JP4024833B1 - プラズマ式灰溶融炉の制御方法及びプラズマ式灰溶融炉 - Google Patents
プラズマ式灰溶融炉の制御方法及びプラズマ式灰溶融炉 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4024833B1 JP4024833B1 JP2007158147A JP2007158147A JP4024833B1 JP 4024833 B1 JP4024833 B1 JP 4024833B1 JP 2007158147 A JP2007158147 A JP 2007158147A JP 2007158147 A JP2007158147 A JP 2007158147A JP 4024833 B1 JP4024833 B1 JP 4024833B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasma
- slag
- furnace body
- value
- furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
【解決手段】
炉体及び炉蓋を流通する冷却水の流量Gw、入口温度Twi及び出口温度Twoに基づいて、炉体冷却損失熱量Qlrを求め、これに基づいてプラズマ出力補正値Qps1を求める。また、灰の投入速度Gash、排ガス流量Gg、排ガス温度Tg、トーチ電流At、トーチ電圧Vt、プラズマトーチの冷却水の流速Gwt、入口温度Twit、出口温度Twotの各計測値に基づいて、マスバランス式からスラグ滞留量推定値Wsを推定するとともに、エネルギーバランス式から炉体の内部におけるスラグ温度推定値Tsを推定して、Ws及びTsからプラズマ出力補正値Qps2を求める。上記プラズマ出力補正値Qps1及びプラズマ出力補正値Qps2をプラズマ出力基準値Qps0に加えることにより、プラズマトーチのプラズマ出力目標値Qpss2を求める。
【選択図】 図2
Description
d(Ws)/dt=Gash−Ks・Ws …(2)
により推定するとともに、前記炉体の内部におけるスラグ温度推定値Tsを、スラグ比熱Cs、プラズマ出力Qt、前記炉体冷却損失熱量Qlr、前記トーチ冷却手段によって除去されるトーチ冷却損失熱量Qlt、前記炉体から排出されるスラグにより失われるスラグ持出熱量Qout、前記灰中に含まれる未燃分の燃焼及び前記灰とともに還元剤が前記炉体に投入される場合における該還元剤による発熱量Qc、及び前記炉体排出後の排出ガスに含まれる未燃分の燃焼による排ガス熱量Qgにより表される、前記炉体内の滞留スラグの熱量の変化率を表す下記の式
Cs・d(Ws・Ts)/dt=Qt+Qc−Qg−Qlt−Qout−Qlr …(3)
により求め、更に、前記求めた前記スラグ滞留量推定値Ws及び前記スラグ温度推定値Tsに基づいてプラズマ出力補正値Qps2を求め、該プラズマ出力補正値Qps2と前記炉体に投入される灰の投入速度目標値Gashsに基づいて求められたプラズマ出力基準値Qps0との和により、又は、該プラズマ出力補正値Qps2と前記プラズマ出力目標値Qpss1との和により、前記プラズマトーチのプラズマ出力目標値Qpss2を求めることを特徴とする。
d(Ws)/dt=Gash−Ks・Ws …(2)
により推定するスラグ滞留量推定手段と、前記炉体の内部におけるスラグ温度推定値Tsを、スラグ比熱Cs、プラズマ出力Qt、前記炉体冷却手段によって除去される炉体冷却損失熱量Qlr、前記トーチ冷却手段によって除去されるトーチ冷却損失熱量Qlt、前記炉体から排出されるスラグにより失われるスラグ持出熱量Qout、前記灰中に含まれる未燃分の燃焼及び前記灰とともに還元剤が前記炉体に投入される場合における該還元剤による発熱量Qc、及び前記炉体排出後の排出ガスに含まれる未燃分の燃焼による排ガス熱量Qgにより表される、前記炉体内の滞留スラグの熱量の変化率を表す下記の式
Cs・d(Ws・Ts)/dt=Qt+Qc−Qg−Qlt−Qout−Qlr …(3)
により推定するスラグ温度推定手段と、前記推定した前記スラグ滞留量推定値Ws及び前記スラグ温度推定値Tsに基づいてプラズマ出力補正値Qps2を求める第2プラズマ出力補正値演算手段と、を更に備え、前記制御手段は、該求められたプラズマ出力補正値Qps2と前記炉体に投入される灰の投入速度目標値Gashsに基づいて求められたプラズマ出力基準値Qps0との和により、又は、該求められたプラズマ出力補正値Qps2と前記プラズマ出力目標値Qpss1との和により、前記プラズマトーチのプラズマ出力目標値Qpss2を求めることを特徴とする。
