当該入賞球の種別に応じた賞球数のデータ(遊技者に付与する遊技価値についての情報)である賞遊技価値データを記憶する賞球データ記憶領域(発生した遊技状態に応じて特定される賞遊技価値データを記憶する賞遊技価値データ記憶手段)」と、「当該遊技機1が正常起動した後の遊技において発生した入賞球に基づく賞球を排出するべく排出制御装置23へ送信した送信済み累計値データ(遊技価値付与情報として遊技価値付与制御装置へ送信した送信済み累計賞遊技価値データ)を記憶する送信済み累計値データ記憶領域(送信済み累計賞遊技価値データ記憶手段)」と、「賞球データ記憶領域に記憶された賞球データを、送信済み累計値データ記憶領域に記憶されている送信済み累計値データに加算してなる送信用累計値データ(送信用累計賞遊技価値データ)を記憶する送信用累計値データ記憶領域(送信用累計賞遊技価値データ記憶手段)」とを備える。
【0045】
上記のような構造のRAM30cを備える遊技用マイクロコンピュータ30の具体的動作の流れを説明する。
【0046】
まず、賞球排出の対象となる入賞球が発生(賞価値付与の対象となる遊技状態が発生)して、第1入賞センサ341 〜第N入賞センサ34N やカウントセンサ38等からの信号が入力されると、各入賞球に応じた賞球データが賞球データ記憶領域に一旦記憶し、この賞球データを送信済み累計値データに加算することで、当該入賞球の発生に基づく賞球分を加えた賞球の累計値データを算出し、この累計値データを送信用累計値データ記憶領域に一旦記憶すると共に、賞球の累計値データの加算対象となった賞球データをクリアし、この送信用累計値データ記憶領域の記憶内容を賞球累計値データとして排出制御装置23へ送信する。
【0047】
すなわち、遊技用マイクロコンピュータ30のCPU30aやROM30bが協働することで、「賞遊技価値データが賞遊技価値データ記憶手段に記憶されることに基づいて、送信済み累計賞遊技価値データ記憶手段に記憶されている送信済み累計賞遊技価値データに賞遊技価値データを加算してなる送信用累計賞遊技価値データを送信用累計賞遊技価値データ記憶手段に記憶させると共に、賞遊技価値データ記憶手段の賞遊技価値データをクリアし、送信用累計賞遊技価値データ記憶手段に記憶させた送信用累計賞遊技価値データを遊技価値付与情報として遊技価値付与制御装置へ送信する遊技価値付与情報送信制御手段」として機能するのである。
【0048】
上記のようにして、排出制御装置23への賞球累計値データの送信が完了すると、送信済み累計値データ記憶領域に記憶されている送信済み累計値データを送信用累計値データ記憶領域に記憶されている送信用累計値データに書き換えて更新すると共に、送信用累計値データ記憶領域の記憶内容をクリアする。
【0049】
すなわち、遊技用マイクロコンピュータ30のCPU30aやROM30bが協働することで、「遊技価値付与情報送信制御手段によって送信用累計賞遊技価値データが遊技価値付与制御装置へ送信されることに基づいて、送信済み累計賞遊技価値データ記憶手段の記憶内容を、送信用累計賞遊技価値データ記憶手段に記憶されている送信用累計賞遊技価値データに書き換えて更新すると共に、送信用累計賞遊技価値データ記憶手段の送信用累計賞遊技価値データをクリアする送信済み累計賞遊技価値データ更新手段」として機能するのである。
【0050】
なお、遊技制御装置22から排出制御装置23への賞球累計値データの送信処理は極めて短時間で行われるもので、通常は、後続の入賞球が検出されて当該入賞に基づく賞球データが賞球データ記憶領域に書き込まれるよりも前に賞球累計値データの送信処理が完了する。また、極く稀に、2つ以上の球がほぼ同時に入賞センサに検出されるようなケースがあっても、これらのセンサ入力は、入力インターフェース32のバッファによる緩衝作用を期せるので、遊技用マイクロコンピュータ30へ2つの信号が同時に供給される等して、一方の入賞球が無効となるような不利益が遊技者に及ぶことの無いようにしてある。
【0051】
一方、排出制御装置23は、CPU41、ROM42、RAM43、CLK44、入力用インターフェース45、出力用インターフェース46、ロジック回路47、停電検出回路48、整流素子49を含み、これらは内部のアドレスバス、データバス、電源線等で接続してある。
【0052】
上記排出制御装置23のCPU41は、遊技球の排出(賞球排出および貸球排出)に必要な処理を行うもので、その制御に必要な各種のプログラム等がROM42に格納されている。
