JP5905152B1 - フラップゲート - Google Patents

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Abstract

【課題】敷き段差のない水路等のように、大きな初期開度が必要な場合であっても、水位の上昇時には、扉体を完全に閉じることができるとともに、排水時には、内水側から外水側への水流の阻害を低減し、スムーズに排水することのできるフラップゲートを提供する。【解決手段】開口部61の上方に設けられた扉体回転軸21周りに揺動自在でかつ開口部61を閉鎖する重量バランスにて支持されている扉体2と、外水側の水位の昇降に応じて上下浮動する外部フロート3と、この外部フロート3が下降したときには開口部61を開放するように作用し、外部フロート3が浮力により上昇したときに開口部61を閉鎖するように作用し、内水側からの排水量が増えたときには前記内水側からの水流によって扉体3を開放方向に回動させて開口部61を開放するように作用する扉体開閉制御手段4とを有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、構造物の開口部を開閉するフラップゲートに関し、特に樋門や水門等の開閉に好適なフラップゲートに関する。
従来、樋門や水門には、河口部の防潮や河川の逆流防止のためにフラップゲートが設けられている。
このようなフラップゲートとして、例えば、特開2012−57322号公報には、内水側と外水側の合流点の水路の開口端に内外水圧差により揺動する扉体を備えるフラップゲートであって、前記開口端の外側上部に設けられた回転軸と、前記回転軸の下部に設けられた揺動アームと、前記揺動アームに対して所定の角度をもって傾いてこの揺動アームに取り付けられた前記扉体と、前記回転軸を挟んで扉体の反対側に設けられ、前記扉体の揺動を調整するためのバランスウェイトと、前記回転軸の外水側に設けられた調整アームと、前記調整アームに移動可能に設けられ、前記扉体の回転モーメントを調整するための調整ウェイトと、前記扉体の内側下部に設けられ、浮心が該扉体の重心に対して内側となるフロートからなるフラップゲートが開示されている(特許文献1)。
このフラップゲートによれば、ゲート全体のモーメントのバランスを微調整でき、扉体が開口端との間に十分な隙間を持つように支持され、低水位の状態でも水位の変動への反応の良好なフラップゲートを提供することができるとされている。
また、フラップゲートとは異なり、水門を垂直方向に上下させて水路の開口端を開閉させるものがある。例えば、特開2014−15710号公報には、側壁部に昇降可能かつ取水口を開閉可能に設けられる遮断ゲートと、取水ダムの上流側の水位の変動に追従して昇降可能なフロートと、このフロートと遮断ゲートとを連結して前記フロートの上昇または下降に追従して前記遮断ゲートを下降または上昇させる連結機構とを備えている取水量制御装置が提案されている(特許文献2)。
特開2012−57322号公報 特開2014−15710号公報
しかしながら、特許文献1に記載のフラップゲートを含め、従来のフラップゲートは、図20に示すように、扉体が上部の回転軸を中心に前後に揺動して開口部を閉塞する構造のため、開口部下方の水路底部には、敷き段差と呼ばれる段差が設けられている。この敷き段差があるため、扉体の開度(初期開度)がわずかでも、水路と扉体との隙間が十分確保され、内水側からのわずかな排水も阻害しない。しかしながら、図21に示すように、敷き段差のない既存の水路や、新設の水路であっても水理上の制約により敷き段差を設けられない水路では、内水側から外水側への水の流れを阻害しないために、扉体の初期開度を大きくとる必要がある。
具体的には、敷き段差のない水路に従来のフラップゲートを設置すると、扉体の下端が円弧状の軌跡を描くため、扉体の下端と水路の底面との間にある程度の隙間が必要となる。この隙間がないと、扉体が完全に閉じる前に扉体の下端が水路の底面に接触して止まってしまい、前記扉体を最後まで閉じられなくなる一方、隙間を設けると水密状態を確保することができなくなるという問題が発生する。
また、図22に示すように、水路の底面に土砂等の堆積物が堆積することが多いところでは、堆積物によって扉体の揺動が邪魔されるため、扉体を完全に閉塞することができなくなってしまう。
