JP2003054025A - 画像伝達装置 - Google Patents

画像伝達装置

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JP2003054025A
JP2003054025A JP2001241684A JP2001241684A JP2003054025A JP 2003054025 A JP2003054025 A JP 2003054025A JP 2001241684 A JP2001241684 A JP 2001241684A JP 2001241684 A JP2001241684 A JP 2001241684A JP 2003054025 A JP2003054025 A JP 2003054025A
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lens array
lens
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light
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Minoru Toyama
實 遠山
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴースト像の発生を防止し、製造・組み立て
が容易に行えるようにする。 【解決手段】 多数のレンズ素子12が平面的に配列さ
れているレンズアレイ板14を、複数枚積層して等倍リ
レーレンズ系を構成するレンズアレイ積層体10とし、
その一方もしくは両方の表面もしくは表面から離れた位
置に、透過視野角制限手段(例えば光制御フィルム1
6)を配置し、レンズ素子部に対してほぼ垂直に入射す
る光線以外の角度を持った光線を前記透過視野角制限手
段によって散乱もしくは遮光させる。透過視野角制限手
段としては、特定の角度範囲以外の入射光を選択的に散
乱する部分を縞状に配列した光制御フィルムの他に、多
数のシャッタ要素を配列した液晶シャッタ板、ブライン
ド様構造体、狭視野角特性の液晶サンドイッチ構造体な
どでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、等倍リレーレンズ
系を構成するレンズアレイ積層体と透過視野角制限手段
とを組み合わせ、レンズ素子に対してほぼ垂直に入射す
る光線のみを透過させるようにして、ゴースト像の発生
を防止した画像伝達装置に関するものである。この装置
は、例えば光プリンタやスキャナ等の線走査光学系に有
用である。
【0002】
【従来の技術】光プリンタなどの書き込み光学系用ある
いはスキャナなどの読み取り光学系用の画像伝達装置と
しては、従来、屈折率分布型ロッドレンズアレイが多用
されている。これによって光プリンタやスキャナなど各
種装置の大幅なコンパクト化が実現できた。しかし、屈
折率分布型ロッドレンズアレイを用いた場合、設計によ
っては高解像度光学系に対しては十分な解像度が得られ
ない場合もあった。
【0003】そこで、これに代わるものとして、平板型
レンズアレイの使用が提案されている(例えば特開20
00−221445号公報参照)。この公報に開示され
ている光学系の構成は、球面レンズアレイ板4n構成
(nは正の整数、従ってn=1にあたる4枚構成が最少
となる)とし、且つレンズアレイ板間隔をレンズの焦点
距離に等しくすることで(従ってレンズアレイ板の間に
空間が存在する)、1200dpiの高解像度が実現で
きるとしている(但し、レンズの焦点距離、寸法は記載
されていない)。
【0004】このようなレンズアレイ板を配設した等倍
リレーレンズ系では、本来必要な光線(レンズ素子に対
してほぼ垂直に入射する光線)によって生じる像以外
に、斜め方向から隣接するレンズ素子に入射する光線に
よってゴースト像が生じてしまい、結像面のコントラス
トが低下する問題がある。
【0005】そこで前記従来技術では、レンズアレイ板
同士の間に空間が存在するために、その空間を利用し
て、レンズ位置に対応して貫通孔を設けた黒色のプラス
チック等で形成された仕切板を介在させる構成が提案さ
れている。
【0006】その他、レンズアレイ板の個々のレンズ素
子の周囲に迷光抑制絞りを形成する技術も提案されてい
る(特開2001−21703号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、レンズ
アレイ板上で多数のレンズ素子に対応して形成する迷光
抑制絞りの精密な位置合わせが必要で、またその寸法ば
らつきを小さく抑えなければならないが、そのようにレ
ンズアレイ板に高精度で迷光抑制絞りを形成すること
は、必ずしも容易ではない。また、迷光抑制絞りではレ
ンズ素子の開口部に斜めに入射する光線を防ぐことはで
きないので、完全にゴースト像の発生を防止することは
困難である。
【0008】他方、仕切板を介在させる方式は、レンズ
アレイ板間に空間が存在することが前提であり、レンズ
アレイ板を密着積層する構造には適用できない。
【0009】本発明の目的は、ゴースト像の発生を防止
でき、製造・組み立てが容易に行えるようにした画像伝
達装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数のレンズ
素子が平面状に規則的に配列されているレンズアレイ板
を、複数枚積層して等倍リレーレンズ系のレンズアレイ
積層体とし、該レンズアレイ積層体の一方もしくは両方
の表面もしくは表面から離れた位置に、透過視野角制限
手段を配置し、レンズ素子に対してほぼ垂直に入射する
光線以外の角度を持った光線を前記透過視野角制限手段
によって散乱もしくは遮光させるようにした画像伝達装
置である。
【0011】ここで使用するレンズアレイ積層体として
は、例えば、両面凸のレンズ素子を幅方向に複数列(典
型的な例としては3〜9列)、長手方向に多数個配列し
た同一仕様のレンズアレイ板を、3枚、レンズ光軸方向
で互いに密着積層した構造が好適である。
【0012】透過視野角制限手段としては、例えば透明
樹脂フィルム中に、特定の角度範囲以外の入射光を選択
的に散乱する部分を縞状に配列した光制御フィルムがあ
る。この光制御フィルムを、視野角が制限される方向が
レンズアレイ板の長手方向となるように組み合わせた構
成とするのが好ましい。
【0013】あるいは透過視野角制限手段としては、多
数のシャッタ要素をレンズ素子の配列に一致するように
2次元的に配列した液晶シャッタ板がある。光プリンタ
などの場合、この液晶シャッタ板は、光源アレイとレン
ズアレイ積層体との間及び又はレンズアレイ積層体と像
形成面との間の適当な位置に設置される。そして、点灯
する光源素子対応するシャッタ要素のみが開き、それ以
外のシャッタ要素は閉じるように制御する。スキャナな
どの場合には、液晶シャッタ板は、レンズアレイ積層体
と像形成面上に位置する感光素子アレイとの間に設置さ
れ、受光する感光素子に対応するシャッタ要素のみが開
き、それ以外のシャッタ要素は閉じるように制御する。
【0014】他の透過視野角制限手段としては、多数の
帯状遮光体を、各帯状遮光体の幅方向がレンズアレイ板
に垂直で長手方向がレンズアレイ板の幅方向となるよう
に、レンズアレイ板の長手方向にほぼ等間隔で配列した
ブラインド様構造体がある。従って、ここでは視野角が
制限される方向がレンズアレイ板の長手方向となる。
【0015】更に他の透過視野角制限手段としては、透
過状態のときに視野角が狭い特性をもつ液晶を、表面に
透明電極を設けた透明板で挟んだ液晶サンドイッチ構造
体がある。前記透明電極への電圧の印加によって視野角
を制限することができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係る画像伝達装置の一実施例
を示す説明図であり、光プリンタの書き込み光学系に適
用した例である。等倍リレーレンズ系を構成するレンズ
アレイ積層体10は、両面凸の球面レンズ素子12を幅
方向に3〜9列(より好ましくは4〜6列)、長手方向
に多数個規則的に配列した同一仕様のレンズアレイ板1
4を、3枚、レンズ光軸方向で互いに密着積層した構造
である。ここで各レンズアレイ板14は、屈折率が1.
45以上の透明材料(例えば透明樹脂)からなる。例え
ば、レンズ開口半径/レンズ厚を0.14〜0.22と
し、且つ凸面曲率半径/レンズ厚を0.41〜0.65
とする。レンズ厚は4mm以下とするのが好ましく、高解
像度化するには更に小さく2mm以下とするのが好まし
い。但しレンズ厚は、機械的強度を確保するため、0.
5mm程度以上とする。このようなレンズアレイ板は、透
明樹脂を用いて一体成形によって容易に製作できる。
【0017】このように構成したレンズアレイ積層体1
0の両方の表面に、透過視野角制限手段を配置し、レン
ズ素子に対してほぼ垂直に入射する光線以外の角度を持
った光線を前記透過視野角制限手段によって散乱させる
ようにする。
【0018】ここで用いた透過視野角制限手段は、例え
ば透明樹脂フィルム中に、特定の角度範囲以外の入射光
を選択的に散乱する部分を縞状に配列した光制御フィル
ム16である。このような光制御フィルムの製造方法
は、例えば特開平2−280102号公報などに開示さ
れている。具体的には、それぞれ屈折率に差がある分子
内に1個以上の重合性炭素−炭素2重結合を有する化合
物の複数からなる樹脂組成物を膜状に維持し、該膜状の
表面を透明なフィルムで密着被覆した後、該フィルムを
被覆した方向から紫外線を照射して前記樹脂組成物を硬
化させることで製造する。
【0019】このような光制御フィルム16は、1次元
方向にのみ視野角を制限する機能をもつので、視野角が
制限される方向がレンズアレイ板14の長手方向(主走
査方向)となるように等倍リレーレンズ系10の表面に
貼り合わせる。従って、レンズアレイ板14の幅方向
(副走査方向)では視野角は制限されない。
【0020】図1に示す光プリンタの書き込み光学系で
は、光源アレイ(例えばLEDアレイ)20の光源素子
(LED素子)から出射した光は、等倍リレーレンズ系
であるレンズアレイ積層体10によって像形成面22に
結像する。光源アレイ20からレンズ素子に対してほぼ
垂直に入射する光線(符号aで示す)は、光制御フィル
ム16を透過し、レンズアレイ積層体10によって像形
成面22に所定の像が生じる。光制御フィルム16の視
野角が制限される方向が光源アレイ20の主走査方向と
なるように配置されているので、光源アレイ20によっ
て斜め方向から隣接するレンズ素子に入射する光線(符
号bで示す)は、光制御フィルム16によって透過が阻
止される。従って、迷光(符号cで示す)が像形成面に
到達することはなく(ゴースト像は生じず)、像形成面
のコントラストが低下することはない。
【0021】光制御フィルムは、小型化や部品点数の削
減、組立の容易性などの観点から、上記実施例のよう
に、レンズアレイ板の表面に配置するのが好ましいが、
表面から多少離れて設けてもよい。また上記実施例では
レンズアレイ積層体の両面に設けているが、片側のみで
もよい。片側のみに設置する場合には、光の入射側に設
けるのが好ましい。
【0022】図2は本発明に係る画像伝達装置の他の実
施例を示す説明図であり、光プリンタの書き込み光学系
に適用した例である。等倍リレーレンズ系であるレンズ
アレイ積層体10は、前記実施例で用いたものと同様で
あってよいので、それについての説明は省略する。
【0023】光源アレイ20とレンズアレイ積層体10
との間、及びレンズアレイ積層体10と像形成面22と
の間に、それぞれ液晶シャッタ板30を配置する。この
液晶シャッタ板30は、多数のシャッタ要素をレンズ素
子の配列に一致するように2次元的に配列した構造であ
る。各シャッタ要素は、液晶セルに所定の直径の円形開
口部の列を形成できるように電極を設け、光源アレイ
(LEDアレイ)の各光源素子(LED素子)からレン
ズアレイ板14に下ろした垂線が交わる位置が開口部の
中心となるように位置合わせする。そして、シャッタ要
素の駆動は、光源素子の走査に同期させ、点灯している
光源素子の直下のシャッタ要素のみ開き、それ以外のシ
ャッタ要素は閉じるように制御する。点灯した光源素子
を符号24で、また開いたシャッタ要素を符号32で示
す。
【0024】光源アレイ20からレンズ素子に対してほ
ぼ垂直に入射する光線(符号aで示す)は、開いている
シャッタ要素32を透過し、等倍リレーレンズ系である
レンズアレイ積層体10によって像形成面22に正規の
像が生じる。光源アレイ20から斜め方向に隣接するレ
ンズ素子に入射しようとする光線(符号bで示す)は、
閉じているシャッタ要素によって透過が阻止される。従
って、迷光(符号cで示す)が像形成面22に到達する
ことはなく(ゴースト像は形成されず)、像形成面のコ
ントラストが低下することはない。
【0025】上記の例はLEDプリンタのように、アレ
イ状の光源が点灯する場合である。光源が照明された原
稿であるスキャナのような場合は、原稿からの反射光を
等倍リレーレンズ系によって像形成面に位置する感光素
子アレイ上に集光することになるため、液晶シャッタは
レンズアレイ積層体と感光素子アレイとの間に配置す
る。各シャッタ要素は、光源アレイの場合と同様に、各
感光素子と位置合わせする。像形成面に集光された画像
は感光素子アレイを走査して読み取られるので、受光す
る感光素子に対応するシャッタ要素のみが開くように制
御すればよい。
【0026】これらの構成では、シャッタ要素はレンズ
アレイとしての視野を制限するものなので、比較的大き
な絞りでよく、位置合わせなどは容易である。また、点
灯していない部分は動的に遮光されるので、ゴーストの
除去は完全に行うことができる。
【0027】本実施例では液晶シャッタ板をレンズアレ
イ積層体の両側に設置しているが、この場合でも、液晶
シャッタ板をレンズアレイ積層体の片側のみに設置して
もよい。これらにおいて、液晶シャッタ板は上記実施例
のようにレンズアレイ積層体から離間した位置に設置す
るのが好ましいが、密着配置することも可能である。
【0028】本発明で用いることができる透過視野角制
限手段の他の例を図3に示す。この透過視野角制限手段
は、多数の帯状遮光体40を、各帯状遮光体40の幅方
向がレンズアレイ板に垂直で長手方向がレンズアレイ板
の幅方向となるように、レンズアレイ板の長手方向にほ
ぼ等間隔で配列したブラインド様構造体42である。最
も簡単な例は、不透明の樹脂壁が多数平行に並設される
ように一体成形する方法がある。あるいは、紫外線等の
照射で着色する有機物フィルムに、多数の平行な直線状
の薄い遮光部を縞状に形成する方法もある。なお、帯状
遮光体の配列ピッチはレンズ配列ピッチと一致している
必要はない。
【0029】ブラインド様構造体42に対してほぼ垂直
に入射する光(符号aで示す)は、帯状遮光体40の隙
間を通過することができるが、斜めに入射する光(符号
bで示す)は、帯状遮光体40で遮断され透過が阻止さ
れる。従って、迷光(符号cで示す)が像形成面に到達
することはなく(ゴースト像は生じず)、像形成面のコ
ントラストが低下することはない。このようなブライン
ド様構造体42は、1次元方向にのみ視野角を制限する
機能をもつので、レンズアレイ板の長手方向では視野角
が制限されが、レンズアレイ板の幅方向では視野角は制
限されない。
【0030】本発明で用いることができる透過視野角制
限手段の更に他の例を図4に示す。この透過視野角制限
手段は、透過状態のときに視野角が狭い特性をもつ液晶
50を、表面に透明電極52を設けた透明板(例えばガ
ラス板)54で挟んだ液晶サンドイッチ構造体56であ
る。透明電極52への電圧の印加によって液晶50が透
過可能な状態となるが、液晶自体のもつ狭視野角特性に
よって透過光の視野角が制限される。つまり、液晶サン
ドイッチ構造体52に対してほぼ垂直に入射する光(符
号aで示す)は、液晶50の部分を通過することができ
るが、斜めに入射する光(符号bで示す)は、液晶50
の部分で遮断され透過が阻止される。従って、迷光(符
号cで示す)が像形成面に到達することはなく(ゴース
ト像は生じず)、像形成面のコントラストが低下するこ
とはない。
【0031】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明はこのような構成のみに限定されるも
のではない。レンズアレイ積層体は、実施例の構造に限
定されず、任意の構造であってよい。しかし、複数のレ
ンズアレイ板を密着積層する構成では、レンズアレイ板
間に仕切板を挿入できないことから、本発明は特に有効
である。
【0032】
【発明の効果】本発明は上記のように、等倍リレーレン
ズ系を構成しているレンズアレイ積層体と透過視野角制
限手段とを組み合わせ、レンズ素子に対してほぼ垂直に
入射する光線のみを透過させるようにした画像伝達装置
であるから、迷光を防止し、ゴースト像の発生をほぼ完
全に防止することができ、像形成面でのコントラストを
向上させることができる。
【0033】また本発明では光制御フィルムや液晶シャ
ッタ板、ブラインド様構造体、あるいは狭視野角特性の
液晶サンドイッチ構造体などを配置するだけなので、個
々のレンズ素子に絞りを形成する必要が無く、そのため
製造・組み立てが容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像伝達装置の一実施例を示す説
明図。
【図2】本発明に係る画像伝達装置の他の実施例を示す
説明図。
【図3】本発明で用いることができる透過視野角制限手
段の他の例を示す説明図。
【図4】本発明で用いることができる透過視野角制限手
段の更に他の例を示す説明図。
【符号の説明】
10 レンズアレイ積層体 12 レンズ素子 14 レンズアレイ板 16 光制御フィルム 20 光源アレイ 22 像形成面
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 5/00 B41J 3/21 L 27/18 V G02F 1/13 505 H04N 1/036 Fターム(参考) 2C162 AE28 AE47 FA04 FA05 FA17 FA23 FA44 2H042 AA03 AA09 AA10 AA21 AA29 2H088 EA40 HA02 HA25 HA28 MA20 5C051 AA03 BA04 CA08 DA02 DB01 DB02 DB22 DB26 DC07 DE26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のレンズ素子が平面状に規則的に配
    列されているレンズアレイ板を、複数枚積層して等倍リ
    レーレンズ系のレンズアレイ積層体とし、該レンズアレ
    イ積層体の一方もしくは両方の表面もしくは表面から離
    れた位置に透過視野角制限手段を配置し、レンズ素子に
    対してほぼ垂直に入射する光線以外の角度を持った光線
    を前記透過視野角制限手段によって散乱もしくは遮光さ
    せるようにした画像伝達装置。
  2. 【請求項2】 レンズアレイ積層体が、両面凸のレンズ
    素子を幅方向に複数列、長手方向に多数個配列した同一
    仕様のレンズアレイ板を、3枚、レンズ光軸方向で互い
    に密着積層した構造である請求項1記載の画像伝達装
    置。
  3. 【請求項3】 透過視野角制限手段は、透明樹脂フィル
    ム中に、特定の角度範囲以外の入射光を選択的に散乱す
    る部分を縞状に配列した光制御フィルムであり、視野角
    が制限される方向がレンズアレイ板の長手方向となるよ
    うに組み合わせた請求項1又は2記載の画像伝達装置。
  4. 【請求項4】 透過視野角制限手段は、多数のシャッタ
    要素を2次元的に配列した液晶シャッタ板であり、光源
    アレイとレンズアレイ積層体との間及び/又はレンズア
    レイ積層体と像形成面との間に設置され、点灯する光源
    素子に対応するシャッタ要素のみが開き、それ以外のシ
    ャッタ要素は閉じるように制御する請求項1又は2記載
    の画像伝達装置。
  5. 【請求項5】 透過視野角制限手段は、多数のシャッタ
    要素を2次元的に配列した液晶シャッタ板であり、レン
    ズアレイ積層体と像形成面上に位置する感光素子アレイ
    との間に設置され、受光する感光素子に対応するシャッ
    タ要素のみが開き、それ以外のシャッタ要素は閉じるよ
    うに制御する請求項1又は2記載の画像伝達装置。
  6. 【請求項6】 透過視野角制限手段は、多数の帯状遮光
    体を、各帯状遮光体の幅方向がレンズアレイ板に垂直で
    長手方向がレンズアレイ板の幅方向となるように、レン
    ズアレイ板の長手方向にほぼ等間隔で配列したブライン
    ド様構造体であり、視野角が制限される方向がレンズア
    レイ板の長手方向となる請求項1又は2記載の画像伝達
    装置。
  7. 【請求項7】 透過視野角制限手段は、透過状態のとき
    に視野角が狭い特性をもつ液晶を、表面に透明電極を設
    けた透明板で挟んだ液晶サンドイッチ構造体であり、前
    記透明電極への電圧の印加によって視野角が制限される
    ようにした請求項1又は2記載の画像伝達装置。
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