JP2008069795A - 大気開放弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイヤフラムの膜厚が薄くても受圧部材として必要な耐圧を得ることができる大気開放弁を提供する。
【解決手段】スプリング15によってダイヤフラム10と当接状態にされているピストン6にコルゲート部13を受け止めるダイヤフラム受け部14を設けた。これにより、給水管からの元圧(一次圧P1)を受けてピストン6の側に膨出しているコルゲート部13が高圧によって伸びたとしても、ダイヤフラム受け部14がコルゲート部13を受け止めることで破裂が避けられ、ダイヤフラム10の耐圧を向上させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】スプリング15によってダイヤフラム10と当接状態にされているピストン6にコルゲート部13を受け止めるダイヤフラム受け部14を設けた。これにより、給水管からの元圧(一次圧P1)を受けてピストン6の側に膨出しているコルゲート部13が高圧によって伸びたとしても、ダイヤフラム受け部14がコルゲート部13を受け止めることで破裂が避けられ、ダイヤフラム10の耐圧を向上させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、大気開放弁に関し、とくに風呂給湯システムに配置されて浴槽から上水道への逆流を防止するのに好適な大気開放弁に関する。
従来の風呂給湯システムにおいては、給湯装置から給湯用の蛇口に接続されている給湯管を分岐して、湯水を浴槽に供給するように配管が行われている。配管の途中には、一般に、浴槽への湯量を検出する流量センサ(フローセンサ)と、浴槽への温水供給を制御する電磁弁と、浴槽から逆流した汚水を大気に放出して上水道への逆流を防止する大気開放弁と、浴槽からの汚水の逆流を阻止する逆止弁とが配置されている。
ところで、高層の集合住宅はもちろん、戸建ての住宅においても、給湯装置より浴槽が高い位置に設置される場合が多くなってきている。高層の集合住宅では、上水道の水圧を給水加圧ポンプによって加圧している。ところが、断水があったり、停電によって給水加圧ポンプが停止したりしてしまうと、給水側の水圧が低下して負圧になり、その負圧が浴槽への配管内の水を吸引しようとする。
そのような場合に、弁部に異物が挟まるなどして逆止弁が万が一、正常に機能しなくなっていると、高い位置に設置されている浴槽と低い位置に設置されている給湯装置との間には水頭圧があり、さらに、給水側の負圧が加わって、その故障した逆止弁を介して浴槽内の汚水が吸引され、浴槽から給水側へ汚水が逆流してしまうことになる。こうした事故を防止するために、浴槽の汚水がたとえ故障した逆止弁を介して逆流してきたとしても、電磁弁及び流量センサを介して給湯用の配管まで吸い込まれないように、電磁弁の手前でトラップして大気に流すようにした大気開放弁が設けられている。
このような大気開放弁としては、従来から、受圧面における折り返しの深いベローフラムタイプのダイヤフラムから受圧部を構成し、その一方の面に給水源側の一次圧力を受けるとともに、他方の面に浴槽側の二次圧力を受けて、一次圧力が低下した場合に受圧部が弁体を駆動して開弁し、二次側の汚水を大気に逃がす構成を有するものがある(例えば、特許文献1参照。)。ところが、このような大気開放弁は、ダイヤフラムの製造コストが高く、しかも作動ストロークが大きいため大型化することから、部品点数も多くなっている。そこで、受圧部品に折り返しが浅くて作動ストロークの短い安価なダイヤフラムを使用することによって、小型で低コストの大気開放弁が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
図2は、このような大気開放弁を用いた風呂給湯システムの構成例を示す図である。
