JP3660606B2 - 価値情報の管理装置および遊技媒体貸出システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に関連して記憶され、遊技媒体の貸出基準となる価値情報を管理する装置、さらには記録媒体に関連して記憶された価値情報に基づいて遊技媒体の貸し出しを行うようにした遊技媒体貸出システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、パチンコ機やパチスロ機等の遊技機を設置した遊技店で遊技を行う場合には、例えばカード発行機から一旦現金でプリペイドカード等の記録媒体を購入し、この記録媒体に付与された価値情報に応じてパチンコ玉やメダル等の遊技媒体を借り受ける方法が一般的である。
【0003】
こうした遊技媒体の貸出システムにおいては、プリペイドカードに金額または金額に相当する価値情報そのものを磁気記録するタイプのものと、遊技店の管理装置が記憶した価値情報を検索するための識別情報のみを磁気記録するタイプのものとがある。前者の場合には、例えば遊技機の相互間に設置したカード処理ユニットにプリペイドカードを挿入すれば、該プリペイドカードを読み取ることで直接価値情報を取得することができるため、一方、後者の場合には、カード処理ユニットが読み取った識別情報に基づいて管理装置から価値情報を取得することができるため、いずれにおいてもプリペイドカードに付与された価値情報を上限とした遊技媒体の貸し出しを行うことが可能となる。
【0004】
遊技媒体の貸し出し代金に関しては、これを価値情報から差し引き更新することによって精算する。すなわち、プリペイドカードに価値情報を磁気記録したプリペイドカードを適用する遊技媒体貸出システムでは、プリペイドカードの価値情報そのものを減算することによって精算が完了する。一方、価値情報を検索するための識別情報のみを磁気記録したプリペイドカードを適用する遊技媒体貸出システムでは、減算した情報がカード処理ユニットから管理コンピュータに送信され、減算処理した新たな価値情報がプリペイドカードの識別情報と共に記憶部に記憶されることで精算が完了する。
【0005】
上述した精算の結果、プリペイドカードの価値情報が「0」となれば、以降、当該プリペイドカードをカード処理ユニットに挿入した場合であっても、遊技媒体の貸し出しは行われない。従って、例えば遊技中にプリペイドカードの価値情報が「0」となった場合には、一旦遊技機を離れ、カード発行機まで出向いてプリペイドカードを購入しなければ新たな遊技媒体の借り受けができないことになり、利用者の遊技意欲を著しく損なうばかりか、遊技機の稼働率にも多大な影響を及ぼす虞れがある。
【0006】
このため昨今においては、遊技機毎に隣設されたカード処理ユニットに価値情報の加算処理機能を付与するようにした遊技媒体貸出システムを導入し、利用者の利便性を向上させると同時に遊技機の稼働率向上を図ろうとする検討がなされている。すなわち、カード処理ユニットにプリペイドカードを挿入した状態で該カード処理ユニットに現金やデビットカードにより追加入金を行った場合には、この追加入金の額に応じてプリペイドカードの価値情報を加算処理しようとするものである。こうした遊技媒体貸出システムによれば、例えば遊技中にプリペイドカードの価値情報が「0」になったとしても、カード処理ユニットに追加入金を行えば遊技機を離れることなく新たな遊技媒体の借り受けが可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したプリペイドカードには、遊技店毎に設置した管理装置の処理負担を軽減させる等の理由から、一定の有効期限を設定する必要がある。つまり、有効期限内のプリペイドカードに関してのみその価値情報および識別情報を遊技店の管理装置が管理する一方、有効期限を徒過したプリペイドカードに関してはその価値情報および識別情報を、より処理能力の大きな中央管理コントローラに移管するようにしている。
【0008】
この場合、有効期限を徒過したプリペイドカードに対しては、当然ながらこれをカード処理ユニットに挿入したとしても遊技媒体の貸し出しは行われない。このため、上述したように、カード処理ユニットに価値情報の加算処理機能を付与した遊技媒体貸出システムを導入したとしても、有効期限が迫っているプリペイドカードに対しては追加入金を躊躇うのが利用者の心理であり、大きな効果を期待することは難しい。特に、五千円札や一万円札といった高額紙幣による追加入金を期待することは一層困難である。
【0009】
結局のところは、新たな遊技媒体貸出システムを導入した後においても、遊技中にプリペイドカードの価値情報が「0」となった場合に、遊技機を離れてカード発行機にプリペイドカードを購入しに出向くという利用者が皆無となることはない。因に、有効期限を徒過したプリペイドカードであっても、価値情報が「0」でない限り、これを専用のカード更新機に挿入すれば、再度有効期限を設定した新たなプリペイドカードとなるため、利用者自身に金額に関する損失を与えることはない。しかしながら、遊技機を離れてカード更新機で更新のための処理を行うという煩雑な操作が必要になることには変わりなく、上述した新たな遊技媒体貸出システムに大きな効果をもたらすには至らない。