【0053】
揮発性のメモリであるRAM43は、ワークエリアとして使用されるもので、種々の情報(特に、遊技制御装置22より送信された賞球累計値データを含む賞球排出に関連した記憶情報)を記憶可能な記憶手段として機能する。なお、このRAM43は、上記CPU41とは別個に設けた単体のメモリ素子等から構成することで、RAM43のみの単独バックアップを可能にしてある。なお、RAM43には、処理済み累計値データ記憶領域、演算データ記憶領域、演算用累計値データ記憶領域、受信累計値データ記憶領域、その他のワークメモリエリア等を有している。
【0054】
入力用インターフェース45には、球抜要求操作を検出する球抜センサ50からの検出信号、球排出装置20の球排出状態を検出する第1排出センサ51a,第2排出センサ52bからの検出信号、流路変換樋19内の適所に設けた半端センサ19aからの検出信号、球受皿13が満杯状態であることを検出するオーバーフローセンサ52からの検出信号、RAM43の内容をクリアするリセットスイッチ53からのリセット要求信号が、各々入力される。
【0055】
出力インターフェース46からは、遊技制御装置22より送信された遊技価値付与情報に基づいて遊技者に付与した賞球の累計値(処理済み累計賞遊技価値データ:当該遊技機1が正常に起動した後に実際に排出した賞球の総数)を表示するための情報表示部23aへの表示信号、球抜ソレノイド54への駆動信号、球排出装置20の第1排出ソレノイド55a,第2排出ソレノイド55bへの駆動信号が、各々出力される。
【0056】
なお、処理済み累計賞遊技価値データを可視表示する情報表示部23aは、例えば、排出制御装置23の裏面側に7セグメント式可変表示器を6個並設したもので(図2参照)、6桁の数値表示が可能な構成としてあるが、遊技機裏面側に設ける場合に限らず、遊技店員が確認し易いように遊技機の前面側で表示できるようにしても良い。
【0057】
ロジック電源回路47は、電源供給ユニット29から供給されるDC24VをDC5Vに変換して、排出制御装置23内の各部(CPU41,ROM42,RAM43等)へ電源供給する。
【0058】
停電検出回路48は、電源供給ユニット29からロジック電源回路47への電源供給が絶たれたことを検出するもので、給電電圧が所定の閾値よりも下がったことを停電と判断し、CPU41に強制的に割込をかけて動作を停止させるのである。
【0059】
上記RAM43への電源供給は、整流素子49を介して行うものとしてあり、この給電ラインは電源装置としての電源供給ユニット29に設けたバックアップ電源手段56にも供給されるものとしてある。そして、バックアップ電源手段56は、大容量コンデンサ等の蓄電機能を備えるもので、排出制御装置23が正常に機能している間は、RAM43への給電電圧5Vがバックアップ電源手段56の正極にも印加されて充電状態にあるが、停電等により排出制御装置23内部の給電が断たれるとバックアップ電源手段56の放電によりRAM43への電源供給が行われるのである。この時、RAM43への給電ラインには整流素子49が接続されていることから、ロジック電源回路47側に放電されることはなく、RAM43のみにバックアップ電力が供給される。
【0060】
しかも、バックアップ電源手段56は排出制御装置23に設けず、電源供給ユニット29に設けるものとしたので、排出制御装置23を遊技ユニット2から取り外すために、電源供給ユニット29との接続コネクタを外してしまうと、排出制御装置23内のRAM43へのバックアップ電力の供給が断たれてしまう。すなわち、排出制御装置23のRAM43の記憶内容を遊技者に有利な遊技状態情報や賞球データに書き換えて、電源復旧時に不当に利益を得ようとする不正行為を防止できるのである。
【0061】
次に、排出制御装置23のRAM43における各記憶領域の詳細について説明する。
【0062】
処理済み累計値データを記憶する処理済み累計値データ記憶領域は、遊技制御装置22から送信された賞球累計値データに基づいて球排出装置20の第1,第2ソレノイド55a,55bを駆動制御して実際に排出処理した賞球の累計値を記憶するもので、「遊技制御装置から送信された遊技価値付与情報に基づいて遊技価値の排出制御の処理を行って遊技者に付与した遊技価値の累計値を、処理済み累計賞遊技価値データとして記憶する処理済み累計賞遊技価値データ記憶手段」として機能する。
【0063】
