JP2007186945A - フラップゲート及びストローク可変型シリンダ - Google Patents

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Abstract

【課題】扉体の揺動が容易で、少ない回転角で扉体の強制的開閉ができ、現場での水密性の調整が容易なフラップゲート及びそのストローク可変型シリンダを提供する。
【解決手段】水路の開口端を開閉する扉体3を揺動させる回転軸と、回転軸の両端部に突出する支持軸11aと、回転軸の略中央に設けられた第1のカム部と、支持軸11aにそれぞれ設けられた第2と第3のカム部15と、第1のカム部に遊嵌状に設けられた第1の咬み合いヒンジと、第2と第3のカム15に遊嵌状に設けられた第2と第3の咬み合いヒンジ16と、第1の咬み合いヒンジに設けられ、第1のカム部と係合して回転軸を軸中心に回動させてトルクアーム14と、トルクアーム14を回転軸の軸中心に回動させるストローク可変型シリンダ19と、第2と第3の咬み合いヒンジ16に設けられ、扉体3を支持する揺動アーム17とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、海岸の防潮堤、河川の排水樋門或いはダムの保安ゲート等に使用され、水路の導出口を扉体で強制的に開閉し得るとともに水密性の良いフラップゲート、及び施工現場にて、フラップゲートの水密性等の調整が容易になし得るストローク可変型シリンダに関するものである。
周知のようにフラップゲートは、ゲート(扉体)がその上部の水平軸を丁番式で軸支して水路の導出口(開口端)で揺動するように設けられ、内外水圧差に応じて自動的にゲートが開閉するようにした水門であり、ゲートを軸支する形態には一点ヒンジと二点ヒンジとがある。
図11(a),(b)は、従来のフラップゲートを示す要部側断面図であり、図11(a)は一点ヒンジ式、図11(b)は二点ヒンジ式によるフラップゲートであり、水路1の開口端2に設けられる。図11(a)のフラップゲートは、扉体3を支持アーム4で支え、支持アーム4がヒンジ6aで吊金具5に軸支されている。扉体3の裏面には水密ゴム8が設けられ、開口端2を扉体3で閉じた際に漏水がないようにしている。図11(b)のフラップゲートは、吊金具5にヒンジ6aでリンク部7の一端が軸支され、リンク部7の他端に扉体3を支える支持アーム4がヒンジ6bで軸支されている。
さらに、本出願人による従来例としては、回転軸に扉体が咬み合いヒンジで揺動するように設けられ、急激に海水,湖水等が上昇した場合等の緊急時に水路の開口端を扉体が強制的に閉鎖するようになされたものである。(例えば、特許文献1参照)
また、本出願人による他の従来例は、水圧差が小さくても扉体の揺動が可能であり、緊急時は強制的に閉じることが可能なものであるが、極めて精巧な構造である。一方、防潮堤の開口部がコンクリート構造体であり、その寸法精度は必ずしも設計通りではなく、現場にて水密性など調整をする必要が生じることがあり、より施工が容易なフラップゲートが要求されていた。(例えば、特許文献2参照)
実願平6−15131号公報(実用新案登録第3011165号)(明細書全文,図面全図) 特願2002−214808号公報(明細書全文,図面全図)
本発明は、上記のような課題に鑑みなされたものであり、内外水圧差が小さくても扉体の揺動が容易であって、トルクアームの少ない回転角で扉体の強制的開閉可能な状態に移行し得るとともに扉体による開口端閉鎖時の水密性が良好であり、しかも施工現場でのフラップゲートの水密性などの調整が容易なフラップゲートを提供するものであり、施工現場でのフラップゲートの水密性等の調整が容易なものとするストローク可変型シリンダを提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を達成したものであって、請求項1の発明は、水路の開口端に内外水圧差により揺動する扉体を備えるフラップゲートにおいて、
前記扉体の強制開閉手段に連動して回動する回転軸が前記開口端上部に軸支され、前記回転軸の両端から軸方向に支持軸が突出し、前記扉体が前記支持軸に揺動するように設けられ、前記扉体が前記開口端近傍で略平行に移動するように、前記支持軸中心が前記回転軸中心に対して偏心した位置に設けられ、かつ前記強制開閉手段にストローク調整型シリンダを用いて該シリンダのピストンロッドのストロークを調整し、前記扉体による前記開口端の水密性を調整するようにしたことを特徴とするフラップゲートである。
