JP2000085179A - 光プリントヘッド - Google Patents
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- JP2000085179A JP2000085179A JP25874298A JP25874298A JP2000085179A JP 2000085179 A JP2000085179 A JP 2000085179A JP 25874298 A JP25874298 A JP 25874298A JP 25874298 A JP25874298 A JP 25874298A JP 2000085179 A JP2000085179 A JP 2000085179A
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/447—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
- B41J2/4476—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using cathode ray or electron beam tubes
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41J2/45—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays
- B41J2/451—Special optical means therefor, e.g. lenses, mirrors, focusing means
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B41J2/525—Arrangement for multi-colour printing, not covered by group B41J2/21, e.g. applicable to two or more kinds of printing or marking process
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- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Optical Filters (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルタホルダと発光管上面端部との引っ掛
かり及びこれによるゴミの発生を防止し、フィルタを外
気に表出することなく発光管を交換する。 【解決手段】 フィルタホルダ８は、光源２と被記録媒
体Ｗとの間に設けられ、光源２からの光のうち所定波長
の光を透過させる複数のフィルタＲ，Ｇ，Ｂを保持す
る。また、光路Ｌ上に複数のフィルタＲ，Ｇ，Ｂのいず
れかが位置するように択一的に切り換えられる。基体９
は、光路Ｌ上に光通過孔１２，１３を形成し、光源２及
び光結像手段１４から分離してフィルタホルダ８のみを
内蔵するとともに、内部においてフィルタホルダ８を摺
動自在に支持する。光プリントヘッド１は、被記録媒体
Ｗとの相対的な移動に同期して、光源２からの光をＳＬ
Ａ１４により集光し、被記録媒体Ｗの面上に結像させて
面露光する。
かり及びこれによるゴミの発生を防止し、フィルタを外
気に表出することなく発光管を交換する。 【解決手段】 フィルタホルダ８は、光源２と被記録媒
体Ｗとの間に設けられ、光源２からの光のうち所定波長
の光を透過させる複数のフィルタＲ，Ｇ，Ｂを保持す
る。また、光路Ｌ上に複数のフィルタＲ，Ｇ，Ｂのいず
れかが位置するように択一的に切り換えられる。基体９
は、光路Ｌ上に光通過孔１２，１３を形成し、光源２及
び光結像手段１４から分離してフィルタホルダ８のみを
内蔵するとともに、内部においてフィルタホルダ８を摺
動自在に支持する。光プリントヘッド１は、被記録媒体
Ｗとの相対的な移動に同期して、光源２からの光をＳＬ
Ａ１４により集光し、被記録媒体Ｗの面上に結像させて
面露光する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源から発せられ
る光をフィルタで吸収，透過し、レンズで屈折させて感
光体に焦点を合わせて照射させることにより所望の画像
を形成する光プリントヘッドに関する。
る光をフィルタで吸収，透過し、レンズで屈折させて感
光体に焦点を合わせて照射させることにより所望の画像
を形成する光プリントヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】感光フィルム等の被記録媒体に所望の画
像を形成する光プリンタとして、蛍光発光管を光源に用
いたものが知られている。この光プリンタは、蛍光発光
管から出射された光を赤色、緑色、青色に切り換え自在
なカラーフィルタに通し、これにより得た３原色の光で
カラーフィルム等の被記録媒体に書き込みを行い、フル
カラーの画像を形成するものである。
像を形成する光プリンタとして、蛍光発光管を光源に用
いたものが知られている。この光プリンタは、蛍光発光
管から出射された光を赤色、緑色、青色に切り換え自在
なカラーフィルタに通し、これにより得た３原色の光で
カラーフィルム等の被記録媒体に書き込みを行い、フル
カラーの画像を形成するものである。
【０００３】図７は従来の光プリントヘッド１００の分
解斜視図であり、図８及び図９は従来の光プリントヘッ
ド１００の側断面図である。図７〜図９に示す光プリン
トヘッド１００は、線状の光を放出する複数の発光ドッ
トを有した光源をなす蛍光発光管１０１と、カラーフィ
ルタＲ（赤色），Ｇ（緑色），Ｂ（青色）を保持したフ
ィルタホルダ１０２とがハウジング１０３に収納され、
入射された光を正立等倍実像として結像させるセルフォ
ックレンズアレイ１０４がハウジング１０３の上方に配
設されている。
解斜視図であり、図８及び図９は従来の光プリントヘッ
ド１００の側断面図である。図７〜図９に示す光プリン
トヘッド１００は、線状の光を放出する複数の発光ドッ
トを有した光源をなす蛍光発光管１０１と、カラーフィ
ルタＲ（赤色），Ｇ（緑色），Ｂ（青色）を保持したフ
ィルタホルダ１０２とがハウジング１０３に収納され、
入射された光を正立等倍実像として結像させるセルフォ
ックレンズアレイ１０４がハウジング１０３の上方に配
