JP2003278191A - 減圧逆流防止装置 - Google Patents

減圧逆流防止装置

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JP2003278191A JP2002078690A JP2002078690A JP2003278191A JP 2003278191 A JP2003278191 A JP 2003278191A JP 2002078690 A JP2002078690 A JP 2002078690A JP 2002078690 A JP2002078690 A JP 2002078690A JP 2003278191 A JP2003278191 A JP 2003278191A
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守 山中
Kiminori Sayama
公則 佐山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置が容易であると共に、異常時に逆流を確
実に阻止することができる減圧逆流防止装置を提供する
こと。 【解決手段】 一次側給水管12に接続される第1室1
3と、二次側給水管17と接続される第2室14と、前
記第1室13と第2室14とを連通する中間室20を備
えた減圧逆流防止装置であって、前記第1室13と中間
室20との間に配置され第1室から中間室への流れのみ
を可能とする第1逆止弁21と、前記第2室と中間室と
の間に配置され中間室から第2室への流れのみを可能と
する第2逆止弁22と、第1室13内の水圧を測定する
元圧センサ23と、前記中間室20に配置され、一端が
開放された開放弁24と、開放弁24の上昇を検出する
近接スイッチ36bとを備え、前記開放弁24の開放位
置を検出して異常を検出するので、設置が容易であると
共に、異常時に逆流を確実に阻止することができると共
に、異常事態を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水本管から分岐
した水を給水ポンプで加圧して家庭や工場へ給水する場
合に、何らかの理由で給水本管の水圧が低下した際に給
水本管へ逆流するのを防止する減圧逆流防止装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より種々の逆流防止装置が提案され
ており、例えば出願人は特開平9−137869号公報
で提案している。この逆流防止器は、給水本管から分岐
した枝管の給水ポンプを有する上流を接続する流入口、
および上記流入口と連通し、水使用場所に至る枝管の下
流を接続する流出口とを備えたハウジングと、ハウジン
グ中でバネの付勢により上記流入口を内側から閉じ、流
入口と流出口との連通を遮断する逆止弁と構成されてい
る。従って、給水本管から枝管の上流に流入し、給水ポ
ンプの運転で所定圧力に加圧された水が枝管の上流から
流入口に到達すると、その水圧で逆止弁はバネの付勢に
抗して開き、水はハウジング中を流れ、流出口から枝管
の下流側を経て工場や家庭の蛇口に供給される。
【0003】また、工場や家庭での水の使用が止み、流
出口側の下流の水圧が流入口側の上流の水圧と同水圧以
上になると、逆止弁はバネの付勢力で移動して流入口を
内側から閉じる。これによって、下流側の水が枝管の上
流側、ひいては給水本管に逆流するのを確実に防止し、
所期の効果を奏する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記逆流防止
器は、給水ポンプよりも上流の枝管、ひいては水道水の
給水本管の水圧によって、給水ポンプの発停を制御する
ことはできない。このため、従来は、枝管の上流の、給
水ポンプの吸込口に接続した部分に圧力センサ一を取付
けて給水本管から枝管の上流の給水ポンプに至るまでの
圧力を常時監視し、その配水本管圧力が例えば給水可能
な圧力から0.07Mpaに低下するまではポンプを運
転可能とし、逆止弁を開いて水使用場所への給水を行
い、0.07Mpa以下になると給水ポンプを停止さ
せ、一旦、圧力が0.07Mpa未満になったときは、
次に例えば0.1Mpa以上になるまでは給水ポンプの
運転を再開しないようにしている。従って、従来は枝管
の上流側に圧力センサー用接続継手を別途取付け、この
圧力センサーと制御部を電線で接続する必要があり、特
に圧力センサーを管内の圧力を監視可能に取付けるのに
非常に手数がかかる。
【0005】本発明は、前記実情に鑑み提案されたもの
で、圧力センサーを装置内に設けると共に異常時に中間
室から水を排出する際の排出弁の位置を検出して異常状