また、請求項2の発明は、水路の開口端を開閉するために扉体と、
前記扉体を揺動させるための回転軸と、
前記回転軸の両端部に軸方向に突出する支持軸と、
前記回転軸の略中央に設けられた第1のカム部と、
前記支持軸のそれぞれに設けられた第2と第3のカム部と、
前記第1のカム部と遊嵌状に設けられる第1の咬み合いヒンジと、
前記第2と第3のカム部と遊嵌状に設けられる第2と第3の咬み合いヒンジと、
前記第1の咬み合いヒンジに設けられ、前記第1のカム部と係合して前記回転軸を軸中心に回動させるトルクアームと、
前記トルクアームを前記回転軸の軸中心に回動させるための駆動手段と、
前記第2と第3の咬み合いヒンジにそれぞれ設けられ、前記扉体を支持する揺動アームとを備え、
前記駆動手段にストローク可変型圧シリンダが用いられ、該シリンダのピストンロッドのストローク範囲を調整して前記トルクアームの回動範囲を調整し、前記扉体による前記開口端の水密性を調整することを特徴とするフラップゲートである。
また、請求項3の発明は、前記シリンダが、シリンダチューブの一端にヘッドカバーが設けられ、該シリンダチューブも他端にロッドカバーが設けられ、該シリンダチューブ内を摺動するピストンを設けたピストンロッドの一端を受けるロッド受部が、前記ロッドカバーの軸中心に螺設され、該ロッドカバーに螺設した該ロッド受部を螺合させて軸中心の前後方向に移動させ、前記ピストンロッドのストローク長を可変することを特徴とする請求項1又は2に記載のフラップゲートである。
また、請求項4の発明は、前記第1の咬み合いヒンジに前記第1のカム部が遊嵌状に収納され、かつ前記第2と第3の咬み合いヒンジに前記第2と第3のカム部がそれぞれ遊嵌状に収納され、前記トルクアームが回動することなく、前記扉体が自由に揺動する自由揺動区間と、前記トルクアームの回動によって、前記第1の咬み合いヒンジに前記第1のカム部が係合し、かつ前記第2と第3の咬み合いヒンジがそれぞれ前記第2と第3のカム部に係合することによって、前記扉体の強制開区間と強制閉区間とをそれぞれ設定し、かつ前記シリンダのストローク長を調整して、前記扉体による前記開口端の水密性を調整するようにしたことを特徴とする請求項2〜3の何れかに記載のフラップゲートである。
また、請求項5の発明は、前記第2と第3の咬み合いヒンジに前記第2と第3のカム部が遊嵌状に収納され、前記回転軸の回動に関わりなく、内外水圧差により前記扉体が揺動する自由揺動区間を設定していることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載のフラップゲートである。
また、請求項6の発明は、シリンダチューブの一開口端にヘッドカバーが設けられ、該シリンダチューブの他開口端にロッドカバーが設けられ、該シリンダチューブ内を摺動する一端にピストンを設けたピストンロッドを受けるロッド受部が、前記ロッドカバーの軸中心に螺設され、該ロッドカバーに螺設した該ロッド受部を螺合させて軸中心の前後方向に移動させ、前記ピストンロッドのストローク長を可変することを特徴とするストローク可変型シリンダである。
請求項1の発明では、水路の開口端に内外水圧差により揺動する扉体を備えるフラップゲートにおいて、前記扉体の強制開閉手段に連動して回動する回転軸が前記開口端上部に軸支され、前記回転軸の両端から軸方向に支持軸が突出し、前記扉体が前記支持軸に揺動するように設けられ、前記扉体が前記開口端近傍で略平行に移動するように、前記支持軸中心が前記回転軸中心に対して偏心した位置に設けられ、かつ前記強制開閉手段にストローク可変整型シリンダを用いて該シリンダのピストンロッドのストロークを調整し、前記扉体による前記開口端の水密性を調整するようにしたことを特徴とするフラップゲートであるので、扉体が回転軸の回動なしで僅かな内外水圧差により扉体が揺動し、水路側の圧力が増大すれば、回転軸を回動して排水することができる利点があるとともに、施工現場でストローク可変型シリンダのピストンロッドのストローク長を調整して、扉体の水平方向の可動範囲を調整して良好な水密性を得ることが可能な利点がある。また、扉体が開口端近傍で略平行に揺動するので、水路の開口端の戸当部に扉体が略均等な圧力で閉鎖され、閉鎖時の扉体の水密性が向上する利点がある。
