JP4038118B2 - 流体圧シリンダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は流体圧力によりロッドが往復動する流体圧シリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】
空気圧または油圧により作動する往復動アクチュエータとして流体圧シリンダがあり、これは内部にシリンダ室を形成したシリンダ本体と、そのシリンダ室の内部に往復動自在に設けられて前進用流体圧室と後退用流体圧室とに区画するピストンと、このピストンの端面に固定されてシリンダ本体の外部に突出するピストンロッドとを備えている。
【0003】
2つの流体圧室のうちの一方の流体圧室に流体圧力を供給して他方の流体圧室を大気開放することにより、ピストンおよびピストンロッドが他方側へ押圧移動されるようになっており、ピストンがシリンダ本体の端部に設けられたカバーまたはストッパに接触して移動が止められた位置が前進側ストローク端位置または後退側ストローク端位置となる。
【0004】
通常このような流体圧シリンダを装置等に使用する場合にはシリンダ本体を装置本体に固定して設置するが、このシリンダ本体の固定位置に対してピストンロッドの前進側ストローク端位置、後退側ストローク端位置またはその間のピストンロッドのストロークの長さを任意に調整したい場合がある。
【0005】
従来では片ロッド型の流体圧シリンダにおいて、ピストンロッドと反対側に向かってシリンダ本体から突出する調整ロッドをピストンに固定し、その突出部分の外周にねじ結合させた調整ナットの軸方向位置を変えることにより、調整ナットがシリンダ本体の後端部に接触する位置、すなわちピストンロッドの前進側ストローク端位置を調整する構成がある。また、シリンダ本体の後退側端部に調整ボルトをねじ結合させ、これをねじ送り移動させてシリンダ本体内への挿入深さを変えることによりピストンが調整ボルトの先端に接触する位置、すなわちピストンロッドの後退側ストローク端位置を調整する構成もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の2つのストローク調整の構成は、どちらもシリンダ本体の後退側端部に調整ロッドまたは調整ボルトなどの寸法の長い調整部材を設けるため、設置スペースを軸方向に長く確保する必要があった。またピストンの後退側にも作動用のピストンロッドを設ける両ロッド型の構成に適用することができなかった。
【0007】
本発明の目的は、軸方向に長い調整部材を設けることなくピストンロッドの前進側ストローク端位置または後退側ストローク端位置の少なくとも一方を調整することができる流体圧シリンダを提供することにある。
【0008】
本発明の目的は、両ロッド型でも前進側ストローク端位置または後退側ストローク端位置の少なくとも一方を調整することができる流体圧シリンダを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の流体圧シリンダは、内部にシリンダ室が形成されたシリンダ本体と、前記シリンダ室内に軸方向に往復動自在に装着され、前進用流体圧室と後退用流体圧室とに区画するピストンと前記シリンダ本体から外部に軸方向に突出するピストンロッドとを備えた軸部材と、前記ピストンロッドが貫通する貫通孔を有するとともに前記シリンダ本体の端部内に形成された雌ねじにねじ結合され、前記ピストンのストローク端の位置を規制する可動ストッパと、前記ピストンロッドが貫通する貫通孔を有し、前記シリンダ本体の端部に回転自在に設けられるほぼ円板形状の回転調整つまみと、前記回転調整つまみに突設され、前記可動ストッパに形成された回転伝達穴に摺動可能に挿入される回転伝達ピンとを有し、前記回転調整つまみによって前記回転伝達ピンを介して前記可動ストッパを回転させることにより前記可動ストッパを軸方向に移動させて前記軸部材のストローク端位置を調整することを特徴とする。
【0010】
本発明の流体圧シリンダは、前記回転調整つまみにそれぞれ前記可動ストッパに形成された回転伝達穴に摺動可能に挿入される回転伝達ピンを複数設けることを特徴とする。
