JP2002213629A - 減圧式逆流防止装置 - Google Patents

減圧式逆流防止装置

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JP2002213629A
JP2002213629A JP2001011904A JP2001011904A JP2002213629A JP 2002213629 A JP2002213629 A JP 2002213629A JP 2001011904 A JP2001011904 A JP 2001011904A JP 2001011904 A JP2001011904 A JP 2001011904A JP 2002213629 A JP2002213629 A JP 2002213629A
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valve
intermediate chamber
pressure
check valve
backflow prevention
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Keiji Shigeno
啓司 重野
Kouichi Maruyama
晃市 丸山
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Nippo Valve Co Ltd
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Nippo Valve Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力損失の小さい減圧式逆流防止装置を提供
する。 【解決手段】 一次側流5と中間室9との間に設ける第
1逆止弁11には、付勢手段としてのバネ31に抗して
作動する弁体19を引き上げるソレノイド装置35を設
ける。中間室と第2流路7との間に設ける第2逆止弁4
5には、弁体79の開度を検出するセンサ69と金属片
60とを設ける。通水開始初期に、第2逆止弁が所定の
開度に達すると、センサよりの信号でソレノイド装置が
作動して第1逆止弁を全開状態にする。また、逃がし弁
171の弁体79をバネ190で閉方向へ付勢する。排
水するときにはソレノイド装置を作動させて逃がし弁を
開く。こん場合、第1逆止弁のバネを力の小さいものに
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水道の配管等で使用
される減圧式逆流防止装置に関し、さらに詳細に言え
ば、圧力損失が小さくなるように改良された減圧式逆流
防止装置に関する。
【従来の技術】従来から例えば水道給水システムにおい
て、二次側から一次側への逆流を防止する装置として、
一次側流路と二次側流路との間に中間室を設け、一次側
流路と中間室との間、及び中間室と二次側流路との間に
それぞれ第1及び第2逆止弁を備え、中間室に逃がし弁
を備えた減圧式逆流防止装置が使用されている。そして
何らかの原因で中間室と一次側流路との圧力差が所定の
値以下になった場合に逃がし弁を開き、中間室の水を排
水し、二次側から一次側への逆流を防止するようになっ
ている。
【0002】逃がし弁を作動させるには、一次側流路と
中間室との圧力差で動作する例えばダイアフラムが使用
され、逃がし弁には通常弁を開く方向に作用するバネが
作用している。すなわち、一次側と二次側との圧力差が
ダイアフラムに作用し、その圧力差がバネの付勢力より
小さくなると、逃がし弁を開くようになっている。
【0003】従って、この逆止弁を配管に設置し未だ通
水してない場合には逃がし弁はバネの力により開いてい
る。従って、通水を開始した場合、第1逆止弁が開く前
にこの逃がし弁が確実に閉じなければ、供給した水は中
間室から排出されてしまう。そこで、第1逆止弁に使用
している、第1逆止弁を閉じる方向に作用するバネの力
は、逃がし弁のバネより相当強く設定し、第1逆止弁が
開く前に確実に逃がし弁が閉じるようにしている。しか
し、強いバネを使用する関係で、第1逆止弁の部分で大
きい圧力損失が生じている。
【0004】さらに従来の減圧式逆流防止装置では、通
常逆止弁が水の流れの方向に対して平行に取り付けら