炉体冷却損失熱量演算器44で求められた炉体冷却損失熱量Qlrは、次に第1プラズマ出力補正値演算器46に入力される。第1プラズマ出力補正値演算器46では、所定の計算式、予め作成された参照テーブル等に基づいてプラズマ出力補正値Qps1が求められる。第1プラズマ出力補正値演算器46で求められたプラズマ出力補正値Qps1は、プラズマ出力基準値演算器42から出力されるプラズマ出力基準値Qps0に加算され、プラズマ出力目標値Qpss1が求められる。
d(Ws)/dt=Gash−Ks・Ws …(2)
により求められる。また、スラグ温度・スラグ滞留量推定器48は、炉体10の内部におけるスラグ温度推定値Tsを、炉体10内の滞留スラグの熱量の変化率を表す下記の式
Cs・d(Ws・Ts)/dt=Qt+Qc−Qg−Qlt−Qout−Qlr …(3)
により推定する。
Qt=At・Vt・Kt …(4)
により求められる。
Qlt=Cw・Gwt(Twot−Twit) …(5)
により求めることができる。
Qout=Cs・Ks・Ws・Ts …(6)
により求められる。
Qg=Cpg・Gg・Tg …(7)
により求められる。なお、上記の式は、更に詳細な熱収支の式に置き換えてもよい。
12 炉本体
14 炉蓋
15 冷却管
16 出滓口
18 灰供給機
22 プラズマトーチ
24 プラズマトーチ保持昇降装置
25 炉底電極
26 溶融スラグ層
28 溶融金属層
32 炉蓋温度計
34 炉内ITV
36 出滓口ITV
40 制御装置
41 プラズマ電源装置
42 プラズマ出力基準値演算器
44 炉体冷却損失熱量演算器
46 第1プラズマ出力補正値演算器
48 スラグ温度・スラグ滞留量推定器
50 第2プラズマ出力補正値演算器
52 マトリックス
54 除算器
56 スイッチ
Claims (22)
- 炉体冷却手段を備えた炉体に連続投入される灰を、トーチ冷却手段を備えたプラズマトーチにより加熱溶融してスラグとして排出するプラズマ式灰溶融炉の制御方法であって、
前記炉体冷却手段によって前記炉体から除去される炉体冷却損失熱量Qlrを求めるとともに、該炉体冷却損失熱量Qlrからプラズマ出力補正値Qps1を求め、該プラズマ出力補正値Qps1に基づいて前記プラズマトーチのプラズマ出力目標値Qpss1を求め、
更に、前記炉体内部におけるスラグ滞留量推定値Wsを、灰の投入速度Gash、及び所定の係数Ksにより表されるスラグ滞留量推定値Wsの変化率を表す下記の式
d(Ws)/dt=Gash−Ks・Ws …(2)
により推定するとともに、
前記炉体の内部におけるスラグ温度推定値Tsを、スラグ比熱Cs、プラズマ出力Qt、前記炉体冷却損失熱量Qlr、前記トーチ冷却手段によって除去されるトーチ冷却損失熱量Qlt、前記炉体から排出されるスラグにより失われるスラグ持出熱量Qout、前記灰中に含まれる未燃分の燃焼及び前記灰とともに還元剤が前記炉体に投入される場合における該還元剤による発熱量Qc、及び前記炉体排出後の排出ガスに含まれる未燃分の燃焼による排ガス熱量Qgにより表される、前記炉体内の滞留スラグの熱量の変化率を表す下記の式
Cs・d(Ws・Ts)/dt=Qt+Qc−Qg−Qlt−Qout−Qlr …(3)
により推定し、更に、
前記推定した前記スラグ滞留量推定値Ws及び前記スラグ温度推定値Tsに基づいてプラズマ出力補正値Qps2を求め、該プラズマ出力補正値Qps2と前記プラズマ出力目標値Qpss1との和により前記プラズマトーチのプラズマ出力目標値Qpss2を求めることを特徴とするプラズマ式灰溶融炉の制御方法。 - 前記炉体冷却損失熱量Qlrは、前記炉体冷却手段の冷媒の比熱Cw、該冷媒の流量Gw、並びに該冷媒の前記炉体における入口温度Twi及び出口温度Twoに基づいて、下記の式
Qlr=Cw・Gw・(Two−Twi) …(1)
により求められることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ式灰溶融炉の制御方法。 - 前記炉体に投入される灰の投入速度目標値Gashsに基づいてプラズマ出力基準値Qps0を求め、前記プラズマ出力基準値Qps0と前記プラズマ出力補正値Qps1との和を、前記プラズマトーチのプラズマ出力目標値Qpss1とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のプラズマ式灰溶融炉の制御方法。
- 前記炉体冷却手段は、前記炉体の炉本体及び炉蓋の冷却を行い、前記炉体冷却損失熱量Qlrは、前記炉本体及び前記炉蓋における冷却損失熱量から求められることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉の制御方法。