設されている。
【０００４】図８に示すように、ハウジング１０３に
は、蛍光発光管１０１とフィルタホルダ１０２を収納し
た状態でハウジング１０３の開口部１０５に底面板１０
６が取り付けられ、ハウジング１０３と底面板１０６に
より箱状の基体１０７が構成される。フィルタホルダ１
０２には、光プリントヘッド１００の移動方向である副
走査方向Ａに直交する方向に細長いフィルタ保持孔１０
８が形成され、このフィルタ保持孔１０８にカラーフィ
ルタＲ，Ｇ，Ｂが保持されている。
は、蛍光発光管１０１とフィルタホルダ１０２を収納し
た状態でハウジング１０３の開口部１０５に底面板１０
６が取り付けられ、ハウジング１０３と底面板１０６に
より箱状の基体１０７が構成される。フィルタホルダ１
０２には、光プリントヘッド１００の移動方向である副
走査方向Ａに直交する方向に細長いフィルタ保持孔１０
８が形成され、このフィルタ保持孔１０８にカラーフィ
ルタＲ，Ｇ，Ｂが保持されている。
【０００５】カラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂは、フィルタホ
ルダ１０２を蛍光発光管１０１のガラス板１０１ａの上
面とハウジング１０３の開口部１０５の壁面に沿って図
８の矢印Ａ方向（副走査方向）にスライドさせることに
より、赤色、緑色、青色の色の選択切り換えが行えるよ
うになっている。セルフォックレンズアレイ１０４は、
複数のセルフォックレンズが一つにモジュール化されて
形成されている。
ルダ１０２を蛍光発光管１０１のガラス板１０１ａの上
面とハウジング１０３の開口部１０５の壁面に沿って図
８の矢印Ａ方向（副走査方向）にスライドさせることに
より、赤色、緑色、青色の色の選択切り換えが行えるよ
うになっている。セルフォックレンズアレイ１０４は、
複数のセルフォックレンズが一つにモジュール化されて
形成されている。
【０００６】しかしながら、上記構成による光プリント
ヘッド１００では、フィルタフォルダ１０２を図８の副
走査方向ＡにスライドさせてカラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂ
の色を切り換えたときに、図９に示すように、蛍光発光
管１０１のガラス板１０１ａの上面端部がカラーフィル
タＲ，Ｇ，Ｂを保持するフィルタ保持孔１０８に引っ掛
かり易い。
ヘッド１００では、フィルタフォルダ１０２を図８の副
走査方向ＡにスライドさせてカラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂ
の色を切り換えたときに、図９に示すように、蛍光発光
管１０１のガラス板１０１ａの上面端部がカラーフィル
タＲ，Ｇ，Ｂを保持するフィルタ保持孔１０８に引っ掛
かり易い。
【０００７】この状態でフィルタホルダ１０２をスライ
ドさせると、樹脂からなるフィルタホルダ１０２が削れ
てゴミを発生させる。そして、このゴミがカラーフィル
タＲ，Ｇ，Ｂの表面に付着すると、蛍光発光管１０１か
ら出射された光の透過が遮られ、感光フィルムＷに対し
て正常に光を結像させることができず、画像品質を低下
させるという問題があった。
ドさせると、樹脂からなるフィルタホルダ１０２が削れ
てゴミを発生させる。そして、このゴミがカラーフィル
タＲ，Ｇ，Ｂの表面に付着すると、蛍光発光管１０１か
ら出射された光の透過が遮られ、感光フィルムＷに対し
て正常に光を結像させることができず、画像品質を低下
させるという問題があった。
【０００８】また、寿命になった蛍光発光管１０１を交
換する場合には、底面板１０６を取り外す作業が必要で
あり、その際、カラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂ全体が外気に
触れることになる。その結果、カラーフィルタＲ，Ｇ，
Ｂに外からのゴミや埃が侵入して付着し、上記と同様
に、画像品質の低下の問題を招くことになる。
換する場合には、底面板１０６を取り外す作業が必要で
あり、その際、カラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂ全体が外気に
触れることになる。その結果、カラーフィルタＲ，Ｇ，
Ｂに外からのゴミや埃が侵入して付着し、上記と同様
に、画像品質の低下の問題を招くことになる。
【０００９】図１０は従来の他の光プリントヘッド１１
０の側断面図である。なお、図７乃至図９と略同一の構
成要素には同一番号を付し、その説明を省略する。この
光プリントヘッド１１０は、本体１１１の中央に形成さ
れる通過孔１１１ａにセルフォックレンズアレイ１０４
が挿入されている。本体１１１下部の平坦部１１１ｂと
枠体１１２とで構成されるハウジング１１３内には、通
過孔１１１ａから突出したセルフォックレンズアレイ１
０４の先端部（出射面）１０４ａとフィルタホルダ１０
２の一方の面１０２ａが対面して収納されている。
０の側断面図である。なお、図７乃至図９と略同一の構
成要素には同一番号を付し、その説明を省略する。この
光プリントヘッド１１０は、本体１１１の中央に形成さ
れる通過孔１１１ａにセルフォックレンズアレイ１０４
が挿入されている。本体１１１下部の平坦部１１１ｂと
枠体１１２とで構成されるハウジング１１３内には、通
過孔１１１ａから突出したセルフォックレンズアレイ１
０４の先端部（出射面）１０４ａとフィルタホルダ１０
２の一方の面１０２ａが対面して収納されている。
【００１０】ハウジング１１３の開口部１１４には底面
板１０６が取り付けられ、箱状の基体１１５が構成され
る。底面板１０６の内面１０６ａは、フィルタホルダ１
０２の他方の面１０２ｂが対面している。底面板１０６
には、セルフォックレンズアレイ１０４の先端部１０４
ａに対応した孔１０６ｂが形成されている。本体１１１
上部には中空部１１１ｄを有するフランジ部１１１ｃが
形成されている。このフランジ部１１１ｃの平坦面１１
１ｅには、ガラス板１０１ａが当接された状態で、蛍光
発光管１０１が取り付けられている。
板１０６が取り付けられ、箱状の基体１１５が構成され
る。底面板１０６の内面１０６ａは、フィルタホルダ１
０２の他方の面１０２ｂが対面している。底面板１０６
には、セルフォックレンズアレイ１０４の先端部１０４
ａに対応した孔１０６ｂが形成されている。本体１１１
上部には中空部１１１ｄを有するフランジ部１１１ｃが
形成されている。このフランジ部１１１ｃの平坦面１１
１ｅには、ガラス板１０１ａが当接された状態で、蛍光
