JP2002191843A - 遊技媒体貸出装置 - Google Patents

遊技媒体貸出装置

Info

Publication number
JP2002191843A
JP2002191843A JP2000391515A JP2000391515A JP2002191843A JP 2002191843 A JP2002191843 A JP 2002191843A JP 2000391515 A JP2000391515 A JP 2000391515A JP 2000391515 A JP2000391515 A JP 2000391515A JP 2002191843 A JP2002191843 A JP 2002191843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
recording medium
received
game
game medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000391515A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Funaki
憲一 船木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Game Card Corp
Original Assignee
Nippon Game Card Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Game Card Corp filed Critical Nippon Game Card Corp
Priority to JP2000391515A priority Critical patent/JP2002191843A/ja
Publication of JP2002191843A publication Critical patent/JP2002191843A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の種別に応じた適切な処理を行うこ
とができる遊技媒体貸出装置の提供。 【解決手段】 遊技媒体貸出装置が備える主制御部は、
カードに価値が付与されていないと判定した場合(S1
05でNO)であって、遊技機に備えられている貸出ボ
タンが利用者により押下されたとき(S107)、計時
を開始する(S108)。そして、予め設定された設定
時間を経過する前に利用者から硬貨の投入を受け付けた
場合(S109でYES)は価値の付与処理を行い、一
方前記設定時間を経過した場合は(S110でYE
S)、カードが会員カード又は一般カードの何れである
かを判定し(S112)、その判定の結果一般カードで
あるときは(S112で一般)そのカードを回収し(S
113)、会員カードであるときは(S112で会員)
利用者に対して返却する(S114)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店等の遊
技店にて使用されるパチンコ用カード等の記録媒体に記
録された記録情報に基づいて、パチンコ玉等の遊技媒体
の貸出をパチンコ機等の遊技機に対して指示する遊技媒
体貸出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パチンコ店等の遊技店におい
て、パチンコ機及びスロットマシン等の遊技機で使用す
るパチンコ玉及びメダル等の遊技媒体の借り入れを行う
ために、記録媒体を識別するための識別子,記録媒体の
発行年月日及び消費額等の情報を記録するための記録領
域を備えた記録媒体を用いる遊技管理システムが実現さ
れている。
【0003】このような従来の遊技管理システムにおい
ては、磁気記録領域を備えた磁気カードを記録媒体とし
て利用することが多かった。一方、近年では、不正防止
のためのセキュリティ機能をはじめとする種々の機能を
記録媒体に持たせるために、磁気カードの代わりにIC
カードを記録媒体として利用する遊技管理システムも開
発されている。
【0004】このような遊技管理システムを備えた遊技
店にて遊技を行う場合、利用者は、まず記録媒体発行装
置で遊技に用いることができる価値が付与された記録媒
体を購入し、購入した記録媒体を、遊技媒体を貸し出す
ための遊技媒体貸出装置へ挿入する。遊技媒体貸出装置
は、挿入された記録媒体に記録された記録情報に基づい
て、隣設されている遊技機へ遊技媒体の貸出を指示す
る。そして遊技機は遊技媒体貸出装置の指示にしたがっ
て遊技媒体の貸出を行う。利用者は、このようにして貸
し出された遊技媒体を用いて遊技機にて遊技を行うこと
ができる。
【0005】ところで、このようにして利用者が遊技を
行っている最中に価値の残りがなくなった場合、金銭を
投入することによってその価値を買い足すことができる
遊技媒体貸出装置が開発されている。このような遊技媒
体貸出装置を用いることにより、価値の残りがなくなっ
た場合であっても、利用者は容易に遊技を継続すること
ができるようになる。
【0006】しかしながら、価値の残りがなくなった後
は常に価値の買い足しを行うことができることとした場
合、その価値の残りがなくなった記録媒体がいつまでも
遊技媒体貸出装置に挿入されたままで処理されないとい
う事態が生じるおそれがある。
【0007】このような問題を解決すべく、例えば特許
公報第2954546号には、記録媒体に付与されてい
る価値がなくなり、しかも遊技媒体の残りもなくなった
場合に、タイマを起動し、所定時間経過するまでの間に
買い足しの指示があったときは買い足しに係る処理を実
行し、前記指示がなく所定時間が経過した場合は記録媒
体を利用者に返却する遊技媒体貸出装置が開示されてい
る。このように、買い足しを行うことができる時間を限
定することにより、価値の残りがなくなった記録媒体の
処理を迅速に行うことができ、その結果円滑なシステム
の運用を図ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、遊技店によ
