JP4011707B2 - 液体紙容器の端面処理方法 - Google Patents

液体紙容器の端面処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
ジュース、牛乳、醤油などの液体食品を内容物とする液体紙容器の端面処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体紙容器は、牛乳、ジュース、ミネラルウォーター、日本酒等の容器として様々な形態で広く使用されている。一般的に液体紙容器は、板紙の表裏にポリオレフィン系樹脂を積層した積層体からなるカートンブランクの、前記ポリオレフィン系樹脂同士を熱により貼り合わせることによって、箱型に成形している。
図7は、従来の液体紙容器の端面処理方法を示す断面図であり、図8は、従来の液体紙容器の端面処理に用いられているテープ材の材質例を示す図である。
液体紙容器の成形において、両側にポリオレフィン樹脂を積層した前記ブランクの一端部の外面と他端部の内面を接合して貼り合わせて筒状(スリーブ状)に成形する場合にカートンブランク端部断面が内容物と接する形になり、その断面に露出する紙層からの臭いが内容物に移行する等の問題があった。そのため、紙層に浸透しやすい内容物や紙臭を嫌う内容物にとっては大きな問題となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この端面処理の問題を解決するために、従来種々の方法が用いられてきた。例えば、図7(b)に示すように、内面に重合されるブランク100の端部102を折り曲げてシールするヘミング法が用いられることがあるが、ブランクの紙厚の折り返しとなるため、接合部に段差ができ、底部または天部の熱融着において、該段差部を溶融樹脂で埋め切れずシール抜けとなることがあった。また、図7(c)に示すように、内面に重合されるブランク100の端部の外面を削った状態にして折り返して(103)シールするスカイブ・ヘミング法があり、前記スカイブ法に比べ段差の少ない端面処理法であるが、前記端部外面を削る際に紙粉が発生し、それが内容物に混入しやすい問題があった。
また、別の方法として、図7(a)に示すようにブランク100の端部にテープ101をコの字に巻き込みシールするテープ貼り方式があった。しかし、テープを折り返す必要があり、そのため端面処理方法として複雑な工程となり、生産性の向上も望めない。
前記テープ貼りにおいて用いられるテープ40は、図8に示すような積層体をスリットして所定の巾としたものであって、一般に基材層41の両面に熱接着樹脂層42を接着剤43を介してラミネートした接着体であり、テープの端部が内容物側に露出する構造である。内容物の種類によっては、前記テープの端部からテープの積層に用いた接着剤の成分等が溶出するおそれがある。
そこで本発明は、液体紙容器が特に内容物の液体が溶出性の高いものや風味を重視するものに用いることの出来る完全な端面処理方法であって、かつその方法が単純で生産性も十分考慮されてなる液体紙容器の端面処理方法を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
紙を基材とする積層体からなるブランクを成形してなる液体紙容器の、前記ブランクを筒状またはスリーブ状に成型する際の前記ブランクの端部同志の接合部分のブランク端面を、共押出し法により製膜され、中心層と該中心層を被覆する被覆層からなり、断面が存在しない構造であり、前記被覆層が、前記液体紙容器の最内面層と熱接着性を有する樹脂により構成されたテープ材により被覆してなる液体紙容器の端面処理方法であって、前記ブランクの接合時に内面に重合されるブランク端面内面および外面の両面に前記テープ材をそれぞれ接着し、前記いずれの面の接着においても、前記テープ材の所定の巾を接着して接着部を形成し、前記所定の巾以外はブランク端部からはみ出した非接着部とし、次に、前記テープ材の非接着部同士を加熱ロールにより接着することにより前記テープ同士を接着し、ついで、該非接着部同士を熱融着したブランクを同一工程であるフレームシール機にかけて胴貼り工程を経る際、胴貼りのためのフレーム熱等により、前記テープ材の前記非接着部、前記ブランクの接合時に重合される他の端面内面に熱接着することにより、ブランクの端部断面を被覆することを特徴とする液体紙容器の端面処理方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の液体紙容器の端面処理方法は、前記液体紙容器を構成するブランクの端面同士を接合する際にその容器内面に露出するブランクの断面を被覆する新しい端面処理方法である。
図1、本発明の液体紙容器の実施例を示す、(a)外観斜視図、(b)内面側から見た展開図、(c)X1 −X1 部断面図、(d)テープ材により端面被覆状態を示す断面図であり、図2は、図1のY1 部拡大断面図である。図3は、図1の、(a)Y1 部拡大断面図、(b)図2(a)からテープを除いて示した図である。図4は、本発明によるテープ貼り状態を説明する、(a)ブランクの内面側からみた部分図、(b)X2 −X2 部断面図、(c)テープの非接着部同士を接着させた状態の同じくX2 −X2 部断面図である。図5は、本発明のテープ材の加熱及び接合部の被覆を示す、(a)加熱時の断面図、(b)端面被覆時の断面図である。図6は、テープ材をブランクに貼る方法に関する概略説明図である。
【0006】
本発明に係る液体紙容器の端面処理方法の液体紙容器は、表面層および/または最内面層が熱接着性重合からなる紙層を含む積層体を用いて成形される、四面体、ブリック型あるいはゲーベルトップ型等の液体紙容器であって、前記容器は、いずれも、端面同士を接合して成形が行われるものである。前記端面同士を接合すると、前記積層体の断面が、容器内面に露出するので、そのままでは内容物にとって種々の問題があり好ましくない。本発明は、前記液体紙容器の接合部端面をテープ材により被覆してなるものである。以下の説明においては、図を含めて、前記ゲーベルトップ型の紙容器を例とするが、端面同士を接合してなる紙容器の端面処理をする他の紙容器にも同じ様に適用できるものである。
【0007】
本発明による実施例としての前記ゲーベルトップ型液体紙容器Pは、図1(a)に示すような外観の容器であって、その内面側からみた展開したブランク10は図1(b)の通りである。そのブランクの構造は、パネル1、パネル2、パネル3、パネル4及びパネル5からなり、前記各パネルに罫線を介して、底部および天部を形成するパネルが連接されている。液体紙容器Pの成形において、図2(b)に示すようにパネル5の外面5nとパネル1の端部内面1mを接合することによって、液体紙容器の1次成形である筒体またはスリーブが形成される。前記パネル5の断面zは容器内に露出し、前述のように内容物に接することによる不都合があるために、本発明においては図1(b)および図1(c)に示すように、パネル5の端部内面及び外面にテープ材11を貼着することにより、図1(d)に示すように前記端部を被覆するものである。
本発明の液体紙容器の端部処理方法に用いるテープ材11は、単層構成の場合でもよいが、その場合にはカートンブランク10との接着性をよくするため、カートンブランク10の内面樹脂に合わせることが望ましい。本発明者は鋭意研究の結果、テープ材11を多層構成とすることによって、より安定したテープ貼り、ひいては、液体紙容器の端面処理が可能となることを見いだした。テープ材11を多層構成とする場合には、その両外面樹脂をカートンブランクの内面樹脂に合わせて用いることが望ましい。
【0008】
本発明に係る液体紙容器の端面処理方法において用いる共押出テープ積層体30は、図3に示すように、中心層31と中心層31を被覆する被覆層32からなり、前記被覆層32が前記液体紙容器の最内面層と熱接着性を有する樹脂からなるものが好ましい。
前記共押出テープ材30は、共押出し法により製膜する。すなわち、例えば2種3層または3種5層からなる共押出機を用いて、前記中心層31と該中心層を被覆する被覆層32からなる偏平なシートを押出し、押圧、冷却してテープとすることができる(本方法により得られるテープを以下、共押出テープと記載することがある)。
【0009】
次に、前記共押出テープ積層体30の材質について説明する。通常、液体紙容器Pのブランク10の両面はポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂で覆われているため、端面処理に用いられるテープ積層体30の前記被覆層32の材質は、液体紙容器の最内層樹脂と同系で熱接着性を有する樹脂である必要がある。本発明に用いる共押出テープ30の前記中心層31としては、高融点の熱可塑性剛性樹脂で製膜状態での剛性のあるものが好ましい。共押出テープの積層体30を構成する中心層31としては、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリカーボネート等をもちいることができる。また、被覆層32としては、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレンーα・オレフィン共重合体等を用いることができる。
本発明において用いる前記共押出テープ積層体30は、図8に示すような各種フィルムを接着剤等を用いてラミネートした後、所定の巾にスリットすることにより得られるテープ(以下、スリットテープと記載することがある)積層体40に対し、ブランクの端面を被覆して液体紙容器が成形された時に、容器内側にテープとしての断面が存在しない構造であるため、テープ材の積層化の際に用いる接着剤等が内容物へ溶出するおそれのないものである。
【0010】
また、本発明において用いる前記共押出テープ積層体30は、特にテープ材の中心層31に高融点熱可塑性樹脂を用いることが重要で、その理由は以下に示す通りである。すなわち、テープ材をカートンブランクに接着後、後述する胴貼り工程でパネル5および前記テープ材部分が同時にニップされることにより、図5(b)に示すように軟化した前記テープのはみ出し部が紙接合部内面を覆うように被覆される。この時、共押出テープ材30の中心層31が高融点の熱可塑性樹脂とすることにより、フレーム過剰熱によるテープ材11の収縮、さらには、接合面に相対する内面側に接着して、ブロッキングが引き起こされるのを未然に防ぐことが可能となる。
一方、この様なブロッキングを起こさないための別の方法として、前記テープ材11の総厚を厚くする方法がある。すなわち、テープ材11の熱による軟化を少なくすることができる。
【0011】
本発明の液体紙容器の端面処理方法は基本的にテープ貼り法であるが、筒貼り前のフラットな状態のブランクの端面の両面に共押出テープ材11a、11bを貼着しておき、フレームシール機におけるブランク端面の接合時の熱により前記テープ材によるブランク端面の被覆をするものである。フレームシール機に連動して、筒貼り直前にテープ材を貼着してもよい。
【0012】
前記ブランク端面へのテープ材11の接着の方法としては、熱ロール、ヒートシール、ホットエアーシール、フレームシール、超音波シール等の接着方法を用いることができる。この方法により、テープ材11を折り返すような作業が不要となり、工程の簡略化、さらには処理スピードの高速化が計れた。
【0013】
本発明におけるテープ材11の貼着の方法は、図1(b)および(c)に示すように、液体紙容器のカートンブランクのパネル5の内面側端面に、テープ材11aを所定の巾に貼り、テープ材11aの巾の一部は端部からはみ出した状態にする。次に、図1(c)または図4(b)に示すように、前記テープ材11aを貼ったブランクの端面外面にも、前述の内面端面へのテープ材11aの貼着と同じ様にテープ材11bを貼る。この際、表裏に貼着する2つのテープ11aおよび11bは、表裏の端部がずれることなく揃っていることが好ましい。多少のずれがあってもよいが、大きなずれがあると、後工程の胴貼りにおいて、テープがカールして完全な端面処理が困難となる。
【0014】
本発明におけるブランクの端部の両面に接着するテープ材11aと11bとは、必ずしも同巾でなくともよいが、できるだけ同巾の方が望ましく、また、テープ材としての巾は4 〜10mmの範囲であればよい。
また、テープ材11aおよび11bの厚さは、それぞれ30〜100 μmの範囲が望ましい。前記テープ材の厚さが30μm未満では後の胴貼り工程でカートンブランク10のバネル5をフレーム、もしくはホットエアーにより加熱した時にテープ材が収縮し、この収縮により、テープ材にピンホールを生ずるおそれがある。
また、前記テープ材の厚さが100 μmを超えると、胴貼り後、テープ材の貼り部において、外観が盛り上がった様になり、好ましくない。また、胴貼りの際、熱量が十分でないとテープ材に対する熱容量が不足し、その部分においてシールが弱くなるおそれがある。
【0015】
テープ材11aおよび11bのパネル5への接着位置は図4(a)及び図4(b)に示すようにテープ接着部w1 の部分で接着され、ブランク端部からはみ出した部分は、はみ出し部w2 とする。前記はみ出し部の巾は胴貼りの際、ブロッキングの原因ともなるので、できるだけ狭いことが望ましいが、端部処理に必要な巾との関係から、3 〜6mm の範囲が望ましい。また、カートンブランク10の上下部へのテーブ材11のはみ出し部分は、はみ出し部w3 、w4 とする。該上下のはみ出し部の長さは5mm 以下であることが望ましい。
前記テープ材11はパネル5の端部の表裏に貼られるが、図4(a)においては、その片側を例示した図である。前記ブランク10の端面の表裏にテープ材11を接着する場合、実際の接着工程においては、多少の貼りずれが生ずる。テープ材11aおよび11bの前記貼りずれは、3mm 以下にすることが望ましい。
【0016】
ブランク10の端面の両面にテープ材11を貼着する工程について、さらに、詳細に説明する。図6は、本発明におけるテープ材11の貼着の実施例を示す概念図であって、貼着機をその工程に従って、側面からみた図(M)であり、その下に、前記貼着機の各段階のブランク10の上面図(K)を連動して示したものである。
図6のM−1において印刷され、打ち抜かれたブランク10がスタッカー54に積まれる。次に、前記ブランク10が1枚ずつ、ブランク搬送コンベア53上に供給されると共に、第一の押出機50aから共押出しされたテープ材aがM−2において前記ブランク10のパネル5の端部内面5mに、加熱ロール55aによってその所定の巾が接着される。テーブ材11aのその他の巾は、ブランク端部からはみ出した非接着部とする。タイミングカッター56aにより、テープ材11aの後続部がきり離され、次いで、第二の押出機50bから共押出しされたテープ材11bが押出され、M−3において前記ブランクのパネル5の端部外面5nに、加熱ロール55bによってその所定の巾が接着される。内側に接着された共押出テープと同じように、テーブ材11bのその他の巾は、ブランク端部からはみ出した非接着部とする。次いで、タイミングカッター56bにより、テープ材の後続部が切り離される。そして、M−4において、前記内、外面テープの非接着部同士を加熱ロールcにより接着することにより、テープの接着を完了する。
【0017】
テープ材11aと11bとのはみ出し部を接着されたカートンブランクをフレームシール機にかけることによって、胴貼りされると同時に端面処理をすることができる。前記、テープ貼り加工の速度は、従来のような、ブランク端部へのコの字型被覆法と比較して、高速で加工できるので、テープ貼り機と胴貼り機とが連動可能となり効率のよい液体紙容器の端面処理、胴貼り加工ができるようになった。
【0018】
【実施例】
[実施例1]
1.8 リットル容量のゲーベルトップ型液体紙容器用のカートンブランクのパネル5の端部両面に、共押出しテープ材( 同巾8mm 巾) を巾3mm でシールし、はみ出し部巾を5mm とした。またカートンブランクの上下のはみ出し部は3mm 以内とした。この際用いた共押出テープは、中心層にポリエチレンテレフタレート樹脂、被覆層として、低密度ポリエチレン、中心層と被覆層との間に接着層として、エチレンエチルアクリレートを介在させた。テープ材11として総厚さを90μmとした。前記はみ出し部を熱ロールで接着した後、フレームシール機による同貼りをして。カートンスリーブを得た。
後熱ロールで圧着し、端面処理を施し、胴貼り工程を経て液体容器を得た。
【0019】
[比較例1]
実施例と同じカートンブランクのパネル5の端部片面に、前記実施例に用いたものとおなじテープ材(ただし、120 μm野厚さ) を貼巾3mm でシールし、その後、熱ロールで圧着し端面処理を施し、胴貼り工程を経て、液体用紙製容器を得た。
以上により作製した、実施例および比較例の液体用紙製容器の各接合部におけるピンホールチェックを行った所、実施例1では、トップ、ボトム、サイド部共にピンホールはなかったが、比較例1ではPEの収縮により端部へ十分テープ材が接着しておらずピンホールが多く存在していた。
【0020】
【発明の効果】
本発明の液体紙容器の端部処理方法を用いることにより、テープ材を折り返し、シールするという煩わしい工程を必要とせず、紙容器のブランク端面に予めその内外面にテープ材を貼着しておくことにより、フレームシール機においては、そのまま筒貼りすることにより、テープによる端部被覆がなされるため、装置が簡略化され、生産性の向上が達成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体紙容器の実施例を示す、(a)外観斜視図、(b)内面側から見た展開図、(c)X1 −X1 部断面図、(d)テープ材により端部被覆状態を示す断面図
【図2】図1の、(a)Y1 部拡大断面図、(b)図2(a)からテープを除いて示した図
【図3】本発明のテープ材の構成の説明図
【図4】本発明によるテープ貼り状態を説明する、(a)ブランクの内面側からみた部分図、(b)X2 −X2 部断面図、(c)テープの非接着部同士を接着させた状態の同じくX2 −X2 部断面図
【図5】本発明のテープ材の加熱及び接合部の被覆を示す、(a)加熱時の断面図、(b)端部被覆時の断面図
【図6】ブランクにテープ材を貼る方法に関する概略説明図
【図7】従来の液体紙容器の端面処理方法を示す断面図
【図8】従来の液体紙容器の端面処理に用いられているテープ材の材質例を示す図
【符号の説明】
P 液体紙容器
C キャップ
z ブランク断面
10 ブランク
11 テープ材
30 共押出テープ積層体
31 中心層
32 被覆層
40 スリットテープ積層体
41 基材層
42 熱接着層
50 押出機
51 押出しされたテープ材
53 ブランク搬送コンベア
54 スタッカー部
55 加熱ロール
56 タイミングカッター
100 ブランク
101 テープ貼り部
102 端部折返し部(ヘミング法)
103 端部削り・折返し部(スカイブ・ヘミング法)

Claims (1)

  1. 紙を基材とする積層体からなるブランクを成形してなる液体紙容器の、前記ブランクを筒状またはスリーブ状に成型する際の前記ブランクの端部同志の接合部分のブランク端面を、共押出し法により製膜され、中心層と該中心層を被覆する被覆層からなり、断面が存在しない構造であり、前記被覆層が、前記液体紙容器の最内面層と熱接着性を有する樹脂により構成されたテープ材により被覆してなる液体紙容器の端面処理方法であって、前記ブランクの接合時に内面に重合されるブランク端面内面および外面の両面に前記テープ材をそれぞれ接着し、前記いずれの面の接着においても、前記テープ材の所定の巾を接着して接着部を形成し、前記所定の巾以外はブランク端部からはみ出した非接着部とし、次に、前記テープ材の非接着部同士を加熱ロールにより接着することにより前記テープ同士を接着し、ついで、該非接着部同士を熱融着したブランクを同一工程であるフレームシール機にかけて胴貼り工程を経る際、胴貼りのためのフレーム熱等により、前記テープ材の前記非接着部、前記ブランクの接合時に重合される他の端面内面に熱接着することにより、ブランクの端部断面を被覆することを特徴とする液体紙容器の端面処理方法。
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