JP2009285140A - 遊技機装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者の利便性を考慮し、遊技者にとって使い易い遊技機装置を提供する。
【解決手段】貸出装置本体18に対して回動可能な払出ユニット17に再遊技釦、発行釦、表示領域を配置した。これにより、遊技機1の玉受上皿5に貸出釦、発行釦、残度数表示部等が配置される場合に、それらと表示領域、或いは操作部が近接するため、遊技者の操作や、視線移動の煩雑化を防止出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技者が有する有価価値を報知する機能を備えた遊技機装置に関する。
近年、引用文献1のように遊技機毎に計数機を設け、計数した遊技媒体を釦操作に応じて払い戻す所謂台毎計数機を設けた遊技場が増加しつつある。また、このような台毎計数機に、引用文献2のようなカード式玉貸機の機能を付加した遊技機装置も見受けられるようになってきている。
特開平11−313963号公報 特開平9−308763号公報
このような遊技機装置において、遊技者は、カード式玉貸機の機能により玉を貸受ける場合には、引用文献2のように、遊技機の上皿に設けられた残高表示を確認しながら、同じく上皿に設けられる玉貸釦を操作することで玉の貸出しを受ける一方、台毎計数機の機能により、計数した玉の払い戻しを受ける場合には、引用文献1のように遊技機前面に設けられる計数玉表示を確認しながら、同じく遊技機前面に設けられる操作部の玉貸釦を操作して払い戻しを受けていた。
このような遊技機装置において、遊技者が遊技により玉を獲得した場合には、計数玉に基づく玉の払い戻しを受けつつ遊技することになるが、その遊技により計数玉を使用し尽した場合に、カード式玉貸機の機能による残高があることを忘れて離席してしまう虞があった。このような問題は、台毎計数機能を備えた遊技機装置だけでなく、所謂再プレイ機能を備えるなど、玉の払出操作を遊技機、及び遊技機装置の双方にて行う必要があるシステム全般における問題点である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者の利便性を考慮し、遊技者にとって使い易い遊技機装置を提供することにある。
本発明は、遊技玉が通過する払出通路と、この払出通路を通過した遊技玉を対応する遊技機の玉受皿へと払出す際の払出口と、を備えた払出ユニットを、遊技機装置本体に対して回動可能に設けた遊技機装置であって、
遊技者が獲得した遊技玉数を特定可能な獲得玉情報、及び遊技者が投入した金額情報の少なくとも一方である有価価値情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶する有価価値情報を表示する表示手段と、遊技者の払出操作を受付ける払出操作手段と、前記記憶手段が記憶する有価価値情報が残存する状態で前記払出操作手段が払出操作を受付けた場合に、遊技玉を払い出す払出手段と、前記払出手段が遊技玉を払い出した場合に前記記憶手段が記憶する有価価値情報を更新する更新手段と、遊技者の発行操作を受付ける発行操作手段と、前記記憶手段が記憶する有価価値情報が残存する状態で前記発行操作手段が発行操作を受付けた場合に、前記記憶手段が記憶する有価価値情報を特定可能な発行情報が記憶された記憶媒体を排出する、或いは所定の識別情報と前記有価価値情報とを対応付ける発行処理を行う発行手段と、を備え、
前記払出ユニットに、前記表示手段、前記払出操作手段、及び前記発行操作手段の少なくとも一つを配置したものである(請求項1)。
請求項1の構成において、前記払出ユニットは、前記払出口から対応する遊技機の玉受皿への払出しが可能となる第1状態と、対応する遊技機の回動が可能となる第2状態との間で回動可能に構成され、前記払出通路の上方に前記表示手段を配置することで、前記払出ユニットが第1状態となっている場合に、遊技機の前方にて有価価値情報を表示可能に構成されているようにしてもよい(請求項2)。
上記各構成において、前記払出ユニットは、本体に対して上下方向にスライド可能に構成され、所定位置まで払出ユニットがスライドするまでは前記払出手段による遊技玉の払出を許容する一方、前記所定位置より上方向に払出ユニットがスライドした場合には前記払出手段による遊技玉の払出を抑制する払出抑制手段を備えるようにしてもよい(請求項3)。
請求項2または3の構成において、前記記憶手段は、獲得玉情報、及び金額情報を記憶し、前記記憶手段が記憶する獲得玉情報、或いは金額情報が前記更新手段により更新され、そのいずれか一方が残存した状態で他方が所定数以下となった場合に一方残存状態であると判定する判定手段と、前記判定手段が、一方残存状態と判定している場合に前記表示手段を確認表示状態に制御する表示制御手段とを備えるようにしてもよい(請求項4)。