また、請求項2の発明では、水路の開口端を開閉するために扉体と、
前記扉体を揺動させるための回転軸と、
前記回転軸の両端部に軸方向に突出する支持軸と、
前記回転軸の略中央に設けられた第1のカム部と、
前記支持軸のそれぞれに設けられた第2と第3のカム部と、
前記第1のカム部と遊嵌状に設けられる第1の咬み合いヒンジと、
前記第2と第3のカム部と遊嵌状に設けられる第2と第3の咬み合いヒンジと、
前記第1の咬み合いヒンジに設けられ、前記第1のカム部と係合して前記回転軸を軸中心に回動させるトルクアームと、
前記トルクアームを前記回転軸の軸中心に回動させるための駆動手段と、
前記第2と第3の咬み合いヒンジにそれぞれ設けられ、前記扉体を支持する揺動アームとを備え、
前記駆動手段にストローク調整型の油圧シリンダが用いられ、該油圧シリンダのピストンロッドのストローク範囲を調整して前記トルクアームの回動範囲を調整し、前記扉体による前記開口端の水密性を調整することを特徴とするフラップゲートであるので、扉体が回転軸の回動なしで僅かな内外水圧差により扉体が揺動し、水路側の水圧が増大すれば、扉体を押して回転軸を回動させて排水することができる利点があり、また、通常の使用状態(扉体を自重で垂下した状態)からトルクアームを回転軸中心に僅かに回動させることによって、扉体の強制開閉動作へと移行させることができる利点がある。また、施工現場でストローク可変型シリンダのピストンロッドのストローク長を調整して、扉体の良好な水密性を得ることが可能な利点がある。
また、請求項3の発明では、前記シリンダが、シリンダチューブの一端にヘッドカバーが設けられ、該シリンダチューブも他端にロッドカバーが設けられ、該シリンダチューブ内を摺動するピストンを設けたピストンロッドの一端を受けるロッド受部が、前記ロッドカバーの軸中心に螺設され、該ロッドカバーに螺設した該ロッド受部を螺合させて軸中心の前後方向に移動させ、前記ピストンロッドのストローク長を可変することを特徴とする請求項1又は2に記載のフラップゲートであり、ロッドカバーに螺設されたロッド受部を軸方向前後に移動させてストローク長を調整可能なストローク可変型シリンダが用いられているので、ピストンロッドが調整された範囲内を移動し、施工時、蓋体の水密性が悪い場合、ロッド受部を前方方向に移動させてピストンロッドのストローク長を拡大するか、又はピストンロッドのストローク長を縮小して、蓋体と水路開口端との最適な水密性を設定することができる。即ち、このフラップゲートは現場で最良の状態に水密性を設定できる利点がある。
また、請求項4の発明では、前記第1の咬み合いヒンジに前記第1のカム部が遊嵌状に収納され、かつ前記第2と第3の咬み合いヒンジに前記第2と第3のカム部がそれぞれ遊嵌状に収納され、前記トルクアームが回動することなく、前記扉体が自由に揺動する自由揺動区間と、前記トルクアームの回動によって、前記第1の咬み合いヒンジに前記第1のカム部が係合し、かつ前記第2と第3の咬み合いヒンジがそれぞれ前記第2と第3のカム部に係合することによって、前記扉体の強制開区間と強制閉区間とをそれぞれ設定し、かつ前記シリンダのストローク長を調整して、前記扉体による前記開口端の水密性を調整するようにしたことを特徴とする請求項2〜3の何れかに記載のフラップゲートであるので、扉体が内外水圧差により自由に揺動する区間(自由揺動区間)が設定されるとともに、トルクアームを回動軸中心に時計・反時計回りに回動させることにより、第1の咬み合いヒンジに第1のカム部とが係合し、かつ第2と第3の咬み合いヒンジに第2と第3のカム部が係合することによって、扉体を強制的に開状態に設定する区間(強制開区間)と、扉体を強制的に閉じる区間(強制閉区間)とを設定することができ、少ないトルクアームの回転角で強制開区間、強制閉区間を設定することができる利点があるとともに、施工現場にてシリンダのストローク長を調整することによって、扉体と開口端との水密性の調整が容易なものとなる利点がある。また、咬み合いヒンジのヒンジ係合部が回転中心に対象に設けられ、かつその係合部であるカム部の凸部が軸中心に対象に設けられており、トルクアームの僅かな回転角で扉体を強制的に開閉動作に移行させることができるので、緊急時に素早く扉体の強制的な水路開口端の開閉がなし得る利点がある。
