JP3464572B2 - 監視・制御装置 - Google Patents

監視・制御装置

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JP3464572B2 JP23963495A JP23963495A JP3464572B2 JP 3464572 B2 JP3464572 B2 JP 3464572B2 JP 23963495 A JP23963495 A JP 23963495A JP 23963495 A JP23963495 A JP 23963495A JP 3464572 B2 JP3464572 B2 JP 3464572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CRTや液晶表示
装置上の絵・文字表示を用いて、機器の状態の監視や、
機器のON/OFFの制御等を行うホームオートメーシ
ョンシステム等に適用して好適な監視・制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】家庭内の機器の状態を監視したり、ON
/OFFの制御を行うホームオートメーションシステム
の普及と、電子技術の進歩によって、近年高機能で操作
性のよいホームオートメーションシステム用の監視・制
御装置が安価に作られ、多くのメーカーから多様な機能
のものが発売されている。
【0003】図22は、従来のホームオートメーション
システムの構成を示すブロック図である。監視・制御装
置30は、CRT31、マイクロコンピュータ32、映
像混合器33、操作スイッチ34、35、36によって
構成されている。またマイクロコンピュータ32は被制
御機器(風呂37、シャッタ38、炊飯器39、エアコ
ン40、電気錠41、照明42等)に接続されており、
常時被制御機器の状態を監視している。監視・制御装置
30では、被制御機器の状態がCRT31上に表示され
ており、制御の必要がある時に、画面中の被制御機器の
状態表示が行われている横の操作スイッチ34、35、
36を押すことにより制御する。(画面表示部と機器の
指示部を別々に持つ監視・制御装置)
【0004】また他の監視・制御装置としては、透過型
入力装置を用いて、画面表示されている指示キーを直接
押して制御する装置があり、ホームオートメーションシ
ステム用に商品化されている。(透過型入力装置を用い
た表示・入力方法についての従来技術として、特許公開
公報昭60−96089「ホームコントローラ」を参
考)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなホームオ
ートメーションシステム用の監視・制御装置において
は、指示や監視状況を表す画面表示(例えば「エアコン
運転」「照明点灯中」等)の大きさや表示位置が予め決
められており、特に目の悪い老人等にとっては、必ずし
も使いやすいものではなかった。また普段使用しない機
能もたくさんついており、操作が煩わしく分かりにくい
点も老人にとっては、使いづらいものであった。またこ
れらホームオートメーションシステム用の監視・制御装
置においては、報知音や操作音を伴うが、これら音声の
音質も予め決められた音質であるため、高音の聞き取り
にくい老人にとっては、適したものとは言えない。本発
明は上記問題点を解決するために、これら画面上の表示
の問題と、さらに音声面(報知音・操作音)に着目し
て、目や耳の不自由な老人にも使いやすいホームオート
メーションシステム用の監視・制御装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載の監視・制御装置は、機
器の制御を指示する指示画像を表示する表示手段と、こ
の表示手段の前面に近接して設けられ、前記指示画像に
対応するキー入力部を有し、このキー入力部への、指ま
たは入力ペンの接触に応じて前記指示画像に対応する指
示信号を出力するタッチパネルと、このタッチパネルか
らの指示信号を受けて、この指示信号に対応する前記機
器を制御する機器制御手段と、前記表示手段に表示され
た前記指示画像の大きさ・位置・色・表示数の変更を指
示する変更信号を出力する変更指示手段と、この変更信
号を受けて、前記指示画像の大きさ・位置・色・表示数
を変更する画像変更手段と、前記指示画像の大きさ・位
置変更に連動して、前記指示画像に対応する前記タッチ
パネルのキー入力部の大きさ・位置を自動的に変更する
