JP4037918B2 - 薬液噴霧装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は殺虫剤、殺菌剤、消臭剤、香料、防カビ剤等の薬剤を含む薬液を微粒 子として噴霧する薬液噴霧装置に関する。更に詳しくは、一般家庭分野からレストラン、温室等の各種の業務分野、及び工場等の各種の産業分野まで、それぞれ目的に応じた薬液を用いて広く利用することができる薬液噴霧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、薬剤や薬液の微粒子化(霧化)の方法としては、薬液を加圧・電動散布する方法、燻煙剤、蚊取線香等の燃焼燻蒸による方法、電気蚊取器の加熱揮散による方法、エアゾールの噴射による方法、ULV法等の加熱燻蒸による方法等が知られている。
【0003】
しかし、いずれの微粒子化の方法も、
(1) 薬剤を分解させる事なく、終始均一な粒子を霧化出来る、
(2) 微粒子の拡散力が高く、広い部屋でも使用出来る、
(3) 高濃度化により最小薬剤量で効果を発揮出来る、
等の要求を充分満足するに至っていない。
【0004】
本出願人は、これらの要求に応えるべく検討を重ねた結果、超音波ポンプの噴霧機能を利用することにより、それが可能である事を見出し、既に出願済である(特開平5−40号公報)。即ち、特開平5−40号公報には、有機溶剤に殺虫剤及び/又は殺菌剤を溶解してなる薬液を超音波ポンプを用いて霧化し、空気中へ揮散させる事により殺虫あるいは殺菌を行う事を特徴とする超音波ポンプによる殺虫・殺菌方法が開示されており、特に有機溶剤として、粘度0.1〜10cPであり、且つ、沸点50〜330℃の特性を有するものを用いる方法が好適なものとして開示されている。
【0005】
このように、超音波ポンプを利用して殺虫剤や殺菌剤を揮散させる事により、従来の噴霧方式や蒸散などによる散布方法に比べて高濃度の薬液を揮散する事が可能となり、広い場所の殺虫・殺菌処理が可能となる。また、この方法は、超音波発振器による霧化方法(特公昭57−61388号公報)における液温上昇や、一定濃度の揮散の困難性、更に薬液が完全に霧化されない等の問題点を解消したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、その一方で、特に広い空間で使用する場合に薬液の拡散力がまだ充分でない点や、また密閉状態が悪い場所や内部構造が複雑である場所等では効力が充分に発揮されないなど、実際の使用に際して改善すべき点があった。
また、使用する季節や、各季節における朝、昼、夜の使用時間帯等で変化する使用温度によって、薬液の噴霧量及び噴霧粒子径にバラツキが認められ、薬液の濃度が高くなるに従って、その差が大きくなる事も判明した。
【0007】
このように実用の場において、前記の超音波ポンプを利用する方法が、超音波ポンプの噴霧機能を充分に発揮するに至っていない事を知り、ここに改善の余地があると判断した。
【0008】
従って、本発明の目的は、かかる実用上の問題点を解消して、その用途を拡大することにあり、具体的には、薬液の噴霧粒子をより微粒子化し、しかも均一な粒度分布で噴霧出来、微粒子の拡散範囲が広く、種々の薬液が使用出来、高濃度の薬液でも、種々の使用条件に影響されることのない薬液噴霧装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究をした結果、超音波ポンプを利用して薬液を噴霧する方法において、特定の粒径を有する噴霧粒子に熱エネルギーを与える事で、上記目的を達成できることを見出した。即ち、本発明者らはいかなる使用環境においても噴霧粒子が均一分布であるものを得る為に、超音波ポンプの基本的機能である吸い上げ、霧化、拡散の視点から、噴霧粒子径と薬液性状の関係を検討し、その結果、噴霧粒子径の特定範囲において薬液の温度又は霧化軸体温度が大きく関与している事を見出し、本発明を完成した。
【0010】
