JP4020784B2 - 常磁性金属−フタロシアニン錯化合物及びこれを利用した映像化用造影剤 - Google Patents

常磁性金属−フタロシアニン錯化合物及びこれを利用した映像化用造影剤 Download PDF

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Description

本発明は診断用核磁気共鳴映像化(MRI、Magnetic Resonance Imaging)技術、X‐ray映像診断術及びコンピュータ断層撮影(CT)等で使用される造影剤(contrast agent)に関するものであって、より詳しくはMRI技術等の使用中、患者に投与したとき、患者の臓器や細胞組織の映像を一層鮮明に表すようにする新規な常磁性金属(paramagnetic metal)- フタロシアニン(phthalocyanine) 錯化合物、その薬剤学的に許容可能な塩及びこれを含有する映像化用造影剤に関するものである。
造影剤は特に血管や腫瘍等の組織と周辺臓器組織の映像を得るのに主に使用されているが、組織の成分が似ている腫瘍と周辺組織の明暗対比を一層確実にして、位置やサイズ、状態等を観察するためのものである。このように腫瘍組織と周辺組織とを区別するのには核磁気共鳴映像化技術(MRI、Magnetic Resonance Imaging)が卓越な優秀性と安全性を見せる。
身体内部を観察し得る方法は現在いろいろ開発されており、MRI技術は最も最近に開発された技術であるが、MRIの応用性や利用度は日に日に急速に増加している趨勢である。その理由は、MRIは他の映像化技術に比べて安全であるからである。X-rayとCT,PET等の方法は決して人体に無害であると見られない放射能を人体に投与しなければならないため遺伝的変異が憂慮される患者ら、特に癌患者や妊娠婦等には適用することができない短所がある。しかし、MRIはこのような放射能、適用対象の限界のような短所等に拘泥を受けない新技術である。MRIの最も大きい長所は組織に対し敏感性が良いばかりでなく、患者をイオン放射能に露出させないということである。現在MRIは化学、生化学、医科学等の分野で広く用いられているが、診断用MRIの費用は技術の普及拡大に因り漸次減少する傾向であり、診断時間が短いため一層普遍化されることと推測される。
核磁気共鳴映像化技術(MRI、Magnetic Resonance Imaging)は、磁気共鳴現像を利用して頭脳と身体細部組織等を映像化し得る大変発展的な技術である。人体内の水と脂肪等にある水素核のスピンが磁気場によって変化する概念を応用して、その変化によって測定されるシグナルを映像に移す技術である。水と脂肪の水素核の分布は体内組織の種類によって変わり、又組織の臨床学的状態によって変わるが、このような点を利用して関心領域にある水素を浮かび立つようにして核スピンが起こるようにし、該シグナルを測定して診断を下す。イメージの明さは水素の密度と浮かび立った水素が弛緩(relaxation)する時間(T1、T2)を含む種々の変数に影響を受ける。特に弛緩する時間というT1とT2は水素がエネルギーを吸収して浮かび立った状態でエネルギー消散に因り元来の平衡状態に到達するようになるまでの時間を意味するが、その値等は映像の明暗対比に非常に重要な変数となる。T1とT2の値が短くなるほど明暗の対比が増加され、このように表れた明暗の対比を通じて内部組織と器官とを識別して診断する。
このようなMRI映像は、造影剤の使用を通じて向上され得るが、MRI用造影剤とは、人体組織のT1とT2等の弛緩時間を短縮させ映像の対比を増加させる製剤を言うが、常磁性(paramagnetic)或いは超常磁性(superparamagnetic)を利用する製品が大部分をなしている。造影剤を利用して望む臓器の全体や部分的な組織のシグナルを増幅させるか、周辺組織のシグナルを弱化させ明暗の対比を極大化させることができる。しかし、大部分の常磁性金属の急性毒性のため、一般的な常磁性金属の無機塩は造影剤として好ましくない。このような問題を解決するために有機キレートリガンドまたは金属-結合剤を使用する。有機キレートリガンド等は金属との複合体を形成して、常磁性金属の自由な遊離を防ぎ、非毒性常磁性運搬体として作用することにより、水素弛緩を改善することができるようにする。
