JPH10166642A - 光プリンタ及び光プリンタの駆動方法 - Google Patents

光プリンタ及び光プリンタの駆動方法

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JPH10166642A
JPH10166642A JP32657896A JP32657896A JPH10166642A JP H10166642 A JPH10166642 A JP H10166642A JP 32657896 A JP32657896 A JP 32657896A JP 32657896 A JP32657896 A JP 32657896A JP H10166642 A JPH10166642 A JP H10166642A
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聡 鵜沢
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    • H04N1/50Picture reproducers
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    • H04N1/508Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction using the same reproducing head for two or more colour components
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】露光時間が短い構成の簡単な光プリンタを提供
すること。 【解決手段】光プリンタ1のヘッド4には、単色の複数
の発光ドット14を備えた蛍光発光管2と切り替え自在の
カラーフィルタR,G,B がある。ヘッドが副走査方向Aに
移動し、主走査方向に並んだ発光ドットがフィルタを介
してRGB の光をフィルム3に重ねて照射し、フルカラー
の像を形成する。R,G,B の各色の光に関しては、フィル
ム感度、フィルタ透過率、光源の輝度に差があり、緑、
青、赤の順に強い。ヘッド4の速度は最も露光時間が短
くてよいGに合わせ、RBについては複数回の走査を行
って全体の色バランスを取る。例えばRGBでそれぞれ
4,1,2 回の露光を行う。光源の輝度はほぼ一定でよく、
電源電圧の制御に関しては微調手段だけあれば良い。全
体の露光時間の合計も従来よりも短くなる。ヘッド4の
速度が従来より大きく、送りむらのない駆動系を設計す
ることが容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカラービデ
オプリンタ等において感光フィルム等の記録媒体に画像
を形成するために利用される光プリンタに係り、特に発
光ドットを複数の波長領域ごとに発光させてそれぞれ記
録媒体に繰り返して照射し、記録媒体上にカラーの画像
を形成することができる光プリンタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、本出願人が提案している光プリ
ンタである。この光プリンタ1は、光源としての蛍光発
光管2と切り替え自在のカラーフィルタR,G,Bから
得た3原色の光で、記録媒体としてのカラーフィルム3
に書き込みを行い、フルカラーの画像を形成するもので
ある。例えばこの光プリンタ1は、ビデオ装置等から得
られるデジタルのカラー画像信号によって駆動され、カ
ラーフィルム3に画像をフルカラーでプリントするカラ
ービデオプリンタとして使用できる。
【0003】光プリンタ1は、図3に示すようなヘッド
4を有している。このヘッド4は、所定位置に設定され
た記録媒体としてのカラーフィルム3に対し、矢印Aで
示す副走査方向に沿って移動する。ヘッド4は、光源と
しての蛍光発光管2と、該蛍光発光管2に対して切り替
え可能な3つのカラーフィルタR,G,Bと、蛍光発光
管2の発光部に対応した位置に設けられたレンズ6及び
反射鏡7,7を含む単一の光学系を有している。
【0004】光プリンタ1のヘッド4は、移動手段とし
ての移動機構によってカラーフィルム3に対して副走査
方向に沿って往復移動する。移動機構は、ヘッド4を副
走査方向に移動可能に案内する図示しない案内手段と、
ベルト8が掛け回された一対のプーリ9,9と、プーリ
9,9の一方を回転させる駆動モータ10を有してい
る。駆動モータ10を駆動して駆動ベルト8を循環させ
れば、駆動ベルト8に固定されたヘッド4は案内手段に
