JP3974536B2 - メダル連続投入機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メダル貸機から遊技機の通常投入口へメダルを人手を介することなく自動投入するための機構、特にメダル貸機から遊技機へメダルを導くための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシン等の遊技機にはメダルの投入口が設けられており、遊技者は所定の枚数のメダルを投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要なメダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機で借りることができる。メダル貸機は遊技機と遊技機の間に設けられることもあり、このことから台間メダルサンドとも呼ばれる。メダル貸機でメダルを借り、メダルを所望の遊技機のメダル投入口に投入することによりゲームを開始することができる。この間のメダルを受けてこれらを投入するという作業は、利用者自らが行っていた。すなわち、メダル貸機で購入したメダルはその下部又は遊技機下部のメダル受け皿へ払い出され、遊技者はそのどちらかから遊技に必要なメダルを取り出し、遊技機の投入口にメダルを1枚づつ手で投入する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これでは一度に多数のメダルを投入するときに手間がかかり不便である。メダル貸機からのメダルを所望の遊技機のメダル投入口に直接送ることができれば、手間が省けて便利である。
【0004】
本発明は、上述の遊技者の負担を軽減するとともにメダルを投入するときの手の汚れを軽減するためになされたもので、遊技機の通常投入口へメダル貸機からメダルを連続自動投入するための機構、特にメダル貸機から遊技機へメダルを導くための機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るメダル連続投入機構は、遊技機に隣接して設けられたメダル貸機から遊技機へメダルを連続して(つまり人手を介することなく)投入するための機構であって、一端が前記メダル貸機のメダル払い出し口に取り付けられ、他端が前記遊技機のメダル投入口に取り付けられるメダルガイドと、前記メダルガイドの先端に設けられたノズルとを備え、前記ノズルは遊技者の操作に基づき前記メダルガイド内のメダルを前記遊技機のメダル投入口へ送り出すためのゲート機構を備えることを特徴とするものである。ゲート機構を設けたので、遊技者の意思に反してメダルはノズルから排出され、床にばらまかれることを防止できる。
【0007】
この発明に係るメダル連続投入機構は、遊技機に隣接して設けられたメダル貸機から遊技機へメダルを連続して投入するための機構であって、
一端が前記メダル貸機のメダル払い出し口に取り付けられ、他端が前記遊技機のメダル投入口に取り付けられ、前記遊技機のメダル投入口と同じ高さで湾曲され、そこから略水平に前記遊技機のメダル投入口まで延伸されるメダルガイドと、
前記遊技機のメダル投入口の一方の側であって前記メダルガイドの先端のノズルが到達する側に設けられ、前記ノズルを固定するための機構と、
前記遊技機のメダル投入口の他方の側に設けられ、前記ノズルから排出されたメダルを前記遊技機のメダル投入口のメダル通路に誘導するガイド部と、
前記ガイド部に沿って上方に延び、メダルよりも高い位置で曲がりそこから略水平方向に延びるガード部とを備え、
前記メダルガイドは前記遊技機のメダル投入口のメダル通路の手前で終わっていて、前記遊技機のメダル投入口を覆っていないことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、遊技機の通常投入口(手で1枚づつメダルを投入するもの)へメダル貸機(いわゆる台間メダルサンド)からメダルを人手を介さずに連続して自動投入するためのもの、特にメダル貸機から遊技機へメダルを導くためのノズルに関する。本発明による台間メダルサンドのノズルは先端を遊技機のメダル投入口に固定することができ、台間メダルサンドから払い出されたメダルは遊技機へ1枚づつあるいは連続的・断続的に自動的に投入される。このことによってメダルを手で投入する手間を省くことができ、またメダル投入時において遊技者がメダルに触れる機会が減るために遊技者の手の汚れを軽減することができる。以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0011】
発明の実施の形態1.