また、特許文献2に記載の発明では、敷き段差のない水路であっても水路の水位に応じて樋門等の開閉を行うことができるため逆流は防止できる。しかし、遮断ゲートの開閉は水路の水位のみに依存するため、水位が上昇して遮断ゲートが閉鎖した場合では、取水ダム側からの水流があってもその水を排水することができない。そのため、取水ダム側の水があふれてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点等を解決するためになされたものであって、敷き段差のない水路等のように、大きな初期開度が必要な場合であっても、水位の上昇時には、扉体を完全に閉じることができるとともに、排水時には、内水側から外水側への水流の阻害を低減し、スムーズに排水することのできるフラップゲートを提供することを目的としている。
本発明に係るフラップゲートは、樋門等の構造物における開口部を開閉させるフラップゲートであって、前記開口部の上方に設けられた扉体回転軸周りに揺動自在でかつ前記開口部を閉鎖する重量バランスにて支持されている扉体と、前記開口部の外水側の水位の昇降に応じて上下浮動する外部フロートと、前記外部フロートが下降したときにはその重量が前記扉体を持ち上げる方向の力として伝達されて前記開口部を開放するように作用し、前記外部フロートが浮力により上昇したときにはその上昇に応じて前記扉体を自重により閉鎖方向に回動させて前記開口部を閉鎖するように作用し、内水側からの排水量が増えたときには前記内水側からの水流によって前記扉体を開放方向に回動させて前記開口部を開放するように作用する扉体開閉制御手段とを有する。
また、本発明の一態様として、前記扉体開閉制御手段が、前記扉体と一体的に前記扉体回転軸周りに揺動自在に軸支されるフロート受けアームと、上下に揺動可能に軸支されているとともにその一端部に前記外部フロートを保持し、他端部に前記フロート受けアームを離間可能に支持するフロート支持アームとを有するようにしてもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記フロート支持アームが外水側の水路壁面に沿って上下に揺動可能に支持されていてもよい。
また、本発明の一態様として、前記構造物が前記開口部の戸当たり面に沿って外水側の横方向に延びた横壁を有する場合、前記フロート支持アームが前記横壁に沿って上下に揺動可能に支持されていてもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記扉体開閉制御手段が、前記扉体と一体的に前記扉体回転軸周りに揺動自在に軸支されるフロート受けアームと、前記外部フロートの上方に設けられる滑車と、この滑車を介して前記外部フロートと前記フロート受けアームとを連結するワイヤとを有するようにしてもよい。
さらにまた、本発明の一態様として、外水側の水路と導水管によって連通されたピットが前記水路外に設けられているとともに、前記ピット内に前記外部フロートが配置されて前記ピット内の水位変動に応じて上下浮動するようにしてもよい。
本発明によれば、敷き段差のない水路等のように、大きな初期開度が必要な場合であっても、水位の上昇時には、扉体を完全に閉じることができるとともに、排水時には、内水側から外水側への水流の阻害を低減し、スムーズに排水することができる。
本発明に係るフラップゲートの第一実施形態を示す側面図である。 本第一実施形態のフラップゲートを示す正面図である。 本第一実施形態におけるフロート受けアームおよびフロート支持アームの支持状態を示す側面拡大図である。 本第一実施形態におけるフロート受けアームおよびフロート支持アームの支持状態を示す正面拡大図である。 本第一実施形態のフラップゲートにおける扉本体が開口部を閉塞する際に扉本体の下端部から開口部に当接した状態を示す側面図である。 本発明に係るフラップゲートを傾斜した開口部に設置するとともに、揺動アームに対して扉本体を固定した他の実施形態を示す側面図である。 本第一実施形態において、外部フロートの上昇に追従してフロート支持アームが回動した場合に、フロート受けアームが扉体の閉鎖方向に回動可能となる状態を示すものである。 本第一実施形態において、外部フロートの上昇に追従してフロート支持アームが回動しフロート受けアームがフロート支持アームから離間した状態を示すものである。 本第一実施形態のフラップゲートにより開口部が完全に閉鎖された状態を示すものである。 本第一実施形態において内水側からの水流によって前記扉体を開放方向に回動して開口部を開口している状態を示すものである。 本発明に係るフラップゲートの第二実施形態を示す側面図である。 本第二実施形態のフラップゲートを示す正面図である。 