JP4037426B2 - 予作動弁を用いた消火設備 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばオフィスビル、集合住宅、ホテル等のスプリンクラー設備に用いて好適な予作動弁を用いた消火設備に関するものである。
従来、一般的なオフィスビルのスプリンクラー設備において、予作動弁(2ステップバルブ)による消火設備が各種提案されている。ここで、予作動弁とは、このような消火設備において、熱による火災感知器の作動と、同じく熱によるスプリンクラーヘッドの発砲(開放)の2つの動作によりはじめて作動する弁のことをいう。このような予作動弁を用いた消火設備として、従来、特許文献1、特許文献2等に示すものが提案されている。
特許文献1の消火設備は、スプリンクラーヘッドが発砲した場合は、一定時間経過後に火災感知器が作動した場合を火災であると判断し、該火災感知器の作動に基づいて電磁弁を開放して主弁を開放し、それに伴って弁座に設けられた信号水取り入れ口に流入する消火水により作動警報用圧力スイッチをオンし、これにより火災警報を発するように構成されている。
特許文献2の消火設備は、火災感知器の作動に基づいて遠隔起動弁を開放して予作動弁を開放し、上記火災感知器の作動と共にスプリンクラーヘッドが開放すると、予作動弁を介して消火水がスプリンクラーヘッドに供給され、この放水による水流を二次側配管内の流水検知スイッチで検知して流水検知信号を発生し、これにより火災警報を発するものである。
特開2001−112882号公報(「0036」−「0038」)
特開2003−290382号公報(「0010」−「0012」)
ところで、上記特許文献1のものは、弁座に設けられた信号水取り入れ口を介して警報用圧力スイッチにより圧力変化を検出して火災警報を発するものであるから、何らかの原因で弁体と弁座間に異物が混入すると、上記取り入れ口に消火水が流入し誤動作するおそれがある。即ち、火災感知器やスプリンクラーヘッドが何等動作していないにもかかわらず、上記異物等により火災警報が鳴ってしまうという課題がある。
また上記特許文献2のものは、信号発生用の流水検知スイッチが二次側配管に設けられているため、例えば火災感知器のみ誤動作してスプリンクラーヘッドが開放しない場合は、上記流水検知スイッチが動作せず、警報を発することができないという課題がある。
本発明は、上記従来の各課題に鑑みてなされたもので、異物等による誤動作を抑制し得ると共に、火災感知器やスプリンクラーヘッドの誤動作等を確実に通報し得る予作動弁を用いた消火設備を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、貯水槽が設けられる一次側配管とスプリンクラーヘッドが設けられる二次側配管と、上記一次側配管に連通する一次側弁室と、上記二次側配管に連通する二次側弁室と、両弁室に連通する開口部を開閉し得る弁手段と、該弁手段背面側に設けられた制御室とを備えた予作動弁を用いた消火設備であって、上記予作動弁の一次側弁室と二次側弁室とをバイパス配管にて接続すると共に該バイパス配管を閉鎖し得る第一開閉弁を設け、上記バイパス配管に検出用配管を接続すると共に、上記制御室と上記検出用配管とを制御管によって接続し、上記検出用配管の上記制御管の接続部より下流側に火災感知手段の火災検出に基づいて開放駆動される第二開閉弁を設け、上記検出用配管における上記制御管の接続部と上記第二開閉弁との間に流水検知手段を設け、該流水検知手段の流水検知動作に基づいて警報信号を発するように構成したものであることを特徴とする予作動弁を用いた消火設備により構成されるものである。