っては会員制を採用している場合があり、このような場
合、会員である利用者が使用する会員用記録媒体と非会
員である利用者が使用する非会員用記録媒体とでは異な
る取扱いがなされる。
【0009】例えば、記録媒体に付与されている価値の
残りがなくなった場合において、その記録媒体が会員用
記録媒体であるときはその会員用記録媒体を会員である
利用者に対して返却し、一方その記録媒体が非会員用記
録媒体であるときはその非会員用記録媒体を回収する。
これにより、会員にとっては同一の記録媒体を繰り返し
使用することができるため便利であり、また遊技店にと
っては非会員用記録媒体を回収してリサイクルに供する
ことができるため、リサイクルができない場合に比して
記録媒体に係るコストの低減化を図ることができるとい
う利点がある。
【0010】しかしながら、上述したように、従来の遊
技媒体貸出装置は記録媒体に付与されている価値の残り
がなくなった場合は、その記録媒体を常に返却すること
としているため、会員用又は非会員用の別により異なる
取扱いをすることができないという問題があった。
【0011】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、記録媒体に付与されている価値の残りがなくな
った場合であって、所定時間を経過する前に金銭の投入
を受け付けたときはその金銭の額に対応する価値を記録
媒体に付与し、所定時間を経過したときは記録媒体の種
別に基づいて回収又は返却の何れかを行うことにより、
価値の残りがなくなった記録媒体がいつまでも滞留して
いるという事態を回避することができ、しかもその記録
媒体の種別に応じた適切な処理を行うことができる遊技
媒体貸出装置を提供することを目的とする。
【0012】また本発明の他の目的は、所定時間を経過
する前にアラームを報知することにより、遊技を終了さ
せるか又は継続させるかの判断を行うことを利用者に対
して促すことができる遊技媒体貸出装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る遊技媒体
貸出装置は、遊技機での遊技に用いることができる価値
が付与された記録媒体に記録されている該記録媒体の種
別を示す種別情報を含む記録情報に基づいて、遊技媒体
の貸出を遊技機に指示する遊技媒体貸出装置において、
記録媒体を受け付ける記録媒体受付部と、該記録媒体受
付部によって受け付けられている記録媒体に記録されて
いる記録情報の読み書きを行うリーダライタ部と、金銭
を受け付ける金銭受付手段と、前記リーダライタ部によ
って読み取られた前記受け付けられている記録媒体に記
録されている記録情報に基づいて、記録媒体に価値が付
与されているか否かを判別する判別手段と、該判別手段
によって価値が付与されていないと判別された場合であ
って、所定時間を経過する前に前記金銭受付手段によっ
て金銭の投入が受け付けられたとき、受け付けられた金
銭の額に対応する価値を前記受け付けられている記録媒
体に付与する価値付与手段と、該価値付与手段によって
価値が付与された記録媒体の記録情報に基づいて、遊技
媒体の貸出を遊技機に指示する貸出指示手段と、前記判
別手段によって価値が付与されていないと判別された場
合であって、前記所定時間が経過したとき、前記受け付
けられている記録媒体の種別を判別する種別判別手段
と、該種別判別手段による判別の結果に基づいて、前記
受け付けられている記録媒体を回収又は返却する手段と
を備えることを特徴とする。
【0014】第1発明による場合、記録媒体の記録情報
の読み書きを行うリーダライタ部を備えており、そのリ
ーダライタ部によって読み取られた記録情報に基づい
て、記録媒体に価値が付与されていないと判別した場合
であって、所定時間を経過する前に金銭の投入を受け付
けたときは、その受け付けた金銭の額に対応する価値を
その記録媒体に付与する。また、同じく記録媒体に価値
が付与されていないと判別した場合であって、所定時間
を経過したときは、その記録媒体の種別に基づいて記録
媒体の回収又は返却を行う。
【0015】これにより、遊技を行っている最中に記録
媒体に付与された価値の残りがなくなった場合、所定時
間内に限り金銭の投入を受け付けることによって価値の
買い足しを可能にし、一方その所定時間が経過したとき
はその記録媒体を回収又は返却する。よって利用者から
金銭が投入されることを待ち続けることにより記録媒体
がいつまでも滞留しているような事態を回避することが
できる。
【0016】また、記録媒体の回収又は返却の何れを行
うのかはその記録媒体の種別に基づいて決められる。し
たがって、例えば遊技店が会員制を採用しており、会員
用記録媒体又は非会員用記録媒体のように各記録媒体毎
に種別が定められている場合、会員用記録媒体は会員が
繰り返し使用することができるようにその会員に対して
返却し、一方非会員用記録媒体はリサイクルに供すべく
回収する等、種別に応じた適切な処理を行うことができ
る。
【0017】第2発明に係る遊技媒体貸出装置は、第1
発明に係る遊技媒体貸出装置において、前記所定時間を
経過する前にアラームを報知する報知手段を更に備える
ことを特徴とする。
【0018】第2発明による場合、所定時間内に利用者
に対してアラームを報知する構成としたので、遊技を終
了させるか又は継続させるかの判断を行うことを利用者
に対して促すことができる。
【0019】ここでアラームを報知する手段としては種
々のものがあり、例えば所定のメッセージを表示する、
所定のランプを点滅させる、所定の音声メッセージを出
力する等の手段を用いることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。 (実施の形態1)本発明の遊技媒体貸出装置は、例え
ば、パチンコ機及びスロットマシン等の遊技機を備えた
遊技店に設置されている装置であり、パチンコ玉又はメ
ダル等の遊技媒体を貸し出すための装置である。また、
この遊技媒体貸出装置にて処理される記録媒体は磁気カ
ード又はICカード等である。以下、この記録媒体をカ
ードという。
【0021】なお、本実施の形態では、遊技店が会員制
を採用しているものとし、以下、会員である利用者用の