即ち、本発明の要旨は、超音波振動を発生させる圧電素子と、該超音波振動の共振体であって内部に貫通穴を有する軸体と、該軸体の下部に設けた薬液容器とを具備し、軸体の超音波振動によって軸体下端より薬液を吸い上げて上昇させ、超音波振動によって上昇した薬液を軸体上部で霧化して大気中に噴霧する薬液噴霧装置であって、軸体下端部から2〜20mm下方の位置でかつ薬液容器内に薬液の加熱手段が設けられてなり、該薬液が粘度0.1〜10cp(20℃)で、かつ沸点50〜330℃の有機溶剤及び水からなる群より選ばれる溶媒に薬剤を含有させたものであり、該加熱手段により薬液容器内の薬液が部分的に加熱され、噴霧時の薬液温度が15〜50℃で噴霧されることを特徴とする薬液噴霧装置に関する。
【0011】
本発明の薬液噴霧装置は、超音波ポンプと薬液容器を具備し、超音波ポンプにより薬液容器内の薬液を霧化して大気中に噴霧する薬液噴霧装置において、薬液の加熱手段を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
本発明で用いられる超音波ポンプは、その機構に特に限定されるものではなく、いずれのタイプの超音波ポンプであっても使用することができる。例えば、圧電素子の超音波振動を利用するもの(特開昭63−167098号公報、実開平3−47063号公報、実開平3−47064号公報等に記載の超音波ポンプ)が知られている。本発明においては、好ましくは圧電素子の超音波振動を薬液の霧化が最適なものに調整されたものが好ましく、また、噴霧される薬液の平均粒子径が15ミクロン以下にできるものが、本発明の効果が顕著に得られるため特に好ましい。
【0013】
本発明の薬液噴霧装置をより具体的に示すと、超音波振動を発生させる圧電素子と、該超音波振動の共振体であって内部に貫通穴を有する軸体と、該軸体の下部に設けた薬液容器と、必要により該軸体の上部を包囲するよう設けた噴霧筒とを具備し、軸体の超音波振動によって軸体下端より薬液を吸い上げて上昇させ、超音波振動によって上昇した薬液を軸体上部で霧化して大気中に噴霧する薬液噴霧装置において、薬液の加熱手段を設けたことを特徴とするものである。
【0014】
図8に超音波ポンプの1例の概略を示すが、図8に示すような軸体(超音波トランスデューサー)を利用するタイプは、圧電素子、液吸い上げ口、噴霧筒および回路の機構からなるものであり、その霧化機構の原理は電極を介して圧電素子に交番電圧を印加して、圧電素子の固有振動数とトランスデューサーを共振させ、パワーをトランスデューサー先端に拡大し伝達させ、超音波霧化させるものである。と同時に、超音波ポンプの超音波トランスデューサーの下端を薬液につけて、超音波を発生させ、薬液を吸い上げ霧化させる。なお、超音波ポンプの使用の際に霧化効率を上げるためには、気泡の超音波ポンプのノズル部への流入を抑えるという観点から、超音波ポンプのノズルを傾斜させて用いるのがよい。また、広範囲に噴霧したい時はファン等にて拡散能力を高めるという方法が用いられる。
【0015】
このような超音波ポンプを用いると、非常に短時間に効率よく適用場所に合った適正濃度の薬剤を噴霧することができるので、人為的な散布手段を全く必要とせず、省力化と安全性の面で有用性が高い。
【0016】
本発明では、上記のように噴霧される薬液の平均粒子径が15ミクロン以下であることが好ましいが、これは次のような事実に基づくものである(参考例2)。
即ち、霧化性能として10ミクロン以下と20ミクロン(分布比:約70%)以上の噴霧粒子径について薬液温度と噴霧距離の関係を比較したところ、前者の粒子径が薬液温度の影響が顕著であり、粒子の到達距離が長くなると共にその粒子分布も均一に拡散していた。一方後者は薬液温度の影響が少なく粒子の到達距離を延ばすに至らなかった。更にこの効果の実用評価を殺虫試験(ゴキブリ害虫)で調べたところ、前者の粒子径において、効力発現時間が著しく速くなり高い効力を得た。そして、上記のような効果は粒子径が小さくなるに従い、更に有効となる。
このような噴霧される薬液の平均粒子径は、超音波ポンプの機構や振動周波数、薬液の種類等により調整できる。
【0017】
本発明における加熱手段としては、発熱作用を有するものであれば特に限定されず、例えばエネルギー源が電気の場合、交流直流を問わず、他の形のエネルギーに変換して発熱しうるものであれば全て使用可能である。例えば、ヒーター、PTCを用い間接加熱するもの、熱風として加熱するもの、熱光として加熱するもの、磁力で加熱するもの等があるが、噴霧装置の材料、大きさ、構造、価格等に応じて適宜選択すれば良い。