態を検出することのできる減圧逆流防止装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、一次側給水管に接続され
る第1室と、二次側給水管と接続される第2室と、前記
第1室と第2室とを連通する中間室を備えた減圧逆流防
止装置であって、前記第1室と中間室との間に配置され
第1室から中間室への流れのみを可能とする第1逆止弁
と、前記第2室と中間室との間に配置され中間室から第
2室への流れのみを可能とする第2逆止弁と、第1室内
の水圧を測定する元圧センサと、前記中間室に配置さ
れ、一端が開放された開放弁と、開放弁の位置を検出す
る近接スイッチとを備え、前記開放弁の開放位置を検出
して異常を検出するものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明において、前
記元圧センサは、夫々異なる水圧に反応する2個の圧力
センサーを備えたものである。
【0008】また、請求項3に記載の発明において、前
記中間室は、ベローズで区画された調圧室を備えてお
り、この調圧室は、前記第1室と連通しており、前記調
圧室と中間室との差圧により前記開放弁を駆動するもの
である。
【0009】また、請求項4に記載の発明において、前
記調圧室にセンサーが設けられており、前記開放弁の位
置を検出するものである。
【0010】また、請求項5に記載の発明において、前
記第1室は、三方向に接続口を設置可能であることを特
徴とするものである。
【0011】また、請求項6に記載の発明において、前
記第2室は、三方向に接続口を設置可能であることを特
徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態を示す図面に
基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係
る減圧逆流防止装置10の使用状態を示す説明図であ
る。減圧逆流防止装置10は、水道の配水本管11に連
接された一次側給水管12と第1室13が接続されてい
る。また、減圧逆流防止装置10の第2室14は、水道
水を加圧するための電動ポンプ15に接続されている。
電動ポンプ15の吐出側には、吐出センサー16が配設
されており、二次側給水管17と接続されている。ま
た、制御部18は、吐出センサー16その他のセンサー
からの信号に基づいてインバータ19を介して電動ポン
プ15の回転を制御する。
【0013】図2は、本発明の減圧逆流防止装置の一例
を示す平面図、図3は、本発明の減圧逆流防止装置の縦
断面図、図4は、その左側面図、図5は、その右側面図
である。ここで、減圧逆流防止装置10は、一次側給水
管12に接続される第1室13と、二次側給水管17と
接続される第2室14と、第1室13と第2室14とを
連通する中間室20を備えており、第1室14と中間室
20との間に配置され第1室14から中間室20への流
れのみを可能とする第1逆止弁21と、第2室14と中
間室20との間に配置され中間室20から第2室14へ
の流れのみを可能とする第2逆止弁22と、第1室内1
3の水圧を測定する元圧センサ23と、中間室20に配
置され、一端が開放された開放弁24とを備えている。
また、第1室13と測圧室26はベローズで区画されて
いるので、配水本管の脈動現象を吸収、抑制できる効果
があり、同様に、第2室14の接続管38以外の接続口
へベローズを取り付けることで、下流側のウォーターハ
ンマ等を抑制できる効果がある。
【0014】第1室13は、ベローズ25で区画された
測圧室26を備えており、この測圧室26内に第1の圧
力センサー27と第2の圧力センサー28を配設してい
る。第1の圧力センサー27は、例えば第1室13内の
圧力によって変形するベローズ25に固着された磁性片
27aとこの磁性片27aと対向してカップ形端壁29
に配設された近接スイッチ27bとから構成されてい
る。また、第2の圧力センサー28は、ベローズ25に
固着された磁性片28aとこの磁性片28aと対向して
カップ形端壁29に配設された近接スイッチ28bとか
ら構成されている。ここで、磁性片27aと近接スイッ
チ27bとの距離は、磁性片28aと近接スイッチ28
bとの距離より短く設定されている。したがって、第1
の圧力センサー27のほうが第2の圧力センサー28よ
り低い圧力でONとなる。例えば、第1の圧力センサー2
7は、0.07Mpaで作動し、第2の圧力センサー28は0.1
Mpaで作動する。近接スイッチの作動圧力は、磁性片と
近接スイッチとの距離、ベローズ25の剛性および測圧
室26内の予圧によって決定される。測圧室26内に封
