JP5503075B1 - フラップゲート - Google Patents

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Abstract

【課題】敷き段差のない水路に設置しても、無動力で自動開閉できるとともに、水密状態を確保し、堆積物があっても完全に閉塞することができるフラップゲートを提供する。
【解決手段】樋門等の構造物9における開口部91に対して扉体4を開閉させるフラップゲート1Aであって、開口部91の上方に設けられた回転軸2周りに揺動する揺動アーム3は、その下端部に扉体4を揺動自在に支持する扉体用ヒンジ6を有しており、扉体4が開口部91を閉塞する際に、その下端部から開口部91に当接しうる傾斜状態で支持されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、構造物の開口部を開閉するフラップゲートに関し、特に、敷き段差のない樋門や水路等に好適なフラップゲートに関する。
従来、河川・湖・海岸などに設置される樋門や水門には、洪水、高潮などの災害時における河口部の防潮や河川の逆流防止のためにゲートが設けられている。そして、近年、ゲートの管理を委託されている管理人の高齢化や、災害発生時の管理人の安全性の観点から、ゲートの開閉操作を自動化することへの要望が高まっている。
ただ、ゲートの開閉作業を無動力で自動的に行うことを考えた場合、例えば、洪水時に自動的にゲートが閉まるようにするためには、水位の上昇に伴うゲートの浮力を利用するか、水流の流速抵抗を利用することになる。しかしながら、一般に、洪水や高潮時におけるゲートの開閉管理は水位で行われるため、ほとんどの自動開閉式ゲートは、水位の変化による扉体やフロートの浮力を利用してゲートを開閉している。
このような自動開閉式ゲートとして、例えば、特開2012−57322号公報には、内水側と外水側の合流点の水路の開口端に内外水圧差により揺動する扉体を備えるフラップゲートであって、前記開口端の外側上部に設けられた回転軸と、前記回転軸の下部に設けられた揺動アームと、前記揺動アームに対して所定の角度を持って傾いて該揺動アームに取り付けられた前記扉体と、前記回転軸を挟んで扉体の反対側に設けられ、前記扉体の揺動を調整するためのバランスウェイトと、前記回転軸の外水側に設けられた調整アームと、前記調整アームに移動可能に設けられ、前記扉体の回転モーメントを調整するための調整ウェイトと、前記扉体の内側下部に設けられ、浮心が該扉体の重心に対して内側となるフロートからなるフラップゲートが開示されている(特許文献1)。
特開2012−57322号公報
しかしながら、特許文献1に記載のフラップゲートを含め、従来の自動開閉式のフラップゲートは、回転軸を中心として扉体の反対側にバランスウェイトを取り付け、扉体が軽い力で揺動するようにバランスをとり、当該揺動をフロートの浮力で制御することにより、無動力で自動的に開閉するようになっている。つまり、扉体が回転軸を中心に揺動して開口部を閉塞する構造のため、図14に示すように、水路の底部に、敷き段差と呼ばれる段差が設けられており、敷き段差のないフラットな水路には設置できないという問題がある。
具体的には、図15に示すように、敷き段差のない水路に従来のフラップゲートを設置すると、扉体の下端が円弧状の軌跡を描くため、扉体の下端と水路の底面との間にある程度の隙間が必要となる。この隙間がないと、扉体が完全に閉じる前に扉体の下端が水路の底面に接触して止まってしまい、前記扉体を最後まで閉じられなくなる一方、隙間を設けると水密状態を確保することができなくなるいう問題が発生する。
この場合、図16に示すように、水路の底面にわずかな段差を設ければ、扉体の下端との隙間が塞がれるため、ある程度の水密状態が確保される。しかしながら、図17に示すように、通常、水路の底面に土砂等の堆積物が堆積することが多いところでは、上記段差を設けることにより前記堆積物がさらに溜まりやすくなる。そうすると、堆積物によって扉体の揺動が邪魔されるため、扉体を完全に閉塞することができなってしまう。