【0018】
本発明においては、薬液を予め目的温度に加温して薬液容器に入れ使用する方法でも初期にはその効果が得られるが、この方法は面倒であり手間でもある為、本発明では装置に加熱手段を設ける。加熱手段を設ける場所としては、薬液容器内や軸体上部、噴霧筒内が挙げられる他、軸体に発熱体等を直接取り付けることもできるが、温度調整が容易であることから、薬液容器内や軸体上部に設けることが好ましい。
【0019】
従って、本発明の薬液噴霧装置としては、加熱手段を設ける場所が相違する2つの好ましい態様を挙げることができる。第1の態様は、加熱手段が薬液容器内に設けられ、噴霧時の薬液温度が15〜50℃に調整可能なものであり、第2の態様は、加熱手段が薬液容器の軸体周辺に設けられ、噴霧時の軸体表面温度が30〜60℃に調整可能なものである。
以下、両態様について説明する。
【0020】
第1の態様では、薬液容器内に設けられた加熱手段により、噴霧時の薬液温度を15〜50℃、好ましくは25〜50℃に調整する。これにより、使用環境における温度変化の影響が全くなくなり、年間を通して有効な効果を得ることができる。この温度範囲は高くなるに従い効果が上昇傾向を示すが、薬液温度50℃以上からは効果の上昇が少なく、逆に薬液の安定性や安全性に悪影響を及ぼしたり、軸体の耐性に悪影響を及ぼす等の問題を生じる。
【0021】
また、加熱手段を設ける位置としては、軸体下端外周からの距離が2〜30mmの位置が好ましく、特に2〜20mmの位置であることが好ましい。容器サイズが大きい場合に薬液を均一に昇温させるには、大きな熱エネルギーを必要とし、目的温度に達するまで長い時間を必要とするため、部分的に加熱する方が熱効率的に有利だからである。また、薬剤の分解を防止するためにも効率的に加熱する必要があるからである。
この態様では、上記の位置にリング状の発熱体を加熱手段として設けるのが、加熱の均一性、熱効率等の点から特に好ましいが、この形状に限定されるわけではない。
【0022】
第2の態様では、軸体上部に設けられた加熱手段により、霧化軸体温度を30〜60℃、好ましくは40〜60℃に調整する。これにより、使用環境における温度変化の影響が全くなくなり、年間を通して有効な効果を得ることができる。この温度範囲は高くなるに従い効果が上昇傾向を示すが、霧化軸体温度60℃以上からは効果の上昇が少なく、逆に薬液の安定性や安全性に悪影響を及ぼしたり、軸体の耐性に悪影響を及ぼす等の問題を生じる。
【0023】
また、加熱手段を設ける位置としては、軸体の周辺や軸体の上端などが挙げられるが、軸体上部の軸体に垂直方向の軸体上端外周からの距離が1〜5mm、特に2〜4mmであり、かつ軸体に平行方向の軸体上端面からの距離が2〜50mm、特に5〜40mmの位置であることが好ましい。このような位置に加熱手段を設けると、軸体自身が温まるのと、放出された粒子が加熱手段からエネルギーを受け取ることにより、噴霧到達距離を飛躍的に向上させることができる。
この態様では、上記の位置にリング状の発熱体を加熱手段として設けるのが、加熱の均一性、熱効率等の点から特に好ましい。
【0024】
本発明における薬液容器、噴霧筒としては、特に限定されることなく、通常公知のものを用いることができる。
【0025】
本発明の薬液噴霧方法は、以上のような装置を用いて薬液を噴霧するものである。本発明では前述のような加熱を行うことにより、薬液の種類による溶解性の違い、溶剤の違い、流動性の違い、温度性状の違いなど好適な噴霧を妨げる多くの影響要因があるにもかかわらず、広範囲の薬液の使用が可能になる。例えば水溶性薬液の場合、従来法では噴霧粒子が噴霧直後より再結合し、粗い粒子となる傾向があったが、薬液温度を15〜50℃又は霧化軸体温度を30〜60℃にすることで粒子間の結合がなくなり微粒子として噴霧できる。
【0026】
従って、用いられる薬液としては、有機溶剤や水等に殺虫剤および/または殺菌剤を溶解してなるものが広く挙げられるが、なかでも粘度0.1〜10cp(20℃)であり、かつ沸点50〜330℃の有機溶剤を用いる場合が好ましい。
【0027】
有機溶剤としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ヘキサノール、ヘプタノールなどの低級アルコール類、ヘキサン、オクタン、ノナン、デカン、ドデカン、灯油などの脂肪族炭化水素類、ギ酸ブチル、酢酸エチルなどのエステル類、キシロール、トルエン、ベンゼン、エチルベンゼンなどの芳香族炭化水素類、アセトンなどのケトン類、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類、ギ酸などの有機酸類が挙げられる。特にキシロール、灯油、ドデカン、デカン、エタノールなどは拡散(噴き上げ高さ)もよく、広い場所での殺虫・殺菌処理をする場合などにおいては効率よく隅々まで霧化した薬剤が広がり、効果的に殺虫・殺菌処理ができる。
【0028】
また、有効に揮散される殺虫剤、殺菌剤としては、アレスリン[3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4−オン−1−イル dl−シス/トランス−クリサンテマート]、フタルスリン[(1,3,4,5,6,7 −ヘキサヒドロ−1,3−ジオキソ−2−イソインドリル)メチル]、レスメトリン[5−ベンジル−3−フリルメチル−dl−シス/トランス−クリサンテマート]、フラメトリン[5−プロパギル−3−フリルメチル−クリサンテマート]、プラレスリン[2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロピニル)シクロペンタ−2−エニル−クリサンテマート]、ペルメトリン[3−フェノキシベンジル−2,2−ジメチル−3−(2',2' −ジクロロ)ビニール−シクロプロパンカルボキシレート]、エンペントリン[1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル シス/トランス−クリサンテマート]などのピレスロイド系殺虫剤、フェニトロチオン[O,O−ジメチル−O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)チオノフォスフェート]、シアホス[O,O−ジメチル−O−(4−シアノフェニル)フォスフォロチオエート]、ダイアジノン[O,O−ジメチル−O−2−イソプロピル−4−メチル−ピリミジール−(6)−チオノフォスフェート]、ジクロロボス[O,O−ジメチル−O−2,2−ジクロロビニールホスフェート]などの有機リン系殺虫剤、サンプラス[3−ブロモ−2,3−ヨード−2−プロペニル=エチル=カルボナート]、PCMX[パラクロロメタキシレノール]、IBP[O,O−ジイソプロピル−S−ベンジルチオフォスフェート]、EDDP[O−エチル−S,S−ジフェニルジチオフォスフェート]、IF−1000[4−クロルフェニル−3’−ヨードプロパルギルホルマール]などの有機殺菌剤などが挙げられる。
【0029】
本発明では、更に霧化効率を上げるために、界面活性剤の添加を行ってもよく、これにより超音波によって発生する有機溶剤中の気泡を抑え、超音波ポンプのノズルへの泡の流入を抑えて、効果的に薬液を噴き上げることができる。
【0030】
殺虫剤、殺菌剤の濃度はこれらを溶解している有機溶剤の沸点にも影響されるが、通常0.1%〜80%(w/w)で噴霧が可能である。一般に薬液濃度が高くなるに従い、噴霧量が少なくなり拡散力が弱まるが、前述のような加熱を行うことにより、高濃度薬液の薬液でも噴霧粒子として微粒子を好適に拡散する事ができる。
【0031】
本発明の薬液噴霧装置および薬液噴霧方法によると、薬液の温度を一定に制御できるため、季節等の使用環境の温度変化に関係なく好適な噴霧を行うことができる。また、薬液の温度が比較的高いため、薬液成分の粘度や蒸気圧等が均一な粒子分布を得るのに都合良くなり、また薬液噴霧粒子の拡散範囲を広げる事ができ、このためその殺虫、殺菌等の効果も向上する。
【0032】
【実施例】
以下、参考例、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例等によりなんら限定されるものではない。
【0033】
参考例1
芳香性消臭剤(竹乾留物の抽出エキス)の10重量%エタノール溶液である薬液(Oil Base) について、振動周波数の変更により噴霧粒子径の異なる噴霧装置を使用し、環境温度の違う冬時期(5〜9℃)、夏時期(25〜30℃)及び春時期(9〜18℃)に20畳部屋で10分間噴霧し、その芳香・消臭効果を評価すると共にその噴霧量も測定した。その結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
表1の結果が示すように、環境温度の高いほど各噴霧粒子径とも同じように噴霧量が多くなる傾向を示した。又、環境温度の格差による噴霧量の変化の度合いは、噴霧粒子径が小さくなる程、大きくなる傾向を示した。一方、芳香・消臭効果を評価したところ、環境温度が高いほど各噴霧粒子径とも同じようにほのかな香りが漂いタバコ等の不快臭が消える効果が高くなる。しかし、同じ使用時期で効果を評価したところ、噴霧量が少ないにもかかわらず噴霧粒子が小さい場合が高い効果を示した。
【0036】
参考例2
殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤(ペルメトリン))を使用した薬液について、噴霧粒子径が異なる噴霧装置を使用し各温度を有する薬液を20畳部屋で3分間噴霧し、その噴霧量及び噴霧距離を測定した。その結果を表2に示す。なお、噴霧距離は蚊によるノックダウン死により測定した。また、粒子径はレーザー散乱光測定器(LDSA−1300A)により測定した。
【0037】
【表2】
【0038】
表2の結果が示すように、噴霧粒子径10ミクロン以下については、液温度15℃以上において安定した噴霧量を示し、特に噴霧到達距離においては15℃以上でその安定性が顕著であった。この効果は薬剤濃度が高い時も、同様であり、液温の相違による効果は噴霧量に顕著に現れた。さらに粒子径が粗な場合は上記粒子径と同じ傾向が見られるが、噴霧到達距離については液温の影響が小さかった。
【0039】
参考例3
殺菌剤(サンプラス20%乳剤)を使用した各濃度の薬液(Water Base,水溶液)について、噴霧粒子径10ミクロン以下の噴霧装置を使用し各温度を有する薬液を20畳部屋で5分間噴霧し、その噴霧距離を測定した。なお、噴霧距離は寒天培地上の阻止力に基づき測定した。その結果を表3に示す。
【0040】
【表3】
【0041】
表3の結果が示すように、液温度15℃を境に噴霧距離が大きく異なり、薬剤濃度が高くなっても薬液の温度を高くすることによって、噴霧距離を延ばせる事を確認した。
【0042】
参考例4
防カビ剤(PCMX)を使用した薬液(Oil Base,3重量%エタノール溶液)を、噴霧粒子径10ミクロン以下の噴霧装置を用いて、軸体上部に設けたリング状発熱体で加熱して軸体上端の表面が表4の温度になるような条件で噴霧を行った。この場合、20畳部屋で3分間連続噴霧し、噴霧量及び噴霧距離を測定した。その結果を表4に示す。
【0043】
【表4】
【0044】
表4の結果が示すように、軸体の表面温度が30℃を境に噴霧量及び噴霧到達距離が大きく延びた。これを数値的にみると、液温度が15℃を境に示す効果と同じ傾向を示した。また、薬液を温める方法より軸体自身を温める方が噴霧量及び噴霧到達距離、共に若干低い値を示した。これは軸体を温める場合、薬液に温度が伝わるまでの時間が少ないことに起因する。
【0045】
参考例5
超音波ポンプの軸体下端部からXmm下方の距離に、直径18mm、長さ10mmのリング状の発熱体を設け、供試発熱体温度を80〜200℃で変えて、薬液を加熱し薬液が目的温度(温度測定は、軸体下端部の穴の中心から1mm下方で行った)に到達する時間及び薬剤の分解率を測定した。噴霧粒子径10ミクロン以下、噴霧量1g/分の噴霧装置において液温13℃の薬液(ピレスロイド系殺虫剤,30重量%煙霧用灯油溶液)を容器に200ml入れ噴霧した。また殺虫剤分解率測定試験は各種目的温度(20〜60℃)において約2時間還流噴霧して求めた。その結果を表5及び表6に示す。
