JP2007244735A - 予作動式流水検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 該予作動式流水検知装置の弁体は常態時には少し開かれた状態にあり、二次側に接続された配管内には消火水が充填されている予作動式流水検知装置において、常態時の弁体の開放量を調整可能な予作動式流水検知装置を簡易な構造で安価に提供する
【解決手段】 常態時弁体の開放量を調整可能な弁体微開手段として、弁体4に固定された弁棒14に設置されたストッパー21を設けた。あるいは弁体底面を支持する支持部材としてロッド16が設置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、予作動式スプリンクラー設備に設置される予作動式流水検知装置に関するものである。
予作動スプリンクラー設備は、室内に設置された火災感知器とスプリンクラーヘッドが火災によって両方作動した場合にスプリンクラーヘッドから消火水を散布するものである。
予作動スプリンクラー設備に用いられる予作動式流水検知装置は、水源からスプリンクラーヘッドまで接続されている配管の途中に設けられ、予作動式流水検知装置の一次側は水源と接続しており、二次側はスプリンクラーヘッドに接続されている。
予作動式流水検知装置の二次側に接続された配管、いわゆる二次側配管に空気や不燃ガス等の気体を充填したものを乾式予作動スプリンクラー設備といい、消火水が充填されたものを湿式予作動スプリンクラー設備という。
乾式、湿式いずれの場合も予作動式流水検知装置内部の弁体は平時において閉鎖状態にある。火災時に火災感知器が作動すると前記弁体は開放され、水源からスプリンクラーヘッドまでの水路が開放される。乾式の場合は二次側配管に消火水が流入する。
火災の熱によってスプリンクラーヘッドが作動すると二次側配管内の水がスプリンクラーヘッドより放出される。続いてポンプが起動し、水源の消火水を汲み上げスプリンクラーヘッドに供給して連続的に消火水の散布を行い火災を鎮圧・消火する。
火災時以外にスプリンクラーヘッドが作動した場合には、予作動式流水検知装置の弁体は閉止したままなので、二次側配管内の気体または消火水が流出するだけであり、湿式の場合においても水漏れによる被害をある程度まで抑えることができる。
近年においては、設備構成が簡単で火災時に即座に消火水が放出される湿式予作動スプリンクラー設備が注目されている。大多数の湿式予作動スプリンクラー設備は、予作動式流水検知装置の二次側配管内の圧力を監視してスプリンクラーヘッドの作動を検知しており、二次側配管内の圧力が次第に自然降下してきた場合、圧力を補充する手段が必要となる。
二次側配管内に圧力を補充する簡単な手段の一つとして、弁体を少しだけ開放して一次側から二次側に少量の水を通水可能にしたスプリンクラー消火設備がある(例えば、特許文献1参照)。
特許 第3094291号公報
上記のスプリンクラー消火設備には、弁体を少し開いた状態とする場合の構造や、少し開いた状態時の所定流量を調整するための手段が示されていない。そこで本発明では、常態時の弁体の開放量を調整可能な予作動式流水検知装置を簡易な構造で安価に提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、予作動式スプリンクラー設備に設置される予作動式流水検知装置であり、該予作動式流水検知装置の弁体は常態時には少し開かれた状態にあり二次側に接続された配管内には消火水が充填されている予作動式流水検知装置において、常態時弁体の開放量を調整可能な弁体微開手段が設置されている予作動式流水検知装置である。
請求項2記載の発明は、前記予作動式流水検知装置において、弁体微開手段は、弁体に固定された弁棒に設置されたストッパーである請求項1記載の予作動式流水検知装置である。
請求項3記載の発明は、前記予作動式流水検知装置において、弁体微開手段とは、弁体底面を支持する支持部材が設置されている請求項1記載の予作動式流水検知装置である。
請求項4記載の発明は、前記予作動式流水検知装置において、弁体が全開状態のときに信号を出力する弁開信号発生手段が設けられている請求項1記載の予作動式流水検知装置である。
請求項1記載の発明によれば、常態時の弁体の開放量を調整可能な弁体微開手段が設置されていることで、弁体の開度、つまり二次側への通水量を任意に設定することが可能となる。さらに、弁体は弁座に着座せず一次側と二次側の水密性は要求されない構造なので、弁体と弁座のシール手段を設ける必要が無く、またシール面における面粗さや耐腐食性も要求されず、製造上のメリットを有する。
請求項2記載の発明では、弁体微開手段として弁体に固定された弁棒にストッパーを設け、ストッパーの位置を調整することで弁体の開度を調整することができる。
請求項3記載の発明では、弁体微開手段として、弁体底面を支持する支持部材を設置し該支持部材の位置を調整することにより弁体の開度が調節可能となる。
請求項4記載の発明では、上記予作動式流水検知装置において、弁体の開放状態を検知可能な弁開信号発生手段を設けて弁体が開放していることを検知できるようにした。
以下、この発明の実施例1を図1から図3を参照して説明する。図1は本発明の予作動式流水検知装置の断面図、図2は本発明の予作動式流水検知装置が設置された予作動式スプリンクラー設備の系統図、図3は図1の弁体開放状態である。
図1に示す予作動式流水検知装置は、弁箱1の内部を一次側Iと二次側IIに分ける隔壁2が設置されており、該隔壁2には一次側Iと二次側IIを連通する連通開口部3が穿設されている。
弁体4は有底円筒形状をしており、一次側I室内に設置され、底面が連通開口部3の軸上に位置するように配置される。弁体4の側面には外部に貼り出したフランジ5が形成されており、該フランジ5の側面は、弁箱1の内壁に設けられた円筒6の内側に沿って摺動可能となっている。
連通開口部3の軸上には、前述のように弁体4が設置され、さらに軸の延長上にコイルバネ7、蓋8が設置される。蓋8と弁体4との間には制御室9が形成され、該制御室9には配管10、11が接続されている。一次室Iと接続された配管10上にはオリフィス12が設置されており、制御室9への水の流入量を制限している。配管11上には常時閉止状態の電動弁13が設置されている。電動弁13が開放されると、制御室9内の水は排出される。
弁体4の軸には弁棒14が設けられており、弁体4の移動と共に弁棒14も移動する。弁棒14の先端は蓋8の外部に突出しており、蓋8の外部に設けたリミットスイッチ15によって弁棒14の移動を検知可能である。
弁体4が設置された一次側Iとは逆の二次側IIには、連通開口部3の軸上にロッド16が設けられ、ロッド16の一端は弁体4の底面が接触して係止されている。中間部分には牡ネジ17が螺刻されており、牡ネジ17はブッシュ18の牝ネジ19と螺合され、ロッド16はブッシュ18を貫通した状態で他端が弁箱1の外部に突出している。
ロッド16は牡ネジ17によって弁体4の底面と接触する先端位置を調整可能であり、これによって弁体4の開度を調整して二次側IIへの流入量を任意に設定することが可能となる。
二次側IIには、二次側IIの圧力が所定値以下となった場合に信号を出力する圧力スイッチ20が設けられている。
上記構造の予作動式流水検知装置PVは、図2に示すように一次側が送水ポンプPと水源Wに接続され、二次側に接続された配管にはスプリンクラーヘッドHが複数設置されている。スプリンクラーヘッドHの近傍には火災感知器Sが設置されており、予作動式流水検知装置PVの電動弁13とは電気的に接続された状態にある。
上記実施例1の予作動式流水検知装置が設置された予作動式スプリンクラー設備の作動について説明する。
火災が発生すると、火災感知器Sが火災信号を制御盤Cに送信し、該火災信号を受信した制御盤Cは電動弁13を開く。すると制御室9内の消火水が配管11から流出し、制御室9内が減圧して二次側IIの圧力が制御室9の圧力を上まわり、弁体4が制御室9側へ移動して連通開口部3が通水可能な状態となる(図3参照)。また、リミットスイッチ15からは弁開放信号が制御盤Cに出力される。
続いて火災の熱によりスプリンクラーヘッドHが作動すると、スプリンクラーヘッドHから二次側IIに接続された配管内の消火水が室内に散布されるとともに、一次側Iに接続された配管内の水も二次側に送られ、一次側Iも減圧してくる。
