JP2004212005A - アーク溶解設備における熱量監視装置 - Google Patents

アーク溶解設備における熱量監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004212005A
JP2004212005A JP2003001890A JP2003001890A JP2004212005A JP 2004212005 A JP2004212005 A JP 2004212005A JP 2003001890 A JP2003001890 A JP 2003001890A JP 2003001890 A JP2003001890 A JP 2003001890A JP 2004212005 A JP2004212005 A JP 2004212005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
exhaust gas
amount
arc furnace
arc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003001890A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Ao
範夫 青
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JP Steel Plantech Co
Original Assignee
JP Steel Plantech Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JP Steel Plantech Co filed Critical JP Steel Plantech Co
Priority to JP2003001890A priority Critical patent/JP2004212005A/ja
Publication of JP2004212005A publication Critical patent/JP2004212005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

【課題】アーク溶解設備において、炉体から排出される排ガスにより持ち去られる出熱量を連続的に且つ精度良く計測して監視する熱量監視装置を提供する。
【解決手段】アーク炉本体1と、排出される排ガス中の未燃焼成分を燃焼する燃焼室11と、燃焼室から排出される排ガスを冷却する冷却室13と、を備えた溶解設備における熱量監視装置であって、排ガス中の未燃焼成分が完全に燃焼され更に冷却された後の排ガスの温度28及び流量29と、アーク炉本体の周囲雰囲気温度27とから、冷却された後の排ガスの保有熱量を演算して求め、求めた排ガスの保有熱量と、アーク炉本体の排ガス出口点から排ガスの温度及び流量の計測点までの間における排ガスから冷却水への抜熱量の計測値と、を加算し、この加算値を、アーク炉本体の排ガス出口点における排ガスの持ち去る熱量として定め、この熱量に基づいて排ガスによるアーク炉本体からの出熱量を監視する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶鋼などの溶融金属を溶解・製造するアーク溶解設備において、排ガスや冷却水によってアーク炉本体から系外へ持ち去られる出熱量を管理する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄スクラップや還元鉄などを溶解用原材料として溶鋼などの溶融金属を製造するアーク溶解設備では、近年の高生産性を目標とする投入エネルギーの増大に伴って、アーク炉本体の炉壁部分や炉蓋部分を水冷パネルで覆うなどのアーク炉本体を強制的に冷却する構造が一般的に採用されるようになった。又、アーク炉本体から排出されるCOなどの未燃焼成分を含む排ガスは、その未燃焼成分が、排ガス処理設備の一環として設けられた燃焼室で完全燃焼された後、後段の集塵装置に支障を来さない温度にまで、燃焼室の後段に配置される冷却室や冷却ダクトなどで冷却されている。これらの燃焼室や冷却室及びダクトも、アーク炉本体と同様に水冷構造が多く用いられている。
【0003】
アーク溶解設備において効率良く溶解用原材料を溶解するためには、主として電気エネルギーである投入エネルギーを溶解用エネルギーに効率良く変換する必要があり、この熱効率を算出する手段として、非特許文献1が制定されている。
非特許文献1では、アーク炉本体からの出熱量として、溶鋼やスラグが持ち去る熱量以外に、アーク炉本体の冷却水やアーク炉本体から排出される排ガスの持ち去る熱量を計測している。この場合、冷却水による抜熱量は、非特許文献1で規定する方法、即ち冷却水の入口出口での温度差と冷却水流量との積によって容易に求めることができるが、排ガスによる抜熱量は、非特許文献1によれば、排ガス流量及び排ガス温度の計測値のみならず、排ガスの成分(CO、CO 、O 、N の4成分)の計測値から算出することが規定されており、そのため、排ガスによる抜熱量を、非特許文献1の規定する方法にそって計測することは、短期間・単発的な計測ならば可能であるものの、継続的・連続的の計測は極めて困難である。