常磁性金属-リガンド複合体を造影剤に使用するためには、幾つかの要件を満たさなければならない。安定で固いキレートを形成して毒性金属が放出されないことである。患者に便利に投与できるようにするために十分に水溶性でなければならない。水素イオンの弛緩率を効率的に向上させることができなければならない。効能は一般的に"弛緩度(常磁性複合体mM濃度当たり弛緩率増加)"で測定する。
ギリース(Gries)らは米国特許第4,647,447号において診断試薬として使用される複合体を記述した。また、FDAから承認を受けたMRI造影剤Magnevistの活性常磁性成分はジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)とガドリニウム(III)(Gadolinium:Gd)の複合体である。しかし、DTPA-GDは半減期が約14分程度に極めて短いので、投与後、尿中に急速に排出されるので(Hiroki YoshiKawa et al,. Gazoshindan、6,959-969(1986))、1回の注射で体内の各部分(損傷部位における血管分布、血流分布、分布量、透過等)を診断することが難しい。又、血管内部から組織細胞の間隔まで特定しないように分布するため時々、正常組織と損傷部位との間の濃度に明確な差異がないので明らかな対比を得ることができない。又、核磁気共鳴を利用した診断方法において造影時間は使用されるMRI分光計の磁気場の強度によって異なるので一般的に広く普及されている低磁気場MRI分光計の場合には造影時間が長くなければならない。ゆえに、短時間内に血液内で去られるDTPA‐GDを使用しては損傷部位の状態を詳しく把握することができなくなるのでDTPA‐GDを使用する診断には診断部位や診断装置の特定な形態に伴う限界がある。
米国特許第4,899,755号においてロフア(Lauffer)及びブラデイ(Brady)はターゲッテイング組織に対し組織特異性を有するMRI向上のための常磁性金属-リガンド複合体の合成について記述している。このような組織-特異的方法は既存の非特異的方法に比べて改善された効果を表す。正常的に組織-特異的造影剤は肝及び胆汁路のようなターゲッテイング組織に対しより良いMRイメージを付与する。定量的に組織-特異的造影剤はもっと少ない量を使用しても高容量の非特異的な試薬の使用で観察されるイメージと類似なイメージを付与する。このように、以前には認知することができない(認知することが難しい)肝癌又は胆汁システムの機能不全を肝-胆嚢に特異的な試薬を使用することにより、観測することができる。
しかし、既存のMRIの向上のための常磁性金属-リガンド複合体は水溶解度が低いので、造影剤として適切に製剤化できない問題点を有していた。
一方、ヒトの血液は0.3 Osmol/kg‐水の浸透圧を有する。既存のガドリニウムに基づいたNMR試薬は全般的な−電荷を有し、それに因り、それらの水性製剤溶液は高浸透圧を有する。例えば、GD(DTPA)2‐(ここで、DTPAはジエチレントリアミンペンタ酢酸を表す)を水中0.5M N-メチルグルカミン塩で使用するために製剤化する場合、溶液の浸透圧は1.6〜2.0 Osmol/kg‐水である。このように高浸透圧で注入された造影剤は患者に副作用を表すようにすると知られている。
既存のMRI造影剤等が有するこのような問題点等を解決するために、血液の中で中間程度又は長時間の半減期をもって、好ましきな安定性、適切な溶解性及び浸透圧を有する優れた造影剤に対する要求が増大されてきた。
一方、現在臨床に使用されているX-ray造影剤は分子当り3又は6個のヨード原子を含む多様な水溶性沃化芳香族化合物を含む。この化合物は(生理学上許容される塩の形態で)帯電されたか非イオン性であり得る。今日最も人気のある造影剤は非イオン性物質であるが、その理由は非イオン性製剤がイオン性製剤より遥かにより安定であるということが深度のある研究を通じて立証されたからである。これは患者の浸透性負荷を処理しなければならない。水溶性沃化製剤の外に、硫酸バリウムが胃腸系のX-ray検査のために度々使用される。