上記のような理由から、従来、敷き段差のないフラットな水路では、図18に示すように、手動式の開閉装置を用いて開閉させる引き上げ式ゲートが設置されている。しかしながら、このような引き上げ式ゲートは、水密性能は優れているものの、扉体が水中にある場合でも数百kg以上になるため、扉体やフロートの浮力を利用して無動力で自動的に開閉させることは極めて非現実的である。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、敷き段差のない水路に設置しても、無動力で自動開閉できるとともに、水密状態を確保し、堆積物があっても完全に閉塞することができるフラップゲートを提供することを目的としている。
本発明に係るフラップゲートは、樋門等の構造物における開口部に対して扉体を開閉させるフラップゲートであって、前記開口部の上方に設けられた回転軸周りに揺動する揺動アームは、その下端部に前記扉体を揺動自在に支持する扉体用ヒンジを有しており、前記扉体が前記開口部を閉塞する際にその下端部から前記開口部に当接しうる傾斜状態で支持されている。
また、本発明の一態様として、前記扉体用ヒンジは、扉体の重心よりも上方位置であって、かつ、扉体の重心よりも内水側の位置で前記扉体を支持していてもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記扉体用ヒンジは、前記扉体の揺動中心となるヒンジ軸と、このヒンジ軸を貫通させて揺動自在に支持する軸穴とからなり、当該軸穴は、前記ヒンジ軸の直径よりも上下方向に長い長穴状に形成されていてもよい。
また、本発明の一態様として、前記揺動アームから前記扉体の背面側へ貫通されたフロートブラケットを有しており、このフロートブラケットには、水位の上昇に合わせて前記扉体から離れる方向へ移動するとともに、排水時の水流によって扉体へ近づく方向へ移動する移動フロートが設けられていてもよい。
本発明によれば、敷き段差のない水路に設置しても、無動力で自動開閉できるとともに、水密状態を確保し、堆積物があっても完全に閉塞することができる。
本発明に係るフラップゲートの第1実施形態を示す側面図である。 本第1実施形態のフラップゲートを示す正面図である。 本第1実施形態のフラップゲートが閉塞される際の動作であって、(a)初期開度で開放されている状態、(b)扉体の下端部が開口部に当接した状態、および(c)開口部を完全に閉塞した状態を示す図である。 本第1実施形態のフラップゲートにおいて、調整バネを用いて扉体を傾斜状態に保持する例を示す図である。 本発明に係るフラップゲートの第2実施形態における扉体用ヒンジの拡大正面図である。 本第2実施形態のフラップゲートにおいて、(a)扉体の下端部が開口部に当接した状態、および(b)開口部を完全に閉塞した状態を示す図である。 本発明に係るフラップゲートの第3実施形態を示す側面図である。 本第3実施形態のフラップゲートを示す正面図である。 本第3実施形態のフラップゲートが閉塞される際の動作であって、(a)初期開度で開放されている状態、(b)扉体の下端部が開口部に当接した状態、および(c)開口部を完全に閉塞した状態を示す図である。 本第3実施形態のフラップゲートが開放される際の動作であって、(a)初期開度で開放されている状態、(b)補助ウェイトを分離した状態、および(c)主ウェイトを分離した全開状態を示す図である。 本第3実施形態において、半水没状態のフラップゲートを示す図である。 扉体の背面にフロート取付部が設けられている場合の図である。 本発明に係るフラップゲートの他の適用例を示す図である。 敷き段差を有する水路に設置された従来型のフラップゲートを示す側面図および下端部の拡大図である。 敷き段差のない水路に従来型のフラップゲートを設置した場合における扉体の揺動軌跡を示す図である。 敷き段差のない水路に従来型のフラップゲートを設置し、段差を設けた場合の閉塞状態を示す側面図である。 敷き段差のない水路に従来型のフラップゲートを設置した場合における扉体と堆積物との関係を示す側面図である。 敷き段差のない水路に設置された従来型の引き上げ式ゲートを示す側面図である。
以下、本発明に係るフラップゲートの実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明に係るフラップゲートは、樋門や水門のほか、バルブや防災設備などのように、水路の開閉が必要な開口部を有する全ての構造物に適用しうるものである。また、後述する各実施形態では、本発明に係るフラップゲートを敷き段差10のない水路に適用しているが、この構成に限定されるものではなく、敷き段差10のある水路にも適用しうるものである。
本第1実施形態のフラップゲート1Aは、樋門等の構造物9における開口部91に対して扉体4を開閉させるものであって、図1および図2に示すように、主として、扉体4の上方に回転自在に支持される回転軸2と、この回転軸2に固定され揺動自在に支持される一対の揺動アーム3,3と、構造物9の開口部91を開閉可能な扉体4と、この扉体4の開閉バランスを調整するバランスウェイト5と、扉体4を揺動自在に支持する扉体用ヒンジ6とから構成されている。以下、各構成について詳細に説明する。
回転軸2は、各揺動アーム3,3を介して扉体4を揺動自在に支持するためのものである。本第1実施形態において、回転軸2は円柱状に形成されており、図1および図2に示すように、構造物9の上部に設置された一対の軸受21,21によって、略水平方向に回転自在に支持されている。また、回転軸2には、一対の揺動アーム3,3が貫通された状態で固定されている。なお、各軸受21,21は、回転軸2の両端近傍に設けられ、軸受固定具22を介して構造物9に固定される。
一対の揺動アーム3,3は、同一形状に形成されており、図1および図2に示すように、略中間部分に貫通された回転軸2に対して同じ姿勢で固定されている。このため、各揺動アーム3,3は、回転軸2周りに揺動自在に支持されることとなる。また、各揺動アーム3,3の下端部には、扉体用ヒンジ6を介して扉体4が揺動自在に取り付けられているとともに、各揺動アーム3,3の上端部には、バランスウェイト5が固定されている。
扉体4は、構造物9の開口部91を開閉するためのものであり、開口部91を閉塞可能な大きさに形成されている。また、扉体4は、図1および図2に示すように、一対の揺動アーム3,3の各下端部に、扉体用ヒンジ6を介して取り付けられている。このため、扉体4は回転軸2周りに揺動するとともに、扉体用ヒンジ6周りにおいても揺動するようになっている。
以上の構成において、各揺動アーム3,3は、図1に示すように、回転軸2よりも下側部分が外水側に屈曲されて略L字形状に形成されている。このため、各揺動アーム3,3は、扉体4がその下端部から開口部91に当接しうる傾斜状態を許容する。また、各揺動アーム3,3の屈曲部の内側には、扉体4の上端部に当接する扉体当接部31が形成されている。これにより、扉体用ヒンジ6周りの扉体4の揺動範囲が規制されるため、上述した傾斜状態が保持される。
なお、本第1実施形態では、揺動アーム3を一対で構成しているが、この構成に限定されるものではなく、扉体4を揺動自在に支持しうるものであれば、一つの揺動アーム3でもよく、三つ以上の揺動アーム3を用いてもよい。また、本第1実施形態において、扉体4の内水側面には、開口部91に設けられた戸当たり金物等と水密状態を保持するための水密ゴム41が周縁部に沿って設けられている。
つぎに、バランスウェイト5は、扉体4の開閉バランスを調整するためのものであり、図1および図2に示すように、一対の揺動アーム3,3の各上端に跨るようにして取り付けられている。この構成により、回転軸2を介して、扉体4の重心Wの閉方向における回転モーメントと、バランスウェイト5の重心の開方向における回転モーメントとが釣り合ったところで静止し、この静止状態における扉体4の開度が初期開度となる。
そして、当該初期開度にある扉体4が、水圧の生じないわずかな水深での排水を妨げることがないように、揺動アーム3、扉体4、バランスウェイト5および扉体用ヒンジ6等が設計されている。なお、本第1実施形態では、フラップゲート1Aを敷き段差10のない水路に設置しているため、敷き段差10がある水路に設置する場合と比較して、初期開度を大きくとる必要がある。
扉体用ヒンジ6は、揺動アーム3の下端部に扉体4を揺動自在に支持するためのものである。本第1実施形態において、扉体用ヒンジ6は、図1および図2に示すように、扉体4の揺動中心となるヒンジ軸61と、このヒンジ軸61を貫通させる軸穴62aを備えたヒンジブラケット62とから構成されている。しかしながら、扉体用ヒンジ6は、この構成に限定されるものではなく、揺動アーム3の下端部に扉体4を揺動自在に支持しうるものであれば、どのような構成でもよい。