本第二実施形態のフラップゲートにより開口部が完全に閉鎖された状態を示すものである。 本第二実施形態において内水側からの水流によって扉体を開放方向に回動して開口部を開口している状態を示すものである。 本発明に係るフラップゲートの第三実施形態を示す正面図である。 本第三実施形態のフラップゲートを示す側面図である。 本第三実施形態におけるフロート支持アームとフロート受けアームとが交差している状態を示す模式図である。 本第三実施形態におけるフロート支持アームが外部フロートの浮力により回動した状態を示す正面図である。 本発明に係るフラップゲートの他の実施形態を示す正面図である。 敷き段差を有する水路に設置された従来型のフラップゲートを示す側面図および下端部の拡大図である。 敷き段差のない水路に従来型のフラップゲートを設置した場合における扉体の揺動軌跡を示す図である。 敷き段差のない水路に従来型のフラップゲートを設置した場合における扉体と堆積物との関係を示す側面図である。
以下、本発明に係るフラップゲートの第一実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明に係るフラップゲートは、樋門や水門のほか、バルブや防災設備などのように、水路の開閉が必要な開口部を有する全ての構造物に適用しうるものである。また、後述する各実施形態では、本発明に係るフラップゲートを敷き段差のない水路に適用しているが、この構成に限定されるものではなく、敷き段差のある水路にも適用しうるものである。
本第一実施形態のフラップゲート1Aは、樋門等の構造物6における開口部61を開閉させるものであって、図1および図2に示すように、前記開口部61の上方に設けられた扉体回転軸21に支持される扉体2と、前記開口部61の外水側の水位の昇降とともに上下浮動する外部フロート3と、この外部フロート3の重量を前記扉体2を持ち上げる方向の力として伝達する扉体開閉制御手段4とを有する。
扉体2は、主に、上方に回転自在に支持される扉体回転軸21と、この扉体回転軸21に固定され揺動自在に支持される一対の揺動アーム22と、構造物6の開口部61を開閉可能な扉本体23と、この扉本体23の開閉バランスを調整するバランスウェイト24とを有する。
扉体回転軸21は、図1および図2に示すように、揺動アーム22を介して扉本体23を揺動自在に支持するためのものである。本第一実施形態において、扉体回転軸21は、円柱状に形成されており、構造物6の上部に設置された一対の軸受25によって、略水平方向に回転自在に支持されている。また、扉体回転軸21には、一対の揺動アーム22が貫通された状態で固定されている。さらに、一対の軸受25は、図1に示すように、開口部61の上方に設けられた軸受固定具26を介して構造物に固定されている。
一対の揺動アーム22は、同一形状に形成されており、略中間部分に貫通された扉体回転軸21に対して同じ姿勢で固定されている。このため、一対の揺動アーム22は、扉体回転軸21周りに揺動自在に支持されることとなる。また、各揺動アーム22の下端には、扉本体23が取り付けられているとともに、各揺動アーム22の上端には、バランスウェイト24が取り付けられている。
扉本体23は、構造物6の開口部61を開閉するためのものであり、開口部61を閉塞可能な大きさに形成されている。また、本第一実施形態における扉本体23は、図1に示すように、一対の揺動アーム22の各下端部に、扉本体用ヒンジ27を介して、揺動可能に支持されている。このため、扉本体23は扉体回転軸21周りに揺動するとともに、扉体用ヒンジ27周りにおいても揺動するようになっている。また、図5に示すように、扉本体23が開口部61を閉塞する際に扉本体23の下端部から開口部61に当接しうる傾斜状態で支持されている。
また、扉本体23を支持する扉体用ヒンジ27の軸穴28が、図1に示すように、ヒンジ軸29の直径よりも上下方向に長い長穴状に形成されており、扉本体23が水路62の下面63と当接した場合に上下方向に変位できるようになっている。
なお、扉本体23は、揺動アーム22に対して揺動可能に支持されているものに限定されるものではなく、製作コストを削減するため、図6に示すように、部品点数の多い扉体用ヒンジ27を用いずに揺動アーム22に対して固定されていてもよい。また、前記開口部61は、垂直な戸当たり面を備えたものに限定されるものではなく、扉本体23と揺動アーム22との固定角度に応じて外水側に向けて下り傾斜させて、閉鎖した際の扉本体23の下端部と水路62の下面63との隙間をなくすことで、止水ができるようにしてもよい。