入する空気量は、エアバルブ30によって任意に調整す
ることができる。
【0015】また、第1室13は、三方向に一次側給水
管12との接続口13aを設置可能である。つまり、カ
ップ形端壁29は、図2,3に示す例では上側にボルト
31で固定されているが、減圧逆流防止装置10を設置
する場所の都合に合わせて他の位置に変更することがで
きる。また、接続口13aの位置も同様に蓋体44で閉
じられた部位に変更することもできる。
【0016】第1室14と中間室20との間に配置され
第1室14から中間室20への流れのみを可能とする第
1逆止弁21は、コイルスプリング32によって閉方向
へ付勢されており、第1室13内の水圧が中間室20内
の水圧より高いときに開口する。
【0017】中間室20は、ベローズ33で区画された
調圧室34を備えており、この調圧室34は、第1室1
3と連通孔35を介して連通している。また、ベローズ
33には、開放弁24の主軸24aの一端が固着されて
いる。主軸24aの他端は、開放弁24の弁体24bと
接続されており、ベローズ33の移動に伴って中間室2
0の開口部20aを開閉する。また、ベローズ33或る
いはベローズ33と共に移動する部位に磁性片36aが
固着されており、これと対向配置された近接スイッチ3
6bを備えている。したがって、中間室20内の水圧が
第1室13内の水圧より高くなると、ベローズ33が上
昇して近接スイッチ36bがONとなると共に開放弁24
が開放して開口部20aが開く。
【0018】第2室14と中間室20との間に配置され
中間室20から第2室14への流れのみを可能とする第
2逆止弁22は、コイルスプリング39によって閉方向
へ付勢されており、中間室20内の水圧が第2室14内
の水圧より高いときに開口する。なお、コイルスプリン
グ39の付勢力は、コイルスプリング32の付勢力より
弱く設定されている。第2室14は、三方向に接続口1
4a、14b、14cが形成されており、蓋体37をボ
ルト45で固定することにより閉塞される。したがっ
て、減圧逆流防止装置10の設置場所の都合に合わせ
て、何れの接続口を使用するか任意に選択することがで
きる。第2室14には、接続管38が接続され電動ポン
プ15に連通している。
【0019】次に、以上のように構成された本発明に係
る減圧逆流防止装置10の動作について図面に従って説
明する。先ず、配水本管11(第1室13)の水圧が0.
1Mpa以上であれば、図3に示すように第1逆止弁21お
よび第2逆止弁22は開となり、接続管38を通じて図
1に示すように、電動ポンプ15で加圧した後、二次側
給水管17から給水する。この時、第1逆止弁21等を
通過する際の圧力損失を考慮すると、第1室13内の水
圧が中間室20内の水圧より高いので、連通孔35を通
じて調圧室34内の水圧が高くなる。したがって、ベロ
ーズ33が下方に押圧され、主軸24aを介して開放弁
24が下方に移動することで開口部20aが閉じる。ま
た、ベローズ33が下降しているので、近接スイッチ3
6bがONとなることもない。
【0020】図6は、本発明の減圧逆流防止装置10の
動作状態を示す縦断面図である。第1室13内の水圧が
降下して配水本管11の水圧が0.07Mpa以下を検出した
場合、制御部18は電動ポンプ15の駆動を停止する。
電動ポンプ15の駆動が停止すると、接続管38等の水
が逆流して第1逆止弁21,第2逆止弁22が閉じる。
また、この際に中間室20内の水圧が第1室13内の水
圧より高くなるので、ベローズ33が押し上げられて弁
体24bが上昇して開放弁24が開く。したがって、逆
流した水道水が開放弁24から放出されて、配水本管1
1へ流入することがない。更に、中間室20から水を排
出する際には、ベローズ33が上昇しているので近接ス
イッチ36bがONとなり、制御部18に異常信号を伝え
る。また、コイルスプリング39の付勢力は、コイルス
プリング32の付勢力より弱く設定されているので、第
1逆止弁21が第2逆止弁22より先に閉じる。
【0021】図7は、第1室に於ける圧力検出状態を示
す要部説明図である。ここで、第1室13(配水本管1
1)内の水圧は、約0.2Mpaでありベローズ25は上昇し
ており、元圧センサ23(第1の圧力センサー27、第
2の圧力センサー28)はONとなり正常値を検出してい
る。図8は、第1室13内の水圧が低下して0.1Mpa以下
となった場合を示している。水圧が0.1Mpa以下となる
と、第2の圧力センサー28は、OFFとなるが第1の圧
力センサー27は、ONのままである。したがって、電動
ポンプ15は、運転を続行して給水が行われる。
【0022】図9は、第1室13内の水圧が低下して0.
