JPH11129546A - 光プリンタ装置 - Google Patents

光プリンタ装置

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Publication number
JPH11129546A
JPH11129546A JP30171797A JP30171797A JPH11129546A JP H11129546 A JPH11129546 A JP H11129546A JP 30171797 A JP30171797 A JP 30171797A JP 30171797 A JP30171797 A JP 30171797A JP H11129546 A JPH11129546 A JP H11129546A
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JP
Japan
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photosensitive sheet
optical
printer device
print
photosensitive
Prior art date
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Pending
Application number
JP30171797A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Masubuchi
貞夫 増渕
Shigeru Futagami
茂 二上
Masaaki Matsunaga
正明 松永
Masashi Yokoyama
正史 横山
Shinichi Nonaka
慎一 野中
Satoshi Shioda
聡 塩田
Masanori Wakita
真紀 脇田
Tsutomu Aizawa
力 相澤
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立が容易であり、併せて、通常の操作はす
べて前面から行うことができる電気光信号変換機構を得
る。 【解決手段】 電気信号を光信号に変換することにより
画像を形成する光プリンタ装置において、ハウジング
と、該ハウジングの内部に取り付けられ感光シートの保
持および排出を行う感光シート処理ユニットと、同じく
前記ハウジングの内部に取り付けられ電気信号を光信号
に変換し該光信号により前記感光シートに画像を記録す
る光プリントユニットより構成し、該光プリントユニッ
トが、プリント走査保持体と、該プリント走査保持体の
内部に移動可能に取り付けられ電気信号を光信号に変換
する電気光信号変換機構とより構成し、前記プリント走
査保持体が、前記電気光信号変換機構を前記感光シート
の感光面に沿って走査するプリント走査機構と、光プリ
ンタ装置を制御する制御回路とより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号を光信号
に変換することにより画像を形成する光プリンタ構成に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル処理されディスプレイに表示さ
れた画像を、シート上にプリントするビデオプリンタが
普及してきている。ビデオプリンタのプリント方式には
サーマル方式、インクジェット方式、レーザービーム走
査方式、液晶シャッタ方式等がある。中でも液晶シャッ
タ方式は小型、軽量に適していることから注目されてい
る。液晶シャッタ方式のビデオプリンタの従来例として
特開平2−287527号公報がある。
【0003】次に、図11を用いて上記従来例について
説明する。図11において、ケーシング101の内部に
は自己処理型フィルムFを多数枚収納したフィルムパッ
クFPを収納するフィルム装填部102が形成され、こ
のフィルム装填部102の開口部103に隣接して、前
記フィルム装填部102内に装填されたフィルムパック
FPから所定の1枚のフィルムFを挟持して引き出すリ
ムドライブローラ対104a、104bと露光記録後の
フィルムFを現像処理するしごきローラ対105a、1
05bとからなる搬送ローラ106が配設されている。
この場合、リムドライブローラ対104a、104bと
しごきローラ対105a、105b間には前記フィルム
Fに画像を形成する露光記録部107が配設される。こ
の露光記録部107はハロゲンランプ等の光源108を
含み、この光源108からの光が光ファイバーバンドル
109、画像の副走査方向に平行に配設されR、G、B
の3色からなるカラーフィルタ乃至、液晶ライトバルブ
110および屈折率分布形レンズアレー111を介して
フィルムFを露光するように構成されている。
【0004】液晶ライトバルブ110の上下両面部には
その偏向方向が平行状態に配置された偏光板が配設され
る。一方、偏光板の内側には第1のガラス基板が配設さ