- 前記炉体冷却手段は、前記炉体の炉本体、炉蓋及び出滓口の冷却を行い、前記炉体冷却損失熱量Qlrは、前記炉本体、前記炉蓋及び前記出滓口における冷却損失熱量から求められることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉の制御方法。
- 前記スラグ温度推定値Ts及び前記スラグ滞留量推定値Wsの変化域をそれぞれ複数のレベルに区分する閾値を記憶し、前記スラグ温度推定値Ts及び前記スラグ滞留量推定値Wsと前記各閾値とを比較することにより、前記プラズマ出力補正値Qps2を求めることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉の制御方法。
- 前記スラグ温度推定値Ts及び前記スラグ滞留量推定値Wsの変化域をそれぞれ複数のレベルに区分し縦横に配してマトリックスを構成し、該マトリックス上において、
前記スラグ温度推定値Tsのレベルと前記スラグ滞留量推定値Wsのレベルとが等しい場合には、前記プラズマ出力補正値Qps2をゼロに設定し、
前記スラグ温度推定値Tsのレベルが前記スラグ滞留量推定値Wsのレベルより低い場合にはそのレベル差に応じた大きさの正の値に前記プラズマ出力補正値Qps2を設定し、
前記スラグ温度推定値Tsのレベルが前記スラグ滞留量推定値Wsのレベルより高い場合にはそのレベル差に応じた大きさの絶対値を有する負の値に前記プラズマ出力補正値Qps2を設定する
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉の制御方法。 - 前記プラズマ出力Qtは、前記プラズマトーチのトーチ電流At及びトーチ電圧Vt、並びに所定の係数Ktから、下記の式
Qt=At・Vt・Kt …(4)
により求められることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉の制御方法。 - 前記トーチ冷却損失熱量Qltは、前記トーチ冷却手段の冷媒の比熱Cw、該冷媒の流量Gwt、該冷媒の前記トーチにおける入口温度Twit及び出口温度Twotに基づいて、下記の式
Qlt=Cw・Gwt(Twot−Twit) …(5)
により求められることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉の制御方法。 - 前記スラグ持出熱量Qoutは、前記スラグ比熱Cs、及び所定の係数Ksとして、下記の式
Qout=Cs・Ks・Ws・Ts …(6)
により求められることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉の制御方法。 - 前記排ガス熱量Qgは、排ガス比熱Cpg、排ガス流量Gg、及び排ガス温度Tgとして、以下の式
Qg=Cpg・Gg・Tg …(7)
により求められることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉の制御方法。 - 連続投入される灰を貯留するとともに溶融後のスラグを排出する炉体と、
前記炉体を冷却する炉体冷却手段と、
灰を溶融させるためのプラズマを発生させるプラズマトーチと、
前記プラズマトーチを冷却するトーチ冷却手段と、
該プラズマトーチの出力を調整する制御手段と、
を備えたプラズマ式灰溶融炉であって、
前記制御手段は、前記炉体冷却手段によって除去される炉体冷却損失熱量Qlrを求めるとともに、該炉体冷却損失熱量Qlrからプラズマ出力補正値Qps1を求め、該プラズマ出力補正値Qps1に基づいて前記プラズマトーチのプラズマ出力目標値Qpss1を求め、
更に、前記制御手段は、前記炉体内部におけるスラグ滞留量推定値Wsを、灰の投入速度Gash、及び所定の係数Ksにより表されるスラグ滞留量推定値Wsの変化率を表す下記の式
d(Ws)/dt=Gash−Ks・Ws …(2)
により推定するスラグ滞留量推定手段と、
前記炉体の内部におけるスラグ温度推定値Tsを、スラグ比熱Cs、プラズマ出力Qt、前記炉体冷却損失熱量Qlr、前記トーチ冷却手段によって除去されるトーチ冷却損失熱量Qlt、前記炉体から排出されるスラグにより失われるスラグ持出熱量Qout、前記灰中に含まれる未燃分の燃焼及び前記灰とともに還元剤が前記炉体に投入される場合における該還元剤による発熱量Qc、及び前記炉体排出後の排出ガスに含まれる未燃分の燃焼による排ガス熱量Qgにより表される、前記炉体内の滞留スラグの熱量の変化率を表す下記の式
Cs・d(Ws・Ts)/dt=Qt+Qc−Qg−Qlt−Qout−Qlr …(3)
により推定するスラグ温度推定手段と、
前記推定した前記スラグ滞留量推定値Ws及び前記スラグ温度推定値Tsに基づいてプラズマ出力補正値Qps2を求める第2プラズマ出力補正値演算手段と、を更に備え、