また、請求項5の発明では、前記第2と第3の咬み合いヒンジに前記第2と第3のカム部が遊嵌状に収納され、前記回転軸の回動に関わりなく、内外水圧差により前記扉体が揺動する自由揺動区間を設定していることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載のフラップゲートであるので、扉体が回転軸の回動に関わりなく、回動し得るように設定されており、扉体がスムーズに揺動し得るようにしている。このような構成にすることにより、回転軸が回動することがないので、扉体が回動する際の摩擦力を少なくして、僅かな内外水圧差によって、扉体が揺動する利点がある。
また、請求項6の発明では、シリンダチューブの一開口端にヘッドカバーが設けられ、該シリンダチューブの他開口端にロッドカバーが設けられ、該シリンダチューブ内を摺動する一端にピストンを設けたピストンロッドを受けるロッド受部が、前記ロッドカバーの軸中心に螺設され、該ロッドカバーに螺設した該ロッド受部を螺合させて軸中心の前後方向に移動させ、前記ピストンロッドのストローク長を可変することを特徴とするストローク可変型シリンダであるので、ロッドカバーに螺設されたロッド受部を軸方向手前に螺合させて引き出したり、軸方向後方に螺合させて押し込むことが可能であり、ピストンロッドのストローク長を容易に調整することが可能であり、施工現場でのストローク長の調整が簡単にでき、蓋体の水平移動距離を調整して水密性を良好なものとすることができる。
以下、本発明に係るフラップゲート及びストローク可変型シリンダの実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図1は本発明に係るフラップゲートの実施形態を示す要部側断面図、図2は本実施形態の正面図、図3(a)は本実施形態の回転機構部の断面図であり、同図(b)は回転軸と支持軸の模式図、図4(a)はトルク部、同図(b)は揺動アーム部の咬み合いヒンジ部を示す概略拡大断面図である。図5(a)はストローク可変型シリンダであり、同図(b)はその要部断面図である。図6(a)は基本ストローク長を示し、同図(b)はストローク長が最大の状態を示す図である。図7,図8は本実施形態の自由揺動区間及び強制閉区間の動作を説明するための模式図である。図9(a)はトルク部、同図(b)は揺動アームの咬み合いヒンジ部を示す概略拡大断面図である。図10(a),(b)は本実施形態の強制開区間の動作を説明するための模式図である。
本実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。本実施形態のフラップゲートは防潮堤や排水樋門などの水路1の開口端(導出口)2に設けられ、内外水圧差によって扉体3を揺動させるか、又は強制的な手段で扉体3を揺動させて、水路1の開口端2の開閉がなされており、水路1の開口端2を開閉するために扉体3と、扉体3を揺動させるための回転軸11と、回転軸11の両端部に突出する支持軸11aと、回転軸11の略中央に設けられたカム部13と、支持軸11aにそれぞれ設けられたカム部15と、カム部13とに遊嵌状に設けられる咬み合いヒンジ12と、左右のカム部15がそれぞれ遊嵌状に設けられる咬み合いヒンジ16と、咬み合いヒンジ12に設けられ、カム部13と係合することによって、回転軸11を軸中心に回動させるトルクアーム14と、トルクアーム14を回転軸11の軸中心に回動させるための駆動手段としての油圧又は空圧等のストローク可変型シリンダ19と、左右のカム部15とそれぞれ係合する咬み合いヒンジ16にそれぞれ設けられ、扉体3を支持する揺動アーム17とを備えている。また、カム部13は、その軸中心に対称に突出する凸部13a,13bを備え、カム部15は、その軸中心に対称に突出する凸部15a,15bを備えている。
ストローク可変型シリンダ19は、図5,図6に示すように、シリンダチューブ19の一端にヘッドカバー23が設けられ、他端にロッドカバー24が設けられ、シリンダチューブ19内にピストン20aが設けられたピストンロッド(以下、ロッドと称する)20が摺動するように設けられ、ロッドカバー24の内面に雌ネジ24aが形成され、雌ネジ24aに螺合する雄ネジ25aが形成されたロッド受部(可動雄ネジ)25が軸中心に螺設され、ロッド受部25の軸中心にロッド20を受けるシール部材26が設けられている。ロッド受部(可動雄ネジ)25にはOリング27が設けられ、Oリング27がロッドカバー24の内面に密着している。また、ヘッドカバー23とロッドカバー24には、貫通孔18c,18dが設けられたピンジョイント18a,18bが設けられている。