案内されて副走査方向に沿って移動することができる。
【0005】前記ヘッド4には、光源としての蛍光発光
管2が取り付けられている。蛍光発光管2は、透光性の
矩形の基板11に箱形の容器部12を封着して成る略直
方体状の外囲器13を有している。外囲器13内は高真
空状態に排気されている。容器部12には内部反射光を
防ぐための遮蔽膜が設けられ、フレアを防止している。
【0006】基板11の内面には、基板11の長手方向
に沿って多数の発光ドット14が所定間隔をおいて一列
に形成されている。発光ドット14は、基板11に一列
に設けられた透光性を有するドット状の陽極導体と、各
陽極導体に被着された蛍光体層からなる。発光ドット1
4の並設方向は、ヘッドの移動方向である副走査方向A
に直交する主走査方向に平行である。発光ドット14の
下方には主走査方向に沿って電子源としての線状陰極1
5が設けられている。
【0007】各発光ドット14の陽極導体は、それぞれ
独立に外囲器外に引き出され、それぞれ独立に駆動信号
を印加してスタティック駆動ができるようになってい
る。各発光ドット14の蛍光体層はZnO:Zn蛍光体
からなる。ZnO:Zn蛍光体の発光スペクトルは非常
に広い幅があるので、カラーフィルタR,G,Bによっ
て赤・緑・青の三原色を取出すことができる。発光ドッ
ト14から出たドット状の光は、陽極導体と基板11を
透過して基板11の外側に照射される。
【0008】前記ヘッド4には、カラーフィルタR,
G,Bが設けられている。カラーフィルタR,G,B
は、蛍光発光管2の基板11の外面側の近傍に配置され
ており、副走査方向について移動可能である。カラーフ
ィルタR,G,Bの位置を切り換えれば、発光ドット1
4から出た光が通過するカラーフィルタR,G,Bの種
類を任意に設定することができる。
【0009】以上説明した機構は、図示しない筐体内に
収納される。この筐体内には、記録媒体としてのカラー
フィルム3が収納される。カラーフィルム3は、複数枚
が所定位置に保持されており、光による書き込みが終了
すると排出機構16によって現像が行われると同時に筐
体外に排出される。
【0010】前記光プリンタ1を用いてカラーフィルム
3にフルカラーの画像を形成する手順について説明す
る。3原色に色分解した画像の各画像信号に基づき、前
記蛍光発光管2を駆動すると共に、この駆動に同期して
ヘッド4を副走査方向に移動する。この時、前記ヘッド
4の蛍光発光管2の発光ドット14には、駆動信号に対
応する原色のカラーフィルタ(R又はG又はB)を設定
しておく。3原色のそれぞれについて上記動作を行い、
3原色に色分解した3つの画像を一つのカラーフィルム
3の感光面に重ねて書き込む。即ち、カラーフィルタ
R,G,Bの種類を切り換えながら、3回の走査を行う
ことによって、カラーフィルム3にはフルカラーの像が
形成される。
【0011】一般に光プリンタで使用されるR,G,B
の各色の光に関しては、フィルム感度、フィルタ透過
率、光源の輝度に差がある。図4は、前記光プリンタの
蛍光発光管が有する蛍光体(ZnO:Zn蛍光体)の発
光スペクトルと、カラーフィルムの乳剤の色別の感度特
性の一例を示している。この図からわかるように、蛍光
発光管の蛍光体が発する光にはG成分が多く、またこの
カラーフィルムはG,Bの感度が高い。
【0012】図5は、前記光プリンタ1のカラーフィル
タR,G,Bの分光透過率を示している。図4ではG,
Bに対してR光の強度乃至感度は相対的に小さいが、図
5に示すカラーフィルタR,G,Bの分光透過率ではR
光の透過率が大きくしてある。
【0013】図6は、図4及び図5から得られたもので
あり、前記光プリンタ1における波長と有効発色の関係
を示している。前述したようにRフィルタの透過率を大
きくしているにも係わらず、光源の発光スペクトルとカ
ラーフィルムの乳剤の感度特性の影響が大きく、G
(緑)が最も強く、B(青)が次に強く、R(赤)が最
も弱くなっている。
【0014】従って、同じ電源電圧で同じ時間露光した
場合のカラーフィルムの発色量すなわち発色効率は、R
GB間ではおよそ1:4:2に開いてしまう。従来は、
発光ドットに印加される電源電圧を変えることにより、
各色の輝度を4:1:2に調整することで、色バランス
を取ってきた。また各色ごとに点灯時間の比を変えて露
光量を調整するPW制御とよばれる方法もある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記光プリンタにおい
ては、ヘッドの移動速度はカラーフィルムが必要とする
