JP4040698B2 - 医療用制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は医療用機器を含む複数の機器を集中操作する集中操作手段を備えた医療用制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
(1)請求項1、付記1〜4に対する従来技術
従来技術としては特願平5−144857である。複数の医療用機器を複数の操作画面の階層構造からなる集中操作部で操作できる。ここで操作画面は医療用機器の操作パネルとは異なる独自の構成をとっていた。
【0003】
(2)付記5〜7に対する従来技術
従来技術としては特願平5−274403であり、複数の医療用機器で構成された手術装置を1つの集中操作部で操作する医療用制御システムである。このとき集中操作部における各医療用機器の情報表示は、各医療用機器の操作パネル表示をそのまま表示していた。
【0004】
(3)付記8,9に対する従来技術
従来技術としては請求項1付記1〜4と同様。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特願平5−144857では、集中操作部の操作画面が医療用機器の操作パネルと異なるので、前記操作パネルに慣れた操作者には前記集中操作部の操作画面の操作に違和感があるという欠点があった。
【0006】
特願平5−274403では、複数の映像信号を合成してモニタに表示するような医療機器の場合において操作パネルをそのままシステムの集中操作部に情報表示すると分かりにくいという欠点があった。
【0007】
特開平5−144857では、システムの初期設定時に設定を行う場合、所望の操作画面を各設定ごとに複数の操作画面より探し出すという煩わしさがあった。
【0008】
(発明の目的)
請求項1及び付記1〜4の目的は、各機器の操作パネルで操作していた人がシステムの操作画面で前記機器の操作をスムーズに行うことができる医療用制御システムを提供することである。
【0009】
付記5〜7の目的は、複数の映像信号を合成してモニタ表示するような医療機器の情報表示をシステムの集中操作部に表示する場合に前記情報表示を操作者に分かりやすい表示にする医療用制御システムを提供することである。
【0010】
付記8,9の目的はシステムの初期設定時において操作者の煩わしさを解消する医療用制御システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】
請求項1及び付記1〜4の構成は、医療用制御システム内の複数の医療用機器を集中制御する集中操作部の複数の操作画面のうち、少なくとも1つの医療用機器の操作パネルと同一操作画面を設けることにより、操作者は集中操作部の操作を医療用機器の操作とほぼ同一操作で行える。
【0012】
付記5〜7の構成は前記集中操作部の少なくとも1つの操作画面に、複数の映像信号を合成してモニタ表示する画像処理装置の映像出力状態を、前記モニタ画面と略等しい形態で表示した。この構成により、前記操作画面で前記画像処理装置の映像出力状態をすぐに把握できる。
【0013】
付記8、9の構成は、医療用制御システム初期設定時に操作する高周波焼灼装置やTVカメラの操作画面が初期設定時に集中操作部に順次表示されるようにした。この構成により操作者が初期設定時に希望する操作画面が自動的に表示されることになる。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を具体的に説明する。図1ないし図5は本発明の第1実施例に係り、図1は第1実施例の医療用制御システムの概略の構成を斜視図で示し、図2は第1実施例の医療用制御システムの概略の構成をブロック図で示し、図3は集中制御パネルのメイン画面を示し、図4は集中制御パネルの階層画面の1つの気腹器を操作する気腹画面を示し、図5は気腹器の操作パネルを示す。
【0015】
この第1実施例はシステム内の機器を機器自体の操作パネルで操作していた人が、システム操作画面での前記機器の操作をスムーズに行うことができる医療用制御システムを構成する。
【0016】
図1に示すように医療用制御システム10では使用する周辺医療用機器の種類が多く、1台のカートに各種医療用機器を収めることができないため、複数の医療用機器を数台のカート例えば、第1カート20と第2カート30とに分散させて搭載して、手術室のスペースを有効的に利用している。