このストローク可変型シリンダ19は、雄ネジ25aが形成されたロッド受部25が、ロッドカバー24の雌ネジ24aに螺設されており、ロッド受部25を軸方向前後に移動させることが可能であり、ロッド受部25を手前に移動させると、ロッド20のストローク長が長くなり、ロッド受部25を軸方向後方に移動させるとロッド20のストローク長は縮小される。図6(a)は基準ストロークを示し、図6(b)は基準ストロークに伸張可能長Lを加算した最大ストロークを示しており、このロッド受部25は、最大ストローク長(基準ストローク長+伸張可能長L)の伸張可能長Lの範囲内でロッド20のストローク長を可変させることができる。
ストローク可変型シリンダ19のストローク長を設定した後、ロッド受部25をロックナット28で固定してストローク長を設定する。ストローク可変型シリンダ19のストローク長を最大にした場合、図1に示すように、トルクアーム14の回動可能角度を最大Phまで調整することができる。それにより、図3(b)に示すように、水平方向の可動範囲である寸法hに加えて、可動範囲h′まで拡張することができる。即ち、ストローク可変型シリンダ19は、ストローク長を可動範囲h′の範囲内で可変させることによって、蓋体3が水路1の開口端2を閉じた際の水密性を調整することができる。従って、ストローク長を長く設定すれば、蓋体3は水路1の開口端2側に近接するように移動し、ストローク長を短くすれば、蓋体3は水路1の開口端2の手前側に離れるように移動しようとするので、施工現場で、蓋体3と開口端2の水密性に応じて、ストローク長を調整し水密性が最良となるように設定することができる。
次に、本実施形態についてさらに詳細に説明すると、扉体3は揺動アーム17によって支持され、扉体3の下端部分にはフロート部3aが設けられて重量を軽減するとともに扉体3に浮力が与えられている。扉体3には、開口端2の戸当部1bに対応する部分に水密ゴム8が設けられて閉鎖時の水密性が維持されている。扉体3は揺動アーム17に支持されており、水路1の開口端2の上部に固定された吊り金具9の先端部に軸受10が設けられ、軸受10に円柱状の回転軸11が軸支され、回転軸11の軸方向に突出する支持軸11aに揺動アーム17が軸支されている。
回転軸11の両端部に突出する円柱状の支持軸11aの軸中心は、回転軸11の軸中心より下方に設けられている。図3(b)には、軸中心S,S間の鉛直方向の寸法tで示した。また、支持軸11aの軸中心は、仮想支持軸11a′で示したように、回転軸11の軸中心の直下よりも開口端2側に偏心させた方がより好ましい。図3(b)には、軸中心S,S間の水平方向の寸法hで示した。また、図3(b)に示すように、水平方向への移動寸法h′はストローク調整による範囲を示し、扉体3の水平方向の移動範囲を調整することができる。すなわち、支持軸11aの軸中心Sは、回転軸11の軸中心Sに対して寸法t,hの位置に偏心させた位置として、扉体3の局部的な水平移動を容易とし、扉体3の水密ゴム8が開口端2の戸当部1bに均等な圧力で密着して閉鎖され、その閉鎖時の水密性を良好なものとするものであり、ストローク長を調整したとしても水平方向の寸法hが変化するのではなく、扉体3の水平移動の寸法hにストローク長による水平移動の寸法h′を加算することができる。なお、扉体3の水平移動とは、疑似的な水平移動であって、扉体3の回転運動の微視的観点からの動作である。
また、回転軸11の略中央には、回転軸11が挿通された咬み合いヒンジ12が設けられ、咬み合いヒンジ12は、回転軸11の軸中心にヒンジ係合部12a,12bが設けられて扇状開口部12c,12d(回転軸11の軸中心とする軸周縁の開口)が形成され(図4(a)参照)、扇状開口部12c,12dに回転軸11に固定されたカム部13の凸部13a,13bが収納されている。
咬み合いヒンジ12にはトルクアーム14が固定され、トルクアーム14の先端部には、シリンダ19のロッド20の先端部(ピンジョイント)18aが支持棒21により連結され、シリンダ19の他端部18bが開口端2の上部奥に回動自在に固定されている。トルクアーム14が回転軸11の軸中心に回動して咬み合いヒンジ12のヒンジ係合部12a,12bが所定の角度を回動すると、カム部13の凸部13a,13bに当接し、回転軸11が回動するように構成されている。