また、扉体用ヒンジ6は、扉体4が開口部91を閉塞する際に、扉体4の下端部から開口部91に当接しうる傾斜状態で支持されている。具体的には、図1に示すように、扉体用ヒンジ6による支持点が、扉体4の重心Wよりも上方位置であって、かつ、扉体4の重心Wよりも内水側の位置となるように取り付けられている。このため、揺動アーム3が初期開度にある場合、扉体用ヒンジ6周りに扉体4の下端部が内水側へ揺動しようとする回転モーメントが発生する一方、扉体4の上端部が扉体当接部31に当接するため、扉体4の傾斜状態が保持される。
また、揺動アーム3が初期開度から閉方向に揺動する過程においても、扉体4の重心Wは扉体用ヒンジ6よりも下方位置、かつ、外水側の位置にあるため、扉体4には、常に扉体用ヒンジ6周りに下端部が内水側へ揺動しようとする回転モーメントが発生する。よって、扉体4は無動力かつ自動的に下端部から開口部91に当接するようになっている。
つぎに、本第1実施形態のフラップゲート1Aの作用について説明する。
まず、扉体4が水流の影響を受けていないときには、図3(a)に示すように、回転軸2に対して、扉体4等の重心の閉方向における回転モーメントと、バランスウェイト5の重心の開方向における回転モーメントとが釣り合う位置で、揺動アーム3が静止する。また、扉体用ヒンジ6に対して、扉体4の下端部が内水側へ揺動しようとする回転モーメントが発生する一方、扉体4の上端部が扉体当接部31に当接するため、その状態で扉体4が静止する。この静止状態では、扉体4が所定の初期開度でバランスを保つため、扉体4が水流の影響を受けないわずかな水深でも、扉体4と水路底面の隙間Sから排水が外水側に向かって排出される。
つぎに、外水側の水位上昇に伴って外水側の水圧が上昇すると、図3(b)に示すように、扉体4にかかる水圧荷重によって、揺動アーム3が回転軸2周りに閉方向へ揺動する。このとき、本第1実施形態では、扉体用ヒンジ6が、扉体4の重心Wよりも上方位置であって、かつ、扉体4の重心Wよりも内水側の位置で扉体4を支持しているため、扉体4が下端部から開口部91に当接する傾斜状態で保持されている。よって、扉体4は、図3(b)に示すように、所定の傾斜角度で下端部から開口部91に当接する。
扉体4の下端部が開口部91に当接した後、さらなる水圧荷重が扉体4に加えられると、図3(c)に示すように、扉体4の下端部が開口部91から反作用の力を受ける。これにより、扉体4は背面(内水側の面)が略鉛直方向となるように扉体用ヒンジ6周りに揺動するため、扉体4の下端部が下降する。また、このとき、扉体用ヒンジ6は、揺動アーム3の揺動軌跡に沿ってさらに下方へ移動する。したがって、扉体4の下端部は、扉体用ヒンジ6に対する下降分に加えて、回転軸2に対する扉体用ヒンジ6の下降分を合わせた下降ストローク分だけ、開口部91に沿って鉛直下方へ降下することとなる。
以上の動作が水圧のみによって行われるため、別途、動力や手動作業を必要としない。また、閉方向に揺動した扉体4が開口部91を閉塞するとともに、扉体4の下端部が降下し、水路の底面との隙間Sを塞ぐ。このとき、水路の底面に多少の土砂等が堆積している場合でも、扉体4の下端部が堆積物を押し除けながら降下して開口部91を完全に閉塞し、水密状態を確保する。したがって、本第1実施形態のフラップゲート1Aは、敷き段差10のない水路等に設置しても、扉体4が無動力で自動的に開口部91を完全に閉塞し、洪水や高潮等の災害時に外水側の水が水路に逆流するのを防止する。
なお、上記下降ストロークは、扉体4に対する扉体用ヒンジ6の位置、扉体用ヒンジ6の回転半径、および扉体4と開口部91が当接するときの角度によって定まる。よって、扉体4の下端部に押付ゴム(図示せず)を取り付ける場合は、図1に示すように、扉体4の下端部が開口部91に当接したときの水路底面との隙間Sと、当該押付ゴムの押付代とを足し合わせた寸法が、下降ストロークと一致するように設計すればよい。
一方、内水側から外水側への排水量が増加した場合、内水側の水圧荷重によって扉体4が揺動アーム3を介して回転軸2周りに開放方向へ揺動する。そして、扉体4が開口部91から離れると、扉体4の重心Wと扉体用ヒンジ6との位置関係によって、再び上述した傾斜状態を保持する。したがって、扉体4が無動力で自動的に開口部91を開放し、内水側から外水側へ排水させる。
以上のような本第1実施形態のフラップゲート1Aによれば、以下のような効果を奏する。
1.敷き段差10のない水路であっても、電源等の外部動力を必要とせず、全自動で開閉可能な自動開閉式のフラップゲート1Aを設置することができる。