【0004】
この理由は、アーク炉本体の出口である、エルボと呼ばれる水冷ダクトの出口付近における排ガスは、多くのダストを含み且つ高温であるため、継続的に設置して使用に耐えられ、且つ精度良く計測するガス分析装置が存在せず、継続的・連続的に排ガス成分を計測することができないからである。排ガスはCOなどの未燃焼成分を多く含んでおり、これらの量が分らないとその保有する熱量を把握することができない。又、排ガスの温度計測及び流量計測についても、排ガスが高温であり且つダストを多く含むため、継続的に設置して使用に耐えられ、且つ精度良く計測する流量計及び温度計が存在しない。
【0005】
そのため、排ガスによる抜熱量は、やむなく、仮定したCO濃度によって求めるなどの簡便的な方法を用いて算出されており、得られる熱効率は精度が低く、通常操業の継続的・連続的な監視・管理用として適用することはできなかった。
【0006】
【非特許文献1】
JIS−G0703−1995「アーク炉の熱勘定方式」
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来、冷却水と並んで大きな出熱要素である排ガスによる出熱量の把握が不完全であったり或いは把握されないため、溶解用原材料の溶解の進行に伴う熱効率の低下を定量的且つ連続的に把握することができないばかりか、バーナー加熱や炭材・酸素吹込みなどの効率の悪い不適切な使用を定量的且つ連続的に把握することができず、そのため、アーク溶解設備において必ずしも効率の良い溶解が行われていたとは云い難い。
【0008】
本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、水冷構造の炉壁又は炉蓋を有するアーク炉本体と、水冷構造の燃焼室及び冷却室などの排ガス処理設備とが組み合わされたアーク溶解設備において、特に、アーク炉本体から排出される排ガスによって持ち去られる出熱量を連続的に且つ精度良く計測して監視することが可能な熱量監視装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の発明に係る、アーク溶解設備における熱量監視装置は、アーク炉本体と、アーク炉本体から排出される排ガス中の未燃焼成分を燃焼する燃焼室と、燃焼室から排出される排ガスを冷却する冷却室と、を備えたアーク溶解設備における熱量監視装置であって、排ガス中の未燃焼成分が完全に燃焼され更に冷却された後の排ガスの温度及び流量の計測値と、アーク炉本体の周囲雰囲気温度の計測値とから、冷却された後の排ガスの保有熱量を演算して求め、求めた排ガスの保有熱量と、アーク炉本体の排ガス出口点から排ガスの温度及び流量の計測点までの間における排ガスから冷却水への抜熱量の計測値と、を加算し、この加算値を、アーク炉本体の排ガス出口点における排ガスの持ち去る熱量として定め、この熱量に基づいて排ガスによるアーク炉本体からの出熱量を監視することを特徴とするものである。
【0010】
第2の発明に係る、アーク溶解設備における熱量監視装置は、第1の発明において、更に、アーク炉本体を冷却する冷却水の入口温度計測値と出口温度計測値との差と、冷却水流量の計測値とから、アーク炉本体を冷却する冷却水の保有熱量の変化量を演算して求め、求めた保有熱量の変化量を、アーク炉本体を冷却する冷却水の持ち去る熱量として定め、この熱量に基づいて冷却水によるアーク炉本体からの出熱量を併せて監視することを特徴とするものである。
【0011】
第3の発明に係る、アーク溶解設備における熱量監視装置は、第2の発明において、更に、前記排ガスによるアーク炉本体からの出熱量、並びに前記冷却水によるアーク炉本体からの出熱量と、アーク炉本体への入熱量の計測値とを比較対比させ、アーク炉本体における熱効率を求め、当該熱効率を併せて監視することを特徴とするものである。
【0012】
第4の発明に係る、アーク溶解設備における熱量監視装置は、第3の発明において、前記出熱量が増加した場合、若しくは、前記熱効率が低下した場合には、警報を発することを特徴とするものである。
【0013】
第5の発明に係る、アーク溶解設備における熱量監視装置は、第3又は第4の発明において、前記出熱量が増加した場合、若しくは、前記熱効率が低下した場合には、アーク炉本体への電力投入レベル、アーク炉本体加熱用バーナーの出力、アーク炉本体への酸素及び炭材の吹込み量のうちの少なくとも1種以上に対して、その設定量の変更指令を発する機能を備えていることを特徴とするものである。
【0014】