れ、この第1ガラス基板の一面部には真空蒸着法により
R、G、Bの3色の色素の薄膜を付けられた前記カラー
フィルタ乃至が形成され、その他面部には透明電極が前
記カラーフィルタ乃至に沿って、換言すれば、副走査方
向Bに沿って線状に配置された複数の画素電極が形成さ
れている。前記画素電極と第2のガラス基板間にはツイ
ステッドナマチック液晶等の液晶が封止されている。こ
の場合、前記第2ガラス基板と液晶の境界面には第2ガ
ラス基板側に真空蒸着法により透明電極であるコモン電
極が形成されている。前記第2ガラス基板の他面部側に
は前記偏光板が配設され、この偏光板を通過した光は前
記した屈折率分布形レンズアレー111を介してフィル
ムFを露光するように構成されている。
【0005】上述したように、従来においては、内部の
構成がユニット化されていないので組立工程が直列型と
なり完成までの時間がかかる上、組立作業が複雑で難し
い。更に、露光記録後のフィルムFを現像処理するしご
きローラ対105a、105bがビデオプリンタの前面
に配設されているが、フィルムFを多数枚収納したフィ
ルムパックFPを収納するフィルム装填部102はビデ
オプリンタの上面に形成されているので、ビデオプリン
タあるいは他の機器と共に積み重ねて設置することがで
きなかった。あるいは、ビデオプリンタを一つのユニッ
トとして装置内に組み込むことができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】組立が容易であり、併
せて、通常の操作はすべて前面から行うことができる光
プリント方式のビデオプリンタ、即ち光プリンタ装置を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、電気信号を光信号に変換するこ
とにより画像を形成する光プリンタ装置において、ハウ
ジングと、該ハウジングの内部に取り付けられ感光シー
トの保持および排出を行う感光シート処理ユニットと、
同じく前記ハウジングの内部に取り付けられ電気信号を
光信号に変換し該光信号により前記感光シートに画像を
記録する光プリントユニットより構成し、該光プリント
ユニットは、プリント走査保持体と、該プリント走査保
持体の内部に移動可能に取り付けられ電気信号を光信号
に変換する電気光信号変換機構とより構成し、前記プリ
ント走査保持体は、前記電気光信号変換機構を前記感光
シートの感光面に沿って走査するプリント走査機構と、
光プリンタ装置を制御する制御回路とより構成したこと
を特徴とするものである。
【0008】また、前記電気光信号変換機構が、前記プ
リント走査機構により、前記感光シートの感光面に沿っ
て前後方向に走査されることを特徴とするものである。
【0009】また、前記制御回路が、前記感光シート処
理ユニットの後方に配設されていることを特徴とするも
のである。
【0010】また、前記光プリントユニットが、前記感
光シートに画像を記録するための光信号を放射する光照
射面を有し、該光照射面が前記感光シート処理ユニット
に保持される感光シートに対向して設けられていること
を特徴とするものである。
【0011】また、前記光プリントユニットが、前記感
光シート処理ユニットの光照射面から突出して前記制御
回路を有し、前記感光シート処理ユニットを二面から囲
むL形に形成されていることを特徴とするものである。
【0012】また、前記感光シート処理ユニットが、前
記感光シートを保持する感光シートトレーと、該感光シ
ートトレーを引き出し可能に支承する感光シートトレー
保持体とを有することを特徴とするものである。
【0013】また、前記感光シートトレーが、前記感光
シートを保持する感光シート保持部と、前記感光シート
を排出する感光シート排出手段と、該感光シート排出手
段を駆動する感光シート排出駆動手段と、前記感光シー
トを排出する出口となる感光シート排出口とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0014】前記電気光信号変換機構が、可撓性導電部
材によって前記制御回路と接続されていることを特徴と
するものである。
【0015】また、前記プリント走査保持体が、プリン
ト走査保持体ベースと、該プリント走査保持体ベースの
蓋体であるプリント走査保持体蓋とにより構成され、前
記プリント走査保持体ベースには制御回路取付窓部が形
成され、該制御回路取付窓部には前記制御回路が取り付
けられていることを特徴とするものである。
【0016】また、前記プリント走査保持体ベースが、
前記制御回路に一端が取り付けられる前記可撓性導電部
材の折り返し曲げ部を収容する導電部材収容スペースを
有することを特徴とするものである。
【0017】また、前記導電部材収容スペースが、遮光
壁部と制御回路により遮光構造を形成していることを特
徴とするものである。
【0018】また、前記可撓性導電部材が接触する前記
制御回路の領域には、高さが低いほぼ同寸法の扁平電子