バランスウェイト24は、扉体2全体の開閉バランスを調整するためのものであり、図1および図2に示すように、一対の揺動アーム22の各上端に跨るようにして取り付けられている。この構成により、扉体回転軸21を介して、扉本体23の重心の閉鎖方向における回転モーメントと、バランスウェイト24の重心の開放方向における回転モーメントとにより、後述するような外部フロート3の重量による持ち上げ力や水流による水圧を受けていない場合において、扉本体23が開口部61を閉鎖する重量バランスになる重さに調整されている。
外部フロート3は、開口部61の外水側の水位の昇降とともに浮動するものであり、浮力を発生させるため空気や発砲ウレタン等を鋼板や合成樹脂等で密閉した構造を有している。また、外部フロート3は、後述するように、扉体2を開放状態に持ち上げるための錘となるものであり、扉体開閉制御手段4を介して前記扉体2を開放状態に持ち上げうる重さを有している。また、本第一実施形態では、図1および図2に示すように、外部フロート3および扉体開閉制御手段4を覆うように、保護カバー31が設けられており、外部フロート3や扉体開閉制御手段4にゴミ等が付着して動作不良とならないようにしている。なお、本第一実施形態における外部フロート3は、図1に示すように、略円盤状に形成されているが、これに限定されるものではなく、保護カバー31内で上下浮動し易い形状等から適宜選択することができる。
扉体開閉制御手段4は、前記外部フロート3の重量を前記扉体2を持ち上げる方向の力として伝達するものである。すなわち、図1に示すように、本第一実施形態では、扉体回転軸21に固定されるフロート受けアーム41と、このフロート受けアーム41をてこの原理により前記外部フロート3の重量を前記扉体2を持ち上げる方向の力として伝達するフロート支持アーム42とを有する。
フロート受けアーム41は、図3および図4に示すように、一対のアーム側板43と、これらアーム側板43の先端側に設けられたコロ44とから構成されている。一対のアーム側板43は、同一の略楕円形状に形成されており、基端部分が扉体回転軸21に固定されている。このため、一対のアーム側板43は、前記扉体回転軸21を介して扉体2と一体的に揺動されるようになっている。また、コロ44は、フロート支持アーム42に離間可能に支持されるものであるとともに扉体2の傾斜角度に応じてフロート支持アーム42を摺動させ易くするものであり、本第一実施形態では、円筒状に形成され、一対のアーム側板43の先端側に回転自在に設けられている。
フロート支持アーム42は、前記外部フロート3の重量をフロート受けアーム41に伝達するものであり、本第一実施形態では、水路壁面64に設けられたフロート回転軸45により前記水路壁面64に沿って上下に揺動可能に軸支されている。また、フロート支持アーム42の一端部には、図1に示すように、前記外部フロート3が設けられており、この外部フロート3の動きに追従して前記フロート支持アーム42が揺動するようになっている。
また、フロート支持アーム42の他端部は、図3および図4に示すように、フロート受けアーム41を下方から持ち上げるよう支持している。このため、フロート支持アーム42は、扉体2の自重による閉鎖方向(図3の反時計回り方向)へ回動する回転モーメントに対して、フロート受けアーム41に扉体2を開放方向(図3の時計回り方向)へ回動する回転モーメントを与え、扉体2が閉鎖しないように持ち上げて初期開度を保持する作用を与える。一方、フロート支持アーム42は、フロート受けアーム41を離間可能に支持しているため、扉体2の開放方向への回動は自由に行うことができる。よって、内水側からの水流が多くなって扉体2が初期開度以上に開放する場合に、フロート支持アーム42はなんら制限的な作用を及ぼすことはない。
また、図1、図5、図9および図10に示すように、外部フロート3が上下浮動する軌道上の下限位置および上限位置には、下限ストッパー46および上限ストッパー47がそれぞれ設けられている。下限ストッパー46は、図1に示すように、扉体2の初期開度を定めるものであり、前記扉体2を開放方向へ所定の角度に持ち上げた位置において、その高さ以下に外部フロート3が降下しないように前記外部フロート3を受け止めるものである。初期開度は、任意に定めることが可能であり、図1に示すように、敷き段差の無い水路において、初期開度を大きく設定することができる。一方、上限ストッパー47は、外部フロート3の上昇によって扉体2を全閉させうるようにしつつ、前記外部フロート3が水路62の外への飛び出すのを防止するものであり、本第一実施形態では、前記扉体2を全閉しうる高さより僅か上に設けられている。