前記制御手段は、該求められたプラズマ出力補正値Qps2と前記プラズマ出力目標値Qpss1との和により前記プラズマトーチのプラズマ出力目標値Qpss2を求めることを特徴とするプラズマ式灰溶融炉。 - 前記制御手段は、前記炉体冷却手段の前記冷媒の比熱Cw、該冷媒の流量Gw、並びに前記炉体冷却手段の冷媒の前記炉体における入口温度Twi及び出口温度Twoに基づいて、下記の式
Qlr=Cw・Gw・(Two−Twi) …(1)
により前記炉体冷却損失熱量Qlrを求める炉体冷却損失熱量演算手段と、
該炉体冷却損失熱量演算手段により求められた前記炉体冷却損失熱量Qlrから前記プラズマ出力補正値Qps1を求める第1プラズマ出力補正値演算手段と、
を備えていることを特徴とする請求項12記載のプラズマ式灰溶融炉。 - 前記制御手段は、前記炉体に投入される灰の投入速度目標値Gashsからプラズマ出力基準値Qps0を求めるプラズマ出力基準値演算手段を更に備え、該プラズマ出力基準値演算手段により求められたプラズマ出力基準値Qps0と前記プラズマ出力補正値Qps1との和を、前記プラズマトーチのプラズマ出力目標値Qpss1とすることを特徴とする請求項12又は13記載のプラズマ式灰溶融炉。
- 前記炉体冷却手段は、前記炉体の炉本体及び炉蓋の冷却を行い、前記制御手段における前記炉体冷却損失熱量演算手段は、前記炉本体及び前記炉蓋における冷却損失熱量から前記炉体冷却損失熱量Qlrを求めることを特徴とする請求項12乃至14の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉。
- 前記炉体冷却手段は、前記炉体の炉本体、炉蓋及び出滓口の冷却を行い、前記制御手段における前記炉体冷却損失熱量演算手段は、前記炉本体、前記炉蓋及び前記出滓口における冷却損失熱量から前記炉体冷却損失熱量Qlrを求めることを特徴とする請求項12乃至14の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉。
- 前記第2プラズマ出力補正値演算手段は、前記スラグ温度推定値Ts及び前記スラグ滞留量推定値Wsの変化域をそれぞれ複数のレベルに区分する閾値を記憶し、前記スラグ温度推定値Ts及び前記スラグ滞留量推定値Wsと前記各閾値とを比較することにより、前記プラズマ出力補正値Qps2を求めることを特徴とする請求項12乃至16の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉。
- 前記第2プラズマ出力補正値演算手段は、前記スラグ温度推定値Ts及び前記スラグ滞留量推定値Wsの変化域をそれぞれ複数のレベルに区分し縦横に配して構成したマトリックスを備え、該マトリックス上において、
前記スラグ温度推定値Tsのレベルと前記スラグ滞留量推定値Wsのレベルとが等しい場合には、前記プラズマ出力補正値Qps2をゼロに設定し、
前記スラグ温度推定値Tsのレベルが前記スラグ滞留量推定値Wsのレベルより低い場合にはそのレベル差に応じた大きさの正の値に前記プラズマ出力補正値Qps2を設定し、
前記スラグ温度推定値Tsのレベルが前記スラグ滞留量推定値Wsのレベルより高い場合にはそのレベル差に応じた大きさの絶対値を有する負の値に前記プラズマ出力補正値Qps2を設定する
ことを特徴とする請求項12乃至16の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉。 - 前記スラグ温度推定手段は、前記プラズマ出力Qtを、前記プラズマトーチのトーチ電流At及びトーチ電圧Vt、並びに所定の係数Ktから、下記の式
Qt=At・Vt・Kt …(4)
により求めることを特徴とする請求項12乃至18の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉。 - 前記スラグ温度推定手段は、前記トーチ冷却損失熱量Qltを、前記トーチ冷却手段の冷媒の比熱Cw、該冷媒の流量Gwt、該冷媒の前記トーチにおける入口温度Twit及び出口温度Twotに基づいて、下記の式
Qlt=Cw・Gwt(Twot−Twit) …(5)
により求めることを特徴とする請求項12乃至19の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉。 - 前記スラグ温度推定手段は、前記スラグ比熱Cs、及び所定の係数Ksとし、下記の式
Qout=Cs・Ks・Ws・Ts …(6)
により表わされる前記スラグ持出熱量Qoutを用いることを特徴とする請求項12乃至20の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉。 - 前記排ガス熱量Qgは、排ガス比熱Cpg、排ガス流量Gg、及び排ガス温度Tgとして、以下の式