本発明に係る熱量監視装置では、アーク溶解設備で鉄スクラップなどを溶解する際に、アーク炉本体から排出される排ガスの持ち去る熱量(Q )を、排ガス中の未燃焼成分が完全に燃焼され更に冷却された後の排ガスの保有熱量(Qgas )と、アーク炉本体の排ガス出口点から排ガスの保有熱量計測点までの間において排ガスが冷却水により冷却され、抜熱された抜熱量(Qwt)との加算値(Q =Qgas +Qwt)として定める。
【0015】
この場合に、排ガスの保有熱量(Qgas )として、燃焼・冷却後の排ガス温度(Tgas )及び排ガス流量(Rgas )と、アーク炉本体の周囲雰囲気温度(Tair )とから、温度と流量との積として定まる熱量(Qgas )、即ち、下記の(1)式によって定まる熱量を、排ガスの保有熱量(Qgas )として定義する。尚、(1)式におけるCは排ガスの比熱である。
【0016】
【数1】
Figure 2004212005
【0017】
一方、アーク炉本体の排ガス出口点から排ガスの保有熱量計測点までの間における排ガスから冷却水への抜熱量(Qwt)として、アーク炉本体の排ガス出口点から、排ガスの保有熱量を計測するために設置される温度及び流量の計測点までの範囲に配置される燃焼室、冷却室並びにこれらを結ぶダクトにおける冷却水による抜熱量の総和を、排ガスから冷却水への抜熱量(Qwt)として定義する。具体的には、個々の冷却経路における、供給冷却水温度(Tin)と排出冷却水温度(Tout )との差と、冷却水供給流量(R )とから、温度差と流量との積として定まる熱量(Q )、即ち、下記の(2)式によって定まる熱量を冷却水による抜熱量(Q )として求め、求めた冷却水による抜熱量(Q)の総和を、排ガスから冷却水への抜熱量(Qwt)(Qwt=ΣQ )として定義する。尚、(2)式におけるC は冷却水の比熱である。
【0018】
【数2】
Figure 2004212005
【0019】
このようにして求めた排ガスから冷却水への抜熱量(Qwt)は、アーク炉本体出口点から排ガスの保有熱量を計測している位置までの区間で、排ガスが失った潜熱及び顕熱に相当する。従って、上記の排ガスの保有熱量(Qgas )と、排ガスから冷却水への抜熱量(Qwt)との合計熱量が、排ガスがアーク炉本体出口点において保有していた熱量、即ち排ガスの持ち去る熱量(Q )として算出される。
【0020】
このように、本発明では燃焼室によって排ガス中の未燃焼成分を完全燃焼させた後に、排ガスの保有熱量(Qgas )を求めているので、排ガス中の主要成分であるCOについて、CO/CO 比率などのガス成分を評価する必要がない上に、燃焼室や冷却室で大きなダストが除去され、更に、排ガスの温度は連続計測が可能な温度まで冷却されているので、排ガスの保有熱量(Qgas )を算出するための排ガス温度(Tgas )及び排ガス流量(Rgas )を、従前の計測手段であっても、継続的に且つ連続的に精度良く計測することができる。この場合、保有熱量(Qgas )の算出精度を高めるために、排ガスの温度及び流量を計測する計測点においてガス成分を計測して、保有熱量(Qgas )を算出する際の比熱(C )を補正してもよい。
【0021】
又、アーク炉本体を冷却する冷却水の持ち去る熱量(Q )としては、例えば、炉壁や炉蓋などのアーク炉本体を冷却する、全ての冷却水が持ち去る抜熱量を、供給冷却水温度(Tin)と排出冷却水温度(Tout )との差と、冷却水供給流量(R )とを用いて、前述の(2)式により冷却水による抜熱量(Q )として求め、求めた冷却水による抜熱量(Q )の総和を、冷却水の持ち去る熱量(Q )(Q =ΣQ )として定義する。
【0022】
このように、本発明によれば、アーク炉本体内の溶解用原材料やスラグへの入熱以外の出熱量の殆どを占める、アーク炉本体の冷却水による出熱量(=熱量Q )並びに排ガスによる出熱量(=熱量Q )を連続的・継続的に且つ精度良く把握することができる。
【0023】
一方、アーク炉本体への入熱源は、アーク炉本体への投入電力、炉本体加熱用バーナーによる加熱、炉本体への酸素及び炭材の吹込み、及び、炉本体内の金属酸化による発熱であるが、金属酸化を除き何れも定量的に計測可能であり、そして、その占める割合も高いので、これらによる総入熱量(Q )と前述の出熱量(Q 及びQ )とを比較対比することにより、アーク炉本体内の熱効率を評価することができる。その結果、バーナー加熱や酸素及び炭材の吹込みが不適切であったり、又アークの周囲に溶解用原材料がなくなって、熱効率が悪くなった場合には、出熱量が上昇したり、熱効率が低下するので、容易に認識することができ、アークを発生させるための電圧・電流の設定や、バーナーの出力を変更したり、炭材・酸素の吹込み方法を修正するなどして、無駄な出熱を抑制して効率的な溶解・加熱を行うことが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1及び図2は、本発明の実施の形態の1例を示す図であって、図1は、本発明に係る熱量監視装置を適用したアーク溶解設備の全体概略図、図2は、本発明に係る熱量監視装置の構成を示す系統図である。
【0025】
図1において、アーク炉本体1は、その炉底部分が耐火物で構成され、その炉壁2には炉壁2の全周にわたって水冷パネル3が設けてあり、又、炉壁2の上部に配置された炉蓋4は水冷構造となっており、そして、アーク炉本体1から排出される排ガスは、集塵ファン16によって吸引され、炉蓋4に取り付けられたエルボと称するダクト9(以下「エルボ9」と記す)、燃焼室11、更に冷却室13を経由して、バグフィルター17で浄化された後、排煙管18から大気に放散されている。この場合に、エルボ9、エルボ9と燃焼室11とを連結する水冷ダクト10、燃焼室11、燃焼室11と冷却室13とを連結する水冷ダクト12、冷却室13、及び冷却室13に接続する水冷ダクト14は、全て冷却水による水冷構造となっている。
【0026】
アーク炉本体1には、炉蓋4を貫通して上下移動可能な複数本の電極5が配置されており、炉内に装入される鉄スクラップなどの溶解用原材料6は、電極5に通電することによって電極5の先端に発生するアークにより、加熱されて溶解する。アークを発生するための電圧(「アーク電圧」と呼ぶ)及び電流(「アーク電流」と呼ぶ)は、溶解の進捗に応じて設定値を変更し、調整できるようになっている。尚、電極5は、必ずしも複数本必要ではなく、例えば直流電源を用いた場合のように、1本であってもよい。
【0027】
又、アーク炉本体1の炉壁2には、バーナー7が設けられ、溶解用原材料6の加熱・溶解を促進することができる。更に、アーク炉本体1の作業口(図示せず)或いは炉壁2には、コークス粉や微粉炭などの炭材と酸素とを吹込むための炭材・酸素吹込ランス8が設置されており、炭材・酸素吹込ランス8から炭材及び酸素を炉内に吹込んで炭材を燃焼させ、炭材の燃焼熱によって溶解用原材料6の加熱・溶解を促進することができる。この場合に、発生するCOによって炉内のスラグを泡立たせ(「スラグフォーミング」と呼ぶ)、フォーミングしたスラグで電極先端のアークを包みこむことで、アークの熱効率を高めることができる。
【0028】
アーク炉本体1から排出される排ガスは、燃焼室11でCOなどの未燃焼成分が完全燃焼され、続く冷却室13で冷却される。燃焼室11や冷却室13では、排ガスの流速を落とすことによって、排ガス中に含まれる比較的大きいダストを除去している。排ガスは、その排出流路である、エルボ9、水冷ダクト10、水冷ダクト12及び水冷ダクト14でも冷却される。水冷ダクト14以降は、強制冷却を行わない通常の空冷式のダクト15になっている。
【0029】
アーク炉本体1を冷却するための冷却水、並びに、水冷ダクト10から排煙管18に至るまでの排ガス処理設備を冷却するための冷却水は、貯水池19に蓄えられており、ポンプ20で加圧・揚水された冷却水は給水本管21を経由して、アーク炉本体1では、水冷パネル3、炉蓋4、エルボ9を冷却した後に排水管22を経由して貯水池19に戻り、一方、排ガス処理設備では、水冷ダクト10、燃焼室11、水冷ダクト12、冷却室13、水冷ダクト14を冷却した後に排水管23を経由して貯水池19に戻るようになっている。貯水池19には、冷却水を冷却するための冷却機(図示せず)が備えられている。
【0030】
次に、図2に基づき、このようなアーク炉本体1及び排ガス処理設備を備えたアーク溶解設備における本発明に係る熱量監視装置24の構成を説明する。
【0031】
本発明に係る熱量監視装置24では、アーク炉本体1から排出される排ガスの持ち去る熱量(Q )を排ガスの温度及び流量に基づいて演算し、又、アーク炉本体1を冷却する冷却水の持ち去る熱量(Q )を冷却水の温度及び流量に基づいて演算するため、排ガス及び冷却水の流路には、測温計及び流量計が設置されている。
【0032】
即ち、排ガスの流路には、冷却室13の出口のほぼ同一個所に、排ガスの温度を計測するための熱電対28と、排ガスの流量を計測するためのピトー管式流量計29とが設置されている。熱電対28は保護管内に挿入されており、ピトー管式流量計29はダストに対するパージ機能を有するものである。又、アーク炉本体1の周囲には、排ガスの入り側の温度となる、炉本体の周囲雰囲気温度を計測するための熱電対27が、アーク炉本体1の熱を受けない位置に設置されている。これらの計測値は熱量監視装置24に入力されている。
【0033】
尚、排ガス流量については、上記排ガス温度計測点以降において系外からの外気の流入がないならば、排ガス処理設備の更に後段で排ガス温度と流量とを計測し、上記温度計測点における流量に換算して使用してもよいし、又、簡易的に集塵ファン16の回転数や負荷から特性に基づいて算出した流量を用いてもよい。
【0034】
一方、水冷パネル3、炉蓋4、エルボ9、水冷ダクト10、燃焼室11、水冷ダクト12、冷却室13、水冷ダクト14の各冷却水流路には、それぞれ、その入口側に供給冷却水温度を計測するための測温抵抗体温度計30,31,32,33,34,35,36,37が設けられ、その出口側に、排出冷却水温度を計測するための測温抵抗体温度計38,39,40,41,42,43,44,45、並びに、冷却水供給流量を計測するためのオリフィス流量計46,47,48,49,50,51,52,53が設けられており、それぞれの計測値は、熱量監視装置24に入力されている。尚、供給冷却水の温度を計測するための測温抵抗体温度計は、図2のように、それぞれの冷却水流路に全て配置する必要はなく、例えば測温抵抗体温度計30の測定値を代表して使用してもよく、又、給水本管21に一個所測温抵抗体温度計を配置し、その測定値を代表して使用してもよい。