次に、本第一実施形態のフラップゲート1Aにおける各構成の作用について説明する。
まず、扉体2が水流の影響を受けない状態では、図1に示すように、外部フロート3の重量を扉体2の持ち上げ力として伝達し、前記扉体2が開放方向に回動しており初期開度の位置で静止している。本第一実施形態では、この初期開度が大きく開口されているため、扉体2と水路62の底面との隙間を大きく保つことができる。これにより、敷段差の無い水路であっても、水流が扉体2に干渉することなく内水側から外水側へ適切に排水することができる。
また、扉体2が初期開度位置を保持する等のように開放方向へ回動している状態において、外水側から内水側に向けて風が吹いた場合、扉体2は風力により閉まろうとする回転モーメントが生じる。しかし、扉体2は、外部フロート3の重量によって開放方向に持ち上げられているため当該扉体2は簡単には閉まらない。よって、扉体2が樋門等に衝突して騒音を発したり、破損したりすることがない。
次に、図5に示すように、外水側の水位が上昇して外部フロート3に浮力が働くと、前記外部フロート3は水位に応じて上昇する。フロート支持アーム42は、前記外部フロート3の浮動に追従してフロート回転軸45を中心として図7の時計回り方向に回動し、他端部を下降させる。このようにフロート支持アーム42の他端部が下降すると、フロート受けアーム41の支持位置が下降するため、扉体2は自重による閉鎖方向(図7の反時計回り方向)の回転モーメントによって閉鎖方向へ回動する。
そして、図8および図9に示すように、外部フロート3が上限ストッパー47に当接する程度まで上昇すると、フロート支持アーム42の他端部は前記フロート受けアーム41のコロ44から離間する。このような状態では、外部フロート3の重量をフロート支持アーム42を介して扉体2に伝達できないため、当該扉体2は自重による閉鎖方向の回転モーメントにより全閉する。このとき、扉体2には、バランスウエイト4の重心が、図9に示すように、前記扉体回転軸21より外水側に位置することによる閉鎖方向(図9の反時計回り方向)の回転モーメント、および水圧荷重による閉鎖方向の回転モーメントが加わる。よって、前記開口部61は前記扉体2により完全に閉塞される。
また、本第一実施形態では、扉体用ヒンジ27が、図5に示すように、扉本体23の下端部から開口部61に当接する傾斜状態で保持されているため、扉本体23は、初めに下端部から開口部61に当接する。扉本体23の下端部が開口部61に当接した後、扉体2がさらに閉鎖方向に回動すると、扉本体23の下端部が開口部61から反作用の力を受ける。これにより、扉本体23は背面(内水側の面)が略鉛直方向となるように扉体用ヒンジ27周りに揺動するため、扉本体23の下端部が下降する。また、このとき、扉体用ヒンジ27は、揺動アーム22の揺動軌跡に沿ってさらに下方へ移動する。したがって、扉本体23の下端部は、扉体用ヒンジ27に対する下降分に加えて、扉体回転軸21に対する扉体用ヒンジ23の下降分を合わせた下降ストローク分だけ、開口部61に沿って鉛直下方へ降下することとなる。したがって、本第一実施形態のフラップゲート1Aは、敷き段差のない水路62等に設置しても、図9に示すように、扉本体23が無動力で自動的に開口部61を完全に閉塞し、洪水や高潮等の災害時に外水側の水が水路に逆流するのを防止する。
また、扉体2によって押し除けられない程度の堆積物が水路62の底面63に存在する場合であっても、本第一実施形態では、扉本体23の下端部が堆積物に当接し、それ以上の降下が阻止されると、ヒンジ軸29が軸穴28内を下方へ移動し、残りの下方ストロークを吸収する。これにより、揺動アーム22の揺動動作が規制されることがなく、扉本体23が扉体用ヒンジ27周りに揺動するため、前記扉本体23により開口部61が閉鎖されて水密状態を確保し、完全に閉塞できる。
一方、扉体2は、開放方向への回動に対して外部フロート3や扉体開閉制御手段4から何ら規制されていないため、前記外部フロート3の浮動位置に関わらず自由に開放方向へ回動することができる。そのため、扉体2は、内水側から外水側へと流れる水流によって開放方向へ自由に回動し、内水側から外水側へ適切に排水することができる。