【0046】
【表5】
【0047】
【表6】
【0048】
以上より発熱体の軸体からの距離は2〜30mmの位置が好ましいことがわかった。30mm以上の距離になると供給される薬液が目的温度に達するまで時間が長くなり実用的でない。また薬液の温度が60℃以上になると薬剤の分解が起こりはじめるため、薬液温度は60℃以下に保つのが好ましい。
【0049】
参考例6
直径(2X+軸体直径)mm、長さ10mmのリング状の発熱体を、噴霧筒内であって、軸体に垂直方向の軸体上端外周からのの距離がXmm、軸体に平行方向の軸体上端面からの距離がYmmとなる位置に設け、この発熱体により加熱し、噴霧し、その時の噴霧距離及び噴霧粒子径を調べた。なお、噴霧粒子径10ミクロン以下、噴霧量1g/分の噴霧装置を用い、液温度8℃の薬液(ピレスロイド系殺虫剤,1重量%煙霧用灯油溶液)を薬剤容器に200ml入れ、20畳で3分間噴霧した。その結果を表7に示す。
【0050】
【表7】
【0051】
表7の結果が示すように、距離Xが10mm以上離れたり、距離Yが50mm以上離れたりすると、噴霧粒子にエネルギーを与えるためには発熱体の温度が250℃以上必要となり実用上適用でない。Xが5mm及びYが50mm程度になると発熱体温度380℃のとき軸体温度が35℃程度にすることができる。このように、噴霧到達距離を良好にするためには、距離Xが1〜3.5mm、距離Yが2〜50mmが適している。これは軸体自身が温まるのと、放出された粒子が発熱体からエネルギーを受け取るためであり、これにより噴霧到達距離は飛躍的に向上した。
【0052】
実施例1(装置構成は参考例)
80m3 (約20畳)の室内において、室内の4隅で壁より中心方向へ30cm離した場所(A、B、C、D)及び中央Eの5ヶ所の床面より2.0mの位置に黄色ぶどう状球菌を接種した培地シャーレを設置し、薬液容器内に発熱体を設けて28℃に加熱した薬液(殺菌剤フッカーExp340を1.5部、殺菌剤PCMX1.0部、イソプロピルアルコール97.5部で構成)を送風装置付超音波ポンプ噴霧装置(1.8g/分)で5分間噴霧した。この時の菌抑制率を3日間培養した後調べた。又、比較として室温のままの薬液(10℃)を同様に噴霧させ、培地シャーレF、G、H、I、Jの菌抑制率を調べた。その配置図を図1、2に示す。その結果A、B、C、D、Eの菌抑制率はいずれも100%であったのに対しF、G、H、I、Jの菌抑制率は70%程度であった。なお使用した送風器付超音波ポンプ噴霧装置は放出噴霧粒子10ミクロン以下であり、発熱体を設けた位置が異なる以外は図3に示す構造と同様の噴霧装置である。
【0053】
実施例2(装置構成は参考例)
80m3 (約20畳)の室内において、室内の4隅で壁より中心方向へ30cm離した場所(A、B、C、D)及び中央Eの5ヶ所の床面より1.5mの位置にチャバネゴキブリ(雌成虫)10匹入れた腰高シャーレを設置し、殺虫薬液(フェニトロチオン10部、界面活性剤としてポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル5部及び有機溶剤としてキシロール85部からなる薬液100部)を図3の噴霧装置の噴霧筒内に発熱体を設けた噴霧装置(1.8/分、軸体上端の表面温度40℃)で15分間噴霧した。
この時のKT50値及び致死率(3時間暴露した後、恒温室に移し24時間後の致死率)を求めた。
また比較として軸体を加熱しない場合(薬液温度10℃)も同様に噴霧させ腰高シャーレF、G、H、I、JのKT50値及び致死率を求めた。
配置は実施例1と同様、図1〜2のとおりである。
その結果、A、B、C、D、EのKT50値はそれぞれ10分、9.5分、9.7分、9.5分、9.3分とほぼ同じ数値を示したのに対しF、G、H、I、Jは11分、11.5分、9.7分、9.5分、9.5分とバラツキを示した。なお24時間後の致死率はいずれも100%であった。
【0054】
実施例3(装置構成は参考例)
