JP4021214B2 - メダル貸出機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばスロットマシンとスロットマシンとの間に設置され、例えば紙幣等の付加価値媒体を投入することにより貯蔵されたメダルを所定枚数毎に払出しを行うメダル貸出機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばパチンコ場等の遊技場には、複数台のスロットマシンを設置するためのスロット島が遊技場のレイアウトに応じて複数個設けられている。このスロット島に設置されたスロットマシンの間には、スロットマシンに投入しゲームを行うためのメダルを貸し出す、又は購入するためのメダル貸出機が、スロットマシン1台に対して1台、又はスロットマシン2台に対して1台となるように設置されている。
【0003】
このメダル貸出機では、付加価値媒体の一つとなる千円札を投入することで、例えば50枚のメダルが払い出されるようになっている。メダル貸出機によるメダルの払い出しは種々の形式が採用されており、例えばメダル貸出機に設けられたメダル受け皿に払い出しを行うものや、スロットマシンのメダル受け皿にノズルを介して払い出しを行うものがあり、スロットマシンの形状等に適したメダル貸出機が設置されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなメダル貸出機をスロットマシンとともに、遊技場のスロット島に複数台設置する場合、スロット島のサイズに対して設置されるスロットマシン及びメダル貸出機の合計幅が小さくなることがある。このような場合、スロットマシンとメダル貸出機との間に形成された隙間にスペーサとなる目隠し板を挿入しているが、この隙間が広くなる場合には見栄えが悪くなるという問題がある。
【0005】
本発明は、スロットマシンとの間に形成された隙間を綺麗に遮蔽することができるようにしたメダル貸出機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のメダル貸出機は、投入された付加価値媒体を識別するための付加価値媒体識別装置と、前記付加価値媒体に相当するメダルを払い出すホッパー装置と、これら付加価値媒体識別装置及びホッパー装置を収納する外枠とから構成され、前記メダルを使用して遊技を行う遊技機の側方に配置されるメダル貸出機において、前記外枠の側壁面と前記遊技機の側壁面との隙間を遮蔽する遮蔽部材を設け、前記遮蔽部材は、前記外枠の側壁面と平行となる第1位置および前記外枠の側壁面と直交する第2位置との間で、かつ前記外枠の高さ方向を回動中心として回動する回動板と、前記回動板が前記第2位置のときに、前記回動板に沿って前記外枠の側壁面と直交する方向にスライド自在に取り付けられた移動板とを備えたことを特徴とするものである。なお、付加価値媒体とは、例えば紙幣、硬貨、プリペイドカード、ICカード、クレジットカード等の、メダルの購入又はメダルの貸し出しを受けるために必要な価値媒体のことである。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を実施したメダル貸出機の外観を示す斜視図である。なお、本実施形態では、付加価値媒体を紙幣(千円札)とした場合の説明を行う。このメダル貸出機2は、紙幣識別部4と、メダル払出し部5と、これらを収納するための外枠6とから構成されている。
【0009】
紙幣識別部4は、制御装置7及び紙幣貯留箱8により構成され、投入された紙幣9を識別するために設けられる。制御装置7は、メダル貸出機2の電気的統制を行うために設けられており、投入された紙幣9を識別し、紙幣9が該当するものである場合にメダルの払い出しを実行させる。紙幣貯留箱8は、紙幣識別部4の前面に設けられた紙幣投入口10から投入された紙幣9が該当する紙幣であると識別された場合に、図示しない紙幣引込み機構により引き込まれた紙幣9を複数枚重ねて貯留する。なお、紙幣投入口10の下部には、表示パネル11が設けられており、紙幣9の投入によるメダル払出し枚数の表示やメダル貸出しの可否の表示を行う。
【0010】
メダル払出し部5は、メダル貯留箱15及びホッパー装置16から構成され、紙幣投入口10から紙幣9が投入された場合に、制御装置7からのメダル払出し信号を受けて、所定枚数のメダルを払い出すために設けられている。このメダル払出し部5の前面には、メダル貸出機2の長手方向を回転軸として所定の範囲で回動し、且つ伸縮可能なノズル17が設けられており、このノズル17を介して、ホッパー装置16から送り出されたメダルはスロットマシンのメダル受け皿31(図4参照)やメダル投入口等のメダル受け部に払い出される。なお、符号18はメダル補給口であり、メダル貯留箱にメダルを補給するために設けられている。
【0011】
外枠6は、紙幣識別部4及びメダル払出し部5を収納し、且つこれらを所定位置に固定保持するために設けられる。この外枠6の外壁面には、目隠し板20が回動自在に取り付けられている。この目隠し板20は、スロットマシン30(図2参照)とメダル貸出機2との間に形成された隙間Fを遮蔽するための遮蔽部材として設けられている。
【0012】
図2及び図3に示すように、目隠し板20は、回動板21とスライド板22とから構成されている。回動板21は、スライド板22が外枠6の側壁面に当接される第1位置(図中点線)と、外枠6に設けられたストッパ24に当接し、外枠6の側壁面に対して直交する第2の位置(図中実線)との間で回動自在となるように外枠6に取り付けられている。また、回動板21の一端には、抜け防止片21aが形成されており、スライド板22のスライド時の抜け防止用に設けられている。第2位置に位置する回動板21には、ストッパ24に取り付けられたクランク状の留め具25の開口25aを介してネジ26が取り付けられ、第2位置に保持される。
【0013】
スライド板22は、断面が略U字状に形成されており、回動板21に対してスライド自在に取り付けられる。このスライド板22には係止片22a,22bが形成されており、スライド板22が図2中C方向に所定量スライドすると、係止片22a,22bと回動板21の抜け防止片21aとが当接するようになっている。このスライド板22の前面には、その長手方向にネジ穴27が数カ所形成されている。このネジ穴27にネジ28を取り付けることで、ネジ28の先端が回動板21に当接し、スライド板22が回動板21に対して固定される。なお、符号29は上蓋であり、スライド板22を回動板21に取り付けた後にスライド板22の上面の開口(図示せず)を遮蔽するために設けられる。
【0014】
次に、このようにして構成されたメダル貸出機の作用について説明する。遊技場のスロット島に、スロットマシン30及びメダル貸出機2を交互に複数台設置する。この設置の際に、例えばスロットマシン30とメダル貸出機2との間に隙間が生じる場合がある。この場合、図2に示すように、メダル貸出機2の外枠6に取り付けられた目隠し板20を第1位置から第2位置へと(図中A方向に)移動させる。そして、図3に示すように、回動板21を留め具25を介してネジ26を取り付ける。これにより、回動板21が第2位置に保持される。
【0015】
回動板21が第2位置に保持された状態で、スライド板22を図2中C方向にスライドさせ、その先端をスロットマシン2の側壁面に当接させる。この状態で、スライド板22に形成されたネジ穴27にネジ28を取り付ける。ネジ28を取り付けると、ネジ28の先端が回動板21に圧接し、スライド板22が回動板21に対して固定される。これにより、図2及び図4に示すように、スロットマシン30とメダル貸出機2との間に形成された隙間Fが目隠し板20により遮蔽される。なお、スロットマシン30とメダル貸出機2との間の隙間Fは、設計上及び設置時の取付け状態により変化するので、スライド板22のスライド量を変化させるだけで隙間Fを遮蔽することが可能となる。また、スロットマシン30とメダル貸出機2との間に隙間Fが形成されない場合に設置するときには、スライド板22を図中D方向にスライドさせた後に、目隠し板20を第2位置から第1位置に(B方向に)回動させた後にスロットマシン30の設置を行う。
【0016】
本実施形態では、メダル貸出機に設けられる目隠し板を、スライド板及び回動板からなる目隠し板としたが、これに限定する必要はなく、例えば可撓性の金属フイルムからなる目隠し板や蛇腹式の目隠し板から構成してもよい。この場合、メダル貸出機の内部や側面に目隠し板を収納するための収納室を設けることで、スロットマシンとメダル貸出機との間に隙間が生じない場合にも適応させることができる。
【0017】
本実施形態では、目隠し板を外枠の一方の側壁面に設けた例を取り上げたが、外枠の側壁面の両方に取り付けるようにしてもよい。また、目隠し板を外枠に対して着脱自在となるように形成してもよい。
【0018】
本実施形態では、ノズルを有するメダル貸出機について述べたが、これに限定する必要はなく、メダル受け皿が設けられたメダル貸出機や、スロットマシンに設けられたメダル投入口に直接払い出されるメダルを投入できるようにしたメダル貸出機でもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明のメダル貸出機によれば、付加価値媒体識別装置及びホッパー装置を収納するために設けられた外枠に、遊技機の側壁面と前記外枠の側壁面との間に生じた隙間を遮蔽するための遮蔽部材を設けたので、例えば、スロットマシンの機種替え等によりスロットマシンとの間に隙間が生じても簡単に隙間を遮蔽することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したメダル貸出機の外観を示す斜視図である。
【図2】外枠に取り付けられる目隠し板の構成を示す断面図である。
【図3】第2位置に位置した際の固定の仕方を示す斜視図である。
【図4】スロットマシン及びメダル貸出機の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 メダル貸出機
6 外枠
20 目隠し板
21 回動板
22 スライド板
24 ストッパ
25 留め具
26,28 ネジ
30 スロットマシン
Claims (1)
- 投入された付加価値媒体を識別するための付加価値媒体識別装置と、前記付加価値媒体に相当するメダルを払い出すホッパー装置と、これら付加価値媒体識別装置及びホッパー装置を収納する外枠とから構成され、前記メダルを使用して遊技を行う遊技機の側方に配置されるメダル貸出機において、
前記外枠の側壁面と前記遊技機の側壁面との隙間を遮蔽する遮蔽部材を設け、
前記遮蔽部材は、前記外枠の側壁面と平行となる第1位置および前記外枠の側壁面と直交する第2位置との間で、かつ前記外枠の高さ方向を回動中心として回動する回動板と、
前記回動板が前記第2位置のときに、前記回動板に沿って前記外枠の側壁面と直交する方向にスライド自在に取り付けられた移動板とを備えたことを特徴とするメダル貸出機。
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