受信累計値データを記憶する受信累計値データ記憶領域は、遊技制御装置22から送信された賞球累計値データを一時的に記憶するもので、「遊技制御装置から送信された遊技価値付与情報を受信累計賞遊技価値データとして記憶する受信累計賞遊技価値データ記憶手段」として機能する。
【0064】
演算用累計値データを記憶する演算用累計値データ記憶領域は、球排出装置20により実際に排出する賞球数を算出するために、受信累計値データを一旦格納するもので、「受信累計賞遊技価値データ記憶手段に記憶されている受信累計賞遊技価値データを演算用累計賞遊技価値データとして記憶する上記演算用累計賞遊技価値データ記憶手段」として機能する。なお、このように演算用累計値データ記憶領域を設けて、演算に用いる受信累計値データを演算用累計値データとして記憶させておくのは、受信累計値データに基づく賞球排出制御処理が完了する前に、遊技制御装置22から送信された後続の賞球累計値データによって受信累計値データが書き換えられてしまうことを防止するためである。
【0065】
演算データを記憶する演算データ記憶領域は、演算用累計値データから処理済み累計値データを減算した差分データ(今回の賞球排出処理において遊技者に払い出す賞球の数)を一旦格納するもので、「演算用累計賞遊技価値データと処理済み累計賞遊技価値データとの差である演算賞遊技価値データを記憶する演算賞遊技価値データ記憶手段」として機能する。
【0066】
上記のような構造のRAM43を備える排出制御装置23の賞球排出制御に関連した具体的動作の流れを説明する。
【0067】
まず、遊技制御装置22から送信された賞球累計値データが受信累計値データ記憶領域に記憶されていれば、この受信累計値データを演算用累計値データとして演算用累計値データ記憶領域に記憶させ、演算用累計値データメモリと処理済み累計値データとの差を演算データとして算出して演算データ記憶領域に記憶させ、この演算データに基づいて第1,第2排出ソレノイド55a,55bを駆動制御することにより、演算データに応じた数の賞球を球排出装置20から排出させる。
【0068】
すなわち、排出制御装置23のCPU41やROM42が協働することで、「受信累計賞遊技価値データ記憶手段に記憶されている受信累計賞遊技価値データを演算用累計賞遊技価値データとして演算用累計賞遊技価値データ記憶手段に記憶させ、演算用累計賞遊技価値データと処理済み累計賞遊技価値データとの差を演算賞遊技価値データとして算出し、該演算賞遊技価値データを演算賞遊技価値データ記憶手段に記憶させ、演算賞遊技価値データ記憶手段に演算賞遊技価値データが記憶されていることに基づいて、演算賞遊技価値データに応じた賞遊技価値を遊技者に付与するよう、遊技価値付与装置の動作制御を行う遊技価値演算・付与動作制御手段」として機能するのである。
【0069】
上記のようにして、演算データ記憶領域に記憶させた演算データに基づく賞球排出処理が完了すると、処理済み累計値データ記憶領域の記憶内容を演算用累計値データ記憶領域の記憶内容である演算用累計値データに書き換えて更新し、演算用累計値データ記憶領域と演算データ記憶領域の記憶内容をクリアする。
【0070】
すなわち、排出制御装置23のCPU41やROM42が協働することで、「遊技価値演算・付与動作制御手段による遊技価値付与装置の動作制御で所要の遊技価値付与動作の処理が完了したことに基づいて、処理済み累計賞遊技価値データ記憶手段の記憶内容を、演算用累計賞遊技価値データ記憶手段に記憶されている演算用累計賞遊技価値データに書き換えて更新すると共に、演算用累計賞遊技価値データ記憶手段の演算用累計賞遊技価値データおよび演算賞遊技価値データ記憶手段の演算賞遊技価値データをクリアする処理済み累計賞遊技価値データ更新手段」として機能するのである。
【0071】
上述した如く、受信累計値データに基づく賞球排出制御処理が行われている間に、後続の入賞球に基づく賞球累計値データが遊技制御装置22から送信され、受信累計値データ記憶領域に新たに受信累計値データが記憶されていた場合には、この受信累計値データを同様に演算用累計値データとして演算データを算出して、賞球排出制御処理を行うのである。
【0072】
また、受信累計値データ記憶領域に記憶された受信累計値データが演算用累計値データとして演算データの算出に用いられる前に、更に後続の賞球累計値データが遊技制御装置22から送信された場合には、賞球累計値データ記憶領域の記憶内容が最新の賞球累計値データに上書きされて行くこととなるが、その場合には、複数の入賞球に基づく賞球数の合計値が演算データとして算出され、複数の入賞球に基づく賞球の合計分が一度に排出されるため、遊技者に何ら不利益が及ぶことはない。
【0073】
しかも、賞球累計値データを賞価値付与情報として遊技制御装置22から排出制御装置23へ送信し、その賞球累計値データから処理済み累計値データを減算した差分を演算データとして排出賞球数を特定するものとすれば、賞球累計値データの送信路へのノイズ混入等に起因して不適正な賞球累計値データが送信されて、受信累計値データが不適正なデータに化け、本来の賞球数に満たない賞球排出動作が行われることとなった場合でも、その後に排出制御装置23が受信した適正な賞球累計値データに基づいて適正な賞球数の排出に補正される。
【0074】
逆に、受信累計値データが不適正なデータに化けて、本来の賞球数を超える賞球排出動作が行われることとなった場合、その後に発生した入賞球に基づいて賞球累計値データが増えて、誤動作により排出してしまった処理済み累計値データに達するまで賞球排出動作を行わなければ、自然と適正な排出賞球数に補正されることとなる。しかしながら、不適正なデータに化けた受信累計値データが処理済み累計値データよりも著しく大きかった場合には、数十〜数百回にも渡って賞球排出動作を行わないようなケースも考えられ、遊技者に不信感を与えると共に、遊技者が途中で遊技を中断してしまう可能性もあり、到底、現実的な処理とは言えない。
【0075】
そこで、演算データとして算出された値が予め定めた所定数を超える場合には、賞球累計値データが不適正なデータ(異常データ)であるとして、当該演算データに基づく賞球排出動作を規制するような制御機能を排出制御装置23に持たせても良い。すなわち、遊技価値付与制御装置の遊技価値演算・付与動作制御手段が、算出した演算賞遊技価値データが予め定めた所定値を超えると判定した場合には、当該演算賞遊技価値データを異常データとして遊技価値付与装置の動作制御を行わないものとする。
【0076】
なお、異常データの判定に用いる所定数は、遊技機の機種に応じて適宜に定めれば良い。例えば、本実施形態で採用したソレノイドタイプの球排出装置20では、15個(最大賞球数)の賞球を排出するのに概ね0.6秒を要し、標準的な遊技機で遊技した場合に0.6秒間で発生し得る入賞球の数が3を超えることは統計的に極めて稀であることから、15個賞球の入賞球が3個発生した場合の45個を所定数に定め、45個の演算データまでを正常と判定し、45個を超える演算データを異常と判定すれば、本来の賞球数を超える異常データを高い確率で特定することができる。
【0077】
また、遊技制御装置22から受信した賞球累計値データが処理済み累計値データよりも小さい場合には、演算データの符号が負となり、明らかに異常であるから、このような負の値である演算データに基づく賞球排出動作を規制するような制御機能を排出制御装置23に持たせても良い。すなわち、遊技価値付与制御装置の遊技価値演算・付与動作制御手段が、算出した演算賞遊技価値データが負の値であると判定した場合には、当該演算賞遊技価値データを異常データとして遊技価値付与装置の動作制御を行わないものとする。
【0078】
上記のように、異常データと判定して賞球排出動作を規制しなければならない状態が連続して発生したような場合は、異常な賞球累計値データが意図的に送信されるような不正行為が行われている蓋然性が高いので、予め定めた所定回数連続して異常データの判定を行った場合には、その異常状態を遊技店員等に報知する機能を排出制御装置23に持たせても良い。すなわち、遊技価値付与制御装置の遊技価値演算・付与動作制御手段が、異常データと判定した演算賞遊技価値データを予め定めた所定回数連続して算出した場合、当該異常状態を報知するように構成する。
【0079】
なお、異常状態の判定に用いる異常データの連続検出回数も遊技機の種類や遊技環境等に応じて適宜に定めればよい。本実施形態の遊技機1では、演算データが45を超えるときに異常データと判定するものとしてあるので、異常データの連続検出回数を2回程度に抑えておけば、賞球累計値データが異常で賞球排出を行わなかった後に適正な賞球累計値データが受信された場合でも、2個の入賞球に基づく排出賞球数(演算データ)が異常判定値を超えることはないし、そもそも通常の遊技機設置環境で賞球累計値データが連続して化けること自体、有り得ないほどに低い可能性に止まるので、異常状態の判定には十分である。