図1は発明の実施の形態1に係るメダル連続投入機構の概要を示す斜視図である。同図において、1はメダル自動投入用のメダルガイド、2はメダルガイド1の先端ノズル又は途中に設けられたメダル払い出し枚数カウント用のセンサ、3はメダル貸機の紙幣挿入口、100はメダル貸機、200は遊技機本体、201は遊技機のメダル投入口である。
【0012】
図1に示されたものは、遊技機に隣接して設けられたメダル貸機100から遊技機200へメダルを連続して投入するための機構である。メダルガイド1の一端はメダル貸機100のメダル払い出し口に取り付けられ、他端は遊技機200のメダル投入口201に取り付けられる。メダルガイド1の先端にはメダル投入口201の形状と適合する形状のノズルが設けられ、あるいはノズルが形成されている。適合する形状とは、例えば、間に隙間が生じないようにするため、ノズルの形状はメダル投入口201の外形形状と一致するとともに、両者のメダル通路の断面形状も一致するものである。このためメダル貸機100からのメダルは遊技機内にスムーズに送りこまれる。メダルガイド1のメダル貸機100側の取り付け部はジョイント構造であったり、メダルガイド1全体が蛇腹構造であったりして、メダルガイド1全体が前後左右に動くようになっている。遊技者はメダルガイド1全体またはその先端ノズルを動かしてノズルをメダル投入口201に接続しメダル貸機100から遊技機200へメダルを連続投入するようにしたり、メダルガイド1全体又は一部をどけて通常の動作の邪魔にならないようにし、メダルを手で1枚づつ投入することができる。メダルを人手を介さずに投入するときはノズルをメダル投入口201に固定する。図1において、メダルガイド1はメダル投入口201の直上方から接続され、メダルはメダル投入口201の真上から落下するようになっている。ノズル先端の手前側(遊技者側)の一部がメダルの大きさよりも若干大きめに切り欠かれていて、遊技者はこの切り欠き部分からメダルを手動で1枚づつ投入することもできる。
【0013】
図1において、ノズルの先端又は途中にメダルの払い出し枚数をカウントするためのセンサ2を備える。センサ2によりメダルの投入枚数・投入速度を計数し、メダル貸機100の払い出し動作を制御することができる。例えば、図2に示すゲート機構を備える場合、投入されたメダルを補充するように制御し、メダルガイド1内でメダルが詰まったり、逆に空になったりすることを防止できる。
【0014】
メダル貸機(台間機)100について簡単に説明する。メダル貸機100は貨幣の投入等に応じて遊技用メダルを払出すものである。スロットマシンを多数列設した、いわゆるパチスロ島には、遊技用メダルを貸出すメダル貸出機が各スロットマシンの側方に設けられており、貨幣やプリペイドカードの投入などによりメダルを借りることができるようになっている。したがって、遊技客は遊技中に手持ちの遊技用メダルが少なくなった場合であっても、席から離れることなく、しかも遊技を続けながらでもメダルを借りることができる。
【0015】
台間メダル貸機100の本体は縦長略直方体状を呈しており、前面に金銭を投入してメダルを借りるための紙幣投入口3が設けられている。紙幣投入口3の下方には、貸し出すメダルの数量などを表示する表示板が設けられる。紙幣投入口3の内部には図示しない紙幣識別装置が設けられている。この紙幣識別装置は、紙幣投入口3から投入された紙幣が真(本物の紙幣)の場合、投入された紙幣に相当するメダルをメダル貸機100から排出し、また、紙幣投入口3から投入された紙幣が偽(偽紙幣)の場合、投入された紙幣をそのまま紙幣投入口3に戻す。メダル貸機100の内部にはメダルを払い出すための装置としての図示しないホッパーが設けられている。ホッパーの上部には図示しないメダル収納部が設けられている。ホッパーは、メダル収納部内に収納されたメダルをその払出口から一枚づつメダルガイド1に排出する。
【0016】