キー変更手段と、報知音を発生する報知手段と、この報
知音の音量・音質・種類の変更を指示する報知変更手段
と、この報知変更手段の指示の応じて、前記報知音の音
量・音質・種類を変更する音変更手段と、表示手段に表
示された、監視・制御装置を所定の状態に設定する指示
をするための設定画像に対応する、指示画像の大きさ・
位置・色・表示数と報知音の音量・音質・種類と前記指
示画像に対応する機器制御の設定との組み合わせを記憶
する記憶手段と、前記設定画像に対応するタッチパネル
のキー入力部への、指または入力ペンの接触に応じて、
記憶手段に記憶された組み合わせの中から前記設定画像
に対応する組み合わせを選択し、選択された状態に設定
する設定手段と、表示手段の近傍に設置されたビデオカ
メラと、このビデオカメラの出力を所定に処理する画像
処理部とを備え、この画像処理部は、前記ビデオカメラ
にて撮像した操作者の顔画像を録画する録画手段と、録
画済みの顔画像を前記表示手段に一覧表示する画像制御
手段と、この一覧表示された顔画像の中の1を選択し、
この顔画像に対応した指示画像の大きさ・位置・色・表
示数と報知音の音量・音質・種類と機器制御の設定との
組み合わせを記憶手段に記憶することによって、操作者
に対応した設定画像として登録する登録手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項に記載の監視・制御装置
は、請求項に記載の監視・制御装を構成する手段に加
えて、顔画像と指示画像とを、表示手段の同一画面に所
定の配列で、表示する画像混合手段と、前記表示手段に
表示された顔画像と指示画像の大きさ・配列を各々変更
する配列変更手段とを具備することを特徴とする。
【0008】本発明の請求項に記載の監視・制御装置
は、請求項または請求項に記載の監視・制御装を構
成する手段に加えて、画像処理部が、操作者の顔画像と
録画手段に予め録画された複数の顔画像とを比較し、前
記操作者の顔画像と特徴の一致する、設定画像として登
録された顔画像を録画手段から抽出する認識手段を有
し、前記抽出された顔画像に対応する監視・制御装置の
状態を記憶手段から選択し、選択された状態に設定する
自動設定手段を具備することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項に記載の監視・制御装置
は、請求項ないし請求項のいづれかの項に記載の監
視・制御装を構成する手段に加えて、ビデオカメラの出
力を監視する画像監視部と、前記ビデオカメラの出力を
画像処理部と前記画像監視部とに切り換える切換手段と
を備え、前記画像監視部は、ビデオカメラにて撮像した
画像を記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に前
記画像を記憶した所定時間後のビデオカメラにて撮像し
た画像を比較して監視信号を出力する画像比較手段とを
具備することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
である、監視・制御装置の構成を示す。表示部1は、表
示手段に対応し、CRTまたは液晶ディスプレイ等で構
成される。表示部1の表面には、透過型入力装置(以下
タッチパネルという)2が装着されている。タッチパネ
ル2は、指または入力ペン20により接触または押圧さ
れることにより、接触または押圧された位置に対応する
指示信号を出力する。表示変更スイッチ3は、変更指示
主段に対応し、操作者の操作によって、表示部1に表示
されている表示内容(表示位置、大きさ、色等)を変更
を指示する、変更信号を出力する。マイクロコンピュー
タ5は、操作制御部6、表示制御部7、機器制御部8を
制御する。マイクロコンピュータ5、操作制御部6、表
示制御部7、機器制御部8によって、制御部4を構成す
る。制御部4は、機器変更手段、画面変更手段、キー変
更手段として機能する。機器9は、このホームオートメ
ーションシステムに接続される外部機器である。タッチ
パネル2からの指示信号は、操作制御部6に入力され
る。また表示変更スイッチ3からの変更信号は、同じく
操作制御部6に入力される。操作制御部6には、機器9
からの機器のON・OFF監視信号も入力される。操作
制御部6はこれらの入力信号をマイクロコンピュータ5
の受け入れられる信号に変換する働きをする。マイクロ
コンピュータ5は操作制御部6からの信号を受けて、表