発光管１０１が取り付けられている。
【００１１】この光プリントヘッド１１０は、フィルタ
ホルダ１０２をスライドさせて、カラーフィルタＲ，
Ｇ，Ｂのいずれか（図１０ではＧ）に設定し、蛍光発光
管１０１を発光させると、蛍光発光管１０１からの光は
中空部１１１ｄを通ってセルフォックレンズアレイ１０
４の入射面１０４ｂに集光される。集光された光は、セ
ルフォックレンズアレイ１０４の出射面１０４ａから放
出され、フィルタＧによりその一部が吸収される。フィ
ルタＧを透過した光は、底面板１０６の孔１０６ｂを通
過して感光フィルムＷに結像される。
ホルダ１０２をスライドさせて、カラーフィルタＲ，
Ｇ，Ｂのいずれか（図１０ではＧ）に設定し、蛍光発光
管１０１を発光させると、蛍光発光管１０１からの光は
中空部１１１ｄを通ってセルフォックレンズアレイ１０
４の入射面１０４ｂに集光される。集光された光は、セ
ルフォックレンズアレイ１０４の出射面１０４ａから放
出され、フィルタＧによりその一部が吸収される。フィ
ルタＧを透過した光は、底面板１０６の孔１０６ｂを通
過して感光フィルムＷに結像される。
【００１２】しかしながら、上記構成による光プリント
ヘッド１１０では、フィルタフォルダ１０２を副走査方
向ＡにスライドさせてカラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂの色を
切り換えたときに、セルフォックレンズアレイ１０４の
出射面１０４ａがカラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂを保持する
フィルタ保持孔１０７に引っ掛かり易い。
ヘッド１１０では、フィルタフォルダ１０２を副走査方
向ＡにスライドさせてカラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂの色を
切り換えたときに、セルフォックレンズアレイ１０４の
出射面１０４ａがカラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂを保持する
フィルタ保持孔１０７に引っ掛かり易い。
【００１３】この状態でフィルタホルダ１０２をスライ
ドさせると、樹脂からなるフィルタホルダ１０２が削れ
てゴミを発生させる。そして、このゴミがカラーフィル
タＲ，Ｇ，Ｂの表面に付着すると、蛍光発光管１０１か
ら出射された光の透過が遮られ、感光フィルムに対して
正常に光を結像させることができず、上述した図７〜図
９に示す光プリントヘッド１００と同様、画像品質を低
下させるという問題があった。
ドさせると、樹脂からなるフィルタホルダ１０２が削れ
てゴミを発生させる。そして、このゴミがカラーフィル
タＲ，Ｇ，Ｂの表面に付着すると、蛍光発光管１０１か
ら出射された光の透過が遮られ、感光フィルムに対して
正常に光を結像させることができず、上述した図７〜図
９に示す光プリントヘッド１００と同様、画像品質を低
下させるという問題があった。
【００１４】また、メンテナンス上、セルフォックレン
ズアレイ１０４の出射面１０４ａを清掃する場合には、
底面板１０６を取り外す作業が必要であり、その際、カ
ラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂ全体が外気に触れることにな
る。その結果、カラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂに外からのゴ
ミや埃が侵入して付着し、上述した光プリントヘッド１
００と同様、画像品質の低下の問題を招くことになる。
ズアレイ１０４の出射面１０４ａを清掃する場合には、
底面板１０６を取り外す作業が必要であり、その際、カ
ラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂ全体が外気に触れることにな
る。その結果、カラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂに外からのゴ
ミや埃が侵入して付着し、上述した光プリントヘッド１
００と同様、画像品質の低下の問題を招くことになる。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
除くためになされたものであって、その目的とするとこ
ろは、フィルタ保持手段を光源及び光結像手段から分離
することにより、光源及び光結像手段との接触によるフ
ィルタ保持手段からのゴミの発生を防止し、画像品質の
向上を図ることにある。
除くためになされたものであって、その目的とするとこ
ろは、フィルタ保持手段を光源及び光結像手段から分離
することにより、光源及び光結像手段との接触によるフ
ィルタ保持手段からのゴミの発生を防止し、画像品質の
向上を図ることにある。
【００１６】また他の目的は、基体内にフィルタ保持手
段のみ内蔵することにより、フィルタの外気との干渉に
よるゴミ等の侵入，付着を防止し、画像品質の向上を図
ることにある。
段のみ内蔵することにより、フィルタの外気との干渉に
よるゴミ等の侵入，付着を防止し、画像品質の向上を図
ることにある。
【００１７】更に他の目的は、基体の光路上に形成され
ている一対の光通過孔を透光性カバーで閉鎖し、基体を
密閉することにより、光源の交換時における基体内に光
通過孔からのゴミ，埃等の侵入を防止することにある。
ている一対の光通過孔を透光性カバーで閉鎖し、基体を
密閉することにより、光源の交換時における基体内に光
通過孔からのゴミ，埃等の侵入を防止することにある。
【００１８】
【課題を解決するための手段】要するに、本発明の請求
項１記載の光プリントヘッド１（２１）は、被記録媒体
Ｗに対向する光源２と、該光源２から前記被記録媒体Ｗ
への光路Ｌ（Ｍ）上に設けられる光結像手段１４とを有
し、前記被記録媒体Ｗとの相対的な移動に同期させ、前
記光源２からの光を前記光結像手段１４により集光し、
前記被記録媒体Ｗの面上に結像させて面露光する光プリ
ントヘッドにおいて、前記光源２と前記被記録媒体Ｗと
の間に設けられ、前記光源２からの光のうち所定波長の
光を透過させる複数のフィルタＲ，Ｇ，Ｂを保持すると
ともに、前記光路Ｌ（Ｍ）上に前記複数のフィルタＲ，
Ｇ，Ｂのいずれかが位置するように択一的に切り換える
フィルタ保持手段８と、前記光路Ｌ（Ｍ）上に光通過孔
１２，１３（縮径孔２８ｂ）を形成し、前記光源２及び
前記光結像手段１４から分離して前記フィルタ保持手段