れ、すなわち弁体の水の圧力を受ける受圧面が水の流れ
方向に対して略直交する面となっているために、弁体の
水の流れに与える抵抗が大きく、逆流防止装置自体が圧
力損失が大きくなる構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記問題
点に鑑みなされたものであり、圧力損失が小さくなるよ
うに改良された減圧式逆流防止装置を提供することをそ
の課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明に係る減圧式逆流防止装置においては、中
間室と二次側流路との間に設けられる第2逆止弁の開度
を検出する第2弁開度検出装置と、この検出装置からの
信号により、一次側流路と中間室との間に設けられた第
1弁の動作を制御する第1弁制御装置とを設けた。そし
て、第1逆止弁は、該弁を常時開く方向に付勢する付勢
手段を備え、第1弁制御装置は、第2逆止弁が所定の開
度に達したときに第1逆止弁を全開状態にするようにし
た。、減圧式逆流防止装置。
【0007】他の実施の形態では、一次側流路と中間室
における圧力の差を検出する圧力差検出装置と、逃がし
弁の動作を制御する逃がし弁制御装置を備え、この逃が
し弁制御装置が、圧力差検出装置からの信号により逃が
し弁の開閉を制御するようにした。そして、この逃がし
弁は、中間室に設けられた排出孔を開閉する弁体と、該
弁体を排出孔を閉じる方向に常時付勢する付勢手段とを
備え、逃がし弁制御装置は、一次側流路の圧力と前記中
間室の圧力との差が所定の値以下になった時に弁体を付
勢手段に抗して移動させ、排出孔を開く用にした。
【0008】さらに他の実施の形態では、少なくとも一
次側流路と中間室との間に設けられる第1逆止弁の弁体
の受圧面が、一次側側流路からの水の流れる方向に対し
て傾斜するようになっている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の具
体的実施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に
説明される実施の形態に限定されるものではない。
【0010】図1は、本願発明の第1の実施の形態に係
る減圧式逆流防止装置(以下、装置という)1の縦断面
図であり、例えば二次側即ち下流側の蛇口等が閉められ
て水が流れていない状態を示している。装置1はハウジ
ング3を備え、該ハウジングは大略、上流側即ち一次側
の配管に接続される一次側流路5と、下流側即ち二次側
の配管に接続される二次側流路7と、それらの間に形成
された中間室9とからなる。
【0011】符号11は一次側流路5と中間室9との間
に設けられ、一次側流路5から中間室9への流れは許す
が、逆の流れは阻止する第1逆止弁である。逆止弁11
は、中間室9の一部として形成された弁室13を備え、
この弁室13には、一次側流路5と中間室9との間の隔
壁16に形成された連通孔15の周囲の弁座17に離着
座して、連通孔15を開閉する弁体19が収納されてい
る。弁体19は、その軸部21が、弁室13の連通孔1
5と反対の開口部を閉じる底部材27の中央に弁室13
内方へ向けた伸びるガイドポスト29に案内されて移動
するようになっている。ガイドポスト29は先端側が閉
じた中空軸になっている。符号31は、弁体19の弁頭
23とガイドポスト29の先端との間に配設された圧縮
バネであり、弁体19を弁座17に向けて付勢してい
る。なお、隔壁16は一次側流路5での水の流れ方向に
対して大きく傾いて設けられており、弁座17も傾いて
いる。従って弁体19は図において右肩上がりとなる方
向に移動し、その弁頭23の水圧を受ける受圧面も水の
流れる方向に対して大きく傾いている。
【0012】底部材27の外側にはソレノイド装置35
が取り付けられ、その進退軸37はガイドポスト29の
中へ伸びている。そしてその進退軸37の先端には、ロ
ッド39が取り付けられ、そのロッド39の反対側端部
は、弁体19の弁頭23にネジ結合された連結部材41
に固定されている。すなわち、ソレノイド装置35の進
退軸37は弁体19と一体に移動する。
【0013】符号45は中間室9と二次側流路7との間
に設けられ、中間室9から二次側流路7への流れは許す
が、逆の流れは阻止する第2逆止弁である。逆止弁45
は、二次側流路7の一部として形成された弁室47を備
え、この弁室47には、中間室9と二次側流路7との間
の隔壁49に形成された連通孔51の周囲の弁座53に
離着座して、連通孔51を開閉する弁体55が収納され
ている。弁体55は、その軸部57が、弁室47の連通
孔51と反対側の開口部を閉じる底部材61の中央で弁
室47内方へ向けて伸びる中空のガイドポスト63内を
貫通して伸びて案内され、移動するようになっている。
符号65は、弁体55の弁頭59とガイドポスト63の
先端との間に配設された圧縮バネであり、弁体55を弁
座53に向けて付勢している。なお、図に示されるよう
に、この第2逆止弁45も第1逆止弁11と同じよう
に、水の流れ方向に対して大きく傾けて配置されてい
る。
【0014】底部材61の外側にはキャップ67が取り
付けられ、その中へ弁体55の軸部57が進入可能とな
っている。軸部57には弁頭59と反対側の端部が開い
た孔58が形成されており、また、その端部近くに、弁
体55の位置を検出するための金属片60が取り付けら
れている。一方、キャップ67の内側に中央部には、金
属片60を検知する棒状のセンサ69が、弁体55の軸
部57の孔と同心になるように設けられている。
【0015】符号71は逃がし弁であり、中間室9に連
通する弁室73を備えている。弁室73はダイアフラム
75により二つの室に仕切られており、図中右側の部分
は中間室9に、左側の部分は流路77を介して一次側流
路5に通じている。ダイアフラム75には弁体79が取
り付けられて図中左右方向に移動可能で、排出口83の
内側に配置された短い円筒状の弁座部材83の先端部に
形成された弁座85に離着座するようになっている。弁
体79の先端には貫通孔を備えたガイドリング87が取
り付けられ、その貫通孔に、弁座部材83に一体に形成
されたアーム84に取り付けられたガイドポスト89が
嵌まり、弁体79を案内する。符号90は弁体79を弁
座85から離れる方向へ付勢するバネである。
【0016】以上、装置1の構造を止水状態において説
明したが、以下にこの装置の通水状態における動作を図
2及び図3を用いて説明する。
【0017】図1の状態から下流側の例えば蛇口が開か
れると、第1逆止弁11及び第2逆止弁45が水圧によ
りそれぞれのバネ31、65が圧縮されて開きはじめ
る。そして、第2逆止弁45において、弁体55が弁座
51から所定の距離だけ離れて図2に示す位置に達する
と、センサ69が弁体55の軸部57の孔内に進入し、
金属片60が検知される。そしてセンサ69から図示し
ない制御回路に信号が送られ、制御回路はソレノイド装
置35に信号を送ってソレノイドを励磁し、弁体39を
バネ31の力に抗して全開状態まで引き上げる(図
3)。そして流量が増加すると、それに伴い、第2逆止
弁45も全開状態となる。
【0018】このように、流量がある値に達するとソレ
ノイド装置35により強制的に第1逆止弁を全開状態と
してしまうので、従来のように流量に従って開度が大き
くなるのに比して圧力損失が小さくなる。第2逆止弁の
バネは従来から第1逆止弁のそれより小さくされてお
り、減圧式逆止弁での圧力損失の大半は第1逆止弁にお
いて生じていた。本発明においても第2逆止弁のバネの
力はきわめて小さいものでよいので、第2逆止弁が装置
1全体の圧力損失に及ぼす影響は、第1逆止弁に比して
きわめて小さい。また、前述のように第1逆止弁及び第
2逆止弁の配置が水の流れ方向に対して大きく傾けてあ
るので、流れる水に対する弁体による抵抗も小さくな
り、これによっても圧力損失が小さくなる。図3に示す
状態のおいてもソレノイドはオン状態を維持している。
【0019】上記と反対に蛇口が閉められはじめると、
流量の減少に伴い第2逆止弁45が閉まりはじめるが、
第1逆止弁11は全開状態のままである。そして第2逆
止弁45の弁体55が図2に示す位置に戻るとソレノイ
ド装置35のソレノイドはオフとなり、第1逆止弁11
の弁体19を引き上げていた力は解除され、バネ31の
力により閉方向へ移動する。さらに蛇口が閉められる
と、第1及び第2逆止弁11、45はともに完全な閉状
態となる。
【0020】図4は逃がし弁71が開いた状態を示して
いる。すなわち、二次側が何らかの原因で圧力が上昇し
た場合でも第2逆止弁45により逆流を防止するのであ
るが、第2逆止弁45に漏れがあると中間室9の圧力が