よって、予作動弁(1)、バイパス配管(17)及び検出用配管(17a)が消火水で満たされた火災警戒状態において(第一開閉弁(18)は閉鎖)、火災感知手段(S)の火災検知動作に基づいて第二開閉弁(20)が開放されると、制御室(9’)内の消火水が制御管(22)を介して検出用配管(17a)に放出され、これにより流水検知手段(19)が水流を検知して警報信号が発せられ、当該信号によりアラーム音を発することができる。また上記制御室(9’)の圧力低下に伴って予作動弁(1)の弁手段(13a)が開放する。上記スプリンクラーヘッド(7)が発砲すると、二次側の消火水が該ヘッドから放水され、二次側圧力の低下に伴って一次側から二次側に開状態の予作動弁(1)を介して消火水が流入し消火作業が行われる。上記火災警戒状態において、予作動弁(1)内に異物等が混入して弁手段(13a)が開放しても、検出用配管(17a)には水流は生じず流水検知手段(19)は動作しない。よって火災感知手段(S)が何等動作しないにもかかわらず、アラーム音が鳴る等の誤動作を防止し得る。尚、上記検出用配管(17a)はバイパス配管(17)において第一開閉弁(18)の下流側に接続することが好ましい。
第2に、上記バイパス配管に上記予作動弁の二次側弁室の圧力低下を検出する圧力スイッチを設け、該圧力スイッチの検出動作に基づいて警報信号を発するように構成したものであることを特徴とする上記第1記載の予作動弁を用いた消火設備により構成されるものである。
上記スプリンクラーヘッド(7)が発砲した場合は、予作動弁(1)の二次側の消火水が該ヘッド(7)から流出するが、火災警戒状態において第一開閉弁(18)を閉鎖することにより、バイパス配管(17)を介しての一次側の消火水の二次側への流出を防止することができる。このとき、予作動弁(1)の二次側弁室(9)の圧力低下に基づいて、圧力スイッチ(PS2)が動作して警報信号を発することができ、当該信号によりアラーム音を発することができる。よって、例えばスプリンクラーヘッドのみの誤動作を確実に報知し得る。
第3に、上記予作動弁の弁手段は弾性体により常時上記開口部方向に附勢されることにより上記開口部を閉鎖するものであることを特徴とする上記第1又は2記載の予作動弁を用いた消火設備により構成されるものである。
第4に、上記第二開閉弁は上記火災感知手段による火災検出動作に基づいて自動的に開放駆動される電動弁であることを特徴とする上記第1〜3の何れかに記載の予作動弁を用いた消火設備により構成されるものである。
上記電動弁は電動駆動により開度を調整し得る開閉弁により構成することが好ましいが、電磁弁により構成することもできる。
尚、本発明の構成に対応して実施形態中の符号をかっこ書で示したが、これは対応関係を明確にするために便宜上表示したものであって、本発明の構成が実施形態中の構成に限定されるものではない。
本発明によれば、火災警戒状態で、何らかの原因で予作動弁の弁手段に異物等が挟まって当該弁手段が開いたとしても、流水検知手段が動作することはないため、火災感知器が未動作の状態において、上記異物等の原因によりアラーム音が誤って鳴ることはなく、これによりアラーム音の誤報を極力抑制することができる。
また、同様に、火災警戒状態で、何らかの原因で予作動弁の弁手段に異物等が挟まって当該弁手段が開いたとしても、バイパス配管の圧力スイッチが動作することはないため、スプリンクラーヘッドが未動作の状態において、上記異物等の原因によりアラーム音が誤って鳴ることはなく、これによりアラーム音の誤報を極力抑制することができる。
また、火災警戒状態において、火災感知器或いはスプリンクラーヘッド等が誤動作した場合は、確実に警報信号を発し得て誤動作を報知することができる。
以下、本発明に係る予作動弁を用いた消火設備を詳細に説明する。
図1、図2において、1は、本発明に係る消火設備における予作動弁(いわゆる2ステップバルブ)であり、例えばオフィスビル等の各階に配置されている。この予作動弁1の一次側にはボールバルブ2を介して一次側配管3が接続されている。この一次側配管3の末端部分には例えばオフィスビルの地階或は機械室に設置された貯水槽Fが加圧送水ポンプP1、圧力保持ポンプP2を介して接続されている。また、上記配管3の末端には圧力タンクT及び上記配管3内の圧力低下を圧力タンクTを介して検出し得る圧力スイッチPS1が接続されている。