請求項4の構成において、前記判定手段は、対応する遊技機の非稼動状態、或いは前記払出手段が払出した遊技玉を使用し尽くした状態である遊技終了状態を判定し、前記表示制御手段は、前記判定手段により一方残存状態が判定された状態で遊技終了状態が判定された場合に前記表示手段を遊技者に対して有価価値が残存していることの確認を促すための確認表示状態へと制御するようにしてもよい(請求項5)。
各請求項の構成において、前記判定手段により一方残存状態と判定された状態で残存する獲得玉情報、或いは金額情報が前記更新手段により更新された場合に、前記表示制御手段により遊技終了状態が判定された場合における確認表示状態への表示制御を抑制する表示抑制手段を備えるようにしてもよい(請求項6)。
請求項1の発明によれば、遊技機の上皿に貸出情報表示部、貸出操作釦、払出操作釦等が配置される場合に、それらと表示手段、或いは操作手段が近接するため、遊技者の操作や、視線移動の煩雑化を防止出来る。また、表示手段や操作手段を近接させても、配置元となる払出ユニットが回動可能であるため、遊技機を回動して遊技機の背面、或いは遊技島内を従業員が確認したい場合に邪魔にならない。更に払出ユニットは従来の所謂払出ノズルの回動構成と略同一の構成にて製造出来るので、開発コストを抑制出来ると共に、遊技機の回動時などに払出ノズルを回動させるのと同じ要領で払出ユニットを回動させれば良いので、払出ノズルと、表示手段や操作手段が配置されるユニットの双方を回動させるような操作負担を遊技者や従業員に強いる必要がなくなる。
請求項2の発明によれば、表示手段が遊技機の前方に位置するため、遊技する場合に遊技者が注視する遊技機の図柄変動表示部から大きく視線移動を強いることなく有価価値情報を遊技者に把握させることが可能となる。また、従来は、表示領域を大きく保つために表示手段を本体から突出させていたため、その表示手段を見る遊技者の視線が隣台の遊技者にとって気になっていたが、そのような視線を排除することが可能となる。
請求項3の発明によれば、遊技機の上皿へと玉を運ぶ遊技者が払出ユニットを邪魔と感じる場合には、払出ユニットを上方へスライド移動すれば良いので、利便性に富んだ遊技機装置を提供可能となる。また、払出ユニットを上方へスライドさせた場合には遊技機の図柄変動表示部と表示手段とが近接し、図柄変動表示部を注視する遊技者の視界内に表示手段を配置出来るようになる。更に、払出抑制手段により遊技機毎に異なる上皿の高さ調節に対応しつつ、払出ユニットを上方へとスライドさせた場合に無用に払出玉がこぼれ落ちるのを防止出来る。
請求項4の発明によれば、遊技機1の図柄変動表示部を注視する遊技を行う遊技者の視界内にて確認表示を行うことが可能となり、一方の有価価値が残存する状態で遊技者が離席する虞がなくなる。
請求項5の発明によれば、遊技終了状態時に確認表示が行われるため、遊技を終了した遊技者が離席する前に効率良く確認表示を行うことが可能となる。
請求項6の発明によれば、残存する有価価値に遊技者が気づいた場合は確認表示を抑制するので、確認表示が遊技者にとって鬱陶しい表示とならず効率良く確認表示出来る。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、システムの全体構成を概略的に示している。遊技機1に対応して貸出装置(遊技機装置に相当)2が設置されていると共に、2台の遊技機1及び貸出装置2に対応して中継装置3が設置されている。事務所には管理装置4が設置されている。中継装置3は、遊技機1、貸出装置2と接続されていると共に、LANを介して管理装置4と接続されている。貸出装置2、及び管理装置4は、中継装置3を介して遊技機側(遊技機1、貸出装置2等)から送信される遊技信号を受信して遊技情報を管理する。
遊技機1には、払出された遊技玉(以下、単に玉と略す)を受ける玉受上皿(玉受皿に相当)5、この玉受上皿5から溢れた玉、或いはレバー操作により玉受上皿5から落下した玉を受ける玉受下皿6、玉受上皿5内の玉を盤面7に発射するためのハンドル8が設けられている。盤面7には、始動口9への入賞に応じて表示図柄が変動する図柄変動表示部10、この図柄変動表示部10に表示された図柄が大当図柄の場合に開放する大入賞口11等が設けられている。
図2は、遊技機1の玉受上皿5を示す平面図である。玉受上皿5は、払出口12から払出される玉を受けて図示しない玉発射装置に案内するようになっている。この玉受上皿5には、貸出釦13、発行釦14、及び残度数表示部15が設けられている。
遊技機側からは次の信号が出力される。
アウト信号:使用玉を回収するアウトBOXから出力。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスなので、アウト信号数×10を使用媒体数(アウト)として特定する。尚、遊技機1から出力しても良い(使用媒体信号)。
セーフ信号:遊技機1から出力。払出10玉に対して1パルスなので、セーフ信号数×10を払出媒体数(セーフ)として特定する。尚、補給装置からの補給信号をセーフ信号としても良い(払出媒体信号)。