2.引き上げ式ゲートと同等の水密状態を確保でき、水路の底面に堆積物があっても完全に閉塞することができる。
3.扉体4の重心Wと扉体用ヒンジ6の取り付け位置との位置関係のみによって、扉体4を所定の傾斜状態に保持することができる。
なお、上述した本第1実施形態では、扉体用ヒンジ6が、扉体4の重心Wよりも上方位置であって、かつ、扉体4の重心Wよりも内水側の位置で扉体4を支持することで、扉体4を上述した傾斜状態に保持している。しかしながら、この構成に限定されるものではなく、図4に示すように、扉体4の上端部と揺動アーム3との間に引張バネ32を架け渡し、当該引張バネ32の張力によって、扉体4を上記傾斜状態に保持してもよい。この場合、扉体用ヒンジ6は扉体4に対して任意の位置に取り付けてもよく、例えば、扉体4の重心位置に取り付けてもよい。なお、引張バネ32の代わりにダンパー等を用いてもよい。
つぎに、本発明に係るフラップゲートの第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態に係るフラップゲート1Bの構成のうち、前述した第1実施形態と同一もしくは相当する構成は同一の符号を付し、再度の説明を省略する。
本第2実施形態のフラップゲート1Bは、第1実施形態のフラップゲート1Aでは押し除けられない程度の土砂等が堆積している水路等に好適なものである。具体的には、図5(a)に示すように、ヒンジブラケット62の軸穴62aがヒンジ軸61の直径よりも上下方向に長い長穴状に形成されている。
なお、上述した第1実施形態および本第2実施形態では、揺動アーム3側にヒンジ軸61を固定するとともに、ヒンジブラケット62側に軸穴62aを形成しているが、この構成に限定されるものではない。すなわち、図5(b)に示すように、ヒンジブラケット62側にキープレート63を用いてヒンジ軸61を固定するとともに、揺動アーム3側に長穴状の軸穴62aを形成してもよい。
以上の構成により、扉体4の下端部が開口部91に当接するまでは、図6(a)に示すように、ヒンジ軸61が軸穴62aの上端部で扉体4を揺動自在に支持し、第1実施形態と同様の動作を行う。一方、扉体4の下端部が開口部91に当接すると、上述した下降ストローク分だけ、開口部91に沿って鉛直下方へ降下しようとする。
しかしながら、本第2実施形態では、扉体4によって押し除けられない程度の堆積物が水路の底面に存在する。このため、図6(b)に示すように、扉体4の下端部が堆積物に当接し、それ以上の降下が阻止されると、ヒンジ軸61が軸穴62a内を下方へ移動し、残りの下方ストロークを吸収する。これにより、揺動アーム3の揺動動作が規制されることがなく、扉体4が扉体用ヒンジ6周りに揺動するため、扉体4が完全に閉塞されて水密状態を確保する。
また、扉体4の下端部と水路の底面との隙間Sよりも、軸穴62aの上下寸法を小さく設定すれば、当該隙間Sよりも小さい厚さの堆積物であっても、当該堆積物によって阻害される下降ストロークを軸穴62aが吸収し、扉体4を完全に閉塞できることとなる。
以上のような本第2実施形態のフラップゲート1Bによれば、本第1実施形態のフラップゲート1Aと同様の効果を奏する上、軸穴62aの上下寸法以下の厚さまでであれば、水路の底面に土砂等の堆積物が堆積していても、扉体4を完全に閉塞することができる。
つぎに、本発明に係るフラップゲートの第3実施形態について説明する。なお、本第3実施形態に係るフラップゲート1Cの構成のうち、前述した第1実施形態と同一もしくは相当する構成には同一の符号を付し、再度の説明を省略する。
本第3実施形態のフラップゲート1Cは、本発明に係る扉体4の鉛直降下機能に加えて、本願出願人による特願2013−263171号に係る分離式ウェイトシステム、および特願2013−258368号に係る移動フロートシステムを統合し、敷き段差10のない水路において、無動力かつ自動的に開閉させるのに好適なものである。
なお、上記分離式ウェイトシステムは、扉体4の初期開度を大きく保ちつつも、安定的なバランスを取ることができるフラップゲートを提供するためのものである。その構成としては、図7および図8に示すように、扉体4の開閉バランスを調整するバランスウェイト5を主ウェイト51と補助ウェイト52とにより構成し、扉体4が全閉状態から所定の傾斜角度まで開放される範囲では主ウェイト51と補助ウェイト52とが一体的に回動し、扉体4が所定の傾斜角度以上に開放された範囲では補助ウェイト52を分離して主ウェイト51のみが回動するようになっている。