示部1へ表示するための表示信号を表示制御部7へ送
る。表示制御部7はこれを文字・絵画像に加工して、表
示部1に送る。なお指示信号により機器の制御が指示さ
れたときは、マイクロコンピュータ5からの制御信号を
機器制御部8にて機器に入力できる信号に変換し、ON
・OFF信号として、機器9に入力する。そして前述の
ように機器のON・OFF状態は、機器のON・OFF
監視信号にて操作制御部6に入力され、このON・OF
F状態がマイクロコンピュータ5、表示制御部7を介し
て表示部1に表示される。
【0011】図2および図3により、画面上の表示内容
が変更される一例を示す。画面1上の指示画像2a,2
b,2c,2d,2eは制御対象機器名を示し、各指示
画像を操作することにより、各機器をON・OFF制御
できる。図2は表示変更前の表示部1の画面を示す。表
示部1の下部には表示変更スイッチ3(表示部1に指示
画像として配置してもよい。)があり、スイッチ群21
〜26で構成されている。以下、変更の方法を説明す
る。まず変更スタートキー21を操作する。そして、例
えば指示画像2aの位置・大きさを変更するために、指
示画像2aを操作する。そして上下左右の移動キー2
2、拡大キー23、縮小キー24により移動、拡大また
は縮小する。なお縮小キー24を複数回操作すると、対
応する指示画像はどんどん小さくなり、最後は消滅す
る。すなわち縮小キー24は表示を消滅させる機能をも
持つ。さて目的の位置及び大きさに変更できたら、変更
セットキー26の操作により設定完了となる。図3はこ
れらの操作によって、指示画像が変更された後の表示部
1の画面を示す。なお色変更キー25により色の変更も
可能であり、変更方法は上記と同様である。
【0012】図4は指示画像変更操作のフローチャート
である。変更スタートキー21を操作するまでは、画面
上の表示は機器のON・OFF操作が可能な状態である
が、変更スタートキー21を操作することにより機器の
ON・OFF機能が無効になる。ここでタイマーカウン
トが開始されるが、これは変更操作途中で操作が放棄さ
れたときに、ある一定時間後に元の初期状態(機器のO
N・OFF操作が可能な状態)に自動的に戻すためのも
のである。変更セットキー26の操作により変更が確定
し、以後はこの状態がメモリされると共に、この変更後
の指示画像に対応するタッチパネルの領域がキー入力部
として有効になる。また前記タイマーは変更セットキー
26の操作により解除される。
【0013】本発明は、上記構成とすることによって、
最初からきめられた仕様ではなく、操作者の意志の入っ
た仕様の監視・制御装置とすることができる。特に従来
老人にとっては、使いにくい(操作が分かりにくい)ホ
ームオートメーションシステム用の監視・制御装置を、
必要に応じて表示を大きくしたり、表示を簡略化した
り、表示の位置や色を変えたり、またそれらの変更に連
動して、タッチパネルの大きさや位置を変更して、使い
やすくしている。
【0014】図5は、他の実施の形態おける、使用頻度
の最も少ない指示画像(この場合2e)の使用頻度を1
としたときの各指示画像の使用頻度比を示す。図6は、
本実施の形態の表示内容自動変更ルーチンの例を示す。
過去3カ月間の指示画像の操作回数を計数し、使用頻度
の順位付けをし、使用頻度順に指示画像を並べ換え、タ
ッチパネルのキー入力部もその移動に伴い移動させる。
前記比が5倍以上の指示画像を拡大し、比が2倍以下の
指示画像を画面の向かって左端へ移動し、同時にタッチ
パネルのキー入力部も移動させる。図8は主要ルーチン
のみを記載したが、指示画像同士が重なり合わないよう
にすることや、見栄えの良い配列にするための移動規則
を有している。
【0015】図7は、本実施の形態おける、表示部1の
機器操作画面を示す。そして図8は、図7の画面が、各
指示画像2a〜2eの操作回数の頻度によって、指示画
像とタッチパネルのキー入力部の大きさと位置が自動変
更された画面を示す。
【0016】本実施の形態は、画面上の指示画像の大き
さ(拡大・縮小)・位置(配列の順序を含む)・色・表
示数等が、各々の指示画像操作の使用頻度によって自動
変更されると共に、この変更に連動して有効キー入力部
も自動変更されることを特徴とする。このことによっ
て、使用頻度が増えるに従って学習制御により、画面の
設定や表示内容が使いやすいように自動的に変更され
る。
【0017】図9は、さらに他の実施の形態おける、報