スタート信号:遊技機1から出力。始動口への入賞に応じて変動(動作)する図柄変動表示部(役物)10における図柄変動(役物作動)1回につき1パルス。尚、始動口9への入賞に応じて出力される始動入賞信号をスタート信号としても良い。更に、管理対象を所謂羽根物等のパチンコ遊技機とした場合、始動口9への入賞に応じて入賞領域を開放する役物を特定の役物とし、その入賞領域の開放を役物作動としても良い(始動信号となる)。尚、役物作動数、或いは始動入賞数をスタートとして特定する。
大当信号:遊技機1から出力。所定条件が成立(図柄変動表示部10において特定の図柄を表示等)した場合に発生し、大入賞口11等への入賞率が高まる大当たり中にレベル信号出力。
確変信号:遊技機1から出力。大当たり確率が向上する確変状態中にレベル信号出力(特別遊技状態信号)。
貸出信号:貸出装置2から出力。遊技機1から貨幣等の有価価値を受付けた場合に遊技者に貸し出される貸出玉25玉(100円)に対して1パル出力。
尚、特別遊技状態信号は、確変信号の代わりに、始動口9への入賞率が高まる時短状態中にも出力される状態信号としても良い。勿論、時短状態中のみ出力される時短信号としても良い。
貸出装置2には貨幣受入口16が設けられ、複数金種の紙幣(貨幣)を受入が可能であると共に、払出ユニット17を備えている。この払出ユニット17は、管理する遊技情報や、残高、獲得玉を表示する表示領域と所謂払出ノズルとが1ユニット化されて構成されており、その払出ユニット17が遊技機1の玉受上皿5の上方前方に位置している。
図6は、払出ユニット17の分解斜視図である。払出ユニット17は、貸出装置本体(遊技機装置本体に相当)18に取り付けられる第1ベース部19、この第1ベース部19にスライド可能に装着される第2ベース部20、この第2ベース部20に回動可能に装着され、表示領域(表示手段に相当)21にて情報を表示すると共に玉を払い出す表示ノズル部22から構成されている。
まず、第1ベース部19と第2ベース部20との接続構造について説明する。第1ベース部19の前面には図示下面が壁面部23で閉鎖された溝部24が形成されており、その溝部24の底面両側に図示上下方向に沿ったスライド凹部25が形成されている。壁面部23にはスリット状の隠蔽穴26が形成されている。第1ベース部19の中間部には第1配線口27が形成され、その下方に第1玉通路28が形成されている。第1ベース部19の上端は蓋部29で閉鎖されるようになっており、その蓋部29には隠蔽穴30が形成されている。
第2ベース部20の両側面には図示上下方向に沿ったスライド凸部31が形成されており、そのスライド凸部31が第1ベース部19のスライド凹部25に嵌め込まれる。この嵌め込み状態では、第2ベース部20の下端部に位置する下隠蓋部(払出抑制手段に相当)32が第1ベース部19の隠蔽穴26に挿入される。第2ベース部20の上端には上隠蓋部33が当接し、その当接状態で、上隠蓋部33が蓋部29の隠蔽穴30に挿入されることで、第2ベース部20が第1ベース部19に対して上下にスライド可能に取り付けられる。この場合、第2ベース部20は、第1ベース部19に対して任意な位置で保持可能(例えば、スライド凸部31とスライド凹部25の摩擦抵抗による。また、両者に鋸状の凹凸部を設け、その何れかを揺動可能に形成することによる等)となっている。
次に、第2ベース部20と表示ノズル部22との接続構造について説明する。第2ベース部20の中間部には第2配線口34及び第2玉通路35が形成されていると共に、第2玉通路35の下方となる部位に下受部36が前方に突出して設けられている。この下受部36の上面には下回転軸用凸部37が形成されている。表示ノズル部22の基端部(図示左側面)の上下端には上結合部38と下結合部39とがそれぞれ取り付けられる。上結合部38の上面には上回転軸用凹部40が形成され、下結合部39の下面には下回転軸用凹部41が形成されている。下結合部39には背面側と図示右側面側とを連通する第3玉通路42が形成されている。
表示ノズル部22において表示領域21の下方となる部位には、下面端部に形成された払出口43と基端部側とを連結する第4玉通路(払出通路に相当)44が形成されており、その第4玉通路44が下結合部39に形成された第3玉通路42と連通する。下結合部39の下回転軸用凹部41が下受部36の下回転軸用凸部37に嵌め込まれると共に、上結合部38の上回転軸用凹部40が上隠蓋部33の図示しない上回転軸用凸部に嵌め込まれた状態で、第2ベース部20に上隠蓋部33が取り付けられることにより、表示ノズル部22が第2ベース部20に対して回動可能に結合される。この結合状態では、第1ベース部19の第1配線口27と第2ベース部20の第2配線口34とが連通する。また、第1ベース部19の第1玉通路28が、第2ベース部20の第2玉通路35、下結合部39の第3玉通路42、表示ノズル部22の第4玉通路44を通じて払出口43と連通する。