【0035】
本発明に係る熱量監視装置24では、前述したように、アーク炉本体1から排出される排ガスの持ち去る熱量(Q )を、排ガス中の未燃焼成分が完全に燃焼され更に冷却された後の排ガスの保有熱量(Qgas )と、アーク炉本体1の排ガス出口点即ちエルボ9の出口から排ガスの保有熱量計測点までの間における排ガスから冷却水への抜熱量(Qwt)と、の加算値として定めており、本実施の形態における排ガスの保有熱量計測点は、熱電対28及びピトー管式流量計29が設置されている、冷却室13の出口となる。
【0036】
熱量監視装置24は、入力された、熱電対28によって計測された排ガス温度(Tgas )、ピトー管式流量計29によって計測された排ガス流量(Rgas )、熱電対27によって計測された周囲雰囲気温度(Tair )を用いて、前述した(1)式に基づいて排ガスの保有熱量(Qgas )を算出する。
【0037】
又、熱量監視装置24は、入力された、水冷ダクト10、燃焼室11、水冷ダクト12、冷却室13の各冷却水流路で計測された供給冷却水温度(Tin)、排出冷却水温度(Tout )、冷却水供給流量(R )を用いて、前述した(2)式に基づいて各冷却水による抜熱量(Q )を求め、各冷却水による抜熱量(Q )の総和を、排ガスから冷却水への抜熱量(Qwt)として算出する。求めた排ガスの保有熱量(Qgas )と、排ガスから冷却水への抜熱量(Qwt)とを加算して、アーク炉本体1から排出される排ガスの持ち去る熱量(Q )を決定する。この数値は、排ガスによるアーク炉本体1からの出熱量として、熱量監視装置24で監視されると共に、表示器26に送信されて表示される。尚、熱電対28及びピトー管式流量計29が、水冷ダクト14の出口に設置された場合には、水冷ダクト14における抜熱量を含めて、排ガスから冷却水への抜熱量(Qwt)を算出する必要がある。
【0038】
同様に、熱量監視装置24は、入力された、水冷パネル3、炉蓋4、エルボ9の各冷却水流路で計測された供給冷却水温度(Tin)、排出冷却水温度(Tout )、冷却水供給流量(R )を用いて、前述した(2)式に基づいて各冷却水による抜熱量(Q )を求め、各冷却水による抜熱量(Q )の総和をアーク炉本体1から冷却水の持ち去る熱量(Q )として算出する。この数値は、冷却水によるアーク炉本体1からの出熱量として、熱量監視装置24で監視されると共に、表示器26に送信されて表示される。
【0039】
尚、冷却室13において水スプレーなどを用いて排ガスを直接冷却する場合には、水蒸気による熱量補正を行うか、或いは、排出される水スプレー水の温度及び流量から熱量補正を行う必要がある。この熱量補正は煩雑であり、この補正を回避するために、冷却室13では水スプレーによる直接冷却を避け、間接冷却とすることが好ましい。
【0040】
一方、熱量監視装置24には、アーク炉本体1の入力を制御する入熱制御装置25から、アーク電圧やアーク電流などの電極5における投入電力、バーナー7における酸素使用量や燃料使用量、更には、炭材・酸素吹込ランス8から吹込まれる酸素及び炭材の吹込み量などが入力されており、熱量監視装置24は、これらの入力値に基づいて総入熱量(Q )を演算すると共に、算出した排ガスによるアーク炉本体1からの出熱量(=熱量Q )及び冷却水によるアーク炉本体1からの出熱量(=熱量Q )と総入熱量(Q )とを対比させて、アーク炉本体1における熱効率を演算する。演算された熱効率は、熱量監視装置24で監視されると共に、表示器26に送信されて表示される。総入熱量(Q )に対する、排ガスによる出熱量(=熱量Q )及び冷却水による出熱量(=熱量Q )の占める比率が高い場合には、溶解用原材料6への着熱が少なく、熱効率が悪い状態と判定することができる。尚、熱効率は、総入熱量(Q )からガスによる出熱量(=熱量Q )及び冷却水による出熱量(=熱量Q )を減算し、減算された値の総入熱量(Q )に対する比率((Q −Q −Q )/Q )として求めることができる。
【0041】
熱量監視装置24及び表示器26では、排ガスによる出熱量(=熱量Q )、冷却水による出熱量(=熱量Q )及び熱効率を定量的に数値で表示すると共に、時系列的にトレンドとして表示しており、その変化が分るようになっている。そして、所定の閾値を設けて設定することで、閾値を超えると警報を発報し、操作員に出熱量が過大であること或いは熱効率が低下したことを知らせるようになっている。又、表示器26にはアーク電圧、アーク電流、電力、及びバーナー7の使用状況、炭材・酸素の吹込み状況も表示されるようになっている。
【0042】