この風呂給湯システムにおいて、上水道の給水管101は、フローセンサ102を介して熱交換器103及び水バイパス弁104の上流側に接続されており、熱交換器103及び水バイパス弁104の下流側で合流した後、水比例弁105に接続されている。この水比例弁105の下流側は、例えば台所の蛇口などへ出湯する給湯管106に接続されている。これらフローセンサ102、熱交換器103、水バイパス弁104及び水比例弁105が、給湯装置を構成している。
この風呂給湯システムにおいて、上水道の給水管101は、フローセンサ102を介して熱交換器103及び水バイパス弁104の上流側に接続されており、熱交換器103及び水バイパス弁104の下流側で合流した後、水比例弁105に接続されている。この水比例弁105の下流側は、例えば台所の蛇口などへ出湯する給湯管106に接続されている。これらフローセンサ102、熱交換器103、水バイパス弁104及び水比例弁105が、給湯装置を構成している。
水比例弁105の下流側は、フローセンサ107、電磁弁108、及び直列に配置された逆止弁109,110を介して風呂の浴槽111に配管されており、これら逆止弁109,110の間の配管に大気開放弁112が配置されている。
大気開放弁112は、逆止弁109,110の間の配管に接続される接続部113及び大気に開放される排水口114を一体に備えた第1ボディ115を有している。接続部113の開口中心と同軸上には、ピストン116が軸線方向に進退自在に配置され、その進退移動によってピストン116に嵌着された環状の弁体117がピストン116の接続部113側の空間と排水口114との間の通路を開閉するよう構成されている。ピストン116には、その接続部113側と反対側に凸状の係合部116aが突設され、そこにダイヤフラム118が配置されている。
このダイヤフラム118には、その中央部119が厚く形成された平ダイヤフラムタイプのものが用いられる。ダイヤフラム118は、その中央部119にピストン116の係合部116aと相補形状の凹部からなる係合部119aが形成され、外周部120が第1ボディ115と第2ボディ122との間で挟持されて固定され、中央部119と外周部120との間がピストン116の軸線方向に中央部119を進退可能にさせるコルゲート部121になっている。
第2ボディ122は、検圧管123を介して給水管101に接続される接続部124を有し、この第2ボディ122とダイヤフラム118によって形成される空間は、給水管101の元圧を受けるための部屋を構成している。また、ピストン116は、スプリング125によって、接続部113と排水口114との間の通路を開く方向に付勢されており、その開く方向のストロークが短いコンパクトな構成になっている。
このような風呂給湯システムでは、給水管101から給水された上水は、フローセンサ102を通り、一部が熱交換器103にて加熱されて湯になり、一部は水バイパス弁104を通って熱交換器103から出てきた湯と混合される。このとき、水バイパス弁104により熱交換器103をバイパスする流量を制御することにより、湯水の混合比が変えられて出湯温度が制御される。所望の温度に制御された湯は、さらに、水比例弁105により出湯流量が制御されて給湯管106より給湯される。
浴槽111に湯張りを行う時には、電磁弁108を開けることにより、水比例弁105を出た湯がフローセンサ107、電磁弁108及び逆止弁109,110を介して風呂の浴槽111へ供給される。このとき、大気開放弁112には検圧管123を介して上水道の元圧(一次圧P1)が導入されている。通常、上水道の元圧は逆止弁109,110を通過する配管内の通水圧(二次圧P2)より大きいため、ピストン116は押されて弁体117が接続部113と排水口114との間の通路を閉じた状態にする。そして、停電により上水を汲み上げている給水加圧ポンプが停止、あるいは断水が発生するなどして給水管101内に負圧が発生した場合には、一次圧P1の低下をダイヤフラム118が感知し、ダイヤフラム118はその中央部119が第2ボディ122の内壁に当接するまで吸引され、それに伴ってピストン116がスプリング125の付勢力によって開弁方向に移動し、逆止弁109,110の間の配管を排水口114と連通させる。このとき、逆止弁109,110に不具合があって、浴槽111から汚水が逆止弁109,110の間の配管まで逆流してきたとしても、その汚水は、この大気開放弁112を介して大気に放出されるので、逆止弁109、電磁弁108を通って給湯装置、さらには、給水管101へ逆流することはない。
