JP2942473B2 - 弾球遊技機の表機構装置 - Google Patents
弾球遊技機の表機構装置Info
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Description
ボール機等の弾球遊技機の表機構装置に関するものであ
る。
本体の前面板に装着された打ち球供給皿に、自動球貸し
機のカード挿入口に挿入されたカードの金額を表示する
金額表示部と、自動球貸し機に球貸し指令を発する球貸
しスイッチと、ゲーム終了の際に精算指令を出す精算ス
イッチとを装着した所謂CR機態様のものがある。
おいて島構造体に装着する場合、各弾球遊技機と自動球
貸し機とを左右に隣接させて配置すると共に、自動球貸
し機側と弾球遊技機側とを電気的に接続しておく。そし
て、遊技者がゲームを行う際には、自動球貸し機のカー
ド挿入口にカードを挿入すると、そのカードの残額が金
額表示部に表示されるので、その金額の範囲内で球貸し
スイッチを操作すれば、自動球貸し機が作動して球貸し
指令に応じた数の遊技球を弾球遊技機の球払い出し手段
により打ち球供給皿に払い出し、またゲームの終了時に
精算スイッチを操作すれば、自動球貸し機のカード挿入
口からカードを排出するようになっている。
遊技機は、打ち球供給皿の遊技球が少なく不足するよう
であれば、球貸しスイッチを操作すれば、遊技球が打ち
球供給皿に払い出されるので、ゲー中でも容易に遊技球
を購入することができ、球貸し機に紙幣又は硬貨を入れ
て遊技球を購入する場合に比較して、遊技者が遊技球を
購入する際の煩わしさがなく、遊技者はゲームに集中で
きる利点がある。
給皿を外側から覆う外カバーの前壁部に金額表示部、球
貸しスイッチ、精算スイッチを装着しているので、金額
表示部の表示が見難くなると共に、球貸しスイッチ、精
算スイッチを操作し難くなるという欠点がある。
前側から取り囲むように傾斜状に起立しており、この前
壁部に、前側から操作するように球貸しスイッチ、精算
スイッチを装着しているので、身体の一部、又はカバン
等の手荷物が接触する等によって、不用意に球貸しスイ
ッチ、精算スイッチを操作するような恐れもある。本発
明は、このような従来の課題に鑑み、金額表示部の表示
を容易に確認できると共に、球貸しスイッチ、精算スイ
ッチ等の操作スイッチを容易に操作でき、しかも操作ス
イッチの接触等による誤操作を防止できる弾球遊技機の
表機構装置を提供することを目的とする。
は、遊技機本体1 の前面板6 の前側に打ち球供給皿14
と、この打ち球供給皿14を外側から覆う外カバー15を設
け、打ち球供給皿14に、遊技球を貯留する貯留部33と、
貯留部33の遊技球を一列状に整列させて前面板6の後側
の球送り手段16に案内する整列部34とを設けた弾球遊技
機において、打ち球供給皿14の貯留部33から整列部34に
わたる側壁35と外カバー15の前壁部72との間の上面側に
スイッチ配置部90を設け、このスイッチ配置部90は化粧
カバー57に形成された船形の窓孔91により構成し、この
窓孔91に対応して化粧カバー57の下側にスイッチ取り付
け台92を着脱自在に装着し、このスイッチ取り付け台92
の下側に、その凹部92a に収まるように自動球貸し機用
の金額表示部96と操作スイッチ97,98 とを備えた基板93
を着脱自在に装着し、化粧カバー57とスイッチ取り付け
台92との間に、スイッチ取り付け台92を上側から覆い且
つ操作スイッチ97,98を上側から操作し得るように保護
板106 を設けたものである。
載の発明において、貯留部33側の前方への突出量が最大
で、整列部34の端部側に移るに従って徐々に突出量が小
さくなり、且つ打ち球供給皿14側の貯留部33から整列部
34にわたる側壁35との間に舟形のスイッチ配置部90がで
きるように、外カバー15の前壁部72を円弧状に湾曲形成
したものである。
2に記載の発明において、打ち球供給皿14の側壁35と外
カバー15の前壁部72との間に、スイッチ配置部90に対応
する舟形の開口部90a を形成し、この開口部90a を塞ぐ
化粧カバー57を着脱自在に装着し、この化粧カバー57に
金額表示部96と操作スイッチ97,98 とを設けたものであ
る。
すると、金額表示部96にそのカード等の金額が表示され
る。そして、ゲームの開始、終了等の際に操作スイッチ
97,98 を操作する。例えば、ゲームの開始時に球貸しス
イッチ97を操作すると、前面板6 の前側に装着された打
ち球供給皿14の貯留部33へと遊技球が払い出され、この
遊技球は整列部34で一列状に整列されながら前面板6 の
後側の球送り手段16へと案内されて行く。ゲームの終了
時には、精算スイッチ98を操作すると、自動球貸し機の
カード等が返却される。
わたる側壁35と外カバー15の前壁部72との間の上面側に
スイッチ配置部90があり、このスイッチ配置部90に金額
表示部96、球貸しスイッチ97、精算スイッチ98を設けて
いるので、金額表示部96の表示を容易に確認できると共
に、各スイッチ97,98 を容易に操作できる。
する。図面は本発明をパチンコ機に採用した場合を例示
する。図1はパチンコ機の斜視図を示し、その各部の構
造を図2乃至図12に示す。
で、外枠2 と前枠3 とから構成されている。前枠3 は左
側の上下一対のヒンジ4 により外枠2 の前面側に開閉自
在に枢着されている。前枠3 にはガラス扉5 と前面板6
とが上下に設けられ、そのガラス扉5 の後側に遊技盤7
が着脱自在に装着されている。なお、遊技盤7 の前面に
は、発射された遊技球を案内するガイドレールが設けら
れると共に、ガイドレールの内側に入賞手段、変動図柄
表示手段等が装着されている。
発射手段11の操作ハンドル12とが左右方向に配置されて
いる。前面板6 は横長状の矩形板により構成され、左側
のヒンジ13により前枠3 に開閉自在に装着されている。
前面板6 には、遊技球を貯留する打ち球供給皿14と、こ
の打ち球供給皿14を外側から覆う外カバー15と、打ち球
供給皿14からの遊技球を発射手段11に送る球送り手段16
と、打ち球供給皿14の遊技球を球受け皿10に抜き取る球
抜き取り手段17とが設けられている。
折り曲げ部18,19 が形成され、この各折り曲げ部18,19
により前面板6 の強度を確保している。前面板6 には、
図2に示すように、球払い出し口20と球送り口21と球抜
き口22とスピーカ孔23と多数の取り付け孔とが形成され
ると共に、その前側に球払い出し口カバー24と打ち球供
給皿14と外カバー15が、後側に球払い出し筒25と球送り
手段16と球抜き取り通路26が夫々装着されている。
筒25は、球払い出し口20に対応して前面板6 の前後両側
にネジ27により固定されている。球払い出し筒25は、前
面板6 を前枠3 に沿って閉じた時に、受け板28に一体形
成された球払い出し通路29に連通して、入賞時に球払い
出し手段(図示省略)から球払い出される遊技球を打ち
球供給皿14に案内するようになっている。受け板28は、
遊技盤7 を下側から受けるためのものであって、前枠3
の後側に装着されている。
うに、内部に空間をおいた状態で外カバー15内に後側か
ら嵌合されて、外カバー15にネジ30で着脱自在に固定さ
れている。打ち球供給皿14と外カバー15の後端側は略面
一状に構成されており、打ち球供給皿14の後端側は複数
個のネジ31により前面板6 に着脱自在に固定されてい
る。外カバー15の後端側は上下両端部で複数個のネジ32
により前面板6 に着脱自在に固定されている。
示すように、球払い出し口20から払い出された遊技球を
貯留する貯留部33と、この貯留部33の遊技球を一列状に
整列させながら球送り口21側に案内する整列部34とを左
右に備え、その側壁35、底壁36を含めて貯留部33及び整
列部34が一体成形された合成樹脂製となっている。
した形状であって、この貯留部33から左右方向に離れる
に従って突出量が次第に小さくなるように整列部34が設
けられている。そして、この貯留部33及び整列部34の形
状に沿って側壁35と底壁36が一体に設けられている。底
壁36は球送り口21側が低くなるように若干傾斜してお
り、また整列部34側の底壁36には金属板37が装着されて
いる。
に示すように、後側に開放する箱状の補強台部38が一体
に形成され、この補強台部38に左右一対の当接板部39が
下方に突出するように一体に形成されている。
ように、前面板6 の球送り口21の近傍に位置する球抜き
取り口40が形成されている。整列部34の下側には、この
整列部34側の側壁35と面一状に前壁41が補強台部38から
球抜き取り口40側に亘って左右方向に形成され、この前
壁41の下端に、整列部34の底壁36との間で開閉板用の嵌
合凹部42を構成すべく補強リブ43が形成され、また整列
部34の貯留部33と反対側の端部には、その底壁36の球抜
き取り口40と、この球抜き取り口40の下側に連通する球
抜き取り通路26とが一体に形成されている。なお、打ち
球供給皿14を外カバー15に固定するネジ30は、補強台部
38と前壁41の2か所に設けられている。
に示すように、この側壁35から外側に突出し且つ内側に
周方向の凹部44ができるように断面コ字状の上縁部45が
略水平方向に一体に形成されている。そして、この側壁
35の上縁部45の内、貯留部33の前側、即ち、球払い出し
口20に対応する部分には、そのコ字状の上端側を側壁35
の内面よりも内側に突出する球返し部46が一体に形成さ
れ、球払い出し口20から貯留部33に球払い出された遊技
球を球返し部46で貯留部33内に返して、遊技球の溢流を
阻止するようになっている。
3の如く後側に凹入するように円弧状に湾曲しており、
この湾曲部分の上縁部45にはその前側に溝47が形成され
ている。打ち球供給皿14の球抜き取り口40側の端部には
嵌合孔48が形成され、また嵌合孔48と反対側の貯留部33
側の側面には、左右方向の側方に突出する突部49が形成
されている。そして、突部49は前側が狭くなった側面視
三角形状に形成されている。
遊技球の重なりを崩して球送り口21に一列状に送るため
の球崩し部50が、整列部34を上側から覆うように形成さ
れている。この球崩し部50は、貯留部33側の端部が上側
に傾斜状に形成され、この傾斜部分で整列部34内の遊技
球の重なりを崩すようになっている。
52とにより構成されている。上部カバー51は、打ち球供
給皿14の上部を前側及び左右両側に亘って前側から覆う
前壁部72を備えたものである。上部カバー51の前壁部72
は、平面視的には貯留部33側の前方への突出量が最大
で、整列部34の端部側に移るに従って徐々に突出量が小
さくなり、且つ打ち球供給皿14側の貯留部33から整列部
34にわたる側壁35の上縁部45との間に舟形の開口部90a
が上向きにできるように、緩やかな円弧状に湾曲させて
形成されている。また上部カバー51は正面視的には上側
が略水平状で、下側の左右両側が下方に突出するように
形成されている。
く、打ち球供給皿14側に屈曲する受け縁部53が形成され
ると共に、整列部34の端部側に、球崩し部50を上側から
覆う覆い部が上側に突出して形成されている。上部カバ
ー51の下端には後側に屈曲する折り曲げ部54と、この折
り曲げ部54の上側近傍のボス部55とが形成され、折り曲
げ部54に後側から下部カバー52を当接させた状態で、ネ
ジ30,56 により下部カバー52の上部側が着脱自在に固定
されている。
給皿14の上縁部45が上側から当接し、また開口部90a は
舟形の化粧カバー57により塞がれている。化粧カバー57
は、整列部34側の側壁35の上縁部45に形成された溝47に
着脱自在に嵌合され、また化粧カバー57に形成された溝
59に上部カバー51の受け縁部53が着脱自在に嵌合されて
いる。
ち球供給皿14の嵌合孔48が着脱自在に嵌合するボス部59
a が後方に突設されると共に、打ち球供給皿14の貯留部
33側の側方に対応する位置に、前面板6 側から前方側に
凹入する切り欠き部60が形成されている。そして、この
切り欠き部60に、外側に露出するように打ち球供給皿14
の突部49が後側から嵌脱自在に嵌合され、上部カバー51
と共に外表面を構成している。
に、この上部カバー51を前面板6 にネジ31で固定するた
めのボス部61が上下の左右両端部に夫々設けられてい
る。化粧カバー57には、図10乃至図12に示す如く、
スイッチ配置部90を形成するように舟形の窓孔91が形成
され、この窓孔91に対応して化粧カバー57の下側に舟形
状のスイッチ取り付け台92と基板93とがボス部94、ネジ
95等で着脱自在に装着されている。
部96が、この金額表示部96の左右両側に球貸しスイッチ
97と精算スイッチ98とがプリント配線等により夫々装着
されている。スイッチ取り付け台92には、金額表示部96
に対応する表示窓105 と、各スイッチ97,98 に対応する
操作子99,100とが設けられている。
表示部96、球貸しスイッチ97、精算スイッチ98をスイッ
チ取り付け台92の下側の凹部92a 内に収めた状態で、こ
のスイッチ取り付け台92の下側に基板93がネジ107 によ
り着脱自在に結合されている。基板93には、金額表示部
96につながるコネクター101 と各スイッチ97,98 につな
がるコネクター102 とが下面側に設けられ、この各コネ
クター101,102 は、リード線103,104 等を介して自動球
貸し機側に接続されている。
間には、スイッチ取り付け台92を上側から覆い且つ操作
子99,100を介して各スイッチ97,98 を上側から操作し得
るように、薄手の透明状の保護板106 が介在されてい
る。
口に挿入されたカードの金額をディジタル的に表示する
ためのものである。球貸しスイッチ97は自動球貸し機に
球貸し指令を発するためのもので、自動球貸し機のカー
ド挿入口にカードを挿入した状態で操作した時に、その
指令に応じて自動球貸し機が作動して球払い出し手段か
ら打ち球供給皿14に遊技球を払い出すようになってい
る。精算スイッチ98はゲーム終了時に精算指令を発する
ためのもので、この精算スイッチ98を操作すると、カー
ド挿入口からカードが返却されるようになっている。
ら覆うものであって、下端側が略水平状に形成され、そ
の下端側を前面板6 に当接させた状態で、ボス部85を介
してネジ32により前面板6 に着脱自在に固定されてい
る。下部カバー52は、図6に示す如く、上部カバー51の
下端側の折り曲げ部54に連続して後方側に凹入するよう
に、縦断面円弧状に湾曲して形成されている。下部カバ
ー52の湾曲部62で且つ前面板6 のスピーカ孔23に対応す
る部分には、上下方向に長いスリット状の音出し孔63
と、この音出し孔63の後側に対応する上下方向の縦桟部
64とが左右方向に多数形成され、その各縦桟部64は横桟
部65で左右に連結されている。
に、打ち球供給皿14側から下方に突出する左右一対の当
接板部39の下端が下部カバー52の湾曲形状に沿って上側
から当接されている。一対の当接板部39は、打ち球供給
皿14の補強台部38と外カバー15の下部カバー52との間の
空間を区画し、スピーカ66から前面板6 のスピーカ孔23
を経て音出し孔63に至る音響通路67a を構成するように
なっている。
じて効果音を発生させるためのもので、前面板6 の閉時
に、前面板6 との間に僅かの空間をおいて、そのスピー
カ孔23と前後に相対応するように、前枠3 の後側の受け
板28に装着されている。従って、このスピーカ66から発
生する効果音等は、打ち球供給皿14と下部カバー52との
間に一対の当接板部39により区画形成された音響通路67
a を経て音出し孔63から外カバー15の前側に出るように
なっている。
連動して、打ち球供給皿14の整列部34から前面板6 の球
送り口21を経て送られる遊技球を1個ずつ発射手段11の
発射レール67上に供給するためのものである。発射レー
ル67は受け板28に装着されている。
22を介して、この前面板6 の後側のカバー板68に形成さ
れ球抜き通路88に接続されている。球抜き通路88は、受
け板28に設けられた球戻し通路69を経て、前枠3 の下部
に設けられた球戻し口70を介して球受け皿10に連通され
ている。
に示すように、整列部34の底部に形成された球抜き取り
口40と、左右方向に摺動して球抜き取り口40を開閉する
開閉板71と、この開閉板71を上部カバー51の前側から左
右方向に開閉操作する操作部73とを有する。
貯留部33側において、打ち球供給皿14の底部の下側に形
成された嵌合凹部42に左右方向に摺動自在に嵌合され、
コイルバネ74により閉方向に付勢されている。開閉板71
には、操作部73を有する閉塞体75が、この閉塞体75から
後方に突出する2本の軸部76を介してネジ77により固定
され、また2本の軸部76は嵌合凹部42の前側に形成され
た長孔78に左右移動自在に貫通している。
る前壁部72は、貯留部33と反対側に移るに従って後方に
後退すべく緩やかに湾曲し且つ上側が後方に僅かに傾斜
する傾斜上となっており、その傾斜部分に、左右方向の
長孔79と、長孔79の周縁部から後側に一体に突出形成さ
れた筒状部80とが設けられている。筒状部80の後端は、
開閉板71の開閉方向に沿って前壁41と平行に形成され、
また筒状部80の貯留部33側に、その上下壁に亘って切り
欠き部81が形成されている。
口40の閉時に筒状部80を後側から閉塞し、且つ球抜き取
り口40の開時に一部が切り欠き部81から貯留部33側に突
出するように、筒状部80内に左右方向に移動自在に嵌合
されている。閉塞体75には、貯留部33と反対側の端部で
前側に突出する操作部73と、筒状部80の後側近傍で貯留
部33と反対側に突出する閉塞板82とが夫々形成されると
共に、筒状部80の後端に左右方向に摺動自在に当接する
ガイド板83が下側に形成されている。
状部80の後端を閉塞するようになっている。操作部73は
上部カバー51の前壁部72から前側に若干突出しており、
打ち球供給皿14の遊技球を抜き取る時には、コイルバネ
74に抗して貯留部33側に押圧するようになっている。上
記構成の表機構装置では、通常、球抜き取り手段17の開
閉板71がコイルバネ74により付勢されており、球抜き取
り口40を閉じた状態にある。
には、先ずパチンコ機の側部に配置された自動球貸し機
のカード挿入口にカードを挿入する。すると自動球貸し
機側の読み取り手段がカードの記録事項を読み取って、
カードの真偽を判断して、カードが真正であれば、その
金額を読み取って金額表示部96に表示する。
して自動球貸し機に球貸し指令を発すると、その球貸し
指令に応じて自動球貸し機が作動して、パチンコ機側の
球払い出し手段に払い出し指令を出力するので、球払い
出し手段が働いて所定数の遊技球を球払い出し通路29、
球払い出し筒25を経て球払い出し口20から打ち球供給皿
14の貯留部33へと遊技球を払い出す。
その操作回数に応じた金額がカードの残額から順次減算
され、その減算後の金額が金額表示部96に表示される。
また打ち球供給皿14の貯留部33に遊技球が払い出される
と、その遊技球は整列部34側に移動して、この整列部34
内で一列状に整列されながら前面板6 の球送り口21側に
送られる。
ると、発射手段11が作動し、この発射手段11の作動に連
動して球送り手段16が作動する。そして、この球送り手
段16が、打ち球供給皿14の整列部34側から球送り口21を
経て送られる遊技球を1個ずつ発射手段11の発射レール
67上に供給し、その発射レール67上の遊技球を打撃槌で
打撃してガイドレールに沿って遊技盤7 の上部側に発射
して行く。そして、発射された遊技球が遊技盤7 の入賞
手段等に入球すると、球払い出し手段が作動して、その
入球数に応じて所定数の遊技球を打ち球供給皿14の貯留
部33へと払い出す。
は、貯留部33の前側の側壁35に当たって貯留部33内に止
まるが、仮に側壁35に沿って上昇する遊技球があって
も、側壁35の上縁部45の球返し部46でその遊技球を貯留
部33内に戻すので、球払い出し口20から貯留部33に球払
い出された遊技球が側壁35を越えて前側に落下すること
はない。
の後に球払い出し手段から払い出される遊技球は、図外
の通路等を経て球戻し口70から下側の球受け皿10に溢流
する。また貯留部33に多量の遊技球が溜まると、上下に
遊技球が重なりあった状態のままで整列部34側へと移動
するが、球崩し部50まで到達した時に、その上側の遊技
球が球崩し部50に接触するので、この球崩し部50で遊技
球の重なりを崩して行く。このため、球送り口21に到達
する時には、整列部34内の遊技球は一列状に整列し、球
送り口21の近傍で遊技球が詰まることもない。
は、球抜き取り手段17の操作部73をコイルバネ74に抗し
て貯留部33側にa矢示方向に押圧する。すると筒状部80
内の閉塞体75が上下壁間でa矢示方向に移動して、その
軸部76を介して開閉板71がa矢示方向に摺動し、開閉板
71が球抜き取り口40を開放する。これによって、打ち球
供給皿14の貯留部33の遊技球を、整列部34から球抜き取
り口40、球抜き取り通路26、球抜き口22、球戻し口70等
を経て球受け皿10へと抜き取ることができる。
を操作すると、自動球貸し機のカード挿入口からカード
が排出し返却される。この実施例では、打ち球供給皿14
を外側から覆う外カバー15があり、この外カバー15の側
壁35の上縁部45を外カバー15の上端の受け縁部53に上側
から当接させているので、上縁部45を残して打ち球供給
皿14の殆どを外カバー15によって覆うことができる。こ
のため、打ち球供給皿14には貯留部33と整列部34とがあ
るにも拘わらず、外カバー15の形状を打ち球供給皿14の
機能に関係なく比較的自由に選択し決定することができ
るので、前面板6 の前側の表機構装置全体の意匠感を自
由に選択し決定することができる。
バー15の前壁部72で覆っており、実質的に打ち球供給皿
14の側壁35側が二重構造になると共に、その間に適当な
空間を確保することができるため、打ち球供給皿14及び
外カバー15の強度が向上する。特に、打ち球供給皿14の
貯留部33側は、前面板6 からの突出量が大になるので、
その強度の低下を確実に防止することができる。
34にわたる側壁35と外カバー15の前壁部72との間の上面
側をスイッチ配置部90として、このスイッチ配置部90に
金額表示部96と球貸しスイッチ97と精算スイッチ98とを
設けているので、金額表示部96の表示を容易に確認でき
ると共に、球貸しスイッチ97、精算スイッチ98を容易に
操作することができる。またスイッチ配置部90が上面に
向いているため、身体の一部又は荷物の接触等による誤
操作を防止できる。従って、遊技者は金額表示部96の金
額を確認しつつ、誤操作等もなく各スイッチ97,98 を容
易に操作することができる。
留部33から整列部34にわたる部分に対応してスイッチ配
置部90を配置しており、この部分は本来的に貯留部33が
前方に張り出し、且つ貯留部33からから整列部34側に移
るに従って細くなっているので、スイッチ配置部90の面
積の確保が容易である。
の前方への突出量が最大で、整列部34の端部側に移るに
従って徐々に突出量が小さくなり、且つ打ち球供給皿14
側の貯留部33から整列部34にわたる側壁35との間に舟形
のスイッチ配置部90ができるように、外カバー15の前壁
部72が円弧状に湾曲形成されているので、打ち球供給皿
14の側壁35の形状と相まってスイッチ配置部90の面積を
確保する上で無理がなく、外カバー15の形状を意匠的に
も良好にできる。
の前側壁との間に、スイッチ配置部90に対応する舟形の
開口部90a を形成して、この開口部90a を着脱自在に塞
ぐ化粧カバーに、金額表示部96と球貸しスイッチ97と精
算スイッチ98とを設けているので、打ち球供給皿14、外
カバー15及び化粧カバー57を合成樹脂材料で成形する場
合にも容易に製作できる。
壁35の溝47に嵌合させると共に、この化粧カバー57の溝
59に上部カバー51の受け縁部53を嵌合させて、打ち球供
給皿14と上部カバー51との間で化粧カバー57を保持する
ようにしているため、その構造、組み立が簡単である。
に突出させ、この上縁部45を外カバー15の受け縁部53に
上側から当接させているため、打ち球供給皿14と外カバ
ー15との当接部分の収まり状態も良好にできる。しか
も、外カバー15の上縁部45は、単に外側に突出するだけ
でなく、その内側に周方向の凹部44ができるように断面
コ字状に形成しているので、上縁部45側の肉厚を必要以
上に厚くすることなく、側壁35の上縁部45側の強度を十
分に確保することができる。このため、合成樹脂材料に
よる打ち球供給皿14の成形時にも、側壁35の上縁部45側
にヒケ等が生じることがなく容易に成形することができ
る。
部分に、そのコ字状の上端側を側壁35の内面よりも後側
に突出させて球返し部46を一体に形成しているので、側
壁35の上縁部45側の強度を十分に確保しつつも、球返し
部46を容易に成形することができる。
側から嵌合させて、外カバー15と打ち球供給皿14とをネ
ジ30で固定しているため、これらを前面板6 に装着して
組み立ての場合には、打ち球供給皿14と外カバー15とを
一体の部品として取り扱うことができる。
ネジ30で固定する上に、外カバー15と打ち球供給皿14と
の後端側を略面一状に構成して、打ち球供給皿14と外カ
バー15の上下両端部とをネジ31,32 で前面板6 に固定し
ているため、打ち球供給皿14及び外カバー15を前面板6
に確実且つ強固に固定でき、打ち球供給皿14の貯留部33
の遊技球の貯留量が著しく増大した場合でも、その荷重
に十分抗することができる。
対応して外カバー15の側面に切り欠き部60があり、この
切り欠き部60に打ち球供給皿14の貯留部33側の突部49を
後側から嵌合させているため、この嵌合構造によって外
カバー15に対する打ち球供給皿14の上下位置を決めるこ
とができる。しかも、打ち球供給皿14側の突部49は外側
に露出しているため、打ち球供給皿14と外カバー15とに
使用する合成樹脂材料の色を変えることによって、意匠
上の変化を持たせることができる。更に、貯留部33側は
整列部34側に比べて前面板6 から大きく突出しているた
め、この貯留部33に対応する側であれば、外カバー15に
容易に切り欠き部60を設けることができる。
発明はこの実施例に限定されるものではない。例えば、
実施例では、上部カバー51と下部カバー52とを別体構造
にしているが、これらは一体に構成することも可能であ
る。更に本発明は、パチンコ機に限らず、アレンジボー
ル機等の他の弾球遊技機にも応用することができる。
機本体1 の前面板6 の前側に打ち球供給皿14と、この打
ち球供給皿14を外側から覆う外カバー15を設け、打ち球
供給皿14に、遊技球を貯留する貯留部33と、貯留部33の
遊技球を一列状に整列させて前面板6 の後側の球送り手
段16に案内する整列部34とを設けた弾球遊技機におい
て、打ち球供給皿14の貯留部33から整列部34にわたる側
壁35と外カバー15の前壁部72との間の上面側にスイッチ
配置部90を設け、このスイッチ配置部90は化粧カバー57
に形成された船形の窓孔91により構成し、この窓孔91に
対応して化粧カバー57の下側にスイッチ取り付け台92を
着脱自在に装着し、このスイッチ取り付け台92の下側
に、その凹部92a に収まるように自動球貸し機用の金額
表示部96と操作スイッチ97,98 とを備えた基板93を着脱
自在に装着し、化粧カバー57とスイッチ取り付け台92と
の間に、スイッチ取り付け台92を上側から覆い且つ操作
スイッチ97,98 を上側から操作し得るように保護板106
を設けているので、金額表示部96の表示を容易に確認で
きると共に、球貸しスイッチ97、精算スイッチ98等の操
作スイッチ97,98 を容易に操作でき、しかも操作スイッ
チ97,98 の接触等による誤操作を防止でき、更にスイッ
チ配置部90の面積を容易に確保できる。
1に記載の発明において、貯留部33側の前方への突出量
が最大で、整列部34の端部側に移るに従って徐々に突出
量が小さくなり、且つ打ち球供給皿14側の貯留部33から
整列部34にわたる側壁35との間に舟形のスイッチ配置部
90ができるように、外カバー15の前壁部72を円弧状に湾
曲形成しているので、打ち球供給皿14の側壁35の形状と
相まってスイッチ配置部90の面積を確保する上で無理が
なく、外カバー15の形状を意匠的にも良好にできる。
2に記載の発明において、打ち球供給皿14の側壁35と外
カバー15の前壁部72との間に、スイッチ配置部90に対応
する舟形の開口部90a を形成し、この開口部90a を塞ぐ
化粧カバー57を着脱自在に装着し、この化粧カバー57に
金額表示部96と操作スイッチ97,98 とを設けているの
で、打ち球供給皿14、外カバー15及び化粧カバー57を容
易に製作できる。
ある。
図である。
ある。
ある。
ある。
である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 遊技機本体(1) の前面板(6) の前側に打
ち球供給皿(14)と、この打ち球供給皿(14)を外側から覆
う外カバー(15)を設け、打ち球供給皿(14)に、遊技球を
貯留する貯留部(33)と、貯留部(33)の遊技球を一列状に
整列させて前面板(6) の後側の球送り手段(16)に案内す
る整列部(34)とを設けた弾球遊技機において、打ち球供
給皿(14)の貯留部(33)から整列部(34)にわたる側壁(35)
と外カバー(15)の前壁部(72)との間の上面側にスイッチ
配置部(90)を設け、このスイッチ配置部(90)は化粧カバ
ー(57)に形成された船形の窓孔(91)により構成し、この
窓孔(91)に対応して化粧カバー(57)の下側にスイッチ取
り付け台(92)を着脱自在に装着し、このスイッチ取り付
け台(92)の下側に、その凹部(92a) に収まるように自動
球貸し機用の金額表示部(96)と操作スイッチ(97)(98)と
を備えた基板93を着脱自在に装着し、化粧カバー(57)と
スイッチ取り付け台(92)との間に、スイッチ取り付け台
(92)を上側から覆い且つ操作スイッチ(97)(98)を上側か
ら操作し得るように保護板(106) を設けたことを特徴と
する弾球遊技機の表機構装置。 - 【請求項2】 貯留部(33)側の前方への突出量が最大
で、整列部(34)の端部側に移るに従って徐々に突出量が
小さくなり、且つ打ち球供給皿(14)側の貯留部(33)から
整列部(34)にわたる側壁(35)との間に舟形のスイッチ配
置部(90)ができるように、外カバー(15)の前壁部(72)を
円弧状に湾曲形成したことを特徴とする請求項1に記載
の弾球遊技機の表機構装置。 - 【請求項3】 打ち球供給皿(14)の側壁(35)と外カバー
(15)の前壁部(72)との間に、スイッチ配置部(90)に対応
する舟形の開口部(90a) を形成し、この開口部(90a) を
塞ぐ化粧カバー(57)を着脱自在に装着し、この化粧カバ
ー(57)に金額表示部(96)と操作スイッチ(97)(98)とを設
けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技
機の表機構装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10072795A JP2942473B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 弾球遊技機の表機構装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08266733A JPH08266733A (ja) | 1996-10-15 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP10072795A Expired - Fee Related JP2942473B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 弾球遊技機の表機構装置 |
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1995
- 1995-03-31 JP JP10072795A patent/JP2942473B2/ja not_active Expired - Fee Related
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