JP2003008943A - 映像切換器の操作卓 - Google Patents

映像切換器の操作卓

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JP2003008943A
JP2003008943A JP2001188498A JP2001188498A JP2003008943A JP 2003008943 A JP2003008943 A JP 2003008943A JP 2001188498 A JP2001188498 A JP 2001188498A JP 2001188498 A JP2001188498 A JP 2001188498A JP 2003008943 A JP2003008943 A JP 2003008943A
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Hiroyasu Yoshida
浩康 吉田
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TECHNO IKEGAMI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者に依存することなく、放送素材である
映像信号の選択ができる映像切換器の操作卓を提供す
る。 【解決手段】 略同一の映像切換操作を行う第1のスイ
ッチ群Aと第2のスイッチ群Bとが同一操作卓の操作面
1a上に設けられ、第1のスイッチ群Aが単一スイッチ
による映像信号の切り換えスイッチ群であり、第2のス
イッチ群Bが表示装置に映像化されたスイッチ群を表示
して、映像切り換え操作をする映像切換器の操作卓であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタジオや放送用
中継車等で使用される映像切換器の操作卓に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送では、スタジオや放送用中継
車によって、複数のテレビカメラで撮影された放送素材
である映像信号を、映像切換器(スイッチャ)により選
択して、番組に応じた内容の映像信号とし、本線に送出
して放送している。また、スタジオでは、VTR収録番
組等を制作するに当たって、素材となる複数の映像信号
を映像切換器により選択して編集し、放送用の映像信号
を制作している。このように、テレビ制作では、映像切
換器を利用して、番組内容を演出意図に合わせて、画面
切換,編集が行われている。
【0003】従来、映像切換器の操作卓としては、ラン
プ内蔵型のスイッチを多数縦横一列に配列したものが使
用されている。熟練したビデオエンジニア(VE)は、
このような多数のスイッチが配列した操作卓を操作し
て、各テレビカメラからの映像信号が入力している映像
切換器を切り換え制御し、映像切換器から放送用の映像
信号を本線に送出して放送している。
【0004】一方、近年では、パーソナルコンピュータ
(以下、パソコンという)の普及に伴って、映像切換器
の操作卓が、先に説明したような多数のスイッチを縦横
に配列したスイッチ群ではなく、パソコンのディスプレ
イ(表示装置)上に映像化したスイッチ群を表示して、
キーボードにスイッチ機能を割り当てて、映像切換器の
切り換え制御をする操作卓が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像切換器の操
作卓は、多数のスイッチが横一列に配列したスイッチを
縦方向に数段に配列したものであって、熟練したVEは
何ら支障なく操作することができる。しかし、熟練した
VEであっても、操作卓のスイッチ配列をパソコンのキ
ーボードの配列にすると使い勝手が悪いと感じ、映像切
換器の操作効率が好ましくないものではなかった。一
方、パソコンに精通した人は、従来のスイッチ配列の操
作卓を操作する場合、その操作性が好ましいものではな
いと感じることが多かった。
【0006】テレビ放送を行うスタジオや放送用中継車
に設置されている映像切換器の操作卓は、全ての操作者
に合わせた構造とはなっていないが現状である。操作者
が代わる度に、スイッチの入力形態の異なる操作卓を交
換するのは現実的ではないので、スタジオでは二種類の
スイッチ形態の操作卓が用意されていた。一方、放送用
中継車では、作業スペースが狭く、二種の形態の操作卓
を用意するのは現実的ではなかった。さらに、テレビ放
送の制作現場では、パソコンに精通した操作者と、そう
でない操作者が混在したチームでテレビ制作が行われて
おり、現状の映像切換器の操作卓では、対応できないの
が実状であった。
【0007】さらに、映像切換器の切り換え機能自体で
も、操作する上でキーボードが好ましい場合と、単に電
源スイッチのような機能の単一スイッチが好ましい場合
とがあり、従来の映像切換器の操作卓には改善の余地が
あった。
【0008】本発明は、上述のような課題に鑑みなされ
たものであって、操作者に依存することなく、放送素材
である映像信号の選択ができる映像切換器の操作卓を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するためになされており、請求項1の発明は、略同
一の映像切換機能を有する第1のスイッチ群と第2のス
イッチ群とが同一操作卓の操作面上に設けられ、該第1
のスイッチ群が単一スイッチによる映像信号の切り換え
操作をするスイッチ群であり、該第2のスイッチ群が表
示装置に映像化したスイッチ群を表示して、映像信号の
切り換え操作をするスイッチ群であることを特徴とする
映像切換器の操作卓である。
【0010】請求項1の発明では、テレビ制作における
ナマ番組やVTR収録番組での映像切換操作に、単一の
スイッチを操作して映像信号を切り換える映像切換手段
と、キーボードを操作して切り換える映像切換手段とが
あり、その両者の映像切換手段に対応し得るように第1
のスイッチ群と第2のスイッチ群とを同一操作卓に設け
たものであり、それぞれの操作面を略同一面に形成した
ものである。
【0011】また、同一の操作卓を利用して、何れかの
映像切換手段に精通した操作者によって、テレビ制作が
可能であり、操作者に依存しない映像切換器の操作卓と
することができる。なお、第1のスイッチ群と第2のス
イッチ群とを組み合わせた操作卓であり、両方のスイッ
チ群を操作して、放送用映像信号を制作することができ
る。例えば、デジタルエフェクト等の映像特殊効果は、
キーボードによる操作が有効であり、単一のスイッチに
よる操作が好ましい場合もあり、これらを混在させた機
能を有する操作卓としてもよい。
【0012】また、請求項2の発明は、前記第1のスイ
ッチ群が横一列に並んだスイッチ列を、縦方向に重なる
ように数段に配列されており、かつ前記第2のスイッチ
群がJIS配列のキーボードであることを特徴とする請
求項1に記載の映像切換器の操作卓である。
【0013】請求項2の発明では、第1のスイッチ群が
単一のスイッチを操作して映像切換等を行うスイッチ群
であり、第2のスイッチ群がJIS配列のキーボードで
あって、キーボードを操作してコンピュータにデータの
入力が可能でプログラムによって、特定の機能を付与し
たファンクション・キー等を定義することができる。な
お、第1のスイッチ群は、横一列に並べたスイッチ列が
縦方向に重なるように配列されている。また、第2のス
イッチ群は、横一列に並べたスイッチ列が縦方向に配列
され、各縦方向のスイッチがスイッチの半横幅づつずれ
て配列されいる。操作卓の操作面の上部には、第1のス
イッチ群が、下部に第2のスイッチ群がそれぞれ配置さ
れている。
【0014】また、請求項3の発明は、前記第1のスイ
ッチ群に、映像特殊効果用操作スイッチを含むことを特
徴とする請求項1又は2に記載の映像切換器の操作卓で
ある。
【0015】請求項3の発明では、スイッチャ本体に映
像特殊効果を行う信号処理部が設けられており、操作卓
の第1のスイッチ群には、映像特殊効果用操作スイッチ
が設けられ、フェーダー、ワイプ、クロマキー等の映像
処理ができる。しかも、第2のスイッチ群のキーボード
では、映像をデジタル処理するデジタルエフェクトによ
る映像処理ができる。キーボードによって、映像に特殊
効果を与えるデジタル処理する場合は、映像化されたス
イッチ、レバー、ダイヤル等が表示装置に表示されて、
この画像を見ながら操作を行うことができる。第1と第