特許第3408806号公報(段落〔0010〕〜〔0011〕,図1)
特開2005−90524号公報
このような作動ストロークの短い平ダイヤフラムタイプの大気開放弁では、ダイヤフラムの折り返しが深いベローフラムタイプに比べてダイヤフラムのコストを低減できるだけでなく、作動ストロークが短いために小型化できる点で有利である。
ところが、平ダイヤフラムタイプのダイヤフラムでは、作動ストロークを稼ぐためにコルゲート部の幅を広く取っている。また、ダイヤフラムは、一般に、ポリエステル樹脂の基布を埋設したフッ素ゴムなどが使用されているが、基布やゴムの膜厚を厚く形成することによって必要な耐圧を持たせ、上水道の元圧が高い場合にも、その一次圧P1によって破裂しないようにしている。
しかし、ダイヤフラムは、耐圧を確保するために基布やゴムの膜厚を厚くするとゴムの剛性が高くなって感度が悪化し、大気開放弁の機能が損なわれるという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ダイヤフラムの膜厚が薄くても受圧部材として必要な耐圧を得ることができる大気開放弁を提供することを目的とする。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ダイヤフラムの膜厚が薄くても受圧部材として必要な耐圧を得ることができる大気開放弁を提供することを目的とする。
本発明では、上記問題を解決するために、給湯装置と浴槽との間の配管に接続され、前記配管を前記給湯装置への給水管の元圧の低下に応動して大気に開放させる大気開放弁において、前記配管に接続される第1の開口部と、前記給水管に接続される第2の開口部と、大気に開放された排水口とを有するボディと、前記第1の開口部と前記排水口とを連通する通路に設けられた弁座と、前記弁座に対して接離する弁体を保持し、前記排水口に連通する空間内にて開弁方向に付勢された状態で配置されたピストンと、前記ピストンが配置された空間と前記第2の開口部との間の通路を塞ぐように配置され、前記給水管の元圧を受けて前記ピストンを閉弁方向に付勢するダイヤフラムと、を備え、前記ピストンは、前記給水管の元圧を受けて前記ピストンが配置された空間の側へ膨出する前記ダイヤフラムのコルゲート部を受け止めるためのダイヤフラム受け部を有していることを特徴とする大気開放弁が提供される。
本発明の大気開放弁では、ダイヤフラムに第2の開口部からの高圧が加わった場合に、そのコルゲート部がピストンの側へ膨出するのをダイヤフラム受け部で受け止める構成にした。
本発明によれば、ダイヤフラムのコルゲート部を給水管の元圧がかかる側と反対側にて受け止めるようなダイヤフラム受け部を備え、ダイヤフラムの耐圧性を構造的に向上させるようにしたので、その分、ダイヤフラムは、基布の膜圧を薄くしたり、ゴムの膜圧を薄くしたりすることができる。これにより、ダイヤフラムの剛性を小さくすることができ、コストの低減が可能となる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態に係る大気開放弁を示す中央縦断面図である。
大気開放弁は、風呂給湯システムに配置されて好適なものであって、2つのボディ、すなわち第1ボディ1と第2ボディ2とを備え、第1ボディ1には、風呂給湯システムの浴槽の手前に配置された2つの逆止弁の間の配管に接続して二次圧P2を受ける第1の開口部3と、大気に開放される排水口4とを有し、第2ボディ2には、検圧管を介して給水管からの一次圧P1を受ける第2の開口部5を有している。