【0012】
本発明の流体圧シリンダは、可動ストッパを固定する固定部材をシリンダ本体に設けたことを特徴とする。
【0013】
本発明の流体圧シリンダは、シリンダ本体の両端部に可動ストッパを装着するとともに、シリンダ本体の両端に回転調整つまみを設けたことを特徴とする。
【0014】
本発明の流体圧シリンダは、軸部材にシリンダ本体の両端から軸方向に突出するピストンロッドを設けたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施の形態の流体圧シリンダ1の全体斜視図である。図1に示すように、ほぼ長方体形状を有するシリンダ本体2は図中手前の端面にほぼ円板形状の回転調整つまみ4が回転自在に設けられている。このシリンダ本体2内部には回転調整つまみ4を貫通して外部に突出するピストンロッド5aが摺動自在に装着されている。シリンダ本体2の図中上端面に形成される2つの給排ポート6,7のそれぞれに圧縮空気を供給制御することにより、流体圧シリンダ1はピストンロッド5aを往復動させる複動型の空気圧シリンダとして機能する。このピストンロッド5aがシリンダ本体2から突出する方向(各図中の左方向)はピストンロッド5aの前進方向であり、引き込む方向(各図中の右方向)は後退方向である。
【0017】
図2はピストンロッド5aが最も引き込んだ後退側ストローク端位置に位置している状態の図1のA−A線に沿う断面図であって、図2(A)は可動ストッパが前進限位置にある状態の断面図であり、図2(B)は可動ストッパが後退限位置にある状態の断面図である。図2(A)、図2(B)に示すように、シリンダ本体2内部には長手方向に向けてピストン収容孔8が形成されており、その内部で前進側に備えた可動ストッパ9と後退側に備えたヘッドカバー10とで形成された空間がシリンダ室11を構成している。このシリンダ室11の内部にはピストン12が軸方向に往復動自在に装着されており、このピストン12がシリンダ室11内を後退用流体圧室11aと前進用流体圧室11bとに区画している。シリンダ本体2の前進側の端部にはほぼ円板形状の回転調整つまみ4が設けられており、ピストン12の前進側端面に固定されているピストンロッド5aが回転調整つまみ4と可動ストッパ9の中心を貫通して摺動自在に支持されている。
【0018】
ピストン12はほぼ円柱形状に形成されており、その前進側端部12aと後退側端部12cはそれらの間の摺動中間部12bよりも少し外径が小さくなっており、摺動中間部12bがピストン収容孔8に嵌合して摺接し、前進側端部12aと後退側端部12cはピストン収容孔8の内周側面と隙間を設けている。前進側端部12aと後退側端部12cのそれぞれの外周には摺動中間部12bの前後を挟むようにしてウェアリング12dが装着されている。これらウェアリング12dは、ピストン収容孔8に対して摺接していながら各給排ポート6,7と軸方向位置が一致しても各給排ポート6,7を塞ぐことなく後退用流体圧室11aおよび前進用流体圧室11bとの連通を維持確保できるようになっている。
【0019】
ピストン収容孔8の前進側の内周には雌ねじ8aが形成されており、可動ストッパ9はその内部にねじ結合されている。この可動ストッパ9は軸回りに回転することでねじ送りされて軸方向に進退移動するようになっている。ヘッドカバー10はピストン収容孔8の後退側内部に嵌入して固定されており、ピストン12はその前進側端面が可動ストッパ9の後退側端面に接触した状態で前進側ストローク端位置となり、ピストン12の後退側端面がヘッドカバー10の前進側端面に接触した状態で後退側ストローク端位置となる。
【0020】
またシリンダ本体2の前進側端面でピストン収容孔8の開口部より少し外周側の同心円上に保持溝13が形成されており、さらにその外周側の側壁には係合溝13aが形成されている。
【0021】
回転調整つまみ4の後退側端面には、保持溝13に嵌入するフランジ4aが設けられた先端筒部4bが形成されており、この先端筒部4bの外周に平行ピンまたはスプリングピン14を嵌め込んで先端筒部4bを保持溝13に圧入させることにより平行ピンまたはスプリングピン14が内部の係合溝13に係合し、回転調整つまみ4全体がシリンダ本体2に回転自在に取り付けられることになる。
【0022】
回転調整つまみ4および可動ストッパ9の軸中心にはピストンロッド5aを貫通させる貫通孔15が形成されている。回転調整つまみ4の後退側端面には貫通孔15を中心とした周囲2箇所に回転伝達ピン16が突設されており、また可動ストッパ9の前進側端面の対応する2箇所には回転伝達穴9aが形成されてそれぞれ回転伝達ピン16が摺動可能に挿入されている。
【0023】
図2(B)に示すように、可動ストッパ9が最も後退側に位置した状態で、その前進側の端部と同じ軸方向位置でシリンダ本体2の図中上端面にねじ孔17が形成されており、その内部にはストッパ固定ねじ18がねじ結合されている。
【0024】
またシリンダ本体2の図中上端面には2つの給排ポート6,7が形成されており、これらを介して後退用流体圧室11aおよび前進用流体圧室11bに対する圧縮空気の供給と排出を行うようになっている。
【0025】
後退用流体圧室11aに連通する給排ポート6は、可動ストッパ9が最も後退側に位置した状態でその後退側端面の外周に形成した面取り部分9bと同じ軸方向位置に配置されており、それによって可動ストッパ9が後退限位置となっても給排ポート6の後退用流体圧室11aへの連通は確保される。また小径となっているピストン12の前進側端部12aの軸方向長さXが可動ストッパ9の移動可能長さY(ストローク調整代)とほぼ同じとなっていることで、可動ストッパ9が前進限位置となってピストン12が前進側ストローク端位置となっても給排ポート6はピストンの摺動中間部12bに塞がれることなく後退用流体圧室11aとの連通が常に確保される。
【0026】
前進用流体圧室11bに連通する給排ポート7は、ピストン12が後退側ストローク端位置に位置した状態で小径の後退側端部12cと同じ軸方向位置に配置されており、それによって給排ポート7はピストン12の摺動中間部12bに塞がれることなく前進用流体圧室11bとの連通が常に確保される。
【0027】
また、可動ストッパ9とヘッドカバー10の外周にはOリング19が設けられ、ピストン12の摺動中間部12bの外周にはシールリング20が設けられ、可動ストッパ9の貫通孔15にはパッキン21が設けられている。以上の本実施の形態において、ピストン12とピストンロッド5aが軸部材を構成し、回転調整つまみ4と回転伝達ピン16と可動ストッパ9がストローク端調整機構を構成している。
【0028】
次に本実施の形態の流体圧シリンダ1の作動を説明する。まず図2(A)に示すように可動ストッパ9が前進限位置となった状態では、ピストン12の前進側ストローク端位置が最も前進側に位置するとともに、シリンダ室11の軸方向長さ、つまりピストン12の移動ストロークが最も長い状態となる。
【0029】
この状態から回転調整つまみ4を回転することで2本の回転伝達ピン16を介して可動ストッパ9も回転させられることになり、その結果可動ストッパ9はねじ送りされて後退移動することになる。この移動の際に可動ストッパ9は同時に回転調整つまみ4から離れていくが、回転調整つまみ4に固定されている回転伝達ピン16は可動ストッパ9の回転伝達穴9aと摺接しながらも挿入状態を維持するため、回転調整つまみ4はその回転を可動ストッパ9に伝達しつづけるようになっている。このようにして可動ストッパ9が後退移動することによりその後退側端面の軸方向位置、すなわちピストン12の前進側ストローク端位置も後退することになり、それとともにピストン12の移動ストロークも短くなっていくことになる。
【0030】
以上のように本実施の形態は回転調整つまみ4を回転して可動ストッパ9の軸方向位置を変えることにより、ピストン12の前進側ストローク端位置および移動ストロークを調整することができる。また以上の調整をしている間でも、回転調整つまみ4とシリンダ本体2とを合わせた固定部分全体の長さに変化はなく、またシリンダ本体2の後退側端部には調整ロッドなどの軸方向に長い調整用部材を備えることがないため狭いスペースでの設置が可能となる。
【0031】
図3は本実施の形態の変形例の流体圧シリンダ31の断面図である。図3においては、図1および図2に示された部材と共通する部材には同一の符号が付されている。この流体圧シリンダ31のシリンダ本体32には、その両端にストローク端調整機構が設けられており、またピストン12の両端にピストンロッド5a,5bが設けられた両ロッド型の構成となっている。
【0032】
この変形例の構成によれば、ピストン12の軸方向両側のストローク端位置をそれぞれ個別に移動調整することができるばかりでなく、2つの可動ストッパ9,33を同時に同じ方向へ移動させることで、ストローク長さを変えることなくそれ全体の軸方向位置を移動調整することも可能となる。
【0033】
なお、上記構成ではストローク端調整機構とピストンロッド5a,5bのどちらも両方向側に設けたが、ストローク端調整機構とピストンロッド5a,5bのどちらか一方だけを両方向側に設けた構成であってもよい。たとえばシリンダ本体32の両端にストローク端調整機構を設けて前進側にだけピストンロッド5aを設けた構成としてもよいし、また逆にシリンダ本体32の前進側にだけストローク端調整機構を設けてピストンロッド5a,5bを両方向側に設けた両ロッド型の構成としてもよい。
【0034】
図4は他の実施の形態の流体圧シリンダ41の断面図であり、図5は図4のB−B線に沿う断面図である。図4、図5においては、図2(A)、図2(B)に示した流体圧シリンダ1と共通する部材には同一の符号が付されている。
【0035】
図4に示すように、ピストン収容孔45の前進側の内周には係合溝43が形成されている。回転調整つまみ44の後退側端面には、ピストン収容孔45に嵌合する先端筒部44bが形成されており、この先端筒部44bの外周に形成した係合溝44cに平行ピンまたはスプリングピン47を嵌め込んで先端筒部44bをピストン収容孔45に圧入させることにより平行ピンまたはスプリングピン47が先端筒部44b側の係合溝44cとピストン収容孔45側の係合溝43に係合し、回転調整つまみ44全体がシリンダ本体42に回転自在に取り付けられることになる。回転調整つまみ44の中心にはピストンロッド5aよりも大きな径の雌ねじ44dが形成されており、可動ストッパ48の前進側部分はその内部にねじ結合されているとともに後退側部分はピストン収容孔45に摺動自在に装着されている。図4、図5に示すように、可動ストッパ48の図中上方側面には軸方向に係合溝49が形成されており、シリンダ本体42の図中上端面に形成されているねじ孔50には回転止め部材としてのストッパ固定ねじ51がねじ結合されて係合溝49に係合できるようになっている。
【0036】
この他の実施の形態によれば、可動ストッパ48はストッパ固定ねじ51との係合により軸回りに回転することなく軸方向にのみ移動可能となっており、回転調整つまみ44を回転させることで確実にねじ送りされて軸方向に進退移動するよう作動する。
【0037】
したがって前記一実施の形態と同様に、可動ストッパ48の軸方向位置を変えることにより、ピストン12の前進側ストローク端位置および移動ストロークを調整することができる。また調整中においても固定部分全体の長さに変化がないため狭いスペースでの設置が可能であり、シリンダ本体42の前進側の端部にだけでなくその後退側の端部にもストローク端調整機構を設けることができ、またピストンロッド5aについてもピストン12の両側に設けて両ロッド型として構成することもできる。さらにストッパ固定ねじ51を締め込むことで可動ストッパ48を固定することができる。
【0038】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、作動制御する流体圧を圧縮空気による空気圧としたが、作動油などによる油圧を用いて制御してもよい。また本発明は、シリンダ本体が円形断面形状のものにも適用してよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、回転調整つまみを回転することで可動ストッパをねじ送りして軸方向位置を変えることができ、ピストンのストローク端位置および移動ストロークを調整することができる。また調整をしている間でも回転調整つまみとシリンダ本体とを合わせた固定部分全体の長さに変化はなく、またシリンダ本体の後退側端部に軸方向に長い調整用部材などを設置することがないため狭いスペースでの設置が可能であり、前進側と後退側の両方のストローク端位置を調整する構成や、両ロッド型への適用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態の流体圧シリンダの全体斜視図である。
【図2】ピストンロッドが後退側ストローク端位置に位置している状態の図1のA−A線に沿う断面図であって、(A)は可動ストッパが前進限位置にある状態の断面図であり、(B)は後退限位置にある状態の断面図である。
【図3】一実施の形態の変形例の流体圧シリンダの断面図である。
【図4】他の実施の形態の流体圧シリンダの断面図である。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 流体圧シリンダ
2 シリンダ本体
4 回転調整つまみ
4a フランジ
4b 先端筒部
5a,5b ピストンロッド
6,7 給排ポート
8 ピストン収容孔
8a 雌ねじ
9 可動ストッパ
9a 回転伝達穴
9b 面取り部分
10 ヘッドカバー
11 シリンダ室
11a 後退用流体圧室
11b 前進用流体圧室
12 ピストン
12a 前進側端部
12b 摺動中間部
12c 後退側端部
12d ウェアリング
13 保持溝
13a 係合溝
14 スプリングピン
15 貫通孔
16 回転伝達ピン
17 ねじ孔
18 ストッパ固定ねじ
19 Oリング
20 シールリング
21 パッキン
31 流体圧シリンダ
32 シリンダ本体
33 可動ストッパ
41 流体圧シリンダ
42 シリンダ本体
43 係合溝
44 回転調整つまみ
45 ピストン収容孔
47 スプリングピン
48 可動ストッパ
49 係合溝
50 ねじ孔
51 ストッパ固定ねじ
X ピストン前進側端部の軸方向長さ
Y ストッパ移動可能長さ

Claims (5)

  1. 内部にシリンダ室が形成されたシリンダ本体と、
    前記シリンダ室内に軸方向に往復動自在に装着され、前進用流体圧室と後退用流体圧室とに区画するピストンと前記シリンダ本体から外部に軸方向に突出するピストンロッドとを備えた軸部材と、
    前記ピストンロッドが貫通する貫通孔を有するとともに前記シリンダ本体の端部内に形成された雌ねじにねじ結合され、前記ピストンのストローク端の位置を規制する可動ストッパと、
    前記ピストンロッドが貫通する貫通孔を有し、前記シリンダ本体の端部に回転自在に設けられるほぼ円板形状の回転調整つまみと、
    前記回転調整つまみに突設され、前記可動ストッパに形成された回転伝達穴に摺動可能に挿入される回転伝達ピンとを有し、
    前記回転調整つまみによって前記回転伝達ピンを介して前記可動ストッパを回転させることにより前記可動ストッパを軸方向に移動させて前記軸部材のストローク端位置を調整することを特徴とする流体圧シリンダ。
  2. 請求項記載の流体圧シリンダにおいて、前記可動ストッパを固定する固定部材を前記シリンダ本体に設けたことを特徴とする流体圧シリンダ。
  3. 請求項1または2記載の流体圧シリンダにおいて、前記シリンダ本体の両端部に前記可動ストッパを装着するとともに、前記シリンダ本体の両端に回転調整つまみを設けたことを特徴とする流体圧シリンダ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の流体圧シリンダにおいて、前記軸部材に前記シリンダ本体の両端から軸方向に突出するピストンロッドを設けたことを特徴とする流体圧シリンダ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体圧シリンダにおいて、前記回転調整つまみにそれぞれ前記可動ストッパに形成された回転伝達穴に摺動可能に挿入される回転伝達ピンを複数設けることを特徴とする流体圧シリンダ。
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