JP4013416B2 - 積層体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、成形加工性及びアンチブロッキング性に優れると共に、基材に対する接着力及びその耐熱性にも優れた接着性重合体組成物の層と金属層とからなる積層体に関し、特に、ラミネートシースケーブルにおける金属遮蔽層とシース樹脂層との接着に用いるに好適な積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ケーブルコアの外側に金属テープによる金属遮蔽層を設け、その外側にシース用樹脂を押出ラミネートしてシース樹脂層を設けたラミネートシースケーブルは、その機械的特性、防食性、防湿性等の諸性質に優れることから、広く用いられている。
【0003】
そして、その金属遮蔽層の金属としては、アルミニウム、銅、鉛、ステンレス等が用いられ、又、そのシース樹脂層の樹脂としては、主としてエチレン系樹脂が用いられているが、両者の直接の接着は困難であるため、予め遮蔽層の金属箔に接着用樹脂を押出ラミネートした箔状物やテープ状物を用いるか、或いは、シース用樹脂の押出ラミネート時に接着用樹脂を共押出ラミネートする等の方法を採って、両者の中間に接着用樹脂層を介しての接着がなされている。
【0004】
その接着用樹脂層の樹脂としては、従来より、エチレン−アクリル酸共重合体やエチレン−酢酸ビニル−グリシジルメタクリレート共重合体等が知られているが、これらは、接着力が十分とは言えず、特にその耐熱性が劣り、又、アンチブロッキング性が劣るため作業性にも問題があり、一方、これらの問題に解決を与えるものとして、エチレン−酢酸ビニル共重合体とスチレン系重合体と無水マレイン酸変性エチレン系重合体との組成物、或いは、更にスチレン−ブタジエンブロック共重合体等のスチレン系熱可塑性エラストマー等を加えた組成物も提案されている(例えば、特開昭61−296044号公報、特開平3−68640号公報等。)が、これらとて、接着力、及びアンチブロッキング性に改良は認められるものの、依然として接着力の耐熱性は劣り、又、成形されたフィルム又はシートでの厚みムラが大きいという成形加工上の欠点もあって、それが接着力に安定性を欠くという問題も来している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前述の従来技術に鑑み、金属や各種樹脂との積層体における接着力の耐熱性等の問題を解決すべくなされたもので、従って、本発明は、成形加工性及びアンチブロッキング性に優れると共に、基材に対する接着力及びその耐熱性にも優れた接着性重合体組成物の層と金属層とからなる積層体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、不飽和カルボン酸又はその誘導体による特定の変性オレフィン系重合体と、芳香族ビニル化合物による特定の変性エチレン系重合体を含有する重合体組成物が、前記目的を達成できることを見い出し本発明に到達したもので、即ち、本発明は、下記の(A)成分、及び(B)成分を含有してなる接着性重合体組成物の層と金属層とからなる積層体、を要旨とする。
(A)オレフィン系重合体と不飽和カルボン酸又はその誘導体をグラフト反応条件に付して得られた変性オレフィン系重合体;99〜1重量%
(B)エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体40〜80重量%と芳香族ビニル化合物60〜20重量%をグラフト反応条件に付して得られた変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体;1〜99重量%
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の接着性重合体組成物を構成する(A)成分の変性オレフィン系樹脂に用いられるオレフィン系樹脂としては、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン等の炭素数2〜8程度のα−オレフィンの単独重合体、それらのα−オレフィンと、エチレン、プロピレン、1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、4,4−ジメチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−デセン、1−オクタデセン等の炭素数2〜18程度の他のα−オレフィンや、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸〔尚、ここで、「(メタ)アクリル」とは、アクリル及びメタクリルを意味するものとする。〕、(メタ)アクリル酸エステル等との共重合体等が挙げられ、具体的には、例えば、低・中・高密度ポリエチレン等(分岐状又は直鎖状)のエチレン単独重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−プロピレン−1−ブテン共重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−1−ヘプテン共重合体、エチレン−1−オクテン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸メチル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エチル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸メチル共重合体等のエチレン系樹脂、プロピレン単独重合体、プロピレン−エチレン共重合体、プロピレン−エチレン−1−ブテン共重合体等のプロピレン系樹脂、及び、1−ブテン単独重合体、1−ブテン−エチレン共重合体、1−ブテン−プロピレン共重合体等の1−ブテン系樹脂等の樹脂状、及び、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−1−ブテン−非共役ジエン共重合体等のオレフィン系ゴム等のゴム状のもの等が挙げられ、これらのオレフィン系重合体は2種以上が併用されていてもよい。
【0008】
以上のオレフィン系重合体の中で、(A)成分においては、エチレン単独重合体、又はエチレン−α−オレフィン共重合体が好ましく、高密度ポリエチレン、又は直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体が特に好ましい。
【0009】
又、(A)成分の変性オレフィン系重合体に用いられる不飽和カルボン酸又はその誘導体としては、具体的には、例えば、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、テトラヒドロフタル酸等の不飽和カルボン酸、又は、その無水物、酸ハライド、アミド、イミド、エステル等の誘導体が挙げられ、中で、不飽和ジカルボン酸又はその無水物、特にマレイン酸又はその無水物が好ましい。
【0010】
又、(A)成分の変性オレフィン系重合体において採られるグラフト反応条件としては、基本的には、従来公知のラジカル発生剤存在下或いは電子線照射下等での溶融混練法、溶液法、水性懸濁法等による方法を採り得るが、(A)成分においては、ラジカル発生剤存在下での溶融混練法によるのが好ましく、例えば、前記オレフィン系重合体100重量部に対して、前記不飽和カルボン酸又はその誘導体0.01〜25重量部程度を、同じく0.001〜10重量部程度のラジカル発生剤の存在下に、80〜300℃程度の温度で、溶融状態で反応させる方法が挙げられる。
【0011】
尚、そのラジカル発生剤としては、例えば、ジイソプロピルベンゼンヒドロパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ヒドロパーオキシ)ヘキサン等のヒドロパーオキサイド類、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3等のジアルキルパーオキサイド類、ビス−3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、o−メチルベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド類、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ジ−t−ブチルジパーオキシフタレート、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキシン−3等のパーオキシエステル類、メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド等のケトンパーオキサイド類等の有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)等のアゾ化合物等が挙げられ、これらのラジカル発生剤は2種以上が併用されていてもよい。
【0012】
本発明における(A)成分の変性オレフィン系重合体は、前記不飽和カルボン酸又はその誘導体単位の含有量が0.01〜20重量%であるのが好ましく、0.1〜10重量%であるのが更に好ましい。不飽和カルボン酸又はその誘導体単位の含有量が前記範囲未満では、接着性重合体組成物として接着力が劣る傾向となり、一方、前記範囲超過では、変性オレフィン系重合体中にゲル等が生じ、それが接着性重合体組成物中でフィッシュアイやブツ等となって接着力や表面外観の低下を来し易い傾向となる。
【0013】
本発明の接着性重合体組成物を構成する(B)成分の変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体に用いられるエチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体としては、(A)成分の前記変性オレフィン系重合体に用いられるものとして挙げたと同様のエチレン系樹脂としてのエチレン単独重合体及びエチレン−α−オレフィン共重合体、及びα−オレフィン系ゴムとしてのエチレン−α−オレフィン共重合体が挙げられ、これらのエチレン単独重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体は2種以上が併用されていてもよい。
【0014】
以上のエチレン単独重合体及びエチレン−α−オレフィン共重合体の中で、(B)成分においても、分岐状低密度エチレン単独重合体、又は直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体が好ましい。
【0015】
又、(B)成分の変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体に用いられる芳香族ビニル化合物としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、2−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレン、ジメチルスチレン、クロロスチレン等が挙げられ、中で、スチレンが好ましい。尚、本発明において、これらの芳香族ビニル化合物は2種以上が併用されていてもよい。
【0016】
本発明において、(B)成分の変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体は、前記エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体40〜80重量%、好ましくは45〜65重量%と、前記芳香族ビニル化合物60〜20重量%、好ましくは55〜35重量%をグラフト反応条件に付して得られたものであり、芳香族ビニル化合物がこの範囲未満では、接着性重合体組成物としてアンチブロッキング性が劣ることとなり、一方、この範囲超過では、組成物としての均質性が損なわれると共に、安定した接着力を得ることが困難となる。
【0017】
又、(B)成分の変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体において採られるグラフト反応条件としても、基本的には、従来公知のラジカル発生剤存在下或いは電子線照射下等での溶融混練法、溶液法、水性懸濁法等による方法を採り得るが、(B)成分においては、ラジカル発生剤存在下での水性懸濁法によるのが好ましい。
【0018】
(B)成分におけるこのラジカル発生剤添加での水性懸濁法について、具体的に述べれば、ラジカル発生剤としては、分解温度が50℃以上であって、油溶性であるものが好ましい。分解温度が50℃未満のものでは、芳香族ビニル化合物の重合が異常に進行して均質な変性重合体が得られにくい傾向となる。尚、ここで、分解温度とは、ベンゼン1リットル中にラジカル発生剤0.1モルを添加して10時間放置したときにラジカル発生剤の50%が分解するときの温度、所謂、10時間半減期温度である。
【0019】
そのラジカル発生剤としては、(A)成分において挙げたと同様のものが挙げられる中で、例えば、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド等のジアルキルパーオキサイド類、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、o−メチルベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド類、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ジ−t−ブチルジパーオキシフタレート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン等のパーオキシエステル類、メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド等のケトンパーオキサイド類等の有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)等のアゾ化合物等が挙げられ、これらのラジカル発生剤は2種以上が併用されていてもよい。
【0020】
尚、前記ラジカル発生剤の使用量は、前記芳香族ビニル化合物の使用量100重量部に対して0.01〜10重量部程度であり、この範囲より少ないと反応が円滑に進まず、この範囲より多いと変性重合体中にゲルが発生し易くなる傾向となる。
【0021】
(B)成分の変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体において好適な水性懸濁グラフト反応条件としては、前記エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体、前記芳香族ビニル化合物、及び前記ラジカル発生剤の所定量を含む水性懸濁液を、ラジカル発生剤の分解が実質的に起こらない温度に昇温して芳香族ビニル化合物をエチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体に含浸させた後、更に昇温してグラフト反応を完結させた方法である。
【0022】
ここで、水性懸濁液は、エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体の水性懸濁液に、ラジカル発生剤を溶存させた芳香族ビニル化合物を加えて攪拌するか、ラジカル発生剤を溶存させた芳香族ビニル化合物の水性懸濁液に、エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体を加えて攪拌する等、いずれかの方法によって作製するのが好ましい。
【0023】
又、その水性懸濁液中のエチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体と芳香族ビニル化合物の濃度は、水100重量部に対して5〜100重量部程度であり、安定な分散状態を保つために、例えば、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ヒドロキシセルロース等の水溶性高分子、アルキルベンゼンスルホネート等の陰イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等の非イオン性界面活性剤、或いは、酸化マグネシウム、燐酸カルシウム等の水不溶性の無機塩等の懸濁安定剤を、単独で又は併用して、水に対して0.001〜10重量%程度用いることが好ましい。
【0024】
又、エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体への芳香族ビニル化合物の含浸は、攪拌下、一般的には室温〜100℃、好ましくは60〜90℃程度の温度で、遊離の芳香族ビニル化合物がその全量の80重量%以下となる程度まで、通常は2〜8時間程度でなされる。エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体は芳香族ビニル化合物と比較的相溶性があるので、反応開始前にこの程度の芳香族ビニル化合物が遊離していても、反応中にこれらの芳香族ビニル化合物はエチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体に含浸し、均質な変性重合体が得られる。
【0025】
又、グラフト反応は、一般的には、攪拌下、50〜150℃程度の温度、常圧〜10kg/cm2 程度の圧力で、2〜10時間程度でなされるが、その間の温度及び圧力は、一定である必要はない。尚、反応に用いられるエチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体は、粉粒状で用いられるが、平均粒径が1〜8mm、特には3〜7mmの粒子状であるのが好ましい。
【0026】
本発明の接着性重合体組成物における(A)成分と(B)成分の組成割合は、(A)成分の前記変性オレフィン系重合体が1〜99重量%、(B)成分の前記変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体が99〜1重量%であることが必須であり、(A)成分が3〜95重量%、(B)成分が97〜5重量%であるのが好ましく、(A)成分が10〜80重量%、(B)成分が90〜20重量%であるのが特に好ましい。
【0027】
(A)成分が前記範囲未満で(B)成分が前記範囲超過では、接着性重合体組成物として接着力が劣り、一方、(A)成分が前記範囲超過で(B)成分が前記範囲未満では、アンチブロッキング性が劣ることとなる。
【0028】
本発明の接着性重合体組成物は、(A)成分の前記変性オレフィン系重合体と(B)成分の前記変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体を必須成分とするが、組成物の成形加工性及び接着力等を向上させるために、更に、(A)成分と(B)成分の合計量100重量部に対して500重量部以下、好ましくは10〜400重量部の含有量で、密度が0.850〜0.950g/cm3 、JIS K7210に準拠して温度190℃、荷重2.16kgで測定したメルトフローレートが0.01〜50g/10分のエチレン系共重合体(C)成分を含有するのが好ましい。
【0029】
このエチレン系共重合体としては、(A)成分の前記変性オレフィン系重合体、及び、(B)成分の前記変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体に用いられるものとして挙げたと同様のエチレン系共重合体が挙げられる中で、特に、エチレンと、1−ヘキセン、4−メチル−1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−デセン等の炭素数6〜12のα−オレフィンとからなり、密度が0.850〜0.915g/cm3 、同上条件でのメルトフローレートが0.01〜20g/10分であるエチレン−α−オレフィン共重合体が好ましい。
【0030】
更に、このエチレン−α−オレフィン共重合体としては、従来より汎用されているチーグラー・ナッタ系触媒等の存在下に共重合されたものより、メタロセン系触媒の存在下に共重合されたものであるのが好ましい。
【0031】
尚、メタロセン系触媒によるエチレン−α−オレフィン共重合体は、例えば、特開昭58−19309号、同59−95292号、同60−35005号、同60−35006号、同60−35007号、同60−35008号、同60−35009号、同61−130314号、特開平3−163088号の各公報、欧州特許公開第420436号公報、米国特許第5055438号明細書、及び国際公開WO91/04257号公報等に記載されている、メタロセン系触媒、特にメタロセン・アルモキサン系触媒を用い、又は、例えば、国際公開WO92/01723号公報等に記載されている、メタロセン化合物と該化合物と反応して安定なアニオンとなる化合物からなる触媒を用い、例えば、気相法、スラリー法、溶液法、高圧イオン重合法等の重合法、中で好ましくは高圧イオン重合法によって製造することができる。
【0032】
本発明の接着性重合体組成物には、(A)成分の前記変性オレフィン系重合体、(B)成分の前記変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体、及び好ましい成分として含有される(C)成分の前記エチレン系共重合体の外に、本発明の効果を損なわない範囲で、これら以外の熱可塑性樹脂やゴム、及び、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、造核剤、中和剤、帯電防止剤、滑剤、ブロッキング防止剤、分散剤、流動性改良剤、可塑剤、離型剤、難燃剤、着色剤、充填材等が添加されていてもよい。これらの添加は、変性に供するオレフィン系重合体やエチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体に予め加えておくとか、重合体組成物の製造時に加えるとかの外、変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体の製造時に、例えば、芳香族ビニル化合物にラジカル発生剤と共に加える等の方法によってもよい。
【0033】
本発明の接着性重合体組成物は、(A)成分の前記変性オレフィン系重合体、(B)成分の前記変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体、及び、(C)成分の前記エチレン系共重合体等の必要に応じて用いられるその他材料、添加剤等を、タンブラーブレンダー、リボンブレンダー、V型ブレンダー、ヘンシェルミキサー等により均一に混合した後、一軸又は二軸押出機、ロール、バンバリーミキサー、ニーダー、ブラベンダー等により溶融混練することにより調製される。
【0034】
本発明の接着性重合体組成物は、従来公知の方法により、基材上にアンカーコート剤を介して又は介さずして、逐次押出ラミネート、サンドイッチ押出ラミネート、共押出ラミネートする方法、或いは、基材と接着性重合体組成物、及び、更に異種樹脂や同種樹脂とを共押出する方法、並びに、予めフィルム状とし基材に熱融着する方法等により積層体とされる。
【0035】
尚、その基材としては、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル系樹脂等の各種熱可塑性樹脂、アルミニウム、銅、鉛、ステンレス等の金属の箔・板、紙等が挙げられる。
【0036】
本発明の接着性重合体組成物は、前記各種基材との常温接着力のみならず、その耐熱性にも優れ、又、低温での相互の熱圧着性も優れることから、特に、ラミネートシースケーブルにおける金属遮蔽層とシース樹脂層との接着に用いるに好適である。
【0037】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。尚、各実施例及び比較例において用いた(A)成分の変性オレフィン系重合体、(B)成分の変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体、及び(C)成分のエチレン系共重合体、並びにその他成分を、それぞれ以下に示す。
【0038】
(A)変性オレフィン系重合体
▲1▼密度0.920g/cm3 、190℃、荷重2.16kgでのメルトフローレート25g/10分の分岐状エチレン単独重合体を、ラジカル発生剤の存在下で溶融混練法により無水マレイン酸で変性した無水マレイン酸変性エチレン単独重合体(無水マレイン酸単位含有量0.8重量%)。
▲2▼密度0.880g/cm3 、同上条件でのメルトフローレート3.6g/10分のエチレン−1−ブテン共重合体を、ラジカル発生剤の存在下で溶融混練法により無水マレイン酸で変性した無水マレイン酸変性エチレン−1−ブテン共重合体(無水マレイン酸単位含有量0.6重量%)。
▲3▼密度0.953g/cm3 、同上条件でのメルトフローレート3.0g/10分のエチレン−プロピレン共重合体を、ラジカル発生剤の存在下で溶融混練法により無水マレイン酸で変性した無水マレイン酸変性エチレン−プロピレン共重合体(無水マレイン酸単位含有量0.8重量%)。
▲4▼230℃、荷重2.16kgでのメルトフローレート10g/10分のプロピレン単独重合体を、ラジカル発生剤の存在下で溶液法により無水マレイン酸で変性した無水マレイン酸変性プロピレン単独重合体(同上条件でのメルトフローレート2500g/10分、無水マレイン酸単位含有量4.0重量%)。
【0039】
(B)変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体
▲1▼下記製造例で得られたスチレン変性エチレン単独重合体。
50リットル容量のオートクレーブに、水20kgと、懸濁剤として第三燐酸カルシウム0.6kgとドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.6gとを入れて水性媒体とし、これに平均粒径3〜4mmの分岐状エチレン単独重合体(密度0.917g/cm3 、190℃、荷重2.16kgでのメルトフローレート45g/10分)粒子6kgを加え、攪拌して水性懸濁液とした。この水性懸濁液に、ラジカル発生剤として3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド15.6gとベンゾイルパーオキサイド9.0gを溶解したスチレンモノマー6kgを加え、オートクレーブ内に窒素を導入して系内を0.5kg/cm2 に加圧した後、オートクレーブ内を55℃に昇温し、この温度で5時間攪拌して、ラジカル発生剤を含むスチレンモノマーの全量をエチレン単独重合体粒子中に含浸させた。引き続いて、オートクレーブ内を85℃に昇温し、この温度で7時間攪拌してグラフト反応を行い、更に110℃に昇温し、この温度で3.5時間攪拌して反応を完結させた。冷却後、反応固形物を取り出して水洗し、粒子状の変性エチレン単独重合体12kgを得た。得られた変性重合体は、グラフト及び単独重合したポリスチレン50重量%を含有し、同上条件でのメルトフローレートは2.5g/10分であった。
【0040】
(C)エチレン系共重合体
▲1▼密度0.900g/cm3 、190℃、荷重2.16kgでのメルトフローレート5.0g/10分の、バナジウム系触媒によるエチレン−1−ブテン共重合体。
▲2▼密度0.898g/cm3 、同上条件でのメルトフローレート3.0g/10分の、メタロセン系触媒によるエチレン−1−ヘプテン共重合体。
▲3▼密度0.863g/cm3 、同上条件でのメルトフローレート0.5g/10分の、メタロセン系触媒によるエチレン−1−オクテン共重合体。
▲4▼密度0.885g/cm3 、同上条件でのメルトフローレート1.0g/10分の、メタロセン系触媒によるエチレン−1−オクテン共重合体。
▲5▼密度0.910g/cm3 、同上条件でのメルトフローレート3.5g/10分の、メタロセン系触媒によるエチレン−1−オクテン共重合体。
▲6▼同上条件でのメルトフローレート3.5g/10分、酢酸ビニル単位含有量11重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体。
▲7▼同上条件でのメルトフローレート3.0g/10分、アクリル酸単位含有量7重量%のエチレン−アクリル酸共重合体。
【0041】
その他成分
▲1▼ポリスチレン(電気化学工業社製「デンカスチロール GP200」)。
▲2▼スチレン−ブタジエンブロック共重合体熱可塑性エラストマー(シェルジャパン社製「クレイトン G1652」)。
【0042】
実施例1〜9、比較例1〜4
(A)変性オレフィン系重合体、(B)変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体、及び(C)エチレン系共重合体、並びにその他成分として、各々表1に示すものを用い、ヘンシェルミキサーで均一に混合した後、65mm径の一軸押出機に供給し、190℃で溶融混練してストランド状に押出し、カッティングすることにより、ペレット状の接着性重合体組成物を製造した。
【0043】
得られた各接着性重合体組成物を、40mm径の一軸押出機で溶融混練し、210℃に設定したTダイより押出して、厚み50μmの単層フィルムを成形し、得られた各フィルムについて、以下に示す方法で、成形加工性としての厚みムラ、及びアンチブロッキング性を測定し、結果を表1に示した。
【0044】
成形加工性(厚みムラ)
得られたフィルムの300mm×200mmの面積内で10箇所の厚みを測定し、設定値50μmに対して100%以上の変動が5箇所以上観測される場合を「×」、それ以外を「○」として評価した。
アンチブロッキング性
得られたフィルムを2枚重ねとして50℃で50g/cm2 の荷重下で4日間放置した後、幅10mmに切り出した短冊状サンプルを用い、JIS K6854に準拠して、その一端を予め剥離し、23℃において、剥離速度500mm/分でT形剥離試験を行いフィルム間の剥離強度を測定した。剥離強度が500g/10mm以下を「○」、500g/10mm超過を「×」として評価した。
【0045】
更に、得られた各フィルムを、厚み150μmのアルミニウム箔、及び、厚み150μmのステンレス箔を用いて、それぞれサンドイッチして、180℃で、10kg/cm2 の加圧下に60秒間プレスし、金属層/接着性重合体組成物層/金属層の三層積層体を成形し、得られた各積層体について、以下に示す方法で、金属箔と接着性重合体組成物間の接着力を測定し、結果を表1に示した。
【0046】
接着力
得られた積層体から幅10mmに切り出した短冊状サンプルを用い、JIS
K6854に準拠して、その一端の金属箔と接着性重合体組成物層との間を予め剥離し、23℃において、剥離速度100mm/分でT形剥離試験を行い剥離強度(g/10mm)を測定した。又、別に、80℃雰囲気下において10分間状態調節した後、前記と同様の方法でT形剥離試験を行い剥離強度(g/10mm)を測定した。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、成形加工性及びアンチブロッキング性に優れると共に、基材に対する接着力及びその耐熱性にも優れた接着性重合体組成物の層と金属層とからなる積層体を提供することができる。
Claims (5)
- 下記の(A)成分、及び(B)成分を含有してなる接着性重合体組成物の層と金属層とからなることを特徴とする積層体。
(A)オレフィン系重合体と不飽和カルボン酸又はその誘導体をグラフト反応条件に付して得られた変性オレフィン系重合体;99〜1重量%
(B)エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体40〜80重量%と芳香族ビニル化合物60〜20重量%をグラフト反応条件に付して得られた変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体;1〜99重量% - 接着性重合体組成物における(B)成分の変性エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体のグラフト反応条件が、エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体、芳香族ビニル化合物、及びラジカル発生剤を含む水性懸濁液を、ラジカル発生剤の分解が起こらない温度に昇温して芳香族ビニル化合物をエチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体に含浸させた後、更に昇温してグラフト反応を完結させてなるものである請求項1に記載の積層体。
- 接着性重合体組成物における(A)成分の変性オレフィン系重合体のオレフィン系重合体が、エチレン単独重合体又はエチレン−α−オレフィン共重合体である請求項1又は2に記載の積層体。
- 接着性重合体組成物が、更に、下記の(C)成分を、(A)成分と(B)成分の合計量100重量部に対して10〜500重量部含有する請求項1乃至3のいずれかに記載の積層体。
(C)密度が0.850〜0.950g/cm3 、メルトフローレートが0.01〜50g/10分のエチレン系共重合体 - 接着性重合体組成物における(C)成分のエチレン系共重合体が、エチレンと、炭素数6〜12のα−オレフィンとからなり、密度が0.850〜0.915g/cm3 、メルトフローレートが0.1〜20g/10分のエチレン−α−オレフィン共重合体である請求項4に記載の積層体。
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