上記予作動弁1の二次側には二次側配管4が接続されており、該2次側配管4にはスプリンクラー配管5が接続されている。このスプリンクラー配管5には複数の分岐管6が接続されており、各分岐管6の先端部にはスプリンクラーヘッド7が接続されている。また、上記スプリンクラーヘッド7の近傍には火災感知器Sが複数配置されている。尚、5’は上記スプリンクラー配管5に接続された排水管であり、該排水管5’の末端には排水用テスト弁36が接続されている。
上記予作動弁1は、上記ボールバルブ2を介して一次側配管3に連通する一次側弁室8と、上記二次側配管4に連通する二次側弁室9が形成されており、これら弁室8,9間は1次側弁室8と2次側弁室9とを連通する縦方向開口部10が形成された隔壁11により仕切られている。この縦方向開口部10の二次側弁室9側の周縁には後述の弁体13aが密着する弁座10aが形成されている。また、上記ボールバルブ2に代えて、バタフライバルブやゲート弁その他の弁開閉手段を用いても良い。尚、以下当該予作動弁1の弁筐体を符号1aで示す。
上記予作動弁1の弁筐体1aの2次側弁室9の一部は取付口9aが開口形成されており、当該取付口9aは蓋体12により密閉し得る構造となっている。
13は上記二次側弁室9内において上記開口部10を2次側から開閉し得る中空円柱の主弁体であり、先端部には上記弁座10aに密着し得る平面状の弁体(弁手段)13aが形成されると共に、上記開口部10に挿入嵌合して当該開口部10を閉鎖し得る環状突起13bが設けられている。
この主弁体13の弁体13aとは反対側の他端部は開放されており、その開放端周縁がダイヤフラム14(後述)の内周縁に固定されている。また当該主弁体13の上記弁体13aの内側中央には上記他端開放部に向けたスプリング支持突起13cが設けられている。
14は、段付環状の上記ダイヤフラムであり、ゴム等の弾性体により構成されている。このダイヤフラム14は、その外周縁が上記取付口9a周縁に位置しており、上記蓋体12を以って上記取付口9aを閉鎖することにより上記蓋体12の外周縁により上記取付口9aの周縁に密着固定されている。このダイヤフラム14は上述のようにその内周縁に上記主弁体13が固定されており、かかる状態で該主弁体13を矢印A,B方向に摺動可能に支持するものである。
15は、上記蓋体12の内面側に上記主弁体13内に突出するように設けられたロッドであり、当該ロッド15の先端は上記ダイヤフラム14の中央孔を介して上記主弁体13の内部中央部に位置している。
16は、上記主弁体13内であって上記ロッド15と上記スプリング支持突起13c間に設けられたスプリング(弾性体)であり、その蓋体12側の一端が上記ロッド15に係止15aされ該ロッド15に対して上記主弁体13を常時一次側弁室8方向(矢印A方向)に附勢するものである。従って、上記主弁体13の先端の弁体13aは、上記制御室9’内において上記ダイヤフラム14に作用する水圧及び上記スプリング16の附勢力により上記弁座10aに密着し、これにより当該予作動弁1は常時弁閉鎖状態を維持するように構成されている。
ここで、上記ダイヤフラム14と上記主弁体13の内側には、上記二次側弁室9とは隔離された空間が構成されており、当該空間を制御室9’という。
17は、上記一次側弁室8と二次側弁室9とを連通するように接続されたバイパス配管であり、各々一次側弁室8に貫通する接続孔8a、二次側弁室9に貫通する接続孔9a’に接続されている。このバイパス配管17は、火災警戒時において一次側弁室8と二次側弁室9とを同圧に保持する機能を有している。当該バイパス配管17は後述の充水弁18より下流側の分岐点aを介して検出用配管17aに接続されており、該検出用配管17aには、オリフィス18a及び矢印C方向にのみ水流を通過させる逆止弁18b、さらには流水検知器19、電動弁20が接続されている。
