JP4017085B2 - ライン走査型の光プリンタ - Google Patents
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Description
本発明は、走査ヘッドを感光紙上を走査させて、その走査ヘッドから照射される所定の幅と長さを有するライン状の光でもって感光紙を露光して画像を形成する、ライン走査型の光プリンタに関する。
背景技術
ライン走査型の光プリンタの一つとして、デジタル処理されディスプレイに表示された画像を、感光シート上にプリントするビデオプリンタが普及している。ビデオプリンタのプリント方式にはサーマル方式、インクジェット方式、レーザービーム走査方式、液晶シャッタ方式等がある。中でも液晶シャッタ方式は小型、軽量に適していることから注目されている。液晶シャッタ方式のビデオプリンタの一例が日本の特許公報、特開平2−287527号公報に開示されている。
そこで、上記開示されたビデオプリンタについて図21を用いて説明する。
ケーシング101の内部には自己処理型フィルムFを多数枚収納したフィルムパックFPを収納するフィルム装填部102が設けらている。さらに、このフィルム装填部102の開口部103に隣接して、前記フィルム装填部102内に装填されたフィルムパックFPから所定の1枚のフィルムFを挟持して引き出すリムドライブローラ対104a、104bと露光記録後のフィルムFを現像処理するしごきローラ対105a、105bとからなる搬送ローラ106が配設されている。
リムドライブローラ対104a、104bとしごきローラ対105a、105b間には前記フィルムFに画像を形成する露光記録部107が配設される。この露光記録部107はハロゲンランプ等の光源108を含み、この光源108からの光が光ファイバーバンドル109、画像の副走査方向に平行に配設されR、G、Bの3色からなるカラーフィルタ(図示せず)、液晶ライトバルブ110および屈折率分布形レンズアレー111を介してフィルムFを露光するように構成されている。
液晶ライトバルブ110の上下両面部にはその偏向方向が平行状態に配置された偏光板が配設される。一方、偏光板の内側には第1のガラス基板が配設され、この第1ガラス基板の一面部には真空蒸着法によりR、G、Bの3色の色素の薄膜を付けられた前記カラーフィルタ(図示せず)が形成され、その他面部には透明電極が前記カラーフィルタ(図示せず)に沿って、換言すれば、副走査方向に沿って線状に配置された複数の画素電極が形成されている。
前記画素電極と第2のガラス基板間にはツイステッドネマチック液晶等の液晶が封止されている。この場合、前記第2ガラス基板と液晶の境界面には第2ガラス基板側に真空蒸着法により透明電極であるコモン電極が形成されている。前記第2ガラス基板の他面部側には前記偏光板が配設され、この偏光板を通過した光は前記した屈折率分布形レンズアレー111を介してフィルムFを露光するように構成されている。
上述したように、従来のライン走査型の光プリンタにおいては、光源108からの光は、光ファイバーバンドル109によって画像の副走査方向に平行に配設されR、G、Bの3色からなるカラーフィルタ(図示せず)、液晶ライトバルブ110および屈折率分布形レンズアレー111を介してフィルムFを露光するように構成されているので、光学系を構成する部材は高価であると共に組み立ても難しく工数も多いので、装置全体として高価になっていた。
そこで、上述した高価な光ファイバーバンドルを使用せず、プラスチックによって廉価に成形することができるレンズ、凹面鏡、及び平面鏡等で構成された光学系を利用して作られた光学装置が従来から使用されている。しかしながら、この従来の光学装置では、点光源を利用してシート上に画像を成形していたため、点光源から発光された光量が均一に分布せず、点光源の中央部が明るく、外周部が暗くなるといった輝度むらが生じていた。
発明の開示
本発明の目的は、光学系を構成する部材が廉価であると共に、組み立て工数が少なく廉価な光学装置において、輝度むらを生じさせない、濃度が均一な画像を得ることができるライン走査型の光プリンタを提供することにある。
上記目的を達成するため、所定の幅と長さを有するライン状の光を、前記幅方向においてライン毎に順次走査しながら照射することで感光体上に画像を形成する、本発明によるライン走査型の光プリンタは、遮光性を有しライン状の光を外部へ放射するための窓部を有するケース体と、このケース体の内部に収納されたほぼ点光源である発光体と、この点光源である発光体からの光をライン状の光として前記窓部へ導く光学系と、前記窓部へ取付られた液晶光シャッタとを備える。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明によるライン走査型の光プリンタがプリント動作を開始してからわずかの時間経過したときの状態を示す斜視図である。
図2は、図1に示す光プリンタがプリント動作を終了した状態を示す斜視図である。
図3は、図1のA−A線から見た断面図である。
図4は、図3の円Eで囲まれる部分を拡大した拡大図である。
図5Aは、図3に示す光プリンタの走査ヘッドを、その蓋体を取り去って上から内部を見た図である。