８のみを内蔵するとともに、内部において前記フィルタ
保持手段８を摺動自在に支持する基体９と、を具備する
ことを特徴としている。
項１記載の光プリントヘッド１（２１）は、被記録媒体
Ｗに対向する光源２と、該光源２から前記被記録媒体Ｗ
への光路Ｌ（Ｍ）上に設けられる光結像手段１４とを有
し、前記被記録媒体Ｗとの相対的な移動に同期させ、前
記光源２からの光を前記光結像手段１４により集光し、
前記被記録媒体Ｗの面上に結像させて面露光する光プリ
ントヘッドにおいて、前記光源２と前記被記録媒体Ｗと
の間に設けられ、前記光源２からの光のうち所定波長の
光を透過させる複数のフィルタＲ，Ｇ，Ｂを保持すると
ともに、前記光路Ｌ（Ｍ）上に前記複数のフィルタＲ，
Ｇ，Ｂのいずれかが位置するように択一的に切り換える
フィルタ保持手段８と、前記光路Ｌ（Ｍ）上に光通過孔
１２，１３（縮径孔２８ｂ）を形成し、前記光源２及び
前記光結像手段１４から分離して前記フィルタ保持手段
８のみを内蔵するとともに、内部において前記フィルタ
保持手段８を摺動自在に支持する基体９と、を具備する
ことを特徴としている。
【００１９】また上記光プリントヘッドは、光通過孔１
２，１３（縮径孔２８ｂ）を透光性カバー１５で閉鎖
し、基体９を密閉してもよい。
２，１３（縮径孔２８ｂ）を透光性カバー１５で閉鎖
し、基体９を密閉してもよい。
【００２０】
【発明の実施の形態】図１は、本発明による光プリント
ヘッド１（２１）が採用される光プリンタ５０の該略図
である。光プリンタ５０は、所定位置に設定されたカラ
ーフィルム等の被記録媒体Ｗに対し、副走査方向Ａに沿
って移動手段５１により往復移動する。移動手段５１
は、光プリントヘッド１（２１）を副走査方向Ａに移動
可能に案内する不図示の案内手段と、駆動ベルト５２が
掛け回された一対のプーリ５３と、プーリ５３の一方を
回転させる駆動モータ５４を有している。駆動ベルト５
２に固定された光プリントヘッド１（２１）は、駆動モ
ータ５４を駆動して駆動ベルト５２を循環させることに
より、案内手段に案内されながら副走査方向Ａに移動す
るようになっている。
ヘッド１（２１）が採用される光プリンタ５０の該略図
である。光プリンタ５０は、所定位置に設定されたカラ
ーフィルム等の被記録媒体Ｗに対し、副走査方向Ａに沿
って移動手段５１により往復移動する。移動手段５１
は、光プリントヘッド１（２１）を副走査方向Ａに移動
可能に案内する不図示の案内手段と、駆動ベルト５２が
掛け回された一対のプーリ５３と、プーリ５３の一方を
回転させる駆動モータ５４を有している。駆動ベルト５
２に固定された光プリントヘッド１（２１）は、駆動モ
ータ５４を駆動して駆動ベルト５２を循環させることに
より、案内手段に案内されながら副走査方向Ａに移動す
るようになっている。
【００２１】光プリントヘッド１は、被記録媒体Ｗとと
もに不図示の基体内に収納される。被記録媒体Ｗとして
のカラーフィルムは、複数枚が所定位置に保持されてお
り、蛍光発光管２からの光による書き込みが終了する
と、搬送ローラ５５に挟持されて外部に排出される。
もに不図示の基体内に収納される。被記録媒体Ｗとして
のカラーフィルムは、複数枚が所定位置に保持されてお
り、蛍光発光管２からの光による書き込みが終了する
と、搬送ローラ５５に挟持されて外部に排出される。
【００２２】図２は上記光プリンタ５０に搭載される光
プリントヘッド１の第１実施の形態を示す分解斜視図で
あり、図３は同光プリントヘッド１の第１実施の形態の
側断面図である。光源である蛍光発光管２は、透光性の
矩形のガラス基板３に箱形の容器部４を封着して成る略
直方体状の外囲器５を有している。外囲器５の内部は、
高真空状態に維持されている。
プリントヘッド１の第１実施の形態を示す分解斜視図で
あり、図３は同光プリントヘッド１の第１実施の形態の
側断面図である。光源である蛍光発光管２は、透光性の
矩形のガラス基板３に箱形の容器部４を封着して成る略
直方体状の外囲器５を有している。外囲器５の内部は、
高真空状態に維持されている。
【００２３】外囲器５内のガラス基板３の内面には、蛍
光体層を有する多数の陽極が形成されており、千鳥で二
列に並んだ多数の発光ドット２ａが構成されている。発
光ドット２ａは、例えばＺｎＯ：Ｚｎの蛍光体により正
方形状に形成される。発光ドット２ａの各列は、副走査
方向Ａに直交する主走査方向に所定の間隔で並んでい
る。蛍光発光管２は、枠状の発光管容器６に収納され
る。
光体層を有する多数の陽極が形成されており、千鳥で二
列に並んだ多数の発光ドット２ａが構成されている。発
光ドット２ａは、例えばＺｎＯ：Ｚｎの蛍光体により正
方形状に形成される。発光ドット２ａの各列は、副走査
方向Ａに直交する主走査方向に所定の間隔で並んでい
る。蛍光発光管２は、枠状の発光管容器６に収納され
る。
【００２４】発光管容器６の開口部の上面には、図３に
示すように、蛍光発光管２を収納した状態で、フィルタ
ホルダガイド７が、例えば、ネジ等の固定手段により固
定して取り付けられる。フィルタホルダガイド７は平面
状の基板で構成される。フィルタホルダガイド７の中央
部には、発光ドット２ａの列方向の全体幅に対応する光
通過孔１２が形成されている。また光通過孔１２の外周
縁は、曲面状に形成されている。
示すように、蛍光発光管２を収納した状態で、フィルタ
ホルダガイド７が、例えば、ネジ等の固定手段により固
定して取り付けられる。フィルタホルダガイド７は平面
状の基板で構成される。フィルタホルダガイド７の中央
部には、発光ドット２ａの列方向の全体幅に対応する光
通過孔１２が形成されている。また光通過孔１２の外周
縁は、曲面状に形成されている。
【００２５】フィルタホルダガイド７上には、フィルタ
保持手段である樹脂性のフィルタホルダ８が設けられて
いる。フィルタホルダ８は、平坦部８ａと操作片８ｃで
構成されている。平坦部８ａには、発光ドット２ａの配
列方向（主走査方向）に沿った細長い３つのフィルタ保
持孔８ｒ，８ｇ，８ｂが等間隔で平行に形成されてい
る。各フィルタ保持孔８ｒ，８ｇ，８ｂにはそれぞれ、
所定波長の光を透過させるカラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂが
保持されている。各フィルタ保持孔８ｒ，８ｇ，８ｂの
外周縁は曲面状に形成されている。操作片８ｃは、不図
示の駆動機構に連結されており、フィルタホルダ８を副
走査方向Ａに摺動するようになっている。
保持手段である樹脂性のフィルタホルダ８が設けられて
いる。フィルタホルダ８は、平坦部８ａと操作片８ｃで
構成されている。平坦部８ａには、発光ドット２ａの配
列方向（主走査方向）に沿った細長い３つのフィルタ保
持孔８ｒ，８ｇ，８ｂが等間隔で平行に形成されてい
る。各フィルタ保持孔８ｒ，８ｇ，８ｂにはそれぞれ、
所定波長の光を透過させるカラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂが
保持されている。各フィルタ保持孔８ｒ，８ｇ，８ｂの
外周縁は曲面状に形成されている。操作片８ｃは、不図
示の駆動機構に連結されており、フィルタホルダ８を副
走査方向Ａに摺動するようになっている。
【００２６】フィルタホルダ８を収納する基体９は、箱
型形状のハウジング１０と、その開口部にフィルタホル
ダガイド７を取り付けて構成されている。ハウジング１
０の側面は、フィルタホルダ８のスライド幅を規制す
る。ハウジング１０の一方の側面には、フィルタホルダ
８の操作片８ｃを貫通させるための孔１１が形成されて
いる。フィルタホルダ８の一方の面はハウジング１０の
底面と当接し、フィルタホルダ８の他方の面はフィルタ
ホルダガイド７と当接する。ハウジング１０の底面中央
部には、蛍光発光管２の発光ドット２ａに対応し、かつ
光通過孔１２と対をなす光通過孔１３が設けられてい
る。また光通過孔１３の外周縁は、曲面状に形成されて
いる。
型形状のハウジング１０と、その開口部にフィルタホル
ダガイド７を取り付けて構成されている。ハウジング１
０の側面は、フィルタホルダ８のスライド幅を規制す
る。ハウジング１０の一方の側面には、フィルタホルダ
８の操作片８ｃを貫通させるための孔１１が形成されて
いる。フィルタホルダ８の一方の面はハウジング１０の
底面と当接し、フィルタホルダ８の他方の面はフィルタ
ホルダガイド７と当接する。ハウジング１０の底面中央
部には、蛍光発光管２の発光ドット２ａに対応し、かつ
光通過孔１２と対をなす光通過孔１３が設けられてい
る。また光通過孔１３の外周縁は、曲面状に形成されて
いる。
【００２７】光結像手段であるセルフォックレンズアレ
イ１４は、多数個の略円柱状のセルフォックレンズ１６
を中心軸を互いに平行にし、発光ドット２ａに対応して
集積・配列された光学素子であり、その外周に複数枚の
フレーム板１７が固定されている。セルフォックレンズ
アレイ１４の一方の面（入射面）１８はハウジング１０
の光通過孔１３と対面しており、蛍光発光管２からの光
が入射される。セルフォックレンズアレイ１４の他方の
面（出射面）１９は、被記録媒体としてカラーフィルム
Ｗと対向している。この出射面１９から各レンズ１６内
を一定の周期で蛇行しながら進む光を放出し、カラーフ
ィルムＷに結像させる。
イ１４は、多数個の略円柱状のセルフォックレンズ１６
を中心軸を互いに平行にし、発光ドット２ａに対応して
集積・配列された光学素子であり、その外周に複数枚の
フレーム板１７が固定されている。セルフォックレンズ
アレイ１４の一方の面（入射面）１８はハウジング１０
の光通過孔１３と対面しており、蛍光発光管２からの光
が入射される。セルフォックレンズアレイ１４の他方の
面（出射面）１９は、被記録媒体としてカラーフィルム
Ｗと対向している。この出射面１９から各レンズ１６内
を一定の周期で蛇行しながら進む光を放出し、カラーフ
ィルムＷに結像させる。
【００２８】セルフォックレンズアレイ１４上には、副
走査方向Ａに沿って被記録媒体であるカラーフィルムＷ
が設けられている。なお、最適な解像度を得るため、セ
ルフォックレンズアレイ１４の出射面１９とカラーフィ
ルムＷの距離Ｌ1 と、セルフォックレンズアレイ１４の
入射面１８と発光管２の距離Ｌ2 は等距離に設定されて
いる。
走査方向Ａに沿って被記録媒体であるカラーフィルムＷ
が設けられている。なお、最適な解像度を得るため、セ
ルフォックレンズアレイ１４の出射面１９とカラーフィ
ルムＷの距離Ｌ1 と、セルフォックレンズアレイ１４の
入射面１８と発光管２の距離Ｌ2 は等距離に設定されて
いる。
【００２９】次に、本実施の形態の作用について、図１
及び図３を用いて説明する。なお、主走査方向に配列さ
れた発光ドット２ａからの光が、一対の光通過孔１２，
１３及びセルフォックレンズアレイ１４を通過してカラ
ーフィルムＷまで到達する平面を、光路Ｌと称する。
及び図３を用いて説明する。なお、主走査方向に配列さ
れた発光ドット２ａからの光が、一対の光通過孔１２，
１３及びセルフォックレンズアレイ１４を通過してカラ
ーフィルムＷまで到達する平面を、光路Ｌと称する。
【００３０】まず、駆動モータ２４を駆動して駆動ベル
ト２２を循環させて、駆動ベルト２２に固定された光プ
リントヘッド１を副走査方向Ａに移動させる。同時に、
操作片８ｃに連結されている不図示の駆動機構により、
フィルタホルダ８を光路Ｌに直交する副走査方向Ａに摺
動し、光路Ｌ上に所望のカラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂのい
ずれか（図３ではＧ）をセットする。フィルタホルダ８
の一方の面はハウジング１０の底面と当接し、フィルタ
ホルダ８の他方の面はフィルタホルダガイド７と当接し
ているため、フィルタホルダ８はハウジング１０の底面
とフィルタホルダガイド７に挟まれた状態で副走査方向
Ａに摺動されることとなる。したがって、従来のよう
に、フィルタホルダ８の各フィルタ保持孔８ｒ，８ｇ，
８ｂが蛍光発光管２に引っかかることはなく、フィルタ
ホルダ８が削られることも無い。
ト２２を循環させて、駆動ベルト２２に固定された光プ
リントヘッド１を副走査方向Ａに移動させる。同時に、
操作片８ｃに連結されている不図示の駆動機構により、
フィルタホルダ８を光路Ｌに直交する副走査方向Ａに摺
動し、光路Ｌ上に所望のカラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂのい
ずれか（図３ではＧ）をセットする。フィルタホルダ８
の一方の面はハウジング１０の底面と当接し、フィルタ
ホルダ８の他方の面はフィルタホルダガイド７と当接し
ているため、フィルタホルダ８はハウジング１０の底面
とフィルタホルダガイド７に挟まれた状態で副走査方向
Ａに摺動されることとなる。したがって、従来のよう
に、フィルタホルダ８の各フィルタ保持孔８ｒ，８ｇ，
８ｂが蛍光発光管２に引っかかることはなく、フィルタ
ホルダ８が削られることも無い。
【００３１】このとき、フィルタホルダ８の各フィルタ
保持孔８ｒ，８ｇ，８ｂと一対の光通過孔１２，１３の
外周縁はともに曲面状に形成されているため、フィルタ
保持孔８ｒ，８ｇ，８ｂと一対の光通過孔１２，１３と
の引っ掛かりを防止し、移動をスムーズにする。
保持孔８ｒ，８ｇ，８ｂと一対の光通過孔１２，１３の
外周縁はともに曲面状に形成されているため、フィルタ
保持孔８ｒ，８ｇ，８ｂと一対の光通過孔１２，１３と
の引っ掛かりを防止し、移動をスムーズにする。
【００３２】上記のように、所定のカラーフィルタ（図
３ではＧ）が光路Ｌ上に設定されると、蛍光発光管２の
発光ドット２ａに駆動信号を入力し、任意の発光ドット
２ａを発光させる。
３ではＧ）が光路Ｌ上に設定されると、蛍光発光管２の
発光ドット２ａに駆動信号を入力し、任意の発光ドット
２ａを発光させる。
【００３３】蛍光発光管２の発光ドット２ａからの光
は、図３に示すように、光通過孔１２を通過して上述の
ように光路Ｌ上に設定されたカラーフィルタＧに入射さ
れて、カラーフィルタＧにより光の一部が吸収される。
カラーフィルタＧを透過した光は、光通過孔１３を通過
してセルフォックレンズアレイ１４の入射面に入射され
る。入射光は各セルフォックレンズ１６内を一定の周期
で蛇行しながら進んで出射面から放出され，カラーフィ
ルムＷ上にそのままの形状の像として到達する。カラー
フィルタＲ，Ｂがセットされた場合も同様である。カラ
ーフィルムＷは、蛍光発光管２からの光による書き込み
が終了すると、搬送ローラ２５に挟持されて外部に排出
される。
は、図３に示すように、光通過孔１２を通過して上述の
ように光路Ｌ上に設定されたカラーフィルタＧに入射さ
れて、カラーフィルタＧにより光の一部が吸収される。
カラーフィルタＧを透過した光は、光通過孔１３を通過
してセルフォックレンズアレイ１４の入射面に入射され
る。入射光は各セルフォックレンズ１６内を一定の周期
で蛇行しながら進んで出射面から放出され，カラーフィ
ルムＷ上にそのままの形状の像として到達する。カラー
フィルタＲ，Ｂがセットされた場合も同様である。カラ
ーフィルムＷは、蛍光発光管２からの光による書き込み
が終了すると、搬送ローラ２５に挟持されて外部に排出
される。
【００３４】発光ドット２ａの蛍光体はＺｎＯ：Ｚｎで
あり、その発光スペクトルはかなり広い。したがって、
カラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂによってプリントヘッド１は
Ｒ，Ｇ，Ｂの各色のドット状の光をカラーフィルムＷに
照射することができ、セルフォックレンズアレイ１４に
よりカラーフィルムＷ上に正立等倍実像が形成される。
あり、その発光スペクトルはかなり広い。したがって、
カラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂによってプリントヘッド１は
Ｒ，Ｇ，Ｂの各色のドット状の光をカラーフィルムＷに
照射することができ、セルフォックレンズアレイ１４に
よりカラーフィルムＷ上に正立等倍実像が形成される。
【００３５】また、長期間の使用で蛍光発光管２が寿命
になり、蛍光発光管２を交換する場合には、まず、フィ
ルタホルダガイド７に対する発光管容器６の固定を解除
して発光管容器６を取り外した後、蛍光発光管２を新し
いものと交換する。従って、蛍光発光管２交換時に外気
に連通する部分は光通過孔１２のみであり、従来に比し
カラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂに付着するゴミ，埃等の量を
大幅に低減することができる。
になり、蛍光発光管２を交換する場合には、まず、フィ
ルタホルダガイド７に対する発光管容器６の固定を解除
して発光管容器６を取り外した後、蛍光発光管２を新し
いものと交換する。従って、蛍光発光管２交換時に外気
に連通する部分は光通過孔１２のみであり、従来に比し
カラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂに付着するゴミ，埃等の量を
大幅に低減することができる。
【００３６】次に、本発明による光プリントヘッド２１
の第２実施の形態を、図４を用いて説明する。なお、図
１乃至図３と略同一の構成要素には同一番号を付し、そ
の説明を省略する。また、蛍光発光管２（発光ドット２
ａ）からの光が蛍光発光管２からカラーフィルムＷに到
達するまでの平面を光路Ｍと称する。
の第２実施の形態を、図４を用いて説明する。なお、図
１乃至図３と略同一の構成要素には同一番号を付し、そ
の説明を省略する。また、蛍光発光管２（発光ドット２
ａ）からの光が蛍光発光管２からカラーフィルムＷに到
達するまでの平面を光路Ｍと称する。
【００３７】この光プリントヘッド２１は、蛍光発光管
２，セルフォックレンズ１４及び基体９とを有機的に結
合させる本体２２が設けられている。本体２２の中央部
には、レンズ挿入孔２３が光路Ｍ上に形成されており、
そのレンズ挿入孔２３に、セルフォックレンズアレイ１
４が挿入されている。セルフォックレンズアレイ１４の
先端部２７は本体２２下部の平坦部２４から突出してお
り、図４に示すように、光通過孔２８に挿入されてい
る。なお、本体２２下部の平坦部２４は、ハウジング１
０の底面と面接合されている。
２，セルフォックレンズ１４及び基体９とを有機的に結
合させる本体２２が設けられている。本体２２の中央部
には、レンズ挿入孔２３が光路Ｍ上に形成されており、
そのレンズ挿入孔２３に、セルフォックレンズアレイ１
４が挿入されている。セルフォックレンズアレイ１４の
先端部２７は本体２２下部の平坦部２４から突出してお
り、図４に示すように、光通過孔２８に挿入されてい
る。なお、本体２２下部の平坦部２４は、ハウジング１
０の底面と面接合されている。
【００３８】本体２２上部には中空部２６を有するフラ
ンジ部２５が形成されている。このフランジ部２５の平
坦面には、ガラス基板３が当接された状態で、蛍光発光
管２が取り付けられている。
ンジ部２５が形成されている。このフランジ部２５の平
坦面には、ガラス基板３が当接された状態で、蛍光発光
管２が取り付けられている。
【００３９】基体９は、上記第１実施の形態と同様、開
口部を有する箱型形状のハウジング１０と、その開口部
に樹脂性のフィルタホルダガイド７を取り付けて構成さ
れており、フィルタホルダ８が内蔵されている。基体９
には、蛍光発光管２の発光ドット２ａの列方向の全体幅
に対応する一対の光通過孔１２，２８が光路Ｍ上に形成
されている。光通過孔１２は、上記第１実施の形態と同
様、フィルタホルダガイド７の中央部に、主走査方向に
沿って形成されている。
口部を有する箱型形状のハウジング１０と、その開口部
に樹脂性のフィルタホルダガイド７を取り付けて構成さ
れており、フィルタホルダ８が内蔵されている。基体９
には、蛍光発光管２の発光ドット２ａの列方向の全体幅
に対応する一対の光通過孔１２，２８が光路Ｍ上に形成
されている。光通過孔１２は、上記第１実施の形態と同
様、フィルタホルダガイド７の中央部に、主走査方向に
沿って形成されている。
【００４０】一方、光通過孔２８は、ハウジング１０の
底面中央部に、発光ドット２ａの列方向、即ち主走査方
向に沿って形成されている。光通過孔２８には、図４に
示すようにハウジング１０の底面の厚さ方向に対し、拡
径孔２８ａと縮径孔２８ｂとが連通して一体形成されて
いる。拡径孔２８ａには、セルフォックレンズアレイ１
４の先端部２７を差し込まれる。
底面中央部に、発光ドット２ａの列方向、即ち主走査方
向に沿って形成されている。光通過孔２８には、図４に
示すようにハウジング１０の底面の厚さ方向に対し、拡
径孔２８ａと縮径孔２８ｂとが連通して一体形成されて
いる。拡径孔２８ａには、セルフォックレンズアレイ１
４の先端部２７を差し込まれる。
【００４１】次に、上記第２実施の形態の作用につい
て、図１及び図４を用いて説明する。まず、駆動モータ
５４を駆動して駆動ベルト５２を循環させて、駆動ベル
ト５２に固定された光プリントヘッド２１を副走査方向
Ａに移動させる。同時に、操作片８ｃに連結されている
不図示の駆動機構により、フィルタホルダ８を光路Ｍに
直交する方向に摺動し、光路Ｍ上に所望のカラーフィル
タＲ，Ｇ，Ｂのいずれかをセットする。
て、図１及び図４を用いて説明する。まず、駆動モータ
５４を駆動して駆動ベルト５２を循環させて、駆動ベル
ト５２に固定された光プリントヘッド２１を副走査方向
Ａに移動させる。同時に、操作片８ｃに連結されている
不図示の駆動機構により、フィルタホルダ８を光路Ｍに
直交する方向に摺動し、光路Ｍ上に所望のカラーフィル
タＲ，Ｇ，Ｂのいずれかをセットする。
【００４２】フィルタホルダ８の一方の面はハウジング
１０の底面と当接し、フィルタホルダ８の他方の面はフ
ィルタホルダガイド７と当接しているため、フィルタホ
ルダ８はハウジング１０の底面とフィルタホルダガイド
７に挟まれた状態で副走査方向Ａに摺動されることとな
る。したがって、フィルタホルダ８の各フィルタ保持孔
８ｒ，８ｇ，８ｂが蛍光発光管２に引っかかることはな
く、フィルタホルダ８が削られることも無い。
１０の底面と当接し、フィルタホルダ８の他方の面はフ
ィルタホルダガイド７と当接しているため、フィルタホ
ルダ８はハウジング１０の底面とフィルタホルダガイド
７に挟まれた状態で副走査方向Ａに摺動されることとな
る。したがって、フィルタホルダ８の各フィルタ保持孔
８ｒ，８ｇ，８ｂが蛍光発光管２に引っかかることはな
く、フィルタホルダ８が削られることも無い。
【００４３】上記のように、所定のカラーフィルタ（図
４ではＧ）が光路Ｍ上に設定されると、蛍光発光管２の
発光ドット２ａに駆動信号を入力し、任意の発光ドット
２ａを発光させる。
４ではＧ）が光路Ｍ上に設定されると、蛍光発光管２の
発光ドット２ａに駆動信号を入力し、任意の発光ドット
２ａを発光させる。
【００４４】蛍光発光管２の発光ドット２ａからの光
は、図４に示すように、本体２２の中空部２６を通過し
てセルフォックレンズアレイ１４の入射面１８に入射さ
れる。入射光は各セルフォックレンズ１６内を一定の周
期で蛇行しながら進み出射面１９から放出される。そし
て、光通過孔２８を通過して上述のように光路Ｍ上に設
定されたカラーフィルタＧに入射されて、カラーフィル
タＧにより光の一部が吸収される。カラーフィルタＧを
透過した光は、光通過孔１２を通過してカラーフィルム
Ｗ上にそのままの形状の像として到達する。カラーフィ
ルタＲ，Ｂがセットされた場合も同様である。カラーフ
ィルムＷは、蛍光発光管２からの光による書き込みが終
了すると、搬送ローラ２５に挟持されて外部に排出され
る。
は、図４に示すように、本体２２の中空部２６を通過し
てセルフォックレンズアレイ１４の入射面１８に入射さ
れる。入射光は各セルフォックレンズ１６内を一定の周
期で蛇行しながら進み出射面１９から放出される。そし
て、光通過孔２８を通過して上述のように光路Ｍ上に設
定されたカラーフィルタＧに入射されて、カラーフィル
タＧにより光の一部が吸収される。カラーフィルタＧを
透過した光は、光通過孔１２を通過してカラーフィルム
Ｗ上にそのままの形状の像として到達する。カラーフィ
ルタＲ，Ｂがセットされた場合も同様である。カラーフ
ィルムＷは、蛍光発光管２からの光による書き込みが終
了すると、搬送ローラ２５に挟持されて外部に排出され
る。
【００４５】第１実施の形態と同様、発光ドット２ａの
蛍光体はＺｎＯ：Ｚｎであり、その発光スペクトルはか
なり広い。したがって、カラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂによ
ってプリントヘッド２１はＲ，Ｇ，Ｂの各色のドット状
の光をカラーフィルムＷに照射することができ、セルフ
ォックレンズアレイ１４によりカラーフィルムＷ上に正
立等倍実像が形成される。
蛍光体はＺｎＯ：Ｚｎであり、その発光スペクトルはか
なり広い。したがって、カラーフィルタＲ，Ｇ，Ｂによ
ってプリントヘッド２１はＲ，Ｇ，Ｂの各色のドット状
の光をカラーフィルムＷに照射することができ、セルフ
ォックレンズアレイ１４によりカラーフィルムＷ上に正
立等倍実像が形成される。
【００４６】なお、上述したいずれの実施の形態におい
ても、光源２として蛍光発光管を用いたが、これに限定
されることはなく、電界放出型表示素子，有機ＥＬ素子
等を用いてもよい。
ても、光源２として蛍光発光管を用いたが、これに限定
されることはなく、電界放出型表示素子，有機ＥＬ素子
等を用いてもよい。
【００４７】また、上述したいずれの実施の形態におい
ても、光路Ｌ，Ｍが直線となっている例について説明し
たが、直線に限定されることはなく、不図示のミラー等
を光路Ｌ，Ｍ上に所定角度の傾斜をつけて設け、光路
Ｌ，Ｍを屈折させて被記録媒体Ｗに到達させてもよい。
ても、光路Ｌ，Ｍが直線となっている例について説明し
たが、直線に限定されることはなく、不図示のミラー等