18は、上記バイパス配管17に設けられた充水弁(第一開閉弁)であり、閉状態で予作動弁1の一次側弁室8側に消火水を満たした後、開放することにより一次側の消火水を上記予作動弁1の2次側弁室9に供給して、予作動弁1の一次側及び二次側に消火水を充満させた火災警戒状態を実現するものである。この充水弁18はかかる火災警戒状態においては常時閉鎖状態に設定されるものである。
20は、上記電動弁(第二開閉弁)であり、上記検出用配管17aの下流側端部と排出管21との間に接続されている。この電動弁20は、上記スプリンクラーヘッド7近傍に設置された上記火災感知器(火災感知手段)Sの熱検知動作に基づいて制御部34からの駆動信号により電気的に開放駆動されるものであり、火災発生時に上記感知器Sの作動に基づいて上記検出用配管17a内の消火水を排出管21側に排出するものである。この電動弁20は電動により開度を調整可能なものであって、電動により徐々に弁を開閉し得る構造のものを使用することが好ましいが、いわゆる電磁的に開閉可能な電磁弁を用いても良い。尚、火災感知手段としては各種の形式の火災感知器を使用可能である。
22は、上記制御室9’と上記検出用配管17aとを接続する制御管であり、上記制御室9’内の弁筐体1aに貫設された接続口9bと上記配管17aの分岐部bとの間に設けられている。この制御管22は上記火災感知器Sが火災を検知して上記電動弁20が開放されたとき、上記制御室9’内に充満する消火水を検出用配管17a方向に流出させ、これにより制御室9’内を低圧にして上記主弁体13を開放駆動するためのものである。
19は、上記検出用配管17aにおいて上記制御管22の分岐点bと上記電動弁20との間に設けられた上記流水検知器(流水検知手段)である。この流水検知器19は図3に示すように、上記検出用配管17aに取付口23を貫設し、該取付口23に弾性体からなるパドル支持体24を配管外側から宛がい、止水リング25を上記取付口23外側からボルトNで配管に取り付けることにより、上記支持体24を止水状態で上記配管に固定する。上記パドル支持体24の中央には配管17a内側に突出するパドル支持部24aが設けられており、当該支持部24aにパドル26の支持腕26aが水平に支持されている。このパドル26の支持腕26aの一端26a’は検知スイッチ27に近接配置されている。このように、パドル26はパドル支持体24により水平状態で支持されており、消火水が上記配管17a内に充満している火災警戒状態においても、かかる水平状態を維持するように構成されている。
28は、上記配管17aの取付口23外側に固設された流水検知スイッチであり、上記パドル26が水流により矢印D方向に回動したとき、上記支持腕26aの一端26a’の接触によりオン状態となって、上記制御部34に向けて警報信号を送出するものである。
PS2は、上記バイパス配管17の上記充水弁18の上流側(接続孔9a’と充水弁18の間)に設けられた圧力スイッチであり、上記スプリンクラーヘッド7の発砲(開放)により二次側圧力が低下すると当該二次側弁室9内の圧力低下をバイパス配管17を介して検出し、該検出に基づいて警報信号を上記制御部34に送出するものである。
30は、上記バイパス配管17の分岐点cと、排出管21の分岐点dとの間に接続された排出管であり、上記分岐点c近傍に排水弁31が設けられている。
32は上記検出用配管17aの分岐点eと上記排出管30の分岐点f間に接続された配管であり、当該配管32には手動起動弁33が設けられている。
図4は、本発明の消火設備の電気的構成を示すものであり、シーケンサー等の制御部34の入力部に上記火災感知器S、上記流水検知スイッチ28、上記圧力検出スイッチPS1、上記圧力検出スイッチPS2が接続されており、該制御部34の出力部に上記電動弁20、警報器35、上記加圧送水ポンプP1、圧力保持ポンプP2が接続されている。上記制御部34は上記入力部から入力する各種信号に基づいて出力部に接続された上記電動弁やポンプ等を駆動制御するものであり、その動作は以下の説明により明らかにする。尚、図1、図2中2aはボールバルブ2の開閉ハンドルである。
本発明は上述のように構成されるものであり、次の本発明の動作を説明する。
(1)火災警戒状態
まず、テスト弁36、排水弁31、充水弁18、手動起動弁33、ボールバルブ2を閉じた状態で、加圧送水ポンプP1を駆動すると共にボールバルブ2と手動起動弁33を少し開くと、予作動弁1の一次側に消火水が供給されて行き、当該弁1の一次側弁室8内を含む一次側が消火水で満たされる。また、一次側弁室8内の消火水はバイパス配管17から検知用配管17aにも流入し、オリフィス18a、逆止弁18bを介して電動弁20、手動起動弁33まで充満し、かつ制御管22から制御室9’内にも消火水が満たされる。尚、電動弁20は閉鎖状態を維持している。
次に、テスト弁36及び充水弁18を開いて予作動弁1の二次側に消火水を供給して行く。上記テスト弁36及び充水弁18を開くと、バイパス配管17を介して一次側弁室8から二次側弁室9に消火水が補充され、さらに二次側配管及び分岐管6を通ってスプリンクラーヘッド7の先端部まで消火水が充水されていく。
このように、上記消火設備全体が消火水で満たされると、テスト弁36、排水弁31、充水弁18、手動起動弁33を閉鎖し、ボールバルブ2を全開にする。
かかる動作により、予作動弁1の一次側配管3、一次側弁室8、制御室9’、二次側弁室9、二次側配管4、配管5、分岐管6が消火水で満たされた状態となり、かつバイパス配管17、検出用配管17a、配管32が消火水で充満した火災警戒状態となる。尚、図1中火災警戒状態において消火水が充満している配管を黒塗りで示す。
(2)火災感知器Sのみが誤動作した場合
ここで、火災感知器Sが誤動作して制御部34により電動弁20が開放駆動されたとすると、検出用配管17a内の消火水が該電動弁20を介して排出管21に排出され、かつ制御室9’内の消火水も制御管22を介して排出管21方向に排出される。
すると、制御室9’の圧力が低下するため、予作動弁1の一次側弁室8内の圧力によりスプリング16の附勢力に抗して主弁体16が矢印B方向に押圧され、当該予作動弁1の開口部10が開放される。しかしながら、このときスプリンクラーヘッド7は発砲しておらず閉鎖状態を維持しているため、予作動弁1の一次側から二次側への水流は生ずることはない。
このとき、検出用配管17aにおける流水検知器19において、電動弁20方向(矢印E方向)の水流が生じるため、かかる水流によりパドル26が矢印D方向に回動し、これにより流水検知スイッチ28がオンする。すると当該流水検知スイッチ28のオンを制御部34が検出し、該検出に基づいて制御部34より警報信号が上記警報器35に送出されて当該信号によりが警報器35が駆動されアラーム音が鳴る。これにより、火災感知器Sが動作したことを居住者や当該オフィスビル内の防災センター等に知らせることができる。
このように、火災感知器Sのみが動作した場合は、警報が発せられるが、スプリンクラーヘッド7から放水されることはない。
また、上記火災警戒状態において、スプリンクラーヘッド7も火災感知器Sも未動作の状態で、何らかの原因で予作動弁1の弁体13aと弁座10aとの間に異物等が挟まって当該弁体13aが多少開いたとしても、スプリンクラーヘッド7は発砲していないため、一次側弁室8と二次側弁室9には圧力差は生じない。よって、検出用配管17aには水流は生じず、流水検知スイッチ28がオンすることはない。従って、かかる火災警戒状態において、火災感知器Sとスプリンクラーヘッド7とが何れも未動作の状態において、予作動弁1内の異物等によりアラーム音が誤って鳴ることはなく、警報器35の誤動作(誤報)を大幅に低減することができる。
(3)スプリンクラーヘッド7のみが発砲した場合