図5Bは、図5AのF−F線からみた断面図である。ただし、この走査ヘッドは蓋体を取り付けてある。
図6Aは、図5AのG−G線からみた断面図である。
図6Bは、図5Bの円Kで囲まれる部分を拡大した拡大図である。
図7Aは、図5BのL−L線から見た、光マスク部材と発光素子ホルダとの組み立て体の正面図である。
図7Bは、図7Aの上面図である。
図7Cは、図7AのM−M線から見た断面図である。
図8Aは、図5AのH−H線から見た断面面図である。
図8Bは、図5AのJ−J線から見た断面図である。
図9は、図2のD−D線から見た断面図である。
図10は、図1のA−A線から見た断面図であり、図3に示す実施例の1変形例である。
図11は、図10の円Eで囲まれる部分を拡大した拡大図である。
図12は、図10に示す光プリンタの基本構成を示す説明図である。
図13は、プリント走査保持体蓋を感光シートトレー保持体に取り付け固定する前の状態を示す説明図である。
図14は、図13の円Gで囲まれる部分を拡大した拡大図である。
図15は、プリント走査保持体蓋を感光シートトレー保持体に取り付け固定した後の状態を示す説明図である。
図16は、図15の円Jで囲まれる部分を拡大した拡大図である。
図17は、図2のD−D線から見た断面図であり、図10に示すと同じ変形例である。
図18は、光シャッタの保護ガラスをクリーニングするクリーニング部材を取り付けた光プリンタの概要を示す図である。
図19Aは、図18に示すクリーニング部材の正面図である。
図19Bは、図19Aに示すクリーニング部材の側面図である。
図20A−図20Cは、図18の光シャッタの動作説明図である。
図21は、ライン走査型の光プリンタの一従来例を示す断面図である。
発明を実施するための最良の形態
本発明によるライン走査型の光プリンタの構成と動作の概要について図1及び図2を参照して説明する。なお、以下で説明される光プリンタは、ビデオ信号を発生するビデオ機器に接続されて、ディスプレイに表示された画像をシート上にプリントするのに使用される、すなわち、ビデオプリンタとして使用される。
ハウジング10には、引き出し状に出し入れ可能に感光シートトレー20が装着され、また、感光シートトレー20に装填された感光シート25の感光面に対向して走査ヘッド40が矢印B、および矢印Cの方向に往復走行可能に取り付けられている。この走査ヘッド40は、図1に示す光プリンタにおいて電気信号を光信号に変換する装置を構成している。
図1は、走査ヘッド40がホームポジションから矢印Bの方向に、感光シート25にプリント露光しながら僅かに走行したときの状態を示している。
走査ヘッド40は、図1に示した位置から更に矢印Bの方向に感光シート25にプリント露光しながら走行する。プリント露光が終了すると、今度は矢印Bの方向と反対の、矢印Cの方向に復帰し、ホームポジションに戻る。プリント露光が終了し画像の潜像が形成された感光シート25は現像されて前面に設けられた感光シート排出口22から排出される。
上述した光プリンタの構成の概要について図3を参照してさらに説明する。
ハウジング10には、引き出し状に出し入れ可能に感光シートトレー20が装着される。感光シートトレー20には、感光シートパック24が装填される。この感光シートパック24には複数枚の感光シート25が感光面を上方に向けて収納されている。感光シートは自己現像処理液付きフィルムから成る。
感光シートトレー20には、これをハウジング10から引き出すための取手部21と、プリントした感光シート25を排出するための感光シート排出口22と、さらに、プリント露光して画像の潜像が形成された感光シート25を現像するとともに感光シート排出口22から送り出すための感光シート排出ローラ23とが設けられている。
また、ハウジング10の中には、光プリントユニット30が収納されている。光プリントユニット30は、光プリンタの制御を行うための制御回路31と、電気信号を光信号に変換して放射し、感光シート25に画像を形成させる電気信号を光信号に変換する装置である走査ヘッド40と、走査ヘッド40を感光シート25の面に沿って往復移動走査するための走査モータ(図示せず)と、走査モータに噛み合い回転駆動されるプーリ32と、走査ヘッド40に係合されていると共に、プーリ32の回転運動を直線運動に変換して走査ヘッド40を感光シート25の面に沿って往復移動走査させる走査ワイヤ33とを含む。
走査ヘッド40の構成の概要についてさらに図4の拡大図を参照して説明する。
走査ヘッド40は内部の光が外部に漏れないように形成されているケース体50を有する。ケース体50はケース本体51と蓋体57とからなる。ケース本体51と蓋体57には、その内壁面に散乱光防止用の突起58が形成されている。
このケース体50の内部には、感光シート25を感光させるための光を発光するほぼ点状の光源である発光素子60と、発光素子60が発光した光を一直線状の幅の狭い平行光に変換して感光シート25に向けて放射する光学系と、光学系から放射される平行光に沿って一直線状に配列され、単位面積ごとに電気信号に従って透過遮断を行うことにより感光シート25上に画素を形成させるためのシャッタエレメントを複数個配列した光シャッタ80とが設けられている。