素子が配設されていることを特徴とするものである。
【0019】また、前記感光シートトレーが、前面から
引き出し可能であることを特徴とするものである。
【0020】また、前記感光シート排出口が、感光シー
トトレーの前面に形成されていることを特徴とするもの
である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下発明の実施の形態を実施例に
基づき図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る
光プリンタの構成と動作の概要を示す斜視図である。図
2は、図1に示す光プリンタのプリントヘッドである電
気光信号変換機構がプリント動作を行いプリントを終了
した状態を示す斜視図である。図3は、図1のA−A線
断面の状態を示す断面図である。図4は、図3のE部を
拡大した状態を示す詳細断面図である。図5は、図3に
おける光プリンタの基本構成と組立手順を示す説明図で
ある。図6は、図5における光プリントユニットの基本
構成と組立手順を示す説明図である。図7(a)は、図
5における感光シート処理ユニットの感光シートトレー
を引き出して感光シートパックを装填する状態を示す説
明図である。図7(b)は、(a)の状態の後、感光シ
ートトレーを収納した状態を示す説明図である。図8
(a)は、図3における電気光信号変換機構の蓋体81
bを取り去った状態を拡大して示す平面図、(b)は、
F−F線断面の状態を示す断面図である。図9は、図8
の下面の状態を示す下面図である。図10は、図2のD
−D線断面の状態を示す断面図である。
【0022】図1において、本発明に係る光プリンタの
構成と動作の概要について説明すると、ハウジング1に
は、引き出し状に出し入れ可能に感光シートトレー4が
装着され、また、感光シートトレー4に装填された感光
シート51の感光面に対向して電気光信号変換機構8が
矢印B、および矢印Cの方向に往復走行可能に取り付け
られている。図1の状態は、電気光信号変換機構8がホ
ームポジションから矢印Bの方向に、感光シート51に
プリント露光しながら僅かに走行した状態を示してい
る。
【0023】図2において、上述した光プリンタの動作
の概要について更に説明すると、電気光信号変換機構8
は、図1に示した状態から更に矢印Bの方向に感光シー
ト51にプリント露光しながら走行しプリント露光が終
了すると、矢印Cの方向に復帰しホームポジションに戻
る。プリント露光が終了し画像の潜像が形成された感光
シート51は現像されて全面に設けられた感光シート排
出口42から排出される。
【0024】図3、および図4において、上述した光プ
リンタの構成の概要について説明すると、まず図3にお
いて、ハウジング1には、感光シート処理ユニット2
と、光プリントユニット6が組み込まれている。
【0025】感光シート処理ユニット2は、複数枚の感
光シート51が収納された感光シートパック5を装填す
るための感光シートトレー4と、感光シートトレー4を
引き出し可能に保持する感光シートトレー保持体3とに
よって構成され、感光シートトレー4の前面には、ハウ
ジング1から引き出すための取手部41と、プリントし
た感光シート51を排出するための感光シート排出口4
2とが形成され、プリント露光によって画像の潜像が形
成された感光シート51を現像すると共に、感光シート
排出口42から送り出すための感光シート排出手段43
が設けられている。
【0026】光プリントユニット6は、プリント走査保
持体ベース7aとプリント走査保持体蓋7bとにより構
成されるプリント走査保持体7と、プリント走査保持体
7の中に電気信号を光信号に変換して放射し、感光シー
ト51に画像を形成させる電気光信号変換機構8と、電
気光信号変換機構8を感光シート51の面に沿って前後
方向、即ち図3において左右方向に往復移動走査するた
めのプリント走査機構71と、光プリンタを制御するた
めの制御回路72とによって構成されている。
【0027】プリント走査機構71は、原動機である走
査モータ(図示せず)と、走査モータによって回転駆動
されるプーリ71bと、プーリ71bの回転運動を直線
運動に変換して電気光信号変換機構8を感光シート51
の面に沿って、前後方向に往復移動走査させるように張
架されていると共に、一部がプーリ71bに巻き付けら
れている走査ワイヤ71dとを有している。
【0028】図4において、電気光信号変換機構8は、
内部の光が外部に漏れないように、そして外部の光が内
部に入らないように遮光構造をもって形成されているケ
ース体81と、ケース体81の内部には、感光シート5
1を感光させるための光を発光するほぼ点状の光源であ
る発光素子82と、発光素子82が発光した光を一直線
状の幅の狭い平行光に変換して感光シート51に向けて
放射する光学系83と、光学系83から放射される平行
光に沿って一直線状に配列され、単位面積ごとに電気信
号に従って透過遮断を行うことにより感光シート51上
に画素を形成させるためのシャッタエレメントを複数個
配列した光シャッタ84とが設けられている。光シャッ
タ84は、現在のところでは一般に液晶シャッタが使用
されている。
【0029】光学系83は、ほぼ点状の発光素子82か
ら発光される光をほぼ一直線状の平行光に変換する球状
凹面鏡83aと、球状凹面鏡83aによってほぼ一直線
状の平行光に変換された光を感光シート51の感光面上
に焦点を結ぶように屈折させるトロイドレンズ83b
と、トロイドレンズ83bを通ってきたほぼ水平方向の
光をほぼ垂直方向に変換して下方に装着されている感光
シート51に向けて放射する平面鏡83cとにより構成
されてる。
【0030】図5において、本発明の光プリンタのユニ
ット構成とその組立手順について説明する。まず、感光
シート処理ユニット2と光プリントユニット6を組み合
わせて、これに、ハウジング下1aとハウジング上1b
を組み付ける。感光シート処理ユニット2は、感光シー
トトレー保持体3に感光シートトレー4を組み付けたも
のであり、光プリントユニット5は、プリント走査保持
体6に電気光信号変換機構7を組み付けたものである。
なお、図5では、感光シートトレー4に感光シートパッ
ク5が装填されている状態を示している。感光シートパ
ック5には、複数枚の感光シート51が感光面を上方に
向けてパッキングされている。
【0031】図6において、光プリントユニット6の構
成の詳細とその組立手順について説明する。プリント走
査保持体ベース7aには、下面に光照射面7a1が形成
され、光照射面7a1には露光開口部7a2が形成され
ている。光照射面7a1より遮光壁部7a3により突出
して導電部材収容スペース7a4が形成されると共に、
先端には制御回路取付窓部7a5が形成されており、制
御回路取付窓部7a5には外側から制御回路72が取り
付けられ、遮光壁部7a3と制御回路72とにより光プ
リントユニット6の外部から内部へ入る光を遮断するよ
うに構成されている。このように、光プリントユニット
6が、光照射面7a1から制御回路72が突出して設け
られ、感光シート処理ユニット2を二面から囲むL形に
形成されているので、このように構成された光プリント
ユニット6を、光照射面7a1が感光シート処理ユニッ
ト2に装填されている感光シート51の感光面に対向さ
せて、感光シート処理ユニット2と組み合わせると、図
3に示すように、プリンタ装置を無駄なスペースなく全
体を構成することができる。また、図3に示すように、
光照射面7a1から突出して設けられた制御回路72
が、光プリンタ装置における、感光シート処理ユニット
2の後方(図における右方)に配設されるので、後述す
るように、感光シート処理ユニット2の感光シートトレ
ー4に感光シートパック5を装填することが容易であ
る。
【0032】制御回路72は、制御回路基板72aにコ
ネクタ72b、および各種電子素子が装着された状態
で、プリント走査保持体ベース7aに取り付けられてい
るが、図3に示すように光プリンタ装置の前方(図にお
ける左方)に待機していた電気光信号変換機構8が、図
10に示すように光プリンタ装置の後方(図における右
方)に移動して、コネクタ72bに接続されている可撓
性導電部材86が接触する領域には、高さが低くほぼ同
寸法の扁平電子素子72cが配設され、これによって、
可撓性導電部材86は無理に変形されることがなく耐久
性が保たれるように構成されている。
【0033】上述のように構成された光プリントユニッ
ト6の組立手順は下記のようになっている。まず、プリ
ント走査保持体ベース7aにプリント走査機構71と制
御回路72を組み付けてプリント走査保持体7を作り、
これに、電気光信号変換機構8を組み付ける。電気光信
号変換機構8の組み付けに際しては、可撓性導電部材8
6の先端を制御回路72のコネクタ72bに差し込み、
図8に示す電気光信号変換機構8の一部に形成されてい
るガイド受け部81a3を、プリント走査保持体ベース
7aに固着されているガイド部材71aに取り付け、こ
れも、電気光信号変換機構8の一部に形成されている走
査片取付部81a4にプリント走査機構71の走査片7
1fを取り付けてからプリント走査保持体蓋7bを被せ
る。
【0034】プリント走査機構71は、図示せぬ走査モ
ータのロータの回転駆動力によって回転するように構成
されたプーリ71bと、他端に設けられたアイドルプー
リ71cと、プーリ71bに巻き付けられていると共に
プーリ71bとアイドルプーリ71cとの間に張架され
た走査ワイヤ71dとによって組み立てられ、張架され
ている走査ワイヤ71dの途中には、引っ張りばね71
eと、走査片71fが介在して組み立てられている。
【0035】図7において、感光シート処理ユニット2
の構成とその組立手順について説明する。感光シート処
理ユニット2は、感光シートトレー保持体3に感光シー
トトレー4を組み付けたものであり、感光シート処理ユ
ニット2に感光シートパック4を装填するには、図7
(a)に示すように感光シートトレー4を感光シートト
レー保持体3から引き出して、感光シートトレー4に感
光シートパック5を入れてから感光シートトレー4を矢
印Fの方向に押して、図7(b)に示すように感光シー
トトレー保持体3に押し込む。
【0036】図8において、電気光信号変換機構8の構
成とその組立手順について説明する。ケース体81は、
ケース本体81aと蓋体81bとにより内部の光が外部
に漏れないように形成されており、ケース本体81aの
下面には窓部81a1、および図6に示す開口部81a
2が形成されている。ケース体81の内部には、発光素
子取付基板6aと、感光シート51を感光させるための
光を発光するほぼ点状の光源である発光素子82と、発
光素子ホルダ6bとが固着された組み立て体が組み込ま
れている。また、発光素子82が発光した光を一直線状
の幅の狭い平行光に変換して感光シート51に向けて放
射する光学系83が組み込まれている。また、ケース体
81の内部には、基板87と光センサー12が組み込ま
れている。基板87には図6に示すようにコネクタ87
aが固着されており、コネクタ87aと発光素子82、
および光センサー88との間は導電部材によってそれぞ
れ接続されている。
【0037】光学系83は、ほぼ点状の発光素子82か
ら発光される光をほぼ一直線状の平行光に変換する球状
凹面鏡83aと、球状凹面鏡83aによってほぼ一直線
状の平行光に変換された光を感光シート51の感光面上
に焦点を結ぶように屈折させるトロイドレンズ83b
と、トロイドレンズ83bを通ってきたほぼ水平方向の
光をほぼ垂直方向に変換して下方に装着されている感光
シート51に向けて放射する平面鏡83cによって構成
されている。
【0038】ケース本体81aの下面には、窓部81a
1を塞ぐように光学系83から放射される平行光に沿っ
て一直線状に配列され、単位面積ごとに電気信号に従っ
て透過遮断を行うことにより感光シート51上に画素を
形成させるためのシャッタエレメントを複数個配列した
光シャッタ84と、光シャッタ84に重ねて保護部材8
5とが取り付けられている。光シャッタ84には可撓性
導電部材86が固着されている。
【0039】図6において、保護部材85には窓部が形
成され、窓部には透明板85aが固着されている。、保
護部材85をケース本体81aに取り付けることによっ
て、保護部材85は光シャッタ84、および可撓性導電
部材86を保持する。また、ケース本体81aには開口
部81a2が形成され、開口部81a2は、内側に取り
付けられた基板87によって内部の光が外部に漏れない
ように塞がれており、基板87に固着されているコネク
タ87aには可撓性導電部材86の一部が着脱自在に接
続されている。
【0040】次に、図3において、上述のように構成さ
れている光プリンタの動作について説明すると、まず、
光プリンタをビデオ信号を発生するビデオ機器に接続
し、光プリンタの電源を入れ、取手部41に手をかけて
ハウジング1に装着されている感光シートトレー4を引
き出し、感光シートトレー4に、複数枚の感光シート5
1がパッキングされた感光シートパック5を装填してか
らハウジング1に装着する。この状態でプリント指令を
行うと、発光素子82は発光し、発光素子82が発光し
た光は、球状凹面鏡83aによって反射されることによ
ってほぼ一直線状の平行光に変換され、球状凹面鏡83
aによってほぼ一直線状の平行光に変換された光は、ト
ロイドレンズ83bによって感光シート51の感光面上
に焦点を結ぶように屈折される。トロイドレンズ83b
を通ってきたほぼ水平方向の光は、平面鏡83cによっ
て反射されることによってほぼ垂直方向に変換され、感
光シート51の感光面上に照射されるように構成されて
いるが、光シャッタ84によって遮られている。
【0041】ビデオ機器から光プリンタにビデオ信号が
送られてくると、制御回路72は、図示せぬ走査モータ
を回転させて、プーリ71bと走査ワイヤ71dを介
し、ホームポジションにある電気光信号変換機構8を図
1における矢印Bの方向に一定の速度で移動させる。併
せて、制御回路72は、ビデオ信号に従って光シャッタ
駆動信号を出力し、これによって、電気光信号変換機構
8の移動の方向に対して直交する方向に一直線状に配列
された光シャッタ84の複数のシャッタエレメントを駆
動して選択的に光を透過させる。まず、第1の画素行の
潜像が形成され、更に、電気光信号変換機構8の移動に
伴い感光シート51の感光面上には、第2、第3と順次
画素行の潜像が形成されて行き、電気光信号変換機構8
が、図2、および図10に示す終点に到達したときには
画像の潜像が完成する。終点に到達した電気光信号変換
機構8は、図1、および図3に示すホームポジションに
復帰する。画像の潜像が形成された感光シート51は、
図示せぬ感光シート排出駆動手段により駆動される感光
シート排出手段43によって現像されながら感光シート
排出口42から送り出される。このようにして、図3に