知音変更の画面を示す。指示画像56(操作音スイッ
チ)は、各指示画像に対応するタッチパネルのキー入力
部の操作時に発する音を変更するための指示画像であ
る。指示画像57(報知音スイッチ)は、報知音を変更
するための指示画像である。操作音変更のために指示画
像56を操作すると、指示画像58(音量)、指示画像
59(音質)、指示画像60(メロディ)、指示画像6
1(声)の各指示画像からなる、図10に示す画面にな
る。ここで例えば音質を変更するために指示画像59を
操作すると、図11に示す画面になる。指示画像62〜
65の4種類(この場合予め内容が固定されている)か
ら選択し指示画像66(セットキー)の操作により変更
できる。このように、画面上で自分の好みの報知音を選
定できる。
【0018】以上述べたことによって、報知音(スイッ
チ操作時や報知必要時の音声)の音量・音質・種類を変
更ができるため、耳の不自由な老人(耳が遠い。すなわ
ち高音が聞き取りにくい。)でも支障なく使用できるよ
うになる。
【0019】図12は、さらに他の実施の形態おける、
操作者の好みの報知音を作曲する画面を示す。音楽の五
線表示121上に作曲操作スイッチ群122により操作
者の好みの音に設定する。まずセットスイッチ123を
操作した後、作曲操作スイッチ群122のいずれかを操
作すると音楽の五線表示121の上に楽譜が記入され
る。記入の一区切りごとに発音され、作曲の確認がその
たびに行える。クリアスイッチ124は消去を、セット
スイッチ123は、設定を行う。このように、本実施の
形態では、報知音も任意に設定するために、報知音の音
質・メロディ等を表示画面上で、操作者の好みに合わせ
て作成し、設定できることを特徴とする。
【0020】図13は、さらに他の実施の形態おける、
画面表示を示す。設定画像71〜78は祖父母、父母、
子供達を意識した家族構成のイメージキャラクターを示
す。これらの設定画像に操作者自身を重ね合わせて、操
作者に対応する設定画像を決定する。例えば設定画像7
3を操作すれば、父の設定になる。そして各操作時の始
めに操作者に対応する設定画像を操作すると、例えば、
図2→図3のように操作者に合わせた指示画像のレイア
ウトをすることもできるし、図9→図10→図11のよ
うに報知音の種類を操作者に合わせて変更することもで
きる。このような設定の組み合わせが操作者の人数分で
きることになる。なお図13の中で自分の家族の人数に
絞り込むため、図2の表示変更スイッチ3により前記と
同様の方法で、不要な顔画面も削除できる。このため、
家の中の複数の使用者がそれぞれ好みの設定ができる。
【0021】図14は、本発明の第2の実施の形態であ
る、監視・制御装置の構成を示す。ビデオカメラ11が
表示部1の近傍に設置され、ビデオカメラ11により撮
像した操作者の顔画像を画像メモリ部12に送り、録画
する。マイクロコンピュータ5の指示で、画像メモリ部
12に複数顔画像が順次整列して録画される。画像表示
制御部13は画像メモリ部12に録画された顔画像をマ
イクロコンピュータ5の指示で取り出し、表示部1に一
覧画像の形に編集して送る。一覧表示された顔画像中の
1を操作者に対応する設定画像とする。このため、操作
者に対応する設定画像を、操作者の顔とすることがで
き、操作者が間違うことがなく、また各家庭ごとに仕様
の異なったホームオートメーションシステム用の監視・
制御装置とすることができる。
【0022】図15は、本発明の第3の実施の形態であ
る、監視・制御装置の構成を示す。一覧顔画像情報と指
示画像とを、映像混合器15で重畳し表示部1に重畳表
示する。なお重畳時に他の画面の表示の邪魔にならない
ように、表示変更スイッチ3aにて顔画像一覧を縮小か
つ配列替えを行うことができる。図16は、本実施の形
態おける、機器操作画面と表示変更スイッチを示す。表
示部1の重畳画面で、21〜26のキーにて前記と同操
作で顔画面の縮小や配列替えをおこなうことができる。
まず重畳画面の中の顔画面を選択操作した後、設定画像
2a〜2eを操作することによって、各顔画面に対応し
た設定にできる。
【0023】図17は、本発明の第4の実施の形態であ
る、監視・制御装置の構成を示す。複数の顔画像がビデ
オカメラ11によって撮像され、画像メモリ部12に録
画されている。そして同じビデオカメラ11にて操作者
を撮像して、顔画像比較部14にて、予め画像メモリ部
12に記憶されている複数の顔画像と比較する。そして