【0017】
第1のカート20には第1モニタ21,集中表示パネル22,第1TVカメラ23a,第1光源24a,第2TVカメラ23b,第2光源24b,システムコントローラ25,ビデオミキサ26,VTR27,分配器28,通信用コネクタ29aを備えた第1中継ユニット29などが搭載されている。
【0018】
第2カート30には第2モニタ31,高周波焼灼装置32,気腹器33,CO2 ボンベ34,吸引ボトル35,分配器36,通信用コネクタ37aを備えた第2中継ユニット37,集中制御パネル39などが搭載されている。
【0019】
そして、第1カート20のシステムコントローラ25には第1中継ユニット29を介して第1カート20に搭載された各医療用機器が電気的に接続されている。さらに、前記システムコントローラ25は、通信用ケーブル11によって第2カート30の第2中継ユニット37に接続されている。
【0020】
このため、第1のカート20と第2のカート30とが通信用ケーブル11で接続されたことにより、図2に示すように第1カート20に搭載された各医療用機器及び第2カート30に搭載された各医療用機器がシステムコントローラ25に接続され、集中制御パネル39を操作することでこれら医療用機器を遠隔操作することが可能になる。
【0021】
また、この実施例では、操作画面記憶メモリ40が設けてあり、集中制御パネル39を操作して気腹器33等の医療用機器の操作画面の表示を選択した場合には、システムコントローラ25は対応する操作画面データを読み出し、集中制御パネル39の表示部39Aに表示するようにしている。
【0022】
この集中制御パネル39は表示部39Aの表面に透明電極等を用いて形成したタッチパネル等の操作部39Bが設けてあり、この操作部39Bを操作することにより、システムコントローラ25を介してシステムコントローラ25と電気的に接続された医療用機器全ての操作を行うことができるようにしている。
【0023】
上記操作画面記憶メモリ40には、システムコントローラ25に接続されて使用される複数の医療用機器それぞれの操作部の表示形態と殆ど同じ表示形態となるような複数の操作画面データを記憶しており、集中制御パネル39の操作部39Bを操作して医療用機器を選択した場合、その医療用機器に対応する操作画面データを読み出して(集中操作を行う)集中制御パネル39(の表示部39A)に表示する表示手段を形成していることが特徴となっている。
操作画面記憶メモリ40は、この他にメイン画面、メニュ画面等の画面データ等も記憶している。
【0024】
図3は集中制御パネル39の(表示部39Aに表示される)メイン画面42を示す。メイン画面42には内視鏡等の医療用機器を(少なくとも1つ)用いたこの医療用制御システム10で主に操作する気腹器33(Innsufflation)、高周波焼灼装置32(Electric Surg.)、ビデオミキサ26(Mixer)、VTR27それぞれの主要スイッチが左から順に配置されている。
【0025】
そして、画面下には各機器の操作画面を呼び出すためのタグ43が左から順にメインタグ、メニュータグ、気腹タグのように並んでいる。
図4は集中制御パネル39の階層画面の1つで、気腹器33を操作する気腹画面44である。図5は気腹器33のフロントパネル部分を示し、この気腹器33を操作する気腹操作パネル45が設けられている。
【0026】
このように気腹画面44の表示形態を実際の気腹器33の気腹操作パネル45の表示形態とほぼ同じようにして表示する画面表示機構を形成していることがこの実施例の特徴となっている。そして、実際の気腹器33を操作するのと同様な感覚で操作することができ、その操作により、システムコントローラ25を介して気腹器33をその操作に対応する制御を行うようにしている。
【0027】
気腹器33の操作パネル45及び気腹画面44とがほぼ同じ形態であることを図示で示したが、他の機器でも同様の表示形態に設定している。
次にこの実施例の作用を説明する。
【0028】
まず図1を用いてこの医療用制御システム10全体の動作を説明する。第1カート20のシステムコントローラ25は第1中継ユニット29を介して第1カート20に搭載された各機器と電気的に接続されると共に、通信用ケーブル11によって第2カート30の第2中継ユニット37につながっており、さらにこの第2中継ユニット37を介すことで第2カート30に搭載された全ての機器、第2モニタ31、高周波焼灼装置32、気腹器33、集中制御パネル39と電気的に接続されている。つまり、図2に示すように、医療用機器はシステムコントローラ25と電気的に接続された状態になっている。
【0029】
従ってシステムコントローラ25を介すことにより、集中制御パネル39からシステム10内の機器を集中制御できると共に、集中表示パネル22にはシステム10内の機器の表示から術者(操作者)に必要な情報のみを選択して集中表示している。
【0030】
次に図3,4,5を用いて集中制御パネル39から気腹器33の操作をする動作を説明する。集中制御パネル39の基本画面は図3に示すようなメイン画面42であり、画面上段の斜線部分が各機器情報の表示部で、画面下段の白地部分が各機器への操作スイッチであり、画面上のスイッチに触れることで作動する。
【0031】
メイン画面42中における気腹器33の主要な状態及び操作スイッチを表示する気腹器表示エリアには、気腹器33のStart,Stopと気腹流量のHigh,Lowの設定を行うSWが配置されている。しかし気腹器33の全操作を行うためには、画面下の気腹タグを押し、画面を図4の気腹画面44に切り換えて操作する。気腹タグを押すと、そのONをシステムコントローラ25は検知し、操作画面記憶メモリ40からこの選択操作に対応する気腹画面データを読み出し、集中操作パネル39(の表示部39A)に表示する。
【0032】
気腹画面44は図5の気腹器33の操作パネル45と比べて分かるように略等しい表示形態であるので、気腹画面44においては気腹器33と同様な操作が行える。
ここで集中制御パネル39のメイン画面42に関して気腹器表示エリア以外のエリアを説明をする。
【0033】
メイン画面42における高周波焼灼装置32の状態等を表示する高周波焼灼装置表示エリアのスイッチによりCUT,COAGの出力値が設定でき、VTR27の状態等を表示するVTR表示エリアのスイッチではREC,STOPの制御ができる。ビデオミキサ26の状態等を表示するビデオミキサ表示エリアのスイッチについては後述の実施例で詳しく説明する。
【0034】
この実施例は以下の効果を有する。
このような構成によれば、例えば気腹器33の操作パネル45で操作していた人も集中制御パネル39の(気腹器33の操作パネル45とほぼ同じ)気腹画面44により、スムーズに操作ができる。そして集中制御パネル39の気腹画面44はメイン画面42の下の階層画面の1つなのでシステム機器が追加されても、追加された機器と略等しい操作画面を増やすことが可能であるので、操作者は追加機器に対してもスムーズな操作ができる。
【0035】
なお、集中制御パネル39に表示される操作画面はシステムコントローラ25に接続して使用される機器全ての操作パネルと同様な表示形態で表示するものに限定されるものでなく、少なくとも1つの機器の操作パネル等の操作部と同様な表示形態で表示すれば、この実施例の範疇に含まれる。もっとも、主要な機器の操作部と同様な操作画面を表示できるものが望ましい。
【0036】
次に本発明の第2実施例を説明する。この第2実施例は第1実施例とほぼ同じであるが、特にシステム内の機器のシステムコントローラ25への接続確認が集中制御パネル39の画面上で判別できるように構成したことが特徴となっている。
【0037】
以下、第2実施例の構成を説明する。この第2実施例の構成は第1実施例とほぼ同じであるが、図2の医療用制御システム10において、システムコントローラ25には図示しない接続検知手段が接続されており、この接続検知手段はシステムコントローラ25に接続された医療用機器の接続の有無を検知してシステムコントローラ25に検知した接続の有無の情報を出力するようにしている。 このシステムコントローラ25は接続されていない医療用機器に対してはその表示画面を例えば網目状に表示して、その医療用機器が接続されていないことを操作者に分かるようにすると共に、その医療用機器の操作画面を呼び出すためのタグを表示しないようにして、その医療用機器のスイッチ等の操作を行えないようにしている。この第2実施例において、例えば気腹器33がシステムに組み込まれてない場合の動作を説明する。
【0038】
図6は前述のようにシステム内の気腹器33がなく、システムコントローラ25に気腹器33が接続されていないときの集中制御パネル39のメイン画面42aである。メイン画面42aは図3のメイン画面42と比較すると、気腹器33の表示エリアに網目が施してあるのと画面下の気腹タグがない点が異なる。
【0039】
この実施例の作用も第1実施例とほぼ同じであるがシステム内に気腹器33がないので、集中制御パネル39に関して図6のメイン画面42aのように気腹器33の表示エリアに網目がしてあり、この表示エリア内のスイッチが全て作動しないようにしてある。
【0040】
また画面下に気腹タグがないので気腹画面4の階層画面が呼出せないようになっている。気腹タグはメイン画面42a以外の操作画面においても現れることはない。
【0041】
この実施例は以下の効果を有する。
この構成によれば操作者は集中制御パネル39のメイン画面の網目や操作画面下のタグを見るだけでシステムに接続されている機器が分かる。またメイン画面42aの気腹器33の表示エリアのようにシステム接続されてない機器のスイッチは作動しないので、この機器を制御できると勘違いすることを確実に防止できる。なお、接続されいない機器の操作画面を網目状に表示するものに限らず、区別がつくものであれが網かけその他の表示でも良い。
【0042】
次に本発明の第3実施例を説明する。この実施例の目的は選択された2つ以上の映像信号を合成して表示手段へ出力表示するビデオミキサ26のモニタ画面に出力された合成表示状態及び映像信号を、集中制御パネル39の操作画面に操作者の分かりやすい表示で表した医療用制御システムを提供することである。
【0043】
図7に本発明の第3実施例の概要を示し、第1実施例で説明した番号については省略する。図7のようにオペ台51を挟んで術者Aは内視鏡50aを持ち、術者Bは内視鏡50bを持ち向かい合って手技を行っている。
【0044】
ここで内視鏡50aのJ像及び内視鏡50bのF像の画像はそれぞれのTVカメラ23a,23bに送られ、そこからビデオミキサ26を介して第1モニタ21と第2モニタ31に送られる。
【0045】
図8は第1モニタ21の拡大図を示し、このモニタ表示のときのビデオミキサ26の設定を、図9のビデオミキサ26のミキサ操作パネル53と図10の集中制御パネル39の階層画面の1つであるミキサ画面54に示す。
【0046】
ここでミキサ画面54のビデオミキサ26のエリアはミキサ操作パネル53と異なり、ビデオミキサ26の設定状態をモニタ画面でイラスト表示した設定モニタ55がある。
【0047】
システムコントローラ25はビデオミキサ26の設定状態を検出して設定モニタ55上でそのイラスト的に表示する手段を備えた構成にしている。つまり、ビデオミキサ26を経て表示されるモニタの表示画面上におけるメインの表示画面及びサブの表示画面に対応して設定モニタ55上に実際のメイン及びサブの表示サイズと相似形のイラスト画面で表示するようにしている。また、ビデオミキサ26のメインとサブの選択映像信号をメインのスクリーン番号とサブのスクリーン番号として設定モニタ55上の対応箇所に表示している。
【0048】
次に作用を説明する。
図7のようにオペの時に2つの映像を表示する場合は、2つのモニタ21、31にそれぞれの映像を表示するよりPicture in Picture等の(親画面中に子画面を表示する)表示方法で合成して1つのモニタに表示した方が術者としても観察しやすいので図8の第1モニタ21のように合成画像とする。次に図9を用いてビデオミキサ26の操作方法を説明する。
【0049】
まず図9のミキサ操作パネル53のMAIN SWにて親画面のF像を、SUB SWにて子画面のJ像をVIDEO1〜3の中から選択する。図9のように選択されたメインのVIDEO1,サブのVIDEO2のLED発光は黒塗りで示してある。
【0050】
また、ミキサ操作パネル53の他のSW機能についても説明すると、INS/DEL SWは前記子画面の表示・不表示スイッチであり、EXCHG.SWは親画面と子画面の切り替えスイッチであり、POSI.SWは子画面位置の4隅移動であり、SIZE.SWは子画面サイズ変更スイッチである。
【0051】
前記のようなミキサ操作パネル53の操作は集中制御パネル39のミキサ画面54でも同様な制御ができる。ここで図3,10を用いてミキサ画面54のビデオミキサ26エリア上段の表示部及び下段操作スイッチを説明する。まず図3の集中制御パネル39のメイン画面42のミキサタグを押すと、階層画面の1つであるミキサ画面54が図10のように現れる。
【0052】
ここでミキサ画面54のビデオミキサ26の表示エリアにおける操作スイッチの説明はビデオミキサ26の操作パネル53と同じなので省略し、ビデオミキサ26の表示エリアの表示部について説明する。
【0053】
まず、設定モニタ55はビデオミキサ26の選択映像信号と2つの映像信号の合成状態を映像出力したモニタと略同一構成のイラストで表している。つまり図10の設定モニタ55のイラストで数字の1はVIDEO1の映像信号を出力し、2はVIDEO2の映像信号を出力していることを示しており、また設定モニタ55のイラストの合成画像は実際の第1モニタ21、第2モニタ31の画像の合成状態を示している。つまり、図10の設定モニタ55はVIDEO1がほぼ画面一杯に表示される親画面となり、この親画面にVIDEO2が左上の隅に小さく表示される。
【0054】
ここで、VIDEO1を数字で表しているが、これは映像信号を示す記号であれば何でも構わない。また設定モニタ55のイラスト表示はモニタ画面の子画面の大きさや位置が変わるのと同様に変わる。
【0055】
ミキサ画面54の他の表示について説明すると、設定モニタ55の下のSubScreen表示はビデオミキサ26の操作パネル53のSUB SWのLED表示と同じ意味である。
【0056】
この構成によれば、操作者はミキサ画面54の設定モニタ55を見るだけでビデオミキサ26からモニタ画面へ出力された合成表示状態と映像信号がすぐに分かるという効果がある。
【0057】
次に本発明の第4実施例を説明する。この実施例は第3実施例とほぼ同じであるが、特に選択した映像信号を回転処理した回転画像においても、ミキサ画面54の設定モニタ55で表示対応できることを特徴とした医療用制御システムを提供することを目的としたものである。
【0058】
第4実施例の構成としては第3実施例とほぼ同じだが、図11に示すようにビデオミキサ26の操作パネル53に画像を回転させる回転スイッチ56が加わっている。
【0059】
また、システムコントローラ25は回転スイッチ56の回転設定状態を検出する手段を備え、その回転設定状態に対応して上記メインのスクリーン番号とサブのスクリーン番号とを回転して設定モニタ55で表示するようにしている。
【0060】
上記回転スイッチ56により作られた画像を図12(a),図13(a)に示し、また図12(a),図13(a)それぞれに対応する設定モニタ55を図12(b),図13(b)に示す。
【0061】
次に作用を説明する。
図12(a)の第1モニタ21の画面のように子画面のJ像のみ上下左右反転した倒立像にする作用を説明する。まず図11のビデオミキサ26の操作パネル53でVIDEO OUT1は第1出力である第1モニタ21を示し、VIDEO OUT2は第2モニタ31を示しており、またMAINは親画面、SUBは子画面のことを指している。
【0062】
よってVIDEO OUT1のSUB SWの回転スイッチ56を押すことで、第1モニタ21の子画面のJ像が回転するので倒立像になるまで回転させる。図示しないがこの回転スイッチ56は集中制御パネル39のミキサ画面54にも備えてあるので同様な操作ができる。
【0063】
ここで図12(a)の子画面映像が倒立像になると、ミキサ画面54の設定モニタ55のサブのスクリーン番号も、図12(b)に示すように同様な倒立像になる。
【0064】
また図13(a)のようにモニタ画面の親・子画面映像とも傾いた場合も、図13(b)に示すように設定モニタ55のメイン・サブのスクリーン番号はモニタ画面と略等しく傾く。
【0065】
この実施例の構成によれば、操作者はモニタ画面の映像を回転させても、ミキサ画面54の設定モニタ55を見るだけでモニタ画面の各映像信号がどの程度回転しているかが分かる。
【0066】
次に本発明の第5実施例を説明する。
この実施例はシステムの初期設定時において操作者に煩わしさを与えない医療用制御システムを提供することを目的としている。
【0067】
構成としては第1実施例と同じであるが、システム立ち上げ時の集中制御パネル39のトップ画面は高周波焼灼装置32の初期設定を行う図14の電気メス初期画面60が現れるようにしている。そして電気メス初期画面60の設定終了後に現れるのが、図15のOTVエリア61を含むメイン画面42bである。
【0068】
