JP3239958B2 - ホッパーと排出皿との連通路装置 - Google Patents

ホッパーと排出皿との連通路装置

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JP3239958B2
JP3239958B2 JP20211092A JP20211092A JP3239958B2 JP 3239958 B2 JP3239958 B2 JP 3239958B2 JP 20211092 A JP20211092 A JP 20211092A JP 20211092 A JP20211092 A JP 20211092A JP 3239958 B2 JP3239958 B2 JP 3239958B2
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正弘 又吉
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株式会社オリンピア
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホッパーと排出皿との連
通路装置、更に詳しくはスロットマシン、麻雀式パチン
コ機、組合せ式パチンコ機、加算式パチンコ機あるいは
フリッパーゲーム機等のように、メダルを使用して遊技
し、遊技結果によってメダルを排出皿に払い出すメダル
遊技機のうちで、メダルの払い出しにホッパーを用いる
メダル遊技機において、排出皿方向からの操作による不
正の防止を図ったホッパーと排出皿との連通路装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、メダル遊技機には、メダルを
投入した後、単に遊技のみを楽しむメダル遊技機と、メ
ダルを投入し、遊技を行なった結果、所定の入賞となっ
た場合に、メダルを払い出すメダル遊技機とがあった。
このようなメダル遊技機の内で、特に入賞に応じてメダ
ルを払い出すタイプのメダル遊技機においては、メダル
を払い出すためのメダル払い出し装置が不可欠のものと
なっていた。
【0003】ここで、従来のメダル払い出し装置として
は、筒状にメダルを積層しておき、その筒状に積層した
メダルの下部のメダルから、順次所定枚数のメダル払い
出すタイプのメダル払い出し装置と、いわゆるホッパー
を用いたタイプのメダル払い出し装置とがあった。ここ
でさらに、ホッパーを用いてメダルを払い出すような、
メダル払い出し装置においては、あらかじめ定めた枚数
のメダルをホッパーの作動により払い出すことが必要と
される。
【0004】ここでホッパーを詳しく説明すると、通
常、メダルの貯留部下部に円板状の回転自在なディスク
が設けられていると共に、このディスクの板面にメダル
を収納する収納孔が設けられていた。そして、このディ
スクを回転させることにより、メダルの収納孔内部に収
納されたメダルが、ホッパーの排出口から順次払い出さ
れるように形成されていた。ただここで、ディスクに設
けられたメダルの収納孔の全てに、必ずしもメダルが収
納されているとは限らない場合もあるので、通常この種
のホッパーにおいては、ホッパーから外部にメダルを排
出するための排出口付近にメダルの通過によって移動す
る移動体を設け、かつこの移動体に、移動回数をカウン
トするカウンターを設けることによって、このカウンタ
ーで排出されるメダル枚数を数えながら、あらかじめ払
い出そうとしているメダル枚数分だけの払い出しが終了
したときに、ディスクの回転を停止させるように形成さ
れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】また更に、このような
従来から用いられていたホッパーは、一般にホッパーの
排出口から排出されたメダルを、連通路を介して、メダ
ル遊技機外部に設けた排出皿に排出するように形成され
ていた。近年、このようなメダル遊技機における種々の
不正行為のうち、このメダル排出皿から連通路を介して
ホッパー方向に操作棒を侵入させ、ホッパーから排出さ
れるメダルをカウントするためのカウンターを不正操作
することによって、あらかじめ設定した枚数よりも多量
のメダルを排出させるような不正が行なわれる場合があ
った。
【0006】このような不正を更に詳細に説明すると、
排出皿から連通路を介してホッパー方向に操作棒を侵入
させ、この操作棒の先端で、ホッパーの排出口に設けら
れた移動体を移動方向に押しつけることにより、カウン
ターが1回作動したような状態とさせることができる。
このような状態を維持し続けることにより、ホッパーが
回転し、メダルを順次払い出すものの、移動体の移動が
1回だけであることからそのメダルの枚数を1枚としか
カウントしない状況となるために、このような不正を行
なうと、メダルをホッパー内部にあるだけ全て払い出さ
せることも可能となるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、この
ような不正は、排出皿方向から連通路を介して、ホッパ
ーに操作棒等を挿入させることにより行なわれるもので
あることから、連通路内部に弁を設け、この弁により、
メダルの払い出しは可能であるものの、排出皿方向から
ホッパーに向かって操作棒を侵入させることが不能とな
るようにして、前述したような不正の防止を図ったホッ
パーと排出皿との連通路装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明の内、請求項1記載の発明は、メダルを使
用して遊技し、遊技結果によってメダルを排出皿に払い
出すメダル遊技機のうちで、メダルの払い出しにホッパ
ーを用いるメダル遊技機において、ホッパーと排出皿と
の間を連通路で連結すると共に、連通路を角筒状に形成
し、この連通路の上板に支持板をホッパー側に突出させ
て設け、支持板の突出先端に上方が解放 したU字状の凹
部を有する支持部を設け、弁を、一端に前記支持部に支
持される支持軸を設けた板状に形成し、この弁の支持軸
を連通路の支持部の凹部に上方から支持させ、弁の反支
持軸側を連通路の底坂内面に自重で圧接するように弁を
傾斜させて位置させたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明にあっては、連通路内部にホッパーから
排出皿方向へのメダルの移動は可能であるものの、排出
皿からホッパー方向には侵入不能な弁を設けたことによ
り、不正操作を行なうための操作棒等の侵入が不能とな
るものである。
【0010】従って、排出皿方向から連通路を介して、
ホッパーに操作することに起因する不正の防止が図れる
ものである。
【0011】また、連通路を角筒状に形成し、この連通
路の上板に支持板をホッパー側に突出させて設け、支持
板の突出先端に上方が解放したU字状の凹部を有する
持部を設け、弁を、一端に前記支持部に支持される支持
軸を設けた板状に形成し、この弁の支持軸を連通路の支
持部の凹部に上方から支持させ、弁の反支持軸側を連通
路の底坂内面に自重で圧接するように形成すると、極め
て簡単な構成で、前述した不正の防止が図れるものであ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に示し
た図示例と共に説明する。ここで、図1乃至図3に示し
たものは、本発明の実施例である。更に、図1は第1実
施例を示すための斜視図、図2は断面図、図3はメダル
が通過する状態を示した断面図である。
【0013】この実施例に係る連通路装置10は、ホッ
パー30と排出皿40との間を連結しているものであっ
て、ホッパー30のメダルMを払い出す排出口31か
ら、排出皿40のメダルMを受け取る受取口41に向か
って下り傾斜するように形成されている。また、ホッパ
ー30の排出口31から排出されたメダルMが、この連
通路装置10の内部を滑り落ちながら、排出皿40の受
取口41に導かれ、この受取口41から排出皿40内部
に排出されるものである。
【0014】ここで、連通路装置10を更に具体的に説
明する。この連通路装置10は、遊技機正面から向かっ
て、左側板11、右側板12、上板13及び底板14と
からなる四角筒状に形成され、ホッパー30側がメダル
Mの侵入口15となり、排出皿40側がメダルMの払出
口16となっている。またこの連通路装置10の左側板
11及び右側板12の遊技機内部方向及び底板14の遊
技機内部方向端縁からは、各々下方に固定部17が垂設
され、この固定部17により連通路装置10が遊技機内
部に固定可能なように形成されている。
【0015】また、この連通路装置10の上板13の遊
技機内部方向には、支持板18を介して、弁20が支持
されている。具体的には、連通路装置10の上板13に
支持板18が固定され、かつこの支持板18の遊技機内
部方向にU字状の支持部19が形成されている。一方、
弁20の支持部19に対応する部分には支持軸21が設
けられ、この支持軸21により、弁20が支持部19に
回転自在となるように支持されている。一方、この弁2
0の遊技機前面側端部は弁20自体の自重によって、連
通路装置10の底板14の内壁に圧接しているものであ
る。
【0016】従って、このような実施例に係る連通路装
置10を使用すると、ホッパー30の排出口31から排
出されたメダルMが侵入口15から連通路装置10の内
部に至ると、この連通路装置10の弁20の遊技機前方
側を若干自重に抗して押し上げるようにしながら、下り
傾斜に形成されている底板14の内壁に沿って、払出口
16を介して排出皿40の受取口41に案内されるもの
である。
【0017】一方、排出皿40の受取口41から図示し
ない操作棒等を侵入させて、連通路装置10を介してホ
ッパー30に至らせ、この操作棒により不正を行なおう
とする場合には、この操作棒は、弁20によってその侵
入を阻まれ、ホッパー30方向に侵入させることができ
ないこととなる。従って、このような連通路装置10を
用いることによって、メダルMの排出に関しては、なん
ら支障がないものの、排出皿40の受取口41方向から
は、操作棒等の不正手段を行なうための各種道具の侵入
が行なえないこととなり、排出皿40方向からの操作に
よる不正の防止を図ることができるものである。
【0018】また、この第1実施例のように弁20を構
成すると、上板13に支持された弁20が自重によって
底板14の内壁に圧接することとなるので、なんら他の
付勢手段を要することなく、目的を達成することができ
るものである。なお、この説明において、弁20は自重
により底板14の内壁に圧接するとして説明したが、こ
の弁20に図示しないスプリングを設け、このスプリン
グの力により、底板14の内壁に圧接するように形成す
ることもできる。ただこのようなスプリングを用いた場
合であっても、ホッパー30の排出口31から排出され
たメダルMが通過可能であるような圧力で弁20の遊技
機前方側端縁を内壁に圧接させることが必要とされる。
【0019】また更に、この図示した弁20は、平板状
に形成するものとして示したが、メダルMの通過が行な
え、かつ、操作棒等の侵入を阻止することができれば、
例えば波形等に形成してメダルMの通過を容易とするこ
とも可能である。更に、図示例において、弁20を上板
13に固定した支持板18に支持するとして説明した
が、上板13の内壁に直接支持させて、他端を底板14
の内壁に圧接するように形成することもできる。
【0020】
【発明の効果】以上説明した通り、本願発明は、連通路
内部に弁を設け、この弁により、メダルMの払い出しは
可能であるものの、排出皿方向からホッパーに向かって
操作棒を侵入させることが不能となるようにして、不正
の防止を図ったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すための斜視図である。
【図2】第1実施例の断面図である。
【図3】第1実施例においてメダルが通過する状態を示
した断面図である。
【符号の説明】
M メダル 10 連通路装置 11 左側板 12 右側板 13 上板 14 底板 15 侵入口 16 払出口 17 固定部 18 支持板 19 支持部 20 弁 21 支持軸 30 ホッパー 31 排出口 40 排出皿 41 受取口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 5/04 A63F 7/02 G07F 5/00 - 9/10 G07F 11/00 - 11/72

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メダルを使用して遊技し、遊技結果によ
    ってメダルを排出皿に払い出すメダル遊技機のうちで、
    メダルの払い出しにホッパーを用いるメダル遊技機にお
    いて、ホッパーと排出皿との間を連通路で連結すると共
    に、連通路内部に、ホッパーから排出皿方向へのメダル
    移動が可能であるものの、排出皿からホッパー方向には
    侵入不能な弁を設けると共に、 連通路を角筒状に形成し、この連通路の上板に支持板を
    ホッパー側に突出させて設け、支持板の突出先端に上方
    が解放したU字状の凹部を有する支持部を設け、 弁を、一端に前記支持部に支持される支持軸を設けた板
    状に形成し、 この弁の支持軸を連通路の支持部の凹部に上方から支持
    させ、弁の反支持軸側を連通路の底坂内面に自重で圧接
    するように弁を傾斜させて位置させたことを特徴とする
    ホッパーと排出皿との連通路装置。
JP20211092A 1992-07-29 1992-07-29 ホッパーと排出皿との連通路装置 Expired - Lifetime JP3239958B2 (ja)

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JP6404798B2 (ja) * 2015-10-27 2018-10-17 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技媒体払出装置および遊技機

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