一方、回転軸11の両端部に突出した支持軸11aには、カム部15が設けられており、咬み合いヒンジ16の支持軸11aの軸中心にヒンジ係合部16a,16bが設けられて、扇状開口部16c,16d(支持軸11aの軸中心とする軸周縁の開口)が形成され、扇状開口部16c,16dにカム部15の凸部15a,15bが遊嵌状に収納されて(図4(a),(b)参照)、咬み合いヒンジ16のそれぞれに設けられた揺動アーム17によって、扉体3が支持軸11aに軸支されている。
トルクアーム14は、シリンダ19のロッド20の伸縮によって、回転軸11の軸中心に任意の回転角に設定することができる。ロッド20が最も収縮した位置Pから最も伸長した位置Phまでの範囲を伸縮動作を行うことによって、トルクアーム14は回転軸11の軸中心に回転角θ(115°)+αの範囲を回動することができる。トルクアーム14を回転角θ+αの範囲を軸中心に回動させることで、扉体3を強制開区間A,自由揺動区間B,又は強制閉区間Cの何れかに設定することができる。なお、回転角αはストローク可変型シリンダ19のストローク長を可変した際の回転角であり、トルクアーム14の回動角を回転角αの範囲で調整することができる。
強制開区間Aは、トルクアーム14を扉体3の強制動作が開始される位置(基準位置)から時計回りに位置Pまで回動させることで、回転角θaが扉体3を強制的に開くことができる区間である。また、自由揺動区間Bは、トルクアーム14を基準位置から反時計回りに位置Pまでの角度θbの区間で、内外水圧差で扉体3が自由に揺動する区間である。また、トルクアーム14の基準位置から角度θf(20°)の範囲がアーム単独揺動区間であり、さらにトルクアーム14を反時計回りに位置Pまで回動させた回転角θc(15°)の範囲が、扉体3を開口端2に強制的に閉じる強制閉区間Cである。
次に、上記実施形態のフラップゲートの自由揺動区間,強制閉区間,強制開区間の動作について、図7〜図10を参照して説明する。先ず、図7(a)〜(c)を参照して、通常の使用状態であるフラップゲートの自由揺動区間Bの動作について説明する。図7(a)は、扉体3の自重で垂下してトルクアーム14が基準位置(強制動作が開始される位置)にある場合を示している。図7(a)の状態から扉体3に水流による圧力が加わると、図7(b)に示したように、咬み合いヒンジ16が支持軸11aの軸中心に時計回り(矢印N方向)に回動して、咬み合いヒンジ16が15°回動して、ヒンジ係合部16a,16bがカム部15の凸部15a,15bに当接する。この時、扉体3は15度開く。咬み合いヒンジ16が矢印N方向に15°回動してヒンジ係合部16a,16bがカム部15に当接すると、回転軸11が回動する。この時、トルクアーム14が設けられた咬み合いヒンジ12には、カム部13が遊嵌状に収納されており、遊嵌状の開口部の角度が回転軸11の軸中心に回転角20°であるので、図7(c)に示したように、時計回り(矢印M方向)に支持軸11aの回動に連れて回転軸11が回動して、カム部13の凸部13a,13bは、ヒンジ係合部12a,12bに当接する。このように動作して、揺動アーム17に支持された扉体3は、内外水圧差によりトルクアーム14の回転角θb(35°)の範囲を揺動する。
続いて、図8(a)〜(c)及び図7を参照して、フラップゲートの強制閉間Cの動作について説明する。図8(a)は扉体3の自重で垂下した状態であり、図7(a)と同一である。潮位等の水位が急激に上昇した際に、フラップゲートは強制的に閉鎖される。図8(a)の状態で、トルクアーム14を下方に20°反時計回りにPの位置まで回動させると、図8(b)に示したように、咬み合いヒンジ12のヒンジ係合部12a,12bがカム部13の凸部13b,13aに当接する。さらにトルクアーム14を下方に角度θc(15°)反時計回り(矢印N方向)に回転軸11が回動すると、図8(c)に示したように、カム部15の凸部15a,15bが咬み合いヒンジ16のヒンジ係合部16a,16bに当接し、回転軸11と支持軸11aが回動し、扉体3が開口端2を強制的に閉鎖する。