長期間使用し、タバコなどの異臭のする120m3 (約30畳)の会議室において、噴霧筒内に発熱体を設け軸体を30℃に加熱し薬液(竹乾留抽出エキス5部、茶抽出エキス1部、エチルアルコール10部及び水84部からなる薬液100部)を図3の噴霧装置(1.8g/分)で10分間噴霧させ、30分後及び2時間後に消臭効果を官能にて調べた。その結果、パネラー5名とも全くタバコなど異臭を感じないと答えた。
【0055】
実施例4(装置構成は参考例)
図4に示す噴霧装置を用い、8畳の部屋で薬液(ペルメトリン10重量%IPソルベント溶液)を0.5g/分で3分間噴霧した(軸体40℃)。ここで用いた噴霧装置は、軸体上部に加熱手段が設けられているもので、軸体に垂直方向の軸体上端外周からの距離が2mmであり、かつ軸体に平行方向の軸体上端面からの距離が50mmの位置に厚み2mmのリング状発熱体が設けられている。図5に示すように噴霧装置を部屋に配置し、床面から1m位置にハエ成虫10匹を入れたプラスチックス製網をA、B、C、D、E、F、G、Hの8ヶ所セットし、ハエのノックダウン時間より噴霧粒子の距離を調べた。
その結果、A、B、Dが最も早く、次いでC、Eが、さらにGが、最後F、Hのハエがノックダウンするという理論とおりの順序であることを確認した。しかもこれらの時間差は発熱体がある場合とない場合では明白な差を生じた。
【0056】
実施例5
図6に示す噴霧装置を用い16畳の部屋で芳香液(柑橘系香料2部、界面活性剤2部、水96部)を5分間噴霧させ噴霧粒子の到達時間を測定した(目的温度30℃、軸体との距離5mm)。ここで用いた噴霧装置は、加熱手段が薬液容器内に設けられているもので、軸体下端外周からの距離が20mmの位置に直径15mmのリング状発熱体が設けられている。
その結果、図7に示すように配置されたA、B、Cのパネラーが匂いを感じた時間はそれぞれ1.3分、3分、7分であった。この値は加熱手段のない場合に比してCで2倍以上の速さであった。
【0057】
【発明の効果】
本発明の薬液噴霧装置および薬液噴霧方法により、
(1) 薬液の噴霧粒子をより微粒子化し、しかも均一な粒子分布を示す微粒子を得る事ができる、
(2) 季節等の使用環境の温度変化に関係なく有効な効果を得る事ができる、
(3) 薬液噴霧粒子の拡散範囲が広げる事ができ、用途が拡大する、
(4) 温度を与え得た薬液噴霧粒子は、その殺虫、殺菌等の効果が向上する、
(5) 種々の薬液が使用でき、高濃度の薬液でも種々の使用条件に影響されることなく微粒子を噴霧できる、
等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例1における培地シャーレを設置した位置を示す図である。
【図2】図2は、実施例1における培地シャーレを設置した位置を示す図である。
【図3】図3は、実施例1で用いた薬液噴霧装置の断面図である。
【図4】図4は、実施例4で用いた薬液噴霧装置の概略構成図である。
【図5】図5は、実施例4におけるプラスチック製網を設置した位置を示す図である。
【図6】図6は、実施例5で用いた薬液噴霧装置の概略構成図である。
【図7】図7は、実施例5におけるパネラーの配置を示す図である。
【図8】図8は超音波ポンプの霧化機構の概略を示す図であり、参考例および実施例において用いた超音波ポンプでもある。
【符号の説明】
1 軸体
2 Oリング
3 圧電素子
4 電極
5 圧電素子ロックナット
6 薬液容器
7 フィルター
8 軸体固定子
9 発熱体
10 噴霧筒
Claims (1)
- 超音波振動を発生させる圧電素子と、該超音波振動の共振体であって内部に貫通穴を有する軸体と、該軸体の下部に設けた薬液容器とを具備し、軸体の超音波振動によって軸体下端より薬液を吸い上げて上昇させ、超音波振動によって上昇した薬液を軸体上部で霧化して大気中に噴霧する薬液噴霧装置であって、軸体下端部から2〜20mm下方の位置でかつ薬液容器内に薬液の加熱手段が設けられてなり、該薬液が粘度0.1〜10cp(20℃)で、かつ沸点50〜330℃の有機溶剤及び水からなる群より選ばれる溶媒に薬剤を含有させたものであり、該加熱手段により薬液容器内の薬液が部分的に加熱され、噴霧時の薬液温度が15〜50℃で噴霧されることを特徴とする薬液噴霧装置。
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