07Mpa以下となった場合を示している。水圧が0.07Mpa以
下となると、第1の圧力センサー27および第2の圧力
センサー28の双方がOFFとなり、電動ポンプ15の運
転が停止する。電動ポンプ15の運転が停止すると、図
6に示すように第1室13内の水圧よりも中間室20内
の水圧が高くなり、第1逆止弁21が閉鎖される。同時
に、中間室20内のベローズ33が上昇して弁体24b
を上昇させる。弁体24bが上昇すると、開口部20a
が開き、開放弁24が開放される。これによって、開口
部20aから水が排出されて、配水本管11へ水が逆流
することがない。また、第2逆止弁22も閉鎖されて水
の逆流が阻止される。更に、ベローズ33が上昇するこ
とにより近接スイッチ36bが磁性片36aを検出して
異常を検出する。
【0023】次に、配水本管11の圧力が回復して、第
1室13内の水圧が0.07Mpa以上となり、第1の圧力セ
ンサー27がONとなってもまだ電動ポンプ15は運転を
開始しない。第1室13内の水圧が0.1Mpa以上となり、
第2の圧力センサー28がONとなり、初めて電動ポンプ
15をONとする。このようにして、電動ポンプ15を自
動復帰させ配水管の水を各末端給水栓へ供給可能とす
る。
【0024】図10は、本発明の減圧逆流防止装置の他
の実施例を示す第1室の縦断面図である。本実施の形態
において、磁性片27aおよび磁性片28aは、ベロー
ズ25にビス40で固着される。
【0025】以上のように構成した場合、ベローズ25
に簡易に取付けることができる。また、磁性片27a、
28aの取付け位置の調整も容易である。
【0026】図11は、本発明の減圧逆流防止装置の別
の実施例を示す第1室の縦断面図である。本実施の形態
においては、第1室13の夫々異なる方向に第1の圧力
センサー27と第2の圧力センサー28を配置したもの
である。第1室13の上方向のカップ形端壁29aに第
1の圧力センサー27を取付けると共に、ベローズ41
で区画し、ベローズ41の磁性片27aを固着する。ま
た、ベローズ41により区画された測圧室26は、エア
バルブ30により調圧される。
【0027】更に、第1室13の下方向のカップ形端壁
29bに第2の圧力センサー28を取付けると共に、ベ
ローズ42で区画し、ベローズ42の磁性片28aを固
着する。また、ベローズ42により区画された測圧室4
3は、同様にエアバルブ30により調圧される。
【0028】以上のように構成した場合、第1の圧力セ
ンサー27と第2の圧力センサー28を夫々別のベロー
ズ41、42に固着したので、各圧力センサーの調整を
正確に行うことができる。
【0029】
【発明の効果】この発明は前記した構成からなるので、
以下に説明するような効果を奏することができる。
【0030】請求項1に記載の発明では、一次側給水管
に接続される第1室と、二次側給水管と接続される第2
室と、前記第1室と第2室とを連通する中間室を備えた
減圧逆流防止装置であって、前記第1室と中間室との間
に配置され第1室から中間室への流れのみを可能とする
第1逆止弁と、前記第2室と中間室との間に配置され中
間室から第2室への流れのみを可能とする第2逆止弁
と、第1室内の水圧を測定する元圧センサと、前記中間
室に配置され、一端が開放された開放弁と、開放弁の位
置を検出する近接スイッチとを備え、前記開放弁の開放
位置を検出して異常を検出するものである。
【0031】このような構成としたことによって、本発
明の減圧逆流防止装置は異常時に逆流を確実に阻止する
ことができると共に、異常事態を検出し、警報アラーム
等を鳴らすことができる。また、配水本管の水圧が回復
したら電動ポンプを再駆動して自動復帰できる。
【0032】また、請求項2に記載の発明において、前
記元圧センサは、夫々異なる水圧に反応する2個の圧力
センサーを備えたので、配水本管の水圧が所定水圧から
低下する場合と、異常水圧から上昇する場合で異なる制
御を実現することができる。
【0033】また、請求項3に記載の発明において、前
記中間室は、ベローズで区画された調圧室を備えてお
り、この調圧室は、前記第1室と連通しており、前記調
圧室と中間室との差圧により前記開放弁を駆動するの
で、第1室の水圧が中間室の水圧より低下した場合、開
放弁を開いて排出し配水本管へ逆流させることがない。
【0034】また、請求項4に記載の発明において、前
記調圧室にセンサーが設けられており、前記開放弁の位
置を検出するため、第1室の水圧が中間室の水圧より低
下して開放弁が開くと云う異常事態を検出することがで
きる。
【0035】また、請求項5に記載の発明において、前
記第1室は、三方向に接続口を設置可能であるので、減
圧逆流防止装置を設置する場所の都合により一次側給水
管との接続口の位置を自由に選択することができる。し