具体的には、図7および図8に示すように、主ウェイト51は、扉体4を支持する回転軸2に設置される主ウェイト支持アーム51aと、この主ウェイト支持アーム51aの先端に支持される主ウェイト本体51bとから構成されている。一方、補助ウェイト52は、回転軸2に対して回動可能に設置される補助ウェイト支持アーム52aと、この補助ウェイト支持アーム52aの先端に支持される補助ウェイト本体52bとから構成されている。
また、主ウェイト51と補助ウェイト52とは、補助ウェイト支持アーム52aに設けられた補助ウェイト溝部52cと、主ウェイト支持アーム51aに設けられた補助ウェイト溝部52cに嵌合可能な主ウェイト嵌合部51cとを嵌め合わせることで一体的に回動可能となり、扉体4が所定の傾斜角度まで開放したときには構造物9に設けられた補助ウェイトストッパー92により補助ウェイト52のみの回動を止めることで、補助ウェイト溝部52cと主ウェイト嵌合部51cとを分離させ、扉体4が所定の傾斜角度以上に開放された範囲では主ウェイト51のみが回動するようになっている。
さらに、扉体4が揺動アーム3を介して回転軸2に固定されているとともに、主ウェイト支持アーム51aが、回転軸2に対して回動可能に設置されている。そして、扉体4と主ウェイト51とは、主ウェイト支持アーム51aに設けられた主ウェイト溝部51dと、揺動アーム3に設けられた主ウェイト溝部51dに嵌合可能な扉体嵌合部33とを嵌め合わせることで一体的に回動可能となっている。また、扉体4が主ウェイト51のみを伴って開放されて全開よりも小さい所定の傾斜角度まで開放されたときには構造物9に設けられた主ウェイトストッパー93により主ウェイト51の回動を止めて主ウェイト溝部51dと扉体嵌合部33とを分離させ、扉体4がバランスウェイト5による負荷を受けずに回動するようになっている。
なお、本第3実施形態では、図7に示すように、補助ウェイト52が扉体4の開閉による反動で主ウェイト51から分離されて前方側へ転じて回動し、転倒するのを防止するため、扉体4が全閉状態の位置で補助ウエイト52に当接する転倒防止ストッパー94が設けられている。
また、上記移動フロートシステムは、敷き段差10のない水路等のように、大きな初期開度が必要な場合であっても、水位の上昇時には、扉体4を完全に閉じることができるとともに、排水時には、内水側から外水側への水流の阻害を低減し、スムーズに排水することができるフラップゲートを提供するためのものである。
その構成としては、図7および図8に示すように、扉体4の背面には、水位の上昇に合わせて扉体4から離れる方向へ移動するとともに、排水時の水流によって扉体4へ近づく方向へ移動する移動フロート7が設けられている。具体的には、揺動アーム3から扉体4の背面側へ貫通されたフロートブラケット71と、このフロートブラケット71に基端部が揺動自在に支持されたフロートアーム72とを有している。そして、移動フロート7は、その浮心が、フロートアーム72および移動フロート7の合成重心よりも内水側に偏心した状態でフロートアーム72の先端部に固定されている。
また、アームストッパー73は、図7に示すように、フロートアーム72の基端部に設けられたストッパー当接部72aと当接し、フロートアーム72の揺動範囲を規制するようになっている。具体的には、アームストッパー73は、移動フロート7の浮心が回転軸2よりも内水側に揺動した位置で、フロートアーム72のストッパー当接部72aと当接するようにフロートブラケット71に固定されている。
以上の構成を有する本第3実施形態のフラップゲート1Cの作用について説明する。
まず、扉体4が水流の影響を受けていないときには、図7に示すように、扉体4が所定の初期開度でバランスを保つため、扉体4が水流の影響を受けないわずかな水深でも、扉体4と水路底面の隙間Sから排水が外水側に向かって排出される。このとき、主ウェイト51および補助ウェイト52の両方の重量によって、初期開度が大きく設定されるため、扉体4と水路底面との隙間Sが大きく保たれる。
また、初期開度でのバランス状態において、外水側から風が吹いた場合、扉体4には閉方向の回転モーメントが働く。しかし、当該初期開度から完全に閉塞されるまでは、主ウェイト51と補助ウェイト52とが一体的に回動する。このため、主ウェイト51および補助ウェイト52の重量により開く方向への回転モーメントが働き、扉体4は簡単には閉まらず、所望の初期開度を保持するとともに、突風などによって扉体4が戸当たりに衝突するのを抑制する。