カードを会員カードと、また非会員である利用者用のカ
ードを一般カードと夫々いう。
【0022】図1は、実施の形態1における本発明の遊
技媒体貸出装置を備えた遊技管理システムの構成を示す
ブロック図である。図1において、1,1…は遊技媒体
貸出装置を示しており、各遊技媒体貸出装置1,1…夫
々は、遊技機2,2…夫々に隣設されている。遊技媒体
貸出装置1は、利用者によって挿入されたカードCの記
録領域5に記録されているカード情報を読み取り、読み
取ったカード情報を光通信により管理装置4へ送信す
る。
【0023】なお、発行装置3がカードCを発行する際
にも同様にしてその発行対象であるカードCのカード情
報が発行装置3から管理装置4へ光通信により送信され
る。
【0024】遊技媒体貸出装置1からカード情報を受信
した管理装置4は、そのカード情報に係るカードCを使
用することが可能であるか否か、残高は正しいか否か等
のカードCの正当性の確認を行う。そしてその結果に関
する情報を光通信により遊技媒体貸出装置1へ送信す
る。
【0025】また、遊技媒体貸出装置1は、遊技機2に
備えられている遊技媒体の貸出を指示するための貸出ボ
タン(図示せず)が利用者によって押下された場合に、
遊技媒体の貸出指示命令を遊技機2へ送り、これを受け
た遊技機2は遊技媒体の貸し出しを行う。
【0026】カードCの記録領域5に記録される記録情
報(以下、カード情報という)には、カードCを識別す
るためのカード識別子(以下、カードIDという),カ
ードCが発行された遊技店を識別するための発行店識別
子,及びカードCが発行された年月日を示す発行年月日
等の情報、並びにカードCが会員カードであるか又は一
般カードであるかを示す情報、すなわちカードCの種別
を示す種別情報が含まれる。
【0027】またこのカード情報には、カードCが発行
された際にそのカードCに付与された金額,カードCを
用いて消費した金額,及び残高等の情報も含まれてい
る。このカード情報は、カードID毎に管理装置4によ
って管理されている。
【0028】なお、カードCの記録領域5にはカードI
Dのみを記録しておき、それ以外のカード情報は管理装
置4のみが記憶し管理するようにしてもよい。この場
合、遊技媒体貸出装置1及び発行装置3が管理装置4へ
送信するカード情報はカードIDのみであり、管理装置
4は受信したカードIDに基づいて、カード情報を管理
することになる。
【0029】図2は実施の形態1における本発明の遊技
媒体貸出装置1の要部の構成を示す正面図であり、図3
は同じく要部の構成を示す側断面図である。図2におい
て、カード利用可ランプ11は、カードC又は硬貨を受
け付けることができる場合に点灯し、受け付けることが
できない場合に消灯する。これにより利用者はカードC
又は硬貨を利用することができるか否かを知ることがで
きる。
【0030】硬貨受付口12は、利用者から硬貨の投入
を受け付ける。なお、本実施の形態では硬貨のみ受け付
けることが可能であるが、紙幣を受け付けることができ
るようにしてもよい。
【0031】返却ボタン13は、硬貨受付口12に投入
した硬貨が詰まった場合等にその硬貨を利用者に返却す
るためのボタンである。利用者はこの返却ボタン13を
押操作することによって投入した硬貨の返却を要求す
る。この場合、返却される硬貨は硬貨返却口15に排出
される。なお、後述する硬貨利用可ランプ141が消灯
している場合、すなわち硬貨が利用できない場合に利用
者が誤って硬貨を投入した場合は硬貨返却口15から硬
貨が自動的に排出される。
【0032】表示部14は、遊技媒体貸出装置1の動作
状態、及びカードCの残高等を表示するためのものであ
り、硬貨利用可ランプ141,金額設定ボタン142,
金額設定表示部143,残高表示部144,機種設定表
示ランプ145,連結台方向表示ランプ146及びカー
ド挿入中ランプ147から構成される。
【0033】硬貨利用可ランプ141は、硬貨を受け付
けることができる場合に点灯し、受け付けることができ
ない場合に消灯する。これにより利用者は硬貨を利用す
ることができるか否かを知ることができる。
【0034】金額設定ボタン142は、カードCにより
払い出す金額の設定の指示を受け付けるボタンである。
利用者はこの金額設定ボタン142を適宜の回数押操作
することによって払い出し金額の設定を行う。設定され
た払い出し金額は、金額設定表示部143にて表示され
る。
【0035】残高表示部144は、硬貨を投入して遊技
を行っている場合にカードCの記録領域5に記録されて
いるカード情報中の残高等を数値で表示する。
【0036】機種設定表示ランプ145は、遊技媒体貸
出装置1が遊技媒体の排出の指示を送る対象である遊技
機2の機種を示す表示ランプであり、例えば遊技機2が
パチンコ機又はスロットマシンの何れの遊技機であるの
か等を示している。
【0037】連結台方向表示ランプ146は、遊技媒体
貸出装置1が、遊技媒体の排出の指示をする遊技機2を
示す表示ランプである。この連結台方向表示ランプ14
6により、利用者は、遊技媒体貸出装置1が、その遊技
媒体貸出装置1の両側に設置されている遊技機2,2の
うちどちらの遊技機2に遊技媒体の貸出の指示をするの
かを知ることができる。
【0038】カード挿入ランプ147は、カードCがカ
ード挿入口16から挿入されている場合に点灯し、挿入
されていない場合に消灯する。これにより利用者はカー
ドC2が挿入されているか否かを確認することができ
る。
【0039】カード返却ボタン17は、カード挿入口1
6から挿入したカードCを利用者に対して返却すること
を指示するためのボタンである。利用者はこのカード返
却ボタン17を押操作することによってカードCの返却
を要求する。
【0040】図3において、20はCPU等から構成さ
れている主制御部を示しており、該主制御部20は、バ
ス30を介してハードウェア各部と接続されていて、そ
れらを制御すると共に、ROM(図示せず)に格納され
た種々のコンピュータプログラムを実行する。
【0041】カード処理部22は、カード挿入口16を
介して利用者により挿入されたカードCの記録領域5に