そのため、操作員は、出熱量のトレンドを見て、出熱量が増加傾向にある場合には、アークが適切にスラグで包み込まれているか否かを確認したり、炭材や酸素の吹込み方向や流量バランスの適切さを確認することが可能であり、又、出熱量が高くなっているのにバーナー7を使用している場合には、使用しているバーナー7に対して出力を絞ったり停止させたりすることが可能であり、出熱量を低下させることができる。
【0043】
同様に、熱効率が低下傾向にある場合や低下した場合も、出熱量が過大になった場合と同様の処置により対処して、熱効率を向上させることができる。又、入熱量のバランスやパラメータ(電圧と電流の比など)を変更した場合に、熱効率がどのように変化するかを定量的に把握できるので、どの要素が熱効率の低下を招いているかを確かめることが可能となり、操業途中に最適な操業に修正することができる。
【0044】
又、熱量監視装置24には、操作員が熱量監視装置24から離れて炉前作業に出なくてはならない場合などに出熱量が閾値を超えた場合に、入熱制御装置25にフィードバックさせ、自動的に、バーナー7の出力を低下させる或いは停止させたり、アーク電圧を下げてショートアークにしたりして、設定量を変更させ、着熱効率の低下を防ぐような機能が付加されている。
【0045】
更に、熱量監視装置24は、入熱要素であるアーク電圧、アーク電流、電力、及びバーナー7の出力、炭材・酸素の吹込み量をデーターとして保存しておくことができる機能を備えている。そのため、過去の入熱、出熱データを呼び出して、どの時期に熱効率が下がるのか、又、その場合にどの入熱要素との関連が強いのかを、オフラインで分析することができるので、どのような操業にも共通する大きな操業パターンの最適化が可能となる。更に、操業パターン(アーク電圧、アーク電流、電力、バーナー出力、酸素及び炭材吹込み量など)を意図的に変更して、熱効率に及ぼす影響を操業中の各時期について評価することができるので、各時期に最も重要な要素を抽出して最適化することができる。
【0046】
以上説明したように、本発明に係る熱量監視装置24によれば、排ガス中の未燃焼成分が燃焼され且つ冷却されて、継続的な計測に問題のない温度になった以降の排ガスの温度及び流量の計測値から求まる保有熱量(Qgas )と、この温度及び流量の計測点までに排ガスが冷却水に奪われた抜熱量(Qwt)とに基づいて、排ガスよるアーク炉本体1からの出熱量(=熱量Q )を算出するので、何れの計測も従前の計測手段によって長期間にわたって連続的に且つ精度良く計測することができるため、排ガスによるアーク炉本体1からの出熱量(=熱量Q )を長期間、精度良く把握し、監視することが可能となる。
【0047】
このようにして得られる排ガスよる出熱量(=熱量Q )と、アーク炉本体1の冷却水による出熱量(=熱量Q )とから、アーク炉本体1内の溶解用原材料6やスラグへの入熱以外の出熱量の殆どを占める出熱量を、連続的・継続的に且つ精度良く把握することができるため、アーク炉本体1における熱効率を常時定量的に把握することが可能となる。
【0048】
その結果、(1):熱効率が低下した場合には、アーク電圧・アーク電流の設定量を変更してアーク長さを短くしたり、炭材を吹込んでスラグを泡立たせ、アークを包むスラグフォーミングを強化したりして、着熱効率を向上させる手段を採ることができる、(2):溶解用原材料6が溶け落ちて炉内空間中に無駄に吹いている状態となったバーナー7がある場合には、排ガスによる出熱量が増加するため、バーナー7が有効に溶解用原材料6に熱を与えているかを評価することが可能となり、無駄に吹かれているバーナー7を停止する判断を行うことができる、(3):炭材の吹込み方向や吹込み量が適切でない場合には、溶解用原材料6に着熱されずに、排ガス中に未燃焼成分として排出されるので、排ガスによる出熱量の増加となって現れるため、炭材の吹込み方向を修正したり吹込み量を調整したりすることによって、熱効率の低下を抑制することができる、(4):アーク電圧及びアーク電流の設定量やバーナー7の出力・使用時期、酸素及び炭材の吹込み時期や吹込み量を変更して、熱効率がどのように変わるかを評価することにより、最適な使用パターンや量を定量的に把握することができるので、最適な入熱パターンを確立することができる、等々の有効な付随的効果が発生する。
【0049】