つぎに、外水側の水位上昇に伴って外水側の水圧が上昇すると、図9(a)に示すように、移動フロート7は、その浮力により水位の上昇に合わせてフロートアーム72を揺動させ、扉体4から離れる方向へ移動する。これにより、移動フロート7の浮心が、回転軸2よりも内水側へ移動する。そして、フロートアーム72のストッパー当接部72aが、アームストッパー73に当接すると、移動フロート7の浮力が、フロートアーム72およびブラケット71に伝達され、扉体4に閉方向の回転モーメントを発生させる。この回転モーメントおよび扉体4にかかる水圧荷重によって、揺動アーム3が回転軸2周りに閉方向へ揺動すると、図9(b)に示すように、扉体4が下端部から開口部91に当接する。
その後、図9(c)に示すように、閉方向に揺動した扉体4が開口部91に密着しながら下降し、扉体4の下端部が水路の底面との隙間Sを塞ぐ。このため、水路の底面に多少の土砂等が堆積している場合でも、扉体4の下端部が堆積物を押し除けながら降下して開口部91を完全に閉塞し、水密状態を確保する。したがって、敷き段差10のない水路等に設置しても、扉体4が無動力で自動的に開口部91を完全に閉塞し、洪水や高潮等の災害時に外水側の水が水路に逆流するのを防止する。
上記のように、扉体4が初期開度から完全に閉塞するまでの範囲では、主ウェイト51と補助ウェイト52とが一体的に回動する。よって、主ウェイト51だけの場合よりも補助ウェイト52が加わる荷重により扉体4はゆっくり閉鎖方向へ回動し、一方、扉体4が閉まるにつれてバランスウェイト5による開放方向の回転モーメントが小さくなるので、扉体4が完全に閉塞される。
一方、内水側から外水側への排水量が増加した場合、内水側の水圧荷重によって扉体4が開放方向へ揺動するとともに、移動フロート7が、排水時の水流によって外水側へと押される。このため、移動フロート7は、図10(a)に示すように、フロートアーム72を逆方向に揺動させ、扉体4の背面へ近づく方向へ移動する。
また、扉体4が初期開度から開く方向に揺動すると、図10(b)に示すように、補助ウェイトストッパー92が、補助ウェイト52に当接して回動を停止させる。これにより、補助ウェイト溝部52cから主ウェイト嵌合部51cが離れるため、扉体4は補助ウェイト52から分離され主ウェイト51のみと一緒に回動する。このため、主ウェイト51よりも扉体4が相対的に重くなり、初期開度から扉体4を開くのに必要な力が大きくなる。よって、風圧等で扉体4が開いてしまうことがない。
補助ウェイト52が分離された後、扉体4がさらに揺動すると、図10(b)に示すように、主ウェイトストッパー93が主ウェイト51に当接してその回動を止めるため、扉体嵌合部33が主ウェイト溝部51dから離れる。したがって、扉体4は主ウェイト51からも分離されるため、バランスウェイト5の揺動範囲に規制されることなく、回転軸2周りに自由に揺動し、図10(c)に示すように、完全な開放位置まで揺動することが可能となる。
このとき、移動フロート7は、図10(c)に示すように、扉体4の背面側へ引き寄せられるため、内水側から外水側への水流の阻害が低減され、スムーズに排水することができる。
また、図11に示すように、扉体4が半水没状態にある場合、扉体4および移動フロート7にかかる浮力が、扉体4を開放させる方向に作用する。しかしながら、本第3実施形態では、扉体4が初期開度から開く方向に揺動すると、補助ウェイト52が切り離されて別体となる。このため、相対的に扉体4側が重くなり、扉体4および移動フロート7の浮力に打ち勝って扉体4が閉まり始めるようになっている。
なお、上述した特願2013−258368号に係る移動フロートシステムでは、フロートアーム72を揺動自在に支持するブラケットが、扉体4の背面に固定されているため、移動フロート7と扉体4とが力学的に一体構造となっている。このため、本第3実施形態において、当該構成を採用すると、図12に示すように、扉体4の下端部が開口部91に当接した段階で、移動フロート7の浮力が扉体4の上端部にかかるため、扉体用ヒンジ6を中心にして開く方向に揺動し、開いた状態で静止してしまうおそれがある。