記録されるカード情報の読み書きを行うリーダライタ部
(図示せず)を備えている。
【0042】このカード処理部22は、カードCを搬送
するための搬送装置(図示せず)を備えており、その搬
送装置によって、カードCをカード挿入口16から排出
することにより利用者に返却し、またカード処理部22
の内部に取り込むことにより回収する。このようにして
回収されたカードCはリサイクルされ、再び発行装置3
にて発行される。
【0043】通信処理部23は、光通信によりカードC
のカード情報を管理装置4との間で送受信するための装
置である。なお、光通信ではなく、有線を用いて通信す
るようにしてもよいことは勿論である。
【0044】硬貨処理部24は、硬貨受付口12を介し
て利用者から受け付けた硬貨の識別を行い、その結果を
主制御部20へ通知する。利用者によって投入された硬
貨が詰まった場合であって、返却ボタン13が押操作さ
れたときには、詰まっている硬貨を硬貨返却口15から
排出する。一方硬貨が消費された場合は、硬貨排出口1
9から硬貨を排出する。なお、硬貨排出口19から排出
された硬貨は外部の装置(図示せず)に取り込まれる。
【0045】図4は、実施の形態1における本発明の遊
技媒体貸出装置1との間でカード情報の送受信を行う管
理装置4の構成を示すブロック図である。図4におい
て、41はCPUを示しており、該CPU41には、遊
技媒体貸出装置1又は発行装置3との間で光通信を行う
ための通信インタフェース42と、CPU41において
発生するデータを記憶する記憶部43とが接続されてい
る。また記憶部43は、以下に説明する3つのデータベ
ースを有している。
【0046】第1のデータベースである使用中DB44
は、発行装置3によって発行されたカードCのカード情
報を記憶する。この使用中DB44にカード情報が記憶
されていないカードCは使用することができない。
【0047】第2のデータベースである決済DB45
は、発行装置3から受信したカードCの発行に関する情
報、並びに各遊技媒体貸出装置1,1…夫々から受信し
たカードCに後述するようにして付与した価値及びカー
ドCを用いて消費された金額等に関する情報を記憶す
る。この決済DB45に記憶されている情報は、所定の
間隔で、カード会社のホストコンピュータ(図示せず)
に送信される。
【0048】第3のデータベースである不正情報DB4
6は、偽造等の不正が施されたカードCのカードIDを
記憶する。この不正情報DB46に記憶されているカー
ドIDによって識別されるカードCは使用することがで
きない。
【0049】次に本発明の遊技媒体貸出装置1の動作に
ついて説明する。図5及び図6は、実施の形態1におけ
る本発明の遊技媒体貸出装置1の主制御部20の処理手
順を示すフローチャートである。遊技媒体貸出装置1の
電源が投入された場合、主制御部20は、記憶している
各種のテーブルをクリアする等して初期処理を実行する
(S101)。
【0050】次に、カード処理部22に対して問い合わ
せることによりカードCの挿入を受け付けている否かを
判定し(S102)、カードCの挿入を受け付けていな
いと判定した場合は(S102でNO)、利用者によっ
てカードCが挿入されるまでステップS102を繰り返
す。一方、カードCを受け付けていると判定した場合
(S102でYES)、カード挿入ランプ147を点灯
させる(S103)。
【0051】次に、カードCのカード情報を読み取るよ
うにカード処理部22に対して指示する(S104)。
この指示を受けたカード処理部22は、リーダライタ部
を用いてカードCの記録領域5に記録されているカード
情報を読み取る。
【0052】このようにして読み取られたカード情報を
参照し、カードCには価値が付与されているか否か、す
なわちカードCは遊技に使用することができる価値を有
しているか否かを判定する(S105)。ここで、価値
を有していると判定した場合(S105でYES)、そ
の価値を示す残高を残高表示部144に表示させ(S1
19)、後述するステップS120へ進む。
【0053】一方、ステップS105にて価値を有して
いないと判定した場合は(S105でNO)、硬貨利用
可ランプ141を点灯させる(S106)。そして、利
用者によって遊技機2の貸出ボタンが押下されたことを
示す信号を遊技機2から受け付けたか否かを判定する
(S107)。ここでその信号を受け付けていないと判
定した場合は(S107でNO)、受け付けるまでステ
ップS107を繰り返す。なお、前記信号が受け付けら
れない状態が所定時間が経過した場合はカードCを利用
者に返却する等してもよい。
【0054】なお、前記信号を受け付ける前に、利用者
から硬貨の投入を受け付けた場合は、後述するステップ
S116へ進む。この場合は後述する計時は行われな
い。
【0055】また、ステップS107にて前記信号を受
け付けたと判定した場合(S107でYES)、主制御
部20は計時を開始する(S108)。次に、硬貨の投
入を受け付けたか否かを判定し(S109)、受け付け
たと判定した場合(S109でYES)は後述するステ
ップS116へ進む。一方、受け付けていないと判別し
た場合(S109でNO)、予め設定された設定時間を
経過したか否かを判定する(S110)。ここでその設
定時間を経過していないと判定した場合(S110でN
O)、ステップS109に戻る。
【0056】一方、ステップS110にて前記設定時間
を経過していると判定した場合(S110でYES)、
硬貨利用可ランプ141を消灯させた(S111)後、
上述したようにして読み取ったカードCのカード情報に
含まれている種別情報を参照してカードCが会員カード
又は一般カードの何れであるのかを判定する(S11
2)。ここで、一般カードであると判定した場合(S1
12で一般)、主制御部20は、カード処理部22に対
してカードCの回収を指示する(S113)。これによ
り、カードCはカード処理部22の内部に取り込まれて
回収される。
【0057】一方、ステップS112にてカードCは会
員カードであると判定した場合(S112で会員)、主
制御部20は、カード処理部22に対してカードCの返
却を指示する(S114)。これにより、カードCはカ