つまり、システムコントローラ25は高周波焼灼装置32の初期設定が行われているか否かを判断する判断手段を有し、初期設定が行われていない場合にはシステムの立ち上げ時に図14に示すような設定用の画面を表示する。また、これに対応して、その初期設定の終了後には図15のOTVエリア61を含むメイン画面42bを表示するように制御する。
【0069】
次に図3,14,15を用いて作用を説明する。集中制御パネル39のトップ画面は通常、図3のメイン画面42である。
しかしシステム立ち上げ時には、システム操作手順より考えて最初に設定を行う高周波焼灼装置32の電気メス初期画面60がトップ画面、つまり図14の画面になるように自動設定されている。
【0070】
但し、既に電気メス初期画面60の設定が終了済みの場合は異なる。電気メス初期画面60では図14のようにModeの選択及びOutputのCut,Coag.の出力値や出力種類の設定を行い、設定が終了しSet SWを押すことでトップ画面が図15のメイン画面42bに切り替わる。
【0071】
ここでも、通常はメイン画面42に切り替わるのだが、システム立ち上げ時の操作手順から考え次はホワイトバランスをとるためにW.Bal.SWを含むOTVエリア61のあるメイン画面42bが現れる。そしてOTVエリア61のSelect SWでOTV1かOTV2を選択し、W.Bal.SWでホワイトバランスをとる。
【0072】
接続されているOTVのホワイトバランスをW.Bal.SWで取り終えると、メイン画面42bのOTVエリア61が消え通常のメイン画面42が表示される。このようにシステム立ち上げ時はシステム操作手順通りの操作画面が順次表示される。
【0073】
このような構成によれば、医療用制御システムの初期設定時に集中制御パネル39の操作画面として次に操作する操作画面が自動的に表示されるので、操作しやすい画面構成になっている。
【0074】
上記説明では高周波焼灼装置32の初期設定を行うための画面を出すようにしているが、これに限定されるものでなく、少なくとも1つの医療用機器を含む複数の機器と、前記複数の機器を集中制御する集中制御手段と、前記集中制御手段と電気的に接続され、前記複数の機器を操作スイッチの配置された複数の操作画面により操作する集中操作手段とからなる医療用制御システムにおいて、システム内の操作機能のうち特定の機能に関して操作順位が予め設定されており、前記特定の機能の操作に続いて次に操作すべき機能の操作項目が自動的に表示される自動切り替えモードを設けたものでも良い。
【0075】
なお、上述した実施例を部分的等で組み合わせたものも本発明に属する。
【0076】
[付記]
(1)前記少なくとも1つの操作画面の操作スイッチの配置が前記機器の操作部の操作スイッチと略等しい配置で構成されている請求項1記載の医療用制御システム。
【0077】
(2)前記少なくとも1つの操作画面の操作スイッチの操作内容が前記機器の操作部の操作内容と略等しく構成されている請求項1記載の医療用制御システム。
(3)前記操作画面上に前記複数の機器のシステム接続確認手段を設けた請求項1記載の医療用制御システム。
【0078】
(4)前記システム接続確認手段は、複数の操作画面の中から接続された機器の操作画面を呼び出す呼出タグをシステム接続された機器のみに設けた付記3記載の医療用制御システム。
(5)複数の映像信号を合成して表示装置へ出力する画像処理装置を含む複数の機器と、前記複数の機器を集中制御する集中制御手段と、前記集中制御手段と電気的に接続され、前記複数の機器を操作スイッチの配置された複数の操作画面により操作する集中操作手段とからなる医療用制御システムにおいて、
前記画像処理装置の映像出力の状態を、前記少なくとも1つの操作画面に、前記表示装置の表示画面の構成と略等しい形態で表す構成にした医療用制御システム。
【0079】
この構成によれば、操作者は操作画面を見るだけで表示装置の画面へ出力された合成表示状態と映像信号がすぐに分かる。
【0080】
(6)前記画像処理装置が表示装置に出力した映像信号を記号で表し、前記記号を前記操作画面上の前記映像信号の表示に対応する箇所に配置する構成にしたことを特徴とする付記5記載の医療用制御システム。
(7)前記画像処理装置が前記映像信号に回転処理を施し前記表示装置へ回転画像を表示したとき、前記操作画面上の前記映像信号を表す記号が、前記回転画像を略等しい回転をする構成にした付記5記載の医療用制御システム。