Qg=Cpg・Gg・Tg …(7)
により求められることを特徴とする請求項12乃至21の何れかに記載のプラズマ式灰溶融炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007158147A JP4024833B1 (ja) | 2007-06-15 | 2007-06-15 | プラズマ式灰溶融炉の制御方法及びプラズマ式灰溶融炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007158147A JP4024833B1 (ja) | 2007-06-15 | 2007-06-15 | プラズマ式灰溶融炉の制御方法及びプラズマ式灰溶融炉 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007229066A Division JP2008309461A (ja) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | プラズマ式灰溶融炉の制御方法及びプラズマ式灰溶融炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4024833B1 true JP4024833B1 (ja) | 2007-12-19 |
JP2008309405A JP2008309405A (ja) | 2008-12-25 |
Family
ID=38935725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007158147A Expired - Fee Related JP4024833B1 (ja) | 2007-06-15 | 2007-06-15 | プラズマ式灰溶融炉の制御方法及びプラズマ式灰溶融炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4024833B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113324254A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-08-31 | 山西大学 | 一种用于垃圾飞灰等离子体炉带余热回收出渣设备及方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5535775B2 (ja) * | 2010-06-04 | 2014-07-02 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 製鋼用アーク炉の電力投入制御方法 |
JP6242645B2 (ja) * | 2013-09-30 | 2017-12-06 | 中部電力株式会社 | プラズマ溶解装置及びプラズマ溶解方法 |
CN103971174B (zh) * | 2014-05-06 | 2017-04-12 | 大连理工大学 | 基于改进量子粒子群算法的水电站群优化调度方法 |
CN104408557B (zh) * | 2014-11-17 | 2017-06-06 | 大连理工大学 | 一种汛期水电富集电网省调平衡电厂电源电量分配方法 |
CN106838920A (zh) * | 2017-01-13 | 2017-06-13 | 安徽未名鼎和环保有限公司 | 一种湿度控制式垃圾高效处理系统 |
-
2007
- 2007-06-15 JP JP2007158147A patent/JP4024833B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113324254A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-08-31 | 山西大学 | 一种用于垃圾飞灰等离子体炉带余热回收出渣设备及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008309405A (ja) | 2008-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4024833B1 (ja) | プラズマ式灰溶融炉の制御方法及びプラズマ式灰溶融炉 | |
RU2507724C2 (ru) | Способ контроля процесса плавки в электродуговой печи и устройство обработки сигналов, программный код и носитель данных для выполнения этого способа | |