【0080】
上記のような記憶領域を備えるRAM43には、電源供給ユニット29のバックアップ電源手段56から供給されるものとしてあるので、遊技機1に突然の電源断が生じても、RAM43の各記憶領域はバックアップされるので、遊技制御装置22から受信した賞球累計値データに基づく賞球排出制御処理が完了していなかった場合、演算データ記憶領域に演算データが残っているので、電源復帰により遊技機1が正常に起動した際に、演算データ記憶領域に残った演算データに基づく賞球排出制御処理を行うようにすれば、遊技者が本来受け取るべき賞球が無効となって、遊技者に不利益を与えることを極力回避できる。
【0081】
すなわち、遊技価値演算・付与動作制御手段が、遊技機本体の電源が遮断された際に、遊技価値付与制御装置の演算賞遊技価値データ記憶手段に残っていた未処理分の演算賞遊技価値データがバックアップ電源により保持されていた場合、遊技機が正常に起動した時、演算賞遊技価値データ記憶手段に残っていた未処理分の演算賞遊技価値データに基づいて遊技価値付与装置の動作制御を行うように構成するのである。
【0082】
なお、受信累計値データ記憶領域に受信累計値データが残っていた場合には、この受信累計値データを演算用累計値データとした演算データを算出して、新たに算出した演算データに基づいて賞球排出制御処理を行うようにすれば、バックアップ対象となった演算データの算出後に遊技制御装置22から送信された賞球累計値データに基づく賞球排出を行うことが可能となるので、一層確実な賞球排出制御処理を行うことができる。
【0083】
また、バックアップ電源手段56により電源断から保護されたRAM43の処理済み累計値データは、遊技機1の電源が遮断される前の累計値であるが、再起動後には遊技制御装置22におけるRAM30cの送信済み累計値データが帰零してしまうために、処理済み累計値データをそのまま使用することに意味がないので、処理済み累計値データ記憶領域はクリアする。
【0084】
さらに、本実施形態に係る遊技機1は、排出制御装置23が備えるRAM43の記憶内容を保持するためのバックアップ電力を供給可能なバックアップ電源手段56は、排出制御装置23の外部に設けるものとしたので、電源断中に排出制御装置23を遊技機1から取り外したりすると、RAM43の記憶内容は保持されなくなるので、排出制御装置23を遊技機1から取り外して演算データ記憶領域や受信累計値データ記憶領域の記憶内容を書き換えるような不正行為を行うことができず、不正防止に好適である。なお、バックアップ電源手段56は電源供給ユニット29に設ける場合に限定されないが、本実施形態の如くすれば、電源供給ユニット29で電源供給を一元的に扱う構造となって、保守や管理が容易である。また、電源廻りの配線を簡略化できるという効果もある。
【0085】
図6は、遊技制御装置22から排出制御装置23へ賞球累計値データを送信する際のタイミングチャートを示すもので、受信可能信号(リセット信号)の送信タイミングに合わせて一定周期のクロックとして送信されるストローブ信号の立ち下がり時点を基準として、データ信号のレベルを読み取ることにより、20ビット(D0,D1,D2,D3,…,D16,D17,D18,D19)の賞球累計値データ(0個〜1048575個)を取得することができる。
【0086】
次に、遊技制御装置22が行う賞球データ送信処理を図7のフローチャートに基づき説明する。
【0087】
この賞球データ送信処理は、第1入賞センサ341 〜第N入賞センサ34N やカウントセンサ38等からの入賞球検出信号が入力されることに基づく賞遊技価値が5個賞球であるか否かを判定し(ステップS1)、5個賞球に該当した場合には、送信済み累計値データに5を加算して演算結果を送信用累計値データ記憶領域に格納し(ステップS2)、5個賞球でなかった場合には15個賞球であるか否かを判定し(ステップS3)、15個賞球であった場合には、送信済み累計値データに15を加算して演算結果を送信用累計値データ記憶領域に格納する(ステップS4)。なお、賞遊技価値が5個賞球でも15個賞球でもなかった場合には、賞球の付与対象となる入賞球は検出されていないものとして、そのまま賞球データ送信処理を終了する。
【0088】
上記ステップS2もしくはステップS4において送信用累計値データ記憶領域に送信用累計値データを格納した場合には、送信用累計値データを賞球累計値データとして排出制御装置23へ送信し(ステップS5)、その後、送信用累計値データ記憶領域に記憶された送信用累計値データを処理済み累計値データ記憶領域に移動する(ステップS6)。斯くして、処理済み累計値データ記憶領域の記憶内容が更新されることとなる。
【0089】
次に、排出制御装置23が行う賞球排出制御処理を図8のフローチャートに基づき説明する。
【0090】
先ず、遊技制御装置22から賞球累計値データを受信することに伴って受信累計値データ記憶領域に受信累計値データが記憶されているか否かを判定し(ステップS11)、受信累計値データが無ければそのまま賞球排出制御処理を一旦終了する。
【0091】
一方、上記ステップS11において受信累計値データがあると判定した場合には、受信累計値データ記憶領域の受信累計値データを演算用累計値データ記憶領域に移動して受信累計値データを演算用累計値データとし(ステップS12)、演算用累計値データから処理済み累計値データ記憶領域に記憶されている処理済み累計値データを減算した演算データを演算データ記憶領域に格納する(ステップS13)。
【0092】
上記のようにして求めた演算データがプラスであるか(負の値になっていないか)を判定し(ステップS14)、演算データが正の値であった場合には、当該演算データが所定数以上(例えば、45個を超える数値で46以上)になっていないかを判定し(ステップS15)、所定数未満であれば、異常カウンタのカウント値をクリアし(ステップS16)、球排出装置20の第1,第2ソレノイド55a,55bを駆動させて演算データに相当する数の賞球排出動作を行わせる賞球排出処理を行う(ステップS17)。
【0093】
そして、上記ステップS17による賞球排出処理が完了して、遊技制御装置から受信した賞球累計値データに基づく賞球を遊技者に付与した後は、演算データ記憶領域の演算データをクリアし(ステップS18)、処理済み累計値データ記憶領域の記憶内容を演算用累計値データ記憶領域に記憶された演算用累計値データに更新すると共に演算用累計値データ記憶領域の記憶内容をクリアする(ステップS19)。
【0094】
一方、上記ステップS14において演算データがプラスと判定された場合、もしくは上記ステップS15において演算データが所定数以上と判定された場合には、演算データ記憶領域の演算データ,演算用累計値データ記憶領域の演算用累計値データ,受信累計値データ記憶領域の受信累計値データをクリアし(ステップS20)、異常カウンタのカウント値に「1」加算する(ステップS21)。
【0095】
そして、異常カウンタのカウント値が「2」以上か否かを判定し(ステップS22)、未だ異常カウンタのカウント値が「2」に満たなければ、そのまま一旦賞球排出制御処理を終了するが、異常カウンタのカウント値が「2」以上であった場合には、異常状態が発生した旨の報知を行って、賞球排出動作を中断する異常処理を行う(ステップS23)。
【0096】
次に、排出制御装置23が行う電源投入処理を図9のフローチャートに基づき説明する。
【0097】
先ず、電源投入時であるか否かの判定を行い(ステップS31)、電源投入時でなければ、そのまま電源投入処理を終了するが、上記ステップS31で電源投入時と判定した場合には、RAM43における演算データ記憶領域以外の記憶領域(処理済み累計値データ記憶領域,演算用累計値データ記憶領域,受信累計値データ記憶領域等)をクリアする初期設定処理を行う(ステップS32)。
【0098】
そして、上記ステップS32で初期設定処理を行った後、演算データ記憶領域に演算データが記憶されているか否かを判定し(ステップS33)、演算データ記憶領域に演算データが記憶されていない場合にはそのまま電源投入処理を終了するが、演算データが記憶されていた場合には、行うべき賞球排出制御動作が未完の状態で電源断等が生じたものとして、演算データ記憶領域に記憶されている演算データに相当する賞球を排出する処理を行う(ステップS34)。なお、賞球排出動作の終了に伴って、演算データ記憶領域もクリアされる。