そのため、熱効率を把握しつつ溶解操業ができるので、熱効率の高い時期に投入エネルギーを増加させて生産性を向上させたり、熱効率の悪い時期にはアークを短くしたり又アークをスラグで包んだりしてアーク熱の着熱効率を増加させたり、或いは、無駄な燃料の投入を防いだり、更には、適切なタイミングで投入することによって迅速な溶解・加熱を実現することが可能であるという優れた効果がもたらされる。従来、溶解途中での瞬時瞬時の熱効率の指標がなく、ダイナミックにエネルギー投入の最適化を行うことはできなかったが、本発明によりこれが可能となる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る熱量監視装置によれば、排ガス中の未燃焼成分が燃焼され且つ冷却されて、継続的な計測に問題のない温度になった以降の排ガスの温度及び流量の計測値から求まる保有熱量と、この温度及び流量の計測点までに排ガスが奪われた抜熱量とに基づいて、排ガスよるアーク炉本体からの出熱量を算出するので、何れの計測も長期間にわたって連続的に且つ精度良く計測することができるため、排ガスによるアーク炉本体からの出熱量を長期間、精度良く把握し、監視することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す図であって、本発明に係る熱量監視装置を適用したアーク溶解設備の全体概略図である。
【図2】本発明の実施の形態の1例を示す図であって、本発明に係る熱量監視装置の構成を示す系統図である。
【符号の説明】
1 アーク炉本体
2 炉壁
3 水冷パネル
4 炉蓋
5 電極
6 溶解用原材料
7 バーナー
8 炭材・酸素吹込ランス
9 エルボ
10 水冷ダクト
11 燃焼室
12 水冷ダクト
13 冷却室
14 水冷ダクト
15 ダクト
16 集塵ファン
17 バグフィルター
18 排煙管
19 貯水池
20 ポンプ
21 給水本管
22 排水管
23 排水管
24 熱量監視装置
25 入熱制御装置
26 表示器
27 熱電対
28 熱電対
29 ピトー管式流量計
30〜45 測温抵抗体温度計
46〜53 オリフィス流量計

Claims (5)

  1. アーク炉本体と、アーク炉本体から排出される排ガス中の未燃焼成分を燃焼する燃焼室と、燃焼室から排出される排ガスを冷却する冷却室と、を備えたアーク溶解設備における熱量監視装置であって、排ガス中の未燃焼成分が完全に燃焼され更に冷却された後の排ガスの温度及び流量の計測値と、アーク炉本体の周囲雰囲気温度の計測値とから、冷却された後の排ガスの保有熱量を演算して求め、求めた排ガスの保有熱量と、アーク炉本体の排ガス出口点から排ガスの温度及び流量の計測点までの間における排ガスから冷却水への抜熱量の計測値と、を加算し、この加算値を、アーク炉本体の排ガス出口点における排ガスの持ち去る熱量として定め、この熱量に基づいて排ガスによるアーク炉本体からの出熱量を監視することを特徴とする、アーク溶解設備における熱量監視装置。
  2. 更に、アーク炉本体を冷却する冷却水の入口温度計測値と出口温度計測値との差と、冷却水流量の計測値とから、アーク炉本体を冷却する冷却水の保有熱量の変化量を演算して求め、求めた保有熱量の変化量を、アーク炉本体を冷却する冷却水の持ち去る熱量として定め、この熱量に基づいて冷却水によるアーク炉本体からの出熱量を併せて監視することを特徴とする、請求項1に記載のアーク溶解設備における熱量監視装置。
  3. 更に、前記排ガスによるアーク炉本体からの出熱量、並びに前記冷却水によるアーク炉本体からの出熱量と、アーク炉本体への入熱量の計測値とを比較対比させ、アーク炉本体における熱効率を求め、当該熱効率を併せて監視することを特徴とする、請求項2に記載のアーク溶解設備における熱量監視装置。
  4. 前記出熱量が増加した場合、若しくは、前記熱効率が低下した場合には、警報を発することを特徴とする、請求項3に記載のアーク溶解設備における熱量監視装置。
  5. 前記出熱量が増加した場合、若しくは、前記熱効率が低下した場合には、アーク炉本体への電力投入レベル、アーク炉本体加熱用バーナーの出力、アーク炉本体への酸素及び炭材の吹込み量のうちの少なくとも1種以上に対して、その設定量の変更指令を発する機能を備えていることを特徴とする、請求項3又は請求項4に記載のアーク溶解設備における熱量監視装置。
JP2003001890A 2003-01-08 2003-01-08 アーク溶解設備における熱量監視装置 Pending JP2004212005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003001890A JP2004212005A (ja) 2003-01-08 2003-01-08 アーク溶解設備における熱量監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003001890A JP2004212005A (ja) 2003-01-08 2003-01-08 アーク溶解設備における熱量監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004212005A true JP2004212005A (ja) 2004-07-29

Family