2のスイッチ群は、略同等の映像処理が可能である。
【0016】また、請求項4の発明は、前記第2のスイ
ッチ群の操作面を覆う保護カバーが開閉可能に設けられ
ていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の映
像切換器の操作卓である。
【0017】請求項4の発明では、第1のスイッチ群が
操作面の上部に位置し、第2のスイッチ群が操作面の下
部に位置することによって、操作面の上部に位置する第
1のスイッチ群を操作する際に、その下部に位置する第
2のスイッチ群を保護カバーで覆って、操作することが
できるので、第2のスイッチ群のキースイッチに不用意
に振れることがなく、誤動作を回避し得るとともに、保
護カバーを手載せ台として利用することができ、操作卓
の操作性を良好なものとする作用を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて、図面を参照して説明する。なお、図1は、本発
明に係る映像切換器の操作卓の一実施形態を示す正面図
であり、図2は、本実施形態の断面図である。図3は、
本実施形態にかかわる映像切換器の制御ブロック図であ
る。
【0019】先ず、本実施形態の映像切換器の操作卓に
ついて、図1を参照して説明する。映像切換器の操作卓
1は、操作面1aの上下に第1のスイッチ群Aと第2の
スイッチ群Bとが設けられている。操作面1aの上部に
設けられた第1のスイッチ群Aは、単一スイッチを配列
したスイッチ群であって、KEYスイッチ群2、PGM
スイッチ群3、PVWスイッチ群4、映像特殊効果用ス
イッチ群5等がそれぞれ設けられている。
【0020】第1のスイッチ群Aは、操作面1a上部に
設けられており、単一スイッチを横一列に並べたスイッ
チ列を、縦方向に数段に重ねるように配列したものであ
る。第1のスイッチ群Aは、単一のスイッチによる切換
操作が可能なスイッチであって、例えば1つのスイッチ
をオン状態とすると、そのスイッチに内蔵されたランプ
が点灯して、オン状態であることを表示するスイッチで
ある。それに対し、第2のスイッチ群Bは、キーボード
6によるスイッチ群であって、操作面1a下部に設けた
収納部1bに配置されている。収納部1bに配置された
キーボード6は、脱着可能なアクリル板等による保護カ
バー7で覆われている。保護カバー7は、キーボード6
を操作する際に取り除かれる。また、キーボード6は、
コード8でスイッチャ本体内の制御回路部と接続されて
いる。
【0021】次に、第1のスイッチ群Aの各スイッチ群
について説明する。KEYスイッチ群2のスイッチ2
〜2、PGMスイッチ群3のスイッチ3
、PVWスイッチ群4のスイッチ4〜4
は、各スイッチ群が横一列に配列され、縦方向に重
なるように配列されている。
【0022】KEYスイッチ群2は、テレビカメラで撮
影している映像やVTRに収録された映像等の放送素材
を切り換え際に使用するスイッチである。例えば、数台
のテレビカメラからの映像信号が中継車やスタジオに設
けられた映像切換器に入力され、KEYスイッチ群2の
スイッチ2〜2を操作することによって、何れ
かのテレビカメラで撮影された映像信号を直接選択する
ことができる。
【0023】PGMスイッチ群3は、複数の入力映像信
号から選択した映像信号を放送用映像信号として、本線
に送出する際に使用するスイッチである。選択した映像
信号を本線に送出するには、PVWスイッチ群4のスイ
ッチを使用する。PGMスイッチ群3のスイッチ3
〜3は、放送素材(映像信号)1〜8に対応してい
る。従って、PGMスイッチ群3のスイッチ3を選
択すれば、放送素材1が放送用映像信号として選択され
る。PVWスイッチ群4のスイッチ4〜4 は、
放送素材(映像信号)1〜8の映像に対応したスイッチ
である。
【0024】PVWスイッチ群4は、PGMスイッチ群
3で選択する放送用映像信号を本線に送出する際に操作
して、その映像を確認するためのスイッチである。PV
Wスイッチ群4の何れかのスイッチをオンとすること
で、前もって、PGMスイッチ群3で選択した放送素材
の映像を確認することができる。例えば、PGMスイッ
チ群3のスイッチ3がオン状態として、スイッチ3
のランプが点灯し、放送素材1の映像信号が放送用
映像信号として本線に送出されている。続いて、放送素
材2の映像信号に切り換える際には、先ず、PVWスイ
ッチ群4のスイッチ4をオン状態として、放送素材
2の映像を表示装置(TVモニタ)に表示して確認す
る。スイッチ4のランプは、点灯してオン状態であ
ることを表示する。表示装置により放送素材2の映像を
確認しながら、適宜のタイミングで、PGMスイッチ群
3のスイッチ3をオン状態として、放送素材1から
放送素材2に切り換えて、放送素材2による映像信号を
本線に送出する。表示装置には、放送素材1から2の映
像に切り替わる。PGMスイッチ群3のスイッチ3
PVWスイッチ群4のスイッチ4とのランプは消灯
し、PGMスイッチ群3のスイッチ3のランプは点
灯して、放送素材2の映像信号が放送用映像信号とし
て、本線に送出されていることを確認することができ
る。
【0025】映像特殊効果用スイッチ群5は、カット
(画面を瞬時に切り換える操作)やフェード(画面をオ
ーバーラップしながら切り換える操作)等の特殊効果用
スイッチ群であり、映像切換器のオプションとして使用
することができる。映像特殊効果用スイッチ群5は、ス
イッチ511〜513,521〜523,531〜5
,541〜543が横方向に配列され、各スイッチ列
が縦方向に重なるように配列されている。さらに、操作
卓1の操作面1aには、サブスイッチ等が付加される場
合がある。
【0026】一方、第2のスイッチ群Bのキーボード6
は、横一列に並んだスイッチ列が縦方向に配列し、縦方
向に配列したキースイッチがキースイッチの半横幅づつ
ずれて配列されている。キーボード6は、スイッチ群2
〜5のスイッチ機能を割り当てて使用し、キーボード6
を操作することで、放送素材である映像信号の切り換え
と、映像にエフェクト効果を与えることができる。第2
のスイッチ群Bのキーボード6は、第1のスイッチ群A
による操作機能と同様の操作機能が付与されている。な
お、キーボードの配列は、JIS配列が好ましいが、新
JIS配列、或いは一般的にDOS/Vパソコンと呼ば
れているPC互換機などでは、キートップ数の違いによ
り、日本語106キーボードや日本語109キーボー
ド、101キーボードなどがあり、これらの何れの配列
のキーボードであってもよい。
【0027】なお、本実施形態の操作卓1は、図2にそ
の側面図が図示されているように、操作面1aの上部に
第1のスイッチ群Aが配置され、第2のスイッチ群B
は、キーボード6であって、操作面1aの下部の収納部
1bに配置されている。なお、同図では映像特殊効果用
スイッチ群5が図示されている。収納部1bに収納され
たキーボード6は、保護カバー7で覆われている。無
論、キーボード6を操作する際は、保護カバー7を取り
除かれる。また、キーボード6を使用しない場合は、保
護カバー7を手載せ台として使用することができるとと
もに、不用意にキーボ−ド6に接触しないようになし
て、誤動作しないようになされている。また、キーボー
ド6のキートップ面は、操作面1aより保護カバー7の
厚み分だけ僅かに低い位置となっているが、そのキート
ップ面を操作面1aと面一として、保護カバー7を操作
面1a上に設けてもよい。
【0028】なお、保護カバー7は、透明なアクリル板
が好ましいが、他の材質のものであってもよいし、保護
カバー7は、蓋状であってもよい。無論、保護カバー7
に脱着機構を設けてもよいし、操作卓1内に収納し得る
構造であってもよい。
【0029】次に、本実施形態である図1の映像切換器
の制御システムについて、図3のブロック図を参照して
説明する。映像切換器は、操作卓(コントロールボック
ス)1、選択或いは送出した映像や操作状況を表示する
表示装置(TVモニタ)9、操作卓1の操作によって映
像信号の切り換えを行い、かつ選択された映像信号を本
線へと送出するスイッチャ本体10等から構成され、操
作卓1にはKEY,PGM,PVW,映像特殊効果用ス
イッチ群2〜5と、キーボード6とが設けられている。
表示装置(TVモニタ)9には、主画面(メイン)9a
と、副画面(プレビュー)9bと、スイッチ群の表示部
2′,3′,4′とが設けられている。
【0030】スイッチャ本体10には、信号切換器10
aと中央処理装置(CPU)10bと、映像特殊効果処
理を行う信号処理部10cと等が備えらている。入力端
子11から複数のテレビカメラ等からの放送用素材であ
る映像信号が信号切換器10aに入力され、選択された
映像信号が放送用映像信号として出力端子12から本線
へと出力される。中央処理装置10bは、操作卓1のキ
ーボード6と接続されて、かつ表示装置9と接続されて
いる。中央処理装置10bの出力ポートからの切り換え
制御信号によって、信号切換器10aが制御されてい
る。表示装置9の主画面(メイン)9aには、第1のス
イッチ群Aに相当する映像化されたスイッチ群が表示さ
れるとともに、放送用映像信号の映像が表示される。
【0031】操作卓1の第1のスイッチ群Aのスイッチ
を操作して、選択した映像信号を出力端子12から本線
へと放送用映像信号として出力することができ、その映
像が表示装置9の主画面9aに表示される。次に、映像
の切り換え操作について説明すると、出力端子12から
送出されている映像信号(素材1)の映像は、表示装置
9の主画面9aに表示され、この映像信号(素材1)か
ら映像信号(素材2)に切り換える際には、操作卓1の
PVWスイッチ群4のスイッチを操作することで、映像
信号(素材2)による映像を副画面9bに表示して、映
像の切り換え操作が行われる。
【0032】PVWスイッチ群4のスイッチを操作し
て、選択した映像信号(素材2)の映像を、副画面9b
で確認しながら操作卓1のPGMスイッチ群3のスイッ
チを操作して、適宜なタイミングで映像信号(素材1)
から映像信号(素材2)に切り換える。出力端子12か
らは、映像信号(素材2)による放送用映像信号が送出
される。なお、第1のスイッチ群Aのスイッチを操作す
ると、そのスイッチが点灯するとともに、表示装置9の
スイッチ群に対応するスイッチ群の表示部2′,3′,
4′の色又は明度が変化して、スイッチがオン状態とな
ったことを確認することができる。
【0033】また、操作卓1の第2のスイッチ群Bのキ
ーボードを操作して、上記と同様の操作ができる。表示
装置9の主画面9aには、操作卓1の第1のスイッチ群
Aと同様なスイッチ群が映像化されて表示され、キーボ
ード6を操作する際に主画面9aに表示されたスイッチ
群を参照しながら映像信号の切り換え操作を行うことが
できる。例えば、このキーボード6による切り換え操作
では、第1のスイッチ群Aに対応するスイッチを操作す
ると、主画面9aのスイッチ表示部の色や明度等が変化
して、操作したスイッチがオン状態であることを確認す
ることができる。
【0034】なお、本実施形態では、スイッチャ本体1
0に映像特殊処理を行う信号処理部10cが設けられて
いるが、CPU10bを利用して、映像の特殊処理を行
ってもよい。
【0035】また、スイッチャ本体10の映像特殊効果
を行う信号処理部10cは、操作卓1の第1のスイッチ
群Aの映像特殊効果用操作スイッチ5で操作して、フェ
ーダー、ワイプ、クロマキー等の特殊処理を行うことが
できる。しかも、キーボード6では、映像をデジタル処
理するデジタルエフェクトによる特殊処理ができる。
【0036】さらに、本実施形態では、映像切換操作や
映像特殊効果の操作において、最も適したスイッチを、
第1のスイッチ群Aと第2のスイッチ群Bとに割り当て
て操作卓としてもよい。すなわち、同様な操作をそれぞ
れの第1のスイッチ群Aと第2のスイッチ群Bに付与す
るとともに、何れかの操作を一方のスイッチ群に付与し
た第1と第2のスイッチ群A,Bとの組み合わせによる
操作卓とすることもできる。
【0037】なお、通常、操作卓には、緊急ニュース用
として、報道サブが割り込めるようなスイッチが設けら
れており、本実施形態においても、これらのスイッチを
設けてもよいことは明らかである。また、本実施形態で
は、映像切換器の操作卓であるが、映像編集機の操作卓
としても利用することができるので、映像切換器を拡大
解釈して、映像編集機を含むものと解釈する。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、従来の
映像切換器に慣れたVEでも、またパソコンに慣れた人
であっても、同一の操作卓による映像切換器を使用する
ことができるので、映像切換器のシステム全体としてコ
ストを安価なものにし得る利点があるとともに、放送用
中継車のように狭いスペースであっても操作性の優れた
操作卓を提供できる利点がある。
【0039】また、本発明によれば、操作卓のスイッチ
の配列を上下に分けて配置されており、操作面の下部に
キーボードを配置し、キーボードを使用しない場合は、
キーボードを保護カバーで覆うことで、不用意な接触を
防止して誤操作を減らすことができるとともに、操作面
の上部に位置するスイッチ群を操作する際に、下部に配
置したキーボードが保護カバーで覆われているので、保
護カバーを手載せ台とすることができ、操作性を改善す
ることができる利点があり、従来の操作面全面にスイッ
チを形成した操作卓と比較して、操作効率が向上する利
点がある。
【0040】また、本発明では、操作卓をキーボードと
の組み合わせによるスイッチ群とすることができ、スイ
ッチの集約化が可能とであるとともに、小型化も可能と
なる利点がある。さらにまた、映像の切り換え操作にお
いて、キーボードを使用することで、ブラインドタッチ
で切り換え操作が可能であるので、映像を確認しなが
ら、絶妙のタイミングで映像の切り換えが可能である利
点がある。
【0041】また、本発明によれば、表示装置の主画面
に映像化されたスイッチ群が表示されており、キーボー
ドを操作すると、そのスイッチ群の操作対象のスイッチ
の色彩が変化することで、確実な操作が可能である。さ
らにまた、操作面上部の第1のスイッチ群の各スイッチ
を操作した場合でも、そのスイッチ自体がランプの点灯
により操作を確認することができ、しかも表示装置のス
イッチ表示部の色彩が変化するので、一層操作性が向上
する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像切換器の操作卓の一実施形態
を示す正面図である。
【図2】本実施形態の操作卓の断面図である。
【図3】本実施形態にかかわる映像切換器の制御ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
A 第1のスイッチ群 B 第2のスイッチ群 1 映像切換器の操作卓 1a 操作面 1b 収納部 2 KEYスイッチ群 3 PGMスイッチ群 4 PVWスイッチ群 5 映像特殊効果用スイッチ群 6 キーボード 7 保護カバー 8 コード 9 表示装置(TVモニタ) 9a 主画面(メイン) 9b 副画面(プレビュー) 2′ KEYスイッチ群の表示部 3′ PGMスイッチ群の表示部 4′ PVWスイッチ群の表示部 10 スイッチャ本体 10a 切換器 10b 中央処理装置(CPU) 10c 信号処理部 11 入力端子 12 出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略同一の映像切換機能を有する第1のス
    イッチ群と第2のスイッチ群とが同一操作卓の操作面上
    に設けられ、該第1のスイッチ群が単一スイッチによる
    映像信号の切り換え操作をするスイッチ群であり、該第
    2のスイッチ群が表示装置に映像化したスイッチ群を表
    示して、映像信号の切り換え操作をするスイッチ群であ
    ることを特徴とする映像切換器の操作卓。
  2. 【請求項2】 前記第1のスイッチ群が横一列に並んだ
    スイッチ列を、縦方向に重なるように数段に配列されて
    おり、かつ前記第2のスイッチ群がJIS配列のキーボ
    ードであることを特徴とする請求項1に記載の映像切換
    器の操作卓。
  3. 【請求項3】 前記第1のスイッチ群に、映像特殊効果
    用操作スイッチを含むことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の映像切換器の操作卓。
  4. 【請求項4】 前記第2のスイッチ群の操作面を覆う保
    護カバーが開閉可能に設けられていることを特徴とする
    請求項1,2又は3に記載の映像切換器の操作卓。
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