第2ベース部20の上下に設けられる隠蓋部32,33は、第1ベース部19の第1配線口27、第1玉通路28の目隠しとして機能し、第2ベース部20を上下にスライドさせた場合に、貸出装置本体18の内部を視認不可能とすると共に、上側にスライドさせた状態で払出操作があった場合に下隠蓋部32にて玉の払出を止めるように機能する。
表示ノズル部22に形成された第4玉通路44の上部前面には払出窓45が形成されており、払出窓45から第4玉通路44を通過する玉を視認可能であると共に、第4玉通路44内で玉が詰まった場合に、指や棒等を挿入して玉詰まりを解消可能となっている。
表示領域21の背面側には図示しない制御基板が配設されており、入出力信号線、或いは電源線等のリード線46を第1、第2配線口27,34を介して配線することで制御基板が貸出装置本体18と接続される。
貸出装置本体18から払出された玉は、第1ベース部19の第1玉通路28、第2ベース部20の第2玉通路35、下結合部39の第3玉通路42、表示ノズル部22の第4玉通路44を通じて払出口43から払い出される。
尚、第2,第3玉通路35,42は、第1玉通路28よりも上下に長く形成され、第2ベース部20が遊技機毎に異なる上皿の高さに対応する為の上下の許容範囲内にある場合のみ玉を払出すように形成されている。
払出ユニット17は、上記構成により、図3〜5に示す各位置に変位可能となっている。図3は、通常状態(第1状態に相当)時の態様であり、玉の払出しが可能な状態を示す。この通常状態では、遊技機1の図柄表示領域と払出ユニット17の表示領域21との距離が近くなり、視点の移動を必要とせずに図柄変動表示部10による図柄変動と、表示領域21による遊技情報の確認が可能となる。図4は、遊技機1を前方に開放した場合に払出ユニット17が邪魔にならないように通常状態から前方に回動した退避状態(第2状態に相当)を示す。図5は、遊技者が遊技機1の玉受下皿6から玉受上皿5へと玉を移す場合等、払出ユニット17が邪魔になる場合に払出ユニット17を通常状態から上方にスライドさせたスライド移動状態を示す。尚、図5のスライド移動状態であっても、図4の退避状態と同様に払出ユニット17を前方に回動可能となっている。
図1に戻って、貸出装置2の下部には計数カード排出口47が設けられていると共に、最下部には計数部48が設けられている。この計数部48に案内腕49が回動可能に支持されており、その案内腕49の先端に玉受下皿6の下方に位置する可動玉受皿50が設けられている。遊技者が遊技にて獲得した玉を、玉受下皿6から可動玉受皿50へと導いた場合には、計数部48にてその玉数が計数される。
貸出装置2は、CPUを主体とする制御部(払出手段、更新手段、発行手段、判定手段、表示制御手段、表示抑制手段に相当)、HDD、RAM、ROM等からなる記憶部(記憶手段に相当)、I/Oからなる送受信部から構成されている。
貸出装置2のRAMには、図7に示すように本発明に関連した記憶領域が設けられている。記憶領域には、「残高」、「獲得玉」の各項目が設定されており、それらの意味は次の通りである。
残高:貨幣に基づく貸出を行う場合の対価額の残り額。貨幣を受付けた場合に受付けた貨幣分加算され、計数カード(記憶媒体に相当)を受付けた場合に計数カードに記憶されている対価分だけ加算される。また、遊技機1の貸出釦13の押下にて貸出玉を払出した場合に対価(1玉4円)分だけ減算される。
獲得玉:遊技者の持玉数。計数部にて玉を計数した場合に加算され、計数カードを受付けた場合に計数カードに記憶されている獲得玉分だけ加算される。また、再遊技玉を貸し出した場合に対価(払出玉と同数)分だけ減算される。
次に、上記構成の作用について説明する。
貸出装置2は、本発明に関連して情報更新処理、及び稼動判定処理を周期的に実行している。
図10は、貸出装置2による情報更新処理を示すフローチャートである。尚、中継装置3及び遊技機1との間の信号の授受については省略した。貸出装置2は、貨幣を受付けたか(A1)、計数カードを受付けたか(A2)、持玉を計数したか(A3)、貸出処理が有るか(A4)、再遊技処理が有るか(A5)、発行操作が有るか(A12)を判断している。
遊技者が貨幣を貸出装置2の貨幣受入口16へ投入すると、貸出装置2は、貨幣を受付けるので(A1:YES)、図7の記憶領域における残高を加算する(A23)。この残高を示す残高信号が貸出装置2から中継装置3に送信され、中継装置3において残高が記憶される。遊技機1の残度数表示部15の表示は、貨幣受入や貸出玉の払出等の貸出装置2における残高更新時に遊技機1へと残高情報が送信され、その残高情報に対応する残度数(100円1度数)を更新する。
遊技者が、貨幣の投入後、遊技機1の玉受上皿5に設けられている貸出釦13を押下げると、遊技機1から貸出要求信号が中継装置3に送信される。中継装置3は、残高を参照し、残高がある(0以上の)場合には、残高を減算すると共に貸出許可信号を遊技機1へ送信する。貸出許可信号を受信した遊技機1は残度数(100円)単位で貸出玉を払出口12より払出し(貸出処理)、残度数表示部15を更新し、貸出要求信号を中継装置3へと再度送信する。