特に、図10に示すように、外水側の水位の上昇に追従して外部フロート3が上限ストッパー47に当接する上限位置まで上昇した状態にある場合、上述のとおり特許文献2に記載の取水量制御装置を含め従来のフロートの浮動に追従して開閉を自動的に行うゲートでは、取水口等が閉じたまま保持されて排水をすることができないのに対し、本第一実施形態のフラップゲート1Aにおける扉体2は、内水側から外水側への流水、扉体2に働く浮力等により開放方向(図10の時計回り方向)へ回動し、内水側から外水側へ適切に排水することができる。
以上のような本第一実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
1.外部フロート3の重量を用いて扉体2を持ち上げることにより扉体2の初期開度を大きくとることができるため、敷段差がない水門等において効果を発揮することができる。
2.外水側の水位変動に追従して外部フロート3を上下浮動させることにより、扉体2を持ち上げる角度を自動的に調節することができる。
3.外部フロート3が上限位置まで上昇した場合には、フロート受けアーム41がフロート支持アーム42から離間し、扉体2が開口部61を全閉可能となるため、外水側から内水側への逆流を防止することができる。
4.内水側からの水流によって扉体2が開放方向へ回動する場合には、外部フロート3はなんら制限的な作用を生じさせないため、仮に外部フロート3が上限位置まで上昇した場合であっても、前記扉体2は開放されて確実に排水することができる。
次に、本発明に係るフラップゲートの第二実施形態について図11乃至図14を用いて説明する。なお、本第二実施形態のフラップゲート1Bのうち、上述した第一実施形態の構成と同等または相当する構成については、再度の説明を省略する。
本第二実施形態のフラップゲート1Bの特徴は、第一実施形態の構成のうち、外部フロート3が水路62の外に設けられたピット5内に設けられている点、および、扉体開閉制御手段4が滑車48やワイヤ49等から構成される点である。以下、各特徴に基づく構成について説明する。
本第二実施形態における外部フロート3は、図11および図12に示すように、ピット5内に設けられており、このピット5内の水位変動に応じて上下に浮動可能に構成されている。ピット5は、水路62の外に鋼管やコンクリート壁等によって形成された縦穴状の空間であり、導水管51によって外水側の水路62に連通されている。よって、ピット5には、外水側から水が流入可能となっており、ピット5内の水位が外水側の水位と連動して変動するようになっている。また、本第二実施形態における導水管51の水を導入する部分には、水路を流れるゴミ等がピット5内に入り込まないように、金網52等のフィルターが設けられている。
本第二実施形態における扉体開閉制御手段4は、扉体回転軸21に固定されるフロート受けアーム41と、外部フロート3の上方に設けられる滑車48と、この滑車48を介して前記外部フロート3と前記フロート受けアーム41とを連結するワイヤ49とを有する。
滑車48は、重力方向にかかる外部フロート3の重量を扉体2を持ち上げる方向に変換するものである。本第二実施形態では、図12に示すように、2つの滑車48,48が外部フロート3の上方およびフロート受けアーム41の上方にそれぞれ回動自在に設けられており、各滑車48,48が滑車連結軸50によって連結されている。なお、滑車48の数は限定されるものではない。
ワイヤ49は、外部フロート3の重量を扉体2を持ち上げる方向の力として伝達するためのものである。このワイヤ49は、一端部が外部フロート3に連結され、前記滑車48を介して、他端部がフロート受けアーム41のコロ44に連結されている。
また、ワイヤ49の他端部には、前記コロ44の直径よりも上下方向に長い長穴状に形成された軸穴50を有しており、扉本体23が開放方向に回動する場合にワイヤ49の上下方向の変位に合わせてコロ44が前記軸穴53を上下方向にスライドできるようになっている。
以上の構成により、外部フロート3は、外水側の水位変動に連動して変動するピット5内の水位に応じて上下浮動し、前述した第一実施形態と同様の作用によって扉体2を開閉制御する。つまり、ピット5内の外部フロート3の重量によって扉体2を初期開度で開放維持させておき、ピット5内の水位が上昇した場合には前記外部フロート3を上昇させて前記扉体2を閉鎖させ、一方、内水側から排水する場合にはその内水側からの水流によって前記扉体2を開放方向に回動させて排水する。このときワイヤ49はテンションを解除する方向(弛む方向)に動くため、外部フロート3が開放動作を邪魔することがない。また、本第二実施形態では、ピット5内に水路62を流れるゴミ等が入り込まないため、外部フロート3にゴミ等が引っかかることはなく、メンテナンスが容易である。よって、外部フロート3の重量によって生じる扉体2を開放するための回転モーメントに対して、ゴミ等の重量による不要な回転モーメントが付加されることもなく、予定通りのバランスや上下位置により扉体2を開閉制御することができる。また、外部フロート3が水路外にあることによって排水の邪魔になることもない。