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る遊技機によれば、遊技制御装置が、入賞口への遊技球の入賞に応じて特定される賞遊技価値データを累計し、累計する毎に、該賞遊技価値データの累計値を遊技価値付与情報として遊技価値付与制御装置へ送信すると共に、この遊技価値付与情報を受けた遊技価値付与制御装置では、受信した遊技価値付与情報である受信累計賞遊技価値データから、遊技価値付与装置により遊技者に付与済みの遊技価値の累計値としての処理済み累計賞遊技価値データを減算することで、未だ遊技者に付与されていない遊技価値に相当する演算賞遊技価値データを算出し、この演算賞遊技価値データが予め定めた所定値を越える異常データでないと判定された場合には、算出された演算賞遊技価値データに基づいて遊技価値付与装置の動作制御を行うことで、実質的に遊技制御手段が特定した賞遊技価値データに相当する遊技価値を遊技者に付与するものとしたので、一時的にノイズ等によってデータ化けした遊技価値付与情報に基づいて遊技者に賞遊技価値を付与してしまっても、その後に適正な賞遊技価値付与情報が遊技制御装置から遊技価値情報付与制御手段へ送信されれば、その受信累計賞遊技価値データは適正な賞遊技価値の累計値となるので、この受信累計賞遊技価値データと遊技価値付与制御手段が遊技価値の付与処理を行った処理済み賞遊技価値データとの差である演算賞遊技価値データに相当する遊技価値を遊技者に付与することで、遊技者が本来付与される適正な遊技価値に等しくなり、一時的なノイズ混入等に起因して不適正な遊技価値付与情報が送信されて誤った賞遊技価値の付与が行われることとなってしまっても、その後に遊技価値付与制御装置が受信した適正な遊技価値付与情報に基づいて適正な賞遊技価値の付与に補正されることから、賞遊技価値の付与に関連した誤動作を効果的に回避できる。
【0100】
さらに、請求項1に係る遊技機においては、遊技制御装置から遊技価値付与制御手段へ遊技価値付与情報を送信する送信路等でノイズが混入することで遊技価値付与情報が不適正な情報に化け、遊技価値演算・付与動作制御手段が算出した演算賞遊技価値データが予め定めた所定値を越える異常データであった場合には、その異常データに基づく遊技価値付与装置の動作制御を行わないので、遊技者が本来付与される値を超えた桁違いに大きな賞遊技価値が遊技者に付与されてしまうことを回避でき、次回に遊技制御装置から遊技価値付与制御手段へ送信された遊技価値付与情報が適正なもので、所定値を超えない演算賞遊技価値データが算出されれば、異常データとして付与対象外とされたために遊技者へ付与されなかった前回分の適正な賞遊技価値と今回の賞遊技価値との合計値に等しい演算賞遊技価値データに基づく賞遊技価値が遊技者に一度に付与されることから、異常データを遊技価値の付与対象外としても、遊技者が不利益を被ることを防止できる。
【0101】
また、請求項2に係る遊技機においては、遊技制御装置から遊技価値付与制御手段へ遊技価値付与情報を送信する送信路等でノイズが混入することで遊技価値付与情報が不適正な情報に化け、遊技価値演算・付与動作制御手段が算出した演算賞遊技価値データが負の値であった場合には、異常データとして遊技価値付与装置の動作制御を行わず、次回に遊技制御装置から遊技価値付与制御手段へ送信された遊技価値付与情報が適正なものであれば、異常データとして付与対象外とされたために遊技者へ付与されなかった前回分の適正な賞遊技価値と今回の賞遊技価値との合計値に等しい演算賞遊技価値データに基づく賞遊技価値が遊技者に一度に付与されることから、異常データを遊技価値の付与対象外としても、遊技者が不利益を被ることを防止できる。
【0102】
また、請求項3に係る遊技機においては、遊技価値付与制御手段の遊技価値演算・付与制御手段が算出した演算用遊技価値データが異常データと判定される度に異常状態を報知せず、異常データの判定が所定回数連続することにより、不正な遊技価値付与情報が送信されるような行為が意図的に行われている蓋然性の高い場合に限って、異常状態を報知するものとしたので、偶発的にデータ異常が生じる度に異常情報が報知されることを防止でき、遊技店員が頻繁に遊技機の確認に赴かなければならない煩雑さを解消できると共に、異常発生の度に遊技機での遊技を中断させて遊技者に迷惑をかけることもない。
【0103】
また、請求項4に係る遊技機においては、バックアップ電源手段を設けるものとしたので、万が一、遊技店の営業中に停電が発生する等して、稼働中の遊技機に電源断が生じた場合でも、遊技価値付与制御装置が備える各種記憶手段の記憶内容がバックアップされることとなる。また、遊技価値付与制御装置の各種記憶手段に対しては、遊技価値付与制御装置の外部に設けたバックアップ電源手段よりバックアップ電力を供給するものとしたので、遊技価値付与制御装置を遊技機から取り外したりすると、遊技価値付与制御装置が備える各種記憶手段の記憶内容は保持されなくなるので、遊技価値付与制御装置を遊技機から取り外して遊技価値付与情報を書き換えるような不正行為を行うことができず、不正防止に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遊技機の正面図である。