続いて、図9(a),(b)を参照して、強制閉間Cについて詳細に説明する。なお、蓋体3はストローク可変型シリンダ19によるストローク長が調整されて水密性が良好に設定されているものとする。本実施形態のフラップゲートの強制閉状態では、扉体3が略平行に移動し、水路1の開口端2の戸当部1bに密着する。フラップゲートの強制閉区間では、図9(a)に示したように、トルクアーム14を位置Pから反時計回り(矢印M)に角度θc回動させると、咬み合いヒンジ12のヒンジ係合部12a,12bが軸中心に20°回動してカム部13の凸部13a,13bに当接し、回転軸11が回動し、回転軸11の回動に連れて、支持軸11aは、その中心が回動しながら回転運動を行う。支持軸11aは弧を描いて回動し、支持軸11aに設けたカム部15が反時計回り(矢印N)に回動して、扉体3が開口端2を閉鎖する。
回転軸11の軸中心Sに対して支持軸11aの軸中心Sは、下方であって、かつ開口端2側に偏倚しているので、支持軸11aの軸中心Sが回転軸11の軸中心Sに弧を描くように回動して、扉体3を支持する揺動アーム17は支持軸11aの軸中心Sに回動しつつ回転軸11の軸中心Sに回動する。回転軸11と支持軸11aとの両方の円運動によって、扉体3は開口端2の戸当部1b近傍で略平行に移動して開口端2の戸当部1bに均等な圧力で当接する。すなわち、このようにトルクアーム14の回動する回転軸11の回転運動が中心軸の下方前方にずれた支持軸11aに伝達されて、強制閉鎖時の扉体3の回動の軌跡が前方に移動するような楕円状の軌跡をたどって、扉体3は開口端2の戸当部1b近傍であたかも平行に移動するように動作する。
次に、図10(a),(b)を参照して強制開区A間の動作について説明する。図10(a)は、図7(a)と同一である。この状態から、図10(b)に示したように、トルクアーム14を軸中心に時計回りに角度θa(80°)回動させると、咬み合いヒンジ12のヒンジ係合部12a,12bがカム部13の凸部13a,13bに当接して、回転軸11が時計回り(矢印M)に回動し、それに連れて支持軸11aが時計回り(矢印N)に回動する。支持軸11aに設けられたカム部15の凸部15a,15bは、咬み合いヒンジ16のヒンジ係合部16a,16bに当接して、扉体3は軸中心線から時計回りに80°回動して、扉体3は強制的に開かれる。
上記のように、本実施形態では、トルクアームの回転運動を第1の咬み合いヒンジを介して、回転軸に伝達し、回転軸の回転運動をカム部で第2,第3の咬み合いヒンジに伝達して、扉体を揺動させるようにしたフラップゲートであり、第1の咬み合いヒンジに軸対象に20°の遊びが設けられ、第2,第3の咬み合いヒンジに軸対象に15°の遊びが設けられており、これらの遊びが軸中心に対象に設けられているので、トルクアームの僅かな回動によって、強制動作へと移行させることができ、しかも、この回転軸の軸中心に対して支持軸の軸中心を下方開口端側にずらすことで、扉体が開口端近傍で略水平方向に移動するようにし、扉体の水密性を良好なものとしている。また、ストローク可変型シリンダのストローク長を調整することによって、トルクアームの回動可能な範囲を調整することができ、施工現場での蓋体の開口端との水密性を調整して最良の状態に設定することができる。
なお、上記実施形態では、水路の開口端面が傾斜しているが、この実施形態に限定することなく、開口端面は鉛直面であってもよい。
本発明の活用例としては、フラットゲートとして利用することができる。
本発明に係るフラップゲートの実施形態を示す要部側断面図である。 本実施形態の正面図である。 (a)は本実施形態の回転機構部の断面図であり、(b)は回転軸と支持軸との模式図である。 (a)はトルク部、(b)は揺動アーム部の咬み合いヒンジ部を示す概略断面図である。 (a)は本実施形態に使用されるストローク可変型シリンダの外観図であり、(b)はその要部断面図である。 ストローク可変型シリンダのストローク長を説明するための図であり、(a)は基本ストローク長を示し、(b)は最大ストローク長を示している。 本実施形態の自由揺動区間Bの動作を説明するための模式図である。 本実施形態の強制閉区間Cの動作を説明するための模式図である。 (a)はトルク部、(b)は揺動アームの咬み合いヒンジ部を示す概略断面図である。 本実施形態の強制開区間Aの動作を説明するための模式図である。 従来のフラップゲートを説明するための要部側面図である。
符号の説明
1 水路
2 開口端
3 扉体
3a フロート部
8 水密ゴム
9 吊り金具
10 軸受
11 回転軸
12,16 咬み合いヒンジ