ード挿入口16から排出され、利用者に対して返却され
る。そして、カード挿入ランプ147を消灯(S11
5)させた後、ステップS102に戻る。
【0058】また、上述したステップS109にて硬貨
の投入を受け付けたと判定した場合(S109でYE
S)、受け付けた硬貨の額に対応した入金度数を残高表
示部144に表示させ(S116)、前記受け付けた硬
貨の額を示す情報を含むカード情報を書き込むようにカ
ード処理部22に指示する(S117)。この指示を受
けたカード処理部22は、リーダライタ部を用いてカー
ドCの記録領域5に対してカード情報を書き込む。
【0059】次に、主制御部20は、前記カード情報を
管理装置4へ送信するように通信処理部23に指示する
(S118)。その結果、光通信により前記カード情報
が管理装置4へ送信される。この場合、管理装置4は、
受信したカード情報を使用中DB45に格納する。
【0060】次に、主制御部20は、利用者がカード返
却ボタン17を押操作している、すなわち利用者からカ
ードCの返却の要求を受け付けているか否かを判定する
(S120)。ここでその要求を受け付けていると判定
した場合(S120でYES)、硬貨利用可ランプ14
1を消灯させ(S129)、上述したステップS114
へ進む。一方、要求を受け付けていないと判定した場合
(S120でNO)、利用者による金額設定ボタン14
2の押操作によって払い出し金額の設定を受け付け(S
121)、受け付けた払い出し金額を金額設定表示部1
43に表示させる(S122)。
【0061】次に、利用者によって遊技機2の貸出ボタ
ンが押下されたことを示す信号を遊技機2から受け付け
たか否かを判定する(S123)。ここでその信号を受
け付けていないと判定した場合は(S123でNO)、
受け付けるまでステップS122を繰り返す。なお、前
記信号が受け付けられない状態が所定時間が経過した場
合はカードCを利用者に返却する等してもよい。
【0062】一方、ステップS123にて遊技機2から
前記信号を受け付けたと判定した場合(S123でYE
S)、主制御部20は、前記払い出し金額に応じた量の
遊技媒体の貸出を遊技機2に対して指示する(S12
4)。この指示を受けた遊技機2は、その指示にしたが
って遊技媒体を排出することにより遊技媒体の貸出を行
う。そして、主制御部20は、遊技機2にて遊技媒体の
貸出が行われたことを確認(S125)した後、カード
Cの残高を更新し(S126)、更新後の残高を残高表
示部144に表示させる(S127)。
【0063】次に、前記更新した後の残高が残っている
か否かを判定する(S128)。ここで、残高が有ると
判定された場合(S128でYES)、上述したステッ
プS120に戻る。一方、ステップS128にて残高が
なくなったと判定した場合(S128でNO)、上述し
たステップS107に戻り、上述した処理を繰り返す。
【0064】上述したように、設定時間が経過するまで
は利用者から硬貨の投入を受け付けるようにしているた
め、利用者は遊技を終了させるか又は継続させるかの判
断を余裕をもって行うことができる。
【0065】なお、上述したように、本実施の形態では
利用者によって貸出ボタンが押下されたことを契機とし
て計時を開始(S108)しているが、これ以外にも、
例えばカードCをカード挿入口16から一旦排出し、そ
の後に利用者により再挿入されたときに計時を開始する
ようにしてもよい。また、遊技機2に遊技媒体の残量を
検出するセンサを設け、そのセンサにより遊技媒体の残
りがなくなったことが検出された場合に、遊技機2がそ
の検出したことを示す信号を遊技媒体貸出装置1へ出力
するような構成とし、遊技媒体貸出装置1が前記信号を
受け付けたときに主制御部20が計時を開始するように
してもよい。
【0066】上述したようにして処理を行っている間、
主制御部20は、カードCを用いて消費された消費金額
を含む金額情報を記憶している。この金額情報は、次の
ようにして管理装置4によって集信され管理される。
【0067】図7は、管理装置4が金額情報を集信する
場合の本発明の遊技媒体貸出装置1及び管理装置4の動
作の流れを示すフローチャートである。管理装置4は、
予め定められている設定時間に達したか否かを監視して
いる(S201)。そして、その設定時間に達した場合
(S201でYES)、管理装置4は、カードCの金額
情報の送信を各遊技媒体貸出装置1,1…夫々へ指示す
る(S202)。
【0068】各遊技媒体貸出装置1,1…夫々は、管理
装置4から前記指示を受けた場合、夫々の主制御部20
に記憶している金額情報を管理装置4へ送信する(S2
03)。
【0069】管理装置4は、各遊技媒体貸出装置1,1
…夫々から金額情報を受信した場合、受信した金額情報
に係るカードCのカード情報を使用中DB44から検索
し(S204)、検索したカード情報の内容と前記受信
した金額情報とを比較することにより該受信した金額情
報の正当性を確認する(S205)。上述したように、
管理装置4は、遊技媒体貸出装置1にて硬貨の投入を受
け付けた際、その受け付けた硬貨の額を示す情報を含む
カード情報を遊技媒体貸出装置1から受信し、受信した
カード情報を使用中DB44に格納している。そのた
め、使用中DB44に格納されているカード情報に示さ
れている前記受け付けた硬貨の額以上の額が消費されて
いると判定した場合、管理装置4は前記受信した金額情
報は正当ではないと判定する(S205でNO)。この
場合、そのカード情報に係るカードCのカードIDを不
正情報DB46に記憶し(S207)、処理を終了す
る。
【0070】一方、ステップS205にて金額情報は正
当であると判定した場合(S205でYES)、その金
額情報を含むカード情報を使用中DB44に記憶し(S
206)、処理を終了する。
【0071】このように、管理装置4が複数の遊技媒体
貸出装置から金銭の額を含む金額情報を集信し、その集
信した金額情報を管理することによって、複数の遊技媒
体貸出装置1,1…にて消費された金銭の額等を集中し
て管理することができる。
【0072】また、遊技媒体貸出装置1と管理装置4と