中継装置3は、上述した処理を1回の貸出釦13の押下に応じて5度数分の払出が終わるまで繰り返す。途中で残高がなくなれば貸出拒否信号を遊技機1に送信して処理を終了する。つまり、遊技機装置が貸出操作を受付けた場合とは、貸出装置2にて釦操作を受付けた場合だけでなく、遊技機1から貸出要求信号を受付けた概念も含むことになる。
貸出装置2は、中継装置3において貸出処理が有った場合は(A4:YES)、残高を減算すると共に(A16)、再遊技フラグを「0」とし(A17)、残高が0でない場合は(A18:NO)、処理を終了する。
図11は、貸出装置2による稼動判定処理を示すフローチャートである。貸出装置2は、アウト信号を受信したか(B1)、稼動フラグが「1」か(B4)を判断している。
遊技者が遊技機1で遊技を開始すると、遊技機側からアウト信号が出力され、貸出装置2は、アウト信号を受信するので(B1:YES)、稼動タイマの作動を開始してから(B2)、稼動フラグを「1」とする(B3)。稼動フラグが「1」の状態では(B4:YES)、稼動タイマがタイムアップしたか(B5)、アウト信号を受信したか(B1)を判断するようになる。遊技者による遊技状態では、アウト信号が連続的に出力されるので、稼動タイマがタイムアップすることはない。
遊技者が遊技を終了すると、稼動タイマがタイムアップするので(B5:YES)、稼動フラグを「0」としてから(B6)、貸出フラグまたは再遊技フラグが「1」かを判断する(B7)。この場合、いずれのフラグも「0」であるので(B7:NO)、処理を終了する。
遊技者は、遊技にて獲得した獲得玉を計数する場合は、獲得玉を玉受下皿6から可動玉受皿50へと導く。可動玉受皿50に導かれた獲得玉は、貸出装置2の計数部48で計数される。
貸出装置2は、図10の情報更新処理において、持玉を計数した場合は(A3:YES)、図7の記憶領域における獲得玉を加算する(A21)。
貸出装置2は、払出ユニット17の表示領域21で通常表示を行っている。
図8は、表示領域21に表示された通常表示画面の一例を示している。通常表示画面には、台番、大当たり回数、大当後スタート回数、累計スタート回数、残高、獲得玉が表示されていると共に、再遊技釦(払出操作手段に相当)51、発行釦(発行操作手段に相当)52が表示されている。
このように払出ユニット17が通常状態となっている場合は、遊技情報、残高、獲得玉を表示する表示領域21が、遊技機1の盤面7と平行で、その一部に掛かるように遊技機1の前方に位置している為、遊技機1の図柄変動表示部10を見る遊技者に大きく視線移動を強いることなく、情報を把握させることができる。
しかも、貸出装置本体18の前面に突出された表示領域21を見る遊技者の視線が隣の遊技者にとって気になる従来の構成と異なり、遊技者は前方を見るだけなので、隣の遊技者の視線が気にならないと共に、表示領域21が遊技機1の前方に位置する為、遊技機1の図柄変動表示部10を見る遊技者の視界内にて確認表示可能である。
表示領域21に表示されている獲得玉は対応する遊技機1を遊技する遊技者の持玉数であり、遊技者は、獲得玉で再遊技したい場合は、表示領域21に表示されている再遊技釦51をタッチ操作(再遊技操作)する。貸出装置2は、再遊技釦51がタッチ操作された場合において獲得玉がある(0以上)ときは、払出口12から玉の払出(再遊技処理)を行う(125玉単位)。
貸出装置2は、図10の情報更新処理において、再遊技処理を行った場合は(A5:YES)、払出玉数に対応した(同数の)獲得玉を減算してから(A6)、貸出フラグを「0」とする(A7)。
上述したように、遊技者が貸出玉を借り受ける場合には遊技機1の貸出釦13を操作し、獲得玉を払い戻す場合には貸出装置2の再遊技釦51を操作することから、再遊技釦が貸出装置本体に設けられている従来の構成と比較して、貸出釦13と再遊技釦51とが近接する為、遊技者の操作煩雑化を防止出来る。
遊技者は、残高、或いは獲得玉がある場合に計数カードを発行したいときは、遊技機1に設けられている発行釦14を押下げる(発行操作)。発行釦14が押下された場合には、中継装置3へと発行要求信号が送信され、その発行要求信号に基づき貸出装置2にて発行処理が行われるので、発行操作を受付けた場合とは、貸出装置2にて釦操作を受付けた場合だけでなく遊技機1から発行要求信号を受付けた概念も含むことになる。
尚、貸出装置2の表示領域21に表示されている発行釦52をタッチ操作することによっても、計数カードを発行することができる。
貸出装置2は、発行操作が有った場合は(A12:YES)、残高を特定可能な残高情報、及び獲得玉を特定可能な獲得玉情報が記憶された計数カードを計数カード排出口47より排出(発行処理)し(A13)、図7の貸出装置記憶領域を初期化すると共に(A14)、稼動、貸出、再遊技フラグを0とする(A15)。