一次側Iに接続された配管上には、圧力タンクが設けられており該圧力タンクTには圧力スイッチPSが設置されており、圧力スイッチPSは圧力タンクT内の圧力が所定値以下になるとポンプ運転信号をポンプ制御盤PCへ出力して送水ポンプPを起動させ、水源Wから送水が開始されスプリンクラーヘッドHに連続的に消火水を供給し消火を行う。
ところで、火災感知器Sが作動したにもかかわらず、スプリンクラーヘッドHが作動しなかった場合には、リミットスイッチ15から弁開放信号が制御盤Cに出力されているので、該制御盤Cの信号によって復旧を促し、手動操作により電動弁13を閉じる。電動弁13を閉止すると制御室9内に一次側Iの消火水が充填されて弁体4が閉止することで予作動式流水検知装置が警戒状態に復旧する。
一方、スプリンクラーヘッドHが火災感知器Sよりも先に作動した場合について説明する。二次側IIに接続された配管上のスプリンクラーヘッドHが作動した場合には、配管内の圧力が急激に下がるので僅かに開いた弁体4の隙間から二次側IIへの消火水の供給が間に合わず、二次側IIの圧力が一次側Iの圧力より低くなる。
一次側Iと連通している制御室9の圧力は二次側IIの圧力より高くなり、弁体4の底面がロッド16の端に接触して係止された状態が維持される。これにより弁体4は開かず二次側IIへの消火水の供給は制限されるのでスプリンクラーヘッドHが誤作動した際には所定流量以下の消火水が放出されるだけで水損被害を低減することができる。
この後に、火災感知器Sが作動して火災信号が制御盤Cに出力されると、前述の電動弁13が開いて制御室9内の圧力が減少する。制御室9の減圧により弁体4が制御室9側に移動して連通開口部3か通水可能な状態となり、一次側Iの減圧によって送水ポンプPが起動してスプリンクラーヘッドHに消火水を供給し消火を行うことが可能になる。
次に実施例2について図4を参照して説明する。図4は、実施例2の予作動式流水検知装置の断面図である。
実施例2における実施例1との違いは、弁棒にストッパーを設けて弁体を係止させたことである。尚、実施例1と構造が同じ箇所については同符号を付して詳細な説明は省略する。
図4に示す予作動式流水検知装置の内部には、実施例1と同様に弁体4が設けられており、該弁体4と固定された弁棒14の外部に突出した部分に鍔状のストッパー21が形成されている。ストッパー21は蓋8の外面に係止されることで、弁体4が僅かな開度で開いた状態となり、所定の流量以下で一次側Iから二次側IIへの通水を許容する構造となっている。
実施例2の作動においては、実施例1と同様であるので説明は省略する。
実施例1の予作動式流水検知装置の断面図 予作動式流水検知装置が設置された予作動式スプリンクラー設備の系統図 図1の弁体開放状態 実施例2の流水検知装置の断面図
符号の説明
1 弁箱
3 連通開口部
4 弁体
8 蓋
9 制御室
10、11 配管
13 電動弁
14 弁棒
15 リミットスイッチ
16 ロッド
20 圧力スイッチ
21 ストッパー

Claims (4)

  1. 予作動式スプリンクラー設備に設置される予作動式流水検知装置であり、該予作動式流水検知装置の弁体は常態時には少し開かれた状態にあり二次側に接続された配管内には消火水が充填されている予作動式流水検知装置において、常態時弁体の開放量を調整可能な弁体微開手段が設置されていることを特徴とする予作動式流水検知装置。
  2. 前記予作動式流水検知装置において、弁体微開手段は、弁体に固定された弁棒に設置されたストッパーであることを特徴とする請求項1記載の予作動式流水検知装置。
  3. 前記予作動式流水検知装置において、弁体微開手段とは、弁体底面を支持する支持部材が設置されていることを特徴とする請求項1記載の予作動式流水検知装置。
  4. 前記予作動式流水検知装置において、弁体が全開状態のときに信号を出力する弁開信号発生手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の予作動式流水検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102119279B1 (ko) * 2019-02-11 2020-06-04 우석대학교 산학협력단 연기 감지형 스프링클러 장치

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