大気開放弁は、風呂給湯システムに配置されて好適なものであって、2つのボディ、すなわち第1ボディ1と第2ボディ2とを備え、第1ボディ1には、風呂給湯システムの浴槽の手前に配置された2つの逆止弁の間の配管に接続して二次圧P2を受ける第1の開口部3と、大気に開放される排水口4とを有し、第2ボディ2には、検圧管を介して給水管からの一次圧P1を受ける第2の開口部5を有している。
第1ボディ1には、第1の開口部3と同軸に筒状のピストン6が配置され、このピストン6に対向して弁座7が一体に形成されている。ピストン6は、第1の開口部3側に設けたガイド部材8の脚部8aにガイドされて、排水口4に連通する空間内で往復運動するように構成されている。また、ピストン6の第1の開口部3側には、弁座7に対向して環状の弁体9が嵌着されている。
これら弁体9と弁座7とにより構成される弁部が開閉制御されることにより、第1の開口部3と排水口4とをつなぐ連通路を開放、又は閉塞する。また、ピストン6は、そのガイド部材8とは反対側の端面に係合部6aが突設され、そこに平ダイヤフラムタイプのダイヤフラム10が配置されている。
このダイヤフラム10は、ポリエステル樹脂の基布を埋設したフッ素ゴムによって形成され、その中央部11及び外周部12については厚く形成されている。ダイヤフラム10は、中央部11にピストン6の係合部6aと相補形状の凹部からなる係合部11aが形成され、外周部12を第1ボディ1と第2ボディ2との間で挟持することにより固定されている。中央部11と外周部12との間は、ダイヤフラム10がその軸線方向への変位を可能にするコルゲート部13になっている。ピストン6及びダイヤフラム10は、それらの係合部6a,11aによって互いに心決めされている。また、ダイヤフラム10の外周部12は、第1ボディ1と第2ボディ2との間で挟持されることにより、第1ボディ1と第2ボディ2との接続部におけるシール部を構成している。
また、ピストン6には、ダイヤフラム10と当接している端面がコルゲート部13の内周を支持するような大きさに形成されているが、その端面より第1の開口部3側に所定距離離れた位置から拡径されてコルゲート部13に対向した段差面を有するダイヤフラム受け部14が設けられている。ダイヤフラム10は、通常、給水管の元圧(一次圧P1)を受けてコルゲート部13が排水口4と連通する部屋の側へ膨出しているが、その一次圧P1が例えば過渡的に過度に高い圧力になってそのコルゲート部13が伸びたとしても、ダイヤフラム受け部14がそのコルゲート部13を受け止めて、コルゲート部13が破裂しないようにしている。
このように、ピストン6は第1ボディ1と第2ボディ2によって外周縁部が挟持されたダイヤフラム10と一体に構成され、第1ボディ1の第1の開口部3側には、スプリング15が一端をガイド部材8により受けた状態で配置されている。このスプリング15は、ピストン6に嵌着された弁体9が弁座7から離れる方向に付勢することで、開弁時の動作を助けるように作用する。ピストン6が弁座7から離れるときのリフト量は、第2ボディ2に一体に形成されたストッパ部16にダイヤフラム10の中央部11が当接することによって規制されている。また、第2ボディ2には連通孔17が設けられ、第2の開口部5で受けた給水管からの一次圧P1を、第2ボディ2とダイヤフラム10とによって囲まれた空間に導入できるように構成されている。
このような構成の大気開放弁は、風呂給湯システムにおける通常の使用状態では、第2の開口部5に検圧管を介して給水管からの元圧(一次圧P1)を受け、第1の開口部3には逆止弁を通過する配管内の通水圧(二次圧P2)を受けている。一次圧P1は、通常では二次圧P2よりも高いため、ダイヤフラム10がそれらの差圧を感知して図示のようにピストン6の弁体9をその弁座7に着座させる。これにより、第1の開口部3と排水口4との間の通路が遮断される。このような状態で、たとえ上水道の元圧が通常より上がったとしても、ピストン6のダイヤフラム受け部14が突起したダイヤフラム10のコルゲート部13を受け止めることで、ダイヤフラム10の破裂を防止することができる。