の両装置で前記金銭の額等を管理する場合、遊技媒体貸
出装置1のみで管理する場合に比し、改竄等の不正行為
を容易に検出することが可能になる。
【0073】(実施の形態2)図8は、実施の形態2に
おける本発明の遊技媒体貸出装置1の要部の構成を示す
正面図である。実施の形態2における遊技媒体貸出装置
6が備える表示部64は、実施の形態1における遊技媒
体貸出装置1が備える表示部14と同様に、硬貨利用可
ランプ141,金額設定ボタン142,金額設定表示部
143,残高表示部144,機種設定表示ランプ14
5,連結台方向表示ランプ146及びカード挿入中ラン
プ147を設けている他にも、メッセージ表示部148
を設けている。このメッセージ表示部148は、液晶表
示装置(LCD)で構成されており、後述するようにカ
ードCに関する各種のメッセージを表示する。
【0074】なお、実施の形態2における遊技媒体貸出
装置6のその他の構成は、実施の形態1における遊技媒
体貸出装置1の場合と同様であるので同一符号を付して
説明を省略する。また、遊技媒体貸出装置6を備えた遊
技管理システムも実施の形態1の場合と同様であるので
図示及び説明を省略する。
【0075】次に実施の形態2における遊技媒体貸出装
置6の動作について説明する。図9乃至図11は、実施
の形態2における本発明の遊技媒体貸出装置6の主制御
部20の処理手順を示すフローチャートである。遊技媒
体貸出装置6の電源が投入された場合、主制御部20
は、記憶している各種のテーブルをクリアする等して初
期処理を実行する(S301)。
【0076】次に、カード処理部22に対して問い合わ
せることによりカードCの挿入を受け付けている否かを
判定し(S302)、カードCの挿入を受け付けていな
いと判定した場合は(S302でNO)、利用者によっ
てカードCが挿入されるまでステップS302を繰り返
す。一方、カードCを受け付けていると判定した場合
(S302でYES)、カード挿入ランプ147及び硬
貨利用可ランプ141を夫々点灯させる(S303,S
304)。
【0077】次に、カードCのカード情報を読み取るよ
うにカード処理部22に対して指示する(S305)。
この指示を受けたカード処理部22は、リーダライタ部
を用いてカードCの記録領域5に記録されているカード
情報を読み取る。
【0078】このようにして読み取られたカード情報を
参照し、カードCには価値が付与されているか否か、す
なわちカードCは遊技に使用することができる価値を有
しているか否かを判定する(S306)。ここで、価値
を有していると判定した場合(S306でYES)、そ
の価値を示す残高を残高表示部144に表示させる(S
319)。
【0079】次に、その残高が予め設定されている設定
額以下であるか否かを判定する(S320)。ここで設
定額以下ではないと判定した場合(S320でNO)、
後述するステップS323へ進む。一方、設定額以下で
あると判定した場合(S320でYES)、残高が残り
僅かであることを示す残高少メッセージをメッセージ表
示部148に表示(S321)させた後、利用者から硬
貨の投入を受け付けたか否かを判定する(S322)。
【0080】ステップS322で、硬貨の投入を受け付
けたと判定した場合(S322でYES)は後述するス
テップS316へ進む。一方、受け付けていないと判別
した場合は(S322でNO)後述するステップS32
3へ進む。
【0081】また、ステップS306にて価値を有して
いないと判定した場合は(S306でNO)、価値を有
していないことを示す残高無メッセージをメッセージ表
示部148に表示させた(S307)後、計時を開始す
る(S308)。
【0082】次に、利用者から硬貨の投入を受け付けた
か否かを判定し(S309)、受け付けたと判定した場
合(S309でYES)は後述するステップS316へ
進む。一方、受け付けていないと判別した場合(S30
9でNO)、予め設定された設定時間を経過したか否か
を判定する(S310)。ここでその設定時間を経過し
ていないと判定した場合(S310でNO)、ステップ
S309に戻る。
【0083】一方、ステップS310にて前記設定時間
を経過していると判定した場合(S310でYES)、
硬貨利用可ランプ141を消灯させた(S311)後、
上述したようにして読み取ったカードCのカード情報に
含まれている種別情報を参照してカードCが会員カード
又は一般カードの何れであるのかを判定する(S31
2)。ここで、一般カードであると判定した場合(S3
12で一般)、主制御部20は、カード処理部22に対
してカードCの回収を指示する(S313)。これによ
り、カードCはカード処理部22の内部に取り込まれて
回収される。
【0084】一方、ステップS312にてカードCは会
員カードであると判定した場合(S312で会員)、主
制御部20は、カード処理部22に対してカードCの返
却を指示する(S314)。これにより、カードCはカ
ード挿入口16から排出され、利用者に対して返却され
る。そして、カード挿入ランプ147を消灯(S31
5)させた後、ステップS302に戻る。
【0085】上述したステップS309又はS322に
て硬貨の投入を受け付けたと判定した場合(S309又
はS322でYES)、受け付けた硬貨の額に対応した
入金度数を残高表示部144に表示させ(S316)、
前記受け付けた硬貨の額を示す情報を含むカード情報を
書き込むようにカード処理部22に指示する(S31
7)。この指示を受けたカード処理部22は、リーダラ
イタ部を用いてカードCの記録領域5に対してカード情
報を書き込む。
【0086】次に、主制御部20は、前記カード情報を
管理装置4へ送信するように通信処理部23に指示する
(S318)。その結果、光通信により前記カード情報
が管理装置4へ送信される。この場合、管理装置4は、
受信したカード情報を使用中DB45に格納する。
【0087】次に、主制御部20は、利用者がカード返
却ボタン17を押操作しているか否か、すなわち利用者
からカードCの返却の要求を受け付けているか否かを判
定する(S323)。ここでその要求を受け付けている
と判定した場合(S323でYES)、硬貨利用可ラン