そこで、本第3実施形態では、図7および図8に示すように、フロートブラケット71を扉体4の背面に固定せず、揺動アーム3から扉体4の背面側へ貫通させている。これにより、移動フロート7と扉体4とが力学的に別体構造となるため、移動フロート7の浮力によるモーメントが、扉体4ではなく揺動アーム3に伝達される。このため、当該揺動アーム3に押された扉体4が確実に開口部91を閉塞することとなる。
なお、上記構成を採用する場合、扉体4にフロートブラケット71を貫通させる貫通孔42を形成する必要がある。しかしながら、当該貫通孔42は、扉体用ヒンジ6周りに揺動する扉体4とフロートブラケット71とが接触しない上下寸法に形成されるため、水密状態の確保が難しくなる。そこで、本第3実施形態では、図7および図8に示すように、扉体4背面側に突出したフロートブラケット71に、貫通孔42の水密状態を保持するシールフランジ74を設けている。このシールフランジ74は、扉体4が完全に閉塞された際に、外水側からの水圧によって貫通孔42を密閉し、水密状態を確保する。
以上のような本第3実施形態のフラップゲート1Cによれば、本第1実施形態のフラップゲート1Aと同様の効果を奏する上、扉体4の初期開度を大きく保ちつつも、安定的なバランスを取ることができる。また、敷き段差10のない水路等のように、大きな初期開度が必要な場合であっても、水位の上昇時には、扉体4を完全に閉じることができるとともに、排水時には、内水側から外水側への水流の阻害を低減し、スムーズに排水することができる。
なお、本発明に係るフラップゲートは、上述した各実施形態の構成に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、上述した第1実施形態および第2実施形態では、水流で自動開閉するフラップゲートに適用し、上述した第3実施形態では、水位で自動開閉するフラップゲートに適用しているが、この構成に限定されるものではなく、図13に示すように、油圧シリンダ等の開閉装置8を有するフラップゲートに適用してもよい。
1A,1B,1C フラップゲート
2 回転軸
3 揺動アーム
4 扉体
5 バランスウェイト
6 扉体用ヒンジ
7 移動フロート
8 開閉装置
9 構造物
10 敷き段差
21 軸受
22 軸受固定具
31 扉体当接部
32 引張バネ
33 扉体嵌合部
41 水密ゴム
42 貫通孔
51 主ウェイト
51a 主ウェイト支持アーム
51b 主ウェイト本体
51c 主ウェイト嵌合部
51d 主ウェイト溝部
52a 補助ウェイト支持アーム
52b 補助ウェイト本体
52c 補助ウェイト溝部
52 補助ウェイト
61 ヒンジ軸
62 ヒンジブラケット
62a 軸穴
63 キープレート
71 フロートブラケット
72 フロートアーム
72a ストッパー当接部
73 アームストッパー
74 シールフランジ
91 開口部
92 補助ウェイトストッパー
93 主ウェイトストッパー
94 転倒防止ストッパー
S 扉体の下端部と水路底面との隙間
W 扉体の重心

Claims (4)

  1. 樋門等の構造物における開口部に対して扉体を開閉させるフラップゲートであって、
    前記開口部の上方に設けられた回転軸周りに揺動する揺動アームは、その下端部に前記扉体を揺動自在に支持する扉体用ヒンジを有しており、前記扉体が前記開口部を閉塞する際にその下端部から前記開口部に当接しうる傾斜状態で支持されている、フラップゲート。
  2. 前記扉体用ヒンジは、扉体の重心よりも上方位置であって、かつ、扉体の重心よりも内水側の位置で前記扉体を支持している、請求項1に記載のフラップゲート。
  3. 前記扉体用ヒンジは、前記扉体の揺動中心となるヒンジ軸と、このヒンジ軸を貫通させて揺動自在に支持する軸穴とからなり、当該軸穴は、前記ヒンジ軸の直径よりも上下方向に長い長穴状に形成されている、請求項1または請求項2に記載のフラップゲート。
  4. 前記揺動アームから前記扉体の背面側へ貫通されたフロートブラケットを有しており、このフロートブラケットには、水位の上昇に合わせて前記扉体から離れる方向へ移動するとともに、排水時の水流によって扉体へ近づく方向へ移動する移動フロートが設けられている、請求項1から請求項3のいずれに記載のフラップゲート。
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