ここで、停電による給水加圧ポンプの停止、断水などが発生して給水管内に負圧が発生して一次圧P1が風呂給湯システムの二次圧P2よりも低くなるときには、ダイヤフラム10はその一次圧P1により吸引されて中央部11がストッパ部16に当接するまで図の上方へ移動する。このとき、スプリング15により開弁方向に付勢されているピストン6は、ダイヤフラム10の移動とともに図の上方へ移動し、弁体9を弁座7からリフトさせて、この大気開放弁をその全開位置に保持する。これにより、第1の開口部3と排水口4との間の通路が連通されるから、風呂の浴槽への配管は、そこに直列に配置された2つの逆止弁の間で大気に開放されるようになる。このとき、浴槽が給湯装置よりも高い位置に設置された場合で、浴槽の手前に配置された逆止弁が異物の噛み込みなどにより水密不良となっていた場合、浴槽内の汚水がその水頭圧により逆止弁を介して大気開放弁まで逆流してくるが、その汚水は大気開放弁によって大気に放出されて、浴槽内の汚水が給湯管の方まで逆流することはない。
なお、上述した実施の形態では、ピストン6に形成されたダイヤフラム受け部14がダイヤフラム10のコルゲート部13を受け止めるようにして、構造的にダイヤフラム10の耐圧性を向上させることができるようにしたので、逆に、ダイヤフラム自体の耐圧性を低減させることができる。例えば、補強材として使用している基布の膜圧を薄くしたり、ゴムの膜圧を薄くしたりすることができるので、ダイヤフラムの剛性を小さくすることができ、コストダウンが可能になる。
1 第1ボディ
2 第2ボディ
3 第1の開口部
4 排水口
5 第2の開口部
6 ピストン
6a 係合部
7 弁座
8 ガイド部材
8a 脚部
9 弁体
10 ダイヤフラム
11 中央部
11a 係合部
12 外周部
13 コルゲート部
14 ダイヤフラム受け部
15 スプリング
16 ストッパ部
17 連通孔
2 第2ボディ
3 第1の開口部
4 排水口
5 第2の開口部
6 ピストン
6a 係合部
7 弁座
8 ガイド部材
8a 脚部
9 弁体
10 ダイヤフラム
11 中央部
11a 係合部
12 外周部
13 コルゲート部
14 ダイヤフラム受け部
15 スプリング
16 ストッパ部
17 連通孔
Claims (4)
- 給湯装置と浴槽との間の配管に接続され、前記配管を前記給湯装置への給水管の元圧の低下に応動して大気に開放させる大気開放弁において、
前記配管に接続される第1の開口部と、前記給水管に接続される第2の開口部と、大気に開放された排水口とを有するボディと、
前記第1の開口部と前記排水口とを連通する通路に設けられた弁座と、
前記弁座に対して接離する弁体を保持し、前記排水口に連通する空間内にて開弁方向に付勢された状態で配置されたピストンと、
前記ピストンが配置された空間と前記第2の開口部との間の通路を塞ぐように配置され、前記給水管の元圧を受けて前記ピストンを閉弁方向に付勢するダイヤフラムと、
を備え、前記ピストンは、前記給水管の元圧を受けて前記ピストンが配置された空間の側へ膨出する前記ダイヤフラムのコルゲート部を受け止めるためのダイヤフラム受け部を有していることを特徴とする大気開放弁。 - 前記ダイヤフラム受け部は、前記ダイヤフラムが当接している前記ピストンの端面より所定距離離れた位置から前記ピストンが拡径されることによって形成された、前記コルゲート部と対向する段差面であることを特徴とする請求項1記載の逆流防止装置。
- 前記ピストン及び前記ダイヤフラムは、それぞれの対向面に形成された相補形状の係合部により互いに係合され、心決めされていることを特徴とする請求項1記載の逆流防止装置。
- 前記ダイヤフラムは、ポリエステル樹脂の基布によって補強されたフッ素ゴムからなることを特徴とする請求項1記載の大気開放弁。
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