たがって、減圧逆流防止装置の設置上の自由度を増すこ
とができる。
【0036】また、請求項6に記載の発明において、前
記第2室は、三方向に接続口を設置可能であるので、接
続管の接続位置を自由に選択することができる。したが
って、減圧逆流防止装置の設置上の自由度を増すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る減圧逆流防止装置の使用
状態を示す説明図である。
【図2】図2は、同減圧逆流防止装置の一例を示す平面
図である。
【図3】図3は、同減圧逆流防止装置の縦断面図であ
る。
【図4】図4は、同減圧逆流防止装置の左側面図であ
る。
【図5】図5は、同減圧逆流防止装置の右側面図であ
る。
【図6】図6は、同減圧逆流防止装置の動作状態を示す
縦断面図である。
【図7】図7は、第1室に於ける圧力検出状態を示す要
部説明図である。
【図8】図8は、第1室に於ける圧力検出状態を示す要
部説明図である。
【図9】図9は、第1室に於ける圧力検出状態を示す要
部説明図である。
【図10】図10は、同減圧逆流防止装置の他の実施例
を示す第1室の縦断面図である。
【図11】図11は、同減圧逆流防止装置の別の実施例
を示す第1室の縦断面図である。
【符号の説明】
10 減圧逆流防止装置 11 配水本管 12 一次側給水管 13 第1室 14 第2室 15 電動ポンプ 16 吐出センサー 17 二次側給水管 18 制御部 19 インバータ 20 中間室 20a 開口部 21 第1逆止弁 22 第2逆止弁 23 元圧センサ 24 開放弁 24b 弁体 25 ベローズ 26 測圧室 27 第1の圧力センサー 28 第2の圧力センサー 29 カップ形端壁 30 エアバルブ 31 ボルト 32 コイルスプリング 33 ベローズ 34 調圧室 35 連通孔 36b 近接スイッチ 37 蓋体 38 接続管 39 コイルスプリング 40 ビス 41、42 ベローズ 43 測圧室 44 蓋体
フロントページの続き (72)発明者 佐山 公則 東京都足立区綾瀬3−24−6 株式会社佐 山製作所内 Fターム(参考) 3H058 AA03 BB36 CC01 CD05 EE02 3H065 AA01 BA01 BB14 CA01 3H071 AA01 BB03 CC44 CC47 DD14 DD32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側給水管に接続される第1室と、二
    次側給水管と接続される第2室と、前記第1室と第2室
    とを連通する中間室を備えた減圧逆流防止装置であっ
    て、前記第1室と中間室との間に配置され第1室から中
    間室への流れのみを可能とする第1逆止弁と、前記第2
    室と中間室との間に配置され中間室から第2室への流れ
    のみを可能とする第2逆止弁と、第1室内の水圧を測定
    する元圧センサと、前記中間室に配置され、一端が開放
    された開放弁と、開放弁の位置を検出する近接スイッチ
    とを備え、前記開放弁の開放位置を検出して異常を検出
    することを特徴とする減圧逆流防止装置。
  2. 【請求項2】 前記元圧センサは、夫々異なる水圧に反
    応する2個の圧力センサーを備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の減圧逆流防止装置。
  3. 【請求項3】 前記中間室は、ベローズで区画された調
    圧室を備えており、この調圧室は、前記第1室と連通し
    ており、前記調圧室と中間室との差圧により前記開放弁
    を駆動することを特徴とする請求項1または2に記載の
    減圧逆流防止装置。
  4. 【請求項4】 前記調圧室にセンサーが設けられてお
    り、前記開放弁の位置を検出することを特徴とする請求
    項1〜3の何れか1に記載の減圧逆流防止装置。
  5. 【請求項5】 前記第1室は、三方向に接続口を設置可
    能であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1に記
    載の減圧逆流防止装置。
  6. 【請求項6】 前記第2室は、三方向に接続口を設置可
    能であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1に記
    載の減圧逆流防止装置。
JP2002078690A 2002-03-20 2002-03-20 減圧逆流防止装置 Expired - Fee Related JP3827597B2 (ja)

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