一致した顔画面抽出情報をマイクロコンピュータ5に送
ることにより、抽出された顔画像の人が操作者であるこ
とを認識し、以後の監視・制御装置の状態(設定画像、
報知音、機器制御の設定等)を、特定された操作者に対
応した設定にする。
【0024】本実施の形態では、ビデオカメラ11で撮
像された操作者の顔が、認識判別され、従って自動的に
その人の設定になり、顔画像が現時点の操作者表示をも
兼用する。このことにより、操作者は、画面上に表示さ
れた顔画像一覧表示の中から操作者に合わせた設定を選
ぶための操作が不要になる。
【0025】図18は、他の実施の形態おける、表示内
容自動変更ルーチンの例を示す。4人の操作者A,B,
C,Dの中の1人の操作によって、前記図8の表示内容
自動変更ルーチンの方法に従い、各々個別のルーチン8
0A,80B,80C,80Dを走り、各顔画像ごとに
指示画像別使用頻度を計数する。これにより、監視・制
御装置の使用によって、自動的に各操作者にとって、使
用し易い表示配列や大きさに表示が自動変更される。
【0026】図19は、本発明の第5の実施の形態であ
る、監視・制御装置の構成を示す。画像抽出部104
は、顔画像切り出し部101、顔画像一定化処理部10
2、顔画像の線化処理部103とから構成される。カメ
ラ11にて撮像された操作者の像を、顔画像切り出し部
101にて顔画像のみを残す処理をする。即ちほぼ丸い
顔の輪郭特徴の内部のみを残す処理であり、画像処理手
法としては公知であるので説明を省略する。そして顔画
像一定化処理部102にて、この顔画像を予め決められ
た大きさに一定化する。これには画像の拡大・縮小処理
が行われるが、これも公知の技術であるので説明を省略
する。この一定の大きさに統一された顔画像を顔画像の
線化処理部103にて線化(縁部のみを残す)する。線
化処理も画像処理の常套手段のため説明を省略する。画
像メモリ部108は画像メモリa105、画像メモリb
106、画像メモリaと画像メモリbとの切り換えスイ
ッチ部107とから成る。即ち、顔画像一定化処理部1
02からの自然な顔画像は画像メモリa105に、そし
て線化された顔画像は画像メモリb106に記録され
る。画面に映す顔画像を自然な顔画像にするか線化され
た顔画像にするかは切り換えスイッチ部107により選
択できる。操作者ごとにこの選択を変えることも可能で
ある。画面上に表示された顔画像は、前記と同じく、設
定画像となる。なお線化された顔画像のみを画面上に表
示することにすると、切り換えスイッチ部107は不要
になり、画像メモリの容量も少なくてすむ。
【0027】図20は、他の実施の形態おける、4人の
操作者A,B,C,Dが顔画像を操作したときのフロー
チャートを示す。この場合は、操作中のみその人の顔画
像を点灯させて、操作完了後は点灯を解除する方法を採
用している。操作未完成の状態で放置されたとき点灯し
ているので、誰が操作しようとしていたのかわかる利点
がある。なおこの時でも、誰か後で操作しようとしたと
きに、点灯を復活させて、以前誰がその画面モードで設
定したかを示すようにすることも可能である。本実施の
形態では、単に指示画像としての顔画像表示というだけ
でなく、操作中あるいは操作後に、その人が操作中ある
いは操作したという経歴を表す機能をも兼ね備えたもの
である。これにより他の人が後で画面を見たとき現在そ
の機能をだれが設定したものかわかる利点がある。
【0028】図21は、本発明の第6の実施の形態であ
る、監視・制御装置の構成を示す。カメラ切換部21に
よって画像処理部10への接続か画像監視部22への接
続かを切り換える。この切り換えは手動スイッチとして
もよいし、ビデオカメラの前面に人が立つことをもって
自動的に操作者撮像に切り換える方式としてもよい。画
像監視部22は、例えば室内画像メモリ23と室内画像
比較部24とから成る。直前の室内画像情報が、室内画
像メモリ23に記録されており、室内現画像情報との差
を室内画像比較部24にて比較し、監視信号として、マ
イクロコンピュータ5に入力する。この情報は、室内の
異常(火災、防犯、乳幼児の動きの異常等)監視情報
や、室内の人の動きの監視情報として使用できる。
【0029】上記のようにビデオカメラ11を、顔画像
登録や操作者特定用に使用するだけでなく、監視・制御
装置の設置されている部屋の監視にも使用することによ
って、例えば人の動きの監視情報により、人の動きが大
きいか小さいかを検知してエアコンの温度設定を変更し