を光路Ｌ，Ｍ上に所定角度の傾斜をつけて設け、光路
Ｌ，Ｍを屈折させて被記録媒体Ｗに到達させてもよい。
【００４８】更に、上述したいずれの実施の形態におい
て、図５及び図６に示すように光通過孔１２，１３（縮
径孔２８ｂ）に、ガラス等の透光性カバー１５を形成し
てもよい。これにより、蛍光発光管２の交換時，セルフ
ォックレンズアレイ１４のメンテナンス時においても基
体９の密閉状態を維持することができ、カラーフィルタ
Ｒ，Ｇ，Ｂにゴミ，埃等の侵入を防止し、画像品質を更
に向上させることができる。
て、図５及び図６に示すように光通過孔１２，１３（縮
径孔２８ｂ）に、ガラス等の透光性カバー１５を形成し
てもよい。これにより、蛍光発光管２の交換時，セルフ
ォックレンズアレイ１４のメンテナンス時においても基
体９の密閉状態を維持することができ、カラーフィルタ
Ｒ，Ｇ，Ｂにゴミ，埃等の侵入を防止し、画像品質を更
に向上させることができる。
【００４９】
【発明の効果】以上説明したように本発明による光プリ
ントヘッドでは、フィルタ保持手段を光源及び光結像手
段から分離することにより、光源及び光結像手段との接
触によるフィルタ保持手段からのゴミの発生を防止し、
画像品質を向上させることが可能となる。
ントヘッドでは、フィルタ保持手段を光源及び光結像手
段から分離することにより、光源及び光結像手段との接
触によるフィルタ保持手段からのゴミの発生を防止し、
画像品質を向上させることが可能となる。
【００５０】また、基体内にフィルタ保持手段のみ内蔵
することにより、フィルタの外気との干渉によるゴミ等
の侵入，付着を防止し、画像品質を向上させることがで
きる。
することにより、フィルタの外気との干渉によるゴミ等
の侵入，付着を防止し、画像品質を向上させることがで
きる。
【００５１】更に、基体の光路上に形成されている一対
の光通過孔を透光性カバーで閉鎖し、基体を密閉するこ
とにより、光源の交換時における基体内に光通過孔から
のゴミ，埃等の侵入を防止するができる。
の光通過孔を透光性カバーで閉鎖し、基体を密閉するこ
とにより、光源の交換時における基体内に光通過孔から
のゴミ，埃等の侵入を防止するができる。
【図１】本発明による光プリントヘッドが採用される光
プリンタの該略図である。
プリンタの該略図である。
【図２】本発明の第１実施の形態による光プリントヘッ
ドの分解斜視図である。
ドの分解斜視図である。
【図３】本発明の第１実施の形態による光プリントヘッ
ドの側断面図である。
ドの側断面図である。
【図４】本発明の第２実施の形態による光プリントヘッ
ドの側断面図である。
ドの側断面図である。
【図５】本発明の第１実施の形態を改良した光プリント
ヘッドの拡大側断面図である。
ヘッドの拡大側断面図である。
【図６】本発明の第２実施の形態を改良した光プリント
ヘッドの拡大側断面図である。
ヘッドの拡大側断面図である。
【図７】従来の光プリントヘッドの分解斜視図である。
【図８】従来の光プリントヘッドの側断面図である。
【図９】従来の光プリントヘッドの動作を示す側断面図
である。
である。
【図１０】従来の他の光プリントヘッドの側断面図であ
る。
る。
１，２１…光プリントヘッド ２…光源（蛍光発光管） ８…フィルタ保持手段（フィルタホルダ） ８ｒ，８ｇ，８ｂ…フィルタ保持孔 ９…基体 １４…光結像手段（セルフォックレンズアレイ） １５…透光性カバー Ｒ，Ｇ，Ｂ…フィルタ Ｌ，Ｍ…光路 Ｗ…被記録媒体（カラーフィルム）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 英雄 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 (72)発明者 木村 祐一 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 Ｆターム(参考） 2C162 AE28 FA19 FA36 FA70 2H048 AA01 AA12 AA19 AA26 2H106 AA04 AA13 AA33 AA41 AA85 AB04 AB42 AB99
Claims (2)
- 【請求項１】 被記録媒体に対向する光源と、該光源か
ら前記被記録媒体への光路上に設けられる光結像手段と
を有し、前記被記録媒体との相対的な移動に同期させ、
前記光源からの光を前記光結像手段により集光し、前記
被記録媒体の面上に結像させて露光する光プリントヘッ
ドにおいて、 前記光源と前記被記録媒体との間に設けられ、前記光源
からの光のうち所定波長の光を透過させる複数のフィル
タを保持するとともに、前記光路上に前記複数のフィル
タのいずれかが位置するように択一的に切り換えるフィ
ルタ保持手段と、 前記光路上に光通過孔を形成し、前記光源及び前記光結
像手段から分離して前記フィルタ保持手段のみを内蔵す
るとともに、内部において前記フィルタ保持手段を摺動
自在に支持する基体と、を具備することを特徴とする光
プリントヘッド。 - 【請求項２】 前記光通過孔が透光性カバーで閉鎖さ
れ、前記基体が密閉されていることを特徴とする請求項
１記載の光プリントヘッド。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25874298A JP3320019B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 光プリントヘッド |
| US09/392,652 US6226028B1 (en) | 1998-09-11 | 1999-09-09 | Optical printer head which prevents dust from being generated therein or entering thereinto when in operation or disassembled |
| EP99307214A EP0985540A3 (en) | 1998-09-11 | 1999-09-13 | Optical printer head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP25874298A JP3320019B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 光プリントヘッド |
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