また、本第二実施形態における扉体開閉制御手段4では、外部フロート3の重量をワイヤによって扉体2を持ち上げる方向の力として伝達し、前記扉体2を所定の初期開度で保持している。ピット5内の水位の上昇に伴い外部フロート3が上昇すると、この外部フロート3のワイヤ49は上昇し、フロート受けアーム41側のワイヤ49は下降する。よって、扉体2は、自重によって、第一実施形態のフラップゲート1Aと同様、図13に示すように、閉鎖方向へ回動し、無動力で自動的に開口部61を完全に閉塞することができる。
さらに、コロ44が前記軸穴50を上下方向にスライドできるため、第一実施形態のフラップゲート1Aと同様、図14に示すように、扉体2は、内水側から外水側へと流れる水流等によって開放方向(図14の時計回り方向)へ自由に回動し、内水側から外水側へ適切に排水することができる。
以上のように、本第二実施形態のフラップゲート1Bによれば、滑車48やワイヤ49等を用いることで、本第一実施形態のフラップゲート1Aと同様の効果を奏することができる。
次に、本発明に係るフラップゲートの第三実施形態について図15乃至図18を用いて説明する。なお、本第三実施形態のフラップゲート1Cのうち、上述した第一実施形態および第二実施形態の構成と同等または相当する構成については、再度の説明を省略する。
本第三実施形態のフラップゲート1Cの特徴は、第一実施形態の構成のうち、扉体開閉制御手段4のフロート支持アーム42を開口部61の戸当たり面61に沿って形成されている横壁に設けた点である。以下、本第三実施形態の特徴に基づく構成について説明する。
本第三実施形態のフラップゲート1Cは、図15および図16に示すように、例えば海岸の堤防等の構造物6に設けられている。前記構造物6には、外水側にいわゆる直線状の水路壁面64が設けられておらず、開口部61の戸当たり面61に沿って外水側の横方向に延びた横壁65が設けられている。
本第三実施形態における扉体開閉制御手段4は、第一実施形態と同様、扉体回転軸21に固定されるフロート受けアーム41と、フロート支持アーム42とを有する。ただし、本第三実施形態では、フロート支持アーム42を第一実施形態のように水路壁面64に設けることができない。よって、本第三実施形態におけるフロート支持アーム42は、開口部61の戸当たり面61に沿った横壁65に設けられている。
本第三実施形態におけるフロート受けアーム41は、図17に示すように、円柱状の棒材からなり、扉体回転軸21に対して外水側に向けて略直角に設けられている。
フロート支持アーム42は、横壁65に設けられたフロート回転軸45によって、前記横壁65に沿って上下に揺動可能に軸支されている。フロート支持アーム42の一端部は、第一実施形態と同様、前記外部フロート3を備えており、前記外部フロート3の動きに追従して揺動するようになっている。
また、フロート支持アーム42の他端部は、図17に示すように、前記フロート受けアーム41と略直交しているとともに、前記フロート受けアーム41の下方に配置されている。よって、前記他端部は、第一実施形態と同様、前記フロート受けアーム41と離間可能に構成されているとともに、前記フロート受けアーム41を下方から持ち上げることができるようになっている。
次に、本第三実施形態のフラップゲート1Cにおける各構成の作用について説明する。
本第三実施形態において、水路62および外水側の水位が低く、扉体2が水流の影響を受けない状態では、図15および図16に示すように、フロート支持アーム42は、外部フロート3の重量を扉体2の持ち上げ力として伝達し、前記扉体2を初期開度の位置で静止させる。具体的には、フロート支持アーム42が、横壁に設けられたフロート回転軸45を支点として外部フロート3の重量を他端部に伝達し、前記他端部は伝達された前記外部フロート3の重量によってフロート受けアーム41を下方から持ち上げる。扉体2は、前記他端部からの持ち上げる力により、完全に閉鎖されない所定の初期開度で保持される。
一方、外水側の水位が上昇した場合、外部フロート3に浮力が働き水位に応じて上昇する。フロート支持アーム42は、図18に示すように、前記外部フロート3の浮動に追従してフロート回転軸45を中心として横壁65に沿って回動し、他端部は下降する。そして、フロート受けアーム41は、前記他端部の下降にともない下降し、扉体2は自重による閉鎖方向の回転モーメントによって閉鎖方向へ回動する。
また、扉体2は、第一実施形態と同様、離間可能であるため前記外部フロート3の浮動位置に関わらず自由に開放方向へ回動することができる。よって、扉体2は、内水側から外水側へと流れる水流によって開放方向へ自由に回動し、内水側から外水側へ適切に排水することができる。
以上のように、本第三実施形態のフラップゲート1Cによれば、外水側に水路壁面64がなく、横方向に延びる横壁65に沿って開口部61が設けられる場合であっても、フロート支持アーム42を外水側の前記横壁65に設置することで、本第一実施形態のフラップゲート1Aと同様の効果を奏することができる。
なお、本発明に係るフラップゲートは、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、各実施形態における扉体2は、バランスウエイトを有しているが、バランスウエイトを有していない扉体であってもよい。
また、第一実施形態における外部フロート3は、水路62内に設けられているが、図19に示すように、第二実施形態における外部フロート3と同様、ピット5内に設けてもよく、図示しないが、第三実施形態における外部フロート3も、ピット5内に設けるように構成してもよい。
1 フラップゲート
2 扉体
3 外部フロート
4 扉体開閉制御手段
5 ピット
6 構造物
21 扉体回転軸
22 揺動アーム
23 扉本体
24 バランスウェイト
25 軸受
26 軸受固定具
27 扉本体用ヒンジ
28 軸穴
29 ヒンジ軸
31 保護カバー
41 フロート受けアーム
42 フロート支持アーム
43 アーム側板
44 コロ
45 フロート回転軸
46 下限ストッパー
47 上限ストッパー
48 滑車
49 ワイヤ
50 滑車連結軸
51 導水管
52 金網
53 軸穴
61 開口部(戸当たり面)
62 水路
63 下面
64 水路壁面
65 横壁

Claims (6)

  1. 樋門等の構造物における開口部を開閉させるフラップゲートであって、
    前記開口部の上方に設けられた扉体回転軸周りに揺動自在でかつ前記開口部を閉鎖する重量バランスにて支持されている扉体と、
    前記開口部の外水側の水位の昇降に応じて上下浮動する外部フロートと、
    前記外部フロートが下降したときにはその重量が前記扉体を持ち上げる方向の力として伝達されて前記開口部を開放するように作用し、前記外部フロートが浮力により上昇したときにはその上昇に応じて前記扉体を自重により閉鎖方向に回動させて前記開口部を閉鎖するように作用し、内水側からの排水量が増えたときには前記内水側からの水流によって前記扉体を開放方向に回動させて前記開口部を開放するように作用する扉体開閉制御手段と
    を有する、フラップゲート。
  2. 前記扉体開閉制御手段が、前記扉体と一体的に前記扉体回転軸周りに揺動自在に軸支されるフロート受けアームと、上下に揺動可能に軸支されているとともにその一端部に前記外部フロートを保持し、他端部に前記フロート受けアームを離間可能に支持するフロート支持アームとを有する、請求項1に記載のフラップゲート。
  3. 前記フロート支持アームが外水側の水路壁面に沿って上下に揺動可能に支持されている、請求項2に記載のフラップゲート。
  4. 前記構造物が前記開口部の戸当たり面に沿って外水側の横方向に延びた横壁を有する場合、前記フロート支持アームが前記横壁に沿って上下に揺動可能に支持されている、請求項2に記載のフラップゲート。
  5. 前記扉体開閉制御手段が、前記扉体と一体的に前記扉体回転軸周りに揺動自在に軸支されるフロート受けアームと、前記外部フロートの上方に設けられる滑車と、この滑車を介して前記外部フロートと前記フロート受けアームとを連結するワイヤとを有する、請求項1に記載のフラップゲート。
  6. 外水側の水路と導水管によって連通されたピットが前記水路外に設けられているとともに、前記ピット内に前記外部フロートが配置されて前記ピット内の水位変動に応じて上下浮動する、請求項1から請求項5のいずれかに記載のフラップゲート。
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