たり、人のいる方向まで検知してエアコンの風向の設定
を変化させる等を行わせることができる。このように操
作者のみの撮像だけでなく、ビデオカメラが室内監視も
兼ねること等、1つのビデオカメラを有効活用できるの
で、きめの細かい、老人でも使いやすいホームオートメ
ーションシステム用の監視・制御装置とすることができ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記のように、ホームオートメ
ーションシステム用の監視・制御装置を従来のように、
あらかじめ決まった仕様でなく、操作者に合わせ仕様
を変更できるようにし、特に目や耳の不自由な老人にと
っても使いやすくしたものである。また一般の人達にと
っても、ややもすれば堅苦しいと思われているホームオ
ートメーションシステムを身近なものにしたものであ
る。
【0031】以下、各請求項ごとに発明の効果を述べ
る。請求項1はスイッチ兼用の画面上の指示画像の各種
表示を操作者に合わせ変更でき、報知音を操作者に合
わせ変更できるとともに、複数人数分の指示画像の各
種表示や報知音を各操作者ごとに設定でき、さらにきめ
細かいホームオートメーションシステムを提供するもの
である。さらに、請求項は、カメラで撮像された操作
者の顔画像を画面上にスイッチ兼用表示として出すこと
により、操作者ごとの設定を行うことができ、従来の画
一的なホームオートメーションシステムを改善するもの
である。請求項は、画面上に顔画像一覧表示を他画面
に重畳して、かつ他画面の邪魔にならないように配置変
更や縮小を行えるようにして、より視覚的に操作者に合
わせた操作性の改善を図ったものである。請求項は、
付属のビデオカメラにて操作者を撮像し、自動的に操作
者を特定することにより、操作者自身が「自分が操作し
ていることを画面上で入力」することなく、自動的にそ
の操作者自身の設定になるので、より自動性、操作の少
なさ、きめの細かさの改善を図ったものである。請求項
は、付属のビデオカメラを多用途に使用できるように
して、多機能性をもた、ホームオートメーションシス
テムをコンパクトにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である、監視・制御
装置の構成を示す図である。
【図2】表示変更前の表示部の画面を示す図である。
【図3】指示画像が変更された後の表示部の画面を示す
図である。
【図4】指示画像変更操作のフローチャートである。
【図5】各指示画像の使用頻度比を示す図である。
【図6】表示内容自動変更ルーチンの例を示す図であ
る。
【図7】表示部の機器操作画面を示す図である。
【図8】指示画像が自動変更された表示部の画面を示す
図である。
【図9】報知音変更の画面を示す図である。
【図10】操作音変更のための各指示画像を示す図であ
る。
【図11】操作音設定のための各指示画像を示す図であ
る。
【図12】操作者の好みの報知音を作曲する画面を示す
図である。
【図13】設定画像の画面表示を示す図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態である、監視・制
御装置の構成を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態である、監視・制
御装置の構成を示す図である。
【図16】機器操作画面と表示変更スイッチを示す図で
ある。
【図17】本発明の第4の実施の形態である、監視・制
御装置の構成を示す図である。
【図18】表示内容自動変更ルーチンの例を示す図であ
る。
【図19】本発明の第5の実施の形態である、監視・制
御装置の構成を示す図である。
【図20】4人の操作者A,B,C,Dが顔画像を操作
したときのフローチャートである。
【図21】本発明の第6の実施の形態である、監視・制
御装置の構成を示す図である。
【図22】従来のホームオートメーションシステム用の