次に、スプリンクラーヘッド7に物が当接する等して該ヘッド7に衝撃が加わる等、その他の原因でスプリンクラーヘッド7のみ(例えばスプリンクラーヘッド7’のみ)が発砲(開放)した場合、予作動弁1の二次側弁室9内の消火水が二次側配管4、配管5、分岐管6を介してスプリンクラーヘッド7’から流出する。尚、充水弁18は閉鎖されているため、一次側弁室8及び検出用配管17a側の消火水は排出されない。よって、弁体13aは開放されず閉鎖状態を維持する。従って、予作動弁1の二次側の消火水が上記スプリンクラーヘッド7’から流出した時点で放水は停止する。
このとき、予作動弁1の二次側弁室9内の圧力低下を圧力スイッチPS2が検出してオンし、上記制御部34がかかるスイッチPS2のオンに基づいて警報器35に警報信号を送出し、該警報器35は上記警報信号により駆動される。これにより、上記警報器35によりアラーム音が鳴り、居住者や当該オフィルビル内の防災センター等にスプリンクラーヘッド7が動作したことを知らせることができる。
このように、スプリンクラーヘッド7のみが誤動作により発砲しても、予作動弁1の二次側の消火水が放水されるだけであるため、少量の消火水が放水されるだけで済み、放水による被害を最小限に食い止めることができる。尚、このとき弁体13aと弁座10aとの間に異物が挟まって該弁体13aが極僅かに開いたとしても、予作動弁1の一次側から二次側への水流は当該極小の間隙からの微量の水流が生じるだけであるため、上記スプリンクラーヘッド7’からの放水は微量の放水に留めることができる。
また、スプリンクラーヘッド7のみの発砲時においても、警報信号を発し得て例えば警報器35を確実に鳴らすことができ、スプリンクラーヘッドのみの誤動作を居住者やビル内の防災センター等に警告することができる。
また、上記火災警戒状態において、スプリンクラーヘッド7も火災感知器Sも未動作の状態で、何らかの原因で予作動弁1の弁体13aと弁座10aとの間に異物等が挟まって当該弁体13aが多少開いたとしても、スプリンクラーヘッド7は発砲していないため、二次側弁室9内の圧力低下は生じず、よって圧力スイッチPS2はオンすることはない。従って、火災感知器Sとスプリンクラーヘッド7とが何れも未動作の状態において、上記予作動弁1内の異物等により誤ってアラーム音が鳴ることはなく、警報器35の誤動作(誤報)を大幅に低減することができる。
(4)実際の火災発生時の動作
実際に火災が発生した場合は、まず火災感知器Sが当該火災の熱を検知して、これに基づいて制御部34を介して電動弁20が開放駆動される。すると、検出用配管17a及び制御室9’内の消火水が制御管22及び配管17aから上記電動弁20を介して排出管21側に流出する。
このとき、流水検知器19のパドル26が上記水流により矢印D方向に回動し、これにより流水検知スイッチ28がオンし、該オンを制御部34が検出して警報器35から火災警報(アラーム音)が発せられる。
また、上記制御室9’内の圧力が低下するため、制御室9’内の圧力に対して一次側弁室8の圧力が高くなり、これにより主弁体13がスプリング16の附勢力に抗して矢印B方向に後退して予作動弁1が開放する。
その後まもなく、火災の熱によりスプリンクラーヘッド7が発砲すると、予作動弁1の二次側弁室9及び二次側配管4、配管5及び分岐管6内の消火水が上記ヘッド7’から放水される。このとき、二次側弁室9内の圧力低下を圧力スイッチPS2が検出して警報信号が発せられる。
また、上記主弁体13が後退して予作動弁1が開放しているため、二次側の圧力低下に伴って一次側弁室8及び一次側配管3内の消火水も上記開口部10を介して二次側に流出し、一次側配管3内の圧力が低下する。ここで、当該一次側配管3の圧力低下を圧力タンクTを介して圧力スイッチPS1で検出し、制御部34が上記検出に基づいて加圧送水ポンプP1を駆動して一次側配管3に貯水槽Fからの消火水を加圧送水する。これにより、引き続いて加圧送水された消火水が予作動弁1を介して二次側に送水され、上記スプリンクラーヘッド7から引き続いて放水が行われて消火作業が続行される。