ID=32819797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003001890A Pending JP2004212005A (ja) 2003-01-08 2003-01-08 アーク溶解設備における熱量監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004212005A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011526354A (ja) * 2008-06-26 2011-10-06 プラクスエア・テクノロジー・インコーポレイテッド 製鋼炉発生ガス中のcoおよび可燃物の燃焼
CN103528387A (zh) * 2013-10-17 2014-01-22 广西铁合金有限责任公司 一种半封闭铁合金矿热炉烟气温度测控装置及测控方法
JP2019173979A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 Jfeスチール株式会社 加熱炉における燃料原単位悪化原因の解明装置及び解明方法
JP2022541045A (ja) * 2019-07-19 2022-09-21 大連海事大学 電気機械設備の放熱量の測定方法
KR102606436B1 (ko) * 2023-05-19 2023-11-24 현대제철 주식회사 용해로 시스템, 그리고 이를 위한 보일링 예측시스템 및 예측방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011526354A (ja) * 2008-06-26 2011-10-06 プラクスエア・テクノロジー・インコーポレイテッド 製鋼炉発生ガス中のcoおよび可燃物の燃焼
CN103528387A (zh) * 2013-10-17 2014-01-22 广西铁合金有限责任公司 一种半封闭铁合金矿热炉烟气温度测控装置及测控方法
CN103528387B (zh) * 2013-10-17 2015-03-25 广西铁合金有限责任公司 一种半封闭铁合金矿热炉烟气温度测控装置及测控方法
JP2019173979A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 Jfeスチール株式会社 加熱炉における燃料原単位悪化原因の解明装置及び解明方法
JP2022541045A (ja) * 2019-07-19 2022-09-21 大連海事大学 電気機械設備の放熱量の測定方法
JP7229617B2 (ja) 2019-07-19 2023-02-28 大連海事大学 電気機械設備の放熱量の測定方法
KR102606436B1 (ko) * 2023-05-19 2023-11-24 현대제철 주식회사 용해로 시스템, 그리고 이를 위한 보일링 예측시스템 및 예측방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2734933C (en) Method for operating a furnace and device for carrying out the method
JP2004212005A (ja) アーク溶解設備における熱量監視装置
JP4024833B1 (ja) プラズマ式灰溶融炉の制御方法及びプラズマ式灰溶融炉
US11053559B2 (en) Melting and refining furnace for cold iron source and method of operating melting and refining furnace
KR20000022683A (ko) 레이들 예열 표시 시스템
JP2009173938A (ja) コークス乾式消火方法
JP2001181727A (ja) 電気炉の炉内状況監視方法
JP4009151B2 (ja) ガス化溶融炉の燃焼制御方法及びその装置
JP4249086B2 (ja) 溶融炉の加熱手段出力制御方法
JP7468775B2 (ja) 溶鉄の製造方法
JP3868398B2 (ja) 溶融炉の遠隔監視システム
JP2008309461A (ja) プラズマ式灰溶融炉の制御方法及びプラズマ式灰溶融炉
JP3869669B2 (ja) コークス乾式消火方法及び装置
JP3569363B2 (ja) 金属溶解炉の集塵設備の異常判定方法および装置
JP2004353944A (ja) ごみ処理設備等における燃焼制御方法およびごみ処理設備
JP7093709B2 (ja) 焼却炉
JP4390890B2 (ja) 電気炉の原料溶解方法
JP2009235437A (ja) 大減尺休風時の高炉操業管理方法
JPH0971782A (ja) コークス乾式消火設備の運転の制御方法
JP2004174388A (ja) 電気炉の排ガス処理方法および排ガス処理装置
JP3491444B2 (ja) 蓄熱式予熱器の使用方法
JP2005249354A (ja) 還元鉄製造設備の燃焼制御方法および燃焼制御装置
JP2022152721A (ja) 高炉の操業方法
JP3491443B2 (ja) 無酸化加熱装置のパイロットバーナ点火方法
JP3548418B2 (ja) スクラップの予熱方法