【0081】
(8)少なくとも1つの医療用機器を含む複数の機器と、前記複数の機器を集中制御する集中制御手段と、前記集中制御手段と電気的に接続され、前記複数の機器を操作スイッチの配置された複数の操作画面により操作する集中操作手段とからなる医療用制御システムにおいて、
システム内の操作機能のうち特定の機能に関して操作順位が予め設定されており、前記特定の機能の操作に続いて次に操作すべき機能の操作項目が自動的に表示される自動切り替えモードを設けた医療用制御システム。
この構成によれば、医療用制御システムの初期設定時に集中操作手段の操作画面として次に操作する操作画面が自動的に表示されるので、操作しやすい。
【0082】
(9)前記自動切り替えモードが特にシステムの初期設定時に機能する手段を設けた付記8記載の医療用制御システム。
【0083】
【発明の効果】
上述したように本発明によれば、集中操作手段の操作画面から少なくとも1つの医療用機器の操作部を操作するのとほぼ同様の操作で、その機器の操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の医療用制御システムの概略構成を示す斜視図。
【図2】医療用制御システムの概略構成を示すブロック図。
【図3】集中制御パネルのメイン画面を示す説明図。
【図4】集中制御パネルの階層画面の1つの気腹器を操作する気腹画面を示す説明図。
【図5】気腹器の操作パネルを示す正面図。
【図6】本発明の第2実施例における集中制御パネルのメイン画面を示す説明図。
【図7】本発明の第3実施例の医療用制御システムの概略構成を示す斜視図。
【図8】第1モニタの拡大図。
【図9】ビデオミキサのミキサ操作パネルの正面図。
【図10】集中制御パネルのミキサ画面を示す図。
【図11】ビデオミキサのミキサ操作パネルの正面図。
【図12】第1モニタ及び設定モニタの表示の説明図。
【図13】第1モニタ及び設定モニタの表示の説明図。
【図14】電気メス初期画面の図。
【図15】集中制御パネルのメイン画面を示す説明図。
【符号の説明】
10…医療用制御システム
21、31…モニタ
22…集中表示パネル
23a,23b…TVカメラ
25…システムコントローラ
26…ビデオミキサ
27…VTR
32…高周波焼灼装置
33…気腹器
39…集中制御パネル
40…操作画面記憶メモリ
42…メイン画面
43…タグ
44…気腹画面
45…操作パネル

Claims (3)

  1. 少なくとも1つの医療用機器を含む複数の機器と接続され、前記複数の機器を集中制御する集中制御手段と、
    前記集中制御手段と電気的に接続され、前記複数の機器を操作するための複数の操作画面を有する集中操作手段と、
    少なくとも前記医療用機器の操作部の表示形態と略同等の表示形態で操作画面として表示するために、この表示形態を操作画面データとして予め保持する記憶手段と、
    を有し、
    前記複数の機器に対応して割り当てられたそれぞれの機器の操作領域においてそれぞれの機器の特定の機能の操作のみ可能であると共に前記複数の機器の中から所望の機器を特定して選択可能な機器選択画面において選択された機器の操作部に対応する操作画面データを前記記憶手段より読み出し、この選択された機器の操作画面として表示するように前記集中操作手段を制御することを特徴とする医療用制御システム。
  2. 前記医療用機器が前記集中制御手段に接続されているか否かを検知する接続検知手段を更に有し、
    前記集中制御手段は、前記接続検知手段の検知結果に基づき、前記医療用機器の接続の有無を、前記機器選択画面において表示するように前記集中操作手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の医療用制御システム。
  3. 前記集中制御手段は、前記接続検知手段の検知結果に基づき、前記医療用機器の接続有の場合と接続無の場合とで、前記機器選択画面においてそれぞれの機器に対応する前記個別操作領域全体を区別化して表示するように前記集中操作手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の医療用制御システム。
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