【図2】 遊技機の裏面図である。
【図3】 遊技機における各種制御装置の関連を示す概略機能ブロック図である。
【図4】 遊技制御装置と排出制御装置との入出力における概略機能ブロック図である。
【図5】 遊技制御装置が備えるRAMのイメージ構成図である。
【図6】 遊技制御装置から排出制御装置へシリアル伝送される賞球累積値データを排出制御装置で読み取る際のタイミングチャートである。
【図7】 遊技制御装置における賞球データ送信処理を示すフローチャートである。
【図8】 排出制御装置における賞球排出制御処理を示すフローチャートである。
【図9】 排出制御装置における電源投入処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技機
20 球排出装置
22 遊技制御装置
23 排出制御装置
29 電源供給ユニット
30 遊技用マイクロコンピュータ
30a CPU
30b ROM
30c RAM
41 CPU
42 ROM
43 RAM
56 バックアップ電源手段
Claims (4)
- 遊技の統括的制御を行い、遊技盤の遊技部に設けられた入賞口への遊技球の入賞に基づいて遊技価値付与情報を送信する遊技制御装置と、
賞球を排出することにより、遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与装置と、
上記遊技制御装置から送信される遊技価値付与情報に基づく所要の遊技価値を遊技者に付与するように、上記遊技価値付与装置の動作制御を行う遊技価値付与制御装置と、
を備えた遊技機であって、
上記遊技制御装置は、
上記入賞口への遊技球の入賞に応じて特定される賞遊技価値データを累計し、累計する毎に、該賞遊技価値データの累計値を上記遊技価値付与情報として上記遊技価値付与制御装置へ送信する遊技価値付与情報送信制御手段を備え、
上記遊技価値付与制御装置は、
上記遊技制御装置から送信された遊技価値付与情報を受信累計賞遊技価値データとして記憶する受信累計賞遊技価値データ記憶手段と、
上記遊技価値付与装置により遊技者に付与済みの遊技価値の累計値を、処理済み累計賞遊技価値データとして記憶する処理済み累計賞遊技価値データ記憶手段と、
上記受信累計賞遊技価値データと上記処理済み累計賞遊技価値データとの差を演算賞遊技価値データとして算出し、該演算賞遊技価値データが予め定めた所定値を越える異常データでないと判定された場合には、算出した演算賞遊技価値データに応じた賞遊技価値を遊技者に付与するよう、上記遊技価値付与装置の動作制御を行う遊技価値演算・付与動作制御手段と、
上記遊技価値演算・付与動作制御手段による遊技価値付与装置の動作制御が完了したことに基づいて、処理済み累計賞遊技価値データ記憶手段の記憶内容を、上記受信累計賞遊技価値データに書き換えて更新する処理済み累計賞遊技価値データ更新手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。 - 上記遊技価値演算・付与動作制御手段は、算出した演算賞遊技価値データが負の値であると判定された場合には、当該演算賞遊技価値データを異常データとして上記遊技価値付与装置の動作制御を行わないものとしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 上記遊技価値演算・付与動作制御手段は、異常データと判定した演算賞遊技価値データを所定回数連続して算出した場合には、当該異常状態を報知するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
- 上記受信、演算、累計、処理を問わず賞遊技価値データ記憶手段の記憶内容を保持するためのバックアップ電力を供給可能なバックアップ電源手段を、上記遊技価値付与制御装置の外部に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の遊技機。
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