KR102294325B1 (ko) | 일괄 용융로를 작동시키는 시스템 및 방법 | |
BRPI0717592A2 (pt) | Processo para operação de um forno metalúrgico de fusão e forno | |
JP5145790B2 (ja) | 転炉の吹錬終点温度目標設定方法 | |
Hernández et al. | Modeling and energy efficiency analysis of the steelmaking process in an electric arc furnace | |
JP2008309461A (ja) | プラズマ式灰溶融炉の制御方法及びプラズマ式灰溶融炉 | |
WO2015175785A1 (en) | Furnace control for manufacturing steel using slag height measurement and off-gas analysis systems | |
JP5555921B2 (ja) | 電気炉の操業方法 | |
JP5375318B2 (ja) | 溶湯成分の濃度・温度調整方法及び鋼の製造方法 | |
JP4256355B2 (ja) | 溶融炉の制御方法及び制御装置 | |
JP2016180127A (ja) | 転炉吹錬終了時目標溶鋼温度設定装置及びその方法 | |
JP4949074B2 (ja) | プラズマ式溶融炉の運転制御方法及び装置 | |
KR20000003099A (ko) | 고로 노저온도 제어방법 | |
JP2009085549A (ja) | 非定常伝熱解析による電気炉スラグコーチング厚みの推定方法 | |
JP4249086B2 (ja) | 溶融炉の加熱手段出力制御方法 | |
JP6553532B2 (ja) | 電気炉の運転制御システム、電気炉および電気炉の運転制御方法 | |
Shukla et al. | Lean operations strategy to combat uncertainties in temperture at bof end point, tapping, deoxidation, alloy addition and thermal history | |
JP2004212005A (ja) | アーク溶解設備における熱量監視装置 | |
JP2001289427A (ja) | プラズマ加熱式溶融炉およびその運転方法 | |
JP6628667B2 (ja) | 焼却施設の自動燃焼制御方法 | |
Steinberg | Development of a control strategy for the open slag bath furnaces at Highveld Steel and Vanadium Corporation Ltd | |
JP3868398B2 (ja) | 溶融炉の遠隔監視システム | |
JP5007094B2 (ja) | プラズマ溶融炉の制御方法 | |
RU2576213C1 (ru) | Устройство для загрузки металлизованных окатышей в дуговую печь |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071003 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4024833 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111012 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111012 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111012 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121012 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121012 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131012 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141012 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |