JP3662488B2 - 遊技媒体貸出装置及び遊技管理システム - Google Patents

遊技媒体貸出装置及び遊技管理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ店等の遊技店にて使用されるプリペイドカード等の磁気カードに記録された有価価値情報に基づいて、パチンコ玉等の遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置及び遊技管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パチンコ店等の遊技店において、パチンコ機及びスロットマシン等の遊技機で使用するパチンコ玉及びメダル等の遊技媒体の借り入れを行うために、カード識別子,カード発行年月日及び消費額等の情報を記録するための磁気記録領域を備えた磁気カードを用いる遊技管理システムが実現されている。
【0003】
このような遊技管理システムを備えた遊技店にて遊技を行う場合、利用者は、まずカード発行装置で有価価値が付与された磁気カードを購入し、購入した磁気カードを、遊技媒体を貸し出すための遊技媒体貸出装置へ挿入する。遊技媒体貸出装置は、挿入された磁気カードに記録された記録情報に基づいて、隣接して設置されている遊技機へ遊技媒体を排出するように指示する。そして遊技機は遊技媒体貸出装置の指示にしたがって遊技媒体を排出する。利用者は、この排出された遊技媒体を用いて遊技機にて遊技を行うことができる。
【0004】
このように、遊技管理システムを導入した場合、現金を用いずに遊技媒体の借り入れができ、しかもその借り入れのために遊技機から離れる回数を少なくすることができる等の利便性を、利用者は享受することができる。
【0005】
また、遊技店の経営会社にとっても、上述したような利便性により磁気カードの利用者が増大することによって高収益を得ることができる等、遊技管理システムを導入することによる利益がある。
【0006】
さらに、磁気カードに記録される記録情報は、遊技管理システムに備えられているコンピュータによって管理されており、磁気カードの発行及び消費等の決済に関する情報はこのコンピュータによって処理されることになるので、正確かつ公正な会計処理を実現することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようにして遊技を行った結果、磁気カードに付与された有価価値の残りがなくなった場合、つまり磁気カードが無価値となった場合であって、それ以降も継続して遊技を行いたいとき、利用者は、再度カード発行装置で新しい磁気カードを購入しなければならない。そのため利用者は、一旦遊技機を離れてカード発行装置まで移動する必要があるために、利便性が損なわれるという問題があった。
【0008】
また、利用者の利便性の改善を図るために、遊技機に隣接して設置された遊技媒体貸出装置が、磁気カードと金銭との両方を受け付け可能とすることによって、磁気カード又は金銭のいずれによっても遊技を行えるようにすることも可能である。このようにすれば、磁気カードが無価値となった場合であっても、利用者は遊技機を離れることなく金銭を用いて引続き継続して遊技を行うことができる。
【0009】
しかし、金銭を用いることによって磁気カードを介することなく遊技を行うことができる場合、遊技管理システムに備えられたコンピュータは、決済に関するすべての情報を管理することができないので、正確かつ公正な会計処理を行うことが困難になるという問題がある。
【0010】
また、磁気カードを購入せずに、金銭を用いることによって無制限に遊技を行うことができるようにした場合、磁気カードの普及を妨げる虞がある。
【0011】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、磁気カードが無価値になった場合に、金銭を受け付けて新たな磁気カードを発行することによって、利用者が遊技機を離れることなく遊技を継続することが可能となり、しかも正確かつ公正な会計処理を確保することができる遊技媒体貸出装置を提供することを目的とする。
【0012】
また本発明の他の目的は、磁気カードが受け付けられていない場合であっても、金銭を受け付けて磁気カードの発行を行うことにより、利用者の利便性の向上を図ることができる遊技媒体貸出装置の提供にある。
【0013】
また、本発明の他の目的は、新たな磁気カードを発行する場合に、発行した磁気カードを利用者が目視することができるように表示することによって、磁気カードが発行されたことを利用者が確認することができる遊技媒体貸出装置の提供にある。
【0014】
また、本発明の他の目的は、新たに発行された磁気カードを外部へ排出することができないように構成することによって、磁気カードの不正使用を防止することができる遊技媒体貸出装置の提供にある。
【0015】
また、本発明の他の目的は、磁気カードが無価値になった場合に金銭を受け付ける回数の上限を予め設定しておくことによって、磁気カードの利用が減少することがない遊技媒体貸出装置の提供にある。
【0016】
また、本発明の他の目的は、第1の磁気カードが外部から目視可能に表示されている状態が所定時間経過したことのみを条件として、前記目視可能な状態を停止し、遊技媒体の排出を遊技機に指示することによって、遊技者による特別な操作を要せずに遊技媒体の排出を可能にする遊技媒体貸出装置の提供にある。
【0017】
さらに、本発明の他の目的は、管理装置が複数の遊技媒体貸出装置から金銭の額を含む金額情報を集信し、その集信した金額情報を管理することによって、複数の遊技媒体貸出装置にて消費された金銭の額等を集中して管理することができる遊技管理システムの提供にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る遊技媒体貸出装置は、有価価値が付与された磁気カードに記録されている記録情報に基づいて、遊技機での遊技に使用する遊技媒体の貸出を遊技機に指示する遊技媒体貸出装置において、
第1磁気カードを収納する収納部と、
該収容部に収容されている第1磁気カードを発行、及び該発行した第1磁気カードに記録されている記録情報の読み取りを行う第1磁気カード処理手段と、
前記第1磁気カード処理手段によって発行された第1磁気カードの記録情報に基づいて、遊技媒体の排出を遊技機に指示する第1の排出指示手段と
前記遊技媒体貸出装置とは別に設けられた発行装置によって発行され、複数の遊技媒体貸出装置において共通して使用可能な第2磁気カードの挿入を、受け付け、該受け付けた第2磁気カードに記録されている記録情報の読み取りを行う第2磁気カード処理手段と、
前記第2磁気カード処理手段によって読み取られた第2磁気カードの記録情報に基づいて、遊技媒体の排出を遊技機に指示する第2の排出指示手段と、
金銭の投入を受け付ける金銭受付手段と、
を含み、
第2磁気カードに付与されている有価価値の残高がなくなったと判定されたとき、或いは第2磁気カードが挿入されていないと判定されたときに、前記金銭受付手段への金銭の投入を条件に、前記金銭受付手段によって受け付けた金銭の額に対応する有価価値を前記第1磁気カードに記録するとともに、該第1磁気カードを外部への取り出しを不可能として該第1磁気カードの発行を行った後、当該発行した第1磁気カードに記録されている記録情報を読み取り、該読み取った記録情報基づいて、遊技媒体の排出を遊技機に指示することを特徴とする。
【0019】
第1発明による場合、第1の磁気カードを収納する収納部、第2の磁気カードの挿入を受け付ける磁気カード受付部、及びこの磁気カード受付部によって受け付けられた第2の磁気カードに記録されている記録情報の読み書きを行う磁気カード読み書き手段を備えている。そして磁気カード読み書き手段が読み取った第2の磁気カードに付与されている有価価値の残りを確認し、その結果その有価価値の残りが無くなった場合であって、利用者から金銭の投入を受け付けたときに、この受け付けた金銭の額に対応する有価価値を、前記収納部に収納された第1の磁気カードに付与することによって、第1の磁気カードを発行する。そして発行された第1の磁気カードに記録されている記録情報に基づいて、遊技媒体の排出を遊技機に指示する。その結果遊技機から遊技媒体が排出され、利用者は遊技を行うことができる。
【0020】
このように、利用者が第2の磁気カードを用いて遊技を行っている場合に、その第2の磁気カードが無価値になったとき、遊技媒体貸出装置が金銭を受け付けて新たな第1の磁気カードを発行する。よって、利用者は遊技機を離れることなく遊技を継続することができるとともに、発行された第1の磁気カードは外部へ排出することができない。よって利用者は第1の磁気カードを取り出すことができない。そのため、第1の磁気カードの残高を不当に上乗せする等の不正行為を行うことができないので、磁気カードの不正使用を防止することができる。
【0021】
また、金銭を受け付ける場合であっても第1の磁気カードが発行されるため、決済は磁気カードを介して行われる。したがって決済に関する情報は、遊技管理システムに備えられているコンピュータ(以下、管理装置という)によってすべて管理することが可能であり、正確かつ公正な会計処理を確保することができる。
【0023】
また、磁気カード受付部が第2の磁気カードを受け付けていない場合に、利用者から金銭の投入を受け付けたとき、この受け付けた金銭の額に対応する有価価値を、前記収納部に収納された第1の磁気カードに付与することによって、第1の磁気カードを発行する。そして発行された第1の磁気カードに記録されている記録情報に基づいて、遊技媒体の排出を遊技機に指示する。その結果遊技機から遊技媒体が排出され、利用者は遊技を行うことができる。
【0024】
このように、第2の磁気カードを用いて遊技を行っていない場合であっても、利用者から金銭を受け付けるようにすることによって、より一層利用者の利便性の向上を図ることができる。
【0025】
発明に係る遊技媒体貸出装置は、第発明に係る遊技媒体貸出装置において、前記金銭受付手段は、金銭を受け付ける回数を設定可能にしてあることを特徴とする。
【0026】
発明による場合、金銭を受け付ける回数を設定することが可能であり、その回数の上限を定めることができる。したがって、磁気カード発行装置にて磁気カードを購入することなく遊技を行うことが可能な遊技量の調整を行うことができる。
【0027】
また、金銭の投入を受け付けることを可能としたのは利用者の利便性を図るためであるが、金銭を用いて無制限に遊技ができることとした場合、磁気カードを購入せずに遊技を行う利用者が増えることによって、磁気カードの普及が妨げられる虞がある。さらに、遊技店においても、金銭が多く使われた場合、これらの金銭の取扱いが煩雑となり運用に要するコストが増大する。そこで、金銭を受け付ける回数を設定し、その回数の上限を定め、その上限回数を超えた場合は金銭の受け付けを拒否することによって、磁気カードの利用が減少することなく利用者の利便性の向上を図ることができ、しかも遊技店においては運用に要するコストの増大を回避することが可能となる。
【0030】
発明に係る遊技媒体貸出装置は、第1発明または第2発明に係る遊技媒体貸出装置において、前記第1磁気カード処理手段は、第1磁気カードを発行する際に、発行する第1磁気カードを外部から目視可能な状態に表示することを特徴とする。
【0031】
発明による場合、第1の磁気カードを発行する場合、その発行する第1の磁気カードを外部から見ることができるように第1の磁気カードを表示する。これにより、利用者は磁気カードが発行されたことを確認することができる。そのため、投入した金銭により購入した磁気カードを用いて遊技を行っていることを利用者に認識させることができる。
【0032】
発明に係る遊技媒体貸出装置は、第発明に係る遊技媒体貸出装置において、前記第1磁気カード処理手段により第1磁気カードが外部から目視可能な状態に表示されている場合に、所定時間経過したことのみを条件として、前記第1磁気カード処理手段は、前記目視可能な状態の表示を停止するとともに、前記第1の排出指示手段は、遊技媒体の排出を遊技機に指示することを特徴とする。
【0033】
発明による場合、第1の磁気カードが外部から目視可能に表示されている状態が所定時間経過したことのみを条件として、前記目視可能な状態を停止し、遊技媒体の排出を遊技機に指示する。
【0034】
これにより、例えば発行された第1の磁気カードを装置内に押し込む、又は第1の磁気カードを一旦取り出して再び挿入する等の操作を利用者が行うことなく、自動的に遊技機から遊技媒体が排出されるので、利用者は容易に遊技を行うことができる。
【0035】
発明に係る遊技管理システムは、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の複数の遊技媒体貸出装置と、該遊技媒体貸出装置夫々と通信可能に接続され、前記遊技媒体貸出装置夫々から前記受け付けられた金銭の額を含む金額情報を集信する集信手段及び該集信手段によって集信された金額情報を記憶する記憶手段を具備する管理装置とを備えることを特徴とする。
【0036】
発明による場合、管理装置が複数の遊技媒体貸出装置から金銭の額を含む金額情報を集信し、その集信した金額情報を管理する。よって、複数の遊技媒体貸出装置にて消費された金銭の額等を集中して管理することができる。また、遊技媒体貸出装置と管理装置との両装置で前記金銭の額等を管理する場合、遊技媒体貸出装置のみで管理する場合に比し、改竄等の不正行為を容易に検出することが可能になる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
本発明の遊技媒体貸出装置は、例えば、パチンコ機及びスロットマシン等の遊技機を備えた遊技店に設置されている装置であり、パチンコ玉又はメダル等の遊技媒体を貸し出すための装置である。また、この遊技媒体貸出装置にて処理される磁気カードは、その磁気カードに関する情報(以下、カード情報という)を記録するための磁気記録領域を有している。
【0038】
図1は、本発明の遊技媒体貸出装置を備えた遊技管理システムの構成を示すブロック図である。図1において、1,1...は遊技媒体貸出装置を示しており、各遊技媒体貸出装置1,1...夫々は、遊技機2,2...夫々に隣設されている。遊技媒体貸出装置1は、発行装置3によって発行された第2磁気カードC2(請求項1における第2磁気カード)の磁気記録領域5に記録されているカード情報を読み取り、読み取ったカード情報を光通信により管理装置4へ送信する。
【0039】
遊技媒体貸出装置1からカード情報を受信した管理装置4は、そのカード情報に係る第2磁気カードC2を使用することが可能であるか否か、残高は正しいか否か等の第2磁気カードC2の正当性の確認を行う。そしてその結果に関する情報を光通信により遊技媒体貸出装置1へ送信する。
【0040】
また、遊技媒体貸出装置1は、遊技機2に備えられている遊技媒体の貸出を指示するための貸出ボタン(図示せず)が利用者によって押下された場合に、遊技媒体の排出指示命令を遊技機2へ送り、これを受けた遊技機2は遊技媒体を排出する。
【0041】
なお、遊技機2は、上述した貸出ボタン以外にも、第2磁気カードC2の残高等の情報を表示する度数表示部(図示せず)等を備えている。
【0042】
第2磁気カードC2の磁気記録領域5に記録されるカード情報には、第2磁気カードC2を識別するためのカード識別子(以下、第2カードIDという),第2磁気カードC2が発行された遊技店を識別するための発行店識別子,及び第2磁気カードC2が発行された年月日を示す発行年月日等の情報が含まれる。
【0043】
またこのカード情報には更に、第2磁気カードC2が発行された際に磁気カードC2に付与された金額,第2磁気カードC2が消費した金額,及び残高等の情報も含まれている。このカード情報は、第2カードID毎に管理装置4によって管理されている。
【0044】
なお、第2磁気カードC2の磁気記録領域5には第2カードIDのみを記録しておき、それ以外のカード情報は管理装置4のみが記憶し管理するようにしてもよい。この場合、遊技媒体貸出装置1及び発行装置3が管理装置4へ送信するカード情報は第2カードIDのみであり、管理装置4は受信した第2カードIDに基づいて、カード情報を管理することになる。
【0045】
図2は本発明の遊技媒体貸出装置1の要部の構成を示す正面図であり、図3は同じく要部の構成を示す側断面図である。
図2において、カード利用可ランプ11は、第2磁気カードC2又は硬貨を受け付けることができる場合に点灯し、受け付けることができない場合に消灯する。これにより利用者は第2磁気カードC2又は硬貨を利用することができるか否かを知ることができる。
【0046】
硬貨受付口12は、利用者から硬貨の投入を受け付ける。なお、本実施の形態では硬貨のみ受け付けることが可能であるが、紙幣を受け付けることができるようにしてもよい。
【0047】
返却ボタン13は、硬貨受付口12に投入した硬貨が詰まった場合にその硬貨を利用者に返却するためのボタンである。利用者はこの返却ボタン13を押操作することによって投入した硬貨の返却を要求する。この場合、返却される硬貨は硬貨返却口15に排出される。なお、後述する硬貨利用可ランプ141が消灯している場合、すなわち硬貨が利用できない場合に利用者が誤って硬貨を投入した場合は硬貨返却口15から硬貨が自動的に排出される。
【0048】
表示部14は、遊技媒体貸出装置1の動作状態、並びに第2磁気カードC2の払い出し金額及び第1磁気カードC1(請求項1及び請求項3及び請求項4における第1磁気カード)の残高等を表示するためのものであり、硬貨利用可ランプ141,金額設定ボタン142,金額表示部143,残高表示部144,機種設定表示ランプ145,連結台方向表示ランプ146及びカード挿入中ランプ147から構成される。
【0049】
硬貨利用可ランプ141は、硬貨を受け付けることができる場合に点灯し、受け付けることができない場合に消灯する。これにより利用者は硬貨を利用することができるか否かを知ることができる。
【0050】
金額設定ボタン142は、第2磁気カードC2により払い出す金額の設定の指示を受け付けるボタンである。利用者は金額設定ボタン142を適宜の回数押操作することによって払い出し金額の設定を行う。設定された払い出し金額は、金額設定表示部143にて表示される。
【0051】
残高表示部144は、硬貨を投入して遊技を行っている場合に第1磁気カードC1の磁気記録領域50に記録されているカード情報中の残高等を数値で表示する。
【0052】
機種設定表示ランプ145は、遊技媒体貸出装置1が遊技媒体の排出の指示を送る対象である遊技機2の機種を示す表示ランプであり、例えば遊技機2がパチンコ機又はスロットマシンの何れの遊技機であるのか等を示している。
【0053】
連結台方向表示ランプ146は、遊技媒体貸出装置1が、遊技媒体の排出の指示をする遊技機2を示すための表示ランプである。この連結台方向表示ランプ146により、利用者は、遊技媒体貸出装置1が、その遊技媒体貸出装置1の両側に設置されている遊技機2,2のうちどちらの遊技機2に遊技媒体の排出の指示をするのかを知ることができる。
【0054】
カード挿入中ランプ147は、第2磁気カードC2が第2磁気カード受付口18に挿入されている場合に点灯し、挿入されていない場合に消灯する。これにより利用者は第2磁気カードC2を用いて遊技を行っていることを確認することができる。
【0055】
また第1磁気カード確認窓16は、硬貨受付口12にて硬貨の投入を受け付けた場合に、後述する手順にしたがって行われる第1磁気カードC1の発行処理を確認するための窓であり、この発行処理の際、第1磁気カードC1の一部が第1磁気カード確認窓16から表示される。以下、このようにして第1磁気カードC1の一部が表示されることを“頭出し”という。
【0056】
この第1磁気カード確認窓16は透明カバー17に覆われている。そのため、頭出しされる第1磁気カードC1は外部から目視して確認することが可能であるが、その第1磁気カードC1を取り出すことはできない。
【0057】
図3において、20はCPU等から構成されている主制御部を示しており、該主制御部20は、バス30を介して以下のハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、ROM(図示せず)に格納された種々のコンピュータプログラムを実行する。
【0058】
第1磁気カード処理部21は、1枚の第1磁気カードC1を収納しており、その第1磁気カードC1の発行、及び発行した第1磁気カードC1の磁気記録領域50に記録されるカード情報の読み書きを行う。
【0059】
第1磁気カードC1の磁気記録領域50に記録されるカード情報には、第1磁気カードC1を識別するためのカード識別子(以下、第1カードIDという),第1磁気カードC1が発行された遊技店を識別するための発行店識別子,第1磁気カードC1が発行された年月日を示す発行年月日,及びその発行年月日における第1磁気カードC1の発行回数を示す発行順位等の情報が含まれる。
【0060】
またこのカード情報には更に、第1磁気カードC1が発行された際にその第1磁気カードC1に付与される発行金額,及び消費金額は、後述するように所定の時間間隔で管理装置4によって集信される。
【0061】
なお、第1磁気カードC1の磁気記録領域50には第1磁気カードIDのみを記録しておき、それ以外のカード情報は管理装置4のみが記憶し管理するようにしてもよい。この場合、遊技媒体貸出装置1が管理装置4へ送信するカード情報は第1カードIDのみであり、管理装置4は受信した第1カードIDに基づいて、カード情報を管理することになる。
【0062】
さらに前記カード情報には、第1磁気カード処理部21に収納された第1磁気カードC1が発行された回数を示す発行総回数も含まれる。第1磁気カードC1は、上述したように、第1磁気カード処理部21に1枚のみ収納されており、その第1磁気カードC1は繰り返し使用される。そのため、第1磁気カードC1の耐久性を考慮して発行総回数の上限が予め定められている。したがってカード情報中の発行総回数がその上限を超えた場合、新しい第1磁気カードC1に取り替える。この場合、カード利用可ランプ11を点滅させると共に、残高表示部144にてその旨を示すコード値を表示させることによって、発行総回数が上限を超えたことを遊技店の従業員に知らせる。
【0063】
なお、第1磁気カード処理部21に複数の第1磁気カードC1を収納しておくことによって、取り替え作業を自動的に行うようにしてもよい。
【0064】
第2磁気カード処理部22は、第2磁気カード受付口18を介して利用者から挿入された第2磁気カードC2の磁気記録領域5に記録されるカード情報の読み書きを行う。また挿入された第2磁気カードC2の残高がなくなった場合は、その第2磁気カードC2を第2磁気カード受付口18から排出する。
【0065】
通信処理部23は、光通信により第1磁気カードC1又は第2磁気カードC2のカード情報を管理装置4との間で送受信するための装置である。
【0066】
硬貨処理部24は、硬貨受付口12を介して利用者から受け付けた硬貨の識別を行い、その結果を主制御部20へ通知する。利用者によって投入された硬貨が詰まった場合であって、返却ボタン13が押操作されたとき、詰まっている硬貨を硬貨返却口15から排出する。一方硬貨が消費された場合は、硬貨排出口19から硬貨を排出する。なお、硬貨排出口19から排出された硬貨は外部の装置(図示せず)に取り込まれる。
【0067】
また、主制御部20は、硬貨処理部24が受け付けることができる硬貨の枚数(又は金額)の上限値を記憶している。この上限値は設定変更することができる。
【0068】
図4は、本発明の遊技媒体貸出装置1との間でカード情報の送受信を行う管理装置4の構成を示すブロック図である。図4において、41はCPUを示しており、該CPU41には、遊技媒体貸出装置1又は発行装置3との間で光通信を行うための通信インタフェース42と、CPU41において発生するデータを記憶する記憶部43とが接続されている。また記憶部43は、以下に説明する3つのデータベースを有している。
【0069】
第1のデータベースである使用中DB44は、発行装置3によって発行された第2磁気カードC2のカード情報を記憶する。この使用中DB44にカード情報が記憶されていない第2磁気カードC2は使用することができない。
【0070】
第2のデータベースである決済DB45は、発行装置3から受信した第2磁気カードC2の発行に関する情報、並びに各遊技媒体貸出装置1,1…夫々から受信した第1磁気カードC1の発行金額及び消費金額に関する情報、並びに第2磁気カードC2の消費金額に関する情報を記憶する。
【0071】
第3のデータベースである不正情報DB46は、偽造等の不正が施された第2磁気カードC2のカードIDを記憶する。
【0072】
次に本発明の遊技媒体貸出装置1の動作について説明する。
図5及び図6は、発行装置3によって発行された第2磁気カードC2を用いて遊技を行う場合の遊技機2、遊技媒体貸出装置1及び管理装置4の処理手順を示すフローチャートである。なおこれらの処理は、2本の縦破線により3つの領域に分けられており、左側の領域の処理は遊技機2が行う処理を、中央の領域の処理は遊技媒体貸出装置1が行う処理を、右側の領域の処理は管理装置4が行う処理を夫々示している。
【0073】
第2磁気カードC2を使用して遊技を行う利用者は、遊技媒体貸出装置1の第2磁気カード受付口18から第2磁気カードC2を挿入する。遊技媒体貸出装置1はカード挿入中ランプ147を点灯し、挿入された第2磁気カードC2のカード情報を第2磁気カード処理部22にて読み取り(S101)、読み取ったカード情報を管理装置4へ送信する(S102)。
【0074】
管理装置4は、遊技媒体貸出装置1からカード情報を受信した場合、受信したカード情報中のカードIDを参照し、参照したカードIDをキーとして不正情報DB46を検索する(S103)。
【0075】
ステップS103の検索に失敗した場合、即ち前記カードIDが不正情報DB46に格納されていない場合(S103でデータ無し)、管理装置4は同じくカードIDをキーとして使用中DB44を検索する(S104)。ここでこの検索に成功した場合、即ち前記カードIDに係るカード情報が使用中DB44に格納されている場合(S104でデータ有り)、管理装置4は、遊技媒体貸出装置1へ第2磁気カードC2を使用することが可能であることを示す使用可能信号を送信する(S105)。
【0076】
遊技媒体貸出装置1は、管理装置4から使用可能信号を受信した場合、S101で読み取ったカード情報から残高を参照し、参照した残高を遊技機2へ送り、これを受けた遊技機2はその残高を度数表示部に表示する(S106)。
【0077】
利用者は遊技機2の度数表示部を確認し、第2磁気カードC2による払い出し金額を遊技媒体貸出装置1の金額設定ボタン142の押操作により設定する。
【0078】
遊技媒体貸出装置1は、利用者から払い出し金額を受け付けた場合(S107)、受け付けた払い出し金額を金額設定表示部143にて表示する(S108)。ここで、利用者によって遊技機2の貸出ボタンが押下され、その押下を遊技機2が検知した場合(S109)、遊技機2は遊技媒体貸出装置1に対して貸出ボタンが押下されたことを通知する。
【0079】
遊技媒体貸出装置1は、遊技機2から貸出ボタンが押下されたことの通知を受けた場合、利用者から受け付けた払い出し金額に応じた量の遊技媒体の排出指示命令を遊技機2へ通知する(S110)。
【0080】
遊技媒体貸出装置1から排出指示命令を受けた遊技機2は、その命令に示されている量の遊技媒体を排出する(S111)。これにより利用者は遊技機2にて遊技を行うことをできる。
【0081】
また遊技媒体貸出装置1は、払い出し金額及び第2磁気カードC2の第2カードIDを管理装置4へ送信する(S112)と共に、その払い出し金額に基づいて、第2磁気カード処理部22にて第2磁気カードC2の磁気記録領域5に記録された残高を更新する(S114)。
【0082】
管理装置4は、遊技媒体貸出装置1から払い出し金額及び第2磁気カードC2の第2カードIDを受信した場合、その第2カードIDをキーとして使用中DB44を検索し、検索されたカード情報中の残高を、払い出し金額に基づいて計算した残高に更新する(S113)。
【0083】
また、ステップS103で検索に成功した場合、即ち前記カードIDが不正情報DB46に格納されている場合(S103でデータ有り)、又はステップ104で検索に失敗した場合、即ち前記カードIDに係るカード情報が使用中DB44に格納されている場合(S104でデータなし)、管理装置4は第2磁気カードC2が使用できないことを示す使用不可信号を遊技媒体貸出装置1へ送信する(S115)。
【0084】
遊技媒体貸出装置1は、管理装置4から使用不可信号を受信した場合、カード挿入ランプ146を点滅することによってエラー表示を行い、第2磁気カードC2を排出する(S116)。なおこの場合の第2磁気カードC2については、遊技店の従業員により適切な処理がなされる。
【0085】
次に、第1磁気カードC1を発行する場合の本発明の遊技媒体貸出装置1の動作について、その流れを示す図7及び図8のフローチャートを参照して説明する。
【0086】
遊技媒体貸出装置1は、電源が投入された場合、主制御部20にて保持している各種のテーブルをクリアして初期設定を行う(S201)。
【0087】
次に遊技媒体貸出装置1は、硬貨処理部24にて利用者からこれまでに投入を受け付けた硬貨の枚数(以下、硬貨投入枚数という)の総計と、予め設定されている硬貨の受付可能枚数の上限値とを比較する(S202)。
なお、この硬貨投入枚数の総計は、遊技店の営業が終了する際又は営業を開始する際等に初期化される。
【0088】
ステップS202にて硬貨投入枚数の総計が受付可能枚数の上限値よりも多いと判定した場合は(S202でNO)、硬貨利用可ランプ141を消灯し(S219)、後述するステップS217へ進む。一方、受け付けた硬貨の枚数の総計が受付可能枚数の上限値以下であると判定した場合(S202でYES)、遊技媒体貸出装置1は、硬貨利用可ランプ141を点灯する(S203)。
【0089】
次に遊技媒体貸出装置1は、第2磁気カード処理部22に残高が残っている第2磁気カードC2が挿入されているか否かを判定する(S204)。ここで第2磁気カードC2が挿入されていると判定した場合(S204でYES)、硬貨利用可ランプ141を消灯し(S219)、後述するステップS217へ進む。一方、第2磁気カードC2が挿入されていないと判定した場合(S204でNO)、硬貨処理部24にて利用者からの硬貨の投入を受け付ける(S205)。
【0090】
ステップS205にて硬貨の投入を受け付けた後、遊技媒体貸出装置1は受け付けた硬貨の額に対応する入金度数を残高表示部144にて表示し(S206)、第1磁気カード処理部21にて収納されている第1磁気カードC1の磁気記録領域50に前記受け付けた硬貨の額を示す情報を含むカード情報を書き込む(S207)。
【0091】
次に遊技媒体貸出装置1は、ステップS207にてカード情報が書き込まれた第1磁気カードC1を利用者が目視できるように透明カバー17側へ押し出すことによって頭出しを行う(S208)。その結果、利用者は透明カバー17を通して第1磁気カードC1を目視することができるため、第1磁気カードC1が発行されたことを確認することができる。
【0092】
遊技媒体貸出装置1は、第1磁気カードC1が頭出しされた状態を所定時間保持した後、その第1磁気カードC1を第1磁気カード処理部21内に取り込む(S209)。そして第1磁気カード処理部21にて第1磁気カードC1のカード情報の読み取りを行う(S210)。
【0093】
次に遊技媒体貸出装置1は、利用者から受け付けた硬貨に応じた量の遊技媒体の排出を遊技機2へ指示する(S211)。そして遊技機2にて遊技媒体が排出されたことを確認(S212)した後、遊技媒体貸出装置1は、第1磁気カード処理部21にて第1磁気カードC1の残高を更新し(S213)、更新後の残高を残高表示部144にて表示する(S214)。そして硬貨利用可ランプ141を60秒間消灯する(S215)。
【0094】
次に遊技媒体貸出装置1は、第2磁気カード処理部22に残高が残っている第2磁気カードC2が挿入されているか否かを判定する(S216)。ここで第2磁気カードC2が挿入されていないと判定した場合(S216でNO)、ステップS202に戻り、上述した処理を繰り返す。
【0095】
また、ステップS216にて第2磁気カードC2が挿入されていると判定した場合(S216でYES)、図5及び図6を参照して上述した、第2磁気カードC2を用いて遊技を行う場合の遊技媒体貸出装置1の処理を実行する(S217)。そして第2磁気カードC2の残高がなくなった場合、その第2磁気カードC2を第2磁気カード受付口18から排出した(S218)後、ステップS202に戻り、上述した処理を繰り返す。
【0096】
遊技媒体貸出装置1は、第1磁気カードC1に書き込んだカード情報に含まれている発行金額及び消費金額に関する情報(以下、金額情報という)を主制御部20にて記憶している。そしてその金額情報は次のようにして管理装置4によって集信され管理される。
【0097】
図9は、管理装置4が第1磁気カードの金額情報を集信する場合の遊技媒体貸出装置1及び管理装置4の処理手順を示すフローチャートである。
管理装置4は、予め定められている設定時間に達したか否かを監視している(S301)。そして、その設定時間に達した場合(S301でYES)、管理装置4は、第1磁気カードC1の金額情報の送信を各遊技媒体貸出装置1,1…夫々へ指示する(S302)。
【0098】
各遊技媒体貸出装置1,1…夫々は、管理装置4から前記指示を受けた場合、夫々の主制御部20に記憶している金額情報を管理装置4へ送信する(S303)。
【0099】
管理装置4は、各遊技媒体貸出装置1,1…夫々から金額情報を受信した場合、受信した金額情報を決済DB45に記憶する(S304)。
【0100】
以上のように、本発明の遊技媒体貸出装置1は、第2磁気カードC2を用いて遊技を行っている場合であって、その第2磁気カードC2の残高がなくなったときに、利用者から硬貨を受け付け、第1磁気カードC1を発行する。利用者はこの第1磁気カードC1を用いて遊技を継続することができる。
【0101】
また、利用者が、第2磁気カードC2を用いていない場合であっても、遊技媒体貸出装置1が受け付けた硬貨の枚数の総計が予め設定されている値以下であれば、利用者から硬貨を受け付けて第1磁気カードC1を発行する。したがって、第2磁気カードC2を有していない利用者でも遊技を行うことが可能となる。
【0102】
また第1磁気カード確認窓16は透明カバー17に覆われているので、利用者は第1磁気カードC1を取り出すことができない。したがって、有価価値を不当に上乗せする等の不正行為を第1磁気カードC1に施すことができないので、第1磁気カードC1の不正使用を防止することができる。しかも、第1磁気カードC1により利用者が遊技を行う場合、その都度その第1磁気カードC1の正当性を確認する必要がない。
【0103】
また本発明の遊技媒体貸出装置1は、第1磁気カードC1の金額情報を、所定時間毎に管理装置4へ送信する。管理装置4は、これらの金額情報を上述したようにして決済DB45に記憶することにより管理する。
【0104】
これにより第1磁気カードC1を用いた決済に関する情報は、第2磁気カードC2を用いて決済に関する情報とともに、管理装置4にて管理される。そのため、正確かつ公正な会計処理を確保することができる。
【0105】
【発明の効果】
以上詳述した如く、請求項1記載の遊技媒体貸出装置によれば、利用者が第2の磁気カードを用いて遊技を行っている場合に、その第2の磁気カードが無価値になったときに、金銭を受け付けて第1の磁気カードを発行することによって、利用者は遊技機を離れることなく遊技を継続することができ、しかも正確かつ公正な会計処理を確保することができるとともに、第1の磁気カードは外部へ排出することがないので、第1の磁気カードの不正使用を防止することができる。また、利用者が第2の磁気カードを用いて遊技を行っていない場合であっても、金銭を受け付けて第1の補助磁気カードを発行することによって、より一層利用者の利便性を図ることができる。
【0107】
また、請求項記載の遊技媒体貸出装置によれば、第2の磁気カードが無価値になった場合に金銭を受け付ける回数の上限を予め設定しておくことによって、第2の磁気カードの利用が減少することなく利用者の利便性を向上することができる。
【0109】
また、請求項記載の遊技媒体貸出装置によれば、第1の磁気カードを発行する場合に、発行した第1の磁気カードを利用者が目視することができるように表示することによって、第1の磁気カードが発行されたことを利用者が確認することができる。
【0110】
また、請求項記載の遊技媒体貸出装置によれば、第1の磁気カードが外部から目視可能に表示されている状態が所定時間経過したことのみを条件として、前記目視可能な状態を停止し、遊技媒体の排出を遊技機に指示することによって、遊技者による特別な操作を要せずに遊技媒体の排出を可能にする。
【0111】
さらに、請求項記載の遊技管理システムによれば、管理装置が複数の遊技媒体貸出装置から金銭の額を含む金額情報を集信し、その集信した金額情報を管理することによって、複数の遊技媒体貸出装置にて消費された金銭の額等を集中して管理することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技媒体貸出装置を備えた遊技管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の遊技媒体貸出装置の要部の構成を示す正面図である。
【図3】本発明の遊技媒体貸出装置の要部の構成を示す側断面図である。
【図4】本発明の遊技媒体貸出装置との間でカード情報の送受信を行う管理装置の構成を示すブロック図である。
【図5】発行装置によって発行された第2磁気カードを用いて遊技を行う場合の遊技機、遊技媒体貸出装置及び管理装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】発行装置によって発行された第2磁気カードを用いて遊技を行う場合の遊技機、遊技媒体貸出装置及び管理装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の遊技媒体貸出装置における第1磁気カードを発行する場合の動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の遊技媒体貸出装置における第1磁気カードを発行する場合の動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】管理装置が第1磁気カードの金額情報を集信する場合の遊技媒体貸出装置及び管理装置の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技媒体貸出装置
16 第1磁気カード確認窓
17 透明カバー
18 第2磁気カード受付口
21 第1磁気カード処理部
22 第2磁気カード処理部

Claims (5)

  1. 有価価値が付与された磁気カードに記録されている記録情報に基づいて、遊技機での遊技に使用する遊技媒体の貸出を遊技機に指示する遊技媒体貸出装置において、
    第1磁気カードを収納する収納部と、
    該収容部に収容されている第1磁気カードを発行、及び該発行した第1磁気カードに記録されている記録情報の読み取りを行う第1磁気カード処理手段と、
    前記第1磁気カード処理手段によって発行された第1磁気カードの記録情報に基づいて、遊技媒体の排出を遊技機に指示する第1の排出指示手段と
    前記遊技媒体貸出装置とは別に設けられた発行装置によって発行され、複数の遊技媒体貸出装置において共通して使用可能な第2磁気カードの挿入を、受け付け、該受け付けた第2磁気カードに記録されている記録情報の読み取りを行う第2磁気カード処理手段と、
    前記第2磁気カード処理手段によって読み取られた第2磁気カードの記録情報に基づいて、遊技媒体の排出を遊技機に指示する第2の排出指示手段と、
    金銭の投入を受け付ける金銭受付手段と、
    を含み、
    第2磁気カードに付与されている有価価値の残高がなくなったと判定されたとき或いは第2磁気カードが挿入されていないと判定されたときに、前記金銭受付手段への金銭の投入を条件に、前記金銭受付手段によって受け付けた金銭の額に対応する有価価値を前記第1磁気カードに記録するとともに、該第1磁気カードを外部への取り出しを不可能として該第1磁気カードの発行を行った後、当該発行した第1磁気カードに記録されている記録情報を読み取り、該読み取った記録情報基づいて、遊技媒体の排出を遊技機に指示することを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  2. 前記金銭受付手段は、金銭を受け付ける回数を設定可能にしてあることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体貸出装置。
  3. 前記第1磁気カード処理手段は、第1磁気カードを発行する際に、発行する第1磁気カードを外部から目視可能な状態に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技媒体貸出装置。
  4. 前記第1磁気カード処理手段により第1磁気カードが外部から目視可能な状態に表示されている場合に、所定時間経過したことのみを条件として、前記第1磁気カード処理手段は、前記目視可能な状態の表示を停止するとともに、前記第1の排出指示手段は、遊技媒体の排出を遊技機に指示することを特徴とする請求項3に記載の遊技媒体貸出装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の複数の遊技媒体貸出装置と、該遊技媒体貸出装置夫々と通信可能に接続され、前記遊技媒体貸出装置夫々から前記受け付けられた金銭の額を含む金額情報を集信する集信手段及び該集信手段によって集信された金額情報を記憶する記憶手段を具備する管理装置とを備えることを特徴とする遊技管理システム。
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