光シャッタとしては液晶が使用される。この液晶光シャッタ80はケース体50の外側から取り付けられ、ケース本体51に固定された保護部材83で覆われている。この保護部材83には、図8Aに示すように、光シャッタ80をからの光を感光シート25に向けて通過させるための窓部が形成され、その窓部に保護ガラス82が取り付けられている。この窓部は、発光素子80と球状凹面鏡71(後述)とを含む平面に対してほぼ平行な面に設けられる。さらに、この液晶光シャッタ80は、第1のFPC(flexible printed circuit)84を介して制御回路31から駆動信号が与えられる。図8Aに示すように、保護部材83をケース体50の本体51に取り付けることによって、光シャッタ80及び第1のFPC84はケース体50に固定される。なお、図8Aにおいて、符号81は液晶光シャッタ80に設けられた見切り部材である。
発光素子60は、少なくともR(赤)、G(緑)、B(青)の3色のLEDより構成されている。発光素子60から発光された光は、光学系により一直線状の狭い平行光に変換され、感光シート25上に向けて放射される。この発光素子60への電力供給は第2のFPC85(図7B参照)を介して行われる。
走査ヘッド40の光学系は、ほぼ点状の発光素子60から水平方向に向かって発光される光を球状凹面鏡71に向かって屈折させる光路変換レンズとしての機能を下半分に持つと共に、球状凹面鏡71によって水平方向のほぼ一直線状平行光に変換された光を感光シート25の感光面上に焦点を結ぶように屈折させる機能を上半分に持つトロイドレンズ72と、トロイドレンズ72の下半分に一体的に形成された光路変換レンズを通ってきた光を水平方向のほぼ一直線状平行光に変換して反射する球状凹面鏡71と、トロイドレンズ72を通ってきたほぼ水平方向の光をほぼ垂直方向に変換して下方に装着されている感光シート25に向けて反射する平面鏡73とにより構成されている。
さらにこの光学系の構成を図5A及び図5Bを参照して説明する。
ケース体50の下面には図5Bに示すように窓部52が形成されている。また、ケース体50の内部には、図7Bに示すように、感光シート25を感光させるための光を発光するほぼ点状の光源である発光素子60と、発光素子60を固着する発光素子基板61と、発光素子基板61を固着することにより発光素子60をケース体50の内部の定位置に保持する発光素子ホルダ62と、発光素子60が発光した光の一部の通過を制限する光マスク部材63とが固着された組み立て体が組み込まれている。
この基板61は、透光性を有し、その表裏をそれぞれケース体50の外部と内部に露出するようにケース体50に取り付けられ、基板61の外部露出面側に設けられたコネクタに接続された第2のFPC85を通して発光素子60に、発光素子60の外部から、電力を供給している。
また、ほぼ点状の発光素子60から発光される光をほぼ一直線状の平行光に変換する球状凹面鏡71と、球状凹面鏡71によってほぼ一直線状の平行光に変換された光を感光シート25の感光面上に焦点を結ぶように屈折させるトロイドレンズ72と、トロイドレンズ72を通ってきたほぼ水平方向の光をほぼ垂直方向に変換して下方に装着されている感光シート25に向けて放射する平面鏡73が組み込まれている。
一直線状の平行光の長さ方向において円弧状をなす球状凹面鏡71の両端部はそれぞれケース本体51の2カ所に形成されている凹面鏡支持部53と抑えばね支持部54との間に、後述する凹面鏡抑えばね90によって挟持されている。
ケース本体51の下面には、窓部52を塞ぐように光学系から放射される平行光に沿って一直線状に配列され、単位面積ごとに電気信号に従って透過遮断を行うことにより感光シート25上に画素を形成させるためのシャッタエレメントを複数個配列した光シャッタ80が窓部52を塞ぐように取り付けられている。したがって、光学系を構成する部材が廉価であると共に組み立て工数も少なくて済む。なお、光シャッタ80は保護ガラス82(図8B参照)で保護されている。光シャッタ80を透過した光はこの保護ガラス82を通過して感光シートに到達する。
次に、図5A−図6Bを用いて、球状凹面鏡71をケース本体51に取り付けた状態について説明する。
円弧状をなす凹面鏡71の両端部はそれぞれケース本体51の2カ所に形成されている凹面鏡支持部53と抑えばね支持部54との間に、後述する凹面鏡抑えばね90によって挟持されている。球状凹面鏡71の両端部には、図6Aに示すように、突起部71aが形成され、これら突起部71aは、ケース本体51の2カ所に形成されている凹面鏡支持部53にそれぞれ当接する。球状凹面鏡71は、ケース本体51の2カ所に形成されている抑えばね支持部54の穴部にそれぞれ挿入されて固定されている凹面鏡抑えばね90によって凹面鏡支持部54に押しつけられている。
また、球状凹面鏡71の中央部の下面とケース本体51の間には、図6Bに示すように、つる巻き圧縮ばねである凹面鏡支えばね91が組み込まれており、球状凹面鏡71の中央部を上方へ押し上げている。