台間メダル貸機100の紙幣投入口3から所定の金額の紙幣が一枚挿入されると、挿入された紙幣は紙幣識別装置で真偽が判定される。投入された紙幣が真の場合、投入された紙幣の金額に相当するメダルの数量を表示部に表示するとともに、ホッパーによりメダル収納部に収納されたメダルが所定の数だけ一枚一枚払出口から排出される。メダルはメダルガイド1により案内されてメダル投入口201に導かれる。これによって、遊技客はメダル投入に煩わされることなくスロットマシン200の遊技を楽しむことができる。
【0017】
図2はメダルガイド1の一例を示す図である。図2のメダルガイド1はジョイントにより移動可能に構成されている。同図において、10はメダル貸機100に貯留されたメダルを送り出すためのローターディスク、11はローターディスク10からのメダルをメダルガイド1に導くレール、12はレール11の終端に設けられるカウンターアーム、13はメダルを計数するためのセンサ、14はジョイント、15はジョイント14により結合されるメダルガイド、16は遊技者の操作に基づきメダルガイド先端(ノズル)のメダルを遊技機200のメダル投入口201へ送り出すためのゲート機構、16aはゲート機構16のメダル投入ボタンである。ゲート機構16により、遊技者の意思に反してメダルがノズルから排出されて床にばらまかれることを防止できる。
【0018】
図2において、メダル貸機100から遊技機200へメダルを送り出すためのメダルガイド1は、ジョイント14a〜14d及び5つのメダルガイド15を含むものである。先端のメダルガイド15は下方へ湾曲していて、その先端のノズル部分(ほぼ真下を向いている)にゲート機構16が設けられている。メダル投入ボタン16aを矢印の方向に押すことによりメダルが1枚づつメダル投入口201に送り出される。ジョイント14a,14cは略垂直の回転軸をもちメダルガイド1を左右に動かすことが可能である。ジョイント14b、14dは略水平の回転軸をもちメダルガイド1を上下に動かすことが可能である。図2の二点鎖線はメダルガイド1を上に持ち上げた状態を示す。この状態でメダル貸機100から遊技機200へメダルを連続して投入することはできないが、メダル投入口201にメダルガイド1がなく、遊技者は従来と同様にメダルを手動で投入できる。メダルガイド1を持ち上げてもゲート機構16があるのでメダルがこぼれ落ちる心配はない。
【0019】
図3はゲート機構の動作説明図である。同図はゲート機構を上面から見た図を示す。161a,161bは断面略コの字型の第1及び第2の部材である。162a,162bは第1及び第2の部材161a,161bを付勢する第1及び第2の弾性部材である。Mはメダルを示す。同図からわかるように、第1の部材161aと第2の部材161bは、各々の突起部(コの字型の端)の一方の先端が相手の内面(コの字の内側)に接するように対向して配置されている。したがって、第1の部材161aと第2の部材161bは互いに左右に動く。第1の弾性部材162aは第1の部材161aの一方の突起部161a−1の内側側面と第2の部材161bの一方の突起部の外側側面の間に設けられている。第2の弾性部材162bは第2の部材161bの他方の突起部161b−1の内側側面と第1の部材161aの他方の突起部の外側側面の間に設けられている。
【0020】
弾性部材162a,162bは圧縮された状態で上記部分に挿入されているので、その弾性により第2の部材161bの一方の突起部の内側側面と第1の部材161aの他方の突起部の内側側面の間隔(メダルMが位置する部分)が狭まるように付勢されている。したがって、外力を加えない状態において、当該間隔はメダルの幅よりも小さく、メダルガイド15中のメダルは部材161a,161bに当たり、ここで止まる(図3(a)参照)。これに対して図3(b)の矢印の方向に外力が加えられて弾性部材162a,162bが縮むと、当該間隔が広がり、メダルの幅よりも大きくなった時点でメダルMが当該部分を通過してメダル投入口201に送り出される。
【0021】
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態2に係るメダル連続投入機構について、図4及び図5を参照して説明を加える。図4はメダルガイド1のノズルをメダル投入口201に装着した状態を示し、図5はメダルガイド1を跳ね上げた状態を示す。
【0022】
図4及び図5において、14aは回転式ジョイント、15は先端のメダルガイド、151はメダルガイド15の先端部(ノズル)の下側に設けられた突起、201は遊技機200のメダル投入口、202はメダル投入口201の一方の側(ノズルが取り付けられる側と反対の側)に設けられてノズルから排出されるメダルを一旦受け止めてメダル投入口201のメダル通路に導くガイド部、203は突起151と嵌合してノズルを固定するための穴、210は投入されたメダルを判別し計数してホッパータンクへ送るメダルセレクタである。突起151はノズル先端に台座を介して設けられる。台座はノズルが固定された状態においてメダル投入口201の基礎部分と密着するように構成されている。これによりノズルが安定する。突起151の一部に溝が設けてあり、これに穴203に設けられた湾曲した弾性部材が嵌り込み、突起151をしっかりと固定する。ガイド部202はノズルから排出されるメダルがメダル投入口201で弾かれて外に飛び出さないようにするためのものであり、ある程度の高さと厚みをもつものである。メダルの表裏に面する部分にはやはりガード部が設けられているので、これらが相俟ってメダルを確実にメダルセレクタ210へと送りこむことができる。メダルセレクタ210のメダル通路はメダル投入口201と連通している。なお、これらガイド部の上方は開放されているので、遊技者はメダルを手動で投入することができる。
【0023】
図4及び図5のメダル連続投入機構において、ノズルを含む先端のメダルガイド15はジョイント14dを中心に回動可能に構成されているので、連続投入機構を使わないとき、手動投入の邪魔にならないようにメダルガイド15の先端を跳ね上げておくことができる(図5参照)。図5の状態において、メダル投入口201の部分にノズルがなくなり通常状態と同様になる。したがって、手で1枚づつ投入することが容易である。もっともノズルが取りつけられているときでも手動投入は可能である。
【0024】
先端のメダルガイド15の上部が切り欠かれているので、ここを通過するメダルを目視でき、メダルの投入状況を確認できる。図5の点線で示すA部が切り欠かれた部分である。メダルガイド15の上部の一部(3分の1程度)を切り欠く程度であればメダルの通過に支障がない。なお、単にメダルを目視するだけであれば当該メダルガイド15を透明部材で形成してもよい。
【0025】
図4及び図5において、メダルガイド15が真上からではなく斜めにメダル投入口201に接続され、しかも、その先端ノズルがメダル投入口201の直前に取りつけられている(メダル投入口201のメダル通路の手前でメダルガイド15が終わっていて、メダル投入口201を覆っていない)ので、メダル投入口201のメダル通路(メダルを入れるスリット)の上方が開放されている。このためノズルを装着した状態でも手動でメダル投入が可能である。メダルガイド15の一部が切り欠かれているのでこの部分からもメダルを手動投入することができる。
【0026】
発明の実施の形態2のほかの例を図6〜図8を参照して説明する。
図6のメダルガイド15は図4及び図5と同様に一部が切り欠かれているが、途中でメダル投入口201と同じ高さで湾曲され、そこからほぼ水平にメダル投入口201の手前まで伸びている。したがって、メダルはノズルからほぼ水平方向に排出され、ガイド部202に衝突し、その後メダル通路に落下する。この場合、ガイド部202を含むメダル投入口201がメダル衝突の衝撃で削れたり割れたりしないようにガード部204を設けるようにしてもよい。ガード部204はメダル投入口201のメダルが当たる位置に設けられる。ガード部204はメダルが撥ねたときにこれを飛び出さないようにする機能も果たす。ガード部204はガイド部202の側面から上方に延び、途中で曲がりメダルよりもやや高い位置で略水平方向に延びている。
【0027】
図7はメダルガイド15に切り欠きをもたない例を示す。切り欠きを設けなくてもメダルガイドをメダル投入口201の直前で固定し、かつ、メダルガイド15を水平にメダル投入口201に導くことにより、ノズルを装着した状態でも手動でメダル投入が可能である。
【0028】
図8はメダルガイド15の一方の面を切り欠いたものを示す。図8において遊技者側の面を残し、他方の面(遊技機側の面)の一部(B部)を切り欠いているとともに、切り欠かれていない面をメダル投入口を覆うようにガイド部202まで延長し、その端面を折り曲げている。折り曲げ部分にメダルが衝突する。折り曲げ部分は前述のガード部204と同様の機能を果たす。他方、一方の面が切り欠かれ、かつ、メダル投入口201の直前で終わっているので、ノズルを装着した状態でも手動でメダル投入が可能である。
【0029】
以上の説明において、ノズルを固定するためにノズルに設けられた突起151とこれに嵌合する穴203を用いているが、この機構はこれに限定されない。例えば、ノズルを遊技機のメダル投入口に固定するための機構として、メダルガイド1に遊技機本体200の一部と嵌合する嵌合部を設けるようにしてもよい。この例を図9及び図10(a)(b)に示す。これらの図に示されるように、メダルガイド1には嵌合部170が設けられ、これが遊技機本体200の前面パネルに設けられた側壁200a(前面パネルのリール部の横に設けられている)の一部と嵌合することによりノズルが固定される。図9において嵌合部分は点線で示されている。嵌合部170は例えば弾性を備えるクリップ状の部材である。クリップ部分が側壁200aに嵌り込む。メダルガイド1に嵌合部を設けると遊技機本体200の加工は不要になる。なお、側壁200aに嵌合を容易にするための切り欠きを設けるようにしてもよい。
【0030】
図10(c)(d)は別の例を示す。この図はノズルを遊技機のメダル投入口に固定するための機構として、遊技機本体にメダルガイド1を支えるための支持部を設けたものを示す。支持部171は側壁200aに設けられたフック状の部材である。これによりメダルガイド1が保持される。この場合、メダルガイド1をどこに嵌め込むかわかりやすい。
【0031】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るメダル連続投入機構によれば、メダル貸機から払い出されたメダルを遊技機へ自動的に投入することができる。このことによってメダルを手で投入する手間を省くことができ、またメダル投入時において遊技者がメダルに触れる機会が減るために遊技者の手の汚れを軽減することができる。
【0033】
また、メダル連続投入機構にゲート機構を設けることにより、遊技者の意思でメダルの投入を制御できる。
【0034】
また、メダル連続投入機構に可動ジョイントを備えることにより、連続投入機構を使わないとき、手動投入の邪魔にならないようにその先端を跳ね上げておくことができる。手動で1枚づつ投入することが容易になる。
【0035】
また、メダル連続投入機構の一部が切り欠かれているので、ここを通過するメダルを目視でき、メダルの投入状況を確認できる。
【0036】
また、メダル連続投入機構の先端ノズルをメダル投入口の直前に取りつけ、メダル投入口のメダル通路の上方を開放することにより、メダル連続投入機構を装着した状態でも手動でのメダル投入を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態1に係るメダル連続投入機構の概要を示す斜視図である。
【図2】 発明の実施の形態1に係るメダル連続投入機構のメダルガイドの構成を示す図である。
【図3】 発明の実施の形態1に係るメダル連続投入機構のゲート機構を示す図である。
【図4】 発明の実施の形態2に係るメダル連続投入機構のメダルガイドの構成を示す図である。
【図5】 発明の実施の形態2に係るメダル連続投入機構のメダルガイドの構成を示す図である。
【図6】 発明の実施の形態2に係るメダル連続投入機構の他のメダルガイドの構成を示す図である。
【図7】 発明の実施の形態2に係るメダル連続投入機構の他のメダルガイドの構成を示す図である。
【図8】 発明の実施の形態2に係るメダル連続投入機構の他のメダルガイドの構成を示す図である。
【図9】 発明の実施の形態に係るメダル連続投入機構の固定手段の説明図である。
【図10】 発明の実施の形態に係るメダル連続投入機構の固定手段の例を示す図である。図10(a)はメダルガイドに設けられた嵌合部の正面図、同図(b)は同じく右側面図、同図(c)は遊技機本体に設けられた支持部の正面図、同図(d)は同じく右側面図である。
【符号の説明】
1 メダルガイド
2 メダル払い出し枚数カウント用のセンサ
3 メダル貸機の紙幣挿入口
10 ローターディスク
11 レール
12 カウンターアーム
13 センサ
14 ジョイント
15 メダルガイド
16 ゲート機構
16a ゲート機構のメダル投入ボタン
100 メダル貸機
151 突起
161a,161b 断面略コの字型の第1及び第2の部材
162a,162b 第1及び第2の弾性部材
170 嵌合部
171 支持部
200 遊技機本体
200a 側壁
201 遊技機のメダル投入口
202 ガイド部
203 突起151と嵌合する穴
204 ガード部
210 メダルセレクタ
M メダル

Claims (5)

  1. 遊技機に隣接して設けられたメダル貸機から遊技機へメダルを連続して投入するための機構であって、
    一端が前記メダル貸機のメダル払い出し口に取り付けられ、他端が前記遊技機のメダル投入口に取り付けられるメダルガイドと、前記メダルガイドの先端に設けられたノズルとを備え、前記ノズルは遊技者の操作に基づき前記メダルガイド内のメダルを前記遊技機のメダル投入口へ送り出すためのゲート機構を備え、
    前記ゲート機構は、断面略コの字型の第1及び第2の部材と、前記第1及び第2の部材を付勢する第1及び第2の弾性部材とを備え、前記第1の部材と前記第2の部材は、各々の突起部の一方の先端が相手の内面に接するように対向して配置され、前記第1の弾性部材は第1の部材の一方の突起部の内側側面と第2の部材の一方の突起部の外側側面の間に設けられ、前記第2の弾性部材は第2の部材の他方の突起部の内側側面と第1の部材の他方の突起部の外側側面の間に設けられ、これにより前記第2の部材の一方の突起部の内側側面と前記第1の部材の他方の突起部の内側側面の間隔が狭まるように付勢され、外力を加えない状態において、当該間隔はメダルの幅よりも小さく、外力が加えられて弾性部材が縮むと、当該間隔がメダルの幅よりも大きくなることを特徴とするメダル連続投入機構。
  2. 遊技機に隣接して設けられたメダル貸機から遊技機へメダルを連続して投入するための機構であって、
    一端が前記メダル貸機のメダル払い出し口に取り付けられ、他端が前記遊技機のメダル投入口に取り付けられ、前記遊技機のメダル投入口と同じ高さで湾曲され、そこから略水平に前記遊技機のメダル投入口まで延伸されるメダルガイドと、
    前記遊技機のメダル投入口の一方の側であって前記メダルガイドの先端のノズルが到達する側に設けられ、前記ノズルを固定するための機構と、
    前記遊技機のメダル投入口の他方の側に設けられ、前記ノズルから排出されたメダルを前記遊技機のメダル投入口のメダル通路に誘導するガイド部と、
    前記ガイド部に沿って上方に延び、メダルよりも高い位置で曲がりそこから略水平方向に延びるガード部とを備え、
    前記メダルガイドは前記遊技機のメダル投入口のメダル通路の手前で終わっていて、前記遊技機のメダル投入口を覆っていないことを特徴とするメダル連続投入機構。
  3. 前記ノズルを前記遊技機のメダル投入口に固定するための機構として、前記ノズルに突起を設けるとともに、前記メダル投入口近傍に前記突起に嵌合する穴を設けたことを特徴とする請求項2記載のメダル連続投入機構。
  4. 前記ノズルを前記遊技機のメダル投入口に固定するための機構として、前記メダルガイドに遊技機本体の一部と嵌合する嵌合部を設けたことを特徴とする請求項2記載のメダル連続投入機構。
  5. 前記ノズルを前記遊技機のメダル投入口に固定するための機構として、遊技機本体に前記メダルガイドを支えるための支持部を設けたことを特徴とする請求項2記載のメダル連続投入機構。
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