監視・制御装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 表示部 2 タッチパネル 3 表示変更スイッチ 4 制御部 5 マイクロコンピュータ 6 操作制御部 7 表示制御部 8 機器制御部 9 機器 10 画像処理部 11 ビデオカメラ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−224011(JP,A) 特開 平4−175921(JP,A) 特開 平6−75728(JP,A) 特開 平7−129348(JP,A) 特開 平7−225666(JP,A) 特開 平8−63433(JP,A) 実開 平1−102994(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 G09G 3/20 G06F 3/00 G06F 3/14 H04N 7/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の制御を指示する指示画像を表示す
    る表示手段と、 この表示手段の前面に近接して設けられ、前記指示画像
    に対応するキー入力部を有し、このキー入力部への、指
    または入力ペンの接触に応じて前記指示画像に対応する
    指示信号を出力するタッチパネルと、 このタッチパネルからの指示信号を受けて、この指示信
    号に対応する前記機器を制御する機器制御手段と、 前記表示手段に表示された前記指示画像の大きさ・位置
    ・色・表示数の変更を指示する変更信号を出力する変更
    指示手段と、 この変更信号を受けて、前記指示画像の大きさ・位置・
    色・表示数を変更する画像変更手段と、 前記指示画像の大きさ・位置変更に連動して、前記指示
    画像に対応する前記タッチパネルのキー入力部の大きさ
    ・位置を自動的に変更するキー変更手段と 報知音を発生する報知手段と、 この報知音の音量・音質・種類の変更を指示する報知変
    更手段と、 この報知変更手段の指示の応じて、前記報知音の音量・
    音質・種類を変更する音変更手段と、 表示手段に表示された、監視・制御装置を所定の状態に
    設定する指示をするための設定画像に対応する、指示画
    像の大きさ・位置・色・表示数と報知音の音量・音質・
    種類と前記指示画像に対応する機器制御の設定との組み
    合わせを記憶する記憶手段と、 前記設定画像に対応するタッチパネルのキー入力部へ
    の、指または入力ペンの接触に応じて、記憶手段に記憶
    された組み合わせの中から前記設定画像に対応する組み
    合わせを選択し、選択された状態に設定する設定手段
    と、 表示手段の近傍に設置されたビデオカメラと、 このビデオカメラの出力を所定に処理する画像処理部と
    を備え、 この画像処理部は、前記ビデオカメラにて撮像した操作
    者の顔画像を録画する録画手段と、 録画済みの顔画像を前記表示手段に一覧表示する画像制
    御手段と、 この一覧表示された顔画像の中の1を選択し、この顔画
    像に対応した指示画像の大きさ・位置・色・表示数と報
    知音の音量・音質・種類と機器制御の設定との組み合わ
    せを記憶手段に記憶することによって、操作者に対応し
    た設定画像として登録する登録手段とを具備することを
    特徴とする監視・制御装置。
  2. 【請求項2】 顔画像と指示画像とを、表示手段の同一
    画面に所定の配列で、表示する画像混合手段と、 前記表示手段に表示された顔画像と指示画像の大きさ・
    配列を各々変更する配列変更手段とを具備することを特
    徴とする請求項に記載の監視・制御装置。
  3. 【請求項3】 画像処理部が、操作者の顔画像と録画手
    段に予め録画された複数の顔画像とを比較し、前記操作
    者の顔画像と特徴の一致する、設定画像として登録され
    た顔画像を録画手段から抽出する認識手段を有し、 前記抽出された顔画像に対応する監視・制御装置の状態
    を記憶手段から選択し、選択された状態に設定する自動
    設定手段を具備することを特徴とする請求項または請
    求項に記載の監視・制御装置。
  4. 【請求項4】 ビデオカメラの出力を監視する画像監視
    部と、 前記ビデオカメラの出力を画像処理部と前記画像監視部
    とに切り換える切換部とを備え、 前記画像監視部は、ビデオカメラにて撮像した画像を記
    憶する画像記憶手段と、 この画像記憶手段に前記画像を記憶した所定時間後のビ
    デオカメラにて撮像した画像を比較して監視信号を出力
    する画像比較手段とを具備することを特徴とする請求項
    ないし請求項のいづれかの項に記載の監視・制御装
    置。
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