ケース体50の蓋体57には、傾角調節部材92がねじ込まれており、傾角調節部材92を更にねじ込むことによって球状凹面鏡71の中央部を凹面鏡支えばね91の押し上げ力に抗して押し下げるように構成されている。したがって、傾角調節部材92のねじ込み量を調整することで、容易に光シャッタ80の位置に光の照射位置を合わせることができる。
トロイドレンズ72をケース本体51に取り付けた状態を図5A及び5Bを参照して説明する。
ケース本体51には、トロイドレンズ端部支持部55bが2カ所に形成されていると共に、トロイドレンズ中央支持部55aが2カ所に形成されている。トロイドレンズ72をケース本体51に取り付ける場合は、真直状に形成されているトロイドレンズ72を僅かに湾曲させながら2カ所のトロイドレンズ端部支持部55bと、2カ所のトロイドレンズ中央支持部55aとの間に差し込むと、トロイドレンズ72自体の弾性によってケース本体51に固定される。
従って、トロイドレンズ72は、真直状に形成すればよいので成形型は廉価に製作できると共に、トロイドレンズ72は、トロイドレンズ端部支持部55bとトロイドレンズ中央支持部55aとの間に差し込むことによってケース本体51に取り付けることができるので組立が容易である。
図7A−図7Cを参照して、発光素子60を固着する発光素子基板61と、発光素子基板61を保持する発光素子ホルダ62と、発光素子60が発光した光の一部の通過を制限する光マスク部材63とが固着された組み立て体の構造について説明する。
発光素子ホルダ62には、発光素子60を固着保持している発光素子基板61が取り付けられ、更に、光マスク部材63が取り付けられている。光マスク部材63には、スリット状の開口部64が形成され、開口部64は、両端部は幅広Wwに、中央部は幅狭Wnに形成されている。
ここで、光マスク部材63の開口部64を、両端部は幅広Wwに、中央部は幅狭Wnに形成した理由を、図5Aを用いて説明する。発光素子60が発光した光は、正面を中心にして広く円状に放射されるが、中央部の照度が大きく周辺の照度は小さくなっている。従って、発光素子60が発光した光をそのまま画像形成部である感光シート25に到達させると、画像の中央部と周辺部との濃度に差が生じてしまい、その結果、画質が低下することになる。このような画像の濃度むらをなくするために、照度が大きい中央部の光を周辺より大きく制限することにより、濃度が均一な画像を得ることができるのである。
ケース本体51に平面鏡73を取り付けるための構造を図5A及び5Bを参照して説明する。
ケース本体51の、平面鏡73の両端部に近接した部分には、図5Aに示すように、平面鏡左支持部56aと平面鏡右支持部56bと、さらに、それら支持部56a、56bに対向して平面鏡抑え部56cがそれぞれ形成されている。
平面鏡73をケース本体51に取り付けた状態を図8A及び図8Bを参照して説明する。
平面鏡73の左端部は、図8Aに示すように、平面鏡左支持部56aと平面鏡抑え部56cとによって挟持される。また、平面鏡73の右端部は、図8Bに示すように、平面鏡右支持部56bと平面鏡抑え部56cとによって挟持されている。
平面鏡左支持部56aには、平面鏡73の左端部を支持するための2個の突起(図8A参照)が形成され、一方、平面鏡右支持部56bには、平面鏡73の右端部を支持するための1個の突起(図8B参照)が形成されている。これによって、平面鏡73は、平面鏡左支持部56aの2個の突起と、平面鏡右支持部56bの1個の突起とに対してそれぞれ平面鏡抑え部56cによって押しつけられて挟持され、都合、上記3個の突起で支持されているので、これら3個の突起の高さに差があっても、平面鏡73は、3個の突起に均等に圧接保持されるので動くことがない。
次に、図3および図4を用いて上述のように構成された光プリンタの動作について説明する。
まず、光プリンタをビデオ信号を発生するビデオ機器(図示せず)に接続し、光プリンタの電源を入れ、取手部21に手をかけてハウジング10に装着されている感光シートトレー20を引き出す。そして、感光シートトレー20に、複数枚の感光シート25がパッキングされた感光シートパック24を装填してからハウジング10に装着する。
この状態でプリント指令を行うと、発光素子60は発光し、発光素子60が発光した光は、球状凹面鏡71によって反射されることによってほぼ一直線状の平行光に変換される。球状凹面鏡71によってほぼ一直線状の平行光に変換された光は、トロイドレンズ72によって感光シート25の感光面上に焦点を結ぶように屈折される。トロイドレンズ72を通ってきたほぼ水平方向の光は、平面鏡73によって反射されることによってほぼ垂直方向に変換され、感光シート25の感光面上に照射されるように構成されていが、通常は光シャッタ80によって遮られている。
ビデオ機器から光プリンタにビデオ信号が送られてくると、制御回路31は、走査モータ(図示せず)を駆動してプーリ32を回転させて走査ワイヤ33を介し、図1、および図3に示すホームポジションにある走査ヘッド40を、図1における矢印Bの方向に一定の速度で移動させる。併せて、制御回路31は、ビデオ信号に従って光シャッタ駆動信号を出力し、これによって、走査ヘッド40の移動の方向に対して直交する方向に一直線状に配列された光シャッタ80の複数のシャッタエレメントを駆動して選択的に光を透過させる。
まず、第1の画素行の潜像が形成され、更に、走査ヘッド40の移動に伴い感光シート25の感光面上には、第2、第3と順次画素行の潜像が形成されて行く。そして、走査ヘッド40が、図2、および図9に示す終点に到達したときには画像の潜像が完成する。終点に到達した走査ヘッド40は、図1、および図3に示すホームポジションに復帰する。画像の潜像が形成された感光シート25は、感光シート排出ローラ23によって現像されながら感光シート排出口22から送り出される。
本発明は、以上説明したように構成されているので、光学系が凹面鏡とトロイドレンズと平面鏡とにより構成されているので、光学系を構成する部材が廉価であると共に、組み立て工数が少ないので、廉価な電気光信号変換装置を得ることができる。
次に、上に図3−図9を用いて説明した光プリンタの一変形例を図10−図17を参照して以下に説明する。
図10および図11を用いてこの光プリンタの構成の概要について説明する。ハウジング10には、感光シート処理ユニット42と、光プリントユニット30が組み込まれている。
感光シート処理ユニット42は、複数枚の感光シート25が収納された感光シートパック24を装填するための感光シートトレー20と、感光シートトレー20を引き出し可能に保持する感光シートトレー保持体26(図12参照)とによって構成されている。感光シートトレー20の前面には、これをハウジング10から引き出すための取手部21と、プリントした感光シート25を排出するための感光シート排出口22とが形成され、プリント露光によって画像の潜像が形成された感光シート25を現像すると共に、感光シート排出口22から送り出すための感光シートローラ23が設けられている。
図10及び図12に示すように、光プリントユニット30は、筐体であるプリント走査保持体34と、蓋体であるプリント走査保持体蓋35とにより構成されている。プリント走査保持体34の内部には、電気信号を光信号に変換して放射し、感光シート25に画像を形成させる電気/光信号変換装置である走査ヘッド40と、走査ヘッド40を感光シート25の面に沿って前後方向、すなわち図10において左右方向に往復移動走査するためのプリント走査機構(走査ワイヤー33及びプーリ32を含む)と、光プリンタを制御するための制御回路31とが収納されている。
走査ヘッド40の構成の概要について図11を参照して説明する。
走査ヘッド40は、内部の光が外部にもれないように形成されているケース体50と、このケース体50の内部に設けられた発光素子60と光学系と、ケース体50の下面外側に配設された光シャッタ80とで構成されている。
発光素子60は、感光シート25を感光させるための光を発光するほぼ点状の光源であり、発光素子60から発光された光は、光学系(トロイドレンズ72、球状凹面鏡71、平面鏡73)により一直線状の狭い平行光に変換され、感光シート25に向けて放射される。光シャッタ80は、単位面積ごとに電気信号に従って透過遮断を行うことにより感光シート25上に画素を形成させるためのシャッタエレメントを複数個配列している。
光学系は、図3及び図4を参照して前述したものと同じなので、その説明は省略する。
ここで、光プリントユニット30及び感光シートトレー保持体26との構成について図12を参照して説明する。
それぞれユニットとして構成されている感光シート処理ユニット42と光プリントユニット30は組み合わせられ、これに、ハウジング下半部10aとハウジング上半部10bとが組み付けられている。
感光シート処理ユニット42は、感光シートトレー保持体26に感光シートトレー20を組み付けたものである。また、光プリントユニット30は、走査ヘッド40を組み付けたプリント走査保持体34と、プリント走査保持体蓋35とで構成される。
すなわち、光プリントユニット30の筐体であるプリント走査保持体34は、感光シートトレー保持体26に組み付けられる。従って、感光シートトレー保持体26は、筐体であるプリント走査保持体34の基体となっている。なお、図12では、感光シートトレー20に感光シートパック24が装填されている状態を示している。感光シートパック24には、複数枚の感光シート25が感光面を上方に向けてパッキングされている。
次に、図13−図16を参照して、基体である感光シートトレー保持体26に光プリントユニット30を取り付け固定する手順について説明する。
図13および図14に示すように、まず、プリント走査保持体34を感光シートトレー保持体26に装着する。そして、感光シートトレー保持体26に形成されている蓋体係止部36aに、プリント走査保持体蓋35に形成されている基体係合部37aを係合させる。
そして、基体係合部37aを支点にしてプリント操作保持体蓋35を図13の矢印Hの方向に回動させ、図15および図16に示すようにプリント走査保持体34に被せる。次いで、プリント操作保持体蓋35の、基体係合部37aのある端部とは反対の側の端部に形成した基体固定部37b(図13参照)を、ネジである固定手段38により感光シートトレー保持体26に形成されている蓋体固定部36bに固定する。なお、固定手段39はネジ以外の固定部材であってもよいことは勿論である。
上述したような取り付け構造にしたことにより、筐体であるプリント走査保持体34をねじなどの固定部材を使用しなくても、容易に基体である感光シートトレー保持体26に取り付け固定することが可能となる。
以上、図10−図17を参照して説明した一変形例によれば、蓋体に備えた蓋体係合部と基体固定部とを、それぞれ蓋体に備えた蓋体係止部と蓋体固定部に係合するようにして、筐体を基体に取り付ける構造としたことで、筐体を基体に取り付けるための固定部材及び蓋体を筐体に取り付けるための固定部材が必要なく、部品点数を削減することができ、装置全体のコストダウンを実現できる。
また、固定部材などによる筐体と基体との取り付け作業及び蓋体と筐体ととの取り付け作業が必要なく、作業時間の短縮による作業性の向上といった効果を有する。
次に、光シャッタ80を保護する保護ガラス82(図8B参照)の外面(感光シート25に対向する面)にごみ、塵、ほこりなどが付着して、感光シート25の上に線を生じさせ、画像品質を損なうのを防止するために、この保護ガラス82の外面をクリーニングする機構を付設することについて、図18−図20を参照して以下に説明する。
このリーニング部材が取り付けられる光プリンタの構造の概略を図18に示す。この図18に示す光プリンタ自体の構造は、図1−図17に示す光プリンタの構造と基本的には同じである。
光プリンタのハウジング10は基台93上に位置する。ハウジング10はその内部にケース体50とその走査ヘッド40の駆動機構(走査ワイヤ33及びプーリ32)を収納し、また、その底部にはクリーニング部材94を備えている。ハウジング10は上蓋10bで覆われている。
走査ヘッド40は、その内部に、LED光源である発光素子60と、トロイドレンズ72と凹面鏡71と反射鏡である平面鏡73とからなる光学機構とを収納してなるものである。また、走査ヘッド40には光シャッタ80と、光シャッタ80を保護するための保護ガラス82が設けられている。
基台93の内部には、制御回路31と感光シートパック24と感光シート排出ローラ(現像ローラ)23とが収納されている。
クリーニング部材94は、保護ガラス82とハウジング10の底面との間に設けられた隙間hに入り込むように、ハウジング10の底部に取り付けられている。このクリーニング部材94は、走査ヘッド40が後述する退避位置にあるとき、所定の圧力で保護ガラス82に接触することにより、保護ガラス82をクリーニングするように配置されている。走査ヘッド40の位置は、位置センサ95a、95bにより検出される。
ここで、図18に示した光プリンタの動作の概要を説明する。
感光シート25に対して、走査ヘッド40(走査ヘッドユニット)が駆動機構(走査ワイヤ33及びプーリ32)により一定速度で図18の矢印方向に送られる。このとき、走査ヘッド40内に収納されている光学機構12がハウジング10の下側に設けられた窓43を通して感光シート25を順次ライン走査で露光し感光シート25上に画像を形成する。
光シャッタ80は、一本の走査電極と640本の信号電極により感光シート25の幅方向に640個の画素を形成している。感光シート25には現像液が一体に設けられていて、現像ローラ15により圧着され現像液が感光面に塗布され現像されて基台93の外部に排出される。
クリーニング手段94は、図19Bに示すように、板バネ96とその表面に固着された除電ウエス97により構成されている。
次にクリーニング手段94の構造について図19A及び図19Bを参照して説明する。
クリーニング手段94を構成する板バネ96は、保護ガラス82の幅方向全域にわたり均等に接触させるために、先端の接触部96aが湾曲し、基部には複数本、例えば、3本の支持枝96bが、幅方向の両端近傍及び中央部に形成されている。板バネ96には、ハウジング10に固定されるためのビス穴96cが形成されている。板バネ96の湾曲した接触部96aの高さHは、保護ガラス82とハウジング10の底面の隙間h(図18参照)より少し高く(H>h)設定してある。板バネ96の一方の端部は、ハウジング10の底部に固定され、他方の端部は、接触部96aの全域にわたり、所定の圧力で保護ガラス82面に接触するように構成されている。
除電ウエス97は、前記板バネ96が保護ガラス82面に均等に、且つ、確実に接触し、更に、クリーニング効果を高めるために、その接触部96aの全域にわたり接着により取り付けられている。この除電ウニス97で保護ガラス82面を擦ることにより生じる静電気を、埃、ゴミ、塵等の清掃と共に、布の方へ逃がすことができる。また、保護ガラス82と金属である板バネ96が直接接触することなく、接触部96aは湾曲した除電ウエス97の面で接触しているので、除電ウエス97は損耗し難く、長期にわたり寿命を延長することができる。
次に、図20A−図20Cを用いて、走査ヘッド40の動作とクリーニング部材94によるクリーニング動作について説明する。
図20Aは、走査ヘッド40が退避位置にある状態、すなわち、走査ヘッド40の端が第1のポジションP1に位置している状態を示す。このとき位置センサ95aと95bとは両方ともオフとなっている。
その後、走査ヘッド40が矢印A方向に移動し、図20Bに示す位置で位置センサ95aと95bの両方をオンする。この位置が書き込み開始位置、すなわち、走査ヘッド40の端が第2のポジションP2に位置する状態のときであり、画像データの感光シート25に対する光書き込みが開始される。
走査ヘッド40は画像データを感光シート25に書き込みながら更に矢印A方向へ移動し、走査ヘッド40の走査が行われる。この間、位置センサ95aと95bは両方がオンの状態となっている。
その後、走査ヘッド40が図20Cに示す位置に達すると、位置センサ95aがオフとなり、位置センサ95bだけがオンの状態となる。この状態が書き込み終了位置、すなわち、走査ヘッドユニットの端が第3のポジションP3に位置するときであり、画像データの書き込みは終了し、再び走査ヘッド40は第1のポジションP1である退避位置に戻る。
前記第2のポジションP2と第3のポジションP3との間が走査ヘッド40の有効走査距離L2である。図20Aにおいて、L3は走査ヘッド40の走査距離を、また、L1は書き込み開始前に走査ヘッド40の走査距離を、それぞれ表す。
図20Aにおいて、板バネ96の接触部96aは、前記第1のポジションP1と第2のポジションP2との間で、且つ第2のポジションP2の近傍に位置し、走査ヘッド40の有効走査距離L2内には干渉しないように、前記板バネ96がハウジング10の底部に配置されている。そのため、板バネ96による保護ガラス82面のクリーニングは、第1のポジションP1と第2のポジションP2の間において、前記走査ヘッド40が矢印A方向及びその反対方向に走査する往復の過程で2回クリーニングされることになる。従って、保護ガラス82面に付着したゴミ、塵、埃等を綺麗に拭き取ることができる。
以上説明したように、図18に示す光プリンタでは、クリーニング部材94を構成する板バネ96を、光プリンタのハウジング10に、その走査ヘッドユニットが待避位置から書き込みを開始する位置までの間は保護ガラス82に接触するが、走査ヘッドユニットが有効に走査しているときは保護ガラス82に接触しないような位置に、配置したので、保護ガラス面に付着したゴミ、塵、埃等を拭き取り、画像品質を損なうことはない。
また、板バネ96は接触部が湾曲し、幅方向に複数本の支持枝を設けて、保護ガラスの幅方向全域にわたり均等に接触させるために、保護ガラス面に付着したゴミ、塵、埃等をムラなく拭き取ることができる。
さらに、板バネ96の接触部に除電ウエス97を設けて保護ガラス面に接触させることにより、静電気を除去すると同時に、保護ガラス面に付着したゴミ、塵、埃等を一層確実に拭き取り、画像品質を損なうことはない。
Claims (23)
- 所定の幅と長さを有するライン状の光を、前記幅方向においてライン毎に順次走査しながら照射することで感光体上に画像を形成するライン走査型の光プリンタにおいて、
遮光性を有しライン状の光を外部へ放射するための窓部を有するケース体と、このケース体の内部に収納されたほぼ点光源である発光素子と、この点光源である発光素子からの光をライン状の光として前記窓部へ導く光学系と、前記窓部へ取付られた液晶光シャッタとを有し、
前記光学系が、少なくとも凹面鏡を有し、前記ライン状の光が、点光源である発光素子からの放射状の光を前記ラインの長さ方向において凹面となっている凹面鏡によってほぼ平行光に変換して反射することにより形成され、
前記凹面鏡が、反射面の上下方向の傾き角が調整可能に前記ケース体の内部に取り付けられ、
前記ライン状の光は、トロイドレンズにより前記ラインの幅方向において、感光体上に焦点を結ぶように構成され、
前記凹面鏡が球状凹面鏡であり、
前記発光素子と、前記発光素子に対して前記ライン毎の走査方向において所定の間隔をおいて設けられた前記凹面鏡と、前記凹面鏡からの光を透過するように配置された前記トロイドレンズとが前記ケース体に収納されることで光ヘッドが構成され、
前記光ヘッドの窓部は、前記発光素子と前記凹面鏡を含む平面に対しほぼ平行な面に設けられ、
前記光ヘッドがさらに、前記発光素子から発光され前記凹面鏡により反射された光をほぼ垂直に方向を変えて反射して前記窓部に導くための平面鏡を有し、前記凹面鏡と前記平面鏡の間に、前記凹面鏡によりほぼライン状の光にされた反射光を透過し、散乱光を遮断するための開口部を有したマスク部材が設けられ、前記マスク部材の前記開口部はほぼ長方形であり、その中央部の幅が狭く、端部の幅が広く形成されている
ことを特徴とする上記ライン走査型の光プリンタ。 - 前記発光素子が、LEDよりなることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記発光素子は、少なくともR,G,Bの3色のLEDより構成されていることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記液晶光シャッタが前記ケース体の外側から取り付けられていることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記液晶光シャッタには、この液晶光シャッタを光透過部を除いて覆う保護部材が取り付けられていることを特徴とする請求の範囲第4項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記液晶光シャッタには、液晶信号を駆動するための電気信号を与えるためのFPCが接続されていることを特徴とする請求の範囲第5項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記保護部材を前記ケース体に取り付けることによって、前記光シャッタ及び前記FPCを前記ケース体に固定することを特徴とする請求の範囲第6項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 透光性を有する基板が、その表裏をそれぞれ前記ケース体の外部と内部に露出するように前記ケース体に取り付けられ、基板の外部露出面側に設けられたコネクタに接続されたFPCを通して前記発光素子の外部から電力を供給することを特徴とする請求の範囲第7項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記基板はさらに、内側からカバー部材により遮光されていることを特徴とする請求の範囲第8項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記平面鏡が、前記トロイドレンズと前記液晶光シャッタとの間に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記発光素子と前記凹面鏡との間に、前記発光素子が発光する光を前記凹面鏡の所定の位置に当てるように屈折させる光路変換レンズを有することを特徴とする請求の範囲第10項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記トロイドレンズが、前記光路変換レンズと一体に形成されていることを特徴とする請求の範囲第11項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記LEDは、LED基板に実装されていると共にホルダによりLED基板ごと前記ケース体の内部に取り付けられていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記ケース体は、その内部の壁面に前記発光素子から発光された光の散乱を防止するための散乱光防止突起を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記感光体が、シート状の形状であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記感光体が、自己現像処理液付フィルムであることを特徴とする請求の範囲第15項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記ケース体が、前記自己現像処理液付フィルムに対して移動することで画像を形成することを特徴とする請求の範囲第16項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記ケース体と前記自己現像処理液付フィルムとが重なって配置され、前記ケース体の移動により前記窓部が前記フィルムのほぼ全域を走査可能に構成されていることを特徴とする請求の範囲第17項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記ケース体と前記フィルムとが、それぞれ別体に構成されたプリント走査保持体と感光シートトレー保持体に収納され、プリント走査保持体には前記ケース体を前記フィルムに対して移動させるためのケース体駆動機構と駆動制御回路基板とが設けられていることを特徴とする請求の範囲第18項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記プリント走査保持体は、前記感光シートトレー保持体と重なったとき、前記感光シートトレー保持体の上部に位置し、前記ケース体と前記ケース体駆動機構とを収納する空間と、前記感光シートトレー保持体側に入り込み、前記フィルムの側部位置し前記駆動制御回路基板を収納する空間とを有することを特徴とする請求の範囲第19項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記ケース体は、前記フィルムに対して光り書き込みを開始する書き込み開始位置と、光書き込みを終了する書き込み終了位置との間に設定された書き込み領域を往復動することで前記フィルムに光り書き込みを行い、前記書き込み領域以外で、前記液晶光シャッタのフィルム対向面をクリーニングするクリーニング部材が設けられていることを特徴とする請求の範囲第17項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記クリーニング部材は、プリント走査保持体に固定された弾性体であり、前記ケース体が書き込み領域以外の位置に移動したときに前記液晶光シャッタのフィルム対向面を所定の圧力で払拭することでクリーニングすることを特徴とする請求の範囲第21項に記載のライン走査型の光プリンタ。
- 前記クリーニング部材は、液晶光シャッタのフィルム対向面に接触する部分に除電ウエスを備えていることを特徴とする請求の範囲第22項に記載のライン走査型の光プリンタ。
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