上昇する。そして、中間室9と一次側流路5との圧力差
が所定の値より小さくなると、バネ90の力によりダイ
ヤフラム75とともに弁体79が移動して弁座85から
離れ、中間室9内の水を排出口81から排出する。ま
た、一次側の何らかの原因で圧力が低下して中間室9と
一次側流路5との圧力差が所定の大きさより小さくなっ
た場合も同様に逃がし弁71が作動して中間室9内の水
を排水するようになっている。
【0021】図5は本発明の第2の実施の形態に係る減
圧式逆流防止装置101を示す図で、止水状態を示して
いる。この装置101が第1の実施の形態での装置1と
異なるのは、逃がし弁の構成と、それに関連して設けら
れる圧力センサのみであり、他の部分の構成は第1の実
施の形態と同じでよいので、同じ符号を付してその説明
は省略する。
【0022】本実施の形態での逃がし弁171は電磁弁
となっている。すなわち逃がし弁171の弁室173の
外側にソレノイド装置191が取り付けられ、その進退
軸192の先端に図示のように弁体179の軸部180
が結合されている。そして付勢バネ190がソレノイド
装置191のケース191aの先端と弁体179との間
に設けられ、弁体179を弁座部材183の弁座185
に向けて付勢している。
【0023】一次側流路5と中間室9にはそれぞれの中
での水圧を検知するセンサ195、196が設けられて
いる。そしてこれセンサ195、196により検知され
る一次側流路5での水圧と、中間室9内での水圧との差
が所定の値より小さくなると、ソレノイド装置191を
操作させ、バネ190の力に抗して逃がし弁171を開
くようになっている。通常の通水状態、止水状態での第
1逆止弁と第2逆止弁の動作は第1の実施の形態の場合
と同じであるので説明を省略する。
【0024】この第2の実施の形態では、逃がし弁17
1の弁体179には、第1の実施の形態の場合と逆に、
弁座185へ向けての力が作用しており、この装置10
1を配管に取り付けた時には逃がし弁171は閉じられ
ている。従って取付け後に通水を開始したときに直ちに
第1逆止弁11が開いても、中間室9に入った水が逃が
し弁171の部分から排水されてしまうことはない。故
に、従来の減圧式逆流防止装置における圧力損失の大き
な原因となっていた第1逆止弁に使用するバネは、従来
に比して力の弱いものを使用することができる。その結
果、本実施の形態での装置101での圧力損失が従来に
比して十分小さなものとなる。本実施の形態では、第1
逆止弁と第2逆止弁について第1の実施の形態でのそれ
と同じものを使用した。しかし前述のように、本実施の
形態では前述した逃がし弁171の採用により十分圧力
損失を小さくできるので、第1逆止弁と第2逆止弁につ
いては従来と同じ複式逆止弁を採用してもよい。
【0025】なお、第1及び第2のいずれの実施の形態
においても、第1逆止弁のソレノイド装置或いは第2逆
止弁でのセンサに故障が生じても、通常の複式逆止弁と
して機能する。
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明において
は、通水開始の初期段階において第2逆止弁が所定の開
度に達すると第1逆止弁を強制的に全開状態にしてしま
うので、従来から比較的に力の強いバネを使用して大き
な圧力損失の原因となっていた第2逆止弁における圧力
損失がきわめて小さいものとなる。
【0026】また、本発明においては、逃がし弁の弁体
を付勢手段によって弁座に向けて常時付勢し、所定の条
件下で弁体を強制的に引き込み、逃がし弁を開くように
したので、圧力損失の大きな原因となっていた第1逆止
弁に使用するバネはそのバネ力が小さいものを使用する
ことが出来、これによって圧力損失を小さくすることが
できる。
【0027】また、逆止弁を水の流れる向きに対して傾
けて配置し、弁体が流れる水に与える抵抗を小さくした
ので、さらに圧力損失が低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る減圧式逆流防
止装置の、止水状態での縦断面である。
【図2】通水開始初期における縦断面図である。
【図3】逆止弁が全開状態にあるときの縦断面図であ
る。
【図4】逃がし弁が開いたときの縦断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る減圧式逆流防