尚、計数カード排出口の奥には、所定数(5枚)の計数カードをストックするストック部が設けられており、計数カードを発行する場合には、そのストック部の計数カードに情報を記憶させた上で計数カードを排出し、計数カードを受付けた場合には、その残高情報、獲得玉情報に基づいて残高、獲得玉を加算し、受付けた計数カードを初期化してストック部にてストックする。
貸出装置2は、貸出処理を行った結果、残高が0となった場合には(A18:YES)、獲得玉が0かを確認し(A19)、0でない場合には(A19:NO)、一方残存状態であると判定し、貸出フラグを「1」としてから(A20)、確認表示画面を表示し、所定時間(5秒)点滅させ(確認表示状態へと制御す)る(A11)。
図9は、確認表示画面の一例を示している。確認表示画面には、貸出残高が3000円残っていることを示すメッセージが表示されている。
また、貸出装置2は、図10の情報更新処理において、再遊技処理を行った結果、獲得玉が0となった場合には(A8:YES)、残高が0かを確認し(A9)、0でない場合には(A9:NO)、一方残存状態であると判定し、再遊技フラグを「1」とし(A10)、確認表示画面を点滅表示する(A11)。
以上のように、残高が0となった場合の獲得玉、或いは獲得玉が0となった場合の残高が0でない(有価価値が残っている)場合には、注意を促すように確認表示画面を点滅させるので、遊技者が一方を使用し尽くした場合に有価価値が残る他方を確認するようになり、有価価値を残したままの離席を抑制出来る。
一方、貸出装置2は、図11の稼動判定処理において、アウト信号の受信に応じて作動するタイマがタイムアップした場合に(B5:YES)、貸出または再遊技フラグのいずれかが「1」であれば(B7:YES)、一方残存状態であると判定し、図9に示す確認表示画面を点滅表示してから(B8)、貸出フラグ及び再遊技フラグを「0」とする。
以上のように、遊技機1が非稼動となった場合(遊技終了時)にも確認表示状態となるので、更に有価価値を残したままの離席を抑制出来る。
有価価値が残っていることを認識した遊技者が貸出釦13、或いは再遊技釦51を操作した場合は、貸出装置2は、各処理があると判断し(A4:YES、A5:YES)、貸出フラグ、或いは再遊技フラグが「0」となるので(A7、A17)、確認表示画面の表示を終了する。つまり、貸出装置2は、他方の有価価値の存在を再認識した(他方の払出操作があった)場合には、非稼動となっても確認表示を行わないので、遊技者に対して無用な注意を促すことがなくなり、鬱陶しい表示とならない効率的な確認表示を実行できる。尚、この場合、非稼動を判定する為の稼動タイマは30秒等の通常の稼動タイマよりも短めに設定することが望ましい。また、一方残存状態時に周期的(1分)に確認表示状態に制御しても良い。更には、一方残存状態となってから所定時間後(貸出玉、或いは再遊技玉を使い終わる頃、約90秒程度、或いはアウト150玉程度等)に確認表示状態に制御しても良い。更に、貸出玉、或いは再遊技玉を払出てからの差玉数(アウト−セーフ)が払い出した貸出玉、或いは再遊技玉と同数となった(払出た玉を使用し尽くした)場合に確認表示状態に制御しても良い。
尚、計数カードは、図示しないPOS操作に基づいて持玉を景品と交換出来、残高を漬算出来る。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏する。
(1)貸出装置本体18に対して回動可能な払出ユニット17に再遊技釦51、発行釦52(以下、操作部と略す)、表示領域21を配置したので、遊技機1の玉受上皿5に貸出釦13、発行釦14、残度数表示部15等が配置される場合に、それらと表示領域21、或いは操作部が近接するため、遊技者の操作や、視線移動の煩雑化を防止出来る。また、表示領域21や操作部を近接させても、配置元となる払出ユニット17が回動可能である為、遊技機1を回動して遊技機1の背面や、遊技島内を従業員が確認したい場合に邪魔にならない。更に払出ユニット17は従来の所謂払出ノズルの回動構成と略同一の構成にて製造出来るので、開発コストを抑制出来ると共に、遊技機1の回動時などに払出ユニット17を回動させるのと同じ要領で払出ユニット17を回動させれば良いので、払出ノズル、及び表示領域や操作部が配置されるユニットの双方を回動させるような操作負担を遊技者や従業員に強いる必要がなくなる。また、払出ユニット17と表示領域21や操作部が一体化されている為、回動時に元へ戻す操作の煩雑化(複数のユニットを元に戻さなくとも良い)を防止出来る。
(2)払出ユニット17は、玉の払出通路の上方に表示領域21を備え、遊技機1の前方にて情報表示するので、遊技する場合に遊技者が注視する遊技機1の図柄変動表示部から大きく視線移動を強いることなく有価価値情報を遊技者に把握させることが可能となる。また、従来は、表示領域を大きく保つために表示手段を本体から突出させていたため、その表示手段を見る遊技者の視線が隣台の遊技者にとって気になっていたが、そのような視線を排除することが可能となる。
(3)払出ユニット17を上下にスライド可能とし、所定位置にスライドするまでは玉の払出を許容し、所定位置以上、上にスライドした場合には玉の払出を抑制するので、遊技機1の玉受上皿5へと玉を運ぶ遊技者が払出ユニット17を邪魔と感じる場合には、払出ユニット17を上方へスライド移動すれば良く、利便性に富んだ貸出装置2を提供可能となる。この場合、台毎計数機能がない貸出装置2において特に有効となる。また、払出ユニット17を上方へスライドさせた場合には遊技機1の図柄変動表示部10と表示領域とが近接し、図柄変動表示部10を注視する遊技者の視界内に表示領域21を配置出来るようになる。
(4)払出抑制手段として機能する下隠蓋部32により遊技機毎に異なる玉受上皿5の高さ調節に対応しつつ、払出ユニット17を上方へとスライドさせた場合に無用に払出玉がこぼれ落ちるのを防止出来る。
(5)遊技者の投資額、或いは獲得玉のいずれか一方がなく、他方が残存する場合に確認表示を行うようにしたので、図柄変動表示部10を注視する遊技を行う遊技者の視界内にて確認表示を行うことが可能となり、一方の有価価値が残存する状態で遊技者が離席する虞がなくなる。
(6)非稼動状態、或いは払出玉を遊技者が使用し尽した場合にも確認表示を行うので、遊技を終了した遊技者が離席する前に効率良く確認表示を行うことが可能となる。
(7)投資額、獲得玉の一方が残存せず、他方が残存する場合に、他方の有価価値に基づいて玉の払出を行った場合には確認表示を抑制するようにしたので、残存する有価価値に遊技者が気づいた場合は確認表示が抑制されるようになり、確認表示が遊技者にとって鬱陶しい表示とならず効率良く確認表示出来る。
(他の実施形態)
会員カード等により会員IDを受付、対応する所謂貯玉に基づく再遊技システムに転用しても良い。この場合、所謂台毎計数機能を備えない貸出装置に適用しても良い。
払出ユニット17にて遊技情報表示を行わなくとも、別途設けられる従来の貸出装置本体から突出した表示部により遊技情報表示を行っても良い。この場合、表示部を液晶表示ではなく、LED等の7セグのみで表示する等しても良い。
払出ユニット17に表示領域21と再遊技釦51等の操作部との双方を設けなくとも一方のみを設けても良い。また、上下のスライド移動する構成を備えなくとも良い。
下隠蓋部32により払出ユニット17を上方にスライドさせた場合に玉の払出を抑制したが、センサにより上方へのスライドを検知し、ソフト的に玉の払出を抑制しても良い。また、上下のスライドは駆動手段により駆動させてもよく、下へとずり落ちないように両者間の摩擦抵抗を増す部材を設けても良い。
貸出装置2の記憶領域にて、入金額や、計数玉数等、その他の情報を記憶しても良いし、遊技者毎の履歴として情報を記録更新しても良い。勿輪、管理装置4等の記憶情報を一時的に記憶する構成でも良い。
貸出玉の払出を貸出装置2で行ったり、再遊技玉の払い出しを遊技機1から払出したりしても良い。また、貸出釦13、再遊技釦51、及び発行釦52は、遊技機1、貸出装置2のいずれに設けても良い。勿論、中継装置3を介さずに貸出装置2と遊技機1間で通信を行い、両者による処理のみで貸出処理を行っても良い。
本例の数値は全て例示である。勿論、遊技情報として表示する項目も実施例に限定されない。
稼動判定の基礎となる遊技情報をアウトとしたが、その他の遊技情報(セーフ、スタート)を採用しても良い。
会員カード、計数カード等の記憶媒体はカード以外に、コインや携帯電話等の媒体を想定出来る。また、既存或いは新規に記憶させた媒体のIDに対応付けて持玉、貯玉を管理装置4にて管理しても良い。
貸出装置2の処理の一部を中継装置3等に行わせても良い。即ち、遊技機装置とは中継装置3、遊技機1等をも含めた概念となる。この場合、遊技機装置本体が貸出装置2に対応し、遊技機装置が遊技機装置本体である貸出装置2と、遊技機1(中継装置3)とで構成されることになる。勿論、中継装置3の処理の全て、或いは一部を貸出装置2に行わせても良い。
確認表示状態として確認表示画面を表示するだけでも良い。また、確認表示画面を強調出来れば点滅以外に別途注意音声の出力、振動等により確認表示状態としても良い。更には、確認表示状態の抑制方法として、点滅周期を変更(遅く)したり、画面色、輝度を変更したり(明るい表示から暗い表示)、点滅停止したり、無音声としたり、振動停止等も想定出来る。
点滅停止釦(操作手段)を設けて、釦操作された場合に確認表示状態を抑制しても良い。この場合、実施形態同様に所定時間後、遊技終了時、払出玉を使用し尽した場合等に確認表示状態に制御することになる。
有価価値を特定可能な発行情報が記憶された計数カードを発行するのに代えて、所定の識別情報、例えば指紋等の生体認証情報、或いは携帯電話機等のID等と有価価値とを対応付ける処理を発行処理としても良い。この場合、有価価値を示す情報を貸出装置等で別途管理する必要がある。
一方残存状態の判定としては、一方が残存した状態で他方が所定以下となった場合としても良い。つまり、5玉等、遊技者にとっては無いに等しい残数となった場合にそのまま離席することも想定できることから、所定数として例えば50玉を設定するのである。
本発明の一実施形態におけるシステムの全体構成を示す概略図 遊技機の玉受上皿を示す平面図 払出ユニットの通常状態を示す斜視図 退避状態で示す図3相当図 上方へのスライド状態で示す図3相当図 払出ユニットの分解斜視図 貸出装置の記憶領域を示す図 表示領域に表示された通常表示画面の一例を示す図 確認表示画面の一例を示す図 貸出装置による情報更新処理を示すフローチャート 貸出装置による稼動判定処理を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1は遊技機、2は貸出装置(遊技機装置、払出手段、更新手段、発行手段、判定手段、表示制御手段、表示抑制手段、記憶手段)、3は中継装置、4は管理装置、5は玉受上皿(玉受皿)、17は払出ユニット、払出操作手段、発行操作手段、排出抑制手段)、18は貸出装置本体(遊技機装置本体)、21は表示領域(表示手段)、32は下隠蓋部(払出抑制手段)、43は払出口、44は第4玉通路(払出通路)、51は再遊技釦(払出操作手段)、52は発行釦(発行操作手段)である。

Claims (6)

  1. 遊技玉が通過する払出通路と、この払出通路を通過した遊技玉を対応する遊技機の玉受皿へと払出す際の払出口と、を備えた払出ユニットを、遊技機装置本体に対して回動可能に設けた遊技機装置であって、
    遊技者が獲得した遊技玉数を特定可能な獲得玉情報、及び遊技者が投入した金額情報の少なくとも一方である有価価値情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶する有価価値情報を表示する表示手段と、
    遊技者の払出操作を受付ける払出操作手段と、
    前記記憶手段が記憶する有価価値情報が残存する状態で前記払出操作手段が払出操作を受付けた場合に、遊技玉を払い出す払出手段と、
    前記払出手段が遊技玉を払い出した場合に前記記憶手段が記憶する有価価値情報を更新する更新手段と、
    遊技者の発行操作を受付ける発行操作手段と、
    前記記憶手段が記憶する有価価値情報が残存する状態で前記発行操作手段が発行操作を受付けた場合に、前記記憶手段が記憶する有価価値情報を特定可能な発行情報が記憶された記憶媒体を排出する、或いは所定の識別情報と前記有価価値情報とを対応付ける発行処理を行う発行手段と、
    を備え、
    前記払出ユニットに、前記表示手段、前記払出操作手段、及び前記発行操作手段の少なくとも一つを配置したことを特徴とする遊技機装置。
  2. 前記払出ユニットは、前記払出口から対応する遊技機の玉受皿への払出しが可能となる第1状態と、対応する遊技機の回動が可能となる第2状態との間で回動可能に構成され、
    前記払出通路の上方に前記表示手段を配置することで、前記払出ユニットが第1状態となっている場合に、遊技機の前方にて有価価値情報を表示可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機装置。
  3. 前記払出ユニットは、前記遊技機装置本体に対して上下方向にスライド可能に構成され、
    所定位置まで払出ユニットがスライドするまでは前記払出手段による遊技玉の払出を許容する一方、前記所定位置より上方向に払出ユニットがスライドした場合には前記払出手段による遊技玉の払出を抑制する払出抑制手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機装置。
  4. 前記記憶手段は、獲得玉情報、及び金額情報を記憶し、
    前記記憶手段が記憶する獲得玉情報、或いは金額情報が前記更新手段により更新され、そのいずれか一方が残存した状態で他方が所定数以下となった場合に一方残存状態であると判定する判定手段と、
    前記判定手段が、一方残存状態と判定している場合に前記表示手段を確認表示状態に制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする請求項2または3記載の遊技機装置。
  5. 前記判定手段は、対応する遊技機の非稼動状態、或いは前記払出手段が払出した遊技玉を使用し尽くした状態である遊技終了状態を判定し、
    前記表示制御手段は、前記判定手段により一方残存状態が判定された状態で遊技終了状態が判定された場合に前記表示手段を遊技者に対して有価価値が残存していることの確認を促すための確認表示状態へと制御することを特徴とする請求項4記載の遊技機装置。
  6. 前記判定手段により一方残存状態と判定された状態で残存する獲得玉情報、或いは金額情報が前記更新手段により更新された場合に、前記表示制御手段により遊技終了状態が判定された場合における確認表示状態への表示制御を抑制する表示抑制手段を備えたことを特徴とする請求項4または5記載の遊技機装置。
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