幾つかの水不溶性又は粒子製剤が主に肝又はリンパ系の映像のための非経口用X-ray造影剤として提案された。非経口投与のための一般的な粒子X-ray造影剤としては例えば、固形沃化粒子の懸濁液、水溶性沃化製剤を含有するリポソームの懸濁液又は沃化オイルのエマルションを挙げることができる。X-ray造影剤の開発は殆ど100年の歴史を持っているが、より安全で、光の吸収度においてより優れたX-ray造影剤に対する要望は継続されている。
従って、本発明の目的は、MRI造影技術、X‐ray映像診断術及びコンピユ-タ断層撮影(CT)等に造影剤として使用することにより、映像の鮮明度を高めることができ、人体に安全な新規な化合物であるガドリニウム-フタロシアニン及びこれの薬剤学的に許容可能な塩を提供することである。
本発明の又他の目的は、前記の新規なガドリニウム-フタロシアニン化合物を含有する既存の常用化された造影剤より少ない量で増進された鮮明度を表す新規なMRI用造影剤及びX‐ray造影剤を提供することである。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明の新規化合物は常磁性金属イオンと有機配位子の結合物であって、もっと具体的には、常磁性金属と置換されたフタロシアニン配位子等の結合物(本明細書では"常磁性金属-フタロシアニン錯化合物"という)である。
即ち、本発明は下記構造式(I)(化合物(I)とにも表す)の常磁性金属-フタロシアニン錯化合物及びその薬剤学的に許容可能な塩に関するものである。
Figure 0004020784
前記、構造式において好ましい常磁性金属 MはGd(III)、Fe(III)、Mn(II及びIII)、Cr(III)、Cu(II)、Dy(III)、Tb(III)、Ho(III)、Br(III)及びEu(III)で構成された群から選ばれたものであり、最も好ましき常磁性金属MはGd(III)及びMn(II及びIII)であり;R及びR1はそれぞれOCH2CH2OCH2CH2OCH2CH2OCH3である。
本発明の構造式(I)の錯化合物及び薬剤学的に許容可能なそれらの塩はMRIのための造影剤に使用され得る。本発明の造影剤は哺乳動物宿主(例えば、ヒト)に投与された後、多くの組織等に多様な濃度で分布され、核磁気共鳴イメーザ(imager)から磁気周波数エネルギーを吸収して活性化された水のプロトン(組織内の)の弛緩を触媒する。前記活性化されたプロトンの弛緩速度の上昇は他の対照(contrast)を提供し、核磁気共鳴イメーザを使用してスキャンする場合、最高の対照を提供する。前記核磁気共鳴イメーザは一般的に前記製剤の投与前及び後に多様な時間に亙ってイメージを記録するために使用され、組織内の製剤の存在によって生成されるイメージの差異を診断に使用する。プロトン核磁気共鳴イメージングにおいて、前記構造式(I)のMとしてGd(III)及び8面体のMn(II)、Cr(III)及びFe(III)のような常磁性金属イオンが好ましく、特にGd(III)は高い常磁性性、低い毒性及び含まれる水に高い不安定性を有するので最も好ましい。
本発明の構造式(I)の錯化合物は有機化学分野で良く知られた合成法を介して均質な相に合成され得るが、フタロシアニンの合成は下記構造式(II)を有するフタロニトリルのテトラマ化によって行われる。
Figure 0004020784
ここで、RとR1はそれぞれ前記で言及した官能基を表す。フタロニトリルを利用したフタロシアニンの合成法は「フタロシアニン-性質及び適用、Vol.1〜4,C.C.Leznoff及びA.B.P.Lever VCH Ed.」のような文献等に良く表れている。
Figure 0004020784
本発明はまた前記構造式(I)の錯化合物に薬剤学的特性を向上させるための巨大分子運搬体を共役化(conjugated)した化合物を含む。前記運搬体は一般的にアミノ酸、ポリぺプチド(Polypeptide)、蛋白質及び多糖類で構成された群から選ばれる。フタロシアニン(I)/運搬体の結合はカルボニルまたはアミン基の間で、またはホーモ-またはヘテロ-両機能基のような他の公知の機能基または反応基を利用して生成され得る。
本発明は前記構造式(I)の錯化合物の薬剤学的に許容可能な塩を含み、無機または有機酸及び塩基から由来されたものを含む。前記酸塩は例えば、アセテート(acetate)、アジパート(adipate)、アルギナート(alginate)、アスパルテート(aspartate)、ベンゾアート(benzoate)、ベンゼン-スルホナート(benzene-sulfonate)、硫酸水素塩(bisulfate)、ブチラート(butyrate)、シートラート(citrate)、カンフオラート(camphorate)、スルホン酸樟脳(camphor−sulfonate)、プロピオン酸シクロペンタン(cyclopentanepropionate)、ジクルコナート(digluconate)、硫酸ドデシル(dodecylsulfate)及びクラウンエーテル(crown ether)等を含む。
また、本発明は前記構造式(I)の錯化合物と薬剤学的に許容可能な運搬体(carrier)、賦形剤(adjuvant) または担体(vehicle)を含む造影剤組成物に関するものである。前記薬剤学的に許容可能な運搬体、賦形剤または担体は、下記に限定されるものではないが、イオン置換剤(ion exchanger)、アルミナ(alumina)、アルミニウム ステアラート(aluminium stearate)、レシチン(lecithin)、ヒト血清アルブミンのような血清蛋白質、燐酸塩、グリシン、ソルビン酸(sorbic acid)、ポタシウムソルベートのようなバッフアー物質を含む。また、自由有機リガンドまたはこれらの薬剤学的に許容可能な塩をさらに含むことができ、又はカルシウムメグルミン、ナトリウムメグルミン(sodium meglumin)またはこれの複合塩をさらに含むことができる。
本発明の前記構造式(I)の錯化合物または、これを含む造影剤組成物はMRI用造影剤に使用可能であるばかりでなく、X-ray映像診断術及びコンピユータ断層撮影(CT)用造影剤としても使用可能である。
さらに、本発明は前記構造式(I)の錯化合物またはこれを含む造影剤組成物の診断学的に有効な量を投与する段階を含む哺乳動物の器官及び組織のMRイメージの組織-特異的対照(contrast)の向上方法に関するものであり、前記構造式(I)の錯化合物またはこれを含む造影剤組成物の診断学的に有効な量を投与する段階を含む哺乳動物の器官及び組織の組織-特異的X-ray映像診断及びコンピユータ断層撮影(CT)方法に関するものである。
本発明による化合物が造影剤として使用される場合、投与量は造影診断の特定用途によって選ばれる。本発明の造影剤である前記構造式(I)の錯化合物の滅菌水溶液は例えば、MRI診断用に使用する場合には、哺乳動物(例えば、ヒト)に0.0001〜10m mol/kgの濃度で投与され得る。また、X-ray診断用としては、0.01〜20m mol/kgの濃度で投与され得る。一般的に造影剤は静脈内に投与されるが、場合によっては経口、動脈内または其の外の経路で投与することも可能である。
本発明による構造式(I)の錯化合物の血中滞留期間は臨床的に効果的な範囲内である。既存の造影剤であるDTPA-Gdが組織から排出(wash-out)される時間が約30分であるのに比べて本発明の構造式(I)の化合物の組織から排出される時間は約1時間30分である。このように本発明の化合物は適当な血中滞留期間を表すため、血管分布造影(脈管組織性)の測定が可能になる。従って、本発明の診断用造影剤は最近顕著に進展されたMR血管造影法(angiography)に特に必要なパルスシ―ケンス(pulse sequence)無しに血管を造影することができ、また、静脈注入用診断造影剤としても有用である。
本発明の化合物はまた、水において良好な溶解度を有するため、化合物それ自体のみでも高濃度の化合物を含有する液剤として製造され得る。故に、可溶化剤は溶液の製造の際必ず必要ではない。
このほかにも、本発明の化合物は非イオン性錯化合物であるので、DTPA-Gdとは異なり、イオン化しないので、溶液の製造の際、総モラリテイー(morality)を減少させることができ、其の結果、浸透圧の減少をもたらす。本発明によるガドリニウム複合体は0.5モル水溶液に造剤時、体液と殆ど等張となり、それより低い濃度においても優れた造影剤の効果を表す。このように本発明による化合物は生体に投与した後、循環系の体積と体液平衡に対する荷重を緩和させて、安全性において有利な結果をもたらす。
本発明による造影剤組成物のpHは約6.0〜8.0であり、好ましくは6.5〜7.5である。本発明による造影剤組成物は、また、生理的に適用可能なバッフアー(例えば、0.08% NaCl食塩溶液またはトリス(ヒドロキシメチル)-アミノメタン)及び生理的に適用可能な付加物(例えば、パラベンのような安定化剤)を含有することもできる。
本発明の方法で製造されたMRI造影剤は、既存の造影剤に比べて次のような長所を有する。
1. 安全性
従来のMRI造影剤はガドリニウムとDTPAの化合物であって、常磁性体金属イオンと配位子の結合力が強くないので不安定である。しかし、本発明のフタロシアニン配位子は分子量が大きく、金属イオンとの結合力が大きいので金属イオンが化合物から容易に分離されないので重金属イオンによる毒性がずっと減るようになる。
2. 組織内滞留時間
従来のMRI造影剤は少ない分子量または短い半減期に因り細胞組織に吸収が行われても血液を通じて引き続き排出されるので、組織内残留量が時間の経過によって急速に減少する。これは造影剤の過多な投与を誘発し、MRI撮影時間も滞留時間に合わせて短時間に進行されなければならないという短所を有している。本発明の造影剤は巨大分子として細胞組織に滞留する時間が長く、血液中においても体外に排出されるまでの時間が長いのでMRI撮影時間が一層長くなり得るという長所がある。そして、組織から排出される時間が従来の造影剤より延長されるので、少ない量を投与しても望む対照効果を得ることができる。
3. 良好な溶解度
常磁性金属-リガンド複合体を含有する既存のMRI造影剤は水溶解度が低いので、造影剤として適切に製剤化できない問題点を有するが、本発明による構造式(I)の錯化合物は水溶解度が良好であるので、通常、静脈内に投与される造影剤においてより安全で簡便な製剤化が可能である。
4. 経済性
従来の造影剤より少ない量を投与することができるので、重金属イオンに露出される確率が少なく、生産単価が低くくなる。
このように本発明による新規な造影剤を使用することにより、MRI診断、X-ray診断等のような造影診断がより安全で効率的に行うことができる。
以下、本発明を実施例によってより具体的に説明する。これらの実施例は専ら本発明を説明するためのものであって、本発明の範囲がこれらの実施例に局限されないことは当業界で通常の知識を有する者において自明なことである。
実施例1
オクタ(1,4,7,10-テトラオキサウンデシル)Gd-フタロシアニンの合成
1,2-ジ(1,4,7,10-テトラオキサウンデシル)-4,5-ジシアノベンゼン0.972g(2.15mmol)をDMF 10mlに溶解させた後、酸化ガドリニウム(III)0.779g(2.15mmol)を添加して150℃で12時間攪拌して反応させた。反応後、溶液を濾過させた後、溶媒を蒸発させ粗生成物を得た。得られた粗生成物をカラムクロマトグラフイーで精製してオクタ(1,4,7,10-テトラオキサウンデシル)Gd-フタロシアニン0.74gを得た(収率69.7%)。この時の溶出溶媒としてはメタノールとCH2CH2を1:5で混ぜた混合溶媒を使用した。
得られた物質の1H NMR-スペクトルとUV-スペクトルをそれぞれ図1及び図2に示した。
実施例2
オクタ(1,4,7,10-テトラオキサウンデシル)Mn-フタロシアニンの合成
1,2-ジ(1,4,7,10-テトラオキサウンデシル)-4,5-ジシアノベンゼン1.15g(2.55mmol)をDMF 10mlに溶解させた後、Mn(OAc)2 0.44g(2.55mmol)を添加して150℃で4日間攪拌して反応させた。反応後、溶液を濾過させた後、溶媒を蒸発させ粗生成物を得た。得られた粗生成物をカラムクロマトグラフイーで精製してオクタ(1,4,7,10-テトラオキサウンデシル)Mn-フタロシアニン0.303gを得た(収率25.5%)。この時の溶出溶媒としてはメタノールとCH2CH2を1:5で混ぜた混合溶媒を使用した。
得られた物質の1H NMR-スペクトルとUV-スペクトルをそれぞれ図3及び図4に示した。
実験例1
造影剤のT 1 &T 2 測定
Gd-DTPA(常用造影剤、Magnevist、Schering社)、オクタ(1,4,7,10-テトラオキサウンデシル)Gd-フタロシアニン(以下、GdPC-Fux1-6という)及びオクタ(1,4,7,10-テトラオキサウンデシル)Mn-フタロシアニン(以下、MnPC-Fux1-18という)適当量をそれぞれ0.08%生理食塩水に溶解させ、それぞれ0.005M濃度の試料を製造した。これにはロックシグナル(Lock Signal)を得るために10%の重水を含ませた。ブランクとしては0.08%の生理食塩水を準備した。
これらのそれぞれの試料とブランクに対し、80MHz NMR(Bruker、AC80)及び300 MHz NMR(Bruker、DRX300)それぞれから両者の緩和時間(T1及びT2値、単位:秒)を測定した。各RD値は十分に大きくして、実験結果に影響がないようにし、d2値は 約1msec〜2 msec値を使用した。各vd値とvc値はパラメ−タ−フイテイング(parameter-fitting)を行なうのに十分な値等を使用した。
測定した各試料の弛緩時間を下記表1に示した。
Figure 0004020784
前記表に表れた結果から分かるように、本発明による化合物であるGdPC-Fux1-6及びMnPC-Fux1-18は既存の常磁性金属含有造影剤であるGd-DTPAと比べてそれぞれ24.3ms/17.4ms及び191ms/33.5ms(80MHz NMR、それぞれT1/T2)の高い弛緩度を表す。
実験例2;造影剤投与後の二十日ねずみを利用した映像度比較実験
磁気共鳴映像を得るための試料としては、Gd-DTPA(常用造影剤、Magnevist、Schering社)、オクタ(1,4,7,10-テトラオキサウンデシル)Gd-フタロシアニン(以下、GdPC-Fux1-6という)及びオクタ(1,4,7,10-テトラオキサウンデシル)Mn-フタロシアニン(以下、MnPC-Fux1-18という)適当量をそれぞれ0.08%生理食塩水に溶解させ、それぞれ0.01M濃度にしたものを使用した。これは常用化されているGd-DTPAは0.5M濃度で0.2〜0.4ml/kgの条件で人体に投与できるようになっていることを参照したものである。
このように製造した0.01M濃度の前記造影剤を0.2ml/10gの条件で二十日ねずみ(雌ICR、27-30g、n=6)に投与した。この実験ではもう少し効果を確実に見るために造影剤投与量許容範囲で最大値である0.4ml/kgの造影剤を注射した。対照のためのブランクとしては0.08%NaCL溶液を投与した。先ず、造影剤を腹腔に注射し、30分後に腹腔に麻酔剤(rompum、ketamin,蒸留水を1.5:1.5:7の割合で混ぜた溶液)を注射して造影剤がイメージを見ようとする腹腔の臓器等に十分に浸透するようにした。麻酔された二十日ねずみにチューブを直立に入れて後にイメージングプローブの測定コイルが腹腔にくるようにした。この実験で得たデータ等は造影剤投与後、40分が経過した時点でスキャンしたイメージである。それぞれの造影剤の投与後、スピンエコT強調映像の実験結果を図5に示した。
図5から見られるようにTE=20msにおけるよりはT2の効果を最小限に減らしたTE=6.46ms条件でそれぞれの対照効果がはっきり表れており、特にset1とset2の条件で得られたT1強調映像を比較してみるときGdPC-Fux1-6とMnPC-Fux1-18が良い対照効果を見せている。
実験例3;生理食塩水における造影剤の安定性実験
生理食塩水において安定性実験
2個の25mlビーカにそれぞれ0.08%生理食塩水を入れた後、一つのビーカには0.196gのGdPC-Fux1-6を溶解させ、他の一つのビーカには0.186gのMnPC-Fux1-18を溶解させ、それぞれ0.01M水溶液を製造した。蒸気が蒸発しないように蓋を閉め、50℃の湯煎器で24時間加熱した。GdPC-Fux1-6とMnPC-Fux1-18のUV-スぺクトル(図2、図3)をH2-フタロシアニンのUV-スぺクトルと比べてGd及びMnイオンの分離有無を調べた。其の結果GdPC-Fux1-6とMnPC-Fux1-18は50℃の0.08%生理食塩水(0.01M)溶液から24時間安定されたものに表れた。
従来の常用造影剤であるGd-DTPAは常磁性金属イオンと配位子の結合力が強くないので不安定であった。しかし、本発明による新規な常磁性金属(paramagnetic metal)-フタロシアニン(phthalocyanine)錯化合物の配位子は前記実験結果から分かるように分子量が大きく金属イオンとの結合力が大きいので金属イオンが化合物から容易に分離されないので重金属イオンによる毒性がずっと減るようになる。
実験例4;GdPC-Fux1-6の光の吸収度実験
実施例1で得た本発明の化合物GdPC-Fux1-6、既存のX-ray造影剤であるアイオン(Iron)及びス―パーアイオン(Super-Iron)をそれぞれ2.45モル濃度で棒に塗布した後、X-rayを照射して光の吸収度を比較測定した。その結果を図6に示した。図6は左側からそれぞれアイオン、スーパーアイオン及びGdPC-Fux1-6の光の吸収度を表す。前記実験結果から分かるように本発明の化合物は既存のX-ray造影剤であるアイオン及びスーパーアイオンより光の吸収度において優れた特性を示した。
産業上の利用可能性
以上で分かるように、本発明に基づいて診断用核磁気共鳴映像化(MRI、Magnetic Resonance Imaging)技術、X-ray映像診断術及びコンピユータ断層撮影(CT)等において造影剤として使用され得る新規な常磁性金属-フタロシアニン錯化合物を提供することができ、前記新規な化合物を含有する映像化用造影剤は既存の常用化された造影剤より少ない量で増進された鮮明度を表すことができ、人体により安全に使用することができる。
オクタ(1,4,7,10‐テトラオキサウンデシル)Gd‐フタロシアニンの1H NMR-スペクトルである。 オクタ(1,4,7,10‐テトラオキサウンデシル)Gd‐フタロシアニンのUV‐スペクトルである。 オクタ(1,4,7,10‐テトラオキサウンデシル)Mn‐フタロシアニンの1H NMR‐スペクトルである。 オクタ(1,4,7,10‐テトラオキサウンデシル)Mn‐フタロシアニンのUV‐スペクトルである。 本発明の実施例による造影剤、既存の造影剤及びブランクを二十日ねずみの腹腔に投与した後、スピン-エコTに対する強造影像を得た結果である。 本発明の実施例による造影剤及び既存の造影剤の光の吸収度を比較測定した結果である。

Claims (5)

  1. 下記構造式(I)の化合物又はその薬剤学的に許容可能な塩:
    Figure 0004020784
    ここで、MはGd(III)又はMn(II及びIII)であり;
    R及びR1はそれぞれOCH2CH2OCH2CH2OCH2CH2OCH3である。
  2. 請求項の化合物を含むMRI用造影剤。
  3. 請求項の化合物を含むX線映像診断術及びコンピユータ断層撮影(CT)用造影剤。
  4. 請求項の化合物及び薬剤学的に許容可能な運搬体、賦形剤または担体を含むことを特徴とする造影剤組成物。
  5. カルシウムメグルミン、ナトリウムメグルミンまたはこれの複合塩をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の造影剤組成物。
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