JP4021203B2 - メダル貸し出し機 - Google Patents
メダル貸し出し機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4021203B2 JP4021203B2 JP2002006036A JP2002006036A JP4021203B2 JP 4021203 B2 JP4021203 B2 JP 4021203B2 JP 2002006036 A JP2002006036 A JP 2002006036A JP 2002006036 A JP2002006036 A JP 2002006036A JP 4021203 B2 JP4021203 B2 JP 4021203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium identification
- medium
- medal
- medal payout
- identification storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数並べられたスロットマシン同士の間に配置され、投入された媒体の価値に応じた枚数のメダルを貸し出すためのメダル貸し出し機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばスロットマシンなどの遊技機でゲームを行う場合には、メダルなどの遊技媒体が用いられる。遊技者には媒体である例えば現金と引き替えにメダルが貸し出され、遊技者は貸し出されたメダルを用いてゲームを行う。媒体と引き替えにメダルの貸し出しを受けるにあたってはメダル貸し機が使用される。メダル貸し出し機は、一般にいわゆる島として複数並べられているスロットマシンの間に配置されている。このようなメダル貸し出し機は、投入された媒体の価値を識別するとともに、投入された媒体が収納される媒体識別装置を有する媒体識別収納部と、前記媒体識別装置で識別された媒体の価値に対応する枚数のメダルを払い出すホッパー装置を有するメダル払い出し部とを備えており、それぞれ箱形に形成されているものが殆どである。そして、媒体識別収納部とメダル払い出し部とをネジ止めなどにより一体に連結してからスロットマシンの間に設置されて使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のメダル貸し出し機は、媒体識別収納部とメダル払い出し部とを一体に連結してから設置しなければならないため、各部が故障して修理を行ったときやメンテナンスを行うために各部を分割した場合、再び各部を連結する作業は非常に煩わしいものとなっており、これに伴いメダル貸し出し機の設置作業全体が効率の悪いものとなっていた。また、媒体識別収納部とメダル払い出し部とが所定の位置で連結するようになっているため、各部の位置を入れ替えることが不可能となっており、メダル貸し出し機を配置するにあたっての自由度が少ないという欠点があった。
【0004】
本発明は、媒体識別収納部及びメダル払い出し部を配置するにあたっての自由度を高め、かつ設置作業を簡単化できるようにしたメダル貸し出し機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のメダル貸し出し機は、投入された媒体の価値を識別するとともに、前記媒体を収納する媒体識別装置を有し、前記媒体識別装置が内蔵された媒体識別収納部と、前記媒体識別装置で識別された媒体の価値に対応する枚数のメダルを払い出すホッパー装置を有し、前記ホッパー装置が内蔵されたメダル払い出し部と、前記媒体識別収納部とメダル払い出し部とを上下に配置して収納する枠体とを備え、少なくとも前記媒体識別収納部とメダル払い出し部とが別体に形成されたメダル貸し出し機において、前記媒体識別収納部とメダル払い出し部は、前記枠体に互いの配置を入れ替えて収納可能であり、上面及び下面に各々設けられた開口と、前面の上部及び下部に各々配置されたロック用シリンダと、これらのロック用シリンダとそれぞれ一体に連結され、前記開口に対応するように各々配置されたロック部材とをそれぞれ備え、前記枠体は、前記ロック部材に対応するように、内壁の上面及び下面にロック孔が各々設けられており、前記ロック用シリンダを専用キーで回転させた時に前記開口から前記ロック部材が突出して前記ロック孔に挿入されることで、前記媒体識別収納部とメダル払い出し部とを、その配置に関わらず前記枠体に固定可能としたものである。なお、前記媒体は、例えば紙幣や硬貨の他に、カードなどの遊技者がメダルの購入又はメダルの貸し出しを受けるために必要な価値媒体のことである。前記カードとしては、例えばプリペイドカード、クレジットカードを含む磁気カード、バーコードが記載されたレシート、IDカードなどがある。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に示すように、本発明のメダル貸し出し機10は、枠体11と、媒体識別収納部12と、メダル払い出し部13とから構成されている。枠体11は図示しないスロットマシン同士の間に設置されている。媒体識別収納部12及びメダル払い出し部13は枠体11に収納されており、各部とも外形寸法は同じとなるように形成されている。枠体11の前面開口11aは幅寸法が媒体識別収納部12及びメダル払い出し部13の幅寸法と略同等に形成されており、長手方向の寸法が媒体識別収納部12とメダル払い出し部13との高さ寸法を合計した長さと略同等に形成されている。
【0008】
媒体識別収納部12の前面には媒体投入口14が設けられており、この媒体投入口14から媒体の1つである紙幣が投入される。媒体識別収納部12内部には媒体識別装置15が設けられており、媒体投入口14から投入された紙幣が適正な紙幣か否か及び適正に投入されたか否かが判別される。投入方法及び投入された紙幣が適正である場合は媒体識別装置15内部に紙幣が収納される。媒体識別収納部12の上方には前面開放用シリンダ16が設けられており、専用のキーが差し込まれて回動されると前面が開放され、収納された紙幣が取り出し可能となる。