【0010】
この発明は、上記従来技術による課題を解決するためになされたものであり、記録媒体に有効期限を設定した状況下においても利用者の利便性を向上させるとともに遊技機の稼働率を向上させることのできる価値情報の管理装置および遊技媒体貸出システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、本発明の請求項1に係る価値情報の管理装置は、記録媒体に関連して記憶され、遊技媒体の貸出基準となる価値情報を管理する装置であって、記録媒体の発行に際して該記録媒体に関連した価値情報に遊技媒体貸し出しの有効期限を設定する一方、前記記録媒体を通じて追加入金された場合に追加入金の額に応じて価値情報の加算処理を行うとともに、当該追加入金の額に応じて更新基準期間を設定し、この更新基準期間を延長期間として価値情報の有効期限を更新設定することを特徴とする。
【0012】
また、本発明の請求項2に係る遊技媒体貸出システムは、記録媒体に関連して記憶された価値情報に基づいて遊技媒体の貸し出しを行うようにした遊技媒体貸出システムであって、記録媒体に記録された固有識別情報に所定の価値情報を関連づけて記憶する価値情報記憶手段と、記録媒体を受け入れた場合に該記録媒体に記録された固有識別情報を読み取る読取手段と、追加入金を受け入れる追加入金受入手段と、前記価値情報記憶手段に記憶された価値情報に有効期限を設定する有効期限設定手段と、前記読取手段が記録媒体を受け入れた状態で前記追加入金受入手段に追加入金された場合に、該読取手段が読み取った固有識別情報に関連して前記価値情報記憶手段に記憶された価値情報を加算処理するとともに、追加入金の額に応じて前記有効期限を更新するための更新基準期間を設定し、かつ前記有効期限設定手段を介して当該価値情報の有効期限を、前記更新基準期間を延長期間として更新設定する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
また、本発明の請求項3に係る遊技媒体貸出システムは、記録媒体に関連して記憶された価値情報に基づいて遊技媒体の貸し出しを行うようにした遊技媒体貸出システムであって、記録媒体に記録された固有識別情報に所定の価値情報を関連づけて記憶し、これに遊技媒体貸し出しの有効期限を設定する管理装置と、記録媒体および追加入金を受け入れた場合に該記録媒体に記録された固有識別情報を含めて前記管理装置に価値情報の加算更新要求を与える記録媒体処理装置とを備え、前記記録媒体処理装置から価値情報の加算更新要求が与えられた場合に前記管理装置が、前記固有識別情報に関連した価値情報に前記追加入金の額に応じた加算更新処理を実施するとともに、当該追加入金の額に応じて更新基準期間を設定し、この更新基準期間を延長期間として価値情報の有効期限を更新設定することを特徴とする。
【0014】
また、本発明の請求項4に係る遊技媒体貸出システムは、上述した請求項2または3において、前記更新設定する有効期限は、残存している有効期間に対して前記更新基準期間を足し合わせた期間であることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の請求項5に係る遊技媒体貸出システムは、上述した請求項2または3において、前記更新設定する有効期限は、価値情報の加算更新処理を実施した日から前記更新基準期間が完了するまでの期間であることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の請求項6に係る遊技媒体貸出システムは、上述した請求項2または3において、前記更新設定する有効期限は、残存している有効期間に対して前記更新基準期間が短い場合、当該残存している有効期間が完了するまでの期間であることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の請求項7に係る遊技媒体貸出システムは、上述した請求項2〜6のいずれか1項において、受け入れた記録媒体に関連した価値情報の有効期限を表示する有効期限表示手段を前記記録媒体処理装置に設けたことを特徴とする。
【0018】
また、本発明の請求項8に係る遊技媒体貸出システムは、上述した請求項2〜7のいずれか1項において、記録媒体に関連した価値情報の有効期限を利用者が認識可能な態様で記録媒体に記録を施す記録手段を設けたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る価値情報の管理装置および遊技媒体貸出システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、主として本発明をパチンコ遊技に適用した場合を示す。
【0023】
図1は、本実施の形態である遊技媒体貸出システムの概略構成を示すブロック図である。まず、ここで例示する遊技媒体貸出システムでは、記録媒体として会員カードおよびプリペイドカードを適用する。
【0024】
会員カードは、住所や氏名等の会員情報を登録した会員に対して遊技店Hが発行する合成樹脂製のカード(JIS2)であり、各種情報が磁気記録および印字してある。具体的には、発行店の識別情報や会員識別情報等が磁気記録してあるとともに、これと同等の情報が目視できるように印字してある。
【0025】
これに対してプリペイドカードは、任意の利用者に対して遊技店Hが都度発行する紙製のカードであり、上述した会員カードと同様、各種情報が磁気記録および印字してある。具体的には、発行店の識別情報、カード固有の識別情報、発行金額、カード種別等が磁気記録してあるとともに、図2(a)に示すように、発行店名a、カード固有識別情報b(例えば発行機番号+連番)、発行金額cおよび有効期限d等が目視できるように印字してある。
【0026】
これらの会員カードおよびプリペイドカードは、その材質や板厚および記録内容が相違するものの、縦横の寸法が同一であるとともに、各種情報を記録するための磁気ストライプも同一の位置に設けてある。
【0027】
また、会員カードおよびプリペイドカードには、それぞれパチンコ玉を借り受ける際の基準となる価値情報、具体的には「度数」と称される価値情報を付与してある。ここでいう「度数」とは、パチンコ玉の貸出処理単位であり、所定のレートで設定してある。例えば、1度数が100円に対応し、この1度数でパチンコ玉が25個だけ貸し出されるように設定してある。
【0028】
本実施の形態の場合、それぞれの度数は、個々のカードには記録しておらず、後述するターミナルコントローラに記憶させてある。具体的には、会員カードの場合、その度数が会員識別情報に関連づけてターミナルコントローラに記憶させてある。一方、プリペイドカードの場合には、図3に示すように、度数値が固有識別情報に関連づけてターミナルコントローラに記憶させてある。さらに、プリペイドカードの場合には、購入した時点で付与された度数値、発行日、追加入金の累積額および有効期限がその固有識別情報に関連づけて記憶させてある。会員カードには特別に有効期限を設定していないものの、プリペイドカードには発行日から一定の期間、例えば8日間を有効期限として設定してある。
【0029】
図1に示すように、本実施の形態の遊技媒体貸出システムでは、それぞれ「島」と呼ばれるグループごとに複数のパチンコ機10が並設してあるとともに、各島にカード発行機20、カード処理ユニット30、カード更新機40等の記録媒体処理装置が適宜設けてある。
【0030】
パチンコ機10は、遊技媒体であるパチンコ玉を遊技領域に発射して利用者が遊技を行う部分である。カード発行機20は、会員カードに関連づけられた度数に対する加算処理、並びにプリペイドカードの発行処理を主機能とするものであり、各遊技店Hに数台ずつ設置してある。カード処理ユニット30は、会員カードやプリペイドカードに関連づけられた度数を上限とするパチンコ玉の貸し出し処理を主機能とするものである。このカード処理ユニット30は、遊技店Hに設置された複数のパチンコ機10それぞれに対して1台ずつペアとなるように用意され、パチンコ機10の相互間に挟まれる形で設置してある。カード更新機40は、有効期限を徒過したプリペイドカードを新たなプリペイドカードとして発行する処理を主機能とするもので、各遊技店Hに数台ずつ設置してある。
【0031】
図4は、本実施の形態で適用するカード処理ユニット30およびパチンコ機10の外観を示した正面図、図5は、カード処理ユニット30の内部構成を示すブロック図である。
【0032】
図4に示すように、カード処理ユニット30は、外見上縦長に構成したもので、その前面パネルにカード挿入口31、紙幣投入口32、硬貨投入口33、度数表示部34、有効期限表示部35および返却ボタン36等のインターフェースを有している。カード挿入口31は、会員カードもしくはプリペイドカードを受け入れてこれをカード読取部311に取り込むための開口である。カード読取部311は、取り込んだカードの読み取りを行い、その読取結果を制御部37に与える処理と、カードに対して所望の印字を施す処理とを行う部分である。紙幣投入口32は、紙幣を受け入れてこれをBV(ビルバリ)ユニット部321に取り込むための開口である。BVユニット部321は、取り込まれた紙幣の金種を識別し、この識別結果を制御部37に与えるとともに、取り込んだ紙幣を島端回収ボックスに搬出させるべく紙幣搬送路322へ導出する部分である。硬貨投入口33は、硬貨を受け入れてこれをコインセレクタ部331に取り込むための開口である。コインセレクタ部331は、取り込んだ硬貨の金種を識別し、この識別結果を制御部37に与えるとともに、取り込んだ硬貨を島端回収ボックスに搬出させるべく硬貨搬送路332へ導出する部分である。度数表示部34は、カード読取部311に取り込まれたカードに残存する度数を数値表示するための部分である。有効期限表示部35は、カード読取部311に取り込まれたカードの有効期限を数値表示する部分である。返却ボタン36は、カード読取部311に取り込まれたカードを返却する際に利用者によってON操作されるボタンスイッチである。この返却ボタン36のON操作検出信号は、上述した制御部37に与えられることになる。
【0033】
一方、遊技機であるパチンコ機10には、遊技領域11の下方に設けた上皿12に度数表示部13、貸出ボタン14、返却ボタン15および貸出ランプ16を設けてある。度数表示部13は、カード処理ユニット30の度数表示部34と同様、カード読取部311に取り込まれたカードに残存する度数を数値表示するための部分である。貸出ボタン14は、パチンコ玉の貸し出しを受ける際に利用者がON操作するボタンスイッチである。返却ボタン15は、カード処理ユニット30の返却ボタン36と同様に、カード読取部311に取り込まれたカードを返却する際に利用者によってON操作されるボタンスイッチである。これら貸出ボタン14および返却ボタン15のON操作検出信号は、それぞれカード処理ユニット30の制御部37に与えられることになる。
【0034】
また、上記パチンコ機10には、その内部に玉投出手段17が設けてある。玉投出手段17は、カード処理ユニット30の制御部37から打球投出信号が与えられた場合、並びにパチンコ機10の図示せぬ制御手段から賞球投出信号が与えられた場合に、それぞれパチンコ機10の上皿12に所定数のパチンコ玉を投出する部分である。
【0035】
上述したパチンコ機10、カード発行機20、カード処理ユニット30およびカード更新機40は、各島に設けた島コントローラ50を通じてターミナルコントローラ60と称される管理装置の制御下にある。ターミナルコントローラ60は、各遊技店Hに少なくとも1台設置してあり、設置した遊技店Hの統括管理、例えばカード管理、会員の管理、売上管理等を行うとともに、上述したように、会員カードおよびプリペイドカード個々の度数を記憶管理する部分であり、中央管理コントローラ70と相互に通信可能に設けてある。中央管理コントローラ70は、当該遊技媒体貸出システムの契約遊技店Hに設置したすべてのターミナルコントローラ60との間において適宜通信を行うことにより、遊技店H毎の売上集計、カード管理、機器管理等を行う部分である。また、この中央管理コントローラ70では、有効期限を徒過したプリペイドカードの度数およびその固有識別情報をターミナルコントローラ60から吸い上げ、これを自身で記憶管理する処理も行っている。
【0036】
次に、図6乃至図9に示すフローチャートに従って、本実施の形態の遊技媒体貸出システムの動作について順次説明していく。
【0037】
図6は、上述したカード発行機20において実施されるプリペイドカード発行処理を示すものである。このプリペイドカード発行処理では、ステップS101において利用者が貨幣を投入すると、投入金額以下の選択ボタンが有効化され、当該有効化した選択ボタンの操作待ちとなる(ステップS102)。ステップS102において利用者が所望の選択ボタンをON操作すると、このON操作された選択ボタンの金額情報を含めたカード発行許可要求を、島コントローラ50を通じてターミナルコントローラ60に与え(ステップS103)、その後、カード発行許可の受信待機状態となる(ステップS104)。
【0038】
この間、カード発行許可要求を受信したターミナルコントローラ60は、ON操作された選択ボタンの金額に対応する度数を固有の識別情報に対応づけて自身の記憶部に格納した後、島コントローラ50を通じて許可要求の発信元となるカード発行機20にカード発行許可を送信する。このカード発行許可には、発行するプリペイドカードの度数に対応づけた固有識別情報が含まれる。
【0039】
ターミナルコントローラ60からのカード発行許可を受信したカード発行機20は、予め内部に装填されたロール紙に対して適宜切断・印字・記録処理を施すことにより、プリペイドカードを作成する(ステップS105)。このプリペイドカードには、発行店の識別情報、カード固有の識別情報、発行金額、カード種別等が磁気記録されることになる。またプリペイドカードの表面には、図2(a)に示すように、発行店名a、カード固有識別情報b、発行金額cおよび有効期限d等が印字されることになる。最後にこのプリペイドカードを利用者に対して発行し(ステップS106)、手順をリターンさせる。なお、ステップS101において貨幣が投入され、かつステップS102でON操作された選択ボタンの度数が当該投入貨幣よりも小さい場合には、プリペイドカードの発行前後において利用者に釣り銭が払い出される。
【0040】
次に、上記のようにして発行されたプリペイドカード、あるいは会員に対して予め発行した会員カードを、カード処理ユニット30に挿入した場合のカード受入処理について説明する。図7は、カード処理ユニット30で実施されるカード受入処理を示したフローチャート、図8は、カード受入処理に伴ってターミナルコントローラ60で実施されるカード情報管理処理のフローチャート、図9は、カード情報管理処理中にターミナルコントローラ60で実施される有効期限更新処理のフローチャートである。
【0041】
まず、カード受入処理では、図7のステップS201において利用者が会員カード、もしくはプリペイドカードを挿入すると、カード処理ユニット30が、当該カードに磁気記録された内容の読み取りを行う(ステップS202)。カードの読み取りを行ったカード処理ユニット30は、その会員識別情報、もしくはカード固有識別情報を含めた度数の問い合わせを、島コントローラ50を通じてターミナルコントローラ60に与えた後(ステップS203)、その回答受信待機状態となる(ステップS204)。
【0042】
一方、図8のステップS301において、カード処理ユニット30から度数の問い合わせを受信したターミナルコントローラ60は、会員識別情報、もしくはカード固有識別情報に基づいて問い合わせに係るカードが会員カードかプリペイドカードかを判断した後(ステップS302)、これら会員識別情報、もしくはカード固有識別情報を基に自身が記憶している度数を読み出す(ステップS303)。ステップS302においてカード処理ユニット30から受信した問い合わせに係るカードがプリペイドカードの場合には、有効期限に係る情報の読み出しも行い(ステップS304)、その後、これらの読み出し結果を、島コントローラ50を通じてカード処理ユニット30に転送する(ステップS305)。
【0043】
図7のステップS204において、ターミナルコントローラ60から問い合わせ回答を受信したカード処理ユニット30は、受け入れたカードが会員カードかプリペイドカードかを判断し(ステップS205)、これがプリペイドカードの場合、有効期限を徒過しているか否かを判断する(ステップS206)。有効期限を徒過したプリペイドカードの場合には、手順を後述するステップS500に進める。
【0044】
一方、ステップS205において、カードが会員カードである場合、あるいはステップS206において、プリペイドカードに有効期間が残存している場合には、それぞれ手順をステップS208に進め、所定の時間だけ追加入金があるか否かを監視する。追加入金がない場合には、カードの度数が残存するか否かを判断し(ステップS209)、これが「0」であれば、手順を後述するステップS500に進める一方、度数が「0」でない場合には、手順を後述するステップS213に進めて貸出ボタン14の入力待ちとなる。
【0045】
これに対してステップS208において追加入金があった場合には、その金額に応じた度数加算要求を会員識別情報、もしくはカード固有識別情報と共に島コントローラ50を通じてターミナルコントローラ60に与え(ステップS210)、その後、加算結果の受信待ちとなる(ステップS211)。
【0046】
図8のステップS306において、カード処理ユニット30から度数加算要求を受信したターミナルコントローラ60は、会員識別情報、もしくはカード固有識別情報に基づいて加算対象となるカードが会員カードかプリペイドカードかを判断した後(ステップS308)、これら会員識別情報、もしくはカード固有識別情報を基に自身が記憶している度数を追加入金の金額に応じて加算する処理を実施する(ステップS309)。ステップS308においてカードがプリペイドカードの場合には、有効期限に係る情報の更新処理も実施する(ステップS400)。
【0047】
このターミナルコントローラ60で実施される有効期限の更新処理は、図9に示すように、まず更新基準期間を設定する処理を実施する(ステップS401)。更新基準期間は、図10(a)に示すように、カード処理ユニット30に追加入金された金額に応じて設定する有効期限の延長期間である。図10(a)に示す例は、ターミナルコントローラ60に予め設定されている初期設定値であり、例えば追加入金の累計が1000円以下の場合に0日、2000円以下の場合に1日、3000円以下の場合に2日、・・・というように1000円毎に1日ずつ増えるように設定してある。この更新基準期間は、遊技店H毎に任意に変更可能であり、ターミナルコントローラ60への設定入力により、例えば図10(b)に示すように、追加入金の累計が5000円未満の場合0日、10000円未満の場合4日、・・・というように遊技店Hの営業方針に応じて設定することも可能である。
【0048】
ステップS401で更新基準期間を設定したターミナルコントローラ60は、カードの有効期限を、現在残存しているカードの有効期間と更新基準期間との和に更新し(ステップS402)、これをカード処理ユニット30に転送して(ステップS403)、手順をリターンさせる。
【0049】
図7のステップS211において、ターミナルコントローラ60から度数の加算結果を受信すると、この加算処理された度数を度数表示部13,34に数値表示させるとともに、加算処理に伴う新たな有効期限を有効期限表示部35に数値表示させ(ステップS212)、その後、貸出ボタン14の入力待ちとなる(ステップS213)。この間、ステップS214において返却ボタン15,36がONされた場合には、カード返却処理を実施し(ステップS500)、手順をリターンさせる。
【0050】
ステップS500で実施されるカード返却処理は、図11に示すように、有効期限を更新したか否かを判断し(ステップS501)、有効期限を更新した場合にのみ、カード読取部311においてその更新結果をプリペイドカードの表面に印字する処理である(ステップS502)。印字結果は、例えば図2(b)に示すように、更新以前の有効期限dの下に新たな有効期限d′として印字すればよい。なお、図2(c)は、有効期限を徒過したプリペイドカードをカード更新機40に挿入し、新たなプリペイドカードとして発行したものである。つまり、カード更新機40によって新たに発行したプリペイドカードとカード処理ユニット30によって有効期限を更新したプリペイドカードとは、有効期限に係る印字態様が異なることになる。
【0051】
一方、図7のステップS213において、利用者が貸出ボタン14をON操作した場合には、パチンコ機10の玉投出手段17に対して打球投出信号を与える(ステップS216)。この結果、玉投出手段17の駆動によって、パチンコ機10の上皿12に所定数のパチンコ玉が投出され、利用者がパチンコ遊技を行うことが可能となる。
【0052】
パチンコ機10に打球投出信号を与えたカード処理ユニット30は、パチンコ玉の投出数に応じた度数分の減算要求を会員識別情報、もしくはカード固有識別情報と共に島コントローラ50を通じてターミナルコントローラ60に与え(ステップS217)、その後、減算結果の受信待機状態となる(ステップS218)。
【0053】
図8のステップS310において、カード処理ユニット30から度数減算要求を受信したターミナルコントローラ60は、会員識別情報、もしくはカード固有識別情報を基に自身が記憶している度数をパチンコ玉の投出数に応じて減算する処理を実施するとともに、減算結果をカード処理ユニット30に転送し(ステップS311)、その後手順をリターンさせる。
【0054】
図7のステップS218において、ターミナルコントローラ60から度数の減算結果を受信すると、この減算処理された度数を度数表示部13,34に表示させ(ステップS219)、その後、手順をステップS205にリターンさせて上述した処理を繰り返し実行する。
【0055】
このように、上記遊技媒体貸出システムによれば、たとえ有効期限の迫ったプリペイドカードを使用している場合であっても、追加入金に応じて有効期限が延長されるようになるため、利用者は安心して追加入金できるようになる。この結果、プリペイドカードの度数が「0」となった場合にも、パチンコ機10を離れてカード発行機20にプリペイドカードを購入しに出向く必要がなくなり、その利便性が向上すると同時にパチンコ機10の稼働率も向上するようになる。しかも、更新された有効期限はカード処理ユニット30の有効期限表示部35を通じて常時利用者に表示されるため、またプリペイドカードを携行している場合には当該プリペイドカードの印字d′によって認識できるため、有効期限を正確に把握することが可能になる。また、追加入金のあったプリペイドカードに対してのみ有効期限を延長更新するのであるから、遊技店H側の管理負担が著しく増大する虞れもない。
【0056】
なお、上述した実施の形態では、残存する有効期間に更新基準期間がそのまま足し合わされるため、利用者の追加入金意欲が著しく高まるという作用効果を奏するようになる。しかしながら、有効期限の更新方法としては、必ずしもこれに限定されない。例えば、図12に示すように、更新基準期間を設定した後(ステップS501)、追加入金があった日から更新基準期間が完了するまでの期間に設定したり(ステップS1501)、さらには図13に示すように、残存する有効期間とステップS501で設定した更新基準期間とを比較し(ステップS2501)、後者が大きい場合にのみ有効期限を構成するように設定することも可能である(ステップS2502)。図12に示す変形例の場合には、残存する有効期間との加算処理を実施しないため、有効期限の管理や処理が容易となる。図13に示す変形例の場合には、有効期限がいたずらに延長される事態を防止することができる。なお、図13のステップS2502で実施される有効期限の更新は、図9のステップS402と同様に、残余有効期間に更新基準期間を足し合わせたものを有効期限として設定してもよいし、図12のステップS1501と同様に、追加入金があった日から更新基準期間が完了するまでの期間を有効期限として設定してもよい。
【0057】
また、上述した実施の形態では、カード処理ユニット30に度数表示部34と有効期限表示部35とを個別に設けるようにしているが、これらの情報は、共通の表示部において切り替え表示するようにしても構わない。
【0058】
さらに、追加入金の方法として貨幣によるもののみを示しているが、所謂デビットカードによる入金等、その他の方法であってももちろんよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る発明によれば、記録媒体の発行に際して該記録媒体に関連した価値情報に遊技媒体貸し出しの有効期限を設定する一方、前記記録媒体を通じて追加入金された場合に追加入金の額に応じて価値情報の加算処理を行うとともに、当該追加入金の額に応じて更新基準期間を設定し、この更新基準期間を延長期間として価値情報の有効期限を更新設定するため、たとえ有効期限の迫った記録媒体に対しても利用者は安心して追加入金できるようになり、その利便性が向上すると同時に遊技機の稼働率も向上するようになる。しかも、追加入金のあった記録媒体に対してのみ有効期限を更新するのであるから、遊技店側の管理負担が著しく増大する虞れもない。
【0060】
また、本発明の請求項2に係る発明によれば、記録媒体に関連して記憶された価値情報に基づいて遊技媒体の貸し出しを行うようにした遊技媒体貸出システムであって、記録媒体に記録された固有識別情報に所定の価値情報を関連づけて記憶する価値情報記憶手段と、記録媒体を受け入れた場合に該記録媒体に記録された固有識別情報を読み取る読取手段と、追加入金を受け入れる追加入金受入手段と、前記価値情報記憶手段に記憶された価値情報に有効期限を設定する有効期限設定手段と、前記読取手段が記録媒体を受け入れた状態で前記追加入金受入手段に追加入金された場合に、該読取手段が読み取った固有識別情報に関連して前記価値情報記憶手段に記憶された価値情報を加算処理するとともに、追加入金の額に応じて前記有効期限を更新するための更新基準期間を設定し、かつ前記有効期限設定手段を介して当該価値情報の有効期限を、前記更新基準期間を延長期間として更新設定する制御手段とを備えているため、たとえ有効期限の迫った記録媒体に対しても利用者は安心して追加入金できるようになり、その利便性が向上すると同時に遊技機の稼働率も向上するようになる。しかも、追加入金のあった記録媒体に対してのみ有効期限を更新するのであるから、遊技店側の管理負担が著しく増大する虞れもない。
【0061】
また、本発明の請求項3に係る発明によれば、記録媒体に関連して記憶された価値情報に基づいて遊技媒体の貸し出しを行うようにした遊技媒体貸出システムであって、記録媒体に記録された固有識別情報に所定の価値情報を関連づけて記憶し、これに遊技媒体貸し出しの有効期限を設定する管理装置と、記録媒体および追加入金を受け入れた場合に該記録媒体に記録された固有識別情報を含めて前記管理装置に価値情報の加算更新要求を与える記録媒体処理装置とを備え、前記記録媒体処理装置から価値情報の加算更新要求が与えられた場合に前記管理装置が、前記固有識別情報に関連した価値情報に前記追加入金の額に応じた加算更新処理を実施するとともに、当該追加入金の額に応じて更新基準期間を設定し、この更新基準期間を延長期間として価値情報の有効期限を更新設定するため、たとえ有効期限の迫った記録媒体に対しても利用者は安心して追加入金できるようになり、その利便性が向上すると同時に遊技機の稼働率も向上するようになる。しかも、追加入金のあった記録媒体に対してのみ有効期限を更新するのであるから、遊技店側の管理負担が著しく増大する虞れもない。
【0062】
また、本発明の請求項4に係る発明によれば、更新設定する有効期限を、残存している有効期間に対して前記更新基準期間を足し合わせた期間としているため、残存した有効期間をそのまま引き継ぐことができる。
【0063】
また、本発明の請求項5に係る発明によれば、更新設定する有効期限を、価値情報の加算更新処理を実施した日から前記更新基準期間が完了するまでの期間としているため、有効期限の管理や処理が容易となる。
【0064】
また、本発明の請求項6に係る発明によれば、更新設定する有効期限を、残存している有効期間に対して前記更新基準期間が短い場合、当該残存している有効期間が完了するまでの期間としているため、有効期限がいたずらに延長される事態を防止することができる。
【0065】
また、本発明の請求項7に係る発明によれば、受け入れた記録媒体に関連した価値情報の有効期限を表示する有効期限表示手段を前記記録媒体処理装置に設けているため、遊技中においても有効期限を正確に把握することができる。
【0066】
また、本発明の請求項8に係る発明によれば、記録媒体に関連した価値情報の有効期限を利用者が認識可能な態様で記録媒体に記録を施す記録手段を設けているため、遊技中でない場合にも有効期限を正確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である遊技媒体貸出システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の遊技媒体貸出システムで適用される記録媒体を示すもので、(a)は発行直後の概念図、(b)はカード処理ユニットで処理された後の概念図、(c)はカード更新機で処理された後の概念図である。
【図3】価値情報を記憶する際に用いる管理テーブルを示した図表である。
【図4】遊技機および記録媒体処理装置の外観を示す正面図である。
【図5】記録媒体処理装置の内部構成を示すブロック図である。
【図6】図1に示した遊技媒体貸出システムで実施されるプリペイドカード発行処理のフローチャートである。
【図7】図1に示した遊技媒体貸出システムで実施されるカード受入処理のフローチャートである。
【図8】図1に示した遊技媒体貸出システムで実施されるカード情報管理処理のフローチャートである。
【図9】図1に示した遊技媒体貸出システムで実施される有効期限更新処理のフローチャートである。
【図10】(a)および(b)はそれぞれ追加入金の額と有効期限の更新基準期間との対応例を示す図表である。
【図11】図1に示した遊技媒体貸出システムで実施されるカード返却処理のフローチャートである。
【図12】有効期限更新処理の第1変形例を示すフローチャートである。
【図13】有効期限更新処理の第2変形例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 パチンコ機
17 玉投出手段
20 カード発行機
30 カード処理ユニット
31 カード挿入口
32 紙幣投入口
33 硬貨投入口
34 度数表示部
35 有効期限表示部
36 返却ボタン
37 制御部
40 カード更新機
50 島コントローラ
60 ターミナルコントローラ
70 中央管理コントローラ
311 カード読取部
321 BVユニット部
322 紙幣搬送路
331 コインセレクタ部
332 硬貨搬送路
H 遊技店

Claims (8)

  1. 記録媒体に関連して記憶され、遊技媒体の貸出基準となる価値情報を管理する装置であって、
    記録媒体の発行に際して該記録媒体に関連した価値情報に遊技媒体貸し出しの有効期限を設定する一方、前記記録媒体を通じて追加入金された場合に追加入金の額に応じて価値情報の加算処理を行うとともに、当該追加入金の額に応じて更新基準期間を設定し、この更新基準期間を延長期間として価値情報の有効期限を更新設定することを特徴とする価値情報の管理装置
  2. 記録媒体に関連して記憶された価値情報に基づいて遊技媒体の貸し出しを行うようにした遊技媒体貸出システムであって、
    記録媒体に記録された固有識別情報に所定の価値情報を関連づけて記憶する価値情報記憶手段と、
    記録媒体を受け入れた場合に該記録媒体に記録された固有識別情報を読み取る読取手段と、
    追加入金を受け入れる追加入金受入手段と、
    前記価値情報記憶手段に記憶された価値情報に有効期限を設定する有効期限設定手段と、
    前記読取手段が記録媒体を受け入れた状態で前記追加入金受入手段に追加入金された場合に、該読取手段が読み取った固有識別情報に関連して前記価値情報記憶手段に記憶された価値情報を加算処理するとともに、追加入金の額に応じて前記有効期限を更新するための更新基準期間を設定し、かつ前記有効期限設定手段を介して当該価値情報の有効期限を、前記更新基準期間を延長期間として更新設定する制御手段と
    を備えたことを特徴とする遊技媒体貸出システム
  3. 記録媒体に関連して記憶された価値情報に基づいて遊技媒体の貸し出しを行うようにした遊技媒体貸出システムであって、
    記録媒体に記録された固有識別情報に所定の価値情報を関連づけて記憶し、これに遊技媒体貸し出しの有効期限を設定する管理装置と、
    記録媒体および追加入金を受け入れた場合に該記録媒体に記録された固有識別情報を含めて前記管理装置に価値情報の加算更新要求を与える記録媒体処理装置と
    を備え、前記記録媒体処理装置から価値情報の加算更新要求が与えられた場合に前記管理装置が、前記固有識別情報に関連した価値情報に前記追加入金の額に応じた加算更新処理を実施するとともに、当該追加入金の額に応じて更新基準期間を設定し、この更新基準期間を延長期間として価値情報の有効期限を更新設定することを特徴とする遊技媒体貸出システム。
  4. 前記更新設定する有効期限は、残存している有効期間に対して前記更新基準期間を足し合わせた期間であることを特徴とする請求項2または3に記載の遊技媒体貸出システム。
  5. 前記更新設定する有効期限は、価値情報の加算更新処理を実施した日から前記更新基準期間が完了するまでの期間であることを特徴とする請求項2または3に記載の遊技媒体貸出システム。
  6. 前記更新設定する有効期限は、残存している有効期間に対して前記更新基準期間が短い場合、当該残存している有効期間が完了するまでの期間であることを特徴とする請求項2または3に記載の遊技媒体貸出システム。
  7. 受け入れた記録媒体に関連した価値情報の有効期限を表示する有効期限表示手段を前記記録媒体処理装置に設けたことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の遊技媒体貸出システム。
  8. 記録媒体に関連した価値情報の有効期限を利用者が認識可能な態様で記録媒体に記録を施す記録手段を設けたことを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の遊技媒体貸出システム。
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