プ141を消灯させ(S332)、上述したステップS
314へ進む。一方、要求を受け付けていないと判定し
た場合(S323でNO)、利用者による金額設定ボタ
ン142の押操作によって払い出し金額の設定を受け付
け(S324)、受け付けた払い出し金額を金額設定表
示部143に表示させる(S325)。
【0088】次に、利用者によって遊技機2の貸出ボタ
ンが押下されたことを示す信号を遊技機2から受け付け
たか否かを判定する(S326)。ここでその信号を受
け付けていないと判定した場合は(S326でNO)、
受け付けるまでステップS326を繰り返す。なお、前
記信号が受け付けられない状態が所定時間が経過した場
合はカードCを利用者に返却する等してもよい。
【0089】一方、ステップS326にて遊技機2から
前記信号を受け付けたと判定した場合(S326でYE
S)、主制御部20は、前記払い出し金額に応じた量の
遊技媒体の貸出を遊技機2に対して指示する(S32
7)。この指示を受けた遊技機2は、その指示にしたが
って遊技媒体を排出することにより遊技媒体の貸出を行
う。そして、主制御部20は、遊技機2にて遊技媒体の
貸出が行われたことを確認(S328)した後、カード
Cの残高を更新し(S329)、更新後の残高を残高表
示部144に表示させる(S330)。
【0090】次に、前記更新した後の残高が残っている
か否かを判定する(S331)。ここで、残高が有ると
判定された場合(S331でYES)、上述したステッ
プS320に戻る。一方、ステップS331にて残高が
なくなったと判定した場合(S331でNO)、上述し
たステップS307に戻り、上述した処理を繰り返す。
【0091】上述したように、所定時間を経過する前
に、残高無メッセージ又は残高少メッセージをメッセー
ジ表示部148にて表示することにより、遊技を終了さ
せるか又は継続させるかの判断をすることを利用者に対
して促すことができる。また、残高無メッセージを表示
した場合、設定時間が経過するまでは硬貨の投入を受け
付けることができるため、利用者はその判断を余裕をも
って行うことができる。
【0092】なお、上述したように、各種のメッセージ
を表示するメッセージ表示部148は遊技媒体貸出装置
6が備えているが、同様の表示部を遊技機2が備えてい
てもよい。これにより、遊技を行っている最中であって
も、利用者はそれらのメッセージを容易に確認すること
ができる。
【0093】このように、本実施の形態では、利用者に
対して前記判断を促すためにメッセージ表示部148に
各種のメッセージを表示する手段を用いているが、これ
以外にも、例えば所定のランプを点滅させる,音声メッ
セージを出力する等の手段を用いるようにしてもよい。
【0094】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1に記載の遊
技媒体貸出装置によれば、記録媒体に付与されている価
値の残りがなくなった場合であって、所定時間を経過す
る前に金銭の投入を受け付けたときはその金銭の額に対
応する価値を記録媒体に付与し、所定時間を経過したと
きは記録媒体の種別に基づいて回収又は返却の何れかを
行うことにより、価値の残りがなくなった記録媒体がい
つまでも滞留しているという事態を回避することがで
き、しかもその記録媒体の種別に応じた適切な処理を行
うことができる。
【0095】また、請求項2に記載の遊技媒体貸出装置
によれば、所定時間を経過する前にアラームを報知する
ことにより、遊技を終了させるか又は継続させるかの判
断を行うことを利用者に対して促すことができる等、本
発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における本発明の遊技媒体貸出装
置を備えた遊技管理システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】実施の形態1における本発明の遊技媒体貸出装
置の要部の構成を示す正面図である。
【図3】実施の形態1における本発明の遊技媒体貸出装
置の要部の構成を示す側断面図である。
【図4】実施の形態1における遊技管理システムに用い
られる管理装置の構成を示すブロック図である。
【図5】実施の形態1における本発明の遊技媒体貸出装
置の主制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態1における本発明の遊技媒体貸出装
置の主制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】管理装置が金額情報を集信する場合の本発明の
遊技媒体貸出装置及び管理装置の動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図8】実施の形態2における本発明の遊技媒体貸出装
置の要部の構成を示す正面図である。
【図9】実施の形態2における本発明の遊技媒体貸出装
置の主制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】実施の形態2における本発明の遊技媒体貸出
装置の主制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】実施の形態2における本発明の遊技媒体貸出
装置の主制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 遊技媒体貸出装置 2 遊技機 3 発行装置 4 管理装置 5 記録領域 20 主制御部 22 カード処理部 C カード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機での遊技に用いることができる価
    値が付与された記録媒体に記録されている該記録媒体の
    種別を示す種別情報を含む記録情報に基づいて、遊技媒
    体の貸出を遊技機に指示する遊技媒体貸出装置におい
    て、 記録媒体を受け付ける記録媒体受付部と、 該記録媒体受付部によって受け付けられている記録媒体
    に記録されている記録情報の読み書きを行うリーダライ