示す状態から図10に示す状態まで電気光信号変換機構
8が右方向に移動すると、コネクタ72bに接続されて
いる可撓性導電部材86が制御回路72に重なってくる
が、可撓性導電部材86が接触する領域には、高さが低
くほぼ同寸法の扁平電子素子72cが配設されているの
で、可撓性導電部材86は無理に変形されることがなく
耐久性が保たれる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載されているような効果を奏する。
【0043】プリンタ装置が、ハウジング内に、感光シ
ートの保持および排出を行う感光シート処理ユニット
と、電気信号を光信号に変換し該光信号により前記感光
シートに画像を記録する光プリントユニットとを有し、
該光プリントユニットが、プリント走査保持体と、該プ
リント走査保持体の内部に移動可能に取り付けられ電気
信号を光信号に変換する電気光信号変換機構とにより構
成され、前記プリント走査保持体が、前記電気光信号変
換機構を前記感光シートの感光面に沿って走査するプリ
ント走査機構と、光プリンタを制御する制御回路とによ
り構成されているというように機構単位ごとにユニット
として構成されているので組立が容易である。
【0044】前記感光シート処理ユニットが、前記感光
シートを保持する感光シートトレーと、該感光シートト
レーを引き出し可能に支承する感光シートトレー保持体
とを有し、前記感光シートトレーが、前面から引き出し
可能であると共に、前記感光シート排出口が、感光シー
トトレーの前面に形成されているので通常の操作はすべ
て前面から行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光プリンタの構成と動作の概要を
示す斜視図である。
【図2】図1に示す光プリンタのプリントヘッドである
電気光信号変換機構がプリント動作を行いプリントを終
了した状態を示す斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面の状態を示す断面図であ
る。
【図4】図3のE部を拡大した状態を示す詳細断面図で
ある。
【図5】図3における光プリンタの基本構成と組立手順
を示す説明図である。
【図6】図5における光プリントユニットの基本構成と
組立手順を示す説明図である。
【図7】(a)は、図5における感光シート処理ユニッ
トの感光シートトレーを引き出して感光シートパックを
装填する状態を示す説明図である。(b)は、感光シー
トトレーを収納した状態を示す説明図である。
【図8】(a)は、図3における電気光信号変換機構の
蓋体81bを取り去った状態を拡大して示す平面図であ
る。(b)は、F−F線断面の状態を示す断面図であ
る。
【図9】図8の下面の状態を示す下面図である。
【図10】図2のD−D線断面の状態を示す断面図であ
る。
【図11】従来例の断面の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a ハウジング下 1b ハウジング上 2 感光シート処理ユニット 3 感光シートトレー保持体 4 感光シートトレー 41 取手部 42 感光シート排出口 43 感光シート排出手段 5 感光シートパック 51 感光シート 6 光プリントユニット 7 プリント走査保持体 7a プリント走査保持体ベース 7a1 光照射面 7a2 露光開口部 7a3 遮光壁部 7a4 導電部材収容スペース 7a5 制御回路取付窓部 7b プリント走査保持体蓋 71 プリント走査機構 71a ガイド部材 71b プーリ 71c アイドルプーリ 71d 走査ワイヤー 71e 引っ張りばね 71f 走査片 72 制御回路 72a 制御回路基板 72b コネクタ 72c 扁平電子素子 8 電気光信号変換機構 81 ケース体 81a ケース本体 81a1 窓部 81a2 開口部 81a3 ガイド受部 81a4 走査片取付部 81b 蓋体 82 発光素子 83 光学系 83a 球状凹面鏡 83b トロイドレンズ 83c 平面鏡 84 光シャッタ 85 保護部材 85a 透明板 86 可撓性導電部材 87 基板 87a コネクタ 88 光センサー 89 基板カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 正史 埼玉県所沢市大字下富字武野840番地 シ チズン時計株式会社技術研究所内 (72)発明者 野中 慎一 埼玉県所沢市大字下富字武野840番地 シ チズン時計株式会社技術研究所内 (72)発明者 塩田 聡 埼玉県所沢市大字下富字武野840番地 シ チズン時計株式会社技術研究所内 (72)発明者 脇田 真紀 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 (72)発明者 相澤 力 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号を光信号に変換することにより
    画像を形成する光プリンタ装置において、ハウジング
    と、該ハウジングの内部に取り付けられ感光シートの保
    持および排出を行う感光シート処理ユニットと、同じく
    前記ハウジングの内部に取り付けられ電気信号を光信号
    に変換し該光信号により前記感光シートに画像を記録す
    る光プリントユニットより構成し、該光プリントユニッ
    トは、プリント走査保持体と、該プリント走査保持体の
    内部に移動可能に取り付けられ電気信号を光信号に変換
    する電気光信号変換機構とより構成し、前記プリント走
    査保持体は、前記電気光信号変換機構を前記感光シート
    の感光面に沿って走査するプリント走査機構と、光プリ
    ンタ装置を制御する制御回路とより構成したことを特徴
    とする光プリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記電気光信号変換機構が、前記プリン
    ト走査機構により、前記感光シートの感光面に沿って前
    後方向に走査されることを特徴とする請求項1記載の光
    プリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路が、前記感光シート処理ユ
    ニットの後方に配設されていることを特徴とする請求項
    1記載の光プリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記光プリントユニットが、前記感光シ
    ートに画像を記録するための光信号を放射する光照射面
    を有し、該光照射面が前記感光シート処理ユニットに保
    持される感光シートに対向して設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の光プリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記光プリントユニットが、前記感光シ
    ート処理ユニットの光照射面から突出して前記制御回路
    を有し、前記感光シート処理ユニットを二面から囲むL
    形に形成されていることを特徴とする請求項3および請
    求項4記載の光プリンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記感光シート処理ユニットが、前記感
    光シートを保持する感光シートトレーと、該感光シート
    トレーを引き出し可能に支承する感光シートトレー保持
    体とを有することを特徴とする請求項1記載の光プリン
    タ装置。
  7. 【請求項7】 前記感光シートトレーが、前記感光シー
    トを保持する感光シート保持部と、前記感光シートを排
    出する感光シート排出手段と、該感光シート排出手段を
    駆動する感光シート排出駆動手段と、前記感光シートを
    排出する出口となる感光シート排出口とを有することを
    特徴とする請求項6記載の光プリンタ装置。
  8. 【請求項8】 前記電気光信号変換機構が、可撓性導電
    部材によって前記制御回路と接続されていることを特徴
    とする請求項1記載の光プリンタ装置。
  9. 【請求項9】 前記プリント走査保持体が、プリント走
    査保持体ベースと、該プリント走査保持体ベースの蓋体
    であるプリント走査保持体蓋とにより構成され、前記プ
    リント走査保持体ベースには制御回路取付窓部が形成さ
    れ、該制御回路取付窓部には前記制御回路が取り付けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の光プリンタ装
    置。
  10. 【請求項10】 前記プリント走査保持体ベースが、前
    記制御回路に一端が取り付けられる前記可撓性導電部材
    の折り返し曲げ部を収容する導電部材収容スペースを有
    することを特徴とする請求項8および請求項9記載の光
    プリンタ装置。
  11. 【請求項11】 前記導電部材収容スペースが、遮光壁
    部と制御回路とにより遮光構造を形成していることを特
    徴とする請求項10記載の光プリンタ装置。
  12. 【請求項12】 前記可撓性導電部材が接触する前記制
    御回路の領域には、高さが低いほぼ同寸法の扁平電子素
    子が配設されていることを特徴とする請求項8および請
    求項9記載の光プリンタ装置。
  13. 【請求項13】 前記感光シートトレーが、前面から引
    き出し可能であることを特徴とする請求項6記載の光プ
    リンタ装置。
  14. 【請求項14】 前記感光シート排出口が、感光シート
    トレーの前面に形成されていることを特徴とする請求項
    6記載の光プリンタ装置。
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