止装置の、止水状態での縦断面である。
【符号の説明】
1 減圧式逆流防止装置 3 ハウジング 5 一次側流路 7 二次側流路 9 中間室 11 第1逆止弁 19 弁体 31 バネ 35 ソレノイド装置 45 第2逆止弁 55 弁体 60 金属片 65 バネ 69 センサ 71 逃がし弁 75 ダイアフラム 79 弁体 81 排出口 171 逃がし弁 179 弁体 190 バネ 191 ソレノイド装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16K 31/06 320 F16K 31/06 320A 3J071 F17D 5/02 F17D 5/02 Fターム(参考) 3H052 AA01 CA12 CD02 EA02 3H058 AA03 AA05 BB14 CA14 CA16 CB04 CB12 CC02 CD05 DD12 DD16 EE02 3H059 AA14 BB35 CA13 CD05 DD07 DD14 EE01 FF02 3H060 AA02 BB10 DC05 DD04 DD12 DD17 EE04 HH03 HH14 3H106 DA05 DA07 DA13 DA22 DB32 DC02 EE38 FB08 HH03 KK06 3J071 AA12 BB14 CC11 DD14 EE23 FF12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側流路と二次側流路との間に中間室
    を設け、前記一次側流路と中間室との間、及び中間室と
    二次側流路との間にそれぞれ第1及び第2逆止弁を設
    け、前記中間室には、前記一次側流路と中間室との間の
    圧力差が所定の値以下になった場合に開かれる逃がし弁
    を備えた減圧式逆流防止装置において、前記第2逆止弁
    の開度を検出する第2弁開度検出装置と、前記検出装置
    からの信号により前記第1弁の動作を制御する第1弁制
    御装置とを備えたことを特徴とする、減圧式逆流防止装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の減圧式逆流防止装置にお
    いて、前記第1逆止弁は、該弁を常時開く方向に付勢す
    る付勢手段を備え、前記第1弁制御装置は、前記第2逆
    止弁が所定の開度に達したときに前記第1逆止弁を全開
    状態にすることを特徴とする、減圧式逆流防止装置。
  3. 【請求項3】 一次側流路と二次側流路との間に中間室
    を設け、前記一次側流路と中間室との間、及び中間室と
    二次側流路との間にそれぞれ第1及び第2逆止弁を設
    け、前記中間室には、前記一次側流路と中間室との間の
    圧力差が所定の値以下になった場合に開かれる逃がし弁
    を備えた減圧式逆流防止装置において、前記一次側流路
    と前記中間室における圧力の差を検出する圧力差検出装
    置と、前記逃がし弁の動作を制御する逃がし弁制御装置
    を備え、前記逃がし弁制御装置は、前記圧力差検出装置
    からの信号により前記逃がし弁の開閉を制御することを
    特徴とする、減圧式逆流防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の減圧式逆流防止装置に
    おいて、前記逃がし弁は、前記中間室に設けられた排出
    孔を開閉する弁体と、該弁体を前記排出孔を閉じる方向
    に常時付勢する付勢手段とを備え、前記逃がし弁制御装
    置は、前記一次側流路の圧力と前記中間室の圧力との差
    が所定の値以下になった時に前記弁体を前記付勢手段に
    抗して移動させ、前記排出孔を開くことを特徴とする、
    減圧式逆流防止装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1に記載の減
    圧式逆流防止装置において、少なくとも前記第1逆止弁
    の弁体の受圧面が、一次側側流路からの水の流れる方向
    に対して傾斜していることを特徴とする、減圧式逆流防
    止装置。
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