露光時間によって決定される。通常はRGBの内で最も
長い露光時間を必要とするRに合わせてヘッドの移動速
度を決定し、B,Gは駆動電圧を下げて発光輝度を下げ
必要な露光時間を長くするか、発光・非発光時間の比を
下げて見かけ上の必要露光時間を伸ばしていた。しかし
ながら、この方法ではB,G露光時にヘッドを不必要な
低速度で移動せざるをえず、動作時間が長くなってしま
う。
【0016】輝度制御では、RGB間で4倍もの輝度差
が生じるため、電源回路が複雑になりやすい。PW制御
では、階調制御と同時になるため、例えば256階調を
得るためには1024階調の制御が必要になり、制御回
路のコストを押し上げてしまう。
【0017】RGB間でヘッドの速度を変える方法も考
えられるが、広い速度範囲で速度むらのない駆動を行お
うとすると、精度の高いモータやギヤを使用する必要が
生じ、駆動系のコストを押し上げる。さらにヘッドの制
御回路も複数の速度に対応する必要がありこれもコスト
高の要因となる。このため、ヘッドの速度は一定が好ま
しい。さらに、速度むらを低減するにはヘッドの速度は
早い方が有利なので、ヘッド速度はできるだけ早く保つ
工夫が必要である。
【0018】本発明は、以上説明した従来の光プリンタ
の問題点に鑑みてなされたものであり、ヘッドの速度が
速く、光源の発光ドットの輝度がほぼ一定であり、露光
時間が短い構成の簡単な光プリンタを提供することを目
的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された光
プリンタは、光の照射によって像が形成される記録媒体
と、複数の波長領域のドット状の光を各波長領域ごとに
前記記録媒体に選択的に照射する複数の発光ドットを備
えたヘッドと、前記ヘッドと前記記録媒体を相対的に移
動させる移動手段と、前記移動手段を制御して前記ヘッ
ドを前記記録媒体に対して相対的に移動させるとともに
前記ヘッドを制御して前記ヘッドからドット状の光を前
記記録媒体に照射させて行う走査を、前記発光ドットの
波長領域ごとに繰り返して行わせる制御手段を有する光
プリンタにおいて、前記各波長領域における前記発光ド
ットの前記記録媒体に対する必要露光時間に比例した回
数ずつ、前記制御手段が前記各波長領域ごとに前記走査
を行わせることを特徴としている。
【0020】請求項2に記載された光プリンタは、請求
項1記載の光プリンタにおいて、前記発光ドットの前記
各波長領域が、赤、緑、青の各色に対応することを特徴
としている。
【0021】請求項3に記載された光プリンタは、請求
項1記載の光プリンタにおいて、前記ヘッドが、発光色
が単色である発光ドットを有する光源と、切り替え可能
な複数色のカラーフィルタを備えたことを特徴としてい
る。
【0022】請求項4に記載された光プリンタは、請求
項1記載の光プリンタにおいて、前記ヘッドが、発光色
が複数色である複数種類の発光ドットを有する光源を備
えたことを特徴としている。
【0023】請求項5に記載された光プリンタは、請求
項1記載の光プリンタにおいて、前記記録媒体はフィル
ムであり、前記ヘッドは発光色が単色である蛍光発光管
と切り替え可能な複数色のカラーフィルタを有してお
り、前記移動手段は前記ヘッドを前記フィルムに対して
往復直線運動させる移動機構であり、前記制御手段は前
記フィルムに対する前記発光ドットの前記カラーフィル
タを通した各色ごとの必要露光時間に比例した回数ずつ
各色ごとに繰り返して前記走査を行わせることを特徴と
している。
【0024】請求項6に記載された光プリンタの駆動方
法は、光の照射によって像が形成される記録媒体と、複
数の波長領域のドット状の光を各波長領域ごとに前記記
録媒体に選択的に照射する複数の発光ドットを備えたヘ
ッドと、前記ヘッドと前記記録媒体を相対的に移動させ
る移動手段とを有する光プリンタの駆動方法において、
前記ヘッドを前記記録媒体に対して相対的に移動させる
とともに前記ヘッドからドット状の光を前記記録媒体に
照射させて行う走査を、前記各波長領域における前記発
光ドットの前記記録媒体に対する必要露光時間に比例し
た回数ずつ、前記各波長領域ごとに行うことを特徴とす
る。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図1
及び図2を参照して説明する。本例の光プリンタは、従
来の技術の項において説明し、図3に図示した光プリン
タ1と同一の構成を有している。同一の部分について
は、記述を簡明化するため説明を省略する。本例は、各
部の駆動を制御する制御手段の構成が従来例と異なる。
本例における制御手段は、ヘッド4の蛍光発光管2の発
光を制御するとともに、これに同期してヘッド4の移動
機構を制御する。このような制御の手順はマイクロコン
ピュータに記憶させて実行させることができる。以下、
本例の要部である制御手段の構成を、制御の方法乃至手
順を説明することによって開示する。
【0026】光プリンタにおいては、前述したように従
来はRGBの内で最も長い露光時間を必要とするRに合
わせてヘッドの移動速度を決定し、B,Gは駆動電圧を
下げて発光輝度を下げる等していた。しかしながら本例
においては、ヘッド4の速度は最も露光時間の短いGに
合わせ、RBについては複数回の走査を行って全体のカ
ラーバランスを取るようにした。即ち、前述した光プリ
ンタ1の場合、RGBでそれぞれ4、1、2回の露光
(走査)を行うこととする。こうすると、光源の輝度は
ほぼ一定でよく、全体の露光時間の合計も従来よりも短
くなる。次に、従来と本例における露光時間の差異につ
いて説明する。
【0027】今、Gの適正露光時間が、一走査に要する
3.5秒だったとする。従来のようにRGBを各一回ず
つ露光する場合には、Gの4倍の露光を必要とするRに
合わせてヘッドの速度を落とし、一走査で14秒の露光
を行うことになる。G,Bの露光時には、光源の輝度を
それぞれ1/4、1/2に落として一走査14秒の露光
を行うこととなる。露光上の精度の面から、露光は往復
動するヘッドの往動作時にのみ行うので、ヘッドの戻り
時間も含めると、全体の動作時間は図2に示すように、
14×3×2=84秒となる。
【0028】これに対し、本例の場合には、一走査3.
5秒の露光をR,G,Bそれぞれ4、1、2回の合計7
回行う。ヘッドの戻り時間も含めた全体の動作時間は、
図1に示すように、3.5×7×2=49秒となり、従
来よりも短くなる。
【0029】本例によれば、ヘッド4の速度を従来の4
倍にしたため、送りむらのない駆動系を設計するには遅
い場合よりもはるかに有利である。また、蛍光発光管2
の発光ドット14の輝度はほぼ一定でよいので、電源電
圧の制御に関しては微調手段だけあれば良い。
【0030】このように、本発明の光プリンタにおいて
は、異なる2以上の波長領域で発光する複数個のドット
状の光を利用しており、最も発色効率の高い波長領域の
光に合わせて一走査で必要な露光時間が得られるように
一走査の時間を定め、次に発色効率が相対的に弱い他の
波長領域の光について何回の走査で必要な露光時間が得
られるか決める。そして最も強度の高い波長領域の光に
ついては1回走査し、他の波長領域の光については各波
長領域ごとに決定した回数だけ走査すればよい。
【0031】強度が相対的に弱い他の波長領域の光につ
いて、必要な走査回数が例えば3.5回などと端数が出
た場合には、これを例えば4回とし、蛍光発光管の陽極
導体に与える陽極電圧を適当な値だけ小さくするか、陽
極導体に与える点灯信号におパルス幅を変えて点灯時間
を短くすればよい。
【0032】以上説明した実施の形態の例では、記録媒
体はカラーフィルムであったが、画像等を光で記録でき
る記録媒体であれば本例の光プリンタによる記録の対象
となることはもちろんである。例えば、自身の中心軸線
の周りに回転可能に設けられ、光プリンタからの光が照
射された周面に像が形成される感光ドラム等を備えた画
像形成装置に対しても、本発明を適用することができ
る。
【0033】以上説明した実施の形態の例では、ヘッド
に設ける光源は蛍光発光管であったが、光源の種類はこ
れに限定されない。少なくとも2以上の異なる波長領域
の光を発する複数の発光ドットを備えた光源であればよ
い。また、2以上の異なる波長領域の光として、以上説
明した実施の形態の例ではR,G,Bの3色をあげた
が、これは別の色又は波長領域であてもよい。例えば、
3原色の内の2色でもよいし、紫外領域や赤外領域の光
でもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、従来に比べて露光時間
を大幅に短縮できる。さらにヘッドの速度を速くできる
ため、送りむらがない駆動系を設計することは遅い場合
に比べてはるかに容易である。また、光源の輝度がほぼ
一定なので、カラーバランス調整を輝度制御で行う場合
には電源電圧の調整手段としては微調装置だけあればよ
い。PW制御とした場合でも大幅な制御階調の増加はな
いので、コストアップの要因にはならない。以上のこと
から、コスト上昇を招くことなく、高速高画質の光プリ
ンタを提供することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例におけるヘッドの動
作シーケンスを示す図である。
【図2】従来の光プリンタにおけるヘッドの動作シーケ
ンスを示す図である。
【図3】従来の光プリンタの構成を示す図である。
【図4】従来の光プリンタの蛍光発光管が有する蛍光体
(ZnO:Zn蛍光体)の発光スペクトルと、カラーフ
ィルムの乳剤の色別の感度特性の一例を示す図である。
【図5】従来の光プリンタのカラーフィルタの分光透過
率を示す図である。
【図6】従来の光プリンタにおける波長と有効発色の関
係を示す図である。
【符号の説明】
1 光プリンタ 2 光源としての蛍光発光管 3 記録媒体としてのカラーフィルム 4 ヘッド 8 移動手段である移動機構の一部を構成するベルト 9 移動手段である移動機構の一部を構成するプーリ 10 移動手段である移動機構の一部を構成する駆動モ
ータ 14 発光ドット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光の照射によって像が形成される記録媒
    体と、 複数の波長領域のドット状の光を各波長領域ごとに前記
    記録媒体に選択的に照射する複数の発光ドットを備えた
    ヘッドと、 前記ヘッドと前記記録媒体を相対的に移動させる移動手
    段と、 前記移動手段を制御して前記ヘッドを前記記録媒体に対
    して相対的に移動させるとともに前記ヘッドを制御して
    前記ヘッドからドット状の光を前記記録媒体に照射させ
    て行う走査を、前記発光ドットの波長領域ごとに繰り返
    して行わせる制御手段を有する光プリンタにおいて、 前記各波長領域における前記発光ドットの前記記録媒体
    に対する必要露光時間に比例した回数ずつ、前記制御手
    段が前記各波長領域ごとに前記走査を行わせることを特
    徴とする光プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記発光ドットの前記各波長領域が、
    赤、緑、青の各色に対応する請求項1記載の光プリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドが、発光色が単色である発光
    ドットを有する光源と、切り替え可能な複数色のカラー
    フィルタを備えた請求項1記載の光プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドが、発光色が複数色である複
    数種類の発光ドットを有する光源を備えた請求項1記載
    の光プリンタ。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体はフィルムであり、前記ヘ
    ッドは発光色が単色である蛍光発光管と切り替え可能な
    複数色のカラーフィルタを有しており、前記移動手段は
    前記ヘッドを前記フィルムに対して往復直線運動させる
    移動機構であり、前記制御手段は前記フィルムに対する
    前記発光ドットの前記カラーフィルタを通した各色ごと
    の必要露光時間に比例した回数ずつ各色ごとに繰り返し
    て前記走査を行わせることを特徴とする請求項1記載の
    光プリンタ。
  6. 【請求項6】 光の照射によって像が形成される記録媒
    体と、 複数の波長領域のドット状の光を各波長領域ごとに前記
    記録媒体に選択的に照射する複数の発光ドットを備えた
    ヘッドと、 前記ヘッドと前記記録媒体を相対的に移動させる移動手
    段とを有する光プリンタの駆動方法において、 前記ヘッドを前記記録媒体に対して相対的に移動させる
    とともに前記ヘッドからドット状の光を前記記録媒体に
    照射させて行う走査を、前記各波長領域における前記発
    光ドットの前記記録媒体に対する必要露光時間に比例し
    た回数ずつ、前記各波長領域ごとに行うことを特徴とす
    る光プリンタの駆動方法。
JP32657896A 1996-12-06 1996-12-06 光プリンタ及び光プリンタの駆動方法 Pending JPH10166642A (ja)

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KR1019970066191A KR100311063B1 (ko) 1996-12-06 1997-12-05 광프린터 및 광프린터의 구동방법

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