    タ部と、 金銭を受け付ける金銭受付手段と、 前記受け付けられている記録媒体に記録されている記録
    情報に基づいて、記録媒体に価値が付与されているか否
    かを判別する判別手段と、 該判別手段によって価値が付与されていないと判別され
    た場合であって、所定時間を経過する前に前記金銭受付
    手段によって金銭が受け付けられたとき、受け付けられ
    た金銭の額に対応する価値を前記受け付けられている記
    録媒体に付与する価値付与手段と、 該価値付与手段によって価値が付与された記録媒体の記
    録情報に基づいて、遊技媒体の貸出を遊技機に指示する
    貸出指示手段と、 前記種別情報に基づいて前記受け付けられている記録媒
    体の種別を判別する種別判別手段と、 前記判別手段によって価値が付与されていないと判別さ
    れた場合であって、前記所定時間が経過したとき、前記
    種別判別手段による判別の結果に基づいて、前記受け付
    けられている記録媒体を回収又は返却する回収返却手段
    とを備えることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  2. 【請求項2】 前記所定時間を経過する前にアラームを
    報知する報知手段を更に備えることを特徴とする請求項
    1に記載の遊技媒体貸出装置。
JP2000391515A 2000-12-22 2000-12-22 遊技媒体貸出装置 Pending JP2002191843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000391515A JP2002191843A (ja) 2000-12-22 2000-12-22 遊技媒体貸出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000391515A JP2002191843A (ja) 2000-12-22 2000-12-22 遊技媒体貸出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002191843A true JP2002191843A (ja) 2002-07-10

Family

ID=18857639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000391515A Pending JP2002191843A (ja) 2000-12-22 2000-12-22 遊技媒体貸出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002191843A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323921A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Sayama Precision Ind Co 遊技媒体貸出しシステム
JP2009285140A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Daikoku Denki Co Ltd 遊技機装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323921A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Sayama Precision Ind Co 遊技媒体貸出しシステム
JP4625653B2 (ja) * 2004-05-17 2011-02-02 シルバー電研株式会社 遊技媒体貸出しシステム
JP2009285140A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Daikoku Denki Co Ltd 遊技機装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007215955A (ja) 遊技者情報管理装置
JP4653481B2 (ja) 遊技用システム
EP1139310A2 (en) Open-loop cashless gaming system and method using smart data mediums
JPH09262360A (ja) 遊技用装置
JPH09253307A (ja) 遊技用装置
JP2775677B2 (ja) 遊技カード用有価データ付加装置
JP2008212401A (ja) 遊技場用管理システム
JP2003117066A (ja) 遊技用記憶媒体、遊技装置および遊技システム
JPH11114189A (ja) 遊技場管理装置
JP2002191843A (ja) 遊技媒体貸出装置
JP2002177591A (ja) 遊技媒体貸出装置及び遊技管理システム
JPH1033797A (ja) 遊技機の管理装置
JP2004154493A (ja) 記憶媒体処理装置、記憶媒体処理方法、精算機、精算方法、発券機、発券方法、記憶媒体処理システムおよび遊技管理方法
JP2001054668A (ja) 遊技システム
CN114340748A (zh) 终端装置及信息管理系统
JP6585483B2 (ja) 各台装置及び遊技媒体管理方法
JP4215833B2 (ja) 記録媒体管理システム
JPH1052552A (ja) 遊技用装置
JPH09262356A (ja) 情報記憶装置および情報読出装置
JP4628826B2 (ja) 遊技媒体貸出処理装置および遊技媒体貸出システム
JP3761226B2 (ja) 発行装置
JP3662488B2 (ja) 遊技媒体貸出装置及び遊技管理システム
JPH09253316A (ja) 情報媒体を使用した遊技場設備
JPH10118301A (ja) 遊技場システムにおけるカード引き抜き記録装置
JP4477268B2 (ja) 遊技システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040907