12a,12b,16a,16b ヒンジ係合部
13,15 カム部
13a,13b,15a,15b 凸部
14 トルクアーム
17 揺動アーム
18 シリンダーの他端部
18a,18b ピンジョイント
18c,18d 貫通孔
19 シリンダー
20 ピストンロッド
20a ピストン
21 ピン
22 シリンダチューブ
23 ヘッドカバー
23a ポート
24 ロッドカバー
24a ポート
25 ロッド受部
26 シール部材
27 Oリング
28 ロックナット

Claims (6)

  1. 水路の開口端に内外水圧差により揺動する扉体を備えるフラップゲートにおいて、
    前記扉体の強制開閉手段に連動して回動する回転軸が前記開口端上部に軸支され、前記扉体が前記回転軸の両端から軸方向に突出した支持軸に揺動するように設けられ、前記扉体が前記開口端近傍で略平行に移動するように、前記支持軸中心が前記回転軸中心に対して偏心した位置に設けられ、かつ前記強制開閉手段にストローク可変型シリンダを用いて該シリンダのピストンロッドのストロークを調整し、前記扉体による前記開口端の水密性を調整するようにしたことを特徴とするフラップゲート。
  2. 水路の開口端を開閉するために扉体と、
    前記扉体を揺動させるための回転軸と、
    前記回転軸の両端部に軸方向に突出する支持軸と、
    前記回転軸の略中央に設けられた第1のカム部と、
    前記支持軸のそれぞれに設けられた第2と第3のカム部と、
    前記第1のカム部と遊嵌状に設けられる第1の咬み合いヒンジと、
    前記第2と第3のカム部と遊嵌状に設けられる第2と第3の咬み合いヒンジと、
    前記第1の咬み合いヒンジに設けられ、前記第1のカム部と係合して前記回転軸を軸中心に回動させるトルクアームと、
    前記トルクアームを前記回転軸の軸中心に回動させるための駆動手段と、
    前記第2と第3の咬み合いヒンジにそれぞれ設けられ、前記扉体を支持する揺動アームとを備え、
    前記駆動手段にストローク可変型シリンダが用いられ、該シリンダのピストンロッドのストローク範囲を調整して前記トルクアームの回動範囲を調整し、前記扉体による前記開口端の水密性を調整することを特徴とするフラップゲート。
  3. 前記シリンダが、シリンダチューブの一端にヘッドカバーが設けられ、該シリンダチューブも他端にロッドカバーが設けられ、該シリンダチューブ内を摺動するピストンを設けたピストンロッドの一端を受けるロッド受部が、前記ロッドカバーの軸中心に螺設され、該ロッドカバーに螺設した該ロッド受部を螺合させて軸中心の前後方向に移動させ、前記ピストンロッドのストローク長を可変することを特徴とする請求項1又は2に記載のフラップゲート。
  4. 前記第1の咬み合いヒンジに前記第1のカム部が遊嵌状に収納され、かつ前記第2と第3の咬み合いヒンジに前記第2と第3のカム部がそれぞれ遊嵌状に収納され、前記トルクアームが回動することなく、前記扉体が自由に揺動する自由揺動区間と、前記トルクアームの回動によって、前記第1の咬み合いヒンジに前記第1のカム部が係合し、かつ前記第2と第3の咬み合いヒンジがそれぞれ前記第2と第3のカム部に係合することによって、前記扉体の強制開区間と強制閉区間とをそれぞれ設定し、かつ前記シリンダのストローク長を調整して、前記扉体による前記開口端の水密性を調整するようにしたことを特徴とする請求項2〜3の何れかに記載のフラップゲート。
  5. 前記第2と第3の咬み合いヒンジに前記第2と第3のカム部が遊嵌状に収納され、前記回転軸の回動に関わりなく、内外水圧差により前記扉体が揺動する自由揺動区間を設定していることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載のフラップゲート。
  6. シリンダチューブの一開口端にヘッドカバーが設けられ、該シリンダチューブの他開口端にロッドカバーが設けられ、該シリンダチューブ内を摺動する一端にピストンを設けたピストンロッドを受けるロッド受部が、前記ロッドカバーの軸中心に螺設され、該ロッドカバーに螺設した該ロッド受部を螺合させて軸中心の前後方向に移動させ、前記ピストンロッドのストローク長を可変することを特徴とするストローク可変型シリンダ。
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