尚、オフィスビルにおける防災センター等においては、火災感知器Sの動作に基づく上記流水検知器19のオンに基づく警報信号により火災感知器Sが動作した旨の第1の警告ランプ等を点灯し、上記スプリンクラーヘッド7の発砲に基づく上記圧力スイッチPS2のオンに基づく警報信号によりスプリンクラーヘッド7が動作した旨の第2の警告ランプ等を点灯し、これら両警告ランプが共に点灯したときに、実際の火災が発生したものであると判断し得るように構成することもできる。
以上のように、本発明の予作動弁を使用した消火設備によると、上記火災警戒状態で、何らかの原因で予作動弁1の弁体13aと弁座10aとの間に異物等が挟まって当該弁体13aが多少開いたとしても、流水検知スイッチ28や圧力スイッチPS2がオンすることはない。よって、火災感知器S及び/又はスプリンクラーヘッド7が未動作の状態において、上記バルブ1内の異物等の原因によりアラーム音が誤って鳴ることはなく、警報器35の誤報を極力抑制することができる。
また、火災警戒状態において、火災感知器Sのみが誤動作した場合、或はスプリンクラーヘッド7のみが誤動作した場合においても、各々警報信号を発し得て、これらの機器の誤動作を確実に報知し得る。
本発明に係る予作動弁を用いた消火設備の全体構成図である。 同上設備における予作動弁の拡大断面図である。 同上装置における流水検知器の断面図である。 同上装置における電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 予作動弁
3 一次側配管
4 二次側配管
7,7’ スプリンクラーヘッド
8 一次側弁室
9 二次側弁室
9’ 制御室
10 開口部
13 主弁体
13a 弁体
16 スプリング
17 バイパス配管
17a 検出用配管
18 充水弁
19 流水検知器
20 電動弁
22 制御管
35 警報器
PS2 圧力スイッチ
S 火災感知器

Claims (4)

  1. 貯水槽が設けられる一次側配管とスプリンクラヘッドが設けられる二次側配管と、
    上記一次側配管に連通する一次側弁室と、上記二次側配管に連通する二次側弁室と、両弁室に連通する開口部を開閉し得る弁手段と、該弁手段背面側に設けられた制御室とを備えた予作動弁を用いた消火設備であって、
    上記予作動弁の一次側弁室と二次側弁室とをバイパス配管にて接続すると共に該バイパス配管を閉鎖し得る第一開閉弁を設け、
    上記バイパス配管に検出用配管を接続すると共に上記制御室と上記検出用配管とを制御管によって接続し、
    上記検出用配管の上記制御管の接続部より下流側に火災感知手段の火災検出に基づいて開放駆動される第二開閉弁を設け、
    上記検出用配管における上記制御管の接続部と上記第二開閉弁との間に流水検知手段を設け、
    該流水検知手段の流水検知動作に基づいて警報信号を発するように構成したものであることを特徴とする予作動弁を用いた消火設備。
  2. 上記バイパス配管に上記予作動弁の二次側弁室の圧力低下を検出する圧力スイッチを設け、該圧力スイッチの検出動作に基づいて警報信号を発するように構成したものであることを特徴とする請求項1記載の予作動弁を用いた消火設備。
  3. 上記予作動弁の弁手段は、弾性体により常時上記開口部方向に附勢されることにより上記開口部を閉鎖するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の予作動弁を用いた消火設備。
  4. 上記第二開閉弁は上記火災感知手段による火災検出動作に基づいて自動的に開放駆動される電動弁であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の予作動弁を用いた消火設備。
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