【0009】
メダル払い出し部13には、前面にメダル受け皿17が設けられており、媒体識別装置15により投入方法及び投入された紙幣が適正であることが識別されるとメダル受け皿17に所定枚数のメダルが払い出される。メダルの払い出しは周知のホッパー装置18により行われ、媒体識別装置15に投入された紙幣が適正であることが識別されると、駆動信号がホッパー装置18に入力され、ホッパー装置18が一定時間駆動される。メダル受け皿17の上方にも、前面開放用シリンダ16が設けられており、専用のキーが差し込まれて回動されると前面が開放され、ホッパー装置18へのコインの補給が可能になる。
【0010】
媒体識別収納部12及びメダル払い出し部13の前面上方に第1ロック用シリンダ19a、下方に第2ロック用シリンダ19bが設けられている。第1及び第2ロック用シリンダ19a,19bにはリンク棒20を介してロック部材21が一体に連結されている。媒体識別収納部12及びメダル払い出し部13の上面及び下面には開口12a,12b及び13a,13bが形成されており、第1ロック用シリンダ19aに専用のキーを差し込み、反時計方向に90度回転させると上面の開口12a及び開口13aからロック部材21が突出する。また、第2ロック用シリンダ19bに専用のキーを差し込み、時計方向に90度回転させると下面の開口12b及び13bからロック部材21が突出する。枠体11には、内壁の上面及び下面にロック孔11b,11cが設けられており、開口12a及び13aから突出したロック部材21が挿入され、媒体識別収納部12及びメダル払い出し部13が枠体11から飛び出ることが防止される。なお、詳しくは図示しないが、枠体11と、媒体識別収納部12及びメダル払い出し部13とには互いに対応するコネクタが設けられており、これらを連結することで電気的に接続される。
【0011】
上記のように構成されたメダル貸し出し機10で設置作業を行う場合、枠体11内で媒体識別収納部12及びメダル払い出し部13をセットする位置を決定する。媒体識別収納部12を上方、メダル払い出し部13を下方に配置する場合は、先ず、メダル払い出し部13を前面開口11aから枠体11内に挿入する。そして、第2ロック用シリンダ19bに専用キーを差し込み、時計方向に回転させる。これに伴い、ロック部材21が回転して、枠体11内壁の下面のロック孔11cに挿入される。この後、媒体識別収納部12を、メダル払い出し部13の上面と枠体11の内壁面とで形成されたスペースに前面開口11aから挿入する。そして、第1ロック用シリンダ19aに専用キーを差し込み、反時計方向に回転させる。これに伴い、ロック部材21が回転して、枠体11内壁のロック孔11bに挿入される。これにより、媒体識別収納部12及びメダル払い出し部13が枠体11から飛び出してしまうことが防止され、また、媒体識別収納部12及びメダル払い出し部13が盗難されることが防止される。
【0012】
また、メダル払い出し部13を上方、媒体識別収納部12を下方に配置する場合は、媒体識別収納部12を先に前面開口11aから枠体11内に挿入する。そして、第2ロック用シリンダ19bに専用キーを差し込み、時計方向に回転させる。この後、メダル払い出し部13を媒体識別収納部12の上面と枠体11の内壁面とで形成されたスペースに前面開口11aから枠体11内に挿入する。そして、第1ロック用シリンダ19aに専用キーを差し込み、反時計方向に回転させればよい。
【0013】
遊技者がゲームを行うにあたって紙幣を媒体投入口14に投入すると、媒体識別装置15で投入された紙幣が適正な紙幣か否か、及び適正に投入されたか否かが識別される。媒体識別装置15で紙幣が適正であることが識別されると、ホッパー装置18が駆動され、メダル受け皿17に所定枚数のメダルが払い出される。
【0014】
上記実施形態では、枠体11をスロットマシンの間に据え付けておき、その枠体11に媒体識別収納部12及びメダル払い出し部13をセットするようにしたが、枠体11に媒体識別収納部12及びメダル払い出し部13をセットしてからスロットマシン同士の間にメダル貸し出し機10を設置するようにしてもよい。
【0015】
上記実施形態では、メダル受け皿17にメダルが払い出されるようにしたが、メダル払い出し部13から払い出されたメダルをスロットマシンのメダル受け皿やメダル投入口にガイドするノズルを設けて、このノズルからメダルが払い出されるようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明のメダル貸し出し機によれば、媒体識別収納部とメダル払い出し部とを収納するとともに、前記媒体識別収納部とメダル払い出し部とがそれぞれ入れ替え可能な枠体を設けたので、媒体識別収納部とメダル払い出し部とを配置するにあたっての自由度が高くなり、様々なニーズに対応できる。また、媒体識別収納部とメダル払い出し部とを連結する手間が省くことが可能になってメダル貸し出し機の設置作業を簡単化でき、これによりメダル貸し出し機の設置作業の効率を良くすることができる。
【0017】
さらに、媒体識別収納部とメダル払い出し部とを前記枠体に固定するためのロック機構を設けたので、枠体から各部が飛び出すことを防止でき、また、メダルや媒体の盗難の防止も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したメダル貸し出し機の外観斜視図である。
【図2】メダル貸し出し機の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 メダル貸し出し機
11 枠体
11a 前面開口
11b,11c ロック孔
12 媒体識別収納部
13 メダル払い出し部
19a 第1ロック用シリンダ
19b 第2ロック用シリンダ
21 ロック部材
Claims (1)
- 投入された媒体の価値を識別するとともに、前記媒体を収納する媒体識別装置を有し、前記媒体識別装置が内蔵された媒体識別収納部と、前記媒体識別装置で識別された媒体の価値に対応する枚数のメダルを払い出すホッパー装置を有し、前記ホッパー装置が内蔵されたメダル払い出し部と、前記媒体識別収納部とメダル払い出し部とを上下に配置して収納する枠体とを備え、少なくとも前記媒体識別収納部とメダル払い出し部とが別体に形成されたメダル貸し出し機において、
前記媒体識別収納部とメダル払い出し部は、前記枠体に互いの配置を入れ替えて収納可能であり、上面及び下面に各々設けられた開口と、前面の上部及び下部に各々配置されたロック用シリンダと、これらのロック用シリンダとそれぞれ一体に連結され、前記開口に対応するように各々配置されたロック部材とをそれぞれ備え、
前記枠体は、前記ロック部材に対応するように、内壁の上面及び下面にロック孔が各々設けられており、
前記ロック用シリンダを専用キーで回転させた時に前記開口から前記ロック部材が突出して前記ロック孔に挿入されることで、前記媒体識別収納部とメダル払い出し部とを、その配置に関わらず前記枠体に固定可能としたことを特徴とするメダル貸し出し機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006036A JP4021203B2 (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | メダル貸し出し機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006036A JP4021203B2 (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | メダル貸し出し機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003205167A JP2003205167A (ja) | 2003-07-22 |
JP4021203B2 true JP4021203B2 (ja) | 2007-12-12 |
Family
ID=27644911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002006036A Expired - Fee Related JP4021203B2 (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | メダル貸し出し機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4021203B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4713440B2 (ja) * | 2006-11-01 | 2011-06-29 | 株式会社オリンピア | メダル貸出機 |
-
2002
- 2002-01-15 JP JP2002006036A patent/JP4021203B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003205167A (ja) | 2003-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5544728A (en) | Retrofit bill validator assembly | |
JP4997964B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2005131371A (ja) | 遊技機、及び遊技機に設置可能な遊技媒体受領ユニット | |
JP4021203B2 (ja) | メダル貸し出し機 | |
JP5362237B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4056400B2 (ja) | メダル貸し出し機 | |
JP5858063B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4052550B2 (ja) | メダル貸し出し機 | |
JP4021214B2 (ja) | メダル貸出機 | |
JP2002085798A (ja) | 記録媒体処理装置 | |
JP2012130816A (ja) | 遊技機 | |
JP2005334178A (ja) | 遊技機媒体の不正貸出防止方法及び不正貸出防止システム | |
JP2003265848A (ja) | 遊技媒体貸出装置 | |
JP2003135829A (ja) | コイン型記憶媒体の処理機 | |
US6588749B1 (en) | Apparatus and method for adapting a gaming machine for use with a coin hopper or printer | |
JP3942450B2 (ja) | メダル貸し出し機 | |
JP2000189659A (ja) | 遊技媒体貸出用台間機 | |
JP5211490B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2003250965A (ja) | メダル貸出機 | |
JP2010088779A (ja) | 遊技機 | |
JP4056265B2 (ja) | メダル貸し出し機 | |
JP6726572B2 (ja) | 遊技媒体貸出機 | |
JPH0649101B2 (ja) | 玉貸機用カード発行機 | |
JP2005334047A (ja) | 遊技用装置 | |
JP4328132B2 (ja) | 遊技媒体貸出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070302 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070919 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070926 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |